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崖の上のポニョ・・・・・評価額1550円
2008年07月20日 (日) | 編集 |
「芸術は爆発だ!」と言ったのは岡本太郎だったが、「崖の上のポニョ」は正しく宮崎駿のイマジネーションの爆発だ。
物語そのものは、よく知られているアンデルセンの「人魚姫」をベースに、アレンジを加えた物だが、なによりも最初から最後まで文字通り津波のごとく押し寄せる、アニメーションの洪水に圧倒される。

岬の崖の上の家に暮らす5歳の宗介(土井洋輝)は、ある日海岸で瓶に詰まってしまった赤い魚を見つける。
ポニョ(奈良柚莉愛)と名づけられたその魚は、不思議な魔法を持っており、宗介とポニョはお互いを好きになる。
実はポニョは、元人間の海底人フジモト(所ジョージ)と母なる海グランマンマーレ(天海祐希)の子供で、フジモトは隙を見てポニョを海に連れ戻してしまう。
宗介に会いたいポニョは、たくさんの妹たちの助けを借りて逃げ出し、魔法で人間の女の子にばけて嵐と共に地上に戻るのだが・・・・


「となりのトトロ」以来、二十年ぶりのキッズアニメという事で、宮崎駿の原点回帰と見る向きもあるようだが、事はそう単純ではない。
確かにシンプルなストーリーライン、動きと色彩の楽しさが詰まった表現、ここしばらくの作品よりも格段に年少の主人公など、「子供向け」を示唆する要素には事欠かない。
しかし、一見肩の力を抜いた小品にも見えるこの作品の、破壊的なエネルギーはどうだ!
宮崎駿は一時間四十分の間、まるで何かに取り憑かれたかの様に、ひたすらカリカチュアし、描き、ブレーキを失った動輪の様に、画を動かし続ける。
その表現の強さは明らかに物語の枠組みを破壊し、そこに配された多くの思わせぶりな設定には殆ど何の解決も示されないまま、映像の津波に押し流される。
いわば軽自動車の車体に800馬力のF1エンジンを載せた様な、パワフルではあるものの、恐ろしくアンバランスなこの作品には、「となりのトトロ」に見られた心地よい調和は無い。
いや、正確に言えば「トトロ」で見られたコンパクトに纏まろうとする牧歌的御伽噺の楽しさと、「ハウルの動く城」の様な拡散する物語の破綻が、モザイクのように合体しているのである。
その意味で、この作品は原点回帰どころか、2008年の宮崎駿にしか作れない作品であると言えると思う。

私は、アニメーションの持つ「止まった画を動かす」という魔法の力を再発見でもしたかのように、夢中になって映像を疾走させる宮崎駿のパワーに圧倒されてしまった。
物語はある程度しっかり考えた形跡はあるものの、描いている内にどうでも良くなってしまったのか、設定だけされて途中から忘れ去られている部分が多くある。
これは、プロットからきっちりとした脚本を経ずに、いきなり画コンテを書き始めるという宮崎スタイルの明らかな弊害だと思うが、それでも意図した事はある程度読み取れる。
最初わりとゆったりとスタートする物語は、宗介に会いたいというポニョの一途な思いと共に怒涛の疾走をはじめ、それはやがて宗介とポニョの二人による、母リサを捜す冒険の旅へと姿を変える。
共にその基本になっているのは、大切な誰かと会いたい、守ってあげたいという素朴な心だ。
互いを思う子供たちの心が生んだ冒険は、レイモンド・ブリックスの絵本を思わせるパステル風の背景の中に、恐ろしく緻密かつ大胆に描きこまれた動画として表現され、それはまるで、宗介とポニョの生命力がそのままフィルムに焼き付けられたかのような、清々しいエネルギーをスクリーンから発散させる。
そういえば、この冒険のシークエンスには、未来への希望を表現したユージン・スミスの有名な写真「楽園への歩み」からインスパイアされたと思しき印象的なカットもあった。

一方で、宗介の通う保育園の隣には、介護施設があり、そこには人生の終わりに差し掛かった車椅子の老婆たちが暮らしている。
物語の終盤で、彼女らが宗介たちの試練の立会人となる、海底の不思議な泡の中は、生命が再生される母なる海の竜宮城、常世の世界のイメージなのかもしれない。
またポニョの魔法で大きくなったおもちゃのポンポン船で、リサを探す航海の途中、宗介とポニョが出会うのは、彼らの近い未来の姿かもしれない、赤ん坊を抱いた若い夫婦
魔法の力で人間になったポニョは、この時の母親とのやりとりで初めて地上の命の仕組みを知るのである。
このシーンは、物語上明らかに異質で、他の部分とのつながりも無く、おそらく明確な意図をもってここに配されているのだと思われる。
生命にあふれ、未来に突き進む宗介とポニョ、それに対して物語の背景にさりげなく配された、生と死が循環するライフサイクルのイメージは、年少の観客には読み取りにくいだろうが、この作品に深みを与えている。

宗介役の土井洋輝と、ポニョ役の奈良柚莉愛の二人の子役の芸達者振りに驚かされるが、総じてキャラクターの声のマッチングはまずまずだった。
声に本職の声優ではなくて、実写の俳優を当てるやり方には賛否があると思うが、少なくとも主要人物の声から露骨に俳優の顔が浮かんでしまった「ハウル」よりは好感が持てる仕上がりだ。
特に、なぜか3ナンバーの軽自動車で峠を爆走する、走り屋(笑)の肝っ玉母さんを演じた山口智子は爽快で良かった。
でも、サンドイッチを食べながら、片手運転で攻めるのは、危ないのでやめましょう(笑

「崖の上のポニョ」は、今年67歳の宮崎駿が、彼の中の生命力を宗介とポニョに託してスクリーンで炸裂させたイマジネーションの爆弾であり、2008年時点での集大成と言える。
この中には「ラピュタ」で描かれた異世界のビジュアルの楽しさがあり、「トトロ」の童心、「もののけ姫」の疾走感、「千と千尋」の神秘性、そして「ハウル」の破綻までもが取り込まれている。
シンプルな物語と、ワクワクする世界観、美しくアニメーションの楽しさにあふれた映像は文句なしに楽しめるが、巨匠宮崎駿に高い完成度や思慮深く落ち着いたメッセージを期待した人には、少々エキセントリック過ぎるかも知れない。

今回は、母なる海の様な美しいカクテル、「ブルーシャンパン」をチョイス。
シャンパングラスに青の素となるブルーキュラソーを1tsp落し、そこにシャンパンを注ぐ。
カットフルーツをグラスの縁に飾って完成だ。
ブルーキュラソーのオレンジの風味が爽やか。
短めな割りに、結構お腹いっぱいになる宮崎映画の後は、すっきりしたシャンパンで喉を潤したい。

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コメント
この記事へのコメント
こんばんは
堪能しました。やっぱり宮崎駿は凄い。
たしかに説明不足な部分はありましたが、それらは映画の本主題とは関係ない部分だったのであまり気になりませんでしたね。というか、説明不足な部分は映画を観ながら勝手に想像してしまったので、感想を書くまでその点に全く気付きませんでした(笑)。

>「止まった画を動かす」という魔法の力を再発見
僕もそれは感じました。純粋なアニメーションの力を久しぶりに感じましたね。
2008/07/20(日) 21:16:50 | URL | えめきん #-[ 編集]
こんばんは
>えめきんさん
良くも悪くも宮崎駿はアニメーターなんだなあという事を再認識させられた映画でした。
アニメーションの動きや世界観は圧巻。
しかし私的には物語のディテール処理の雑さは少し気になりました。
まあ「ハウル」のぶっ壊れっぷりに比べたら、こちらはかわいいものでしたけど。
子供はもっとピュアに楽しめるかもしれませんね。

2008/07/20(日) 23:09:39 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
こんばんは
ノラネコさん こんばんは^^
映像の津波・・・あの押し寄せる生きた海の描き方と
追いかけっこするリサの暴走車のシーンとかドキドキワクワク
心が躍ってました(笑)
片手運転やよそ見運転は、やめましょう・・・とも思いましたけど(爆)
赤ちゃんを連れた夫婦とのやりとりを通して、ポニョが何かを感じとったシーンが
印象的に残りますね。
でも全体を通して考えると埋没しちゃうのがちょっと残念な気がしました。




2008/07/21(月) 01:15:28 | URL | にゃんこ #2sQQXnjA[ 編集]
こんにちは♪

>原点回帰どころか、2008年の宮崎駿にしか作れない作品
ボクは宮崎監督にメッセージ等よりワクワクする世界観を
求めてるところが大なんで前者の考えでしたね。
でもノラネコさんのを読ませてもらって後者の思いにもなる
ほどと納得させられました♪ (゚▽゚)v
2008/07/21(月) 12:00:02 | URL | 風情♪ #s8w929I6[ 編集]
すごいレビュー
うーむ。すごい。。書きたいこと全て書かれてしまった感があります。どおしよお・・激しく同意です。
2008/07/21(月) 19:26:59 | URL | 朱色会 #-[ 編集]
こんばんは
>にゃんこさん
あれ、予告編では普通に巨大化した魚だと思ってたんですけど、まさかああいう表現だったとは!
いやあ67歳の巨匠のイマジネーションのパワーに圧倒されました。
勢いあまって、肝心の部分まで押し流しちゃった様な気もしますが、これほどパワフルな映画はそうそうあるものではありませんね。
インパクト絶大な作品でした。

>風情♪ さん
原点回帰しようとしたのかもしれませんが、結局もう作れなかったのではないかと思います。
人間は変わるものですから、20年前とは考え方も同じではないでしょうし、そもそもこの世界そのものが大きく変わっていますよね。
まあそれでも、子供の観客とストレートに向き合ったという点では、十分原点回帰なのかもしれません。

>朱色会さん
ありがとうございます。
この作品に関しては、まだまだ書き足りないのですけど、きりが無いのでやめました。
映画ファン同士でこの映画を観たら、ずいぶんと語らえる作品だったと思います。
2008/07/21(月) 22:00:42 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
こんばんは。
こんにちは。

この作品、ノラネコさんがどう評されるか、
とても楽しみに待っていました。

あいかわらず見事なレビュー。
なかでも
>「ハウルの動く城」の様な拡散する物語の破綻
には、膝を打つしかありません。

>なぜか3ナンバーの軽自動車

あっ、ぼくはこれは
3ナンバーという意味でなく
選択が許されるようになった4桁の方のナンバー、
その一部と思って観ていました。
で、長嶋一茂→長嶋茂雄の連想による遊びかと(笑)。

ところで、
あのトンネルでなぜポニョが苦しくなったか、
ここが今ひとつ謎なのですが、
ノラネコさんはどう思われますか?
2008/07/21(月) 23:50:25 | URL | えい #yO3oTUJs[ 編集]
こんにちわ~
ノラネコさん♪
面白くなかったわけではないのですが・・・ちょっと辛口になりました。
この映画が持つわくわくな感じとか、絵本を読んでいるような気分とかは楽しめたのですが、なんせストーリーにかなりの違和感を覚えてしまい・・・。
でも同じ破綻という意味では「ハウル」はなぜか許せるんですよね。おかしな話だ(苦笑
素直に観れている子どもたちが羨ましかったですー。
2008/07/22(火) 09:20:49 | URL | ななな #7qDEbzaw[ 編集]
こんにちは!
じっくり読ませて頂きました~
流石ノラネコさんですね~素晴らしいレビューを堪能致しました。
『この中には「ラピュタ」で描かれた異世界のビジュアルの楽しさがあり、~そして「ハウル」の破綻までもが取り込まれている。』
まさにそうですね~(目からウロコ)
子ども向けの作品のようで、少しだけ違和感があったのですが、、、宮崎監督のイマジネーションの爆発に圧倒されたのかも・・・
ですが!単純なわたしなので、「ポニョ可愛い~♪」で、この作品
がお気に入りになりました(笑)
2008/07/22(火) 16:36:15 | URL | 由香 #-[ 編集]
こんばんは
>えいさん
>長嶋一茂→長嶋茂雄
ああ、なるほどそっちの3ナンバーですね。
言われてみれば、確かに(笑
>あのトンネルでなぜポニョが苦しくなったか、
>ここが今ひとつ謎なのですが、
私はあのシーンで「千と千尋」を思い出しました。
宮崎さんにとって、トンネルは異界への入り口なのではないでしょうか。
そして彼にとっての異界は、この映画でも描かれている通り、生と死が混濁とする、命の根源のような世界。
ポニョにとっては彼女がやってきた世界でもありますよね。
トンネルのシーンで彼女が魚に戻ってしまった事からも、あれは常世へ通じる道、ポニョにとっては今の生から逆戻りする道だったからではないでしょうか。

>なななさん
たしかに、物語を追おうとすると未解決の部分が気になってしまいますよね。
たぶん、ですけど、宮崎さんの言わんとしたことは、この世界に「ポニョ、宗介が好き~!」という気持ち以上に大切な事など何も無いという事だったのではないでしょうか。
映画の作劇として正解かどうかは疑問ですが、宗介とポニョの運命に感情移入して夢中になって観てる子供たちの方が楽しんでいるのでしょうね。

>由香さん
ハウルは途中まで圧倒的に面白かったのに、最後に監督すらどうしたら良いのか分からなくなって、空中分解してしまった感じでした。
これは同じように世界そのものはぶっ壊れているのですが、真になる部分はぶれていないので、観やすかったと思います。
宗介とポニョのお互いが好きという気持ち、お母さんに会いたいという気持ちは、世界がぶっ壊れようがどうなろうが、決して変わらないというメッセージは届きました。
2008/07/22(火) 20:37:16 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
はじめまして
ポニョ検索で寄らせてもらいました。
いや~素晴らしいレビューですね!読んでいて何度も「オオッ!」と声を上げてしまいました。特に「おもちゃのポンポン船で~彼らの近い将来の姿かもしれない。赤ん坊を抱いた若い夫婦。」と「魔法の力で人間になったポニョは、この時の母親とのやりとりで初めて地上の命の仕組みを知るのである」には目からウロコです。そういう意味があったんですね、あのシーンには・・なるほど。

冒頭の「共にその基本になっているのは、大切な誰かと会いたい、守ってあげたいという素朴な心だ」という文章が、個人的には一番心に響きました。大人になって失いつつある無邪気で素朴な心が、この映画で少しだけ思い出せたような気がします。

長くなってすいません。またお邪魔させてくださいね。
あと他の記事も凄そうなので、読ませてくださいまし・・・
2008/07/23(水) 02:13:03 | URL | じゅんたろう #-[ 編集]
こんばんは
>じゅんたろうさん
はじめまして。
大人目線で観るか、子供目線で観るかでかなり印象が違う作品でしょうね。
私はもうピュアな視点は失っているので、大人目線の分析から宮崎さんが宗介とポニョに託そうとしたものにたどり着きました。
正直、五歳の時に観たかったです(笑
物語的には破綻してると思うのですが、その壊れた部分も含め色々裏読みしても面白い作品だと思います。
2008/07/23(水) 23:39:31 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
コメントありがとうございました
最近のジブリ作品にはガッカリさせられることも多かっただけに、今回のコチラは観てしごく嬉しかったです!

現在、人間や地球上のあらゆる生命が忘れてしまっている、あふれんばかりの生命力というものを思い出させてくれるパワーがありましたよね~

たしかに、脚本はかなり雑なのですが、ノラネコさんのおっしゃるとおり絵の力が強く、そこで魅せられて訴えてくるものがありますよね!
2008/07/24(木) 14:29:30 | URL | コブタです  #-[ 編集]
こんばんわ
『洪水』とか『イマジネーション』とか・・・
ノラネコさんが使っている表現と、ウチで書いた記事の表現と
カブっている部分がいくつもあって焦りました(汗)。

決してパクってません(苦笑)。

それはさておき。
限りなくシンプルなアニメーションの原点にかえりながら、
そこから感じるエネルギーと迫力は凄まじかったです。
まるで気圧されたように涙が垂れてしまいました・・・。

素朴なものを目指す思いと、内に秘める爆発的なパワーを
融合させた・・・まさに今だからこその宮崎アニメという印象です。
2008/07/24(木) 23:08:28 | URL | 睦月 #-[ 編集]
67歳、まだ現役
ノラネコさんこんばんわ♪TB有難うございました♪

ハリウッドでも今年シルベスター・スタローンやハリソン・フォードといったじっちゃま俳優がエネルギッシュな姿を見せてくれましたが、67歳の宮崎駿もアニメ界ではまだまだ現役を思わせるイマジネーションの広さとエネルギッシュ溢れる作品を作れる辺りが凄いと感じてしまいますね。

凄いと言えば自分は本作の手描きアニメーションに特に目を奪われてしまいましたね。冒頭のクラゲの大量発生から、荒々しくも生き物のようにうごめく津波の動き1つ1つ手描きなんだなと思うと、改めてジブリスタッフの技術の高さに感心してしまうと同時に気が遠くなるような作業だったんじゃないかな~と感じてしまう。・・・・影の功労者にお疲れ様です・・・とか言いたくなってしまいますw
2008/07/25(金) 00:52:39 | URL | メビウス #mQop/nM.[ 編集]
こんばんは
>コブタさん
私も「ハウル」と「ゲド」にはかなりがっかりさせられました。
今回のは正直なところ、期待半分だったんですよね。
宮崎駿はもうピークを過ぎたのではないかと。
結果的には良くも悪くもこれがピークだよ!文句あるか!というような作品になっておりました。
このパワーには驚かされます。

>睦月さん
まあ実際洪水しまくってましたし・・・(笑
画がそのまま印象につながってる作品でしたね。
その意味でまさにこれはアニメーションであって、画が全てを語っているのかもしれません。
半分狂気に足を突っ込んでる気もしますが、凄みのある作品でした。
宮崎作品でこれほどの凄みを感じたのは「もののけ姫」以来でした。

>メビウスさん
日本のアニメはある意味で画を動かさない事で独自の進化を遂げてきたのですが、それに大して真っ向から動かす事の楽しさを掲げた作品でした。
現在の深夜TVアニメが30分枠で約3千~4千枚。対してこちらは一時間40分で17万枚ですからね。
どれほど贅沢な作りなのかわかります。
日本のアニメに対する巨匠からの問いかけですね、これは。
2008/07/25(金) 01:37:46 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
ぽにょにょにょー
こんばんは☆
映像の迫力は物凄いパワーがありましたよね。
とってもシンプルなのになんでこんなに圧倒的なんだろうって思ってました。
作り上げるパワーも圧倒的だけど、おっしゃる通り、俄然壊すパワーの方が誰だって出しやすい。笑
常識や概念を壊す。そういう意味でふかーい海のような問いかけがありそうだなって、ノラネコさんのレビューを拝読して思いました。
ワタクシは映画を見る視点が人様とずれてるので、アニメはあまり見ないのですが(耳からの情報(音楽など)にこだわってたりするんで)、ジブリが紹介してくれる世界のアニメーションなら結構観てるかな。チェブラーシカもそそそっと観にいってきますー。
2008/07/30(水) 23:13:12 | URL | シャーロット #gM6YF5sA[ 編集]
宗介と同い年の娘が、ワクワクしながらスクリーンを見つめる顔を横目に、私も楽しく見てきました。
私の、ジブリ作品の中で1番好きな映画になりました。ワクワクは満載でも、変にハラハラドキドキしない所が好き。(笑)ワクワク・楽しい~!だけで2時間弱過ごせるって幸せ。あのイマジネーションは、ホント圧巻でした!

監督は、世代的にも実際には、きっと育児不参加タイプだったんでしょうね~。あんな5歳男児、いたら私も欲しいです。(笑)若夫婦にポニョたちの未来を重ねる見方は、素敵ですね♪私は、赤ん坊を覗き込むポニョが、自分の「生」を見つめた瞬間!?と感じました。更に縦に想像が膨らみますね♪ポニョ母が「もともと私たちは泡から生まれたから」と、ポニョの自由を受け入れ見守る姿がとても好きです。私たちも、もともとは泡みたいなものなのでしょうね。良い意味で、肩の力が抜けて見れる映画でした。

あれだけ動きの素晴らしいアニメなのに、どこかで絵画っぽい印象も・・・。「耳をすませば」の井上直久さんの絵も個展で拝見した時に、自分が絵の中に引き込まれる気がしましたが、ポニョの水中の町の様子や、靴の周りを泳ぐ魚を見ている内に自然と私も水の中に・・・。きっとどのシーンも綺麗で、ず~っと眺めていたい感覚が絵画っぽい印象も与えてくれたのかな、と思います。家でも眺めていたので、珍しくDVDゲットかな~?
2008/07/31(木) 15:40:02 | URL | にか #xIzTIQt2[ 編集]
こんばんは
>シャーロットさん
宮崎さんは今の世の中をぶっ壊したいと思ってるのかもしれませんね。
その上で、宗介とポニョによる世界の再生。
う~ん、そう考えるとこれが世界の崩壊と再生の叙事詩に見えてきます。
ワーグナーっぽさも納得です(笑

>にかさん
ええ、にかさんのお子さんはもう5歳!?
時のたつのは速いですねえ。
赤ちゃんの時の写真を見たのがついこの前のような気がします。
彼女はこの映画、どんな風に思ったんでしょうね?
やっぱり宗介やポニョになりきってたんでしょうか。
画力は本当に凄いですね。
「ゲド戦記」がややラフだっただけに、余計に力を感じます。
私もスクリーンの中の世界がこっちに侵食して来て、取り込まれるような感覚を覚えました。
これほど贅沢に画を描きまくってるアニメは、現在の日本アニメ界ではちょっと考えられないと思います。
制作体制も含めて、宮崎さんならではの作品かもしれませんね。
2008/08/01(金) 00:24:59 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
こんばんは
すばらしいレビューでした。
あの船上の親子の含意についてはなるほどそう観るかと感心です。
が、なによりも「夢中になって映像を疾走させる」というところにこの映画の本質はありますね。

TBさせていただきましたが、ワタシももっとまじめに書けばよかったかも。。
2008/08/03(日) 01:53:25 | URL | manimani #3JGacFHI[ 編集]
こんにちは
ノラネコさん、こんにちは!

>「止まった画を動かす」という魔法の力を再発見
昨今のCGアニメは上手く言えないですのですが、動きをシミュレートすることが重視されているような気がします。
どれだけリアルにできるかというような。
けれども本作での宮崎監督のアニメーションの表現はノラネコさんが書かれているように、あらためて「画が動く」ことへの驚きを感じました。
そこにあるのはリアルさではなく、イマジネーションなんですよね。
水を生き物に見立てたり、デフォルメのついた画だったり動きだったり。
溢れて出てくるような宮崎監督のイマジネーションに堪能させてもらいました。
2008/08/03(日) 17:20:43 | URL | はらやん #-[ 編集]
こんばんは
>maimaiさん
あの船の親子のシーンは、たぶんテーマと深くかかわっている部分だと思うのですよ。
あそこだけ作品のトーンから浮いていたようにも感じますし。
何にも考えずに突っ走ってる様でいて、何気なく深いものを仕込んでるあたりが巨匠のいやらしさです(笑

>はらやんさん
CGに関しては色々な方向性がトライされていて、確かに一部にはリアリズムを極めるベクトルのものもあります。
ただ、ピクサーの「レミー」のエンドクレジットに「100%手付けアニメ」という文章があったみたいに、結局のところハンドメイドの領域というのは手描きアニメとそれほど変わらなかったりもするのですけどね。
宮崎さんの場合、キーボードとマウスよりも、やっぱり筆とペンで描きたいんだああ!という思いが突っ走っているのは感じました。
たぶん、彼とそのスタッフのスキルになると、殆ど何を表現するのにも、直接描くのが一番速い、という事にもなるのでしょう。
2008/08/03(日) 23:08:04 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
ノラネコさん、暑中お見舞い申し上げます。

>宮崎駿にとってトンネルは異界への入り口
うん、私はもっと、産道とか、子宮へ向かう道、のように思ってたりします。
“母親の子宮”という直接的なものだけじゃなくって、
“創造すること”にとっての産みの苦しみ、というのもあるのかなって思ったり。
もっともっと原点回帰、もっともっと子供に戻ろう、宮崎作品のそういうところが単純に好きです。
2008/08/13(水) 13:28:35 | URL | とらねこ #.zrSBkLk[ 編集]
こんばんは
>とらねこさん
たぶん、宮崎監督の中では、常世と子宮はつながっている様な気がします。
命が死んでゆき、また生まれてくる場所。
だからポニョにとっては産道は同時に、生を持つ前の状況=死のイメージでもあったのではないかと思います。
もっと想像力をめぐらせると、嵐の後はこの映画の世界そのものが
常世化しているという気もするのですが。
2008/08/14(木) 00:30:36 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
はじめまして。
ANDREといいます。

とても興味深く記事を拝見させていただきました。
自分はどうしても受け入れがたい場面がちらほらあったので
心の底から楽しめなかったのですが、
それでもワクワクしながら最後まで観れたので
何か分からないパワーのある作品だと思ってましたが、
コチラの記事でそれが少し分かった気がしました。

あと、山口智子の声が期待以上に良かったですね。
かつてドラマなどで見ていたイメージとも合う役で
ちょっと懐かしかったです。
2008/08/14(木) 01:06:19 | URL | ANDRE #-[ 編集]
こんばんは
>ANDREさん
ご訪問ありがとうございます。
パワフルな映画でしたね。
正直突込みどころは多い作品だと思うのですが、中心の部分でぶれていないので、比較的観易かったと思います。
私はハウルのキャスティングがかなりポイント低かったのですが、今回はまずまずでした。
2008/08/14(木) 23:26:51 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
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「崖の上のポニョ」は宮崎駿監督4年ぶりの新作で、海に住む魚のポニョが海を冒険中に少年に助けられて人間を好きになるが、ポニョの育て親に再び連れ戻されるが再び兄弟の助けを得て少年に会いに向かうストーリーである。宮崎監督4年ぶりの作品という事で公開前から大き...
2008/07/21(月) 11:29:04 | オールマイティにコメンテート
 日本  アニメ&ファミリー&ファンタジー&ドラマ  監督:宮崎駿  出演:(声の出演)      山口智子      天海祐希      所ジョージ 【物語】 海辺の小さな町で崖の上の一軒家に暮らす宗介はある日、頭がジャム の瓶にはまり困っていたさかな?...
2008/07/21(月) 11:48:22 | 江戸っ子風情♪の蹴球二日制に映画道楽
JUGEMテーマ:映画 2008年7月19日 公開 ポニョさん はしゃぎすぎ 久しぶりの宮崎アニメを堪能いたしました。 『ハウルの動く城』から4年ぶりなんですねぇ。 日本を代表するアニメ作家の宮崎駿が原作・脚本・監督した話題の新作。 映画?...
2008/07/21(月) 16:44:40 | UkiUkiれいんぼーデイ
監督・原作・脚本:宮崎駿   声の出演:山口智子、天海祐希、所ジョージ 他 海の側の崖の上に住む5歳の宗介は、ある日海で空き瓶にハ...
2008/07/21(月) 17:40:24 | Sweet*Days**
魚の子なのか女の子なのか、はたまた魚の女の子なのか!? 色んな?が浮かんでは消える、 ジブリならではの不思議なファンタジー、『崖の上のポニョ』 崖の上のポニョ イメージアルバム ポニョの七変化は可愛かったり、キモカワだったり、不気味だったり。 生き物のよう...
2008/07/21(月) 19:25:04 | 試写会帰りに
鑑賞日:08.07.21 鑑賞場所:シネマ・イクスピアリ ポ~ニョポニョポニョ魚の子♪ <ストーリー> (cinemacafeより引用)  海辺の小さな町。崖の上の一軒家に住む5歳の少年・宗介(土井洋輝)はある日、クラゲに乗って家出したさかなの子・ポニョ(奈良柚...
2008/07/21(月) 20:19:38 | けちけちオヤジのお気楽ダイアリーズ
今週はハッピーマンデー付きの3連休なので、二日連続オールナイト敢行のシネコンたち。 一日目は、前作「ゲド~」でズッコケたスタジオジブリの反撃作。 やっぱり宮崎駿が監督しないと、ダメなのねーーー。
2008/07/22(火) 03:59:22 | ★☆ひらりん的映画ブログ☆★
  生まれてきてよかった。   ■海辺の小さな町で崖の上の一軒家に暮らす宗介はある日、頭がジャムの瓶にはまり困っていたさかなの子・ポニョを助け出す。ポニョはクラゲに乗って家出してきたところだった。それ以来、彼らは互いを好きになる。しかし、ポニョはある時
2008/07/22(火) 05:56:22 | 唐揚げ大好き!
ポーニョ、ポーニョ、ポニョ
2008/07/22(火) 09:18:25 | 映画を観たよ
☆最初に言っておくと、私は、『ポニョ』を愛してます^^          ◇   ◇ 宮崎駿監督は、もう往年のパワーは持ち得ないと思っていた。 私が考えるところの問題点は二つで、   1・あまりにもビッグバジェットとなってしまった宮崎作品は、    多?...
2008/07/22(火) 22:48:56 | 『甘噛み^^ 天才バカ板!』
【映画的カリスマ指数】★★★★☆  宮崎マジック!イマジネーションワールド  
2008/07/23(水) 00:40:00 | カリスマ映画論
「ポ~ニョ、ポ~ニョ、ポニョ、さかなのこ~」 のポニョを見に行ってきました! 少し前に見に行った「インディジョーンズ クリスタルスカル」の上映前の予告でやっていた、この映画のポニョの見た目の愛くるしさと、 「生まれきてよかった。」 というキャッチフレー...
2008/07/23(水) 02:12:05 | じゅんたろうレター 
(2008年・東宝/監督:宮崎 駿) アニメーションの天才・宮崎駿の4年ぶりの新作。 モチーフは、アンデルセン童話「人魚姫」だが、単に、“人間になりたい魚と人間との交流”という設定
2008/07/23(水) 02:22:14 | お楽しみはココからだ~ 映画をもっと楽しむ方法
海辺の小さな町。 崖の上の一軒家に住む5歳の少年・宗介は、家出したさかなの子・ポニョを助ける。 「ぼくが守ってあげるからね」。 そんな宗介のことを好きになったポニョは、一度は海の中へ連れ戻されるが、「人間になりたい!」と再び宗介のいる人間の世界を目指す?...
2008/07/23(水) 09:46:28 | 象のロケット
ついに夏休み期間に突入です。平日の空いてる映画館に慣れてる私としてはこの期間ってけっこう辛かったりして、この超話題作もいつ観ようかと悩んだのだけど、とりあえず親子連れの激しく多い日曜は避けるとして、あとはいつ行っても同じような気もしたからそれなら初日で...
2008/07/23(水) 10:21:37 | カノンな日々
妹キャラに萌える..というと語弊がありますがw
2008/07/23(水) 10:57:59 | ぁの、アレ!床屋のぐるぐる回ってるヤツ!
上映スクリーン数: 481オープニング土日祝興収: 15.7億円宮崎駿監督「千と
2008/07/23(水) 21:42:31 | 映画コンサルタント日記
崖の上のポニョ 監督 宮崎駿 日本 2008
2008/07/23(水) 22:32:34 | Blossom Blog
「崖の上のポニョ」★★★ 宮崎駿 監督、2008年、101分 山口智子 、天海祐希 、所ジョージ 声の出演 「ポーニョ ポーニョ ポニョ さかなの子 青い海からやってきた ポーニョ ポーニョ ポニョ ふくらんだ まんまるおなかの女の子」 久々に混んだ劇場...
2008/07/24(木) 07:34:12 | soramove
何をどう描いても必ず話題にのぼり注目を浴びる、宮崎駿監督・最新作「崖の上のポニョ」を観てきました。一言でいうと、あのTV(主に日テレ)で流れまくっている「♪ポォ~ニョポニョポニョおんなぁのこ~♪」のメロディの印象まんまの作品でした。イタズラ好きの好奇心...
2008/07/24(木) 12:24:40 | 紫@試写会マニア
ジブリ風味の人魚姫! 久しぶりに、やさしさと暖かさと自然への深い愛に満ちたジブリな世界を楽しめました! もののけ姫、ナウシカとか...
2008/07/24(木) 14:35:36 | コブタの視線  
☆「崖の上のポニョ」 監督:宮崎駿 声の出演:土井洋輝、奈良柚莉愛、山口智子、長嶋一茂、天海祐希、所ジョージ、柊瑠美、矢野顕子、吉行和子、奈良岡朋子、羽鳥慎一、つるの剛士 崖の上の一軒家に住む5歳の少年・宗介は、ある日、クラゲに乗って家出したサカナの女...
2008/07/24(木) 15:32:13 | りんたろうの☆きときと日記☆
脚本・監督:宮崎駿 かなり前から予告で流れていて、歌がずっと耳について離れませんでした。やっと公開です! 「ヘルパーの仕事をする母リサと船乗りの父耕一と三人で崖の上の家に住む五歳の宗介。 ある日、海で拾った金魚・・のような魚をポニョと名付けて可愛
2008/07/24(木) 17:45:08 | 日々のつぶやき
「♪ポーニョ ポ~ニョ ポニョ さかなの子」ってな感じで、7/19は全国で『崖の上のポニョ』旋風が巻き起こる中、『百万円と苦虫女』と『たみおのしあわせ』の舞台挨拶をはしごしたので出遅れ(爆)まぁ~蒼井優ちゃんと映画で共演できたし、見たことないくらい饒舌なオダ?...
2008/07/24(木) 18:14:52 | |あんぱ的日々放談|∇ ̄●)ο
「♪ポーニョ ポ~ニョ ポニョ さかなの子」ってな感じで、7/19は全国で『崖の上のポニョ』旋風が巻き起こる中、『百万円と苦虫女』と『たみおのしあわせ』の舞台挨拶をはしごしたので出遅れ(爆)まぁ~蒼井優ちゃんと映画で共演できたし、見たことないくらい饒舌なオダ?...
2008/07/24(木) 18:15:36 | |あんぱ的日々放談|∇ ̄●)ο
明日(19日(土))公開の「崖の上のポニョ」(←関連サイトです)は、「ハウルの動く城」以来4年ぶりの宮崎駿監督アニメ新作で、いずれ見てきたいと思います。 昨年の春NHKの「プロフェッショナル」という番組で、その製作風景取材を見ましたが、今回CGを用いず...
2008/07/24(木) 22:00:06 | 映画:AOLブログトーク
【監督】宮崎駿 【声の出演】山口智子/長嶋一茂/天海祐希/所ジョージ/土井洋輝/奈良柚莉愛/柊瑠美/矢野顕子/ 吉行和子/奈良岡朋子 【公開日】...
2008/07/25(金) 00:24:47 | シネマをぶった斬りっ!!
Gake no ue no Ponyo (2008) Director : 宮崎駿 Cast : 山口智子, 長嶋一茂, 天海祐希, 所ジョージ Genre : ファミリー/ファンタジー/ドラマ Runtime : 101分 配給 : 東宝 参考リンク → allcinema / IMDb / goo 公式サイト → http://www.ghibli.jp/ponyo/ ...
2008/07/26(土) 11:54:56 | RE:ねこのうたたね
5歳の少年が、さかなの子ポニョと出会う物語です。
2008/07/26(土) 14:04:35 | 水曜日のシネマ日記
「崖の上のポニョ」を観てきました~♪ 海辺の街、崖の上の家で暮らす宗介(声:土井洋輝)は、ある日ジャムの便にはまり込んだ魚の子ポニョ(声:奈良柚莉愛)を助け出す。お互いに惹かれあう宗介とポニョだったが、ポニョの父親に手によってポニョは海に連れ戻されて...
2008/07/27(日) 07:06:36 | 観たよ~ん~
オカンとポニョと、時々々々オトン(父親の必要性薄) 【Story】 5歳の少年宗介はある日、浜でさかなの子ポニョと出会うことでその寂しさも...
2008/07/28(月) 15:24:43 | Memoirs_of_dai
「崖の上のポニョ」は、幼い子供と親子の愛をテーマにしたアニメ。家出をしたさかなの子ポニョが、5歳の少年・宗介と出会ってお互いが...
2008/07/30(水) 13:06:54 | miko\'s blog
先週の日曜日に「崖の上のポニョ」を観てきました。絵もストーリーも、まるで絵本のようでした。 ポニョ、かわいかったです[E:shine]一緒に観に行った5歳の娘も、大満足だった様子。「ポニョ、宗介、好き
2008/07/30(水) 20:42:21 | windy\'s note
たけくまさんの第二弾レビュー ポニョ2回目 を読んだらもう見ざるを得ないじゃないですか。 臨終間際のポーニョポニョだなんて言われ...
2008/07/30(水) 21:39:51 | 青いblog
ポニョ、2回目見に行きました。 1回目見た時は、日曜日に見に行くと言う判断ミスを犯したため、周囲のちびっ子たちが「わやわや、がさがさ」うるさいのに気を取られ、集中力を欠いた鑑賞になってしまったのですが、今回は仕事をさぼって平日の昼間に見ましたので、すい....
2008/07/31(木) 05:28:35 | しんいちろう茶屋BLOG
□作品オフィシャルサイト 「崖の上のポニョ」□監督・原作・脚本 宮崎駿 □キャスト(声優) 山口智子、奈良柚莉愛、土井洋輝、長嶋一茂、所ジョージ、天海祐希、吉行和子、奈良岡朋子、矢野顕子■鑑賞日 7月20日(日)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★★?...
2008/07/31(木) 12:21:28 | 京の昼寝~♪
原作・脚本・監督:宮崎駿製作:鈴木敏夫声の出演:山口智子、長嶋一茂、天海祐希、奈良柚莉愛、土井洋輝、柊瑠美、矢野顕子、吉行和子、奈良岡朋子どうもすっきりしない。子供向けに作った水準の高いアニメだとは思う。   命を大切に。   約束は守る。と、言うメッ...
2008/08/01(金) 08:01:21 | 再出発日記
宮崎駿監督の最新作。 今回は全編手描きのアニメーションにこだわって作ったというこ
2008/08/02(土) 00:04:52 | はらやんの映画徒然草
 ポーニョ ポーニョ ポニョ さかなの子 映画を観に行く前から 頭の中で回ってたけど 観に行ったら更にふとした時に 何気に歌ってしまう、恐ろしや ポニョの歌絵がキレーで可愛かった今回はCGを使って無いそうで 手書きのええ感じが出てたなぁ宗介は5歳の男の...
2008/08/02(土) 01:55:27 | HAPPYMANIA
5才のロミオとジュリエット。 『崖の上のポニョ』 崖の上のポニョ - goo 映画 海を臨む崖の一軒家に住む5歳の少年・宗介は、 瓶に入り込...
2008/08/02(土) 03:52:18 | Prism Viewpoints
海に棲むさかなの子ポニョが、 人間の宗介と一緒に生きたいと我儘をつらぬき通す物語。 それは、人魚姫をモチーフにしたまっすぐな...
2008/08/02(土) 16:25:06 | *うわのそらブログ*
 ―人間の尊厳・愛の大切さなどを感じる!― ポーニョ ポーニョ ポニョ さかなの子♪ 青い海からやってきた♪・・・ 最近、テレビを見ていると、調子のいい歌が流れている。宮崎駿の原作・脚本・監督の長編アニメーション映画「崖の上のポニョ」の同名の主題歌です。...
2008/08/02(土) 22:54:59 | 団塊の広場(カメラ、旅行、趣味、日常)
2008日本 監督・脚本・原作:宮崎駿 声の出演:山口智子(リサ)所ジョージ(フジモト) 観たぜ、ポニョ。 いや~反則というか直球というか 「子供」「母性」「老い」「地域社会」「自然回帰」そして「人間讃歌」 だよ。 驚いたね~ でも、よく考えると、「ナウシ...
2008/08/03(日) 01:49:34 | Mani_Mani
魚かな 人間かな 関係ない  宮崎アニメは、ほぼ全作観ているはずだけれど・・・、何を隠そう、劇場鑑賞は本作が初めてである。何も隠 してないけどね。  見終わった直後、マジに呟いていたよ、「どうなの?どうなの?」と。そして、物差しにラピュタやトトロを...
2008/08/05(火) 22:58:33 | 空想俳人日記
2年前の記事「ゲド戦記」でも触れた様に、スタジオジブリが手掛けた作品で実際に見た事が在るのは「となりのトトロ」に「火垂るの墓」、「おもひでぽろぽろ」、そして「ゲド戦記」の4作品のみ。「火垂るの墓」は大好きで何度か見たが、その他は1度っきり。大体これ等の...
2008/08/06(水) 02:29:22 | ば○こう○ちの納得いかないコーナー
崖の上のポニョ’08:日本 ◆監督・原作・脚本: 宮崎駿「ハウルの動く城」「千と千尋の神隠し」◆声の出演:山口智子、長嶋一茂、天海祐希、奈良柚莉愛、土井洋輝、柊瑠美、矢野顕子、吉行和子、奈良岡朋子 ◆STORY◆海を臨む崖の一軒家に住む5歳の少年・宗介は、瓶?...
2008/08/07(木) 01:07:26 | C\'est Joli
崖の上のポニョ’08:日本 ◆監督・原作・脚本: 宮崎駿「ハウルの動く城」「千と千尋の神隠し」◆声の出演:山口智子、長嶋一茂、天海祐希、奈良柚莉愛、土井洋輝、柊瑠美、矢野顕子、吉行和子、奈良岡朋子 ◆STORY◆海を臨む崖の一軒家に住む5歳の少年・宗介は、瓶?...
2008/08/07(木) 01:07:46 | C\'est Joli
ア ガ サ か ら お 知 ら せ ↓   ※今回の内容も完全ネタバレです。 どうやら宗介くんは、同い年(タメ)設...
2008/08/07(木) 22:43:19 | すきなものだけでいいです
人気ブログランキングの順位は? 生まれてきてよかった。
2008/08/11(月) 23:31:51 | ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!!
   ★★★★☆  「さかなの子」と5歳の男の子の交流を描いた スタジオジブリ制作のアニメーション。 宮崎駿が監督、原作、脚本の3つを担当するのは 「千と千尋の神隠し」以来7年ぶり。 英題は「Ponyo on the Cliff by the Sea」。       ◇  港町に住む宗介...
2008/08/12(火) 07:49:34 | 富久亭日乗
ステキ・かわいい・感激!!!!!
2008/08/13(水) 13:22:14 | レザボアCATs
崖の上のポニョ 2008年 日本 ジブリの宮崎駿最新作です。あのテーマ曲が頭から離れず、ついに劇場まで足を運んでしまいました。もともと観る予定だったけど。久々に記事が激長なので、適当に流しながら読んでください。 主人公はデイサービスで働く母親のリサと貨物船の船...
2008/08/14(木) 00:59:21 | Andre\'s Review
いや~耳について離れませんあの主題歌のフレーズ。 ポ~ッポポポポポポ~ッポ~、ポ~ッポポポポポポッポッポポッポ~♪ 全国で8千万人はや...
2008/08/14(木) 17:01:51 | 金言豆のブログ ・・・映画、本について
観てきました。 <新宿バルト9> 監督:宮崎駿 原作:宮崎駿 脚本:宮崎駿 美術監督:吉田昇 崖の上の一軒家に母親と暮らす5歳の少年、宗介は、ある朝海で瓶にはまっている不思議な金魚を助ける・・・。 何だか巷では賛否両論なこの作品。 まあ、それだけ大勢?...
2008/08/14(木) 18:57:39 | お萌えば遠くに来たもんだ!
海を臨む崖の一軒家に住む5歳の少年・宗介は、瓶に入り込んで動けなくなっていたさかなの子・ポニョを助けた。一緒に過ごすうちにお互いのことを好きになる2人だが、ポニョの父親・フジモトによってポニョは海へ連れ戻されてしまう。それでも宗介を想い、人間になりたいと願
2008/08/15(金) 00:36:56 | 映画な日々。読書な日々。
ポニョポニョポニョ魚の子♪あの歌が朝から耳について…昨日観ちゃいました。
2008/08/16(土) 10:48:28 | My Favorite Things
誤解される前に断っておきますが、この記事はSTUDIO GHIBLI製作、宮崎駿監督の 「崖の上のポニョ」の作品としての齟齬を云々するものでは有りま...
2008/08/19(火) 02:11:31 | Anime in my life 1号店
2008年 日本 110分 監督 宮崎駿 鑑賞@松江SATY東宝 宮崎駿の引退宣言のあとの第一作だ。現場に復帰する気になったのは、 長男・宮崎吾朗の「ゲド戦記」2006年に刺激されたからだろう。 まだまだ自分が腕は上だと言う確信が持て、「父親を殺す」という 挑戦的な内容...
2008/08/19(火) 22:11:40 | しづのをだまき
ブログネタ:夏休み映画、何か見た? 参加中 ♪ポーニョ ポーニョポニョ ずいぶん前に、予告編で一回聞いただけで この部分は覚えてしまった、恐るべしテーマソング。( ^ _ ^; とはいえ、この映画、全く興味がなかったのだけれど、 Cafesta時代からのお付き
2008/08/23(土) 00:27:27 | 映画、言いたい放題!
評価:★★★☆星4つ (僕的主観:★★★☆星3つ) ■結論は、「次回作までのお預けです」(笑)。 二つの感想を別々に書こうと思っていたのですが、実は、総括すると同じ疑問が浮かび上がってきたので、ワンセットにしてみました(っていっても、スカイクロラは、まだ描
2008/08/23(土) 01:24:31 | 物語三昧~できればより深く物語を楽しむために
宮崎駿監督が4年ぶりに手がけた、アンデルセンの童話「人魚姫」を基にした心温まるファンタジー。 <あらすじ> 海を見下ろす崖の上一軒家に住む宗介は、浜辺で瓶に入り込んで動けなくなっていた魚の子供ポニョを助けた。一緒に過ごす内に、お互いのことを好きになる2?...
2008/08/26(火) 23:10:51 | Yuhiの読書日記+α
監督:宮崎駿 声の出演:山口智子、長嶋一茂、天海祐希、奈良柚莉愛、土井洋輝、柊瑠美、矢野顕子、吉行和子、奈良岡朋子 評価:80点 よくできたファンタジーと言い切るには、謎が多すぎる作品。 それでもポニョのかわいさにごまかされている?うちに、結構幸せ....
2008/09/02(火) 21:00:30 | デコ親父はいつも減量中
その者、赤き姿をして大海原に降り立つべし。 てなわけで、グランマンマーレと王蟲は似ている、か?ん?
2008/09/06(土) 00:27:28 | MESCALINE DRIVE
見終わって素直に言えば、面白かった。面白かったような気がする。 そして感想を聞かれると、正直「うーん」と悩む。 しかし、一つ分かっていることがある。これは【アニメーション映画】だ。 可能な限り単純化された線と、余り陰影のない色のキャラクター。独特の風合...
2008/10/02(木) 23:35:56 | 不惑にして特撮に惑う
生まれてきてよかった。
2009/07/02(木) 18:02:52 | Addict allcinema 映画レビュー
嫁さんが「ぽにょ、面白いよ!」って薦めてきたんですよ。で、宮崎駿監督作品『崖の上のポニョ』観ました。 う~ん、どこが面白いんでしょう?!なんか、ディズニーのファンタジアっぽい雰囲気がでまくりで、「こんな感じ!わかるでしょ!」ってアバウトに感性に訴えかけ...
2009/08/19(水) 01:45:46 | 映画+小説+家族=MyLife
 宮崎駿監督は、自分の子供の世代を対象に作品をつくっていたという。  長男の宮崎吾朗氏は1967年1月の生まれ。  たしかに息子さんが成長...
2010/02/07(日) 18:02:42 | 映画のブログ
ロードショー当時に劇場に観に行った友人からは「人魚姫がベースと思われるなんだかよくわからない子供向け映画」という触れ込みあり。子供向けなら観なくていっかぁと放置していたのであるが、先日の金曜ロードショーでやっと鑑賞と相成った。 とは言え宮崎アニメなので...
2010/02/09(火) 13:58:42 | 明るいときに見えないものが暗闇では見える。
あらすじ海辺の小さな町。崖の上の一軒家に住む5歳の少年・宗介は、ある日クラゲに乗って家出したさかなの子・ポニョと出会う・・・。感想早く観たかったけど、しばらく待ったらジブリ作品はTVで、放送してくれるからお金もったいないし、一昨日まで我慢してきたポニョ...
2010/03/09(火) 22:56:01 | 虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映画 ブログ
 ・・・すごい。なにひとつ意味が分からない。  「宮崎駿版ファインディングニモ」とも言われたこの映画、私はそもそも「ぽ~にょ、ポニョポニョ魚の子」ってどう考えても魚の子
2010/04/04(日) 23:22:24 | HEAVEN INSITE's Blog
スタッフの方々は、魚ばかり描かされて本当にご苦労様と言いたい。まず気づかされたのは、登場人物たちが丁寧に名前を呼び合うこと。相手の名前を覚えてはじめて関係性が密度の濃いものになってゆく。母子の間でさえ名前で呼び合う。面白いのは、そうすることによって母親...
2010/08/10(火) 17:17:48 | 23:30の雑記帳