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2006年05月06日 (土) | 編集 |
2002年のヒット作、「アイス・エイジ」の続編。
前作では氷河期を舞台に、サーベルタイガー、マンモス、ナマケモノの三匹が、人間の赤ちゃんを親元へ返すという「三人の名付親」あるいは「ウィロー」チックな話だったが、今回人間は出てこない。
全体のモチーフになってるのは「ノアの箱舟」だ。
氷河期も終わりに近づき、地球は温暖化。
サーベルタイガーのディエゴ(デニス・レアリー)、マンモスのマニー(レイ・ロマーノ)、ナマケモノのシド(ジョン・レグイザモ)が暮らす緑の谷間も春の陽気に溢れていた。
しかし暖かくなったせいで、氷河のダムが溶け出し、大洪水が起こる事が判明。
動物たちは谷の果てにあるという「船」を目指して旅を始める。
旅の途中で、マニーはオポッサムに育てられたために自分の事をオポッサムだと思い込んでいる、変なマンモスの女の子エリーと出会う。
自分の事を地球最後のマンモスだと思っていたマニーは、エリーに恋心を抱くのだが・・・・
「アイス・エイジ」はピクサー作品などと比べると低予算作品だったが、前作のヒットで予算もついたのか、「アイス・エイジ2」は映像的には大幅にグレードアップしている。
風景も美しいし、楽しいキャラクターも増えた。
前作のクリス・ウェッジ監督は「ロボッツ」と制作期間がかぶったために外れ(スクラット役での出演は継続)、前作と「ロボッツ」でコ・ディレクターを勤めたカルロス・サルダーニャがメインで監督している。
キャストも含めて基本的には前作と同じチームの作品なので、雰囲気もテンポもほぼそのまんま。
前作が好きな人には安心して観ていられる作品になった。
伝統的にアメリカのアニメーションは、しっかりとしたストーリー性に裏打ちされたディズニーの長編アニメーション系の作品が保守本流としてあり、その傍流としてドタバタアクションの小ネタの連続で見せるカートゥーン系の作品がある。
セルからCGへとアニメの技法は代わったが、ディズニー流のスムーズな物語を高い完成度で見せるのが一連のピクサー作品だとすれば、この「アイス・エイジ」シリーズはカートゥーンの楽しさを持っている。
勿論大筋の物語はあるのだが、それはあまりしっかりとした物ではなく、プロットはけっこうゆるい。
この映画では「洪水が起こるので舟を探す旅をする」というのが全体の物語なのだが、実際それほど切羽詰った様には見えないし、話はあっちこっちへ飛びまくる。
マーニーの恋物語や、シドが炎の王様に祭り上げられる話、など個別のエピソードの面白さで繋いで行くのだ。
この特徴を際立たせているのが、前作から延々とドングリを追いかけてるリスのスクラットのエピソードだ。
繰り返し挿入されるこの本筋と全く関係ないエピソードは、物語の場面転換の他に、元々小ネタの連続である物語に統一感を与えるという重要な役割を果している。
このスクラットのワーナーカートゥーンを思わせるドタバタは、実は本筋よりも面白いんじゃないかと言う位に抱腹絶倒。
DVD化の時は是非スクラットのエピソードだけを連続再生出来るようにして欲しい。
対して、本筋の方は元々そういう作りと判ってはいても、少し焦点がボケすぎたかもしれない。
今回は主役三人にそれぞれテーマが与えられている。
マーニーは恋だし、シドは他人からのリスペクトを貰う事、ディエゴは水への恐怖の克服だ。
このそれぞれのテーマが本筋の旅と今ひとつかみ合わない。
最終的に物語が収束して来ないのだ。
故に若干の中ダレを感じてしまうし、迫り来る大洪水のサスペンスがそれほど盛り上がらない。
全体に映像やアクションは進化したけども、その分内容的には多少大味になってしまったという所だろうか。
それでも能天気な娯楽映画を楽しく観たい、という気分の時にはピッタリの作品だと思う。
まあこれに酒をあわせるのもなんだけど、この明るく楽しい雰囲気にあえて合わせればアメリカンなバドワイザーあたりだろう。
薄味で水みたいにガバガバのめるから、あんまり酒飲んでるって感じじゃないし。
そういえば昔バドのアイスビールって言うのもあったね。
消えちゃったけど、今にして思えば語呂合わせとしてはピッタリだったかも(笑
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「アイス・エイジ」の元ネタか?
前作では氷河期を舞台に、サーベルタイガー、マンモス、ナマケモノの三匹が、人間の赤ちゃんを親元へ返すという「三人の名付親」あるいは「ウィロー」チックな話だったが、今回人間は出てこない。
全体のモチーフになってるのは「ノアの箱舟」だ。
氷河期も終わりに近づき、地球は温暖化。
サーベルタイガーのディエゴ(デニス・レアリー)、マンモスのマニー(レイ・ロマーノ)、ナマケモノのシド(ジョン・レグイザモ)が暮らす緑の谷間も春の陽気に溢れていた。
しかし暖かくなったせいで、氷河のダムが溶け出し、大洪水が起こる事が判明。
動物たちは谷の果てにあるという「船」を目指して旅を始める。
旅の途中で、マニーはオポッサムに育てられたために自分の事をオポッサムだと思い込んでいる、変なマンモスの女の子エリーと出会う。
自分の事を地球最後のマンモスだと思っていたマニーは、エリーに恋心を抱くのだが・・・・
「アイス・エイジ」はピクサー作品などと比べると低予算作品だったが、前作のヒットで予算もついたのか、「アイス・エイジ2」は映像的には大幅にグレードアップしている。
風景も美しいし、楽しいキャラクターも増えた。
前作のクリス・ウェッジ監督は「ロボッツ」と制作期間がかぶったために外れ(スクラット役での出演は継続)、前作と「ロボッツ」でコ・ディレクターを勤めたカルロス・サルダーニャがメインで監督している。
キャストも含めて基本的には前作と同じチームの作品なので、雰囲気もテンポもほぼそのまんま。
前作が好きな人には安心して観ていられる作品になった。
伝統的にアメリカのアニメーションは、しっかりとしたストーリー性に裏打ちされたディズニーの長編アニメーション系の作品が保守本流としてあり、その傍流としてドタバタアクションの小ネタの連続で見せるカートゥーン系の作品がある。
セルからCGへとアニメの技法は代わったが、ディズニー流のスムーズな物語を高い完成度で見せるのが一連のピクサー作品だとすれば、この「アイス・エイジ」シリーズはカートゥーンの楽しさを持っている。
勿論大筋の物語はあるのだが、それはあまりしっかりとした物ではなく、プロットはけっこうゆるい。
この映画では「洪水が起こるので舟を探す旅をする」というのが全体の物語なのだが、実際それほど切羽詰った様には見えないし、話はあっちこっちへ飛びまくる。
マーニーの恋物語や、シドが炎の王様に祭り上げられる話、など個別のエピソードの面白さで繋いで行くのだ。
この特徴を際立たせているのが、前作から延々とドングリを追いかけてるリスのスクラットのエピソードだ。
繰り返し挿入されるこの本筋と全く関係ないエピソードは、物語の場面転換の他に、元々小ネタの連続である物語に統一感を与えるという重要な役割を果している。
このスクラットのワーナーカートゥーンを思わせるドタバタは、実は本筋よりも面白いんじゃないかと言う位に抱腹絶倒。
DVD化の時は是非スクラットのエピソードだけを連続再生出来るようにして欲しい。
対して、本筋の方は元々そういう作りと判ってはいても、少し焦点がボケすぎたかもしれない。
今回は主役三人にそれぞれテーマが与えられている。
マーニーは恋だし、シドは他人からのリスペクトを貰う事、ディエゴは水への恐怖の克服だ。
このそれぞれのテーマが本筋の旅と今ひとつかみ合わない。
最終的に物語が収束して来ないのだ。
故に若干の中ダレを感じてしまうし、迫り来る大洪水のサスペンスがそれほど盛り上がらない。
全体に映像やアクションは進化したけども、その分内容的には多少大味になってしまったという所だろうか。
それでも能天気な娯楽映画を楽しく観たい、という気分の時にはピッタリの作品だと思う。
まあこれに酒をあわせるのもなんだけど、この明るく楽しい雰囲気にあえて合わせればアメリカンなバドワイザーあたりだろう。
薄味で水みたいにガバガバのめるから、あんまり酒飲んでるって感じじゃないし。
そういえば昔バドのアイスビールって言うのもあったね。
消えちゃったけど、今にして思えば語呂合わせとしてはピッタリだったかも(笑

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