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ナイトミュージアム・・・・・評価額1600円
2007年03月18日 (日) | 編集 |
子供の頃、博物館が大好きだった人は多いと思う。
私もその一人で、恐竜の化石、古代のジオラマ、歴史上の人物や絶滅した生物たちの精巧な人形といった陳列物にロマンを掻き立てられたものだ。
そして、たぶん多くの子供たちが、一度はこんな事を想像したことがあるはずだ。
「これ、夜になると動き出すんじゃ?」
ベン・スティラー主演ショーン・レビ監督「ナイトミュージアム」は、そんな子供っぽい発想を、大真面目に大作映画にしてしまった愛すべき作品だ。

NYに住むラリー(ベン・スティラー)は、何をやっても長続きしないダメ男。
息子のリッキー(ジェイク・チェリー)も、そんな父に愛想をつかしつつあり、別れた妻の再婚相手になついてしまっている。
父親の尊厳を取り戻そうと、仕事を探したラリーは、博物館の夜警の職につく。
先任の三人の夜警、セシル(ディック・ヴァン・ダイク)、ガス(ミッキー・ルーニー)、レジナルド(ビル・コッブス)は、ラリーに手書きのマニュアルと鍵を手渡して退職してしまう。
残されたラリーは、最初の夜の見回りを始めるのだが、あろう事かセンターホールのティラノサウルスの化石が忽然と消えている。
驚いて探し回るラリーの前に現れたのは、骨だけで動き回るティラノサウルスだった。
それだけではない、なんとミニチュアのジオラマから蝋人形まで、博物館のありとあらゆる物が、動き出していた・・・・


NYの自然史博物館には15年位前に行った事があるが、映画に出てきたものとは微妙に違った気がする。
本物はもっと途轍もなく大きな建物だったような・・・?
しかしこの映画、夜の博物館に行ってみたいと一度でも思ったことのある人は観て損は無いと思う。
物語の発想は子供っぽく、実際に出来上がった映画も深い物は何も無いが、とにかく楽しい。
ルーズベルト大統領にフン族のアッティラ大王、はてはローマ皇帝オクタヴィウスやエジプトのファラオまでの歴史上の人物、骨だけのティラノサウルスやアフリカの動物たちまで、あらゆる展示品が生命を持って動き出す。
しかも彼らは敵対していたり、怒っていたり、いたずらしたりで放って置くと博物館が無茶苦茶になってしまうような大騒動を夜毎繰り広げるのだ。
古代ローマvs西部のカウボーイ、このビジュアルだけでも楽しいのだが、警備員であるラリーにとっては大問題。
彼は最初、この予想外の事態に尻尾を巻いて逃げ出そうとするが、賢人ルーズベルト大統領の助言や、何よりもリッキーの信頼を取り戻したいという思いで、この途方もなく奇妙な博物館の夜に立ち向かってゆく。
最初はルーズベルトが何代目の大統領かも知らなかったラリーが、陳列物の歴史や背景を勉強し、彼らの性格を把握し、何とか夜の博物館を手懐けてゆく。
前半はこの過程が中々楽しい。
そして後半になると、博物館のあらゆる物に生命を与えていたエジプトの魔法のタブレットが盗まれ、取り戻さなければ博物館が死んでしまうという事態が起こり、ラリーとバラエティ豊かな博物館の住人たちが、いかにしてタブレットを取り戻すのかというサスペンスが物語を盛り上げる。

日本では何故か人気の無いベン・スティラーだが、本作では流石に本領発揮、ノリノリの演技を見せる。
喜劇役者の大先輩であるルーズベルト役のロビン・ウィリアムズ、そして一癖も二癖もありそうな先任夜警たちを演じる、ベテラン三人との掛け合いは見所だ。
正直、ミッキー・ルーニーなんてとっくに死んでいると思っていた(笑

一応テーマ的には、ダメ男が始めて初志貫徹する事で父性を復権させ、親子の絆をとり戻すという事なんだろうけど、おもちゃ箱をひっくり返した様な映画の中では、隠し味程度の印象だ。
まあ元々テーマ性でみせる様な作品でもないし、テーマの部分は物語の底で押さえになっていれば十分なのだろう。
ただ、これが主人公の行動原理のベースにあるので、荒唐無稽なお話にわりとしっかりした芯が出来ている。
ラリーの父性復権という本筋に、ルーズベルトが伝説的なネイティブアメリカンの女性、サカジャエウァに寄せる恋心や、ローマ皇帝オクタヴィウスと西部の探検家ジェデディア・スミスとの仲良くどつきあう奇妙な友情などのサブストーリーも上手く絡み合い、物語の纏まりは悪くない。

「ナイトミュージアム」は決して深い映画ではないし、細かな突っ込みどころも沢山あるが、正に春休み向けのとても楽しいファミリー映画だ。
大人も子供も、これを観たらきっとまた博物館に行ってみたくなる。
そして夜の博物館に、ちょっとした想像をめぐらせる事だろう。
万人にお勧めできる娯楽映画だ。

今回は、楽しい映画を観て帰ってきて、そのまま楽しい夢を観るつもりで、ベッドタイムカクテル「ナイトキャップ」を。
元々ナイトキャップとは所謂寝酒の事で、色々なナイトキャップがあるのだが、今回は一般的にそのものの名で呼ばれるカクテル。
ブランデーとオレンジキュラソー、アニゼット、を2:1:1の割合で、これに卵黄を一つ落とし、シェイクして完成。
アニゼットは前回紹介した「ウゾ12」と同じアニスを原料としたリキュールで、香りに癖がある。
好み次第だが、この香りが嫌いでなければゆったりと体が温まり、心地よい夢に誘われるだろう。
香りがダメなら他のリキュールを試してみるのも良いが、個性の強いものの方が味がしっかりと締まる様だ。

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