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ザ・シューター 極大射程・・・・・評価額1400円
2007年06月10日 (日) | 編集 |
心に傷を負った凄腕のスナイパーを主人公とした、スティーブン・ハンターのベストセラー小説「ザ・シューター 極大射程」の映画化。
ヒッチコックの「北北西に進路を取れ」や「知りすぎていた男」などの様な、巻き込まれ型サスペンスだ。
テンポも良く、見せ場には事欠かない娯楽映画だが、細かい部分での展開の荒っぽさが気になる。

海兵隊の敏腕スナイパーだったボブ・リー・スワガー(マーク・ウォルバーグ)は、アフリカでの作戦で同僚を死なせてしまった事を切欠に軍を辞め、山奥で世捨て人の様に暮らしている。
ある日、退役軍人のジョンソン大佐(ダニー・グローバー)らが訪ねて来て、スワガーに大統領暗殺計画の阻止を手伝ってほしいと要請してきた。
スワガーは自らのスナイパーとしての経験から、大統領の遊説先で唯一狙撃可能なポイントを発見し、演説当日も大佐らとともに現場の監視につく。
しかし、それは大統領暗殺にみせかけて、同席者のアフリカの司教を暗殺する計画だった。
米軍がアフリカで働いた残虐行為の秘密を握る司教を暗殺し、その罪をスワガーに着せて射殺する、というのがジョンソンたちの計画だったが・・・


監督は「トレーニング・ディ」や「キング・アーサー」のアントワーン・フークアだが、この人の作品の特徴が良くも悪くも出ている。
キャラクターをきっちりと立てるのは上手く、主役は魅力的で演出のテンポも良いのだが、物語のディティールにはあまり神経が行き届いていない。
一言で言えば大味なのだ。

原作は未読だが、分厚い文庫で上下巻に分かれている長大な小説を、この上映時間でストレートに映像化できないのは判りきっている。
脚色の段階で物語の取捨選択が行われ、おそらくかなりの要素が切り取られているのは想像に難くない。
ジョナサン・レムキンの脚本はそれなりに綺麗に纏めてはいるのだが、あっちこっちで辻褄が合わない部分が出来てしまっていて、どうにも気になるのだ。
例えば、何で米軍の残虐行為の秘密を知るアフリカの司教を、わざわざアメリカ国内で暗殺しなければならないのか。
どうせ殺すなら、アメリカに来させない方がよほど簡単に思える。
他にも劇中でスワガーを撃った警官が口封じですぐに殺されてしまい、FBI捜査官が「(ケネディ暗殺犯の)オズワルドの時と同じだ」と叫ぶシーンがあるが、そりゃこんな拙速な事したら余計怪しまれるだろう。
そもそも事が公になっても、結局アメリカの法的には追訴できないのなら、悪の組織は一体なんでこんな危ない橋を渡って謀略を巡らしたのか。
たぶんこのあたりは、原作ではもっと上手く理由付けされているのだろうが、映画ではどうにも矛盾点が目立つ。
ヒッチコック並みとは言わないが、せめて観ている間くらいは意識させないで欲しかった。

まあそれでも細かい点に目を瞑れば、それなりにスリリングな逃避行となっており、スワガー役のマーク・ウォールバーグも、どことなく「“ボーン“シリーズ」のジェイソン・ボーンを思わせる、地味派手なスーパースナイパーを好演している。
物語の中心にはあくまでもスワガーを置き、ケイト・マーラ演じる、死んだ元同僚の婚約者サラ、マイケル・ベーニャ演じる、FBIのダメ捜査官ニックという二人の協力者を上手く物語の流れに絡めてメリハリを生んでいる。
アクション描写もなかなか迫力があって、二時間四分を飽きさせない。
傑作とは言えないが、まずまず楽しめる娯楽サスペンスと言えるだろう。

ところで予告編にあった小型ジェット機が爆破されるシーンが本編には無かったが、あれは一体どこに入るべきシーンだったのだろう?
もしかしたら編集段階では複数のエンディングがあったのかもしれない。
私は、追訴されなくても過去の犯罪が公になってしまったジョンソン大佐を議会の黒幕が爆殺し、その黒幕を仕事人スワガーが葬るというのが一番すっきりしたと思うのだが・・・

今回は典型的なあっさりテイストのハリウッド映画なので、鑑賞後もライトにいきたい。
とは言っても映画よりは少し濃い目が欲しいので、代表的なアメリカン地ビールである「サミュエル・アダムス」をチョイス。
元々はボストンのローカルブランドだったのだが、今では世界中で飲めるようになった。
ブランド名は第二代大統領のジョン・アダムスの兄であり、「独立の父」と言われる政治家たちの一人であるサミュエル・アダムズに由来する。
バドに代表されるメジャービールに比べると、濃厚で苦味も強いが、しっかりと「酒を飲んだ」という感覚を残してくれる。

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ウォールバーグとマット・ディモンってキャラが少しかぶる・・・



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