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2007年10月02日 (火) | 編集 |
マーベルコミックの人気シリーズの、実写版劇場用映画第二弾。
同社の「スパイダーマン」や「X-マン」と比べて、やや低年齢層向けに振った作りで、SF考証などはこのシリーズの原作が生まれた1960年代並の大らかさ。
大人の観客には少々他愛無く感じる部分もあるが、これはこれでそれになりに楽しい。
ファンタスティック・フォーのリード(ヨアン・グリフィズ)とスーザン(ジェシカ・アルバ)は結婚式を間近に控えているが、超人カップルのゴールインに世間の関心は膨らむばかり。
二人はパパラッチに追い回され、スーザンは結婚しても幸せな家庭を築くことが出来るのか不安になり、マリッジブルーに。
同じ頃、謎の宇宙生命体が地球に飛来し、ジョニー(クリス・エヴァンズ)が追跡するが、あっけなく返り討ちにされてしまう。
その敵は、まるで銀色のサーフィンに乗っているように見えることから、シルバーサーファーと名付けられたが、彼との接触以来、ジョニーはファンタスティック・フォーのメンバーに触れるだけで互いの能力を交換できるようになってしまう。
「シルバーサーファーが現れた惑星は8日後に滅亡する」という事を知ったリードたちは、米軍と協力してサーファーを捕らえようとするが、そこへ現れたのは死んだはずのビクター(ジュリアン・マクマホン)だった・・・・
例によって一作目でキャラと世界観の紹介は済んでいるので、今回は最初から飛ばす。
原作の人気キャラクターである銀色のサーフボードに乗ったシルバーサーファーが飛来し、文字通り地球存亡の危機に四人が挑む。
このシルバーサーファー、コミックでは格好良いのだけど実際に映像化されてみると、どうにもサーフボードに乗ったペプシマンに見えてしまう。
もっともサーフボードに乗った宇宙人という設定自体が、よくよく考えてしまうと相当マヌケな画面なんだけど。
ただ、物語の後半で彼のバックグラウンドが描かれてからは、悪役でありながらある種の哀愁を背負ったダークヒーローとしての色彩が強調され、なかなかに判官贔屓な日本人好みのキャラクターである。
お話にも描写にも、突っ込みどころは多い。
前記したように、このシリーズは基本的に子供向け。
SF設定は初めから現実の科学知識にきちんと合わせようとはしてないし、地理的な概念もかなりいい加減。
今回新登場したファンタスティック・フォーが乗る合体メカ・ファンタスティックカーは、シベリアにいたかと思うと、次の瞬間には万里の長城に着いてしまうし、そこから上海までも一瞬だ。
マッハいくつで飛んでるのか知らないが、妙に小さな地球に思えてしまう。
ちなみにHEMIエンジン搭載ってギャグは、日本ではよほどのカーマニアしか判らないと思うぞ(笑
それでも、このあたりはまだご愛嬌の範囲なのだけど、キャラクターまで幼稚園児並みに頭が悪いのはいかがなものか。
前作であれだけ酷い目にあわされたのに、ドクター・ドゥームを簡単に信じてしまう軍の将軍はいくらなんでも馬鹿すぎで、わかりやすいといえばその通りだけど、騙されるにしても、もうちょっと説得力のある複線を張っておいて欲しかった。
まあ縦横無尽に空を飛ぶ、シルバーサーファーvsファンタスティックフォーの空中戦など、映像はなかなかよく出来ているし、前作から続投のティム・ストーリーの演出は適度にスピーディーで飽きさせない。
主人公が四人もいる分、それぞれのキャラクターは小粒なのだが、ある意味でステロタイプなほどにキャラクターを明確にして、それぞれのキャラクターのぶつかり合いも上手く生かしている。
そして、それが決して深刻な対立に陥らずに、ユーモアで落としている点も、他のアメコミヒーロー物には無いこのシリーズの特徴で、マニアックな部分が無くてとてもとっつきやすい。
物語の他愛無さは、キャラの魅力と画のパワーでカバーという感じだ。
「ファンタスティック・フォー 銀河の危機」は、ある意味でもっともコミックらしいコミック映画で、サム・ライミやブライアン・シンガーといった大御所が丹精込めて作り上げた「スパイダーマン」や「X-マン」と比べてしまうと、大味で安っぽい感は否めない。
ただ、ペラペラのアメリカンコミックを読むような気軽さで、1時間半をそれなりに楽しめるのは確か。
積極的に観たいとは思わないが、この手のジャンルが好きな人なら、観て損をした気分には決してならないだろう。
今回は銀色のペプシマンの頑張りに敬意を表して、ペプシ・・・じゃなくて、四人のヒーローにちなんで、アルド・コンテルノの「カルテット」をチョイス。
四重奏を意味する名前は、ネッビオーロ、バルベーラ、カベルネソーヴィニヨン、メルローの四種の葡萄をブレンドしているところから。
こちらは香り豊かで洗練された、大人向けのファンタスティック・フォーだ。
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同社の「スパイダーマン」や「X-マン」と比べて、やや低年齢層向けに振った作りで、SF考証などはこのシリーズの原作が生まれた1960年代並の大らかさ。
大人の観客には少々他愛無く感じる部分もあるが、これはこれでそれになりに楽しい。
ファンタスティック・フォーのリード(ヨアン・グリフィズ)とスーザン(ジェシカ・アルバ)は結婚式を間近に控えているが、超人カップルのゴールインに世間の関心は膨らむばかり。
二人はパパラッチに追い回され、スーザンは結婚しても幸せな家庭を築くことが出来るのか不安になり、マリッジブルーに。
同じ頃、謎の宇宙生命体が地球に飛来し、ジョニー(クリス・エヴァンズ)が追跡するが、あっけなく返り討ちにされてしまう。
その敵は、まるで銀色のサーフィンに乗っているように見えることから、シルバーサーファーと名付けられたが、彼との接触以来、ジョニーはファンタスティック・フォーのメンバーに触れるだけで互いの能力を交換できるようになってしまう。
「シルバーサーファーが現れた惑星は8日後に滅亡する」という事を知ったリードたちは、米軍と協力してサーファーを捕らえようとするが、そこへ現れたのは死んだはずのビクター(ジュリアン・マクマホン)だった・・・・
例によって一作目でキャラと世界観の紹介は済んでいるので、今回は最初から飛ばす。
原作の人気キャラクターである銀色のサーフボードに乗ったシルバーサーファーが飛来し、文字通り地球存亡の危機に四人が挑む。
このシルバーサーファー、コミックでは格好良いのだけど実際に映像化されてみると、どうにもサーフボードに乗ったペプシマンに見えてしまう。
もっともサーフボードに乗った宇宙人という設定自体が、よくよく考えてしまうと相当マヌケな画面なんだけど。
ただ、物語の後半で彼のバックグラウンドが描かれてからは、悪役でありながらある種の哀愁を背負ったダークヒーローとしての色彩が強調され、なかなかに判官贔屓な日本人好みのキャラクターである。
お話にも描写にも、突っ込みどころは多い。
前記したように、このシリーズは基本的に子供向け。
SF設定は初めから現実の科学知識にきちんと合わせようとはしてないし、地理的な概念もかなりいい加減。
今回新登場したファンタスティック・フォーが乗る合体メカ・ファンタスティックカーは、シベリアにいたかと思うと、次の瞬間には万里の長城に着いてしまうし、そこから上海までも一瞬だ。
マッハいくつで飛んでるのか知らないが、妙に小さな地球に思えてしまう。
ちなみにHEMIエンジン搭載ってギャグは、日本ではよほどのカーマニアしか判らないと思うぞ(笑
それでも、このあたりはまだご愛嬌の範囲なのだけど、キャラクターまで幼稚園児並みに頭が悪いのはいかがなものか。
前作であれだけ酷い目にあわされたのに、ドクター・ドゥームを簡単に信じてしまう軍の将軍はいくらなんでも馬鹿すぎで、わかりやすいといえばその通りだけど、騙されるにしても、もうちょっと説得力のある複線を張っておいて欲しかった。
まあ縦横無尽に空を飛ぶ、シルバーサーファーvsファンタスティックフォーの空中戦など、映像はなかなかよく出来ているし、前作から続投のティム・ストーリーの演出は適度にスピーディーで飽きさせない。
主人公が四人もいる分、それぞれのキャラクターは小粒なのだが、ある意味でステロタイプなほどにキャラクターを明確にして、それぞれのキャラクターのぶつかり合いも上手く生かしている。
そして、それが決して深刻な対立に陥らずに、ユーモアで落としている点も、他のアメコミヒーロー物には無いこのシリーズの特徴で、マニアックな部分が無くてとてもとっつきやすい。
物語の他愛無さは、キャラの魅力と画のパワーでカバーという感じだ。
「ファンタスティック・フォー 銀河の危機」は、ある意味でもっともコミックらしいコミック映画で、サム・ライミやブライアン・シンガーといった大御所が丹精込めて作り上げた「スパイダーマン」や「X-マン」と比べてしまうと、大味で安っぽい感は否めない。
ただ、ペラペラのアメリカンコミックを読むような気軽さで、1時間半をそれなりに楽しめるのは確か。
積極的に観たいとは思わないが、この手のジャンルが好きな人なら、観て損をした気分には決してならないだろう。
今回は銀色のペプシマンの頑張りに敬意を表して、ペプシ・・・じゃなくて、四人のヒーローにちなんで、アルド・コンテルノの「カルテット」をチョイス。
四重奏を意味する名前は、ネッビオーロ、バルベーラ、カベルネソーヴィニヨン、メルローの四種の葡萄をブレンドしているところから。
こちらは香り豊かで洗練された、大人向けのファンタスティック・フォーだ。

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