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バイオハザード3・・・・・評価額1300円
2007年11月14日 (水) | 編集 |
2002年に第一作が公開された、ミラ・ジョヴォビッチ主演のアクションホラーの第3作。
アンブレラ社の引き起こした、Tウィルスによる人類ゾンビ化という大災厄はいよいよ佳境を迎え、スーパーヒロインのアリスの中に潜む、「人類を救う可能性」を巡る争奪戦が展開する。

ラクーンシティを壊滅させたTウィルスの感染は、5年後には全世界を多い尽くした。
ウィルスは人間だけでなく、自然の生態系すべてを破壊し、地球は荒涼とした荒地をアンデッドが埋め尽くす、死の世界へと変貌。
生き残った人間たちは、アンデッドを避けて、流浪の生活を余儀なくされていた。
ウィルスを生み出したアンブレラ社のアイザック博士(イアン・グレン)は、地下基地の中でクローン複製したアリス(ミラ・ジョヴォビッチ)から、アンデッドへの対抗策を開発しようとしていた。
一方、本物のアリスは、アンブレラ社の監視衛星の追跡を逃れ、荒野を流離っていた。
ある日、立ち寄った廃墟のガソリンスタンドで、アリスはアラスカには汚染が及んでいないと書かれたノートを手にいれる。
生き残った人間たちのグループである、クレア(アリ・ラーター)の車列の無線を傍受したアリスは、彼女たちと合流するのだが、ついにアンブレラ社にその所在を突き止められてしまう・・・


シリーズの生みの親であるポール・W・S・アンダーソンは今回も脚本を担当し、監督はなんと久々登場のラッセル・マルケイ
クィーンやデュラン・デュランのPVで名を売った後、華々しく劇映画に進出したマルケイも、ここしばらくは全く名前を聞かなくなってしまっていたが、何でもPV時代のマルケイの熱烈なファンだったアンダーソンが、この完結編(?)の監督として招聘したらしい。
マルケイと言えば、「ハイランダー」の印象が強いが、劇場用映画デビュー作は故郷オーストラリアの荒野を舞台に、人喰い巨大イノシシと人間の死闘をスタイリッシュな映像で描いた「レイザーバック」という異色のホラー映画。
荒々しい乾燥した大地の風景が印象的な作品だった。

だからという訳ではないだろうが、「バイオハザード3」の舞台は、前作までとはちがって、荒涼とした西部の砂漠地帯だ。
砂漠を埋め尽くすゾンビの群れ、砂に埋まったラスベガス、といったビジュアルイメージはなかなか良く出来ていて、ある程度目を惹き付ける。
が、さすがに3作目ともなるとネタ切れなのか、物語自体はどこかで見たようなシチュエーションの連続だ。
荒野を行く武装した車列は、マルケイの母国オーストラリアの「マッドマックス」か「バトルトラック」みたいだし、メンバーの一員が人知れずゾンビに噛まれているのはもう思い出すのも鬱陶しいくらいにお約束だ。
映画オタクのアンダーソンの脚本だから、車列のスクールバスがカラスに襲撃されるシーンに、ヒッチコックへのオマージュを臭わせるなど、ニヤリとさせられる部分もあるし、決してパクリには見えない工夫はされているのだが、やはり殆ど全部がどこかで見たような画面ばっかりでは観ていてどこか白けてしまう。

思えば第一作の「バイオハザード」は、極端にシンプルで冷たく乾いた印象のアンブレラ社のラボを舞台とすることで、荒廃した世界を舞台とした従来のゾンビ物と一線を画した世界観を構築していた。
第二作の市街戦を経て、この三作目で荒野を持ち出してきたのはこのシリーズとしては新機軸なのかもしれないが、それは皮肉にも最もありきたりなゾンビ映画への回帰となってしまっている。

クライマックスも、世界を救う最後の戦いにしては今ひとつ盛り上がりを欠く。
ボスキャラがあまり強そうに見えず、悪役キャラとしても魅力的でないのだ。
アレなら二作目のネメシスの方がよほど凄そうだった。
特に造形はもうちょっと何とかならなかったのか、T-1000がグチャグチャになったような姿は正直言ってダサい。

ただ、散々文句を言いつつも、「バイオハザード3」は単体の映画として見ると、なかなか良く出来ているのもまた事実。
既視感は付きまとうものの、危機また危機の連続で飽きさせないし、一つ一つのアクションは迫力がありスリリングだ。
おそらく、あんまりゾンビ映画などを観ないで、このシリーズだけを観に来る観客の方が、余計な事を考えずに楽しめる作品だろう。

それに結局のところ、この作品の要であり、「バイオハザード」として作品を成立させているのは、ミラ・ジョヴォビッチ演じるアリスというキャラクターの魅力である。
コンピュータゲームの世界から抜け出してきた様な、現実離れした肉体の迫力は、それだけで百の言葉よりも説得力を持っている。
ただミラ様、アップになると皺隠しなのか顔全体にエフェクトがかかるのだが、妙にツルンとした質感のために、かえって違和感が出てしまっていた。
普通に写っているだけで相変わらず格好良いし、アクションも十分に見応えがあるのだから、あまり変な所に気を使わなくても良いのにと思うのだが、これも女心なのだろうか。

今回は主人公と同じ名を持つ、アリス・エ・オリヴィエ・ド・ムールからクールな白「ブルゴーニュ ア・リゴテ」をチョイスしよう。
名前の通り、アリスとオリヴィエという近年急速に評価が高まっている二人の若い醸造家によって作られる良質の酒で、シャルドネが有名だが、このアリゴテも十分に美味しい。
ここの酒はラベルがフランス人らしいウィットに富んだデザインで、なかなか楽しい。
バイオレンス映画で神経が疲れた後は、さっぱりしたお酒で心を癒そう。

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