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スリザー・・・・・評価額1300円
2007年12月15日 (土) | 編集 |
アメリカの田舎町を舞台として典型的なB級侵略SF
よくも同じ設定の話を飽きずに作り続けるなあと思わないでもないが、新鮮味なんて知らないよ~んとばかりに開き直ったB級映画は、新しい味など無くても作り手の腕とサービス精神次第でそれなりに美味しくいただけるのも事実。
タイトルの「スリザー」とは、ズルズルと這う様子を表し、ヘビやナメクジの動きを表すときに使う言葉。
そのタイトル通りヌメヌメ、ドロドロのナメクジ型エイリアンが暴れまくる。

とあるアメリカの田舎町。
町の名士であるグラント(マイケル・ルーカー)は、ふとした事で妻のスターラ(エリザベス・バンクス)と気まずくなり、バーでヤケ酒を煽っていた。
飲んだ勢いで女友達のブレンダと森へ行ったグラントは、そこで奇妙な物体を発見する。すると突然小さな生き物が飛び出し、グラントの腹に刺さって、そのまま体内へと侵入してしまった。
次の日からグラントは人が代わったようになり、町では犬が行方不明になる事件が続発し、ブレンダも失踪してしまう。
警察署長のビル(ネイサン・フリオン)はブレンダ失踪の容疑者としてグラントを疑い、スターラもまたグラントの行動に不信感を募らせていった。
やがてグラントの容姿に明らかな異変が起こってくる・・・・


隕石が田舎町に落下するところから始まる侵略SFって、もしかしたら100本ぐらいあるんじゃなかろうか。
はっきり言って、オリジナリティはほぼゼロ
登場人物は田舎者のステロタイプだし、エイリアンのデザインや設定も、物語の展開も、すべてどこかで見たことのあるものばかり。
特に後半の大量発生したナメクジ型エイリアンが口から侵入し、乗っ取られた街の人間が次々とゾンビ化するというのは、1987年にフレッド・デッカー監督が発表した「クリープス」そっくりだ。
他にも多段変形するエイリアンがグラントに進入するのはもちろん「エイリアン」だし、そこから謎の軟体生物化するのはまるで「物体X」プラス漫画の「寄生獣」
風呂に入っている女の子が襲われるのも、警察の無線係が襲われるのも勿論お約束。
色々な作品から要素を借りてきているが、監督のジェイムス・ガンは、これらの元ネタを思いっきりグロく悪趣味に再生産する事で、全体の統一感を出している。

ちょっとユニークなのは、乗っ取られた人間が皆エイリアンと最初の宿主であるグラントの意識を共有することで、この設定をわかりやすくするために、一回エイリアンに乗っ取られかけるが、何とか助かる女性をメインキャラクターに用意している事。
簡潔な説明が困難な描写になると、このキャラクターが乗っ取られかけた時の記憶から、率先して説明してくれるので、物語がそこで滞らない。
ベタベタではあるものの、決して雑ではないのがこの作品の良いところだ。
ただ、始まってから30分くらいは派手な見せ場が無いので、話がありきたりな分だけ少々辛い。
エイリアンとの戦いが始まるとそこからは一気呵成にみせるのだが。

「スリザー」には侵略SFの新機軸の様な物は何も無いし、そもそも作り手が斬新な何かを見せようなどという意識を持っていない。
しかし、無数の先人たちの様々なトライ&エラーの結果作り上げられてきた、この手の映画のお約束の話は、ある意味で無駄なく洗練されており、新しい物は無くても安心して楽しむ事はできる
まあ「水戸黄門」型の勧善懲悪の時代劇と同じで、話のパターンは毎回同じでも、作り手がそのパターンの良さをしっかりと理解していればそれなりに楽しめてしまうのだ。
週末のレイトショーで、気楽に観るにはちょうど良いかもしれない。

さて、今回のエイリアンはナメクジ型。
ナメクジ退治といえば塩、というわけで塩と飲む酒といえばテキーラ。
本場メキシコ産の「サウザ・シルバー」をチョイス。
テキーラ本来のシンプルかつピュアな口当たりが楽しめる。
アメリカ南西部の田舎が似合う酒でもあるなあ。

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