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2013年11月05日 (火) | 編集 |
先駆者の茨道。
130年を超えるメジャーリーグの歴史で、初のアフリカ系選手となったジャッキー・ロビンソンの苦闘を描く骨太の野球ドラマだ。
舞台となるのは1940年代後半、今よりは遥かに人種差別の激しかった時代。
人々の不条理な意識という目に見えない壁に立ち向かった男の物語は、今なお時代を超えて私たちの胸を熱くする。
情報量が多いのでややダイジェスト感はあるが、時代や社会背景は丁寧に解説され、野球の事すら知らなくても楽しめる良きハリウッド映画であり、老若男女誰にでもお勧めできる。
第二次世界大戦は、多大な犠牲を出しただけでなく、結果的に様々な意味合いで世界規模の大きな社会変革の基点となった。
若い男たちという産業文明の基盤となる労働力を戦争に取られた事で、女性の社会進出は盛んになり、ウーマンリブの機運が盛り上がる。
最近ヒットした「タイピスト!」も、戦後のジェンダーの葛藤を背景とした物語であり、多くのメジャーリーガーが兵役についた野球の世界でも、戦時中の1943年に女子プロ野球が産声を上げたのは、ペニー・マーシャル監督の映画「プリティ・リーグ」に描かれたとおり。
またアメリカ軍においては、アフリカ系の黒人を筆頭に多くのマイノリティたちが戦場で戦っており、国のために命を捧げにも関わらず、有色人種が差別される社会への疑問は、徐々に高まりを見せてゆくのである。
本作は“戦後”という大きな変革のチャンスにかけたブルックリン・ドジャースの社長兼GM、ブランチ・リッキーが、黒人たちの独立リーグであるニグロリーグで大活躍していた快足ショート、ジャッキー・ロビンソンをドジャース傘下でマイナー契約するところから始まる。
ハリソン・フォードが見事なメイクで演じるこの人物は、ロビンソンがぶち当たるであろう有形無形の様々な壁を予見した上で、「やり返さないガッツを持て」と言う。
もしもロビンソンが切れて白人を傷つけたら、それは白人社会へ更なる黒人への恐れと偏見を植え付ける事になってしまう。
だが根っからの野球人であり、野球を愛するリッキーは知っているのだ。
ロビンソンが逆境で尊厳を保ち、批判への答えを野球の結果として出すならば、時間はかかっても彼が人々のリスペクトを勝ち取るであろう事を。
もちろん、映画が描いているのはロビンソンが1945年にマイナー契約をしてからメジャーでキャリアをスタートさせる1947年までの3年間だけであり、それはスポーツの世界における差別撤廃の重要な節目ではあるものの、新たな闘争のはじまりに過ぎない。
ロビンソンと彼に続いた黒人選手たちの活躍によって、フィールドでの差別こそ徐々に低減してゆくものの、スタジアムを一歩出れば黒人差別は60年代の公民権運動の時代まで公然と続く。
現在のメジャーでも人種差別はゼロではないと聞くし、同性愛は未だ多くのプロスポーツでタブーのままだ。
だが、だからこそ最初の一歩の物語は21世紀の現在でも、大いに説得力があるし、人々の心を打つのである。
たかがスポーツ、されどスポーツ。
産業としてのスポーツの規模が、日本よりも遥かに大きなアメリカでは、メジャースポーツでの目に見える変化は日本では考えられないくらいに大きなインパクトを社会へ与える。
例えばロビンソンから50年後、ドジャースに入団した野茂英雄のビフォーアフターでアメリカ社会でのアジア系のイメージは劇的に変わった。
映画で快足を生かしてニンジャの様に盗塁を決めまくるロビンソンの姿に、イチローが被った人も多いだろうし、フェンウェイパークのマウンドで躍動する上原や田沢も、ロビンソンや野茂の大いなる一歩の先を歩いている。
私はこの映画をワールドシリーズ決勝の翌日に観たが、これは今や日本人にとっても決して他人事ではない、感慨深い映画だろうと思う。
ロビンソンを演じるチャドイック・ボーズマンの精悍な面構えが良い。
ブライアン・ヘルゲランド監督と言えば、12年前に駆け出しのアイドル俳優だったヒース・レジャーを「Rock You!」で初のハリウッド映画主演に抜擢した人物。
ボーズマンもまたブレイクの予感がする。
今回はブルックリン時代のドジャースの話なので、「ブルックリン ラガー」をチョイス。
もともとブルックリン地区はドイツ系移民が多く、一時は48もの醸造所があったという。
その後悪名高き禁酒法によって廃れてしまったわけだが、このブルックリン ラガーは1998年になって、ブルックリン地ビールの復活を目指して創業した新しい銘柄。
伝統的な手法で作られるウィンナースタイルで、適度な苦味と深いコク、豊かなホップの香りは食欲を刺激し、アスリートの様に食べたくなってしまう。
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130年を超えるメジャーリーグの歴史で、初のアフリカ系選手となったジャッキー・ロビンソンの苦闘を描く骨太の野球ドラマだ。
舞台となるのは1940年代後半、今よりは遥かに人種差別の激しかった時代。
人々の不条理な意識という目に見えない壁に立ち向かった男の物語は、今なお時代を超えて私たちの胸を熱くする。
情報量が多いのでややダイジェスト感はあるが、時代や社会背景は丁寧に解説され、野球の事すら知らなくても楽しめる良きハリウッド映画であり、老若男女誰にでもお勧めできる。
第二次世界大戦は、多大な犠牲を出しただけでなく、結果的に様々な意味合いで世界規模の大きな社会変革の基点となった。
若い男たちという産業文明の基盤となる労働力を戦争に取られた事で、女性の社会進出は盛んになり、ウーマンリブの機運が盛り上がる。
最近ヒットした「タイピスト!」も、戦後のジェンダーの葛藤を背景とした物語であり、多くのメジャーリーガーが兵役についた野球の世界でも、戦時中の1943年に女子プロ野球が産声を上げたのは、ペニー・マーシャル監督の映画「プリティ・リーグ」に描かれたとおり。
またアメリカ軍においては、アフリカ系の黒人を筆頭に多くのマイノリティたちが戦場で戦っており、国のために命を捧げにも関わらず、有色人種が差別される社会への疑問は、徐々に高まりを見せてゆくのである。
本作は“戦後”という大きな変革のチャンスにかけたブルックリン・ドジャースの社長兼GM、ブランチ・リッキーが、黒人たちの独立リーグであるニグロリーグで大活躍していた快足ショート、ジャッキー・ロビンソンをドジャース傘下でマイナー契約するところから始まる。
ハリソン・フォードが見事なメイクで演じるこの人物は、ロビンソンがぶち当たるであろう有形無形の様々な壁を予見した上で、「やり返さないガッツを持て」と言う。
もしもロビンソンが切れて白人を傷つけたら、それは白人社会へ更なる黒人への恐れと偏見を植え付ける事になってしまう。
だが根っからの野球人であり、野球を愛するリッキーは知っているのだ。
ロビンソンが逆境で尊厳を保ち、批判への答えを野球の結果として出すならば、時間はかかっても彼が人々のリスペクトを勝ち取るであろう事を。
もちろん、映画が描いているのはロビンソンが1945年にマイナー契約をしてからメジャーでキャリアをスタートさせる1947年までの3年間だけであり、それはスポーツの世界における差別撤廃の重要な節目ではあるものの、新たな闘争のはじまりに過ぎない。
ロビンソンと彼に続いた黒人選手たちの活躍によって、フィールドでの差別こそ徐々に低減してゆくものの、スタジアムを一歩出れば黒人差別は60年代の公民権運動の時代まで公然と続く。
現在のメジャーでも人種差別はゼロではないと聞くし、同性愛は未だ多くのプロスポーツでタブーのままだ。
だが、だからこそ最初の一歩の物語は21世紀の現在でも、大いに説得力があるし、人々の心を打つのである。
たかがスポーツ、されどスポーツ。
産業としてのスポーツの規模が、日本よりも遥かに大きなアメリカでは、メジャースポーツでの目に見える変化は日本では考えられないくらいに大きなインパクトを社会へ与える。
例えばロビンソンから50年後、ドジャースに入団した野茂英雄のビフォーアフターでアメリカ社会でのアジア系のイメージは劇的に変わった。
映画で快足を生かしてニンジャの様に盗塁を決めまくるロビンソンの姿に、イチローが被った人も多いだろうし、フェンウェイパークのマウンドで躍動する上原や田沢も、ロビンソンや野茂の大いなる一歩の先を歩いている。
私はこの映画をワールドシリーズ決勝の翌日に観たが、これは今や日本人にとっても決して他人事ではない、感慨深い映画だろうと思う。
ロビンソンを演じるチャドイック・ボーズマンの精悍な面構えが良い。
ブライアン・ヘルゲランド監督と言えば、12年前に駆け出しのアイドル俳優だったヒース・レジャーを「Rock You!」で初のハリウッド映画主演に抜擢した人物。
ボーズマンもまたブレイクの予感がする。
今回はブルックリン時代のドジャースの話なので、「ブルックリン ラガー」をチョイス。
もともとブルックリン地区はドイツ系移民が多く、一時は48もの醸造所があったという。
その後悪名高き禁酒法によって廃れてしまったわけだが、このブルックリン ラガーは1998年になって、ブルックリン地ビールの復活を目指して創業した新しい銘柄。
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2013年11月05日 (火) | 編集 |
「続く」の先にあるものは?
フランソワ・オゾンが描く物語の迷宮。
小説家崩れの国語教師ジェルマンは、新学期早々に出した“週末の出来事”を書く作文の宿題で、クロードという生徒の提出した作品に目を留める。
それは彼が類型的な郊外の中流家庭である友人の家族を皮肉りながら、友人の母に魅せられてゆく様を描いた私小説の様な作品だった。
独特の文体と人間観察の鋭さに、自らは恵まれなかった才能を感じとったジェルマンは、彼に“続き”を書かせるための個別指導にのめり込むが、やがてその小説はフィクションを越えて現実を侵食してゆく。
短編作家として知られたオゾンのはじめての長編作品となったのは、1998年の「ホームドラマ」である。
この作品はまるで舞台劇のようにスクリーン上の緞帳が開き、郊外の豪華な一軒の前に車が止まり、父親が帰って来るところから始まる。
家の中から聞こえる楽しげな「ハッピーバースデー」の歌声は、すぐにただならぬ叫び声へと変わり、銃声が響き渡ると静寂へ。
一体この家で何が起こったのか?
観客の心をつかみ、続きを期待させる秀逸なオープニング。
本作の主人公ジェルマンも、そんな物語のマジックに捕まってしまった一人だ。
「ホームドラマ」の場合は、父親が一匹のネズミを買ってきた事から、それまで隠されていた家族が次々と本性をさらけ出し、平和な家族が崩壊してゆくが、本作において “郊外の家族”はクロードの書く小説の中へと閉じ込められる。
ジェルマンは、危険な官能の香りを漂わせる小説の魔力に魅せられ、その続きが知りたくて、いやその続きを書きたくてたまらない。
昔本を一冊出したものの、小説家としては成功できなかったジェルマンは、若く才能にあふれるクロードの指導を通して、自らの暗い欲望を満たすチャンスを見出すのだ。
教師という立場でクロードを思いのままに操る事で、嘗て果たせなかった物語の支配を達成しようとしているのである。
しかし、いつしか映画の中で語られる物語という入れ子構造の複雑性の中で、その関係は逆転してゆく。
客観的な読者であり、論評する立場であったはずのジェルマンは、美青年エルンスト・ウンハウアー演じるクロードの物語に自ら立ち入り、その帰趨する先をコントロールしようとするが、実は現実の方が小説の影響を受け始めている事に気づかない。
同様にクロードもまたジェルマンとの共同作業に混乱し、書き手としての客観性を失ってゆくのである。
マリオネットの様に操られているのは、クロードかジェルマンか、それとも人間か小説か。
二人の主人公の創造を巡る葛藤は、もちろんオゾン自身の投影であり、それゆえに本作の結末はビターでありながらも、「ホームドラマ」のはじまりにも似た、実に映画的なワクワクする情感に満ちている。
本作はミステリアスな心理劇であるのと同時に、ある種の物語論であり作家論ともなっており、オゾンの過去の作品を紐解く上でも興味深い作品と言えるだろう。
面白いのは、主人公のジェルマンを演じるファブリス・ルキーニが、独特のせっかちな喋り方、自虐的なキャラクターだけでなく、ウッディ・アレンに見えてしょうがない事である。
劇中には「マッチポイント」のポスターも出てきたし、オゾンはアレンに何か思い入れがあるのだろうか。
まあ考えてみると、作家性という点ではなんとなく通じる所がある気もするけど。
いつの間にか現実とフィクションの関係性が入れ替わる、悪夢的構造を持つ本作には「ドリーム」をチョイス。
ブランデー40mlとキュラソー20ml、それにペルノ1dashをシェイクしてグラスに注ぐ。
やわらかそうなオレンジの色合の甘味なカクテルだが、当然かなり強く、ペルノが香り付けとしていいアクセントになっている。
ほどほどに飲めば、映画とは違って良い夢を見られそうだ。
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フランソワ・オゾンが描く物語の迷宮。
小説家崩れの国語教師ジェルマンは、新学期早々に出した“週末の出来事”を書く作文の宿題で、クロードという生徒の提出した作品に目を留める。
それは彼が類型的な郊外の中流家庭である友人の家族を皮肉りながら、友人の母に魅せられてゆく様を描いた私小説の様な作品だった。
独特の文体と人間観察の鋭さに、自らは恵まれなかった才能を感じとったジェルマンは、彼に“続き”を書かせるための個別指導にのめり込むが、やがてその小説はフィクションを越えて現実を侵食してゆく。
短編作家として知られたオゾンのはじめての長編作品となったのは、1998年の「ホームドラマ」である。
この作品はまるで舞台劇のようにスクリーン上の緞帳が開き、郊外の豪華な一軒の前に車が止まり、父親が帰って来るところから始まる。
家の中から聞こえる楽しげな「ハッピーバースデー」の歌声は、すぐにただならぬ叫び声へと変わり、銃声が響き渡ると静寂へ。
一体この家で何が起こったのか?
観客の心をつかみ、続きを期待させる秀逸なオープニング。
本作の主人公ジェルマンも、そんな物語のマジックに捕まってしまった一人だ。
「ホームドラマ」の場合は、父親が一匹のネズミを買ってきた事から、それまで隠されていた家族が次々と本性をさらけ出し、平和な家族が崩壊してゆくが、本作において “郊外の家族”はクロードの書く小説の中へと閉じ込められる。
ジェルマンは、危険な官能の香りを漂わせる小説の魔力に魅せられ、その続きが知りたくて、いやその続きを書きたくてたまらない。
昔本を一冊出したものの、小説家としては成功できなかったジェルマンは、若く才能にあふれるクロードの指導を通して、自らの暗い欲望を満たすチャンスを見出すのだ。
教師という立場でクロードを思いのままに操る事で、嘗て果たせなかった物語の支配を達成しようとしているのである。
しかし、いつしか映画の中で語られる物語という入れ子構造の複雑性の中で、その関係は逆転してゆく。
客観的な読者であり、論評する立場であったはずのジェルマンは、美青年エルンスト・ウンハウアー演じるクロードの物語に自ら立ち入り、その帰趨する先をコントロールしようとするが、実は現実の方が小説の影響を受け始めている事に気づかない。
同様にクロードもまたジェルマンとの共同作業に混乱し、書き手としての客観性を失ってゆくのである。
マリオネットの様に操られているのは、クロードかジェルマンか、それとも人間か小説か。
二人の主人公の創造を巡る葛藤は、もちろんオゾン自身の投影であり、それゆえに本作の結末はビターでありながらも、「ホームドラマ」のはじまりにも似た、実に映画的なワクワクする情感に満ちている。
本作はミステリアスな心理劇であるのと同時に、ある種の物語論であり作家論ともなっており、オゾンの過去の作品を紐解く上でも興味深い作品と言えるだろう。
面白いのは、主人公のジェルマンを演じるファブリス・ルキーニが、独特のせっかちな喋り方、自虐的なキャラクターだけでなく、ウッディ・アレンに見えてしょうがない事である。
劇中には「マッチポイント」のポスターも出てきたし、オゾンはアレンに何か思い入れがあるのだろうか。
まあ考えてみると、作家性という点ではなんとなく通じる所がある気もするけど。
いつの間にか現実とフィクションの関係性が入れ替わる、悪夢的構造を持つ本作には「ドリーム」をチョイス。
ブランデー40mlとキュラソー20ml、それにペルノ1dashをシェイクしてグラスに注ぐ。
やわらかそうなオレンジの色合の甘味なカクテルだが、当然かなり強く、ペルノが香り付けとしていいアクセントになっている。
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