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ショートレビュー「GODZILLA 怪獣惑星・・・・・評価額1600円」
2017年11月22日 (水) | 編集 |
絶望が、咆哮する。


前評判は散々だったが、面白いじゃないか。
これだから映画は観るまで分からない。
20世紀最後の夏から、突如として未知の巨大生物“怪獣”が大挙して世界を襲う。
カマキラス、ラドン、アンギラス、ドゴラ・・・そして、それら怪獣たちをも駆逐し、人類に引導を渡すラスボスとして現れたのが、本作におけるゴジラ。
その圧倒的な破壊の力に、それぞれの理由で故郷の星を失い、密かに地球を観察していた人型異星人たちが加勢を申し出るも、彼らの科学力をもってしてもゴジラを倒すことは出来ず、生き残った人類は異星人と共に宇宙へと敗走する。
だが、移民に適した惑星は見つからず、20年後にやむなく地球へと帰還するのだ。

この特異な世界観は昭和・平成の東宝「ゴジラ」シリーズとも、昨年大ヒットしたリブート作「シン・ゴジラ」とも違う。
メタボな体型は明らかに“ギャレゴジ”として知られるハリウッド版の系統で、人類が怪獣に星を奪われるという設定は、レジェンダリー・ピクチャーズが展開している“モンスター・バース”と合わせているのかと思ったが、これも少し異なる様だ。

ある日突然怪獣たちが世界各地を襲いはじめ、人類と戦うという設定はむしろ「パシフィック・リム」を思わせる。
まあいかにも虚淵玄の脚本らしい展開だが、従来のゴジラ映画に対する愛着の強い人ほど、この世界観には戸惑いそう。


前半は放浪の人類が地球に帰るまで、後半は地球奪還をかけた対ゴジラ撃滅作戦の構成。
主人公となるのは4歳の時にゴジラに両親を殺され、強い憎しみを持つ青年・ハルオ。
宇宙船の中で、延々と仇敵の研究をしていた彼は、無敵と思われていたゴジラにも弱点があることを発見し、反転攻勢の実質的な指揮官となる。
面白いのは、人類が地球を離れていた20年の間に、ウラシマ効果により地球では2万年の歳月が過ぎていて、生態系が全く変わってしまっていること。
人類と同盟者の異星人たちは、事実上未知の惑星で最強の敵と戦わざるを得ないのである。
日本のこの種のSFの例にもれず、前半部分はやや説明過多に感じるが、三部作の一作目ということもあり、本作で回収されなかった細かな設定も、後々伏線として効いてきそうなので、とりあえず良しとしよう。


後半、地球に降りてからのアクションシークエンスは、怪獣ものとして十分なクオリティだ。
宇宙船にパワードスーツ、「AKIRA」に出てきたようなホバーバイクが、機動性を生かして巨大なゴジラに襲い掛かるビジュアルは迫力満点。
「名探偵コナン」シリーズの瀬下寛之と、「BLAME!」が記憶に新しい静野孔文の両監督は、デジタルアニメーションの特質を生かし、人類のメカのスピード感とゴジラの巨体の重厚さのコントラストで魅せる。
それにしてもゴジラの無双っぷりたるや、途中までは地球全体にゴジラ一頭、それならいない場所で暮らせば?と思うのだけど、クライマックスまで観ると、そりゃ地球ごと滅びるわなと納得。

ドラマの軸となるハルオのキャラクター造形が、やや一本調子なのが気になるが、この辺りも次回作以降の成長に期待ということにしておこう。
そして、細やかな歓喜の後の、さらなる絶望の大きさ・・・。

続きものの構成ながら、単体でもある程度の"オチた"感があるのもいい。


ところで本作も、「シン・ゴジラ」以上に巴啓祐の「神の獣」の影響を色濃く感じる。

日本映画界もオマージュばっかり捧げてないで、いい加減あの傑作を誰か本気で映画化しないか。

四半世紀前にはまず無理だったけど、今なら技術的には可能だろう。
長らく絶版だったが、電子書籍版が出たので未読の人にはぜひ読んでほしい。

今回はイギリスのグリーンキング・ブルワリーの「ダブルホップ モンスター IPA」をチョイス。
レイト・ホッピングにより、煮沸の終了間際まで二段階に分けてホップを投入。
名前からは強烈なホップ感を想像するが、確かに強いものの、思いのほかマイルド。
パンチを効かせつつ、むしろ芳醇なまろやかさが前面に出る。

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