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ショートレビュー「ヴェノム・・・・・評価額1600円」
2018年11月04日 (日) | 編集 |
ニンゲン、喰いたい。

嘗てサム・ライミ版「スパイダーマン3」にも、ヴィランの一人として登場した人気キャラクター「ヴェノム」の単独作品。
米国での批評はボロボロだが、これはこれで面白いじゃないか。
ディズニー主導のアベンジャーズ系MCUとは異なり、ソニーピクチャーズが権利を持つスパイダーマン系、しかし今回は本編にスパイディが出てこないので、完全に独立した作りになっているのが特徴だ。
原作ではスパイダーマンが異世界で手に入れた黒いコスチュームに由来するキャラクターだったが、今回はリズ・アーメット演じる、ちょっとイーロン・マスクっぽいマッドサイエンティスト、カールトン・ドレイクによって、彗星から持ち帰られた謎生命体“シンビオート”の一体となっている。

ドレイクは人類を他惑星に移住させるために、人間とシンビオートを融合させようとしていて、違法な人体実験を繰り返しているのだが、なかなか適合者がいない。
ところがトム・ハーディ演じる、正義感は強いが猪突猛進型のダメ記者、エディ・ブロックが人体実験を告発するために研究所に侵入したところ、図らずも“ヴェノム”に寄生されて適合してしまう。
無敵の存在となったブロック=ヴェノムは、彼を捕らえようとするドレイクと、サンフランシスコの街で壮絶な大バトルを繰り広げる。

監督が「ゾンビランド」のルーベン・フライシャーだけに、全体にとぼけたユーモアがあるのがいい。
ヴェノムのキャラクターもお茶目で、自分がシンビオートの中では弱小な存在ゆえに、どん底のエディに感情移入。
だんだんと友達みたいになってきて、恋の人生相談まで(笑
あのスライムみたいな生物の世界でも「負け犬」の概念があるのが可笑しいが、種を超えた似た者同士によるバディものの構造になっているのだ。

坂の街サンフランシスコを生かしたバイクチェイスや、複数あるバトルシーンも迫力がある。
反面、ブロックとヴェノムが融合するまでの前半部分は少し冗長で、本来人間を捕食するために地球にやって来たヴェノムが心変わりする動機だとか、宿主に適合する基準なんかもムッチャ適当
特に前半あれだけ適合性云々を言っておいて、終盤ブロックと離れ離れになってしまったヴェノムが、何の問題もなくある人物と融合して、再会を果たすのはあまりにもご都合主義で、SF考証も含めて突っ込みどころは満載。
クライマックスのヴェノムvsドレイクと融合した最強のシンビオート、ライオットとの戦いもちょっとカット割過ぎで見辛い。
批評家的には、一応は批判せざるを得ない部分が多いのは確かだろう。
まあご都合主義に関しては、個人的には元々アメコミってそんなもんだと思うし、緩い部分も嫌いじゃないけど。

しかし、ディテールは予想以上に「寄生獣」な映画だったな。
キャラクターとしてのルーツはヴェノムの方が古いんだけど(原型の黒いコスチュームの登場は1984年、ヴェノムとしての初出は1988年でミギーと同じ年)、バトルシーンの演出やブロックとの共生関係などのテリングは相当に影響を受けていそうだ。
因みに今回は、エンドロールもおまけもやたらと長い。
全部で20分近くあったんじゃないかなあ。
スパイダーマンのキャラクターだということを知らないと、あのおまけは意味不明だろうけど。

今回はヴェノムと同じく黒いカクテル「ブラック・レイン」をチョイス。
リドリー・スコット監督の同名映画から命名されたカクテルで、その名の通り美しい漆黒。
フルート型グラスにスパークリングワインまたはシャンパンを80ml注ぎ、ブラック・サンブーカを20ml静かに加えてごく軽くステアする。
定番の比率は無く、グラスのサイズと好みによって変化する。
サンブーカは香りが強いので、それなりにクセがあるが、香草系が好きな人にはハマる味わいだろう。

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