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2019年05月09日 (木) | 編集 |
ピカチュウ、おっさんかわいい(笑
ジャスティス・スミス演じる、探偵の父親との関係を色々こじらせて、ポケモン嫌いになってしまった主人公ティムが、なぜか喋るピカチュウ(というか、ティムだけがピカチュウの言葉が分かる)とコンビを組んで、父の失踪事件の真相を探る。
すると人間とポケモンが共生する理想都市、“ライムシティ”に隠されたダークサイドが浮かび上がるというワケ。
本来「ピカピ〜カ」としか言わないピカチュウが、よりにもよってデップーの声で喋るのだから、正直初めて予告編を観た時は違和感がありまくり。
こりゃ、地雷かもと思ったのだが、やはり映画は実際に観るまで分からない。
期待以上にちゃんとしたポケモン映画していて、かなり面白いんだなぁ、これが。
任天堂ゲームの実写映画化というと、どうしても1993年の「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」の悪夢を思い出す。
一応、マリオとルイジの兄弟だけは似せているものの、ゲームとは世界観が全く違い、全編がやっつけ感漂う酷い代物で、当然ヒットせず。
当時、「任天堂が海千山千のハリウッドの策士たちに騙され、金だけむしり取られた」などと揶揄されたのも仕方のない出来だった。
しかし、あの惨劇からはや四半世紀。
今やゲーム産業は映画産業を軽く超える規模となり、ポップカルチャーの宇宙の中で、ゲームが持つ歴史と重みも当時とは比べ物にならない。
何より、任天堂ならぬニンテンドーで育った子供たちが、今やハリウッドのメインストリームにわんさかいるのだ。
70年生まれのロブ・レターマン監督も、初代ファミコン(ニンテンドー・エンターテイメント・システム)全盛期に少年時代を送った世代だろうし、90年代にハリウッドを襲ったポケモン旋風もしっかり記憶しているだろう。
何しろポケモン映画の第1作「ミュウツーの逆襲」は、日本映画として最初で(いまのところ)最後の全米興収No. 1の快挙を成し遂げ、8570万ドルの興行記録はいまだに破られていない。
実際本作は、「スーパーマリオ」はもちろん、現在までに作られたゲーム原作映画群と比べるても、オリジナルのゲームや日本版アニメ映画へのリスペクトが非常に強く、作り手がポケモンの世界観を愛してるのが伝わってくる。
今回は基本喋るデップー、もといピカチュウなのだが、たった一言の「ピカピ〜カ」のために、ちゃんと大谷育江をクレジットしているのも嬉しい。
以前から言ってることだが、異世界ファンタジーは観客に「その世界へ行ってみたい」と思わせれば半分勝った様なもの。
その点、モフモフのポケモンたちが闊歩するライムシティは、文句無しの楽しさだ。
「あーなるほど、あのポケモンが現実に現れたら、こんな風に見えるのだな」的なワクワク感に溢れ、“ポケモンが本当にいる世界”を、十分に堪能させてくれる。
頭を抱えたコダックもかわいいし、フシギダネの群もかわいいし、ギャラドスにビビるリザードンもかわいいし、声はおっさんだけどもちろんピカチュウもかわいい。
あああ、全部がかわいいよ、かわいいよ。
話的には「ミュウツーの逆襲」からの流れをくんだバリエーションと言えるが、「モンスターVSエイリアン」など、マニアックなドリームワークス系のアニメーション映画で知られるレターマンは、やっぱりキャラの生かし方がとても上手い。
まあ基本コメディだし、ディテールは色々強引で緩いんだけど、意外性のある終盤の展開まで飽きさせない。
一応、今回の事件は名探偵ピカチュウの活躍で解決したけど、これヒット次第では続編もありかも。
デップーに続く、ライアン・レイノルズの新たな当たり役となるか(笑
エンドクレジットのデザインまでポケモン愛MAXで胸アツ。
西島ピカチュウもちょっと興味を惹かれるので、今度は吹替え版も観てみよう。
ミュウツーの吹替えはやはり、市村正親にやって欲しかったな。
今回はピカチュウのイメージで、鮮やかな黄色のカクテル「ミモザ」をチョイス。
冷やしたシャンパン60mlをシャンパングラスに注ぎ、やはり冷やしたオレンジ・ジュース60mlで満たし、バースプーンで軽くビルド。
春から初夏にかけて、小さな黄色い花を咲かせるミモザにちなんで名付けられたという。
シャンパンの炭酸が口当たりよく、オレンジ・ジュースの酸味が爽やかなカクテルだ。
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ジャスティス・スミス演じる、探偵の父親との関係を色々こじらせて、ポケモン嫌いになってしまった主人公ティムが、なぜか喋るピカチュウ(というか、ティムだけがピカチュウの言葉が分かる)とコンビを組んで、父の失踪事件の真相を探る。
すると人間とポケモンが共生する理想都市、“ライムシティ”に隠されたダークサイドが浮かび上がるというワケ。
本来「ピカピ〜カ」としか言わないピカチュウが、よりにもよってデップーの声で喋るのだから、正直初めて予告編を観た時は違和感がありまくり。
こりゃ、地雷かもと思ったのだが、やはり映画は実際に観るまで分からない。
期待以上にちゃんとしたポケモン映画していて、かなり面白いんだなぁ、これが。
任天堂ゲームの実写映画化というと、どうしても1993年の「スーパーマリオ 魔界帝国の女神」の悪夢を思い出す。
一応、マリオとルイジの兄弟だけは似せているものの、ゲームとは世界観が全く違い、全編がやっつけ感漂う酷い代物で、当然ヒットせず。
当時、「任天堂が海千山千のハリウッドの策士たちに騙され、金だけむしり取られた」などと揶揄されたのも仕方のない出来だった。
しかし、あの惨劇からはや四半世紀。
今やゲーム産業は映画産業を軽く超える規模となり、ポップカルチャーの宇宙の中で、ゲームが持つ歴史と重みも当時とは比べ物にならない。
何より、任天堂ならぬニンテンドーで育った子供たちが、今やハリウッドのメインストリームにわんさかいるのだ。
70年生まれのロブ・レターマン監督も、初代ファミコン(ニンテンドー・エンターテイメント・システム)全盛期に少年時代を送った世代だろうし、90年代にハリウッドを襲ったポケモン旋風もしっかり記憶しているだろう。
何しろポケモン映画の第1作「ミュウツーの逆襲」は、日本映画として最初で(いまのところ)最後の全米興収No. 1の快挙を成し遂げ、8570万ドルの興行記録はいまだに破られていない。
実際本作は、「スーパーマリオ」はもちろん、現在までに作られたゲーム原作映画群と比べるても、オリジナルのゲームや日本版アニメ映画へのリスペクトが非常に強く、作り手がポケモンの世界観を愛してるのが伝わってくる。
今回は基本喋るデップー、もといピカチュウなのだが、たった一言の「ピカピ〜カ」のために、ちゃんと大谷育江をクレジットしているのも嬉しい。
以前から言ってることだが、異世界ファンタジーは観客に「その世界へ行ってみたい」と思わせれば半分勝った様なもの。
その点、モフモフのポケモンたちが闊歩するライムシティは、文句無しの楽しさだ。
「あーなるほど、あのポケモンが現実に現れたら、こんな風に見えるのだな」的なワクワク感に溢れ、“ポケモンが本当にいる世界”を、十分に堪能させてくれる。
頭を抱えたコダックもかわいいし、フシギダネの群もかわいいし、ギャラドスにビビるリザードンもかわいいし、声はおっさんだけどもちろんピカチュウもかわいい。
あああ、全部がかわいいよ、かわいいよ。
話的には「ミュウツーの逆襲」からの流れをくんだバリエーションと言えるが、「モンスターVSエイリアン」など、マニアックなドリームワークス系のアニメーション映画で知られるレターマンは、やっぱりキャラの生かし方がとても上手い。
まあ基本コメディだし、ディテールは色々強引で緩いんだけど、意外性のある終盤の展開まで飽きさせない。
一応、今回の事件は名探偵ピカチュウの活躍で解決したけど、これヒット次第では続編もありかも。
デップーに続く、ライアン・レイノルズの新たな当たり役となるか(笑
エンドクレジットのデザインまでポケモン愛MAXで胸アツ。
西島ピカチュウもちょっと興味を惹かれるので、今度は吹替え版も観てみよう。
ミュウツーの吹替えはやはり、市村正親にやって欲しかったな。
今回はピカチュウのイメージで、鮮やかな黄色のカクテル「ミモザ」をチョイス。
冷やしたシャンパン60mlをシャンパングラスに注ぎ、やはり冷やしたオレンジ・ジュース60mlで満たし、バースプーンで軽くビルド。
春から初夏にかけて、小さな黄色い花を咲かせるミモザにちなんで名付けられたという。
シャンパンの炭酸が口当たりよく、オレンジ・ジュースの酸味が爽やかなカクテルだ。

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