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2019年11月24日 (日) | 編集 |
さあ、未知の世界へ!
フィヨルドの王国アレンデールを舞台に、雪と氷を自在に操る魔力を持った女王エルサと、天真爛漫な妹のアナ王女を描き、世界中で爆発的な大ヒットを記録した、ディズニーのアニメーション映画「アナと雪の女王」の6年ぶりとなる長編第二弾。
日本でも「レリゴー!レリゴー!」が社会現象化し、興行収入歴代3位となる255億円を稼ぎ出したのは記憶に新しい。
監督はクリス・バックとジェニファー・リーが続投し、脚本もリーが再び担当。
スタッフ、キャストの多くも、前作からの続投組が占めていて、抜群の安定感だ。
ちなみに、長い歴史を持つディズニーのプリンセスを主人公とした作品で、劇場用として正式な続編が作られるのはこれが初。
「シュガー・ラッシュ」のヴァネロペをカウントしても、80年間で二度目だ。
しかし、「ありのままの自分」でいることへのエルサの葛藤は、前作で完結しているので、本作には新たなテーマが与えられ、キャラクターと世界観を引き継ぎながらも、全く別の物語となっている。
※ラストに触れています。
アレンデールが平和を取り戻してから3年後。
ある日、エルサ(イデナ・メンゼル)の耳にだけ不思議な歌が届き始める。
エルサは、その歌が封印された魔法の森から流れてくると考えるが、今の幸せを壊したくないと耳を塞ごうとする。
しかし、魔法の森の水、風、火、大地の四元素の精霊たちが暴れ始め、アレンデールの町に被害が出たため、エルサは人々を避難させると、何が起こっているのか調べに魔法の森へと旅立つ。
旅の仲間はアナ(クリスティン・ベル)、クリストフ(ジョナサン・グリフ)、トナカイのスヴェン、そしてオラフ(ジョシュ・ギャッド)。
魔法の森では、かつてアレンデールの人々と森に住むノーサルドラの人々との戦争が起こり、エルサたちの祖父は殺され、父のアグナルは生き残って王となった。
以来、精霊たちによって森は閉ざされ、何人も出入りすることは出来なくなっていたのだが、エルサが霧に手をかざすと、森は彼女を迎え入れる。
そこでは、ノーサルドラの人々と、戦争の時に送り込まれたアレンデールの兵士たちが、今も生きていた。
エルサたちは、森の伝説に伝わる、人間と自然の魔法を繋ぐ第五の精霊の存在を知り、この世界の全ての全ての記憶を持つという、北の海にある伝説の川「アートハラン」へと向かうのだが・・・・
上映が終わった時、後ろの席の人が「X-MENじゃん」って言ってて、思わず吹きそうになった。
確かに両手から吹雪を放出するエルサの姿は、映画版ではハル・ベリーとアレクサンドラ・シップが演じたX-MENのキャラクター、“ストーム”を思わせ、その魔力の無双っぷりは、キャプテン・アメリカがアベンジャーズ のメンバーに欲しがりそうなくらい。
もはやアイデンティティに悩んでいた頃の、か細い面影無し。
日本中にレリゴー旋風を巻き起こした前作は、アンデルセンの原作では本来ヴィランだった雪の女王を主人公とし、人と違った力を持つ魔法使いを、「悪」として排斥する御伽噺の定石破りを仕掛けた。
「人と違っていても、ありのままの自分でいていいんだよ」という多様性の肯定を通して、見事に新時代のディズニー・プリンセス像(クイーンだけど)を描いてみせたのだ。
定番の物語の視点を変えるという手法は、その後「眠れる森の美女」をヴィラン視点で描いた「マレフィセント」や、「ジョーカー」などのアメコミ映画などでも試みられ、もはやこの手法自体が定石の一つとなっている。
しかし、前作のエルサは最終的に自分の魔力を肯定し、周りの人々も一つの個性として受け止めたものの、彼女が普通の人々の中で孤独な存在であることは変わらない。
またアナはと言えば、エルサの凍てついた心を救ったが、彼女自身についての物語はあまり語られなかった。
今回は、前作ではアレンデールの国内に留まっていた世界観をぐっと広げ、全体をロードムービーとすることで、移ろいゆく人生の「変化」を描く。
全体のムードは「アナと雪の女王」ミーツ「ロード・オブ・ザ・リング」という趣で、世界観の拡大は両作のテーマ楽曲のタイトル、「Let It Go(ありのままで)」と「Into the Unknown(未知の世界へ)」にも反映されている。
これはエルサやアナにとっての「未知の世界」というだけでなく、私たち観客にとっても、前作のラストからは予想も出来なかった世界への冒険だ。
本作の冒頭時点で、物語の軸となるエルサとアナ、クリストフの三人は、それぞれ人生の分岐点にさしかかっているのだが、新しい一歩を踏み出したいのと同時に、今までの関係が変わることを恐れてもいる。
魔法の森の歌を聴いたエルサは、冒険が避けられないものであること、その旅が自分たちの運命を変えるものであることを予感。
一度決めたら、全部の問題を自分だけで抱え込もうとする性格は相変わらずだが、やがて彼女の決意の旅は、歴史に隠された血塗られた事実を明かすことになる。
それは、アレンデール王だった祖父が、ダムの建設を囮に魔法と共に暮らすノーサルドラを侵略し、その結果として森は閉じられたこと。
父のアグナルは戦いの中でノーサルドラの少女に助けられ、彼女が後にエルサとアナの母となるイドゥナだったこと。
姉妹は、アレンデールとノーサルドラの和解のカギであり、エルサの力こそが人間と自然の魔法を繋ぐ第五の精霊だったのだ。
変化するのはエルサだけではない。
姉想いの妹アナは、どんどんパワフルになり、危険であっても突っ走ってしまうエルサを失う予感におびえ、自らの一族の犯した過去の罪に戸惑う。
前作と比べると、アナの成長の比重が大きく、それは罪によって生じた現状を正そうとする終盤の決断へと展開し、エルサとアナの連携プレーによって、歴史の歪みは正され、二つに分断された世界は再び一つとなる。
自らの役割を知ったエルサはノーサルドラと魔法の森を統べる、本当の意味での雪の女王となり、彼女からアレンデールを託されたアナは新たな女王として帰還を果たすのだ。
二人がリーダーとしてのふさわしい居場所を見つける一方、アナに恋するクリストフは、例によってコミックリリーフ的な位置付け。
半ば腐れ縁となっている彼女との仲を進めたいのだが、なぜかいまひとつ踏み切れないでいる。
まるで少女漫画のキャラクターのように、恋に恋するクリストフが可笑しいが、もちろん彼もきちんと人生のステップを踏み出す。
最近のディズニー・アニメーション・スタジオの作品は、兄弟、いや姉妹ブランドとなったピクサーの「語るべき物語が無ければ、続編は作らない」という思想が浸透してきたのだろうか。
世界観を、閉ざされたゲームセンターからインターネットへと広げ、一作目とは違ったテーマを持ってきた「シュガー・ラッシュ:オンラン」に続き、本作もまた全く異なるステージにキャラクターたちを送り込み、好評だった一作目とは別のベクトルの物語を紡ぐという、非常にチャレンジングな作品となっている。
以前は劇場用の続編を作らず、低予算、低クオリティの続編をビデオスルーで出して、ブランドを毀損していた歴史を考えると近年の変化は興味深い。
もっとも、姉妹に訪れる危機と試練、その結果として見えてくる真実の愛の正体という、分かりやすいピンポイントに収束する前作に対し、今回は各キャラクターの葛藤のベクトルが多岐に及んでいるので、テーマ的な掘り下げはそれほど追求できてはいない。
姉妹が直面する国と一族の黒歴史(王国なのだから、ほぼイコールだ)と、その間違いを正そうとするドラマは、展開としては納得できるものの、終盤はエルサとアナのバトンリレーで、かなり駆け足となってしまっている。
まあこれは、前作とほぼ同じ上映時間では致し方ないだろう。
むしろプロットが複雑化したにも関わらず、それぞれの葛藤に納得できる落とし所を作っていることを称賛したい。
ドラマとしての深みのかわりに、てんこ盛りのミュージカルとスペクタクルな見せ場が、103分の尺にはち切れそうなくらいギュウギュウに詰め込まれている。
冬を舞台としていた前作の雪と氷に変わって、秋の紅葉が美しい本作では、物語上も「記憶を留めるもの」として重要なモチーフとなる「水」の表現が秀逸。
おなじみのキャラクターたちの活躍を見ているだけでも楽しいし、相変わらずミュージカル楽曲は素晴らしく、ディズニーならではのプリンセス大活劇として充分に面白い。
新米女王のアレンデールの将来はちょっと心配だが、もはやマーベルヒーローと化したエルサが近くにいれば問題なしだろう。
ところで、いちいち描くのがめんどくさくなったのか、オラフの雪雲設定無くなったのね。
前作の雪の白に対して、本作で印象的なのは紅葉の赤。
今回は、二人のクイーンの未来を祝って、赤いカクテル「キール・ロワイヤル」をチョイス。
冷やしたシャンパン80mlとクレーム・ド・カシス20mlを、シャンパングラスに注ぎ、軽く混ぜて完成。
シャンパンを白ワインに変えると、「キール」となる。
どちらも飲みやすいアペリティフだが、「ロワイヤル(王家の)」の方がやや甘口だ。
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フィヨルドの王国アレンデールを舞台に、雪と氷を自在に操る魔力を持った女王エルサと、天真爛漫な妹のアナ王女を描き、世界中で爆発的な大ヒットを記録した、ディズニーのアニメーション映画「アナと雪の女王」の6年ぶりとなる長編第二弾。
日本でも「レリゴー!レリゴー!」が社会現象化し、興行収入歴代3位となる255億円を稼ぎ出したのは記憶に新しい。
監督はクリス・バックとジェニファー・リーが続投し、脚本もリーが再び担当。
スタッフ、キャストの多くも、前作からの続投組が占めていて、抜群の安定感だ。
ちなみに、長い歴史を持つディズニーのプリンセスを主人公とした作品で、劇場用として正式な続編が作られるのはこれが初。
「シュガー・ラッシュ」のヴァネロペをカウントしても、80年間で二度目だ。
しかし、「ありのままの自分」でいることへのエルサの葛藤は、前作で完結しているので、本作には新たなテーマが与えられ、キャラクターと世界観を引き継ぎながらも、全く別の物語となっている。
※ラストに触れています。
アレンデールが平和を取り戻してから3年後。
ある日、エルサ(イデナ・メンゼル)の耳にだけ不思議な歌が届き始める。
エルサは、その歌が封印された魔法の森から流れてくると考えるが、今の幸せを壊したくないと耳を塞ごうとする。
しかし、魔法の森の水、風、火、大地の四元素の精霊たちが暴れ始め、アレンデールの町に被害が出たため、エルサは人々を避難させると、何が起こっているのか調べに魔法の森へと旅立つ。
旅の仲間はアナ(クリスティン・ベル)、クリストフ(ジョナサン・グリフ)、トナカイのスヴェン、そしてオラフ(ジョシュ・ギャッド)。
魔法の森では、かつてアレンデールの人々と森に住むノーサルドラの人々との戦争が起こり、エルサたちの祖父は殺され、父のアグナルは生き残って王となった。
以来、精霊たちによって森は閉ざされ、何人も出入りすることは出来なくなっていたのだが、エルサが霧に手をかざすと、森は彼女を迎え入れる。
そこでは、ノーサルドラの人々と、戦争の時に送り込まれたアレンデールの兵士たちが、今も生きていた。
エルサたちは、森の伝説に伝わる、人間と自然の魔法を繋ぐ第五の精霊の存在を知り、この世界の全ての全ての記憶を持つという、北の海にある伝説の川「アートハラン」へと向かうのだが・・・・
上映が終わった時、後ろの席の人が「X-MENじゃん」って言ってて、思わず吹きそうになった。
確かに両手から吹雪を放出するエルサの姿は、映画版ではハル・ベリーとアレクサンドラ・シップが演じたX-MENのキャラクター、“ストーム”を思わせ、その魔力の無双っぷりは、キャプテン・アメリカがアベンジャーズ のメンバーに欲しがりそうなくらい。
もはやアイデンティティに悩んでいた頃の、か細い面影無し。
日本中にレリゴー旋風を巻き起こした前作は、アンデルセンの原作では本来ヴィランだった雪の女王を主人公とし、人と違った力を持つ魔法使いを、「悪」として排斥する御伽噺の定石破りを仕掛けた。
「人と違っていても、ありのままの自分でいていいんだよ」という多様性の肯定を通して、見事に新時代のディズニー・プリンセス像(クイーンだけど)を描いてみせたのだ。
定番の物語の視点を変えるという手法は、その後「眠れる森の美女」をヴィラン視点で描いた「マレフィセント」や、「ジョーカー」などのアメコミ映画などでも試みられ、もはやこの手法自体が定石の一つとなっている。
しかし、前作のエルサは最終的に自分の魔力を肯定し、周りの人々も一つの個性として受け止めたものの、彼女が普通の人々の中で孤独な存在であることは変わらない。
またアナはと言えば、エルサの凍てついた心を救ったが、彼女自身についての物語はあまり語られなかった。
今回は、前作ではアレンデールの国内に留まっていた世界観をぐっと広げ、全体をロードムービーとすることで、移ろいゆく人生の「変化」を描く。
全体のムードは「アナと雪の女王」ミーツ「ロード・オブ・ザ・リング」という趣で、世界観の拡大は両作のテーマ楽曲のタイトル、「Let It Go(ありのままで)」と「Into the Unknown(未知の世界へ)」にも反映されている。
これはエルサやアナにとっての「未知の世界」というだけでなく、私たち観客にとっても、前作のラストからは予想も出来なかった世界への冒険だ。
本作の冒頭時点で、物語の軸となるエルサとアナ、クリストフの三人は、それぞれ人生の分岐点にさしかかっているのだが、新しい一歩を踏み出したいのと同時に、今までの関係が変わることを恐れてもいる。
魔法の森の歌を聴いたエルサは、冒険が避けられないものであること、その旅が自分たちの運命を変えるものであることを予感。
一度決めたら、全部の問題を自分だけで抱え込もうとする性格は相変わらずだが、やがて彼女の決意の旅は、歴史に隠された血塗られた事実を明かすことになる。
それは、アレンデール王だった祖父が、ダムの建設を囮に魔法と共に暮らすノーサルドラを侵略し、その結果として森は閉じられたこと。
父のアグナルは戦いの中でノーサルドラの少女に助けられ、彼女が後にエルサとアナの母となるイドゥナだったこと。
姉妹は、アレンデールとノーサルドラの和解のカギであり、エルサの力こそが人間と自然の魔法を繋ぐ第五の精霊だったのだ。
変化するのはエルサだけではない。
姉想いの妹アナは、どんどんパワフルになり、危険であっても突っ走ってしまうエルサを失う予感におびえ、自らの一族の犯した過去の罪に戸惑う。
前作と比べると、アナの成長の比重が大きく、それは罪によって生じた現状を正そうとする終盤の決断へと展開し、エルサとアナの連携プレーによって、歴史の歪みは正され、二つに分断された世界は再び一つとなる。
自らの役割を知ったエルサはノーサルドラと魔法の森を統べる、本当の意味での雪の女王となり、彼女からアレンデールを託されたアナは新たな女王として帰還を果たすのだ。
二人がリーダーとしてのふさわしい居場所を見つける一方、アナに恋するクリストフは、例によってコミックリリーフ的な位置付け。
半ば腐れ縁となっている彼女との仲を進めたいのだが、なぜかいまひとつ踏み切れないでいる。
まるで少女漫画のキャラクターのように、恋に恋するクリストフが可笑しいが、もちろん彼もきちんと人生のステップを踏み出す。
最近のディズニー・アニメーション・スタジオの作品は、兄弟、いや姉妹ブランドとなったピクサーの「語るべき物語が無ければ、続編は作らない」という思想が浸透してきたのだろうか。
世界観を、閉ざされたゲームセンターからインターネットへと広げ、一作目とは違ったテーマを持ってきた「シュガー・ラッシュ:オンラン」に続き、本作もまた全く異なるステージにキャラクターたちを送り込み、好評だった一作目とは別のベクトルの物語を紡ぐという、非常にチャレンジングな作品となっている。
以前は劇場用の続編を作らず、低予算、低クオリティの続編をビデオスルーで出して、ブランドを毀損していた歴史を考えると近年の変化は興味深い。
もっとも、姉妹に訪れる危機と試練、その結果として見えてくる真実の愛の正体という、分かりやすいピンポイントに収束する前作に対し、今回は各キャラクターの葛藤のベクトルが多岐に及んでいるので、テーマ的な掘り下げはそれほど追求できてはいない。
姉妹が直面する国と一族の黒歴史(王国なのだから、ほぼイコールだ)と、その間違いを正そうとするドラマは、展開としては納得できるものの、終盤はエルサとアナのバトンリレーで、かなり駆け足となってしまっている。
まあこれは、前作とほぼ同じ上映時間では致し方ないだろう。
むしろプロットが複雑化したにも関わらず、それぞれの葛藤に納得できる落とし所を作っていることを称賛したい。
ドラマとしての深みのかわりに、てんこ盛りのミュージカルとスペクタクルな見せ場が、103分の尺にはち切れそうなくらいギュウギュウに詰め込まれている。
冬を舞台としていた前作の雪と氷に変わって、秋の紅葉が美しい本作では、物語上も「記憶を留めるもの」として重要なモチーフとなる「水」の表現が秀逸。
おなじみのキャラクターたちの活躍を見ているだけでも楽しいし、相変わらずミュージカル楽曲は素晴らしく、ディズニーならではのプリンセス大活劇として充分に面白い。
新米女王のアレンデールの将来はちょっと心配だが、もはやマーベルヒーローと化したエルサが近くにいれば問題なしだろう。
ところで、いちいち描くのがめんどくさくなったのか、オラフの雪雲設定無くなったのね。
前作の雪の白に対して、本作で印象的なのは紅葉の赤。
今回は、二人のクイーンの未来を祝って、赤いカクテル「キール・ロワイヤル」をチョイス。
冷やしたシャンパン80mlとクレーム・ド・カシス20mlを、シャンパングラスに注ぎ、軽く混ぜて完成。
シャンパンを白ワインに変えると、「キール」となる。
どちらも飲みやすいアペリティフだが、「ロワイヤル(王家の)」の方がやや甘口だ。

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