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ショートレビュー「SING/シング:ネクストステージ・・・・・評価学1700円」
2022年03月25日 (金) | 編集 |
目指すはテッペンだ!

軽々と前作を超えてきた。
個性たっぷりの動物キャラクターたちが歌い踊る、イルミネーション制作のミュージカルアニメーション「SING/シング」の第二弾。
前作で劇場存亡の危機を脱し、地元の人気者となった“ニュー・ムーン・シアター”の面々が、今度はラスベガスみたいなショウビズのメッカ、レッドショアシティに進出して、誰も観たことのないショウを作る。
監督・脚本のガース・ジェニングス以下、主要スタッフ、キャストは続投。
マシュー・マコノヒー、リース・ウィザースプーンら、オールスターが集うボイスキャストには、新たに伝説のロックスターの役でU2のボノが参加し、ますます賑やかになった。
冒頭「不思議の国のアリス」の劇中ミュージカルから始まり、ボノ降臨のクライマックスまで観応え聴き応え共に十分の快作だ。

16年に公開された前作は、廃業間近のニュー・ムーン・シアターの支配人バスター・ムーンが、起死回生の企画として新たなスターのオーディションを敢行。
そこへ、それぞれに人生に問題を抱えた動物キャラクターたちが集まり、表現することを通じて大きな世界に向き合い、生き方を変えてゆく。 
オーディション参加者は、生活に疲れた主婦からギャングの息子まで様々で、観客はバラエティ豊かな彼らの誰かに、必ず感情移入できる仕組みだった。
オリジナルではなく、既存の楽曲をうまく物語と組み合わせることも成功していて、バッチリのシチュエーションで知っている曲がかかると否応なしにアガる。

ミュージカル群像劇としてとても良くできていたが、それぞれのキャラクターの葛藤は、前作で解消してしまっている。
そこで今回は、一本のショウを作るプロセスを物語の太い縦軸とし、そこにバスターとショウの主要キャストが新たに抱えた問題を、いくつもの横軸として組み合わせている。
責任者のバスターには、パワハラどころかギャング体質のボス、ジミーとの関係。
ゴリラのジョニーは慣れないダンスの振り付けについて行けず、ゾウのミーナはウブすぎてラブシーンの演技が出来ない。
ショウの主役を務めるママさんブタのロジータは、高所恐怖症でワイヤーアクションでパニックを起こしてしまう。
そして、ゴリ押しで出演することになったジミーの娘のポーシャは、歌は上手いが演技が出来ない。

これらは全てショウを作るプロセスの中での生みの苦しみ
一人ひとりの葛藤は、物語の中で丁寧に解消されてゆくのだが、サブブロットの中で別格として描かれるのが、最愛の妻に先立たれた後15年も隠遁生活を送っている伝説のロックスター、クレイ・キャロウェイのエピソードだ。
愛する者の喪失という彼の問題は、ショウの制作には基本的に関係ない。
しかしショウのログラインを行方不明の宇宙飛行士を探す冒険の旅とし、宇宙飛行士の発見とキャロウェイの復帰をシンクロさせることで、最大限の相乗効果を狙う上手い構成だ。
おそらくキャロウェイのキャラクターはボノに当て書きされていると思うが、スカーレット・ヨハンソン演じるアッシュが歌う「I Still Haven’t Found What I’m Looking For」に応え、ついにステージに姿を現す描写は鳥肌もん。

テリングで非常にセンスを感じさせるのが、劇中劇のディテール表現だ。
本来CGだからなんでもありのはずではあるが、あくまでも劇場内で行われるショウという設定を逸脱しない、リアリティの縛りを与えている。
もちろんこんな天井の高い劇場は存在しないとか、アニメーションならではの非現実的な部分もあるが、あえて適度な現実感をキープすることで、観客に「こんなショウがあったら観たい」と思わせることに成功している。
いやもしかしたら、実際にユニバーサル・スタジオあたりで、ライブ化狙ってるのかもしれないけど。
さあ、テッペン取っちゃったけど、三本目はあるのだろうか。

今回は、お祝いの時に飲みたい、カリフォルニア産のスパークリング。
クルーズ・ワイン・カンパニーの「スパークリング ヴァルディギエ ランチョ チミレス ナパ ヴァレー」をチョイス。
2013年に設立された新興ブランドだが、すでに人気は鰻登り。
ヴァルディギエ種100%から作られるこちらは、お花と果実の香りたっぷり。
クリーミーな辛口のスパークリングで、ほのかなピンクは祝祭の色。

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