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ハクソー・リッジ・・・・・評価額1650円
2017年06月29日 (木) | 編集 |
神さま、あと一人だけ。

「アポカリプト」以来、10年ぶりとなるメル・ギブソン監督作品。

第二次世界大戦下の沖縄で、信仰ゆえに不殺の誓いをたて、一切の武器を持たずに、75名もの負傷兵を救出した衛生兵、デズモンド・ドスを描く実話ベースの物語だ。
アンドリュー・ガーフィールドが「沈黙-サイレンス-」に続いて、再び日本の地で信仰を問われる。

なんかこの人、前世で日本に縁があるのでは?
タイトルの「ハクソー・リッジ」とは、戦いの舞台となる浦添の前田高地のこと。
前田高地の北側斜面が、ギザギザに切立った険しい崖であったことから、侵攻した米軍がハクソー(ノコギリ)尾根と呼んだことに由来する。
銃弾が飛び交う地獄の戦場で、自分の命を顧みず丸腰のまま走り回り、時には敵である日本兵さえも救おうとした信念はなぜ生まれたのか。
良心的兵役拒否者としては、アメリカ史上初めての名誉勲章が授与された“異色の英雄”の内面に迫ったユニークな戦争映画であり、宗教ドラマだ。
※核心部分に触れています。

デズモンド・ドス(アンドリュー・ガーフィールド)は、ヴァージニアの自然豊かな田舎町で育った。
父トム(ヒューゴ・ウィービング)は第一次世界大戦の帰還兵で、心に深い傷を負ったことから酒に溺れ、母バーサ(レイチェル・グリフィス)との諍いが絶えなかった。
やがて成長したドスは、献血に訪れた病院で出会った看護師のドロシー(テリーサ・パーマー)と恋に落ち、結婚を決意する。
しかし、折からの戦争は次第に激しさを増し、街の若者たちは続々出征していった。
幼少期の経験から聖書の「汝、殺すなかれ」という戒めを大切にしていたドスだったが、戦場で負傷兵を助ける衛生兵であれば、銃を持たなくても国のために尽くせるのではないかと考え、入隊することに。
グローヴァ―大尉(サム・ワーシントン)の部隊に配属されたドスは、激しい訓練をこなしてゆくのだが、唯一射撃の訓練だけは断固として拒否する。
軍務はやるが「人を殺すことはできない」と言うドスに、「人を殺すのが戦争だ」と呆れるグローヴァ―は除隊を勧める。
頑なに除隊を拒むドスは、同僚の兵士たちからあらゆる嫌がらせを受けるも動じない。
ドロシーとの結婚式のための休暇も取り上げられ、遂には命令拒否として軍法会議にかけられることになってしまうのだが・・・



前半は、初めて人を殺すことの意味を考える少年時代から、軍隊に志願し“絶対に銃を持たない兵士”が認められるまでの顛末、後半が沖縄に舞台を移し、ハクソー・リッジでの激戦という構成。
基本的に、ドスが過酷な現実を前に、信仰に基づく不殺の信念を、いかにして貫き通せたのかという物語だ。

彼は19世紀の米国で起こった、キリスト教系の新教派セブンスデー・アドベンチスト教会の敬虔な信徒。
日本でも活動しているこの教会は、キリストを天使ミカエルと同一視していたり、安息日が日曜ではなく土曜だったり、伝統的なプロテスタントとは色々と違いがある。
ただ、モーゼの十戒にある「汝、殺すなかれ」は、アドベンチストだけでなく全てのキリスト教会において、もっともベーシックな戒律だから、特にこの教派の信徒だけが不殺の信念を持っている訳ではないだろう。
ドスが絶対に銃に触れない訳は、むしろ彼の育った家庭環境が要因だ。

映画は、前半1時間以上をかけて、じっくりと戦場に赴くまでの彼の半生を描く。
緑豊かな田舎町に育ち、成長してドロシーと恋に落ち、入隊してから銃を持たないことを宣言し、非武装の兵士を認めない上官や同僚たちから執拗な嫌がらせを受け、ついには軍法会議にかけられてしまう。
しかし、軍内部のドスへの反発は当たり前の話だ。
第二次世界大戦時の米国に約1万2千人いた、信仰を理由とした良心的兵役拒否者は、通常 CPS(Civilian Public Service)と呼ばれる仕組みに参加し、森林消防や精神病院での仕事を軍務の代替策としていた。
ドスの様に呼ばれもしないのに自分から志願し、丸腰のままのこのこ戦場についてくるなど前代未聞だったのである。

ポイントは、ドスは反戦主義者ではないということと、いろいろな面で彼に似ている父親との関係性だ。
父のトムは第一次世界大戦に出征し、多くの仲間を失っている。
その経験から今でいうPTSDを発症し、戦争や権力を毛嫌いする反面、酒に溺れ時に銃を持ち出してDVに及ぶようになってしまう。
ドスは第一次世界大戦で戦った父を尊敬しているが、彼の暴力は嫌悪しているのである。
DVを止めようと、父に銃を突きつけた経験、そして幼い頃の喧嘩で弟を殺しかけた経験が、ドスの中でトラウマとなり、暴力への嫌悪が信仰と結びついて、不殺の信念が出来上がった様に見える。
普通に考えれば、不殺イコール反戦なわけで、人を助けたいけど戦争には反対しない、むしろ積極的に参加するという考えを理解するのは難しい。
この矛盾を埋め合わせるのが、「汝、殺すなかれ」を説く信仰というわけだ。

だからこの映画は、信仰とはそもそもジレンマを抱えている、ということを理解しないと誤解される危うさを孕んでいる。
「沈黙-サイレンス-」で、ガーフィールド演じる司祭ロドリゴは、江戸初期の長崎に潜入し「日本人のために信仰を広めたいが、そうすると信徒たちが殺される」という状況に葛藤する。
そして、自分は本当はどうすべきなのか神に問いかけたが、神は沈黙したまま。
300年後を描くこの映画では、ハクソー・リッジの戦闘に飛び込み、凄まじい戦争の現実に慄いたドスが、やはり神に問いかける。
だが「沈黙-サイレンス-」と異なるのは、神はその時人の声を借りて、ドスに答えを返すのだ。
「助けてくれ!」と。
ドスにとって、その声はまさに神の啓示であり、全ての葛藤は消し去られ、あとは忠実な信徒として声に従うのみ。

この映画に対する批判的意見として、彼は助けるために犠牲を望んでいるのではないか?というものがあったが、これは当てはまらないと思う。
罪深き人間たちの戦場で、ただひたすら命を助けて回るのは、彼にとっては神命であり試練。
神が何人の兵士を殺すのかなど、ドスにとってはあずかり知らぬことで、それが何人で何者であろうとも、目の前に傷ついた人間がいれば、救わねばならないのである。
戦闘が始まると、敵味方両方で「衛生兵!」の叫び声(日本軍のはもちろん日本語)が繰り返されるのが極めて印象的。
実は私の祖父は戦時中衛生兵で、戦場では一番しんどい役だと話していたが、この映画観るとなるほど納得だ。
硝煙の向こうの日本軍陣地にも、駆けずり回っているもう一人のドスがいる。
アメリカ人であろうと日本人であろうと、神の前ではみな等しく罪人であり、だからこそドスも、相手が日本兵であったとしても、助けようとしたのだろう。
神との対話やラストのイメージなど、ドスをキリストと重ね合わせているのは明らかで、ギブソン監督的には、ある意味2000年後の「パッション」vol.2か。

本作は、主人公の内面に寄り添った極めて主観的な映画で、戦争は過酷な試練の場としてのシチュエーションに過ぎない。
だから基本的に、ドスが見た世界しか描かれず、太平洋の戦場を描いた傑作TVシリーズの「ザ・パシフィック」が持っていた様な、歴史としての沖縄戦を俯瞰する視点はなく、敵である日本軍に対する特別な感情もない。
ドスにとっては自分が何を思い、何をなすのかが重要で、戦っている相手は日本人でなくてもいいし、場所も沖縄でなくてもいいのである。
沖縄の戦場をモチーフとした、一人の信仰者の信念の物語として観るならば、非常に良くできた映画で、満足度は相当に高い。
しかし、過去のメル・ギブソン監督作品、例えば「パッション」における拷問や「アポカリプト」の逃亡と人体破壊など、全体のバランスを崩してまで、一つのイメージだけを追求する独特のねちっこさはやや薄れた。
確かに戦闘描写は凄惨だが、公開当時は未見性の塊だった「プライベート・ライアン」などと比べても、一つ一つのシーンは映画的にきっちりと構成されていて、とんでもないものが目に飛び込んできた!という意外性は感じないのだ。

その分、メッセージ性の強いエンターテイメントとしてはとても観やすく、作家としては進化しているのだろうが、ギブソン監督の静かな狂気を期待してたファンとしては、そこだけはちょこっと物足りなかったな。

今回は舞台となった沖縄の地酒、瑞泉酒造の泡盛古酒「おもろ 17年熟成古酒」をチョイス。
伝統的な甕貯蔵による長期熟成酒で、甘みと酸味が複雑に絡み合う香り、味わいはコクはあれどクセはなく、飲みやすい。
飲み方はストレートかロックで。
古くなれば古くなるほど味がマイルドになり、深みを持つ泡盛の古酒。
昔は100年を超えるものもあったそうだが、沖縄戦でほとんどの甕が割れてしまったという。
色々な意味で、戦争は人類最大の罪である。

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コメント
この記事へのコメント
格段に・・・
ノラネコさん☆
実は「パッション」も「アポカリプト」も見てないのですが、メルギブ監督の手腕が格段に上がった!・・・と思いました。
あくまでもドスの信仰と信念を突きつめたところが良かったですよね。
2017/06/30(金) 00:01:44 | URL | ノルウェーまだ~む #gVQMq6Z2[ 編集]
あ、書き忘れました
ノラネコさん☆再び失礼します。
おじいさまは衛生兵でいらしたのですね!?
ビックリです!!
確かに装備を付けたままの兵士を担ぎ上げている姿は、そりゃあ大変そうでした。
お身体ご無事だったのでしょうか??
2017/06/30(金) 00:20:21 | URL | ノルウェーまだ~む #gVQMq6Z2[ 編集]
こんばんは
>ノルウェーまだ〜むさん
なんとか弾に当たらず、無事に帰って来ました。
まあ自分の身を守りながら、動けない人間を引きずって回るんだから、生半可な意識じゃ出来ないですよね。
この映画を観ながら、遠い昔に聞いた話を思い出してました。
2017/06/30(金) 20:42:17 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
初めまして。コメント失礼します。

>全体のバランスを崩してまで、一つのイメージだけを追求する独特のねちっこさはやや薄れた。

なるほどなと感じました。確かに今作は、破壊描写はあれど、全てが線で繋がるような必然性を持ってますね。
不変的な正しさを、圧倒的な説得力で語られたので、ぐうの音も出ませんでした。。。
しかし、お祖父さんが衛生兵とは、頭が下がります。
2017/07/02(日) 12:29:58 | URL | 西木 #-[ 編集]
こんばんは
>西木さん
作りが非常にロジカルなんですよね。
メル・ギブソンが脚本も書くと、いつもドMの変態色が強くなるのですが、本作では演出家に専念しプロのライターに任せたのが良かったのかもしれません。
変態チックなのもそれはそれで魅力あるんですけど。
2017/07/05(水) 20:43:07 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
これ先日、子供たち見直したのですが、息子が、えらく日本って、こんなに強くあったのか、と感心していました。最強の米軍をここまで苦しめるのかって、しきりに感心していました。文脈は、学校で良心的兵役拒否の話でこの映画をすすめられたみたいなんですが、全然違うところで感心してた。

これミッドウェーでもそうだったんですが、米国の強さ!を描こうとすると、敵を強く描かないとしょぼくなっちゃうからなんだろうと思うんですよね。なかなか興味深いです。これって、多分将来的には、韓国や中国の抗日運動をどう描くかってこととも、つながるのだろうなって。
2021/10/06(水) 07:37:08 | URL | ペトロニウス #-[ 編集]
こんばんは
>ペトロニウスさん
まあ基本的にハリウッド映画に出てくる敵の軍はムッチャ強く描写されますよね。
しかし基本的に「悪役」として描かれていたのが、最近はかなり客観的になってきて、本作の場合は単なる「敵」になってるので、観客が両者をフラットに眺めることも可能なんでしょうね。
ちなみに、イーストウッドの「父親たちの星条旗」と、ジョン・ウーの「ウインドトーカーズ」の日本軍も最強です。
2021/10/10(日) 16:19:40 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
>ジョン・ウーの「ウインドトーカーズ」の日本軍も最強です。
これは楽しみです。みたことなかったので、嬉しいです。

ミッドウェーも見たんですが、あれもだいぶ客観的になっていて驚きました。中国資本ですらあるのに笑。
2021/10/11(月) 04:18:07 | URL | ペトロニウス #-[ 編集]
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