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ショートレビュー「劇場版ポケットモンスター キミにきめた!・・・・・評価額1650円」
2017年07月18日 (火) | 編集 |
ずっと、キミの声を聞きたかった!

TVアニメ版「ポケットモンスター」の放送が開始されたのは1997年4月1日のこと。
前年に発売されたゲームボーイ用ソフトは、世界中で爆発的なブームを巻き起こしており、アニメもすぐに大人気番組となった。
1年後の1998年には、初の劇場版「ミュウツーの逆襲」が封切られ大ヒット。
翌年11月にはアメリカに上陸し、日本映画史上最初の、そして今のところ最後の全米No.1の快挙を成し遂げている。
「ポケットモンスター」は名実ともに、ゲームとアニメの両方の世界で、記録と記憶に残る作品になったのである。

あれからはや20年。
近年の劇場版とはかなり毛色の違った本作は、色々な意味でアニバーサリーに相応しい作品だ。
シリーズの立ち上げから一貫して総監督を務め、劇場版全作を手がけてきた湯山邦彦監督は、現時点でのシリーズ集大成として、極めてユニークなアプローチをとった。
タイトルの「キミにきめた!」が示唆するように、物語の導入はTV版の第1話「ポケモン!きみにきめた!」の忠実なリメイクである。
ポケモンマスターを目指す10歳のサトシと、ピカチューとの出会いと旅立ち。
お互いのファーストインプレッションは最悪だった一人と一匹に、最初の絆が生まれるまでは、ほぼTV版のまんま。
しかし、そこから本作は、オリジナルと僅かにずれたパラレルワールドを形作るのだ。
TVのメインキャラクターであるカスミやタケシは登場せず、代りにポケモン博士を目指すソウジと勝ち気な少女マコトに、ヒトカゲを捨てるダイスケは、勝利のためなら手段を択ばない少年クロスに置き換えられている。
カントー地方の小さな世界から、20年かけて徐々に広がってきた世界観も、あらかじめある程度のスケールが設定されていて、サトシはソウジ、マコトとポケモンたちをパートナーに、伝説のポケモン、ホウオウを探す旅に出る。

最初のポケモンブームの当時、子供だったポケモントレーナーたちも、もう30歳前後。
これは、シリーズのオリジンを知らない現在の子供たちの為の、もう一つのビギニングだ。
近年の劇場版は、複雑化する世界観を反映し、色々なテーマの物語があったが、今回はごくシンプル。
サトシが、仲間やライバルたちとポケモンバトルをしながら、様々な葛藤に直面し、共に成長して行く。
そうだよ、ポケモンて元々こういう話だったんだよ。
昨年大ヒットした「ポケモンGO!」でもお馴染みの、初期ポケモンたちが大挙出演するが、最近のポケモンとくらべると、初期のデザインが現実の生物のカリカチュアだったのがよく分かる。
初期のTV版で、サトシの成長を感じさせたバタフリーとの出会いと別れを、少しアレンジして再現してくれたのも嬉しかった。
そして、前半のあるシーンと対になる、クライマックスのサトシとピカチュウの、トレーナーとポケモンの関係を超えた友情の演出には、思わず涙腺決壊。
ある意味、20年目の驚きの掟破りなのだけど、あれは多分サトシにだけ聞こえた心の声なのだろう。
ちょうど今「ポケモンGO!」1周年で、サトシの帽子を被ったピカチュウが出るのだけど、映画を見てこの帽子の意味を知ると、ゲームやりながら泣ける。

「劇場版ポケットモンスター キミに決めた!」は、20年目の原点回帰にして、超正統派冒険ファンタジーだった。
単純なリメイクにせず、パラレルワールド設定にしたのは、おそらく作り手の間でも議論があったと思う。
今の子供たちには分かりやすいビギニングだけど、昔からのファンにとっては、自分たちの愛した世界が塗り替えられてしまうのだから。
ゆえに、あのエンディングは、自分の子供を連れて観に来てくれているかも知れない、大人に成ったポケモントレーナーたちに対する、20年間分の感謝なのだろうな。
劇中にサトシが見る、“ポケモンのいない世界”の夢も、嘗てポケモンの世界で遊び、やがて“卒業”していったファンに向けた、過ぎ去りし日からのメッセージ。
本作は子供たちにはαであり、大人たちにはΩ。
大人と子供どちらの視点でも楽しめ、それぞれに別の感慨にひたることができる、夏休みファミリー映画の快作である。

今回は伝説のポケモン、ホウオウを追う話なので、カクテル「フェニックス」をチョイス。
ウオッカ30ml、ピーチリキュール25ml、アマレットリキュール5ml、パイナップルジュース45ml、オレンジジュース45mlをシェイクし、氷を入れたタンブラーに注ぐ。
マラスキーノチェリーとミントの葉を飾って完成。
フルーティでスッキリとした、夏向きのカクテルだ。

ところで、今回のパラレルワールド設定は、J・J・エイブラムス版「スタートレック」みたいに、今後も使うのだろうか?

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旅を続けるサトシとピカチュウは、途中でトレーナーの少女マコトと少年ソウジと出会い、伝説のポケモン・ホウオウの情報を耳にする。 いつの間にかサトシの影に潜んでいた、謎のポケモン・マーシャドーに導かれるようにして、サトシたちはホウオウが住むテンセイ山を目指す…。 人気アニメ劇場版20周年記念超大作。 ≪虹色の羽根に導かれ、ホウオウに会う者、虹の勇者とならん。≫
2017/07/19(水) 08:32:11 | 象のロケット