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ショートレビュー「REVENGE リベンジ・・・・・評価額1600円」
2018年07月20日 (金) | 編集 |
皆殺しのエンジェル。

ドストレートなタイトルのまんま
砂漠の真ん中にある別荘で彼氏の友達のおっさんにレイプされた挙句、彼氏にも裏切られて殺されそうになった、マチルダ・ルッツ演じる主人公・ジェニファーの復讐劇。
荒涼としたロケーションから、てっきりアメリカ映画かと思っていたら、フランス映画だった。
ただし、セレブな彼氏のリチャードと二人の狩猟友達はフランス語話者で、彼女との会話は英語という設定。


自らをジャンル映画好きと語る新人の女性監督コラリー・ファルジャは、 最大限の屈辱と身体的な傷を負った主人公の復讐を、外連味たっぷりのビジュアルで描く。
ぶっちゃけプロットはありきたりだが、テリングのスタイルにすごく特徴的なクセがあるのだ。
安っぽい音楽に、レイプ男を爬虫類に見立てる様なシャレード表現も、どこか70年代プログラムピクチュア風で、血糊の量も半端ない。
明らかに狙ってB級テイストで作っているから、もろもろぶっ飛んだディテールも突っ込みは無しで。

野獣と化した三人の男たちに追われたジェニファーは、口封じのために崖から突き落とされ、あろうことか枯れ木に突き刺さってしまう。
これで生きているのも相当に無理があるが、一応刺さったおかげで地面への直撃は避けられ、うまい具合に重要な臓器にはダメージを受けなかったと考えればまあ何とか納得はできる。
その状況から、これまた強引な方法で脱出すると、いよいよとどめを刺そうとする男たちとのバトルシークエンスが始まるのである。

最初はチュッパチャプス舐めながら、いかにもバカっぽく登場するマチルダ・ルッツが、極限状態の中戦闘モードに覚醒し、女ランボーと化するとむっちゃカッコいい。
この種の映画には、キャラクターのギャップが大切ということを良く分かった演出だ。
ド素人のはずなのにジェニファーの戦闘適性が凄過ぎるとか、ナゼか応急処置の知識を授けてくれる幻覚が便利この上ないとか、あの処置じゃ外傷はともかく内出血が止まらないとか、そもそも岩砂漠を裸足で歩けるワケが無いとか、いろいろとご都合主義連発なのだけど、この種の映画とはそういうものだから気にしない。
いやもう彼女は、男たちを懲罰するために超自然的な力で蘇った死の天使と思っても良いだろう。


とことん卑劣なクズたちの、情けない死にっぷりも容赦無し。

瀕死の重傷を負った女に、とどめを刺す。

イージーな人間狩りのつもりが、いつの間にか逆に狩られていることに気付いた男たちの絶望感を強調するのは新鮮。
日本では残念ながらボカシが入ってしまうが、フルチンを晒してぶっ殺されるとか、男目線では悲惨すぎる。

ファルジャ監督は、男全般に恨みでもあるのだろうか(笑

回廊の様な家の構造を生かした、スプラッタなクライマックスもなかなか良くできていて、下手なホラー映画より多い流血までを効果的な伏線として生かすのは素晴らしい。
レイプリベンジものは数あれど、ジャンル映画好きは観逃せない快作だ。

今回は背中ならぬお腹に羽を生やしたジェニファーのイメージで、「エンジェル・フェイス」をチョイス。
ドライ・ジン30ml、アプリコット・ブランデー15ml、カルヴァドス15mlをシェイクしてグラスに注ぐ。
フルーツの甘い香りと柔らかな味わいが特徴的なスタンダードなカクテル。
スッキリしていて飲みやすいのだが、強めの蒸留酒ばかりをミックスした一杯で、当然ながら度数は非常に高い。
飲み過ぎると死の天使の顔を覗き見てしまうかも。

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