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ショートレビュー「ザ・プレデター・・・・・評価額1500円」
2018年09月19日 (水) | 編集 |
80年代的、少年冒険SF。

スピンオフの「AVP」2部作を除いて、「プレデター」「プレデター2」「プレデターズ」と過去に3作が作られている「プレデター」シリーズの第4作。
ただし、プレデターの惑星を舞台とした3作目で起こったことは、地球には知られていない設定で、ロサンゼルスでプレデターと警官たちが戦った2作目の直接の続編となっている。
人類サイドとしても、ブサイクな宇宙人が地球に侵入して人間狩りをしているのは把握していて、それなりに対策を講じている設定だ。
日本での公開初日から、まるで二本の別の映画を観てきたかのように賛否が真逆の感想ツイートが流れてきていたが、なるほどコレは監督のシェーン・ブラックと共同脚本を務める盟友フレッド・デッカー、この二人の作家映画
特に今となっては「あの人は今」的に懐かしい名前となった、デッカーの色が妙に強いのだ。

今までの3作は、どれもより強い敵を求めるプレデターと、軍人や警察や犯罪者といった地球人の戦闘プロフェッショナルのバトルアクション。
それに対して、シリーズの定石は打っているものの、少年がキーパーソンとなり、ジャングルでも大都会でもなく、アメリカのサバーブが舞台となる本作のテイストは、過去のシリーズというよりも思いっきり80年代ジュブナイルSFの香りに満ちているんだな。
それもスピルバーグとかの“A”グレードのやつじゃ無く、笑っちゃうほどのプロットのアバウトさとかも含めて、デッカーが監督してた「ドラキュリアン」とか「クリープス」とか“B”グレードのヤツだ(笑
J・J・エイブラムスを筆頭に、ルーカス/スピルバーグで育った世代が今のハリウッドの主流になったこともあって、彼の「SUPER8/スーパーエイト」など、この時代にオマージュを捧げた作品も増えた。
しかし、後年の作家の作品には多分にノスタルジーとリスペクトが入っているのに対し、ブラックとデッカーは80年代にバリバリ現役だった人たちだ。
本作に描かれる世界は、あの頃を懐かしんで作っているのではなく、ガチに全然進化してないのである。

ギークな天才少年、パパがいない家庭、なぜか街外れに落ちる宇宙船にゲームスタイルのSFガジェット、内臓ドバーの無邪気なスプラッターシーン、これらはどれも80年代のB級SFやホラー映画の定番要素
あの頃のSFのノリが好きなら本作は絶対楽しめるし、逆にズレを感じてしまえばショボすぎてダメと思うだろう。
私は第1作の出演者でもあり、劇中でプレデターに血祭りにあげられた第一号となったブラックのセルフオマージュ的な描写や、人間を殺すだけで食わないんだから「“プレデター”じゃないじゃん」とネーミングそのものにイチャモンつけたりする悪ノリ気味のギャグ部分も含めて結構楽しんだ。
プレデター対策に当たる軍の部隊が、なぜだかやたらと味方を殺したがるのは引っかかったが、ある程度整合性に目を瞑っても、やりたいことをごった煮的にブチ込んでくる猥雑なサービス精神には喝采。
プレデターのペットの宇宙犬が、いい感じに感情移入キャラになって、最後には可愛く思えてくるのも良かった。
お世辞にも洗練されているとは言い難いし、全然今風じゃないので万人向けとも言い難いが、心の内の厨二病を刺激される楽しい娯楽映画だ。
だけど、よくこの脚本でOK出たなと思ったが、プロデュース陣もみんなあの頃のお仲間たちなのね。

これには水みたいな王道のアメリカンビール、「ミラードラフト」をチョイス。
典型的なのど越し重視のライトな味わいだが、週末の夜にB級映画を観ながら飲むのにはちょうどいい。
おつまみは脂っこいピザかフライドチキン。
因みに「プレデター」シリーズでは、あんまり皆んな語ってくれないスティーヴン・ホプキンス監督の2作目が一番好きだな。

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コメント
この記事へのコメント
個人的には嘗めていたら達人だった系で「プレデターvsE.T.」か「プレデターvsヨーダ」が見てみたい(いや、許可おりんだろ)。
2018/10/02(火) 22:24:40 | URL | fjk78dead #-[ 編集]
こんばんは
>ふじきさん
フォックスがディズニーに買収されたから、vsヨーダはあるかもだ。
2018/10/03(水) 21:18:45 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
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1987年の1作目公開以来、世界中に多くのファンを生み出した「プレデター」シリーズの正統続編として製作されたSFアクション。驚異的な格闘センスや戦闘能力、そして侍を彷彿とさせる武士道を持ち合わせる戦闘種族プレデターと人類の戦いを描く。出演は「LOGAN ローガン」のボイド・ホルブルック、「X-MEN:アポカリプス」のオリビア・マン、「ルーム」のジェイコブ・トレンブレイ。シリーズ1作目「プレデ...
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