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2007年01月09日 (火) | 編集 |
今更ながら、あけましておめでとうございます。
新年の一発目は、これも今更ながら「王の男」。
日本では何故か一年近くも封切りが遅れたが、一昨年の韓国No.1ヒット作だ。
比較的低予算の時代劇という事で、本国でも興行的には期待されていなかったそうだが、蓋を開けてみたら国民の四人に一人が観たという空前の大ヒットとなった。
一体何が韓国人の心の琴線に触れたのか、とても興味深く鑑賞した。
旅芸人のチャンセン(カム・ウソン)と、女より美しい女形芸人のコンギル(イ・ジュンギ)は幼馴染。
ある時、都で王を揶揄した芸を披露したところ、たちまち大人気に。
しかし、時は朝鮮王朝最悪の暴君・燕山君(チョン・ジニョン)の時代。
チャンセンの一座の噂はすぐに王の重臣の耳に入り、捕らえられてしまう。
王を侮辱する者は死刑、しかしチャンセンは、自分たちの芸でもしも王が笑ったら、それは侮辱ではないと言い張る。
かくしてチャンセン一座は、宮廷に入り王の玉座の前で芸を披露する事になるのだが・・・
なるほど異色の時代劇だ。
朝鮮王朝の時代、宮廷に勤める女官は、原則的に全員が王と婚姻しているとみなされた「王の女」だった。
この作品では、芸人たちが王に囲われ宮廷に住み着き「王の男」となる。
中心となるのは狂気の暴君、燕山君と二人の芸人。
設定自体は日本の少女漫画あたりにもありそうな作りだが、ここに描かれている男同士の奇妙な三角関係は、所謂単純な同性愛とは明らかに違う、韓国の風土独特のものだ。
よく日本は「和」の国で、韓国は「恨(ハン)」の国だといわれる。
「恨」を理解すれば韓国人を理解できるとも。
しかし私たちが「和」という概念を具体的に説明しづらい様に、「恨」もまた単純には理解しづらい。
日本語の「恨み(うらみ)」とは全く違うのだ。
何人かの韓国人に「恨」について説明してもらった事があるが、正直なところ言葉では判ったような判らないような、もやもやとした印象だった。
「恨」を言葉で理解出来ないのは今でも変わらないのだが、感覚的には韓国の巨匠イム・グォンテク監督の一連の作品(「シバジ」「風の岡を越えて~西便制」「祝祭」など)を観ると、何となくこれが「恨」、もしくは「恨」の一面なのかという物が掴めて来る。
それは単純に言えば人間と人間の交わりがもたらす、情念の衝突とも言うべき感情のざわめきの事だと思う。
男女の情愛や友情、憎しみなどの根底に潜む、静かだが、同時に激烈な深層的な心の動きで、何年、何十年もの時を経てなお人間の感情を掻き立てるものだ。
韓国映画にしばしば現れる、愛と憎しみ、笑と悲しみといった相反する感情を同時に表現するキャラクターたちは、「恨」という概念によって突き動かされている様な気がする。
「王の男」のイ・ジュンイク監督はイム・グォンテクよりだいぶ若いが、ここに描かれている感情は共通のものだ。
主人公のチャンセンと美形の女形コンギルの関係は、兄弟の様であり、親友の様であり、また恋人の様でもある。
彼らの間の深い絆こそ、心の奥底の情念で結びついた「恨」そのものである様な気がする。
そして彼ら二人の間に割って入る、燕山君との感情も、愛憎半ばした「恨」に突き動かされた物なのだろう。
イ・ジュンギ演じる美少年のコンギルの評判が高いが、この映画でもっとも興味深く魅力的な登場人物は、朝鮮王朝史上最悪の暴君として知られる燕山君だ。
チャンセンとコンギルが、芸人が寸劇で使う仮面の様に、人間の持つ一面を強調したキャラクターだとしたら、燕山君はより複雑で深い心の闇を持つ人物として描かれている。
幼くして母を謀殺され、心に傷を負った燕山君は、いわば究極のマザコンであり、同時に偉大な父王の影に怯える、エディプスコンプレックスを抱えた倒錯者として描かれる。
彼にはキーセン出身のノクスという情婦がいるが、彼女への感情はとても複雑だ。
母の愛を求めながら、実際には母性とは正反対の享楽的な女性を側に置く。
そして母性的な愛情は、男性であるコンギルに求め、彼の前ではまるで子供の様に振舞うのだ。
人間の持つ悲しみを具現化したような燕山君のキャラクターは、本編の白眉であり、演じるチョン・ジニョンは韓国版ジャック・ニコルソンとも言うべき怪演で、強い印象を残す。
本作の作品的なクオリティは、さすがに1000万人を動員しただけあって高いが、時代劇のキモである映像面の表現には疑問がある。
好みの問題かもしれないが、全編を通し、隅々まで明るく見通せる画作りは如何なものか。
「王の男」は、衣装や美術に非常に凝った色彩設計を取り入れており、彩度の高い色彩をなるべく見せようという意図なのだと思うが、ちょっと光が回りすぎている。
確かに色は綺麗だが、奥行きが無く平坦で、まるで一昔前のNHK時代劇を観ている様で興ざめだ。
夜の森の遠くの木々にまで、煌々と照明が当たっているのはいくらなんでもやりすぎではないだろうか。
映像が登場人物の心の闇をフォローするようなものだったら、更に深みを感じただろうが、
本作の場合、見た目の華麗さに走った映像が、ドラマ的な情感をスポイルしてしまったような気がする。
「王の男」は、異文化としての韓国文化を理解しようとすると極めて興味深い作品だ。
登場人物たちは魅力的で、人間の心の結びつきを追求したテーマ性も深い。
しかし、同時にまるで古典歌舞伎を観ているような、ある種の型にはまった堅苦しさを感じたのも事実で、物語的な自由度が、様式的な美学の追求によって制限されてしまった様な印象があり、この点少々残念だ。
さて今回は、映画と直接関係はないのだが、今年一年心酔わせる映画に出会いたいという願いを込めて、「酔心」の純米酒「ブナのしずく」をチョイス。
その名のとおり、透き通った軽やかなお酒。
今年も一年間、素敵な映画とお酒にであえますように。
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「チャングム」同じ時代を舞台にした娯楽時代劇の傑作
新年の一発目は、これも今更ながら「王の男」。
日本では何故か一年近くも封切りが遅れたが、一昨年の韓国No.1ヒット作だ。
比較的低予算の時代劇という事で、本国でも興行的には期待されていなかったそうだが、蓋を開けてみたら国民の四人に一人が観たという空前の大ヒットとなった。
一体何が韓国人の心の琴線に触れたのか、とても興味深く鑑賞した。
旅芸人のチャンセン(カム・ウソン)と、女より美しい女形芸人のコンギル(イ・ジュンギ)は幼馴染。
ある時、都で王を揶揄した芸を披露したところ、たちまち大人気に。
しかし、時は朝鮮王朝最悪の暴君・燕山君(チョン・ジニョン)の時代。
チャンセンの一座の噂はすぐに王の重臣の耳に入り、捕らえられてしまう。
王を侮辱する者は死刑、しかしチャンセンは、自分たちの芸でもしも王が笑ったら、それは侮辱ではないと言い張る。
かくしてチャンセン一座は、宮廷に入り王の玉座の前で芸を披露する事になるのだが・・・
なるほど異色の時代劇だ。
朝鮮王朝の時代、宮廷に勤める女官は、原則的に全員が王と婚姻しているとみなされた「王の女」だった。
この作品では、芸人たちが王に囲われ宮廷に住み着き「王の男」となる。
中心となるのは狂気の暴君、燕山君と二人の芸人。
設定自体は日本の少女漫画あたりにもありそうな作りだが、ここに描かれている男同士の奇妙な三角関係は、所謂単純な同性愛とは明らかに違う、韓国の風土独特のものだ。
よく日本は「和」の国で、韓国は「恨(ハン)」の国だといわれる。
「恨」を理解すれば韓国人を理解できるとも。
しかし私たちが「和」という概念を具体的に説明しづらい様に、「恨」もまた単純には理解しづらい。
日本語の「恨み(うらみ)」とは全く違うのだ。
何人かの韓国人に「恨」について説明してもらった事があるが、正直なところ言葉では判ったような判らないような、もやもやとした印象だった。
「恨」を言葉で理解出来ないのは今でも変わらないのだが、感覚的には韓国の巨匠イム・グォンテク監督の一連の作品(「シバジ」「風の岡を越えて~西便制」「祝祭」など)を観ると、何となくこれが「恨」、もしくは「恨」の一面なのかという物が掴めて来る。
それは単純に言えば人間と人間の交わりがもたらす、情念の衝突とも言うべき感情のざわめきの事だと思う。
男女の情愛や友情、憎しみなどの根底に潜む、静かだが、同時に激烈な深層的な心の動きで、何年、何十年もの時を経てなお人間の感情を掻き立てるものだ。
韓国映画にしばしば現れる、愛と憎しみ、笑と悲しみといった相反する感情を同時に表現するキャラクターたちは、「恨」という概念によって突き動かされている様な気がする。
「王の男」のイ・ジュンイク監督はイム・グォンテクよりだいぶ若いが、ここに描かれている感情は共通のものだ。
主人公のチャンセンと美形の女形コンギルの関係は、兄弟の様であり、親友の様であり、また恋人の様でもある。
彼らの間の深い絆こそ、心の奥底の情念で結びついた「恨」そのものである様な気がする。
そして彼ら二人の間に割って入る、燕山君との感情も、愛憎半ばした「恨」に突き動かされた物なのだろう。
イ・ジュンギ演じる美少年のコンギルの評判が高いが、この映画でもっとも興味深く魅力的な登場人物は、朝鮮王朝史上最悪の暴君として知られる燕山君だ。
チャンセンとコンギルが、芸人が寸劇で使う仮面の様に、人間の持つ一面を強調したキャラクターだとしたら、燕山君はより複雑で深い心の闇を持つ人物として描かれている。
幼くして母を謀殺され、心に傷を負った燕山君は、いわば究極のマザコンであり、同時に偉大な父王の影に怯える、エディプスコンプレックスを抱えた倒錯者として描かれる。
彼にはキーセン出身のノクスという情婦がいるが、彼女への感情はとても複雑だ。
母の愛を求めながら、実際には母性とは正反対の享楽的な女性を側に置く。
そして母性的な愛情は、男性であるコンギルに求め、彼の前ではまるで子供の様に振舞うのだ。
人間の持つ悲しみを具現化したような燕山君のキャラクターは、本編の白眉であり、演じるチョン・ジニョンは韓国版ジャック・ニコルソンとも言うべき怪演で、強い印象を残す。
本作の作品的なクオリティは、さすがに1000万人を動員しただけあって高いが、時代劇のキモである映像面の表現には疑問がある。
好みの問題かもしれないが、全編を通し、隅々まで明るく見通せる画作りは如何なものか。
「王の男」は、衣装や美術に非常に凝った色彩設計を取り入れており、彩度の高い色彩をなるべく見せようという意図なのだと思うが、ちょっと光が回りすぎている。
確かに色は綺麗だが、奥行きが無く平坦で、まるで一昔前のNHK時代劇を観ている様で興ざめだ。
夜の森の遠くの木々にまで、煌々と照明が当たっているのはいくらなんでもやりすぎではないだろうか。
映像が登場人物の心の闇をフォローするようなものだったら、更に深みを感じただろうが、
本作の場合、見た目の華麗さに走った映像が、ドラマ的な情感をスポイルしてしまったような気がする。
「王の男」は、異文化としての韓国文化を理解しようとすると極めて興味深い作品だ。
登場人物たちは魅力的で、人間の心の結びつきを追求したテーマ性も深い。
しかし、同時にまるで古典歌舞伎を観ているような、ある種の型にはまった堅苦しさを感じたのも事実で、物語的な自由度が、様式的な美学の追求によって制限されてしまった様な印象があり、この点少々残念だ。
さて今回は、映画と直接関係はないのだが、今年一年心酔わせる映画に出会いたいという願いを込めて、「酔心」の純米酒「ブナのしずく」をチョイス。
その名のとおり、透き通った軽やかなお酒。
今年も一年間、素敵な映画とお酒にであえますように。

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「チャングム」同じ時代を舞台にした娯楽時代劇の傑作
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この記事へのコメント
チャンセンとコンギル、そしてコンギルと燕山君の関係が見応えがあって面白かったですね。ただ、コンギルと燕山君の描写は十分でしたがチャンセンとコンギルの関係は少々説明不足でしたね。二人の絆をもう少し深く描いて欲しかったです。
「恨」がキーワードなんですね、なるほどそれでずいぶん
分りやすくなるような気がします。型にはまってるのは、
やっぱり、有名人がでる時代劇だからでしょうかね、
日本でいえば「忠臣蔵」?
分りやすくなるような気がします。型にはまってるのは、
やっぱり、有名人がでる時代劇だからでしょうかね、
日本でいえば「忠臣蔵」?
遅れ馳せながら明けましておめでとうございます♪
ノラネコさんこんばんわ♪TB有難うございました♪
『恨(ハン)』と言う韓国独特の概念があるとは初耳ですね。また1つ勉強になった気がします。今度韓国映画を観るときはその『恨』の概念もよく理解しながら観ると、一層面白味が増すかもしれませんね。
『ブロークバックマウンテン』風味に捉えていた自分がなんかアンチクショウですw
ノラネコさんこんばんわ♪TB有難うございました♪
『恨(ハン)』と言う韓国独特の概念があるとは初耳ですね。また1つ勉強になった気がします。今度韓国映画を観るときはその『恨』の概念もよく理解しながら観ると、一層面白味が増すかもしれませんね。
『ブロークバックマウンテン』風味に捉えていた自分がなんかアンチクショウですw
>えめきんさん
二人の芸人の関係は描こうと思えば出来たでしょうか、ちょっと長くなったかな。
たぶん作り手が一番思い入れたのが燕山君なんでしょうね。
>Biancaさん
韓国映画のキャラクターは、「恨」をキーワードに読み解くとより深く理解できるように思います。
少々堅苦しいのは、韓国に限らず時代劇で様式美を追求すると、キャラクターまでその中に入れ込もうとしてしまうからではないでしょうか。
>メビウスさん
昔、韓国人から「恨」という概念を初めて聞いた時は目から鱗でした。
日本と韓国はよく似ているようで、ベースの部分で決定的な違いを感じる事も多いですが、「恨」を考えると多くのことが納得できるようになりました。
韓国映画を理解するキーでもあると思います。
二人の芸人の関係は描こうと思えば出来たでしょうか、ちょっと長くなったかな。
たぶん作り手が一番思い入れたのが燕山君なんでしょうね。
>Biancaさん
韓国映画のキャラクターは、「恨」をキーワードに読み解くとより深く理解できるように思います。
少々堅苦しいのは、韓国に限らず時代劇で様式美を追求すると、キャラクターまでその中に入れ込もうとしてしまうからではないでしょうか。
>メビウスさん
昔、韓国人から「恨」という概念を初めて聞いた時は目から鱗でした。
日本と韓国はよく似ているようで、ベースの部分で決定的な違いを感じる事も多いですが、「恨」を考えると多くのことが納得できるようになりました。
韓国映画を理解するキーでもあると思います。
なんともいえない、泥臭い力強さですよね!
映像なども洗練された美しさではなく、底からわき起こる激しさを感じることが多いんですが、それも「恨」のパワーなんでしょうね。
この作品も、登場人物の感情をはっきり理解できないのですが、それぞれの登場人物のパワーにすっかり魅せられ最後まで引きずられていったように感じました。
映像なども洗練された美しさではなく、底からわき起こる激しさを感じることが多いんですが、それも「恨」のパワーなんでしょうね。
この作品も、登場人物の感情をはっきり理解できないのですが、それぞれの登場人物のパワーにすっかり魅せられ最後まで引きずられていったように感じました。
>コブタさん
人間の色々な感情を正面から描くのが上手いですよね。
この作品に描かれた感情も、喜怒哀楽では言い表せない深いところから生まれているように思いました。
簡単には言い表せないところがこの作品の奥の深さに繋がっていると思います。
人間の色々な感情を正面から描くのが上手いですよね。
この作品に描かれた感情も、喜怒哀楽では言い表せない深いところから生まれているように思いました。
簡単には言い表せないところがこの作品の奥の深さに繋がっていると思います。
あけましておめでとうございます~
(遅すぎる御挨拶ですみません~)
今年もよろしくお願いします~ペコリ(o_ _)o))
王の男はもう少し綺麗な男が出てきて欲しかったな。。。
バキッ!!( -_-)=○()゚O゚)アウッ!
(遅すぎる御挨拶ですみません~)
今年もよろしくお願いします~ペコリ(o_ _)o))
王の男はもう少し綺麗な男が出てきて欲しかったな。。。
バキッ!!( -_-)=○()゚O゚)アウッ!
>うさぎさん
こちらこそよろしくお願いいたします。
>王の男はもう少し綺麗な男が出てきて欲しかったな。。。
宣伝の印象だと、そっち系のお話なのかなという印象でしたね。
映画は案外骨太で、見応えはありましたが、少し堅苦しい感がありました。
こちらこそよろしくお願いいたします。
>王の男はもう少し綺麗な男が出てきて欲しかったな。。。
宣伝の印象だと、そっち系のお話なのかなという印象でしたね。
映画は案外骨太で、見応えはありましたが、少し堅苦しい感がありました。
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韓国?...
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その日も演目の終わりに、一座の親方がコンギルを貴族に差し出そうとして...
2009/03/12(木) 15:39:17 | 映画と写真のブログ
韓国の宮廷の確執に振り回される哀しい芸人達の物語を描いた作品『王の男』。
主人公である芸人達の見せる数々の芸はなかなかので、特に綱の上で見せる曲芸は一見に価値あり!
ただ、それ以外に見どころは?と聞かれると、いま一つ思いつくところが無いのが残念な作品。
2009/08/10(月) 00:15:42 | 映画+小説+家族=MyLife
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