2007年03月02日 (金) | 編集 |
うわぁ・・・想像していたのと全然違う。
予告編の印象から、ちょっとダークな「不思議な国のアリス」、あるいはアニメ好きの
ギレルモ・デル・トロならスペイン版の「千と千尋の神隠し」的な物を想像していた。
そして映画が始まってからもしばらくの間は、深い森と苔生した遺跡の風情などに、宮崎アニメ的な世界を感じていたのだが、まさか入り口は「千と千尋」でも出口まで行くと「火垂るの墓」だったとは!
正直なところこれほど凹む、いや切なく残酷な作品だとは想像も出来なかった。
メキシコの異才、ギレルモ・デル・トロの、これは間違いなく最高傑作。
戦争で愛する者、愛する世界を次々と失ってゆく少女が夢見る、理想の世界とはつまり・・・
1944年、フランコ独裁体制下のスペイン。
長く続いた内戦は終結に向かっているが、未だ地方の山岳地帯では戦いが続いている。
戦争で父を失ったオフェーリア(イバナ・バケロ)は、フランコ軍将校であるビダル大尉(セルジ・ロペス)と再婚した母カルメン(アリアドナ・ヒル)と共に、父の任地である最前線の山奥にやって来る。
カルメンはビダルの子を妊娠していたが、オフェーリアは、母を自分の世継ぎを生む機械くらいにしか思っていないビダルを決して父親とは認めない。
屋敷にはオフェーリア親子の世話をするメルセデス(マリベル・ベルドゥ)やファレーロ医師(アレックス・アンゲロ)も出入りしているが、実は彼らはレジスタンスの一員で、ビダルとは敵同士。
ある夜、オフェーリアは森で出会ったナナフシの妖精に導かれて、屋敷の奥の森にあるラビリンスに導かれる。
そこには「パン」と名乗る羊頭の男がいて、オフェーリアこそは遠い昔に悲劇の死を遂げた地底の国の姫の生まれ変わりではないかと言う。
パンはオフェーリアが本当に姫かどうかを確かめるために、三つの使命を与えるのだが・・・
ギレルモ・デル・トロは不思議な映画作家だ。
ハリウッドデビュー作となった「ミミック」以来、「ブレイド2」 「ヘルボーイ」といった作品では、B級オタクテイスト溢れるエンターテイナーぶりを発揮するのに対して、母国語であるスペイン語映画になると、本作や同じスペイン内戦を舞台とした「デビルズ・バックボーン」に見られるように、やたらと文学的な世界を展開する。
もっとも、ハリウッド映画も含めて、そのベースにある耽美的な美意識と異形愛は共通しているのだが。
本作の場合、思春期の少女が想像力の翼を広げ、幻想の世界に入り込むというお話自体は、「不思議の国のアリス」以来の定番であり、特に目新しいものでは無い。
実際、第一の使命を果たすとき、オフェーリアは青緑のドレスに白いエプロンという、アリスを思わせる姿で登場する。
だが、そのコスチュームは直ぐに脱いでしまった上に、泥まみれになってしまい、これがアリス的ファンタジーとは一線を画す物語であることが象徴的に描写される。
彼女が入り込む幻想の世界は、現実とはまた違った意味で悪夢的で禍々しく、上映時間に占める割合はごく短いのだが、世界観のデザインと造形は実に見事で強く印象に残る。
クリーチャーデザインは、ちょっと昔のマットジョージ風でもあり、ガマ怪物、いないないばあ怪物(以上、勝手に命名)と、どことなく東洋的な風情もあってユニークだ。
オフェーリアが幻想の世界に出入りするときに使うのが、出入り口を描くとそこにドアが出来る魔法のチョークというアイディアも、昔某漫画で見たような気がするが、このあたりのセンスはデル・トロのオタク趣味を反映しているのかもしれない。
勿論幻想世界の描写だけでなく、現実世界の陰鬱とした世界観も含め、ビジュアルイメージの作りこみは見事で、今年のオスカーで撮影、美術、メイクアップの三冠を制覇したのも納得の仕上がりだ。
物語は現実世界の戦争と、オフェーリアの抱く幻想の世界とが交互に描かれる。
現実世界では、オフェーリアが一番愛した父は戦死し、冷酷な養父がレジスタンスを狩り立て、妊娠中の母親は病に伏せる。
母親以外で唯一オフェーリアが心を許すメルセデスは、実はレジスタンスのスパイでオフェーリアもその正体を知るが、黙っている事を約束する。
フェアリーテイルの世界は、過酷な現実に疲れ切ったオフェーリアが逃げ込んだ先。
現実の世界が彼女を追い詰めれば追い詰めるほど、幻想の世界は力を持って広がり、オフェーリアの精神を取り込んでゆく。
いや、正確には逃げたのではなく、そこは彼女が彼女の世界を守るために、戦う事の出来る場所なのだ。
故に、この世界自体はオフェーリアの望む世界ではなく、そこへ行くまでの試練の場となっている。
大人たちが森で戦っている間、オフェーリアもまた戦っている。
幻想の世界での出来事は、大人たちの世界とは一見関係なさそうだが、そこもまた現実が生み出した世界であり、無関係ではいられない。
彼女自身最初気づいていないのだが、実は自分自身を守るため、妊娠して体調の優れないお母さんを回復させるため、嫌いな養父の子だけども母の胎内に抱かれた弟に愛を与えるため、オフェーリアは怪物たちの待つ世界で試練を受け、マンドレイクの魔法に自らの血を与える。
しかし、お母さんが魔法を拒絶し、現実がまたも愛する者を奪っていった時、物語の結末とオフェーリアの運命は決まったのかもしれない。
現実から生まれた幻想の世界が、現実に拒絶された時、オフェーリアに残された唯一の道は、幻想の世界で望みを叶える事。
しかし、彼女に課された最後の試練とは・・・
映画のラストは、深い。
果たして、これは悲劇なのか、それともオフェーリアの視点からはハッピーエンドなのか、観る者の心の奥底に重い余韻を残して物語は幕を閉じる。
秋の日本公開まではだいぶ間があるので、今回核心部分のネタバレは避けたが、秋にもう一度観て、改めてディープに語ってみたい作品である。
ファンタジーの装いではあるが、子供が巻き込まれる凄惨な戦争映画でもある。
大人でも目を背けたくなる描写もあり、幼い子供に観せたらトラウマ化必至の作品なので注意。
基本的には大人のための映画だ。
今回は血のように濃い、スペインの赤ワイン「ヴィーニャス・デ・ガイン」の2003年をチョイス。
スペイン有数のワイン産地リオハの名品。
今まさにこのワインを飲みながらこの文章を書いているが、ロバート・パーカーが93ポイントを付けるのも納得の仕上がりだ。
パーカーほど詩的な表現力は持ち合わせていないが、オフェーリアの幻想のような繊細さと、午前十一時の太陽のような陽気さを併せ持つ、映画に劣らぬ名作だと言っておこう。
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ヴィーニャス・デ・ガイン
スペイン内戦を舞台にした異色作。本作の源流か。
ハリウッド進出作は、ゴキブリホラー。虫への偏愛ぶりは本作でも健在。
予告編の印象から、ちょっとダークな「不思議な国のアリス」、あるいはアニメ好きの
ギレルモ・デル・トロならスペイン版の「千と千尋の神隠し」的な物を想像していた。
そして映画が始まってからもしばらくの間は、深い森と苔生した遺跡の風情などに、宮崎アニメ的な世界を感じていたのだが、まさか入り口は「千と千尋」でも出口まで行くと「火垂るの墓」だったとは!
正直なところこれほど凹む、いや切なく残酷な作品だとは想像も出来なかった。
メキシコの異才、ギレルモ・デル・トロの、これは間違いなく最高傑作。
戦争で愛する者、愛する世界を次々と失ってゆく少女が夢見る、理想の世界とはつまり・・・
1944年、フランコ独裁体制下のスペイン。
長く続いた内戦は終結に向かっているが、未だ地方の山岳地帯では戦いが続いている。
戦争で父を失ったオフェーリア(イバナ・バケロ)は、フランコ軍将校であるビダル大尉(セルジ・ロペス)と再婚した母カルメン(アリアドナ・ヒル)と共に、父の任地である最前線の山奥にやって来る。
カルメンはビダルの子を妊娠していたが、オフェーリアは、母を自分の世継ぎを生む機械くらいにしか思っていないビダルを決して父親とは認めない。
屋敷にはオフェーリア親子の世話をするメルセデス(マリベル・ベルドゥ)やファレーロ医師(アレックス・アンゲロ)も出入りしているが、実は彼らはレジスタンスの一員で、ビダルとは敵同士。
ある夜、オフェーリアは森で出会ったナナフシの妖精に導かれて、屋敷の奥の森にあるラビリンスに導かれる。
そこには「パン」と名乗る羊頭の男がいて、オフェーリアこそは遠い昔に悲劇の死を遂げた地底の国の姫の生まれ変わりではないかと言う。
パンはオフェーリアが本当に姫かどうかを確かめるために、三つの使命を与えるのだが・・・
ギレルモ・デル・トロは不思議な映画作家だ。
ハリウッドデビュー作となった「ミミック」以来、「ブレイド2」 「ヘルボーイ」といった作品では、B級オタクテイスト溢れるエンターテイナーぶりを発揮するのに対して、母国語であるスペイン語映画になると、本作や同じスペイン内戦を舞台とした「デビルズ・バックボーン」に見られるように、やたらと文学的な世界を展開する。
もっとも、ハリウッド映画も含めて、そのベースにある耽美的な美意識と異形愛は共通しているのだが。
本作の場合、思春期の少女が想像力の翼を広げ、幻想の世界に入り込むというお話自体は、「不思議の国のアリス」以来の定番であり、特に目新しいものでは無い。
実際、第一の使命を果たすとき、オフェーリアは青緑のドレスに白いエプロンという、アリスを思わせる姿で登場する。
だが、そのコスチュームは直ぐに脱いでしまった上に、泥まみれになってしまい、これがアリス的ファンタジーとは一線を画す物語であることが象徴的に描写される。
彼女が入り込む幻想の世界は、現実とはまた違った意味で悪夢的で禍々しく、上映時間に占める割合はごく短いのだが、世界観のデザインと造形は実に見事で強く印象に残る。
クリーチャーデザインは、ちょっと昔のマットジョージ風でもあり、ガマ怪物、いないないばあ怪物(以上、勝手に命名)と、どことなく東洋的な風情もあってユニークだ。
オフェーリアが幻想の世界に出入りするときに使うのが、出入り口を描くとそこにドアが出来る魔法のチョークというアイディアも、昔某漫画で見たような気がするが、このあたりのセンスはデル・トロのオタク趣味を反映しているのかもしれない。
勿論幻想世界の描写だけでなく、現実世界の陰鬱とした世界観も含め、ビジュアルイメージの作りこみは見事で、今年のオスカーで撮影、美術、メイクアップの三冠を制覇したのも納得の仕上がりだ。
物語は現実世界の戦争と、オフェーリアの抱く幻想の世界とが交互に描かれる。
現実世界では、オフェーリアが一番愛した父は戦死し、冷酷な養父がレジスタンスを狩り立て、妊娠中の母親は病に伏せる。
母親以外で唯一オフェーリアが心を許すメルセデスは、実はレジスタンスのスパイでオフェーリアもその正体を知るが、黙っている事を約束する。
フェアリーテイルの世界は、過酷な現実に疲れ切ったオフェーリアが逃げ込んだ先。
現実の世界が彼女を追い詰めれば追い詰めるほど、幻想の世界は力を持って広がり、オフェーリアの精神を取り込んでゆく。
いや、正確には逃げたのではなく、そこは彼女が彼女の世界を守るために、戦う事の出来る場所なのだ。
故に、この世界自体はオフェーリアの望む世界ではなく、そこへ行くまでの試練の場となっている。
大人たちが森で戦っている間、オフェーリアもまた戦っている。
幻想の世界での出来事は、大人たちの世界とは一見関係なさそうだが、そこもまた現実が生み出した世界であり、無関係ではいられない。
彼女自身最初気づいていないのだが、実は自分自身を守るため、妊娠して体調の優れないお母さんを回復させるため、嫌いな養父の子だけども母の胎内に抱かれた弟に愛を与えるため、オフェーリアは怪物たちの待つ世界で試練を受け、マンドレイクの魔法に自らの血を与える。
しかし、お母さんが魔法を拒絶し、現実がまたも愛する者を奪っていった時、物語の結末とオフェーリアの運命は決まったのかもしれない。
現実から生まれた幻想の世界が、現実に拒絶された時、オフェーリアに残された唯一の道は、幻想の世界で望みを叶える事。
しかし、彼女に課された最後の試練とは・・・
映画のラストは、深い。
果たして、これは悲劇なのか、それともオフェーリアの視点からはハッピーエンドなのか、観る者の心の奥底に重い余韻を残して物語は幕を閉じる。
秋の日本公開まではだいぶ間があるので、今回核心部分のネタバレは避けたが、秋にもう一度観て、改めてディープに語ってみたい作品である。
ファンタジーの装いではあるが、子供が巻き込まれる凄惨な戦争映画でもある。
大人でも目を背けたくなる描写もあり、幼い子供に観せたらトラウマ化必至の作品なので注意。
基本的には大人のための映画だ。
今回は血のように濃い、スペインの赤ワイン「ヴィーニャス・デ・ガイン」の2003年をチョイス。
スペイン有数のワイン産地リオハの名品。
今まさにこのワインを飲みながらこの文章を書いているが、ロバート・パーカーが93ポイントを付けるのも納得の仕上がりだ。
パーカーほど詩的な表現力は持ち合わせていないが、オフェーリアの幻想のような繊細さと、午前十一時の太陽のような陽気さを併せ持つ、映画に劣らぬ名作だと言っておこう。

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ヴィーニャス・デ・ガイン
スペイン内戦を舞台にした異色作。本作の源流か。
ハリウッド進出作は、ゴキブリホラー。虫への偏愛ぶりは本作でも健在。
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この記事へのコメント
コメント&TBありがとうございます☆
この映画 とても気に入っているので 同じ意見の方がいて とても嬉しいです~。
スペイン絵画を思い出すような 重厚な映像にビックリ。
残虐描写もすごいといえば すごいのですが 実際こういうことしてたんだろうな・・・と 思うと 大人でもトラウマになってしまうような状況ならば 子供は想像に逃げるというのは ものすごく正しいですよね。
この後の フランコ政権の台頭を考えると この映画はさらに意義深いものになると思います。
この映画 とても気に入っているので 同じ意見の方がいて とても嬉しいです~。
スペイン絵画を思い出すような 重厚な映像にビックリ。
残虐描写もすごいといえば すごいのですが 実際こういうことしてたんだろうな・・・と 思うと 大人でもトラウマになってしまうような状況ならば 子供は想像に逃げるというのは ものすごく正しいですよね。
この後の フランコ政権の台頭を考えると この映画はさらに意義深いものになると思います。
>プリシラさん
こういう映画だとは想像していなかったので、びっくりでした。
確かにスペインの絵画、私はゴヤを思い出しました。
妖精を頭からバリバリ喰う描写なんかは「我が子を食うサトゥルヌス」ですよね。
ビジュアル表現は圧巻の出来でした。
大人たちの戦争に巻き込まれ、空想の世界ですら存在を許されなくなったとき、子供たちはどこに逃れれば良いのでしょう。
あまりにも重く、切ない映画でした。
こういう映画だとは想像していなかったので、びっくりでした。
確かにスペインの絵画、私はゴヤを思い出しました。
妖精を頭からバリバリ喰う描写なんかは「我が子を食うサトゥルヌス」ですよね。
ビジュアル表現は圧巻の出来でした。
大人たちの戦争に巻き込まれ、空想の世界ですら存在を許されなくなったとき、子供たちはどこに逃れれば良いのでしょう。
あまりにも重く、切ない映画でした。
こんにちは。
ボクもまったく予想していない内容で、かなり驚いてしまいました。
あまりにも暗い話に引き気味だったのですが、ラストで一気に引き込まれた印象。哀し過ぎる結末なのにオフェリアの表情をみると複雑な気分に…。
リアルとファンタジーの関係性は、ノラネコさんのレビューを読んでより深く理解できた気がします。
かなり濃厚+暗な映画でしたね。
ボクもまったく予想していない内容で、かなり驚いてしまいました。
あまりにも暗い話に引き気味だったのですが、ラストで一気に引き込まれた印象。哀し過ぎる結末なのにオフェリアの表情をみると複雑な気分に…。
リアルとファンタジーの関係性は、ノラネコさんのレビューを読んでより深く理解できた気がします。
かなり濃厚+暗な映画でしたね。
>april_foopさん
私もここまでダークな映画だとは思っても観なかったので、かなりの衝撃を受けました。
比べる物の無い独創の作品でしたが、あえて言えば、やはり「火垂るの墓」を観た時が一番近かったかもしれません。
悲しい映画ですが、不思議な余韻があるんですよね。
私もここまでダークな映画だとは思っても観なかったので、かなりの衝撃を受けました。
比べる物の無い独創の作品でしたが、あえて言えば、やはり「火垂るの墓」を観た時が一番近かったかもしれません。
悲しい映画ですが、不思議な余韻があるんですよね。
ノラネコさん
うは!3月にご覧になってたんですね!
断片的な映像をオスカーなんかの中継で観ていただけだ
ったんですが、そういうのではVFX場面ばかりで
あの駐屯地のくだりは全く出てきてなかったので観て驚きました。
レジスタンスものとファンタジーという全然違うものがひとつの
映画の中で融合してる感じがすごくして、個人的には
かなり気に入っております。
>ガマ怪物、いないないばあ怪物
うははなるほど~ぴったりですね!
でもその二匹のサブボスよりもボスキャラの大尉が
最悪最強な映画だったと思います。
うは!3月にご覧になってたんですね!
断片的な映像をオスカーなんかの中継で観ていただけだ
ったんですが、そういうのではVFX場面ばかりで
あの駐屯地のくだりは全く出てきてなかったので観て驚きました。
レジスタンスものとファンタジーという全然違うものがひとつの
映画の中で融合してる感じがすごくして、個人的には
かなり気に入っております。
>ガマ怪物、いないないばあ怪物
うははなるほど~ぴったりですね!
でもその二匹のサブボスよりもボスキャラの大尉が
最悪最強な映画だったと思います。
ノラネコさん、ご無沙汰ばかりで失礼しています。
ようやく、こちらにお邪魔できました。
わたしも、可愛いだけのファンタジーだとは思ってなかったけれど、
こんな描かれ方をするとも思っていなくて、ホントに吃驚です。
>ファンタジーの装いではあるが、子供が巻き込まれる凄惨な戦争映画
観ているうちに、段々とその思いが強くなりました。
もしかしたら、悲惨な状況下に生きる子供の数だけ、
迷宮は存在するのかもしれないと、当初は予想もしなかった想像に至りました。
ノラネコさんが、再度ディープに語ってくださるのが楽しみです。
ようやく、こちらにお邪魔できました。
わたしも、可愛いだけのファンタジーだとは思ってなかったけれど、
こんな描かれ方をするとも思っていなくて、ホントに吃驚です。
>ファンタジーの装いではあるが、子供が巻き込まれる凄惨な戦争映画
観ているうちに、段々とその思いが強くなりました。
もしかしたら、悲惨な状況下に生きる子供の数だけ、
迷宮は存在するのかもしれないと、当初は予想もしなかった想像に至りました。
ノラネコさんが、再度ディープに語ってくださるのが楽しみです。
>kazuponさん
この映画の事は昨年のうちに映画際のセレクションをしてる知人に、デルトロが凄い映画を撮ったと聞いていたのですが、まちきれずに海外で観ちゃいました。
いやあビジュアル面は観る前からスチルや予告で期待してたんですが、まさかこんな内容だとは思わなかったので衝撃でした。
大尉は強烈なインパクトのあるキャラクターでしたね。
>悠雅さん
ファンタジーだと思って観にいくとびっくりしますね。
私は基本的には戦争映画だと思いました。
子供が主人公の戦争物で、これほど凹んだのは「火垂るの墓」以来です。
公開が終わる頃にもう一回観に行こうかと思います。
この映画の事は昨年のうちに映画際のセレクションをしてる知人に、デルトロが凄い映画を撮ったと聞いていたのですが、まちきれずに海外で観ちゃいました。
いやあビジュアル面は観る前からスチルや予告で期待してたんですが、まさかこんな内容だとは思わなかったので衝撃でした。
大尉は強烈なインパクトのあるキャラクターでしたね。
>悠雅さん
ファンタジーだと思って観にいくとびっくりしますね。
私は基本的には戦争映画だと思いました。
子供が主人公の戦争物で、これほど凹んだのは「火垂るの墓」以来です。
公開が終わる頃にもう一回観に行こうかと思います。
こんにちは♪
ラストは奥が深かったですね。
どちらの目線で観るかで感想もまた多少違ってくること
でしょうし。
彼女が最後に思い描いた風景を観たときこれで過酷な
現実世界の迷宮からあんな結果になってしまいました
が脱せて安堵してるんだなと思えたんで後者の思いが
強いです。秀作でした♪ (゚▽゚)v
ラストは奥が深かったですね。
どちらの目線で観るかで感想もまた多少違ってくること
でしょうし。
彼女が最後に思い描いた風景を観たときこれで過酷な
現実世界の迷宮からあんな結果になってしまいました
が脱せて安堵してるんだなと思えたんで後者の思いが
強いです。秀作でした♪ (゚▽゚)v
スペインの内戦をバックグラウンドとして同時に少女が自分の居場所を求めてもがいていくという悲しい物語。秀逸な映画でした。
僕はこれ今年No.1です!
公式HPのインタビューにイバナ・バケロちゃんは日本のアニメではノラネコさんが言及していた「火垂るの墓」が好きだと言っておりました。
ご報告まで。
僕はこれ今年No.1です!
公式HPのインタビューにイバナ・バケロちゃんは日本のアニメではノラネコさんが言及していた「火垂るの墓」が好きだと言っておりました。
ご報告まで。
こんにちは~
>まさか入り口は「千と千尋」でも出口まで行くと「火垂るの墓」だったとは!
観終わって、この部分すっごく納得しました。
あとから、じわじわーーっと切なさがつのります。
第1の試練で・・・ううう、虫が、、、、って
アレを見たとき、やっぱり『ミミック』つくった監督なんだっけなぁ~っと
つくづく思ったのでした。
(襲われたくはないけど、気持ち悪げに思いながら触ってたオフェリアには
脱帽、、、猫には無理(爆)
>まさか入り口は「千と千尋」でも出口まで行くと「火垂るの墓」だったとは!
観終わって、この部分すっごく納得しました。
あとから、じわじわーーっと切なさがつのります。
第1の試練で・・・ううう、虫が、、、、って
アレを見たとき、やっぱり『ミミック』つくった監督なんだっけなぁ~っと
つくづく思ったのでした。
(襲われたくはないけど、気持ち悪げに思いながら触ってたオフェリアには
脱帽、、、猫には無理(爆)
こんにちは♪
何か、TBに不具合が生じてるみたいでバカみたいに
TB入ってたら、お手数ですが削除してください。
申しワケないです…。
何か、TBに不具合が生じてるみたいでバカみたいに
TB入ってたら、お手数ですが削除してください。
申しワケないです…。
>風情♪さん
あのラストは絶妙でした。
観る方の心の中でも決して明確には割り切れないでしょうね。
心情的には救われたと捉えたいですが・・・
>motti さん
>「火垂るの墓」が好きだと言っておりました。
そうですか。
高畑監督の映画はヨーロッパでとても評価が高いですが、あの映画がスペインでも観られているのですね。
ちょっと嬉しいです。
>にゃんこ さん
この人虫好きですね。
虫の描写になると、とてもイキイキしてる様に見えるのは気のせいでしょうか(笑
元々特徴だった耽美的な文学性と、異形趣味が高度に融合した傑作だと思います。
あのラストは絶妙でした。
観る方の心の中でも決して明確には割り切れないでしょうね。
心情的には救われたと捉えたいですが・・・
>motti さん
>「火垂るの墓」が好きだと言っておりました。
そうですか。
高畑監督の映画はヨーロッパでとても評価が高いですが、あの映画がスペインでも観られているのですね。
ちょっと嬉しいです。
>にゃんこ さん
この人虫好きですね。
虫の描写になると、とてもイキイキしてる様に見えるのは気のせいでしょうか(笑
元々特徴だった耽美的な文学性と、異形趣味が高度に融合した傑作だと思います。
ノラネコさんへ
TB、ありがとうございました。
奥の深い作品に、かなり余韻を残してヤラレました!
大人の方に、じっくりと観て欲しい映画ですね。
また、宜しくお願いします。
TB、ありがとうございました。
奥の深い作品に、かなり余韻を残してヤラレました!
大人の方に、じっくりと観て欲しい映画ですね。
また、宜しくお願いします。
TBさせていただきました♪
>入り口は「千と千尋」でも出口まで行くと「火垂るの墓」
という表現はまさに的をえていると思いました。軽くオマージュですかね?
それにしても本当に大人でもなかなか衝撃的な作品なので、子供に見せたらトラウマ必至ですねww
>入り口は「千と千尋」でも出口まで行くと「火垂るの墓」
という表現はまさに的をえていると思いました。軽くオマージュですかね?
それにしても本当に大人でもなかなか衝撃的な作品なので、子供に見せたらトラウマ必至ですねww
TB&コメントありがとうございます!
ん?マイナス50円はなんだったんでしょう?
でも、ノラネコさんの記事、いちいち納得しながら読みました。
私、この監督の作品って実は全部観ていたようなんですが・・・
過去作品一覧を思えば、『パンラビ』を生み出すのも納得の要素が
たくさんありますね。
この作品のパンフには、「少女に試練を課すという流れは、完全に
宮崎アニメを意識してますね」といった映画人の解説が
あったんですが・・・ノラネコさんの書かれていることも踏まえて
改めて納得しました。
これまでのダークファンタジーの概念を
大きく変えられた気がします。
素晴らしかったですね。
ん?マイナス50円はなんだったんでしょう?
でも、ノラネコさんの記事、いちいち納得しながら読みました。
私、この監督の作品って実は全部観ていたようなんですが・・・
過去作品一覧を思えば、『パンラビ』を生み出すのも納得の要素が
たくさんありますね。
この作品のパンフには、「少女に試練を課すという流れは、完全に
宮崎アニメを意識してますね」といった映画人の解説が
あったんですが・・・ノラネコさんの書かれていることも踏まえて
改めて納得しました。
これまでのダークファンタジーの概念を
大きく変えられた気がします。
素晴らしかったですね。
こんにちは、ノラネコさん。
この作品、ほんとラストが観る人の捉え方で変わりますね。
単なるハッピーエンドとは違って、すごく心にくるエンディングが最高によかったです。
この監督作品、ブレイド2しか観てないので
気になってたミミックから今度観て見ようかな☆
この作品、ほんとラストが観る人の捉え方で変わりますね。
単なるハッピーエンドとは違って、すごく心にくるエンディングが最高によかったです。
この監督作品、ブレイド2しか観てないので
気になってたミミックから今度観て見ようかな☆
>オリーブリーさん
そうですね、基本は大人向きですが、ある程度の歳の子供にも観てもらいたい気もします。
R-12というレイティングはちょうど良いと思っていて、やはりこの世界を理解できるのは中学生くらいからでしょうし。
>dai さん
アニメ趣味は出てたと思いますし、影響は受けているでしょうね。
欧米での公開の際も、ちょっとしたダークファンタジーだと思って子連れで来たファミリーがあわてて退場という光景が結構あったそうです。
これは大人でもキツイですからね。
>睦月さん
-50円…なんでしょうね。
ずいぶん前に観た映画なんで、忘れちゃいました(笑
多分、私は人物が不自然な行動をするのが凄く気になる人なんで、ごく一部のキャラクターの行動に納得できない部分があったのかも。
もう一回観てみますわ。
少女への試練、というのは宮崎アニメに関わらず「赤頭巾ちゃん」「不思議の国のアリス」など、昔からの御伽噺、ファンタジーの定番でもありますが、デル・トロの場合は多分「アリス」と「千と千尋」かなあと思いました。
>migさん
この捉えどころの無いラストはハリウッドで作っていたら無かったように思います。
デル・トロの映画は全部好きですが、この作品の源流の様な「デビルズ・バックボーン」も良いですよ。
「ミミック」も耽美的でなかなか良いです。
そうですね、基本は大人向きですが、ある程度の歳の子供にも観てもらいたい気もします。
R-12というレイティングはちょうど良いと思っていて、やはりこの世界を理解できるのは中学生くらいからでしょうし。
>dai さん
アニメ趣味は出てたと思いますし、影響は受けているでしょうね。
欧米での公開の際も、ちょっとしたダークファンタジーだと思って子連れで来たファミリーがあわてて退場という光景が結構あったそうです。
これは大人でもキツイですからね。
>睦月さん
-50円…なんでしょうね。
ずいぶん前に観た映画なんで、忘れちゃいました(笑
多分、私は人物が不自然な行動をするのが凄く気になる人なんで、ごく一部のキャラクターの行動に納得できない部分があったのかも。
もう一回観てみますわ。
少女への試練、というのは宮崎アニメに関わらず「赤頭巾ちゃん」「不思議の国のアリス」など、昔からの御伽噺、ファンタジーの定番でもありますが、デル・トロの場合は多分「アリス」と「千と千尋」かなあと思いました。
>migさん
この捉えどころの無いラストはハリウッドで作っていたら無かったように思います。
デル・トロの映画は全部好きですが、この作品の源流の様な「デビルズ・バックボーン」も良いですよ。
「ミミック」も耽美的でなかなか良いです。
以前もTBさせていただいたかと思います、
紫式子です。
(Blog移転前だったかもしれません)
「いないいないばあ怪物」は
いいネーミングですね!!
紫式子です。
(Blog移転前だったかもしれません)
「いないいないばあ怪物」は
いいネーミングですね!!
>紫式子さん
お久しぶりですね。
怪物たちは微妙に和風のテイストがあって、日本人には馴染みやすいのではないでしょうか。
水木先生のよりは禍々しいですけど、日本の昔話にも出てきそうですね。
お久しぶりですね。
怪物たちは微妙に和風のテイストがあって、日本人には馴染みやすいのではないでしょうか。
水木先生のよりは禍々しいですけど、日本の昔話にも出てきそうですね。
失敗でした。僕、この映画会社の女の子と観に行ったんですよ。まさかこんな悲惨な映画だったとは。終わった後で女の子は苦笑いしてましたよ。ギレルモ・デル・トロが監督していると言う時点でこういう展開は予想すべきでした。
でも個人的には満足な作品でした。戦争映画とファンタジー映画を見事に融合させていましたね。ダークな世界観とビジュアルがたまりませんでした。
でも個人的には満足な作品でした。戦争映画とファンタジー映画を見事に融合させていましたね。ダークな世界観とビジュアルがたまりませんでした。
ラストには、胸をきゅっっと掴まれましたね。
私は、いつも『火垂るの墓』は最後まで観てられなかったです。
『火垂るの墓』よりは、この映画...悲しいけど、どことなく幸せ...。
あの怪物たちも物悲しいハッピーエンド?!も、日本人のテイストに合うかも知れませんね。
私は、いつも『火垂るの墓』は最後まで観てられなかったです。
『火垂るの墓』よりは、この映画...悲しいけど、どことなく幸せ...。
あの怪物たちも物悲しいハッピーエンド?!も、日本人のテイストに合うかも知れませんね。
戦争と狂気による現実とその現実が生み出していく幻想との関係が素晴らしかったです。
オフェリアだけではなく、彼女の母親、ヒルダ大尉の中にも 抱いているがあり、そういったあらゆる要素が迷宮を生み出していき、その中をオフェリアが迷っていくという感覚をうけました。
この物語ラストをどう捉えるかでまた評価も変わってくるのでしょうが、コブタには切なすぎました。
オフェリアだけではなく、彼女の母親、ヒルダ大尉の中にも 抱いているがあり、そういったあらゆる要素が迷宮を生み出していき、その中をオフェリアが迷っていくという感覚をうけました。
この物語ラストをどう捉えるかでまた評価も変わってくるのでしょうが、コブタには切なすぎました。
2007/10/11(木) 15:00:40 | URL | コブタです~ #-[ 編集]
トラバさせてもらいますね~♪
>えめきんさん
それはいけませんね(笑
私も昔「海と毒薬」を女の子と観に行って、凄く気まずい思いをしたことがありますけど。
映画の出来そのものは素晴しいので、映画好きの子とだったら救われたのではないでしょうか。
>あんさん
不思議な読後感ですよね。
私の友人はこの映画の現実とファンタジーを生に侵食する死のイメージと解釈していましたが、死そのものは生きている人間には評価のしようが無い物なんですよね。
ラストのあいまいさもそのあたりから来ているような気がします。
>コブタさん
戦争という非日常の中で、生と死が入り混じって境界が無くなってしまったような不思議な世界観でした。
あらゆる意味でデル・トロのベストだと思います。
スペインの闇は深く、切ないです。
それはいけませんね(笑
私も昔「海と毒薬」を女の子と観に行って、凄く気まずい思いをしたことがありますけど。
映画の出来そのものは素晴しいので、映画好きの子とだったら救われたのではないでしょうか。
>あんさん
不思議な読後感ですよね。
私の友人はこの映画の現実とファンタジーを生に侵食する死のイメージと解釈していましたが、死そのものは生きている人間には評価のしようが無い物なんですよね。
ラストのあいまいさもそのあたりから来ているような気がします。
>コブタさん
戦争という非日常の中で、生と死が入り混じって境界が無くなってしまったような不思議な世界観でした。
あらゆる意味でデル・トロのベストだと思います。
スペインの闇は深く、切ないです。
こんにちは。
執拗なまでのフェチ描写や、子供には見せられないクリーチャーの皆さん、そして無情なラスト・・。
何かの記事で「ファミリー層にも好評」と書いてあったのですが、お願いだからウソだと言って欲しいです(笑)
救いの無いラストだったと、私は感じました。
でも映画そのものは、とてもいい映画だったと思います。
執拗なまでのフェチ描写や、子供には見せられないクリーチャーの皆さん、そして無情なラスト・・。
何かの記事で「ファミリー層にも好評」と書いてあったのですが、お願いだからウソだと言って欲しいです(笑)
救いの無いラストだったと、私は感じました。
でも映画そのものは、とてもいい映画だったと思います。
私は、現世も地底の国も現実だという観方をしてました。
そう、彼女はまさにプリンセスだと思ってたんです、痛いな。。
けっこう捕らえ方が変わってきますよね。。
最後はほんと、深いです。
私的にはハッピーエンドと感じられるのですが。
そう、彼女はまさにプリンセスだと思ってたんです、痛いな。。
けっこう捕らえ方が変わってきますよね。。
最後はほんと、深いです。
私的にはハッピーエンドと感じられるのですが。
>アガサさん
一体どこのファミリーそうなんでしょうね(笑
欧米の公開の時には、勘違いしたファミリー客が慌てて退席する光景があったそうですけど。
ラストは悲劇でもなければハッピーエンドでもない、混沌をそのまま捉えればいいのではと最近は思います。
>未来さん
現実とも言えるのではないでしょうか。
この世界では生も死も、現実も幻想も混沌として混ざり合っています。
主人公にとっては、どちらも現実だったのではないでしょうか。
ラストもそう考えると、主人公にとってはハッピーエンドであるという見方も出来るでしょう。
観客にとっては・・・また異なった見方になると思いますが。
一体どこのファミリーそうなんでしょうね(笑
欧米の公開の時には、勘違いしたファミリー客が慌てて退席する光景があったそうですけど。
ラストは悲劇でもなければハッピーエンドでもない、混沌をそのまま捉えればいいのではと最近は思います。
>未来さん
現実とも言えるのではないでしょうか。
この世界では生も死も、現実も幻想も混沌として混ざり合っています。
主人公にとっては、どちらも現実だったのではないでしょうか。
ラストもそう考えると、主人公にとってはハッピーエンドであるという見方も出来るでしょう。
観客にとっては・・・また異なった見方になると思いますが。
ノラネコさん、こういうテイストもお好きでいらっしゃるのですね~!
>オフェーリアは青緑のドレスに白いエプロンという、アリスを思わせる姿で登場する。
>だが、そのコスチュームは直ぐに脱いでしまった上に、泥まみれになってしまい、これがアリス的ファンタジーとは一線を画す物語であることが象徴的に描写される
うんうん!そうでした、そうでした!それ言おうと思ってたのにな~、なんて言ったらズルイですね(笑)
>お母さんが魔法を拒絶し、現実がまたも愛する者を奪っていった時、物語の結末とオフェーリアの運命は決まったのかもしれない
その通りですよね!マンドレイクが燃え尽きる姿、叫びの、恐ろしかったこと、恐ろしかったこと・・・。
まさに残酷なるファンタジーでした!
>オフェーリアは青緑のドレスに白いエプロンという、アリスを思わせる姿で登場する。
>だが、そのコスチュームは直ぐに脱いでしまった上に、泥まみれになってしまい、これがアリス的ファンタジーとは一線を画す物語であることが象徴的に描写される
うんうん!そうでした、そうでした!それ言おうと思ってたのにな~、なんて言ったらズルイですね(笑)
>お母さんが魔法を拒絶し、現実がまたも愛する者を奪っていった時、物語の結末とオフェーリアの運命は決まったのかもしれない
その通りですよね!マンドレイクが燃え尽きる姿、叫びの、恐ろしかったこと、恐ろしかったこと・・・。
まさに残酷なるファンタジーでした!
やっと観てきましたので、TBさせて下さいませ~。
この作品は、観る側の信じる心、勇気、忍耐、弱者への愛情も
試されていたように感じました。
その点でも大人に向けたファンタジーだという気がしました。
この作品は、観る側の信じる心、勇気、忍耐、弱者への愛情も
試されていたように感じました。
その点でも大人に向けたファンタジーだという気がしました。
>とらねこさん
どっちかというと私の最も萌えるジャンルです(笑
アリスをモチーフとしてるのは明らかだと思うのですが、その他にも非常に象徴性の使い方の上手い作品でした。
たぶん観るたびに発見があるタイプの作品じゃないでしょうかね。
私もまた観に行こうかな。
>kiraさん
この世界はやはりある程度の年齢にならないと理解は難しいでしょうね。
私はまあ中学生くらいになれば感じるところはあるかなという気がしますが。
長く語り継がれる作品であると思います。
どっちかというと私の最も萌えるジャンルです(笑
アリスをモチーフとしてるのは明らかだと思うのですが、その他にも非常に象徴性の使い方の上手い作品でした。
たぶん観るたびに発見があるタイプの作品じゃないでしょうかね。
私もまた観に行こうかな。
>kiraさん
この世界はやはりある程度の年齢にならないと理解は難しいでしょうね。
私はまあ中学生くらいになれば感じるところはあるかなという気がしますが。
長く語り継がれる作品であると思います。
ノラネコさん、こんばんは!ずいぶん前に観賞されていたんですね。この映画かなり話題になってから行ったので、ある程度の情報は調べてから行きました。
でも劇場で目の当たりにするとかなり涙腺やられてましたね。
それからもどっぷりと浸れる作品でした。
>幼い子供に観せたらトラウマ化必至
それは感じました。しかし12歳以上ならば逆に若いほど観て欲しい作品かもしれませんね。
どの登場人物も何かを犠牲にしており、とても人間らしいと思います。ひとりビダル大尉だけは本物の悪魔のように丈夫でしたけど・・・(笑)それでも過去の話が出てくることで少し憎めない部分もあってこういう演出がうまかった。
最後迷宮の中でパンと大尉が入れ替わるシーンでは鳥肌が立つほど!
再度観賞したらぜひディープに語っていただきたいですね。
でも劇場で目の当たりにするとかなり涙腺やられてましたね。
それからもどっぷりと浸れる作品でした。
>幼い子供に観せたらトラウマ化必至
それは感じました。しかし12歳以上ならば逆に若いほど観て欲しい作品かもしれませんね。
どの登場人物も何かを犠牲にしており、とても人間らしいと思います。ひとりビダル大尉だけは本物の悪魔のように丈夫でしたけど・・・(笑)それでも過去の話が出てくることで少し憎めない部分もあってこういう演出がうまかった。
最後迷宮の中でパンと大尉が入れ替わるシーンでは鳥肌が立つほど!
再度観賞したらぜひディープに語っていただきたいですね。
>しゅぺる&こぼるさん
泣けましたね。
それも単に可哀想とか、悲しいとかではない不思議な涙でした。
仰る様に、R12というのは結構絶妙な気がします。
この作品の世界を理解出来るのは、ちょうど中学生くらいからかなあと思います。
実際に中学生でこれを観てる人は多くないでしょうけど、是非感想を聞いてみたいですね。
泣けましたね。
それも単に可哀想とか、悲しいとかではない不思議な涙でした。
仰る様に、R12というのは結構絶妙な気がします。
この作品の世界を理解出来るのは、ちょうど中学生くらいからかなあと思います。
実際に中学生でこれを観てる人は多くないでしょうけど、是非感想を聞いてみたいですね。
こんにちは。
大道芸観覧レポートという写真ブログをつくっています。
映画「パンズ・ラビリンス」、いい映画でしたね。
私もブログでとりあげています。
よかったら、寄ってみてください。
http://blogs.yahoo.co.jp/kemukemu23611
大道芸観覧レポートという写真ブログをつくっています。
映画「パンズ・ラビリンス」、いい映画でしたね。
私もブログでとりあげています。
よかったら、寄ってみてください。
http://blogs.yahoo.co.jp/kemukemu23611
>kemukemuさん
先ほど寄らせていただきました。
凄く熱心な記事で、読み応えがありました。
それだけ語りたくなる映画ではありますね。
先ほど寄らせていただきました。
凄く熱心な記事で、読み応えがありました。
それだけ語りたくなる映画ではありますね。
ノラネコさん、こんにちは!
先日はありがとうございました。
やっぱり映画好きの方たちと映画談義は楽しいですねー。
またやりましょう。
皆さんがとても評価されていたので、早速観てきました。
さすがみなさんがいいというだけあって、良かったですねー。
ハリウッド系にはない無常観のあるファンタジーで新鮮でした。
>「火垂るの墓」
確かに「火垂るの墓」を見終わった後の、なんだかやりきれない悲しさみたいなものと同じものを感じました。
戦争映画という見方も、僕もそんな感じ受けました。
戦争は人間の手で始めてしまうものですが、始まってしまうと人間の手に負えなくなってしまう怪物みたいなものなんでしょうか。
先日はありがとうございました。
やっぱり映画好きの方たちと映画談義は楽しいですねー。
またやりましょう。
皆さんがとても評価されていたので、早速観てきました。
さすがみなさんがいいというだけあって、良かったですねー。
ハリウッド系にはない無常観のあるファンタジーで新鮮でした。
>「火垂るの墓」
確かに「火垂るの墓」を見終わった後の、なんだかやりきれない悲しさみたいなものと同じものを感じました。
戦争映画という見方も、僕もそんな感じ受けました。
戦争は人間の手で始めてしまうものですが、始まってしまうと人間の手に負えなくなってしまう怪物みたいなものなんでしょうか。
>はらやんさん
早速ご覧になったのですね。
お勧めしたかいがありました。
色々な意味で独創的な映画でした。
生に死が侵食し、ついには交じり合ってしまったのがあのラストだと思うのですが、だからこそ悲しみとも喜びとも言えない、 不思議な読後感が生まれたのでしょうね。
早速ご覧になったのですね。
お勧めしたかいがありました。
色々な意味で独創的な映画でした。
生に死が侵食し、ついには交じり合ってしまったのがあのラストだと思うのですが、だからこそ悲しみとも喜びとも言えない、 不思議な読後感が生まれたのでしょうね。
2007/11/24(土) 00:41:15 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
ノラネコさんこんにちは、ケントです。TBお邪魔しました。
ファンタジーというには、重く悲しいお話でしたよね。大人のファンタジーかもしれません。
観る人によってかなり意見が異なるような作品だと思いますが、僕には素晴らしい映画に映りました。
ラストの締めかたは実に見事ですが、「ステイ」と似ていましたね。ファンタジー部分はオフェリアの願望と妄想だと思いましたが、ノラネコさんはどう感じましたか?
結局オフェリアの願望は自らの死によって成就されたのです。天国に召されたのでしょう。
パンは死神で、妖精は死神の手先だと解釈しています。
ファンタジーというには、重く悲しいお話でしたよね。大人のファンタジーかもしれません。
観る人によってかなり意見が異なるような作品だと思いますが、僕には素晴らしい映画に映りました。
ラストの締めかたは実に見事ですが、「ステイ」と似ていましたね。ファンタジー部分はオフェリアの願望と妄想だと思いましたが、ノラネコさんはどう感じましたか?
結局オフェリアの願望は自らの死によって成就されたのです。天国に召されたのでしょう。
パンは死神で、妖精は死神の手先だと解釈しています。
>ケントさん
ギレルモ・デル・トロの最高傑作でした。
ファンタジー部分は、私は必ずしも妄想とは思いませんでした。
何というかこの映画のファンタジーはもう少し観念的、抽象的な意味合いがある気がします。
死の象徴なのはその通りだと思いますが、死が生を侵食し、混沌を形作っているのと同時に、幻想もまた現実を侵食しているように思います。
はたして悪夢の様な現実と、どちらが現実感があるかと考えると、もはや幻想と現実の分化はこの映画の終盤では不可能になっていたのではないでしょうか。
ギレルモ・デル・トロの最高傑作でした。
ファンタジー部分は、私は必ずしも妄想とは思いませんでした。
何というかこの映画のファンタジーはもう少し観念的、抽象的な意味合いがある気がします。
死の象徴なのはその通りだと思いますが、死が生を侵食し、混沌を形作っているのと同時に、幻想もまた現実を侵食しているように思います。
はたして悪夢の様な現実と、どちらが現実感があるかと考えると、もはや幻想と現実の分化はこの映画の終盤では不可能になっていたのではないでしょうか。
2008/04/18(金) 23:02:24 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
ノラネコさん、こんにちは。
はじめてお伺いします。素晴らしいブログですね。
早速お気に入りに入れて時々お邪魔したいと思います。
よろしくお願い致します。
さて、遅まきながらパンズ・ラビリンスを見ました。
ぱっと見たときの衝撃も大きかったですが、
深く考えれば考えるほどするめのように
味わいが出てくる映画ですね!
つたない感想で赤面モノですが、
よかったら私のブログの記事も読んでやってくださいまし。
http://soko-tama.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-1184.html
はじめてお伺いします。素晴らしいブログですね。
早速お気に入りに入れて時々お邪魔したいと思います。
よろしくお願い致します。
さて、遅まきながらパンズ・ラビリンスを見ました。
ぱっと見たときの衝撃も大きかったですが、
深く考えれば考えるほどするめのように
味わいが出てくる映画ですね!
つたない感想で赤面モノですが、
よかったら私のブログの記事も読んでやってくださいまし。
http://soko-tama.cocolog-nifty.com/blog/2009/01/post-1184.html
>電気羊さん
デル・トロの映画はスルメの様に噛めば噛むほど味がでてきますね。
新作の「ヘルボーイ ゴールデン・アーミー」もお勧めですよ。
後で遊びに行きますね。
デル・トロの映画はスルメの様に噛めば噛むほど味がでてきますね。
新作の「ヘルボーイ ゴールデン・アーミー」もお勧めですよ。
後で遊びに行きますね。
2009/01/11(日) 13:38:22 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
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暗黒の森の迷宮が少女を手招きする…
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2007/10/07(日) 08:48:47 | 水曜日のシネマ日記
1944年のスペイン。内戦終結後もフランコ政権の圧政に反発する人々がゲリラ闘争を繰り広げる山間部。内戦で父を亡くした少女オフェリア(イバナ・バケロ)は、ゲリラの鎮圧にあたるビダル将軍(セルジ・ロペス)と再婚
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2007/10/08(月) 15:21:10 | 描きたいアレコレ・やや甘口
スペイン内戦を背景に、少女の成長と幻想世界での冒険を描いたダーク・ファンタジー。主演は新鋭イバナ・バケロ。共演に「ニノの空」「シェフと素顔と、おいしい時間」のセルジ・ロペス、「ベルエポック」「天国の口、終りの楽園。」のマリベル・ベルドゥ、「ヘルボー...
2007/10/08(月) 15:58:28 | Imagination From The Otherside
あくまで私個人の抱いたイメージですが、昨夏の「ローズ・イン・タイドランド」が“現実世界で生きる手段の一つとしての妄想”なら、今作は“現実世界で生きることを拒絶するための妄想(或いは幻想)”という位置付けなのかも知れません。厳しい現実に対して、前者は不思
2007/10/08(月) 16:02:26 | 首都クロム
”Pan’s Labyrinth”脚本・監督=ギレルモ・デル・トロ。撮影=ギレルモ・ナバロ。美術=エウヘニオ・カバレロ。音楽=ハビエル・ナバレテ。今春のアカデミー賞では、6部門にノミネートされて、撮影・美術・メイクアップの3部門で受賞したダーク・ファンタジー。☆☆☆☆
2007/10/08(月) 16:10:23 | ようこそ劇場へ! Welcome to the Theatre!
いろんな世代、体験次第で見方が変わる傑作。誰かにとっては道を左右するほどの傑作、誰かにとってはお金のムダになるすごい作品。
2007/10/08(月) 16:52:39 | よろ川長TOMのオススメ座CINEMA
Humanity【Story】1944年のスペイン内戦で父を亡くし、独裁主義の恐ろしい大尉と再婚してしまった母と暮らすオフェリア(イバナ・バケロ)は、この恐ろしい義父から逃れたいと願うばかり自分の中に新しい世界を創り
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2007/10/10(水) 02:39:42 | サーカスな日々
なんかまだAmazonにサントラしか出てないので暫定的に貼っておきますね。パンズ・ラビリンス オリジナル・サウンドトラック★公式サイト「パンズ・ラビリンス」の映画詳細、映画館情報はこちら >>えへへ。観にいった。観にいっちゃった。 1944年のスペイン内戦下を舞
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第2次大戦下のスペイン。少女オフェリアは身重の母と共に新しい父親である軍の大尉の元に送られる。残忍にレジスタンスを抹殺してゆく大尉に恐怖を感じるオフェリア。彼女はある晩、不思議な妖精の導きによって謎の迷宮に辿り着く。そこに現れた牧神パンは、オフィリアこそ
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2007/10/10(水) 22:22:41 | デコ親父はいつも減量中
久しぶりにファンタジー映画に魅せられた。ここ数年ファナンタジー世界的に流行しファンタジー映画も多い。しかしこの作品はそういった映画とは趣を異したダークな要素を含んだ大人のファンタジー。アレコレ観て色
2007/10/11(木) 14:11:54 | コブタの視線
☆「パンズ・ラビリンス」監督:ギレルモ・デル・トロ 出演:イバナ・バケロ、セルジ・ロペス、マリベル・ベルドゥ、ダグ・ジョーンズ、アリアドナ・ヒル、アレックス・アングロ 1944年の激しい内戦下のスペイン。この内戦で優しかった父を亡くしたオフェリアは、妊娠
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『だから少女は幻想の国で、 永遠の幸せを探した。』 コチラの「パンズ・ラビリンス」は、フランコ独裁政権下のスペインが舞台のPG-12指定のダーク・ファンタジーで、10/6公開となっていたのですが、観て来ちゃいましたぁ~♪ 既にご覧になられた方の間では、かな...
2007/10/13(土) 23:01:51 | ☆彡映画鑑賞日記☆彡
これだけは劇場で観ておきたいと思い、念願の鑑賞と相成りました。だから少女は幻想の国で、永遠の幸せを探した。「パンズ・ラビリンス」(2006年製作) 公式サイトはこちら。監督:ギレルモ・デル・トロ 製作:アルフォンソ・キュアロン&ベルサ・ナヴァロ&ギレルモ・デル
2007/10/14(日) 08:10:36 | 豆酢館
哀しみと希望が交差するダークファンタジー。
2007/10/14(日) 15:41:40 | Akira's VOICE
ありのままの現実は,生きるにはつらすぎた。だから少女は幻想の国で永遠の幸せを探した・・
2007/10/14(日) 19:43:31 | ★Shaberiba ★
ギレルモ・デル・トロ監督作品「パンズ・ラビリンス」を観た。本作は同じ監督作品「デビルズ・バックボーン」の時代背景に連なることから、同作の姉妹篇と云われているようだ。私自身は「デビルズ・バックボーン」を観ていないので、それについて云々できないが、「ヘ...
2007/10/14(日) 20:47:33 | MESCALINE DRIVE
こんなに暗くて悲しい作品を久しぶりに観たような気がします。あまりにも悲しくて思い出し笑いならず思い出し涙を流したくらいです。1944年、内戦終決後のスペイン。父を亡くした少女オフェリアは、身重の母と共にゲリラが潜む山奥で暮らし始める。そこは母が再婚した...
2007/10/15(月) 23:20:35 | Alice in Wonderland
ダークでビターな大人向けのファンタジーです。舞台は、1944年、内戦終結後のスペイン。父をなくしたオフェリアは、母が再婚したフランス軍のビダル大尉の駐屯地で、ビダル大尉の子どもを身ごもった母のカルメンと暮らしています。オフェリアは、体調の悪い母を心配しながら
2007/10/17(水) 07:00:51 | 日っ歩~美味しいもの、映画、子育て...の日々~
【PAN'S LABYRINTH】PG-122007/10/06公開(10/16鑑賞)製作国:メキシコ/スペイン/アメリカ監督・製作・脚本:ギレルモ・デル・トロ出演:イバナ・バケロ、セルジ・ロペス、マリベル・ベルドゥ、ダグ・ジョーンズ、アリアドナ・ヒル1944年のスペイン。内戦終結後もフランコ
2007/10/17(水) 19:03:38 | 映画鑑賞★日記・・・
【PAN'S LABYRINTH】PG-122007/10/06公開(10/16鑑賞)製作国:メキシコ/スペイン/アメリカ監督・製作・脚本:ギレルモ・デル・トロ出演:イバナ・バケロ、セルジ・ロペス、マリベル・ベルドゥ、ダグ・ジョーンズ、アリアドナ・ヒル1944年のスペイン。内戦終結後もフランコ
2007/10/17(水) 19:03:46 | 映画鑑賞★日記・・・
自由を求める魂の神話 / (ネタバレの可能性あり!)「ダーク・ファンタジー」という枕詞が目に付く本作だが、この作品の根底にあるどす黒さ・禍々しさは「ダーク」などという形容詞では到底表現しきれていないのではないだろうか。昨今の清く正しいファンタジーブームの影響
2007/10/17(水) 20:25:36 | I N T R O
≪ストーリー≫1944年、内戦終決後のスペイン。父を亡くした少女オフェリアは、身重の母と共にゲリラが潜む山奥で暮らし始める。そこは母が再婚したフランス軍のビダル大尉の駐屯地だった。体調の思わしくない母を労りながらも、冷酷な義父にどうしても馴染めないでいた彼女
2007/10/17(水) 21:40:32 | ナマケモノの穴
風邪を引いてしまい、風邪薬を飲みながらパンズ・ラビリンスを観てきました。風邪と薬の影響もあってだいぶ眠かったんですが。
2007/10/18(木) 01:27:08 | よしなしごと
無垢で孤独な魂は、地獄に天国を見出そうとして、闇の悪魔を光の天使へと反転する。哀しい瞳をした少女の前に現れたのはパン(牧神)。いたずら好きの彼は戸惑う少女にこう囁いた。「あなたは、長い間捜し続けていた魔法の王国のプリンセスに違いない。それを確かめるた...
2007/10/18(木) 22:31:32 | パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ
内戦後のスペイン。ゲリラと独裁者達がいまだに戦っている。少女オフェリアはおとぎ話の大好きな女の子。母が独裁者の男と再婚する為に山奥に引っ越してきた。父親は冷酷非情な男で、オフェリアは好きになれなかったが、メイドの女性とすぐにうちとけた。ある日、妖精が彼女
2007/10/19(金) 00:07:54 | Aspiring Bobby-dazzler Starlet
第79回アカデミー賞 撮影賞・美術賞・メイキャップ賞 受賞作品今年の2月に行われた、“元祖!アカデミー賞”。数々の候補作の中で一番興味を惹かれ、尚且つ謎に包まれていたのがこの 『パンズ・ラビリンス』 でした
2007/10/19(金) 22:07:33 | すきなものだけでいいです
「パンズ・ラビリンス」★★★☆イバナ・バケロ 、 セルジ・ロペス主演ギレルモ・デル・トロ 、メキシコ=スペイン=アメリカ2006年、119分1944年、内戦終決後のスペイン。深い森の大きな田舎家へ妊娠中の母とやってきた少女が主人公。すべてが自分...
2007/10/19(金) 22:14:10 | soramove
「アカデミー賞3部門受賞作品」スペイン・メキシコ・アメリカの合作~ちょっと異色な‘ダークファンタジー’くらいに思ってました。・・・とんでもない、カテゴライズは難しい・・・とにかく、お腹イッパイ、凄い作品です。現実はあまりにも過酷で、夢の国でも....
2007/10/20(土) 00:57:00 | future world
10月10日(水)◆589日目◆終業後に有楽町のシネカノンで『パンズ・ラビリンス』を見た。この日はシネカノンの水曜割引(1000円)のためか、場内は満席。この映画はひとことで「ファンタジー映画」とは言いがたい。「過酷な現実」と「神話・幻想」を融合した「リアリズム・
2007/10/20(土) 23:50:31 |
パンの迷宮を抜け出す鍵の名は心。『Pan's Labyrinth』『パンズ・ラビリンス』 ウィキペディア(Wikipedia)スペイン内戦で父親を亡くした少女オフェリアは、妊娠中の母親と共に母親の再婚相手であるヴィダル大尉
2007/10/25(木) 03:35:15 | Prism Viewpoints
毒々しい残酷なファンタジーに喝采を!ああ、素敵だな・・・ウットリするよ。素晴しい!本当に素晴らしい!
2007/10/25(木) 19:16:41 | レザボアCATs
だから少女は幻想の国で、永遠の幸せを探した。原題 EL LABERINTO DEL FAUNO/PAN'S LABYRINTH 製作年度 2006年 製作国・地域 メキシコ/スペイン/アメリカ 上映時間 119分 監督 ギレルモ・デル・トロ 脚本 ギレルモ・デル・トロ 音楽 ハビエル・ナバレテ 出演 イバナ・バ
2007/10/26(金) 20:13:26 | to Heart
尾てい骨 頭蓋骨から 心臓へ なんだか久しぶりです、ナメクジに尾てい骨をむじむじ齧られるような感触の映画を観たのは。しかも、ギリアム監督の「未来世紀ブラジル」のときのような、頭蓋骨の内側から除夜の鐘をくわんくわん鳴らされた驚愕も味わいました。ちょっとぞ
2007/10/27(土) 14:36:38 | 空想俳人日記
つれづれなるままに、日暮らし硯に向かひて、心にうつりゆくよしなしごとを、そこはかとなく書きつくれば、あやしうこそものぐるほしけれ。第一回・第二回・第三回・イバナバケロについての記事とりあえず今回で最後です。(この記事を読む前に上の1~3の記事を読んでね~
2007/10/27(土) 22:09:55 | 暖気団の徒然日記・・・・
原題:Pan's Labyrinthこの映画での"PG-12"の意味は、成人保護者同伴で小学生を映画館に連れて行って、是非観せてあげてくださいという意味に違いない・・教育指導的お伽噺・・ オフェリア(イバナ・バケロ)は、身重の母カルメン(アリアドナ・ヒル)に連れられ
2007/10/28(日) 14:19:35 | 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~
予告編を見て、見たい見たいと思っていた映画。「パンズ・ラビリンス」11月2日までの公開だと知って、いてもたってもいられなくなり、飲み会の前に見に行ってきました。サントラ パンズ・ラビリンス オリジナル・サウンドトラックその予告編から察するにファン
2007/10/28(日) 17:23:01 | 雑記
情けないまでに、いきなりの号泣をしてしまった。
2007/10/28(日) 18:54:04 | 気ままにランダムハート
今週の週末レイトショウは、オスカー3部門受賞の話題作。といっても、撮影賞・美術賞・メイクアップ賞ですが。ともかく、予告編見る限りは、ダーークなファンタジーな感じがプンプン。
2007/11/04(日) 03:02:34 | ひらりん的映画ブログ
今もっとも注目される監督の一人、スペインのギレルモ・デル・トロの「パンズ・ラビリンス」わたしは彼の作品は初めてだと思っていましたが、出てくる虫を見て、「ミミック」の監督だったのかと分かりました。あれは英語でしたからね。このスペイン語にわたしは弱い
2007/11/05(月) 20:42:43 | 愛情いっぱい!家族ブロ!
監督 ギレルモ・デル・トロ 主演 イバナ・バケロ 2006年 メキシコ/スペイン/アメリカ映画 119分 ファンタジー 採点★★★★ もうこの位の歳にもなると、ほとんど見なくなった悪夢。稀に見たとしても途中で「あぁ、夢を見ているんだな」と気付いてしまい、もう興醒め甚だ
2007/11/17(土) 01:00:47 | Subterranean サブタレイニアン
■状況MOVIX伊勢崎にて無料鑑賞券で観賞■動機各映画評で好評だった為■感想すみません。無料で観ちゃってごめんなさい。■あらすじ1944年のスペイン内戦で父を亡くし、独裁主義の恐ろしい大尉と再婚してしまった母と暮らすオフェリア(イバナ・バケロ)は、この恐ろしい義
2007/11/18(日) 22:48:35 | 新!やさぐれ日記
監督:ギレルモ・デル・トロ出演:セルジ・ロペス、マリベル・ベルドゥ、ダグ・ジョーンズ、アリアドナ・ヒル、アレックス・アングロ予告で見た限りだと、間違いなく子供向けのファンタジーだと思っていました。が、たくさんのブログで高評価されていて、気になって
2007/11/22(木) 15:01:25 | 日々のつぶやき
先日、いつもお世話になっているブロガーさん方とお食事をした時に、みなさんが高評価
2007/11/23(金) 07:15:47 | はらやんの映画徒然草
第189回『パンズ・ラビリンス』 今回紹介する作品は今年公開された映画の中で私が一番お薦めの映画『パンズ・ラビリンス』です。 本作品は1944年のスペイン内戦下を舞台に過酷な現実を生き抜くために架空の世界に身を置く少女の姿をシビアかつファンタジックに描いていき
2007/12/02(日) 23:31:21 | オン・ザ・ブリッジ
ある番組で「10年に一度の映画だ!」とベタぼめしていて、あと「この結末は誰にも予想できない!」とかの触れ込みで気になって、気になって。。。全く私は、思う壺型の人間だな。( ^ _ ^;これから年末に向けてちょっと忙しくなりそうでこれを逃すとビデオになってしまう、
2007/12/05(水) 00:24:18 | 映画、言いたい放題!
ファンタジーの中に、現実を見る 10月26日、「題名のない子守唄」鑑賞後、この映画を鑑賞した。どちらもかなり重たい作品だった。特にラストシーンは、かなり衝撃的だったでも多分主人公自身は幸せだったような感じがするんだけどね。主人公の少女が出会うさまざま
2007/12/05(水) 22:48:44 | 銅版画制作の日々
【原題: EL LABERINTO DEL FAUNO/PAN\'S LABYRINTH 】
監督・製作・脚本:ギレルモ・デル・トロ
製作年度:2006年 日本公開:2007年10月6日 上...
2008/01/05(土) 00:40:54 | +++ Candy Cinema +++
この映画には大変にひきつけられた。周辺の方々も含めて、この映画の素晴らしさとすごさを伝えたいのであるが、どのような言葉でそれが出来るのか、心乱れている。スペイン戦争について、スペインの歴史、そこに住む人々の生き方、宗教、そしてギリシア神話についてもっと...
2008/01/10(木) 10:59:54 | 映画と出会う・世界が変わる
去年の10月に『スマステ』の「月イチゴロー」で吾郎ちゃんが、「コトイチ!(今年一番!)」と大絶賛していた映画『PAN\'S LABYRINTH』をやっと観に行くことができました。 単館ロードーショー向けの作品なんですが、去年の10月に公開されたにも関わらず、口コミなどで話...
2008/01/16(水) 23:26:29 | 蛇足帳~blogばん~
パンズ・ラビリンス’06:メキシコ=スペイン=アメリカ
◆原題:EL LABERINTO DEL FAUNO/PAN\'S LABYRINTH◆ 監督・脚本:ギレルモ・デル・トロ「ヘルボーイ」「ミミック」◆出演:イバナ・バケロ?、?セルジ・ロペス、?マリベル・ベルドゥ、?ダグ・...
2008/02/09(土) 20:55:21 | C\'est Joli
お、重い…。
『キングダム』とか『ブラッドダイアモンド』とはまた違ったずっしり感…。
そして想像以上にグロテスク。
あまりにも残虐&痛そうで目を細めてしまった場面もあったり。
ファンタジーと思って油断して観てはいけません。
現実と幻想がいりみだれるお...
2008/03/20(木) 03:17:59 | 映画めも
「パンズ・ラビリンス」 2007年 メキシコ/スペイン/アメリカ
★★★★★
王国で迎えられた、姫・・・・。その国で幸せになって欲しい・・・
悲惨な現実社会から、逃避したいと願う少女が描いた妄想。
1944年、スペイン。
内戦終結後も、山で...
2008/04/14(月) 20:58:08 | とんとん亭
★★★★☆ 少女が主役で、妖精やモンスターが登場するファンタジー映画なのだが、『ナルニア物語』とか『ライラの冒険』などの娯楽フアンタジーとは全く異なる作品である。 というのも、この映画のファンタジー部分は、主人公の少女オフェリアが、現実逃避するために創り
2008/04/16(水) 14:43:03 | ケントのたそがれ劇場
[[attached(1,center)]]
1944年、スペイン。
内戦終結後も、フランコ政権の圧政に反発する人々が、ゲリラ闘争を繰り広げる山間部。
内戦で父を亡くした少女オフェリアは、臨月の母カルメンとともに、この山奥へとやって来る。
この地でゲリラの鎮圧にあたる?...
2008/05/05(月) 02:26:24 | サムソン・H・トマトマスバーガーの限りなく映画
シドニー・ポラックが亡くなっていたのですね。結構好きな監督でした。(DVDにて
2008/05/31(土) 16:30:42 | eclipse的な独り言
あらすじ1944年、内戦終決後のスペイン。父を亡くした少女オフェリアは、身重の母と共にゲリラが潜む山奥で暮らし始める。そこは母が再婚したビダル大尉の駐屯地だった。体調の思わしくない母を労りながらも、冷酷な義父にどうしても馴染めないでいた彼女の前に妖精が...
2008/06/16(月) 11:22:06 | 虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映画 ブログ
さて(個人的に)三連休の真ん中な本日ですが、今日も雨{/kaeru_rain/}&特にすることも無いピロEKです{/face_ase2/}
来月(7月)は、職場の引っ越しやらナニやらで実に忙しそうで、週末の休みがあんまり取れそうにない{/face_hekomu/}ので今回の三連休は貴重なんですけ...
2008/06/29(日) 13:29:27 | ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画
熱で寝込んでいながらも、だいぶ調子が戻ってきて家にいるだけではつまらないので、DVD観始めました。
体調悪い時に選ぶタイトルではないね、これはw。
********************
「ブレイド2」「ヘルボーイ」のギレルモ・デル・トロ監督が「デビルズ・バックボーン?...
2008/10/17(金) 12:28:53 | cinema!cinema! ミーハー映画・DVDレビュー
ファンタジー映画は、ディズニー的な天然色の明るさと甘さが120%なものよりも、「ロスト・チルドレン」のようなビターなダーク・ファンタジ...
2008/10/26(日) 22:11:00 | RAY\'s Favorites
PAN\'S LABYRINTH
2006年:スペイン・メキシコ
監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:セルジ・ロペス、イバナ・バケロ、アリアドナ・ヒル、マリベル・ヴェルドゥ、ダグ・ジョーンズ、マリベル・ベルドゥ
再婚した身重の母に連れられ、山中でレジスタンス掃討の指揮をと...
2008/11/26(水) 07:56:16 | mama
パンズ・ラビリンス / EL LABERINTO DEL FAUNO
PAN'S LABYRINTH
独裁政権下のスペイン。御伽噺が好きな少女オフェリアの前に牧神パンが現れる。
パンによるとオフェ...
2010/11/12(金) 22:24:29 | RISING STEEL
綺麗で切なくてドリフで。
=以下、多少ネタバレです。=
妄想に逃げるしかなかった少女オフェリア。
映画を観て誰もが解る通り、ただでさえ時代が時代、環境が環境である。
年端も行かないいたいけな少女が、ああいった御伽噺に没頭する事は必然とも言える。
果たしてこの映画がファンタジーであったかどうか、つまるに夢オチであるのか否かは、さして求める所でもない。
私はこ...
2014/09/17(水) 06:30:16 | えらそーかんそー
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