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2007年03月23日 (金) | 編集 |
うーむ、微妙・・・・・
「パフューム ある人殺しの物語」を簡潔に説明すれば、神の嗅覚を持つ、究極の臭いフェチの変態さんの一代記である。
世評通り、前半は圧倒的に面白いのだが、後半の展開が私にはどうにも違和感が拭えなかった。
パリの鮮魚市場で産み落とされ、孤児院で育ったジャン=バティスト・グルヌイユ(ベン・ウィショー)は、幼い頃から香りに異常な興味をしめす奇妙な子供だった。
大人になったグルヌイユは、ある日街で理性を狂わせる魅惑的な香りを嗅ぐ。
それは女性の体臭。
臭いに夢中になるあまり、女性に騒がれてしまったグルヌイユは、思わず口を塞いで女性を殺してしまう。
禁断の香りに魅せられたグルヌイユは、落ち目の香水調合師バルディーニ(ダスティン・ホフマン)とであった事で、その才能を開花させる。
グルヌイユの香水のおかげでバルディーニの店は大繁盛。
しかし、人間の体臭を保存する方法を模索するグルヌイユは、香水の都と呼ばれるグラーツへの旅を決意する。
グラースの入り口で、グルヌイユは運命を感じる香りを嗅ぐ。
香りの主は、グラースの有力者リシ(アラン・リックマン)の娘で、赤毛の美少女ローラ(レイチェル・ハード=ウッド)だった。
グラースで、遂に人間の体臭を香水にする事に成功するグルヌイユだったが、そのためには相手を殺さねばならなかった。
香水のために、次々と街の美少女たちを手にかけてゆくグルヌイユ。
そして、その目線の先にはいつもローラがいた・・・
前半、悪臭渦巻く十八世紀のパリで生まれたグルヌイユが、数奇な運命に導かれる様にして香水調合師となり、やがて人間の体臭という究極の香りに魅せられてゆくプロセスは文句なしに面白い。
見えないし聞こえない「香り」というものは、映画で表現するのが最もし難い物だと思う。
だがトム・ティクヴア監督は様々な工夫を凝らして、グルヌイユの特別な才能を説得力をもって描写する事に成功している。
ベン・ウィショーの好演もあり、まるで画面からさまざまな香りが漂ってきそうな臨場感を感じる。
香りの表現で面白かったのは、バルディーニがグルヌイユの調合した香りをかいだ瞬間の至福の表現で、一瞬で回りの風景が変わり別の物語の中に投げだされた様になる。
ワイン評論家がワインのテイストを文章で表現する時、しばしば風景や物語に例える事があるが、これはそれを実際に映像にしてみせた、他に例を見ない表現だったと思う。
徹底的に香りに拘って物語が進む前半は、「薔薇の名前」の名手アンドリュー・バーキンの脚本もテンポよく、史実通りの「悪臭の都パリ」をリアルに再現したビジュアルも含め、視覚的にも物語的にも極めてユニークで一気に時間が過ぎる。
しかし、人間の体臭を香水に閉じ込める技を学ぶため、グルヌイユがグラーツに行き、そこで遂に連続殺人に手を染める様になると、映画は普通の猟奇殺人物と大して変わらなくなってしまうのだ。
ここでは香りそのものよりも、いかに香りの元である美女を狩り、その香りを閉じ込めるか、というプロセスの描写が主体となり、物語の前半が持っていた独特の魅力は急速に薄れる。
もっともこのあたりは、見せ方が上手いので決して退屈はしないのだが。
問題は、この後。
究極の香水を作るために必要な香りはあと一つ。
殺人鬼の影を感じ、グラースから逃亡するローラを追って、グルヌイユは超人的な嗅覚を発揮する。
正直言って私はこの件の描写で失笑してしまった。
いくらなんでもあれはやりすぎだろう。
たとえば前半、グルヌイユが無数の香料の瓶の中から香水の成分を全て言い当てる描写があるが、あれは何となく説得力がある。
ソムリエの中には香りだけでワインの銘柄やビンテージを当ててしまう人もいるし、そのぐらいなら「才能」という範囲に収まるだろう。
だがローラを追いかけるグルヌイユの嗅覚は、もはやマーベルコミックの超人並みである。
それまでしっかりとキープしていた映画の世界観の枠が、あそこでポンと外れてしまった。
そしてクライマックス、遂に究極の香水を作り出したグルヌイユが、逮捕され裁判にかけられ、そこで彼は香りによって驚くべき奇跡を起こす。
この描写がずいぶんと話題になっている様だが、私にはあまり説得力が感じられなかった。
衆人たちが訳の判らないままに、グルヌイユを聖人の様に思ってしまい自らの理性を失ってゆくというのはパゾリーニの「テオレマ」を思わせる。
しかしあえて具体的説明を排し、登場人物の行動と心理描写だけで寓話的に見せきった「テオレマ」と異なり、この作品の場合香水の香りという良くも悪くも具体的な物理現象となっているので、どうにもリアルとファンタジーの間でどっちつかずになってしまった感がある。
結局の所、究極の香水とは「愛」そのものであり、自らは体臭(つまりは愛)を持たないグルヌイユが作り上げたというアイロニーがこの物語の収束する場なのだろうが、このラスト20分はそれまでの映画のトーンとあまりにも異質だ。
全体に寓話的な話ではあるが、前半のわりと「ありそうな話」から、これほどのホラ話に持ってゆくのなら、ありえない事がありえる世界観への物語上でのシフトが必要だと思う。
現実的に人間の体臭をどんなに混ぜ合わせようが、香りにあんな力は無いのを判っているこちらとしては、「すげ~」より「ありえね~」が先に立つ。
クライマックスに突然壮大なホラ話を持ってくるという手法その物は決して斬新ではないし、映画のオチのつけ方として別に悪くは無いのだが、私にはなんだか始まりと終わりが別の映画を観ているような違和感を感じてしまった。
思うにこの物語の展開、文章ならもっとスムーズに読めるのではないだろうか。
想像力で理解する小説なら説得力があっても、実際にその物を映像にされてしまうと、やたらと大げさな描写に見えて白けてしまう。
ダスティン・ホフマンが人生最良の眠りにつくあたりまでは大傑作だったのだが、後半の展開が少々残念な作品だった。
さて、今回は香水に負けぬ魅惑的な香りのワインをセレクトしよう。
ボルドーのマルゴー村は「シャトージスクール」の2004。
マルゴーで作られるワインは、よく優美で女性的と言われるが、これは正に凝縮された複雑な味わいと、豊かな果実香りが心地よい。
もしグルヌイユが香水ではなく酒の香りに魅せられていたら、どんな酒を創ったのだろうか。
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「パフューム ある人殺しの物語」を簡潔に説明すれば、神の嗅覚を持つ、究極の臭いフェチの変態さんの一代記である。
世評通り、前半は圧倒的に面白いのだが、後半の展開が私にはどうにも違和感が拭えなかった。
パリの鮮魚市場で産み落とされ、孤児院で育ったジャン=バティスト・グルヌイユ(ベン・ウィショー)は、幼い頃から香りに異常な興味をしめす奇妙な子供だった。
大人になったグルヌイユは、ある日街で理性を狂わせる魅惑的な香りを嗅ぐ。
それは女性の体臭。
臭いに夢中になるあまり、女性に騒がれてしまったグルヌイユは、思わず口を塞いで女性を殺してしまう。
禁断の香りに魅せられたグルヌイユは、落ち目の香水調合師バルディーニ(ダスティン・ホフマン)とであった事で、その才能を開花させる。
グルヌイユの香水のおかげでバルディーニの店は大繁盛。
しかし、人間の体臭を保存する方法を模索するグルヌイユは、香水の都と呼ばれるグラーツへの旅を決意する。
グラースの入り口で、グルヌイユは運命を感じる香りを嗅ぐ。
香りの主は、グラースの有力者リシ(アラン・リックマン)の娘で、赤毛の美少女ローラ(レイチェル・ハード=ウッド)だった。
グラースで、遂に人間の体臭を香水にする事に成功するグルヌイユだったが、そのためには相手を殺さねばならなかった。
香水のために、次々と街の美少女たちを手にかけてゆくグルヌイユ。
そして、その目線の先にはいつもローラがいた・・・
前半、悪臭渦巻く十八世紀のパリで生まれたグルヌイユが、数奇な運命に導かれる様にして香水調合師となり、やがて人間の体臭という究極の香りに魅せられてゆくプロセスは文句なしに面白い。
見えないし聞こえない「香り」というものは、映画で表現するのが最もし難い物だと思う。
だがトム・ティクヴア監督は様々な工夫を凝らして、グルヌイユの特別な才能を説得力をもって描写する事に成功している。
ベン・ウィショーの好演もあり、まるで画面からさまざまな香りが漂ってきそうな臨場感を感じる。
香りの表現で面白かったのは、バルディーニがグルヌイユの調合した香りをかいだ瞬間の至福の表現で、一瞬で回りの風景が変わり別の物語の中に投げだされた様になる。
ワイン評論家がワインのテイストを文章で表現する時、しばしば風景や物語に例える事があるが、これはそれを実際に映像にしてみせた、他に例を見ない表現だったと思う。
徹底的に香りに拘って物語が進む前半は、「薔薇の名前」の名手アンドリュー・バーキンの脚本もテンポよく、史実通りの「悪臭の都パリ」をリアルに再現したビジュアルも含め、視覚的にも物語的にも極めてユニークで一気に時間が過ぎる。
しかし、人間の体臭を香水に閉じ込める技を学ぶため、グルヌイユがグラーツに行き、そこで遂に連続殺人に手を染める様になると、映画は普通の猟奇殺人物と大して変わらなくなってしまうのだ。
ここでは香りそのものよりも、いかに香りの元である美女を狩り、その香りを閉じ込めるか、というプロセスの描写が主体となり、物語の前半が持っていた独特の魅力は急速に薄れる。
もっともこのあたりは、見せ方が上手いので決して退屈はしないのだが。
問題は、この後。
究極の香水を作るために必要な香りはあと一つ。
殺人鬼の影を感じ、グラースから逃亡するローラを追って、グルヌイユは超人的な嗅覚を発揮する。
正直言って私はこの件の描写で失笑してしまった。
いくらなんでもあれはやりすぎだろう。
たとえば前半、グルヌイユが無数の香料の瓶の中から香水の成分を全て言い当てる描写があるが、あれは何となく説得力がある。
ソムリエの中には香りだけでワインの銘柄やビンテージを当ててしまう人もいるし、そのぐらいなら「才能」という範囲に収まるだろう。
だがローラを追いかけるグルヌイユの嗅覚は、もはやマーベルコミックの超人並みである。
それまでしっかりとキープしていた映画の世界観の枠が、あそこでポンと外れてしまった。
そしてクライマックス、遂に究極の香水を作り出したグルヌイユが、逮捕され裁判にかけられ、そこで彼は香りによって驚くべき奇跡を起こす。
この描写がずいぶんと話題になっている様だが、私にはあまり説得力が感じられなかった。
衆人たちが訳の判らないままに、グルヌイユを聖人の様に思ってしまい自らの理性を失ってゆくというのはパゾリーニの「テオレマ」を思わせる。
しかしあえて具体的説明を排し、登場人物の行動と心理描写だけで寓話的に見せきった「テオレマ」と異なり、この作品の場合香水の香りという良くも悪くも具体的な物理現象となっているので、どうにもリアルとファンタジーの間でどっちつかずになってしまった感がある。
結局の所、究極の香水とは「愛」そのものであり、自らは体臭(つまりは愛)を持たないグルヌイユが作り上げたというアイロニーがこの物語の収束する場なのだろうが、このラスト20分はそれまでの映画のトーンとあまりにも異質だ。
全体に寓話的な話ではあるが、前半のわりと「ありそうな話」から、これほどのホラ話に持ってゆくのなら、ありえない事がありえる世界観への物語上でのシフトが必要だと思う。
現実的に人間の体臭をどんなに混ぜ合わせようが、香りにあんな力は無いのを判っているこちらとしては、「すげ~」より「ありえね~」が先に立つ。
クライマックスに突然壮大なホラ話を持ってくるという手法その物は決して斬新ではないし、映画のオチのつけ方として別に悪くは無いのだが、私にはなんだか始まりと終わりが別の映画を観ているような違和感を感じてしまった。
思うにこの物語の展開、文章ならもっとスムーズに読めるのではないだろうか。
想像力で理解する小説なら説得力があっても、実際にその物を映像にされてしまうと、やたらと大げさな描写に見えて白けてしまう。
ダスティン・ホフマンが人生最良の眠りにつくあたりまでは大傑作だったのだが、後半の展開が少々残念な作品だった。
さて、今回は香水に負けぬ魅惑的な香りのワインをセレクトしよう。
ボルドーのマルゴー村は「シャトージスクール」の2004。
マルゴーで作られるワインは、よく優美で女性的と言われるが、これは正に凝縮された複雑な味わいと、豊かな果実香りが心地よい。
もしグルヌイユが香水ではなく酒の香りに魅せられていたら、どんな酒を創ったのだろうか。

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この記事へのコメント
いつもながらの論理的な批評。
自分の中にあったもやもやがすっきり。
しかしそれにしてもダスティン・ホフマン------
『真夜中のカーボーイ』での彼を観たときに
『卒業』『ジョンとメリー』とはあまりに異なるその姿の
向こうにある役者魂に震えたことを久しぶりに思い出しました。
自分の中にあったもやもやがすっきり。
しかしそれにしてもダスティン・ホフマン------
『真夜中のカーボーイ』での彼を観たときに
『卒業』『ジョンとメリー』とはあまりに異なるその姿の
向こうにある役者魂に震えたことを久しぶりに思い出しました。
こんばんは♪
原作は何百万部も売れているヒット作だそうですが、文字で読んで想像する方がこの手の作品はいいのかもしれませんね~。
映像だとどうしても押しつけがましくなって想像の入る余地がないですから。
ちなみに今原作を読んでる最中です。
原作は何百万部も売れているヒット作だそうですが、文字で読んで想像する方がこの手の作品はいいのかもしれませんね~。
映像だとどうしても押しつけがましくなって想像の入る余地がないですから。
ちなみに今原作を読んでる最中です。
>えいさん
えいさんが「テオレマ」に言及されているのを読んで、我が意を得たりと嬉しくなりました。
往年のイタリア映画の影響を強く感じましたよね。
ダスティン・ホフマンは名演だったと思います。
なんでオスカーの助演男優賞にノミネートされなかったのかな。
>ミチさん
原作面白いですか?
何となく、これは文章なら違和感を感じないのかなという気がするんですが。
映画の描写は正直クライマックスが唐突過ぎて・・・
えいさんが「テオレマ」に言及されているのを読んで、我が意を得たりと嬉しくなりました。
往年のイタリア映画の影響を強く感じましたよね。
ダスティン・ホフマンは名演だったと思います。
なんでオスカーの助演男優賞にノミネートされなかったのかな。
>ミチさん
原作面白いですか?
何となく、これは文章なら違和感を感じないのかなという気がするんですが。
映画の描写は正直クライマックスが唐突過ぎて・・・
ノラネコさん★
こんばんは、
そうですね、、、賛否両論に分かれてますが、
わたしもラスト近くの民衆のあのシーンはびっくり仰天でちょっと引きましたが
そもそもあんなに鼻がよすぎるというところでありえないので、
ブラックジョークな作品みたいに受け取りました。
ラストは意外と可愛そうな気分になっちゃいましたよ、、、、
あれだけ殺したヤツなのに、わたしって人がよすぎ??
(ずうずうしい/笑)
こんばんは、
そうですね、、、賛否両論に分かれてますが、
わたしもラスト近くの民衆のあのシーンはびっくり仰天でちょっと引きましたが
そもそもあんなに鼻がよすぎるというところでありえないので、
ブラックジョークな作品みたいに受け取りました。
ラストは意外と可愛そうな気分になっちゃいましたよ、、、、
あれだけ殺したヤツなのに、わたしって人がよすぎ??
(ずうずうしい/笑)
ノラネコさん、こんばんわ!
>ありえない事がありえる世界観への物語上でのシフトが必要
>なんだか始まりと終わりが別の映画を観ているような違和感
確かにラスト20分のワープぶりはすごかったですね。
僕は、この映画を最初から「ありえない話」として見ていたので、ノラネコさんとは逆でラスト手前までは退屈し、ラストで逆にすっきりしたクチです(笑)
自分の記事には「長編ミステリーの読後感に近い」と書きましたがどうも最初からSF文学を読む感覚でこの映画を見ていたたしい、ことにノラネコさんの記事を読んでようやく気づきました。
この映画の見せ方は、原作小説の存在を強く意識させられるものでしたね。
>ありえない事がありえる世界観への物語上でのシフトが必要
>なんだか始まりと終わりが別の映画を観ているような違和感
確かにラスト20分のワープぶりはすごかったですね。
僕は、この映画を最初から「ありえない話」として見ていたので、ノラネコさんとは逆でラスト手前までは退屈し、ラストで逆にすっきりしたクチです(笑)
自分の記事には「長編ミステリーの読後感に近い」と書きましたがどうも最初からSF文学を読む感覚でこの映画を見ていたたしい、ことにノラネコさんの記事を読んでようやく気づきました。
この映画の見せ方は、原作小説の存在を強く意識させられるものでしたね。
パゾリーニを持ってくるところはさすがです。
実は、僕もこの映画の後半あたりからパゾリーニの雰囲気とラップしましたw。
パゾリーニの映画って、よく「この監督、頭オカシイんじゃないの?」という表現で徹底さを賛美されていましたが、今回のパフュームは原作を生かすという課題があるものの、異色度ではイマイチで、中途半端さしか残りませんでした。
実は、僕もこの映画の後半あたりからパゾリーニの雰囲気とラップしましたw。
パゾリーニの映画って、よく「この監督、頭オカシイんじゃないの?」という表現で徹底さを賛美されていましたが、今回のパフュームは原作を生かすという課題があるものの、異色度ではイマイチで、中途半端さしか残りませんでした。
TB&コメントありがとうございました。
>神の嗅覚を持つ、究極の臭いフェチの変態さんの一代記
確かにそうですね(笑)。だからこそ独創的で面白い物語になったとも言えるんですが。
僕はこの映画を一種のファンタジーとして捉えていたので、主人公の異常嗅覚も、ラストのトンデモ展開も受け入れられました。
>神の嗅覚を持つ、究極の臭いフェチの変態さんの一代記
確かにそうですね(笑)。だからこそ独創的で面白い物語になったとも言えるんですが。
僕はこの映画を一種のファンタジーとして捉えていたので、主人公の異常嗅覚も、ラストのトンデモ展開も受け入れられました。
こんにちは~
原作も読みましたけど、私は文字の方が面白く感じましたよ。
でも音楽ありきの香りの表現だったように感じるので、そういうことばかり気にしてて、個人的にはストーリーの事は深く追求してなかったからさほどテンションは下がらず。笑
まあ確かに見終わってみると最初とは違う作品になってるような感覚はありました。
原作も読みましたけど、私は文字の方が面白く感じましたよ。
でも音楽ありきの香りの表現だったように感じるので、そういうことばかり気にしてて、個人的にはストーリーの事は深く追求してなかったからさほどテンションは下がらず。笑
まあ確かに見終わってみると最初とは違う作品になってるような感覚はありました。
ノラネコさんこんばんわ♪TB&コメント有難うございました♪
毎度お馴染み原作の小説は読んでいないのですが、既読の方の感想を見ると『結構忠実』とも書いてあったので、だとすると後半で見られたマーベルコミック級の嗅覚も忠実だったんでしょうかね~?(^▽^;)
あの場面は自分も最初は驚きましたけど、冷静に観ると『ありえね~』ですねw
劇中ではあんまり・・と言うか全然笑い所なかったように見えましたしたので、もしかしたらあの場面が唯一の笑い所だったのかもしれませんね
毎度お馴染み原作の小説は読んでいないのですが、既読の方の感想を見ると『結構忠実』とも書いてあったので、だとすると後半で見られたマーベルコミック級の嗅覚も忠実だったんでしょうかね~?(^▽^;)
あの場面は自分も最初は驚きましたけど、冷静に観ると『ありえね~』ですねw
劇中ではあんまり・・と言うか全然笑い所なかったように見えましたしたので、もしかしたらあの場面が唯一の笑い所だったのかもしれませんね
ノラネコさん、こんばんわ♪
前半はわりとまともでこのまま進んでいくのかな~なんて思ってたらどんどん違う方向に行ってしまって・・・
軌道修正利くのかな?なんて思っていたら・・・
軌道修正かけるどころかそのまんま突っ走ってくれました(笑
私は妙に納得してしまったので良かったんですがもう二度と観ないかもなぁ。
終わり方も「お話」的でしたよね。
前半はわりとまともでこのまま進んでいくのかな~なんて思ってたらどんどん違う方向に行ってしまって・・・
軌道修正利くのかな?なんて思っていたら・・・
軌道修正かけるどころかそのまんま突っ走ってくれました(笑
私は妙に納得してしまったので良かったんですがもう二度と観ないかもなぁ。
終わり方も「お話」的でしたよね。
>migさん
うん、本来これは寓話なんでしょうね。
ただ冒頭から世界観の描写が妙にリアルだったので、後半になると戸惑いました。
面白かったですけどね。
>moviepadさん
あのクライマックスからラストにかけての描写そのものはそれ程斬新ではないと思いますが、この作品にというところでびっくりします。
香りに魅せられた男の心理劇だったらしっくりきたのかな。
世界全体が寓話である事に気付くのが遅すぎました(笑
>yanksさん
パゾリーニはこの作品の直接的なヒントになっているのではないかと思います。
他にもフェリーニやキューブリックの影も感じました。
全体に6-70年代のイタリアっぽい雰囲気を感じました。
>えめきんさん
私はこの作品を変態さんの心理をついたサスペンスと思って観ていたので、最後に突然彼の作っていた物が愛のメタファーだったという事になっていたのに思いっきり違和感を感じました。
最初からファンタジーだと思えばよかったのでしょうね。
もっとも、それにしてはパリの美術はリアルすぎですけど。
うん、本来これは寓話なんでしょうね。
ただ冒頭から世界観の描写が妙にリアルだったので、後半になると戸惑いました。
面白かったですけどね。
>moviepadさん
あのクライマックスからラストにかけての描写そのものはそれ程斬新ではないと思いますが、この作品にというところでびっくりします。
香りに魅せられた男の心理劇だったらしっくりきたのかな。
世界全体が寓話である事に気付くのが遅すぎました(笑
>yanksさん
パゾリーニはこの作品の直接的なヒントになっているのではないかと思います。
他にもフェリーニやキューブリックの影も感じました。
全体に6-70年代のイタリアっぽい雰囲気を感じました。
>えめきんさん
私はこの作品を変態さんの心理をついたサスペンスと思って観ていたので、最後に突然彼の作っていた物が愛のメタファーだったという事になっていたのに思いっきり違和感を感じました。
最初からファンタジーだと思えばよかったのでしょうね。
もっとも、それにしてはパリの美術はリアルすぎですけど。
>シャーロットさん
原作は面白そうですね。
香りの表現なんて絶対映像よりも伝わりそうです。
読んでみようかな。
>メビウスさん
大真面目に撮ってるから逆に吹いてしまいました。
まあ、たとえあれが原作どおりだったとしても、もうちょっともっともらしく撮る方法はあったと思うんですけど・・・・
>なななさん
前半は文句なしに面白いと思ったんですが、私の感覚では後半を無理やり寓話にもっていったように感じてしまいました。
面白かったけど、二度観たい映画ではないですね。
原作は面白そうですね。
香りの表現なんて絶対映像よりも伝わりそうです。
読んでみようかな。
>メビウスさん
大真面目に撮ってるから逆に吹いてしまいました。
まあ、たとえあれが原作どおりだったとしても、もうちょっともっともらしく撮る方法はあったと思うんですけど・・・・
>なななさん
前半は文句なしに面白いと思ったんですが、私の感覚では後半を無理やり寓話にもっていったように感じてしまいました。
面白かったけど、二度観たい映画ではないですね。
わわわ!
>リアルとファンタジーの間でどっちつかずになってしまった
まさにそんな感じでした。体臭がないとか嗅覚がすごいってそれもちとありえないんだけど、それまで現実的な話としてみていたから、後半のファンタジー?にはついていけず、、、
とはいえ私もなかなか楽しめました!
このオハナシ、、、ワインでもいけそうですね!
>リアルとファンタジーの間でどっちつかずになってしまった
まさにそんな感じでした。体臭がないとか嗅覚がすごいってそれもちとありえないんだけど、それまで現実的な話としてみていたから、後半のファンタジー?にはついていけず、、、
とはいえ私もなかなか楽しめました!
このオハナシ、、、ワインでもいけそうですね!
皆様、ノラネコさんの記事に同調されているようですが、
私は孤立しようともこの作品を絶賛しようと思います。
今年のベスト10には確実に入る作品となりました。
この手の作品は、単に好みの問題でもあるのかもしれないなあ
とも思いますが、ハマる人はかなりハマれる作品だと思いますよ。
私は孤立しようともこの作品を絶賛しようと思います。
今年のベスト10には確実に入る作品となりました。
この手の作品は、単に好みの問題でもあるのかもしれないなあ
とも思いますが、ハマる人はかなりハマれる作品だと思いますよ。
>きららさん
私も観ながら、これ酒の話でもいけるなあと思っていました。
香りに味が加わりますが、通じる物がありますよね。
>睦月さん
観終わってから、親方が死んだあたりで気付けばよかったと思いましたよ、これはファンタジーだと(笑
たぶん作品への入り方でかなり感想の違う作品でしょう。
私も決して嫌いな作品ではありませんが、いい意味で驚かされたというよりも、違和感が先にたってしまいました。
私も観ながら、これ酒の話でもいけるなあと思っていました。
香りに味が加わりますが、通じる物がありますよね。
>睦月さん
観終わってから、親方が死んだあたりで気付けばよかったと思いましたよ、これはファンタジーだと(笑
たぶん作品への入り方でかなり感想の違う作品でしょう。
私も決して嫌いな作品ではありませんが、いい意味で驚かされたというよりも、違和感が先にたってしまいました。
ご無沙汰してます。
私はこの映画、シネシティ映画祭で観たのですが、
上映の前に司会者さんがしきりに「とんでもない映画で驚愕のラストがあります」
というものですから、けっこう耐性ができてしまったようです。
普通ならネタバレするなと怒りたくなるところですが、
それを聞いていなかったら、私も否定的な見方をしていたかも知れません。
(実はこのトンデモぶり、結構気に入っているのです)
それでもサスペンス映画だと思ってましたからやはり驚きましたが、
何となく観る側の先入観によって評価が変わってしまう映画だと思いました。
私はこの映画、シネシティ映画祭で観たのですが、
上映の前に司会者さんがしきりに「とんでもない映画で驚愕のラストがあります」
というものですから、けっこう耐性ができてしまったようです。
普通ならネタバレするなと怒りたくなるところですが、
それを聞いていなかったら、私も否定的な見方をしていたかも知れません。
(実はこのトンデモぶり、結構気に入っているのです)
それでもサスペンス映画だと思ってましたからやはり驚きましたが、
何となく観る側の先入観によって評価が変わってしまう映画だと思いました。
>ウルフガーさん
なるほど、観る前にこれはトンデモ映画だと構えてしまうと、かえって良いのかもしれませんね。
そう考えると、予告編であのクライマックスを見せちゃってるのもそのためかな?
私はどうも観方を間違えたようです。
なるほど、観る前にこれはトンデモ映画だと構えてしまうと、かえって良いのかもしれませんね。
そう考えると、予告編であのクライマックスを見せちゃってるのもそのためかな?
私はどうも観方を間違えたようです。
2007/04/03(火) 23:15:11 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
はじめまして
お酒も映画も好きなものでコチラはちょくちょく見させて頂いてました
本作絶賛派故、熱く語りに初コメントでございます(笑)
レヴュー拝読しまして微妙ポイントの的確な指摘になるほど~と唸るとともに『マスター・アンド・コマンダー』や『フォーガットン』のことを思い浮かべました。つまりは宣伝戦略と鑑賞者期待とのギャップ
コレがもし、トルネード配給で邦題が『嗅覚バカ一代』だったら…
漫画『空手バカ一代』における、ゴッドハンド伝説や、読者に何の断りもなく第一部と第二部で画風どころか作者が変わる(つのだじろうと影丸譲也)ところを彷彿とさせる、本作の荒唐無稽エピソードの数々も前後半の転調しっぷりも許容できたかと(笑)
でも、師匠家崩落も超人能力発動も一応の前フリがあったり絵コンテ出したら即ボツになりそうな絵面を力技で映像化したり、と小技大技を効かしつつ、格調×フェチ×バカの「俺の喜び組」コンボがことごとくクリティカルヒット!わたくし的には映画>原作でしたよ!
お酒も映画も好きなものでコチラはちょくちょく見させて頂いてました
本作絶賛派故、熱く語りに初コメントでございます(笑)
レヴュー拝読しまして微妙ポイントの的確な指摘になるほど~と唸るとともに『マスター・アンド・コマンダー』や『フォーガットン』のことを思い浮かべました。つまりは宣伝戦略と鑑賞者期待とのギャップ
コレがもし、トルネード配給で邦題が『嗅覚バカ一代』だったら…
漫画『空手バカ一代』における、ゴッドハンド伝説や、読者に何の断りもなく第一部と第二部で画風どころか作者が変わる(つのだじろうと影丸譲也)ところを彷彿とさせる、本作の荒唐無稽エピソードの数々も前後半の転調しっぷりも許容できたかと(笑)
でも、師匠家崩落も超人能力発動も一応の前フリがあったり絵コンテ出したら即ボツになりそうな絵面を力技で映像化したり、と小技大技を効かしつつ、格調×フェチ×バカの「俺の喜び組」コンボがことごとくクリティカルヒット!わたくし的には映画>原作でしたよ!
2007/04/05(木) 03:11:04 | URL | み #-[ 編集]
映像の面白さにコブタは魅せられてしまいました。
物語的には えぇぇええ という感んじなんですが、それ以上に映像では通常では表現しきれない臭いという要素を見事に映像化しtがということで衝撃を与えてくれた作品でした。
ラストのあのとんでもない展開も これはこれでこの作品の味なのかなと許してしまったコブタでした(-ー;
物語的には えぇぇええ という感んじなんですが、それ以上に映像では通常では表現しきれない臭いという要素を見事に映像化しtがということで衝撃を与えてくれた作品でした。
ラストのあのとんでもない展開も これはこれでこの作品の味なのかなと許してしまったコブタでした(-ー;
2007/04/05(木) 11:52:45 | URL | コブタです #-[ 編集]
>みさん
>コレがもし、トルネード配給で邦題が『嗅覚バカ一代』だったら…
なるほど~(笑
確かにそんな気はしますね。
そう思ってみればたぶんもっと楽しめたんでしょうね。
ただ、やっぱり観る者に先入観を要求する映画ってどうなのよ、と思ってしまうのも事実です。
劇中にもうちょっと判りやすいサインを入れて欲しかったです。
>コブタさん
臭いを映像化した作品というのはちょっと記憶に無いですね。
昔実際に臭いシートを嗅ぎながら観る、臭いのする映画っていうのはありましたが(笑
映像で表現するのがもっとも難しい物を、果敢に表現したのは見事でした。
>コレがもし、トルネード配給で邦題が『嗅覚バカ一代』だったら…
なるほど~(笑
確かにそんな気はしますね。
そう思ってみればたぶんもっと楽しめたんでしょうね。
ただ、やっぱり観る者に先入観を要求する映画ってどうなのよ、と思ってしまうのも事実です。
劇中にもうちょっと判りやすいサインを入れて欲しかったです。
>コブタさん
臭いを映像化した作品というのはちょっと記憶に無いですね。
昔実際に臭いシートを嗅ぎながら観る、臭いのする映画っていうのはありましたが(笑
映像で表現するのがもっとも難しい物を、果敢に表現したのは見事でした。
2007/04/06(金) 22:38:05 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
お久しぶりです。
自分も、あんまりでしたが、理由がよく分かりませんでした。
読ませていただき、そうか、そうかと納得しております。
自分は最後の突然すぎるところが、わかっていたはずだったのに萎えてしまったんですよ。
自分も、あんまりでしたが、理由がよく分かりませんでした。
読ませていただき、そうか、そうかと納得しております。
自分は最後の突然すぎるところが、わかっていたはずだったのに萎えてしまったんですよ。
>とらねこさん
まあ好みが別れる作品ですよね。
こういう落とし方はアリだと思いますけど、この映画は少々唐突すぎたかな。
匂という具体性が神秘性の邪魔をしているような感じです。
まあ好みが別れる作品ですよね。
こういう落とし方はアリだと思いますけど、この映画は少々唐突すぎたかな。
匂という具体性が神秘性の邪魔をしているような感じです。
『パフューム』を観たので、先ほどTBさせていただきました。
>殺人鬼の影を感じ、グラースから逃亡するローラを追って、グルヌイユは超人的な嗅覚を発揮する。
正直言って私はこの件の描写で失笑してしまった。
いくらなんでもあれはやりすぎだろう。
このコメントを読んで、私も笑ってしまいました。
あのCGの場面は、ベルリンフィルの芸術的な音楽を、一気にゲームのテーマ音楽に落としてくれました。
判りやすく、ビジュアル的に若者受けを狙ったのでしょうか、最近のこのような人工的な映画つくりには、疑問を感じます。前半が非常によくできていただけに惜しいです。。。
それはさておき、「自分の中の映画史」を読ませていただきました。こんなコーナーがあったのですね。意外にも?韓流映画の年季の入ったウォッチャーだったのですか!
映画の感想だけでなく、ノラネコさまの映画史も読みたいです。
では、今年も宜しくお願いします。
>殺人鬼の影を感じ、グラースから逃亡するローラを追って、グルヌイユは超人的な嗅覚を発揮する。
正直言って私はこの件の描写で失笑してしまった。
いくらなんでもあれはやりすぎだろう。
このコメントを読んで、私も笑ってしまいました。
あのCGの場面は、ベルリンフィルの芸術的な音楽を、一気にゲームのテーマ音楽に落としてくれました。
判りやすく、ビジュアル的に若者受けを狙ったのでしょうか、最近のこのような人工的な映画つくりには、疑問を感じます。前半が非常によくできていただけに惜しいです。。。
それはさておき、「自分の中の映画史」を読ませていただきました。こんなコーナーがあったのですね。意外にも?韓流映画の年季の入ったウォッチャーだったのですか!
映画の感想だけでなく、ノラネコさまの映画史も読みたいです。
では、今年も宜しくお願いします。
>樹衣子さん
絶妙のフォークロアに成りそこなった作品と言う気がします。
リアリズムなのかファンタジーなのか、軸足がはっきりしなかったので、後半の描写にどうしても唐突さを感じてしまいました。
そうそう、「自分の中の映画史」なんてカテゴリがありましたね。
自分で作っておいて、一回しか書いてないので、今度また何か書きます(笑
絶妙のフォークロアに成りそこなった作品と言う気がします。
リアリズムなのかファンタジーなのか、軸足がはっきりしなかったので、後半の描写にどうしても唐突さを感じてしまいました。
そうそう、「自分の中の映画史」なんてカテゴリがありましたね。
自分で作っておいて、一回しか書いてないので、今度また何か書きます(笑
2008/01/13(日) 17:11:29 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
はじめまして。
私は傑出映画なんてというブログを運営するmolです。
私のブログは主に素晴らしい飛びぬけた要素のある映画を紹介しています。
そこで、同じ映画についていろいろなページを公開され、非常に充実しているノラネコ様と、ぜひ相互リンクをお願いできないかと思いました。
私のブログの概要は以下になります。
ぜひ、相互リンクお願いできませんでしょうか?
タイトル:傑出!映画
URL:http://emol.seesaa.net/
以上、ご検討のほどよろしくお願いします。
私は傑出映画なんてというブログを運営するmolです。
私のブログは主に素晴らしい飛びぬけた要素のある映画を紹介しています。
そこで、同じ映画についていろいろなページを公開され、非常に充実しているノラネコ様と、ぜひ相互リンクをお願いできないかと思いました。
私のブログの概要は以下になります。
ぜひ、相互リンクお願いできませんでしょうか?
タイトル:傑出!映画
URL:http://emol.seesaa.net/
以上、ご検討のほどよろしくお願いします。
傑出映画とは面白いタイトルですね。
「パフューム」ユニークな作品だとは思うのですが、個人的には傑出まではいかないかな。
まあ普通に面白かったです。
相互リンクは問題ありません。
「パフューム」ユニークな作品だとは思うのですが、個人的には傑出まではいかないかな。
まあ普通に面白かったです。
相互リンクは問題ありません。
2008/09/17(水) 00:35:12 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
ファンタジーでは?
血や汚物や体臭、殺人など汚らしい物に彩られた退廃的な美、背徳は甘美という実にヨーロッパ的物語だと思われ、ラストも十分想像できる妥当さがありましたが?
昨今はすっかり米映画に席巻され、ヨーロッパ映画なんてほとんど観ることができませんし、その美意識や文学性がわからないのも無理はありません。
ま、私は映画好きではないが映画を観まくっているだけにすぎないのですが。
最近TVで観た「プロヴァンス物語 マルセルの夏」シリーズもなかなかヨーロッパ的な美しさを感じさせて良かったなあと思いました。
あ、これはけしてアブナイ物語ではないので安心してご覧ください。
でも、退屈と感じられるかと思います、このコメント群を見ると。
血や汚物や体臭、殺人など汚らしい物に彩られた退廃的な美、背徳は甘美という実にヨーロッパ的物語だと思われ、ラストも十分想像できる妥当さがありましたが?
昨今はすっかり米映画に席巻され、ヨーロッパ映画なんてほとんど観ることができませんし、その美意識や文学性がわからないのも無理はありません。
ま、私は映画好きではないが映画を観まくっているだけにすぎないのですが。
最近TVで観た「プロヴァンス物語 マルセルの夏」シリーズもなかなかヨーロッパ的な美しさを感じさせて良かったなあと思いました。
あ、これはけしてアブナイ物語ではないので安心してご覧ください。
でも、退屈と感じられるかと思います、このコメント群を見ると。
2013/03/30(土) 20:29:50 | URL | SHALALA #-[ 編集]
>SHALALAさん
まあそれは貴方の感じ方で、そう思われるならそれで良いんじゃないですか。
私は世評ほどこの映画を評価しませんけどね。
まあそれは貴方の感じ方で、そう思われるならそれで良いんじゃないですか。
私は世評ほどこの映画を評価しませんけどね。
2013/04/02(火) 00:11:21 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
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チネチッタが4年連続観客動員数日本1を記念して、本日の入場料を1000円になるということで、こちらの「パフューム」と「ゴーストライダー」の2本を鑑賞してきました。この作品、チラシなどではあまり興味をも
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2007/04/05(木) 12:57:20 | コブタの視線
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2007/11/22(木) 23:32:21 | ☆彡映画鑑賞日記☆彡
「香りをきく」という表現を私は好む。匂いは嗅ぐ、香りはきくものだ。
その”香り”をサイモン・ラトルが指揮するベルリン・フィルハーモニーが演奏している。これは、是非とも”聴きたい”。『パフューム ある人殺しの物語』は、私にとっては視覚的に香りを聴く映画と...
2008/01/12(土) 19:08:47 | 千の天使がバスケットボールする
匂いフェチにはたまらない???最高級の香水を作るのに普通ココまでするぅ?
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評価:★6点(満点10点) 2006年 147min
監督:トム・ティクヴァ
出演:ベン・ウィショー ダスティン...
2008/03/29(土) 21:09:19 | Aのムビりまっ!!!(映画って最高☆)
WOWWOWで放送された「パフューム・ある人殺しの物語」を録画視聴。あらすじを明かしてしまうと、香りを収集するために殺人を繰り返す男の話だ。ハリウッド式ではないので、時折ナレーションが挟まる以外は殺人、香りの精製、また殺人・・・という具合に淡々とした展開である
2008/05/28(水) 10:09:26 | galaQta
18世紀のパリは、悪臭そのもののような都市だった。
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2009/03/11(水) 16:18:25 | 映画と写真のブログ
究極の香りが誘う未曾有の衝撃に,世界はひれ伏す
2009/10/06(火) 13:36:52 | Addict allcinema おすすめ映画レビュー
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