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ショートレビュー「ソニック・ザ・ムービー・・・・・評価額1600円」
2020年06月28日 (日) | 編集 |
超音速ヒーローの誕生!

任天堂がマリオにピカチュウなら、ライバルのセガには宇宙から来た青い高速ハリネズミ、“ソニック・ザ・ヘッジホッグ”がいる。
1991年、懐かしのメガドライブ版でのデビュー以来30年。
セガを代表するゲームキャラクター、アニメーションキャラクターとして人気を博してきたソニックが、満を侍して映画に登場。
特にキャラクター人気の高いアメリカでは、コロナ禍前の2月に公開され、昨年の「名探偵ピカチュウ」を超えてゲーム原作の映画の興業記録を作った作品だ。

子供の頃からその秘められた“スーパーパワー”を敵に狙われていたソニックは、地球へと逃されてモンタナ州の田舎町、グリーンヒルで人間から隠れながらひっそり暮らしている。
しかしある時、孤独に耐えかねて”スーパーパワー”を発動してしまったところ、ジム・キャリーが怪演するマッドサイエンティストのドクター・ロボトニック(エッグマン)に見つかってしまう。
ちなみにグリーンヒルとはもともとゲームのファーストレベルのステージ名だが、南国の楽園風のデザインで映画版のソニックが生まれた星に近い。
もはや安住の地では無くなった地球を離れ、別の惑星へと脱出するために必要なワープリングを取り戻すため、ソニックはジェームズ・マースデン演じる“ドーナツ卿”こと保安官のトムとバディを組み、大都会サンフランシスコを目指すことになる。

誰もが楽しめるファミリームービーの主人公は、誰もが共感できる葛藤を抱えていなければならない。
本作の場合は「孤独」という分かりやすさ。
グリーンヒルでは、周りに多くの人間が暮らし、みな友達や愛する人がいる。
だが逃げ続けるソニックは、誰からも知られず、誰からも愛されず、たった一人で生きていかねばならない境遇。
初めて姿を明かしたトムとの出会いと冒険を通して、ソニックは孤独を脱却するのと同時に、守らねばならない仲間を得るのだ。
逃げるのをやめて、自分の力で生きてゆく自由を掴み取る筋立ては、1ミリも定石を外さないので、終始安心して観ていられる。
居場所を巡るソニックの選択が、トムの人生の決断に影響を与えるあたりも、ドラマ的な深みまでは行かないがよく考えられている。

昨年5月のティザートレイラー発表の時点では、目が小さくて人間臭い四頭身プロポーションだったソニックのデザインも、不評の嵐を受けて突貫工事で過去のゲームやアニメーション、ディズニーの「シュガー・ラッシュ」にゲスト出演した時を思わせる三頭身キャラクターに修正され、馴染みの姿に。
トレードマークの赤い靴を手に入れるエピソードも出てくる。
最初のデザインは、実写映画ならではの新しいイメージを生み出そうとする意欲の現れだったと思うが、あのまんまのソニックだったら、正直ヒットしなかっただろうなあ。
まあこれは本作に限ったことじゃないんだけど、雛形のあるキャラクターのデザインはまことに難しい。
ソニックの人気と知名度が、生まれ故郷の日本よりも遥かに高いアメリカでの映画化は、相当に難しかったことだろう。

しかし、修正されたソニックも十分魅力的なのだが、本作のMVPは間違いなく久々登場のジム・キャリーだ。
嬉々として嫌味な悪役を演じ、その漫画チックで毒のあるユーモアでCGのキャラすら喰ってしまうのだから素晴らしい。
彼の繰り出すギミック満載のメカとのゲームライクなバトルも楽しく、最後まで飽きさせない。
ところでエッグマンといえば、ハゲ頭にながーいボサボサの口髭がトレードマークだが、本作ではドクター・ロボトニックとしてカイゼル髭で登場する彼が、いかにしてその姿となるのかの変遷も見どころだ。

「ソニック・ザ・ムービー」は「名探偵ピカチュウ」と共に、すでに半世紀の歴史を持った“ゲームカルチャー”に対する愛が強く感じられる作品で、ゲーム版やアニメーション版を知らない人でも楽しめる。
ちなみにクレジット中には、二段階で次回作の内容を示唆するオマケあり。
既に収益の損益ラインはクリアし、続編の製作は決定済み。
次はソニックが大好きな、“あのキャラクター”との共演が実現しそうだ。

今回はソニックのカラーリングに合わせ、青いカクテル「スカイダイビング」をチョイス。
ホワイト・ラム30ml、ブルー・キュラソー20ml、ライムジュース10mlをシェイクして、グラスに注ぐ。
キュラソーの甘味とライムの酸味がラムを引き立て、涼しげな見た目の通りにスッキリとした味わいのカクテルだ。

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コメント
この記事へのコメント
ただ、やっぱ意地悪だから四頭身のソニックもオマケで見てみたい。やはり、人間と一緒に演技させるのに、あんなにゲームそのままのキャラではどうなのかという葛藤があったんでしょうね。

あのゲームのまんまのマンガみたいなキャラが人間と共演するのだが、全く違和感を感じなかった。昔の人が「ロジャー・ラビット」を作る時に苦労してたのが嘘みたいな話である。
2020/06/28(日) 23:47:17 | URL | fjk78dead #-[ 編集]
こんばんは
>ふじきさん
「ロジャー・ラビット」のときは立体的に見える様に影つけたり、色々試行錯誤してましたからねえ。
四頭身ソニックはちょっと不気味の谷入っててキモかったけど、データ廃棄されてなければ、ちょこっと特典に入れてくれてもいいかも。
2020/07/06(月) 22:30:54 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
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2020/06/28(日) 23:48:30 | ふじき78の死屍累々映画日記・第二章