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2007年07月02日 (月) | 編集 |
絵本作家ウィリアム・スタイグが創造した緑の怪物、シュレックの活躍を描く、シニカルなパロディアニメの第三弾。
相変わらずギャグ満載だが、パロディのネタとしてはそろそろ出尽くした感があり、映画のとんがり具合も、シュレックのキャラクターと共にややマイルドになってきている気がする。
「遠い遠い国」ではカエルの王様が崩御。
王位につくのが嫌なシュレック(マイク・マイヤーズ)は、長靴をはいた猫(アントニオ・バンデラス)とドンキー(エディー・マーフィー)を連れて、王位継承権を持つもう一人の男、アーサー(ジャスティン・ティンバーレイク)を探す旅に出る。
旅に出る前に、フィオナ(キャメロン・ディアス)に妊娠を告げられたシュレックは、自分が父親になるという事に戸惑いを隠せない。
その頃、プリンス・チャーミング(ルパート・エヴァレット)は御伽噺の悪者たちを誘って、シュレックのいない「遠い遠い国」を襲って占領してしまう。
チャーミングは自分が主役を勤める芝居で、シュレックを殺して王位につくという筋書きを演じようとするのだが・・・
ドリームワークスSKGの「K」、ジェフリー・カッツェンバーグとディズニーの確執はあまりにも有名だ。
一時期低迷していた名門ディズニースタジオを、「リトルマーメイド」「美女と野獣」などの大ヒットで救い、CGアニメに注目してディズニーとピクサーの提携を実現させた名プロデューサーだが、1994年にボスであるマイケル・アイズナーと大喧嘩して追われる様にディズニーを後にすると、ドリームワークス創設に参加。
第一弾の「プリンス・オブ・エジプト」を大ヒットさせると、ディズニー・ピクサーが「バッグズ・ライフ」を作れば「アンツ」を作り、「ファインディング・ニモ」を作れば「シャーク・テイル」をぶつけるという様に、殆ど嫌がらせみたいな作品ラインナップで仇敵のディズニー・ピクサーラインに対抗してきた。
彼の率いるドリームワークスアニメ部門が放った最大の、そしてアニメ史上最大のヒットシリーズとなったのが、「シュレック」シリーズなのは象徴的だ。
何しろこれはディズニー的な清く正しい「御伽噺」の偽善性を徹底的に笑い飛ばす、要するにディズニーをコケにした映画だったからだ。
2001年に創設されたアカデミー長編アニメ賞の最初に受賞作品に、「シュレック」の第一作が、「モンスターズ・インク」を押さえて選ばれたのは、カッツェンバーグにとっては正に溜飲を下げた瞬間だっただろう。
さて、「シュレック3」である。
相変わらず小ネタの連続で笑わせるし、おなじみのキャラクターたちも楽しい。
おバカで、ちょっと下品なギャグの連続で決して飽きさせる事は無い。
アンドリュー・アダムソンからメガホンを引き継いだ、クリス・ミラーの演出も軽快でテンポはいい。
しかし、内容的にやっている事は、第一作以来あまり変わっていないのも事実だ。
シュレックが親になる葛藤を描いたり、長靴をはいた猫とドンキーの心が魔法で入れ替わったり、新しいことをやろうとしているのはわかるが、大元のコンセプトに作品そのものが縛られてしまっている。
元々ディズニーへのアンチテーゼとして作られてきた作品だけに、御伽噺を茶化すというお約束を外れるわけにはいかないし、物語の面白さで売ってきている訳でもないので、プロットで新味を出すには世界観のキャパシティに限界がある。
「シュレック」は三作合計で、全世界で20億ドル近くを売り上げている。
本来のアンチディズニーのニッチェ作品として企画されたのだろうが、もはや本家ディズニーの御伽噺以上にメジャーな存在である。
御伽噺の世界への破天荒な侵入者だったシュレックが、ここへ来て御伽噺のマンネリズムに自らはまってしまっている様に見えるのは、なんとも皮肉な話だ。
停滞を感じる物語に対して、ビジュアル面は著しい進化を感じる。
ロボット工学の世界には「不気味の谷」という言葉がある。
ロボットのルックスや動きを人間にどんどん近づけてゆくと、ある時点を越えると人間はそれに嫌悪感を覚える。
そしてさらに技術を進めて人間との見分けが殆ど出来なくなると、嫌悪感は消えて親近感に変化するという。
人は自分に似ているけどどこか異質な物に対して、ニセモノを見る様で不気味に感じ、このリアリズムの谷間の部分を、「不気味の谷」という。
これはCGにもそのまま当てはまる。
CGアニメには様々な技術的アプローチがあるが、実はシュレックは半分「リアル系」であると言って良いと思う。
リアル系CGアニメといえば「ファイナル・ファンタジー」を思い出すが、あれはものの見事に「不気味の谷」にはまっていた。
人間を志向しているのに、人間性が無く、まるでマネキンが動いているような気味の悪さがあった。
そしてマンガとリアルの折衷であるとは言え、同じことは「シュレック」の第一作にも言えた。
シュレックを初め、非人間型キャラクターには普通に親しみを感じられるのに、人間キャラに対してはどうしても能面チックな冷たさを覚えてしまった。
ところが、「シュレック3」は「不気味の谷」を(ほぼ)越えている。
モーションやキャラクター表現の技術進歩以上に効果的だったのは、驚くほど自然で精巧な照明である。
複雑な陰を落とす室内シーンや木漏れ日が美しい自然のシーンなど、何度も見事な照明に唸らされた。
高度な技術に支えられ、結果的にプリンス・チャーミングやその一党など、こういう俳優っているよね、と思う瞬間が何度もあるのだ。
もっともそれは、彼らが人間的に見えているということで、非人間こそ人間的であるという「シュレック」の世界においては、必ずしも歓迎すべき事ではないのかもしれないが。
「シュレック3」はいつものシュレックそのものであって、面白いけど印象としては前二作と殆ど変わりない。
正直なところ、そろそろ予想もつかない新機軸でも打ち出さないかぎり、シリーズ物としては寿命が来ている気がする。
しかし、見事としか言いようの無い映像も含め、それなりに楽しめるのは確かで、観て損を感じるような映画ではない。
物語の元ネタへの依存度が減った分、ファミリー映画としての間口はむしろ広がっているかもしれない。
今回はシュレックらしく緑のキツーイお酒、「ペルノ・アブサン」を。
その名前は原料に使われているニガヨモギにちなむ。
他にもアニスを初めとする大量の香草・薬草が使われているので、風味は強烈。
印象としては、酒というよりも漢方薬か何かみたいな感じで、嫌いな人にはシュレックの家の沼の味に感じるかもしれない。
昔はグラスにこの酒を注ぎ、角砂糖を乗せた専用の穴あきスプーンの上から、さらに水を注いで割って呑むのが流行ったらしい。
例によって水を加えると白濁する。
この酒は一時ニガヨモギの覚醒作用が神経系を侵すということで製造が禁止されていたが、現在の物は成分的には規定範囲内に収まっているという。
その作用故か、昔は芸術関係者に大人気だったそうだ(笑
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相変わらずギャグ満載だが、パロディのネタとしてはそろそろ出尽くした感があり、映画のとんがり具合も、シュレックのキャラクターと共にややマイルドになってきている気がする。
「遠い遠い国」ではカエルの王様が崩御。
王位につくのが嫌なシュレック(マイク・マイヤーズ)は、長靴をはいた猫(アントニオ・バンデラス)とドンキー(エディー・マーフィー)を連れて、王位継承権を持つもう一人の男、アーサー(ジャスティン・ティンバーレイク)を探す旅に出る。
旅に出る前に、フィオナ(キャメロン・ディアス)に妊娠を告げられたシュレックは、自分が父親になるという事に戸惑いを隠せない。
その頃、プリンス・チャーミング(ルパート・エヴァレット)は御伽噺の悪者たちを誘って、シュレックのいない「遠い遠い国」を襲って占領してしまう。
チャーミングは自分が主役を勤める芝居で、シュレックを殺して王位につくという筋書きを演じようとするのだが・・・
ドリームワークスSKGの「K」、ジェフリー・カッツェンバーグとディズニーの確執はあまりにも有名だ。
一時期低迷していた名門ディズニースタジオを、「リトルマーメイド」「美女と野獣」などの大ヒットで救い、CGアニメに注目してディズニーとピクサーの提携を実現させた名プロデューサーだが、1994年にボスであるマイケル・アイズナーと大喧嘩して追われる様にディズニーを後にすると、ドリームワークス創設に参加。
第一弾の「プリンス・オブ・エジプト」を大ヒットさせると、ディズニー・ピクサーが「バッグズ・ライフ」を作れば「アンツ」を作り、「ファインディング・ニモ」を作れば「シャーク・テイル」をぶつけるという様に、殆ど嫌がらせみたいな作品ラインナップで仇敵のディズニー・ピクサーラインに対抗してきた。
彼の率いるドリームワークスアニメ部門が放った最大の、そしてアニメ史上最大のヒットシリーズとなったのが、「シュレック」シリーズなのは象徴的だ。
何しろこれはディズニー的な清く正しい「御伽噺」の偽善性を徹底的に笑い飛ばす、要するにディズニーをコケにした映画だったからだ。
2001年に創設されたアカデミー長編アニメ賞の最初に受賞作品に、「シュレック」の第一作が、「モンスターズ・インク」を押さえて選ばれたのは、カッツェンバーグにとっては正に溜飲を下げた瞬間だっただろう。
さて、「シュレック3」である。
相変わらず小ネタの連続で笑わせるし、おなじみのキャラクターたちも楽しい。
おバカで、ちょっと下品なギャグの連続で決して飽きさせる事は無い。
アンドリュー・アダムソンからメガホンを引き継いだ、クリス・ミラーの演出も軽快でテンポはいい。
しかし、内容的にやっている事は、第一作以来あまり変わっていないのも事実だ。
シュレックが親になる葛藤を描いたり、長靴をはいた猫とドンキーの心が魔法で入れ替わったり、新しいことをやろうとしているのはわかるが、大元のコンセプトに作品そのものが縛られてしまっている。
元々ディズニーへのアンチテーゼとして作られてきた作品だけに、御伽噺を茶化すというお約束を外れるわけにはいかないし、物語の面白さで売ってきている訳でもないので、プロットで新味を出すには世界観のキャパシティに限界がある。
「シュレック」は三作合計で、全世界で20億ドル近くを売り上げている。
本来のアンチディズニーのニッチェ作品として企画されたのだろうが、もはや本家ディズニーの御伽噺以上にメジャーな存在である。
御伽噺の世界への破天荒な侵入者だったシュレックが、ここへ来て御伽噺のマンネリズムに自らはまってしまっている様に見えるのは、なんとも皮肉な話だ。
停滞を感じる物語に対して、ビジュアル面は著しい進化を感じる。
ロボット工学の世界には「不気味の谷」という言葉がある。
ロボットのルックスや動きを人間にどんどん近づけてゆくと、ある時点を越えると人間はそれに嫌悪感を覚える。
そしてさらに技術を進めて人間との見分けが殆ど出来なくなると、嫌悪感は消えて親近感に変化するという。
人は自分に似ているけどどこか異質な物に対して、ニセモノを見る様で不気味に感じ、このリアリズムの谷間の部分を、「不気味の谷」という。
これはCGにもそのまま当てはまる。
CGアニメには様々な技術的アプローチがあるが、実はシュレックは半分「リアル系」であると言って良いと思う。
リアル系CGアニメといえば「ファイナル・ファンタジー」を思い出すが、あれはものの見事に「不気味の谷」にはまっていた。
人間を志向しているのに、人間性が無く、まるでマネキンが動いているような気味の悪さがあった。
そしてマンガとリアルの折衷であるとは言え、同じことは「シュレック」の第一作にも言えた。
シュレックを初め、非人間型キャラクターには普通に親しみを感じられるのに、人間キャラに対してはどうしても能面チックな冷たさを覚えてしまった。
ところが、「シュレック3」は「不気味の谷」を(ほぼ)越えている。
モーションやキャラクター表現の技術進歩以上に効果的だったのは、驚くほど自然で精巧な照明である。
複雑な陰を落とす室内シーンや木漏れ日が美しい自然のシーンなど、何度も見事な照明に唸らされた。
高度な技術に支えられ、結果的にプリンス・チャーミングやその一党など、こういう俳優っているよね、と思う瞬間が何度もあるのだ。
もっともそれは、彼らが人間的に見えているということで、非人間こそ人間的であるという「シュレック」の世界においては、必ずしも歓迎すべき事ではないのかもしれないが。
「シュレック3」はいつものシュレックそのものであって、面白いけど印象としては前二作と殆ど変わりない。
正直なところ、そろそろ予想もつかない新機軸でも打ち出さないかぎり、シリーズ物としては寿命が来ている気がする。
しかし、見事としか言いようの無い映像も含め、それなりに楽しめるのは確かで、観て損を感じるような映画ではない。
物語の元ネタへの依存度が減った分、ファミリー映画としての間口はむしろ広がっているかもしれない。
今回はシュレックらしく緑のキツーイお酒、「ペルノ・アブサン」を。
その名前は原料に使われているニガヨモギにちなむ。
他にもアニスを初めとする大量の香草・薬草が使われているので、風味は強烈。
印象としては、酒というよりも漢方薬か何かみたいな感じで、嫌いな人にはシュレックの家の沼の味に感じるかもしれない。
昔はグラスにこの酒を注ぎ、角砂糖を乗せた専用の穴あきスプーンの上から、さらに水を注いで割って呑むのが流行ったらしい。
例によって水を加えると白濁する。
この酒は一時ニガヨモギの覚醒作用が神経系を侵すということで製造が禁止されていたが、現在の物は成分的には規定範囲内に収まっているという。
その作用故か、昔は芸術関係者に大人気だったそうだ(笑

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この記事へのコメント
傑作だった『2』に比べると随分パワーダウンしてしまいましたね。やっぱりマンネリ化は否めないという事なんでしょうか。
CG技術の向上は目を見張るものがありますが、確かにシュレックはノラネコさんの言う「不気味の谷」を超えている感がありますね。ピクサー作品はどんなにCGが綺麗になってもキャラクターはデフォルメされているので安心なんですが、本作の人間はかなりリアルですからね。実は『2』に時点で人間のフィオナ姫に少し嫌悪感を抱いてました。
CG技術の向上は目を見張るものがありますが、確かにシュレックはノラネコさんの言う「不気味の谷」を超えている感がありますね。ピクサー作品はどんなにCGが綺麗になってもキャラクターはデフォルメされているので安心なんですが、本作の人間はかなりリアルですからね。実は『2』に時点で人間のフィオナ姫に少し嫌悪感を抱いてました。
こんにちは~☆
二作目と確かに変わらなかったですね~。
でも4、5までも決定してるなんて、
マンネリをうまく脱出しないとむずかしいですよね!
期待してなかったからそこそこに楽しめたんですが
これ以上はもういいんじゃない?っていうのが正直なキモチです
二作目と確かに変わらなかったですね~。
でも4、5までも決定してるなんて、
マンネリをうまく脱出しないとむずかしいですよね!
期待してなかったからそこそこに楽しめたんですが
これ以上はもういいんじゃない?っていうのが正直なキモチです

私は2を観てなかったのでなんともいえないのですが、
フツーに楽しめる作品だったかなって感じでした。
私はどちらかというとモンスターズインクのほうが好きかなぁ~。
吹替えが浜ちゃんでさらに関西弁のまんまってところがとっても好感もててます。
フツーに楽しめる作品だったかなって感じでした。
私はどちらかというとモンスターズインクのほうが好きかなぁ~。
吹替えが浜ちゃんでさらに関西弁のまんまってところがとっても好感もててます。
御伽噺のマンネリズム...ですねぇ。
ディズニー得意の御伽噺の名キャラクターを配置したり、歴史的な人物に被らせたりとアイディアはあったようですが、どれも煤ぼけて見え、第一作目にあったようなインパクトも消え、結局、キャラクターに慣れ過ぎてしまったのでは...とか思いました。
ディズニー得意の御伽噺の名キャラクターを配置したり、歴史的な人物に被らせたりとアイディアはあったようですが、どれも煤ぼけて見え、第一作目にあったようなインパクトも消え、結局、キャラクターに慣れ過ぎてしまったのでは...とか思いました。
>えめきんさん
元々シュレックが、「ただのパロディ」を超えていたのは、単純に元ネタのおバカな再現ではなくて、アンチテーゼとしての主張を持っていたからだと思うんです。
それが、シュレック自体がメジャーになってしまったことで、どんどん薄まってしまった。
ハードロックバンドが、柔なポップスを唄うようになっちまったなあという感じでしょうか。
>migさん
3の世界興収は2の2/3程度に終わりそうで、作りサイドには結構危機感があるんじゃないでしょうかね。
ドル箱シリーズだけに、このまま尻すぼみは許されないでしょうから、次は何かサプライズな展開になるかな?
>きららさん
2は面白かったですよ。
この3はどっちかというと1と2でやったことを、またやってるよという印象になっちゃってたんですよね。
尖がったサブカル系だったはずなのに、予定調和のマンネリに陥ってるのがちょっと残念でした。
>yanksさん
御伽噺のお約束に、ちょっと待てよと疑問を投げかけたのが、本来のシュレックの面白さだったと思います。
そのシュレック自身が御伽噺のお約束にはまってしまって、見事なまでに柔になっちゃってるんだから皮肉ですね。
つまらなくは無いけど、これならシュレックじゃなくても・・・という気がしました。
元々シュレックが、「ただのパロディ」を超えていたのは、単純に元ネタのおバカな再現ではなくて、アンチテーゼとしての主張を持っていたからだと思うんです。
それが、シュレック自体がメジャーになってしまったことで、どんどん薄まってしまった。
ハードロックバンドが、柔なポップスを唄うようになっちまったなあという感じでしょうか。
>migさん
3の世界興収は2の2/3程度に終わりそうで、作りサイドには結構危機感があるんじゃないでしょうかね。
ドル箱シリーズだけに、このまま尻すぼみは許されないでしょうから、次は何かサプライズな展開になるかな?
>きららさん
2は面白かったですよ。
この3はどっちかというと1と2でやったことを、またやってるよという印象になっちゃってたんですよね。
尖がったサブカル系だったはずなのに、予定調和のマンネリに陥ってるのがちょっと残念でした。
>yanksさん
御伽噺のお約束に、ちょっと待てよと疑問を投げかけたのが、本来のシュレックの面白さだったと思います。
そのシュレック自身が御伽噺のお約束にはまってしまって、見事なまでに柔になっちゃってるんだから皮肉ですね。
つまらなくは無いけど、これならシュレックじゃなくても・・・という気がしました。
おはよーございます。
3作目ともなるとブラックパワーがちょっと薄め・・・
なのか慣れちゃったのか(笑)物足りなさは
後から考えてみると出てきますね。
2匹目3匹目ましては4匹目以上のドジョウを狙うのは
制作者側も大変だとは思います。
特に、映画をがしがし観ている(笑)映画blogerたちの目は
期待でどんどん厳しくなってくし。
ファミリー映画としての方向性で行くのなら、ある程度のマンネリも
いいとは思いますが。
でもそーなっちゃうとDVDでもいいかって^^;なっちゃうのよねぇ。
むずかしいとこですねぇ。
3作目ともなるとブラックパワーがちょっと薄め・・・
なのか慣れちゃったのか(笑)物足りなさは
後から考えてみると出てきますね。
2匹目3匹目ましては4匹目以上のドジョウを狙うのは
制作者側も大変だとは思います。
特に、映画をがしがし観ている(笑)映画blogerたちの目は
期待でどんどん厳しくなってくし。
ファミリー映画としての方向性で行くのなら、ある程度のマンネリも
いいとは思いますが。
でもそーなっちゃうとDVDでもいいかって^^;なっちゃうのよねぇ。
むずかしいとこですねぇ。
>にゃんこさん
結構今回はギリギリだったきがしますね~、DVDと劇場の境界・・・
つまらなくは無いけど、なんかこれ前にも観たって感覚がどうしてもでちゃって。
とりあえず惜しいシリーズなので、次には期待しときます。
結構今回はギリギリだったきがしますね~、DVDと劇場の境界・・・
つまらなくは無いけど、なんかこれ前にも観たって感覚がどうしてもでちゃって。
とりあえず惜しいシリーズなので、次には期待しときます。
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2007/07/03(火) 10:30:00 | MoonDreamWorks★Fc2
シュレックに,セレブは似合わない。
2007/07/03(火) 10:46:18 | Akira's VOICE
クリス・エンジェルの妻が、離婚訴訟で 「キャメロン・ディアスが離婚の原因」 とし、キャメロンを法廷に召喚することに対して、キャメロンの弁護士が反論している。「今年5月にキャメロンとクリス・エンジェルが出会った
2007/07/03(火) 17:53:00 | ハリウッドセレブ★最新情報
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2007/07/03(火) 18:05:59 | +++ Candy Cinema +++
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2007/07/03(火) 21:04:21 | そーれりぽーと
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2007/07/06(金) 14:41:15 | ひるめし。
公開日 2007/6/30監督:クリス・ミラー/ロマン・ヒュイ声の出演:マイク・マイヤーズ/エディ・マーフィ/キャメロン・ディアス/アントニオ・バンデラス 他(日本語吹替版)浜田雅功/藤原紀香/山寺宏一/竹中直人 他【あらすじ】遠い遠い国のフィオナ姫と結婚した怪物シュ..
2007/07/07(土) 07:22:01 | Good job M
子どもと一緒に吹替え版へ―【story】幸せな新婚生活を送っていたシュレック(濱田雅功)とフィオナ姫(藤原紀香)。しかし父王ハロルドが病に倒れ、二人は王位継承者になってしまう。沼での静かな生活を望むシュレックは、もう一人の王位継承者アーサー(橘慶太)を探すた
2007/07/07(土) 18:20:05 | ★YUKAの気ままな有閑日記★
前作ほど抱腹絶倒ではありませんでしたが、やはりそれを踏まえて見る方が面白さもひとしおだと思います。沢山笑ったら喉の調子がおかしくなってしまいました。ただ…猫ファンとしては(笑)やや物足りない印象です。王位継承の物語の大筋からは外れているからでしょうか。
2007/07/07(土) 20:03:07 | 首都クロム
先日TVでO.Aされた『シュレック2』を観て、簡単に復習しておいたのが効を奏したのか、ストーリーにはすんなりってか、そもそもそんな必要がなかったって話も。。。『シュレック』といえばこれまでのアニメと違ってブラック・ユーモアで笑わせてくれるのが魅力だったん...
2007/07/08(日) 00:01:44 | honu☆のつぶやき ~映画に恋して~
☆「シュレック3」監督:クリス・ミラー 声の出演:マイク・マイヤーズ、キャメロン・ディアス、エディ・マーフィ、アントニオ・バンデラス、ジュリー・アンドリュース、ジョン・クリーズ、ジャスティン・ティンバーレイク 幸せな結婚生活を送っていたシュレックとフィオ
2007/07/08(日) 21:14:24 | りんたろうの☆きときと日記☆
大ヒットシリーズアニメの3作目。3Dのアニメも凄くリアルだけど、声優やってる俳優さんたちが、有名どころで面白いのも魅力。
2007/07/24(火) 01:34:26 | ひらりん的映画ブログ
シュレック3やりまっせ との事で観に行ってきた。1,2と観て、待望の3を観に行ったわけやけど どうかなぁ今回のが一番普通やったわ。勿論、3回とも吹替版やで。ハリウッド映画の主人公が大阪弁しゃべる のって凄くないシュレックは浜ちゃんで フィオナが時の人、..
2007/08/06(月) 04:19:31 | HAPPYMANIA
『おとぎの国のバトル・ロイヤル! 次の王様は誰だ!?』 コチラの「シュレック3」は、アカデミー賞長編アニメーション賞を受賞した「シュレック」シリーズの6/30公開になった最新作なのですが、早速観て来ちゃいましたぁ~♪ アメリカでは、アニメ映画史上最高の...
2007/08/16(木) 23:44:04 | ☆彡映画鑑賞日記☆彡
あらすじ遠い遠い国のお姫様フィオナと、幸せな結婚生活を送っていたシュレック。だが、病に倒れた国王ハロルドの容体が悪化しておとぎの国の未来を託されることに。しかし、沼の我が家でフィオナとの静かな暮らしを望むシュレックは、王位継承者がもう一人いることを聞き...
2008/09/25(木) 22:51:37 | 虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映画 ブログ
"SHREK"
[シュレック]
先日、BS日テレの日曜ロードSHOW!で放映していた『シュレック』を観ました。
-----story-------------
近年でも希にみる盛況を誇った2001年春・夏期の全米映画界においてもダントツの興行成績を記録した大ヒット長編アニメーション。
製作はドリームワークス。
見かけは恐いが本当は心優しい怪物「シュレック」が囚われの身のお姫様を助け...
2020/12/03(木) 20:59:46 | じゅうのblog
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