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2022年05月14日 (土) | 編集 |
人類は、救うに値するか?
大ヒットした「シン・ゴジラ」「シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇」に続く、庵野秀明の“シン・ユニバース”(?)第三弾。
今回再生されるのは、1967年に登場し日本中の子供たちを熱狂させた巨大ヒーロー、「ウルトラマン」だ。
庵野秀明は熱烈なファンとして知られ、大阪芸大在学中に8ミリ自主映画として三本も「ウルトラマン」を作っている。
40年目にして本物に辿り着いた訳だが、本作では総監修・製作・脚本・編集でクレジットされ、監督は盟友の樋口真嗣が努める。
ウルトラマンに変身する神永新二を斎藤工が演じ、彼のバディとなる浅見弘子に長澤まさみ。
「禍特対」のメンバーを田中哲治、西島秀俊、早見あかり、有岡大貴が演じる。
オリジナルシリーズの数本を元にプロットが構築されているが、さほどダイジェストを感じさせず2時間を切る尺に収めたのはエライ。
「シン・ゴジラ」がそうだった様に、いい意味でやりたかったことを詰め込んだファンメイドムービーとなっていて、とても楽しい。
※核心部分に触れています。
謎の巨大生物「禍威獣(カイジュウ」の脅威にさらされる日本では、「禍特対(カトクタイ)」という組織が作られ、対策に当たっている。
ある日、透明禍威獣ネロンガが現れ暴れ回る中、宇宙から謎の飛翔体が落下する。
ちょうど取り残された子供の保護に向かっていた禍特隊のメンバー、神永新二(斎藤工)は落下の衝撃波に巻き込まれ死亡する。
落下点の土煙の中から立ち上がったのは、銀色の巨人だった。
巨人はネロンガを高エネルギーの光線で倒し、何処かへと飛び去った。
その後、子供を抱き抱えた神永が戻ってくる。
実は死亡した神永は、銀色の巨人と融合して新たな命を与えられていたのだ。
公安調査庁から禍特隊に出向した浅見弘子(長澤まさみ)は、神永と共に”ウルトラマン”と名付けられた巨人の調査を命じられるが、その正体は謎のまま。
そんな時、放射能を喰う地底怪獣ガボラが出現し、放射性廃棄物の処理場に向かう。
弱点が見つからず、進行を止められない中、再びウルトラマンが姿を現すのだが・・・・・
製作会社のロゴに続いて、「シン・ゴジラ」のタイトルが出て、その下から「シン・ウルトラマン」のタイトルが現れるが、これはオリジナルシリーズで前番組の「ウルトラQ」のタイトルの後に「ウルトラマン」のタイトルを出して、シリーズであることをアピールしていたことへのオマージュ。
作中で繋がりは明言されないものの、本作は半分くらい「シン・ゴジラ」の世界観を受け継いでいる。
怪獣という概念はそもそもなく、正体不明の巨大生物が出現しはじめて初めて「禍威獣(カイジュウ」と名付けられ、対処するためのチーム「禍威獣特設対策室」通称「禍特対(カトクタイ)」が作られる。
禍特対はオリジナルのような戦闘部隊ではなく、出現した禍威獣を分析し作戦を立案して、実働部隊の自衛隊や米軍を指揮する頭脳の役割をする。
冒頭部分で、過去に禍特対が退治した禍威獣たちが映し出されるが、全て「ウルトラQ」に登場した怪獣のリメイクだ。
世界観を矢継ぎ早に紹介するこの冒頭から、ネロンガ、ウルトラマン、ガボラが次々と出現し、バトルを繰り広げる序盤の展開は絶好調。
ちょっと「パシフィック・リム」風味もあって、観ている方もテンションがアガりまくり。
CGだけどあえて着ぐるみに見せるという、「シン・ゴジラ」路線はさらにブラッシュアップされ、昭和特撮のムードを完璧に再現。
一方で当時ではあり得ないショットも盛り沢山で、特撮オタクとしては嬉しくなってしまう。
樋口真嗣は、酷評された「進撃の巨人」二部作でも、巨人バトルの描写は「サンダ対ガイラ」みたいで凄く楽しかったから、やっぱり餅は餅屋である。
禍威獣との連戦が終わると、中盤はムードがガラッと変わって、ザラブ星人、メフィラス星人と、悪意ある宇宙人のエピソードが続く。
この辺りの日常のSF感覚はウルトラシリーズの隠れた味わいなので、ちゃんと組み込んでくるのはさすが。
宇宙人が地球を狙う動機も工夫があって、どうやら人間もベータカプセルを使って巨大化させることが出来、その場合誰もがウルトラマンのような強靭さを身につけることが出来るので、人類は生物兵器として金になるらしいのだ。
この設定はオリジナルシリーズよりも、むしろ原作版「進撃の巨人」の設定に近いのが興味深い。
この流れで、終盤人類の存在を危険視するゾフィーならぬゾーフィとの対話から、恒星系破壊兵器としての巨大ゼットン出現に持ってくるのだが、中盤以降の展開と見せ場のバランスはあまり良好とは言えない。
偽ウルトラマンとなったザラブ星人、そしてメフィラス星人との巨大化対決はあるものの、序盤の禍威獣とのバトルシーンに比べると地味な感は否めない。
「シン・エヴァンゲリオン」のヴンダーを思わせる、衛星軌道の巨大ゼットンとの戦いは、やはりくんずほぐれつにはなり得ない。
オリジナルの最終回「さらばウルトラマン」では、未熟な地球人を守るために戦い続けてきたウルトラマンがゼットンに敗北し、人類が開発した新型の小型ミサイルが、あっさりとゼットンを倒すというパラダイムシフトが起こる。
本作の文脈も同様だが、リアリティラインが異なるので同じ手は使えず、人類の英知がゼットン攻略の方法を考案し、ウルトラマンが実行する形になっている。
本当なら、ここは「シン・ゴジラ」の東京駅の攻防戦のように、人類とウルトラマンの総力戦にして盛り上げたいところだが、なにせゼットンがいるのは宇宙空間である。
人類は数式を書いただけで、ウルトラマンが一瞬にして作戦を終わらせてしまう。
文脈としては正しいが、エンタメとしてはもう少し盛り上げて欲しかったところ。
また組織戦にして群像劇という方法論は「シン・ゴジラ」と同じだが、キャラクター造形が類型的なのも問題だ。
ウルトラマンやメフィラス星人みたいな、非人間キャラクターは問題ないどころか、非常に緻密かつ高度に造形されているのだが、問題は人間だ。
あれだけ魅力的だった、霞ヶ関のお仕事集団が、本作では記号としか機能しておらず、これは演出の問題だけでなく、脚本としても練り込まれていないのも大きい。
このキャラ何のためにいるの?って人もちらほら。
長澤まさみの描写が、オヤジの視点を感じさせるのも気になった。
彼女はオリジナルのフジ隊員に当たるキャラクターで、今回も理由は異なるもののメフィラス星人によって巨大化させられてしまう。
SNS絡みのギャグに使うという予防線は張ってあったものの、タイトスカートを下から狙ったカメラワークはちょっと下品。
また隠されたベータボックスを探すために、ウルトラマンが彼女の匂いをヒントにするシーンは、あんな舐め回すように嗅がせる必要はないだろう。
あれじゃ、ウルトラマンがセクハラオヤジに見えてしまう。
ウルトラマンは、明るく楽しい子供番組だったはずだが、なぜか長澤まさみの描写にだけオヤジ臭さが漂うのは残念だ。
「シン・ウルトラマン」は、「シン・ゴジラ」の方法論を踏襲したファンメイドムービーとしては、非常に良くてできていて、楽しい娯楽映画だ。
だが、あくまでも模倣的なリメイクに留まっており、「シン・ゴジラ」のように過去のレガシーから新しいものを生み出すには至っていない。
日本社会を襲った3.11と、自らの鬱経験をもとに生み出された「シン・ゴジラ」「シン・エヴァンゲリオン」と比べて、本作には社会性に対する考察も、作家本人に対する掘り下げも行われていないことからも、初めから単純娯楽映画として作られたのは明らかだ。
逆に、ただ画面に映っているものを、無邪気にに楽しめばいい作品としては、十分に成立している。
ゼットンを倒した後の展開は、ほぼオリジナル通りだが、余韻を感じさせないあっさりしたラストも「続きは来週」の感覚で、これはこれで良いのじゃないかと思う。
今回は、メフィラス星人とガッツ星人とメトロン星人が作ったという触れ込みの日本酒、「人気一 純米総攻撃」をチョイス。
昭和特撮を思わせるレトロなラベルも楽しいが、手がけるのは島県二本松市の人気酒造。
ウルトラマンの生みの親である円谷英二は福島の人で、これは円谷プロと人気酒造がコラボした怪獣酒シリーズの一つ。
売り上げの一部は、3.11で被災した子どもたちのための「ウルトラマン基金」に寄贈される。
中身は別に人間を巨大化さえる薬などではなく、オーソドックスな美味しい純米酒だ。
記事が気に入ったらクリックしてね
大ヒットした「シン・ゴジラ」「シン・エヴァンゲリオン劇場版𝄇」に続く、庵野秀明の“シン・ユニバース”(?)第三弾。
今回再生されるのは、1967年に登場し日本中の子供たちを熱狂させた巨大ヒーロー、「ウルトラマン」だ。
庵野秀明は熱烈なファンとして知られ、大阪芸大在学中に8ミリ自主映画として三本も「ウルトラマン」を作っている。
40年目にして本物に辿り着いた訳だが、本作では総監修・製作・脚本・編集でクレジットされ、監督は盟友の樋口真嗣が努める。
ウルトラマンに変身する神永新二を斎藤工が演じ、彼のバディとなる浅見弘子に長澤まさみ。
「禍特対」のメンバーを田中哲治、西島秀俊、早見あかり、有岡大貴が演じる。
オリジナルシリーズの数本を元にプロットが構築されているが、さほどダイジェストを感じさせず2時間を切る尺に収めたのはエライ。
「シン・ゴジラ」がそうだった様に、いい意味でやりたかったことを詰め込んだファンメイドムービーとなっていて、とても楽しい。
※核心部分に触れています。
謎の巨大生物「禍威獣(カイジュウ」の脅威にさらされる日本では、「禍特対(カトクタイ)」という組織が作られ、対策に当たっている。
ある日、透明禍威獣ネロンガが現れ暴れ回る中、宇宙から謎の飛翔体が落下する。
ちょうど取り残された子供の保護に向かっていた禍特隊のメンバー、神永新二(斎藤工)は落下の衝撃波に巻き込まれ死亡する。
落下点の土煙の中から立ち上がったのは、銀色の巨人だった。
巨人はネロンガを高エネルギーの光線で倒し、何処かへと飛び去った。
その後、子供を抱き抱えた神永が戻ってくる。
実は死亡した神永は、銀色の巨人と融合して新たな命を与えられていたのだ。
公安調査庁から禍特隊に出向した浅見弘子(長澤まさみ)は、神永と共に”ウルトラマン”と名付けられた巨人の調査を命じられるが、その正体は謎のまま。
そんな時、放射能を喰う地底怪獣ガボラが出現し、放射性廃棄物の処理場に向かう。
弱点が見つからず、進行を止められない中、再びウルトラマンが姿を現すのだが・・・・・
製作会社のロゴに続いて、「シン・ゴジラ」のタイトルが出て、その下から「シン・ウルトラマン」のタイトルが現れるが、これはオリジナルシリーズで前番組の「ウルトラQ」のタイトルの後に「ウルトラマン」のタイトルを出して、シリーズであることをアピールしていたことへのオマージュ。
作中で繋がりは明言されないものの、本作は半分くらい「シン・ゴジラ」の世界観を受け継いでいる。
怪獣という概念はそもそもなく、正体不明の巨大生物が出現しはじめて初めて「禍威獣(カイジュウ」と名付けられ、対処するためのチーム「禍威獣特設対策室」通称「禍特対(カトクタイ)」が作られる。
禍特対はオリジナルのような戦闘部隊ではなく、出現した禍威獣を分析し作戦を立案して、実働部隊の自衛隊や米軍を指揮する頭脳の役割をする。
冒頭部分で、過去に禍特対が退治した禍威獣たちが映し出されるが、全て「ウルトラQ」に登場した怪獣のリメイクだ。
世界観を矢継ぎ早に紹介するこの冒頭から、ネロンガ、ウルトラマン、ガボラが次々と出現し、バトルを繰り広げる序盤の展開は絶好調。
ちょっと「パシフィック・リム」風味もあって、観ている方もテンションがアガりまくり。
CGだけどあえて着ぐるみに見せるという、「シン・ゴジラ」路線はさらにブラッシュアップされ、昭和特撮のムードを完璧に再現。
一方で当時ではあり得ないショットも盛り沢山で、特撮オタクとしては嬉しくなってしまう。
樋口真嗣は、酷評された「進撃の巨人」二部作でも、巨人バトルの描写は「サンダ対ガイラ」みたいで凄く楽しかったから、やっぱり餅は餅屋である。
禍威獣との連戦が終わると、中盤はムードがガラッと変わって、ザラブ星人、メフィラス星人と、悪意ある宇宙人のエピソードが続く。
この辺りの日常のSF感覚はウルトラシリーズの隠れた味わいなので、ちゃんと組み込んでくるのはさすが。
宇宙人が地球を狙う動機も工夫があって、どうやら人間もベータカプセルを使って巨大化させることが出来、その場合誰もがウルトラマンのような強靭さを身につけることが出来るので、人類は生物兵器として金になるらしいのだ。
この設定はオリジナルシリーズよりも、むしろ原作版「進撃の巨人」の設定に近いのが興味深い。
この流れで、終盤人類の存在を危険視するゾフィーならぬゾーフィとの対話から、恒星系破壊兵器としての巨大ゼットン出現に持ってくるのだが、中盤以降の展開と見せ場のバランスはあまり良好とは言えない。
偽ウルトラマンとなったザラブ星人、そしてメフィラス星人との巨大化対決はあるものの、序盤の禍威獣とのバトルシーンに比べると地味な感は否めない。
「シン・エヴァンゲリオン」のヴンダーを思わせる、衛星軌道の巨大ゼットンとの戦いは、やはりくんずほぐれつにはなり得ない。
オリジナルの最終回「さらばウルトラマン」では、未熟な地球人を守るために戦い続けてきたウルトラマンがゼットンに敗北し、人類が開発した新型の小型ミサイルが、あっさりとゼットンを倒すというパラダイムシフトが起こる。
本作の文脈も同様だが、リアリティラインが異なるので同じ手は使えず、人類の英知がゼットン攻略の方法を考案し、ウルトラマンが実行する形になっている。
本当なら、ここは「シン・ゴジラ」の東京駅の攻防戦のように、人類とウルトラマンの総力戦にして盛り上げたいところだが、なにせゼットンがいるのは宇宙空間である。
人類は数式を書いただけで、ウルトラマンが一瞬にして作戦を終わらせてしまう。
文脈としては正しいが、エンタメとしてはもう少し盛り上げて欲しかったところ。
また組織戦にして群像劇という方法論は「シン・ゴジラ」と同じだが、キャラクター造形が類型的なのも問題だ。
ウルトラマンやメフィラス星人みたいな、非人間キャラクターは問題ないどころか、非常に緻密かつ高度に造形されているのだが、問題は人間だ。
あれだけ魅力的だった、霞ヶ関のお仕事集団が、本作では記号としか機能しておらず、これは演出の問題だけでなく、脚本としても練り込まれていないのも大きい。
このキャラ何のためにいるの?って人もちらほら。
長澤まさみの描写が、オヤジの視点を感じさせるのも気になった。
彼女はオリジナルのフジ隊員に当たるキャラクターで、今回も理由は異なるもののメフィラス星人によって巨大化させられてしまう。
SNS絡みのギャグに使うという予防線は張ってあったものの、タイトスカートを下から狙ったカメラワークはちょっと下品。
また隠されたベータボックスを探すために、ウルトラマンが彼女の匂いをヒントにするシーンは、あんな舐め回すように嗅がせる必要はないだろう。
あれじゃ、ウルトラマンがセクハラオヤジに見えてしまう。
ウルトラマンは、明るく楽しい子供番組だったはずだが、なぜか長澤まさみの描写にだけオヤジ臭さが漂うのは残念だ。
「シン・ウルトラマン」は、「シン・ゴジラ」の方法論を踏襲したファンメイドムービーとしては、非常に良くてできていて、楽しい娯楽映画だ。
だが、あくまでも模倣的なリメイクに留まっており、「シン・ゴジラ」のように過去のレガシーから新しいものを生み出すには至っていない。
日本社会を襲った3.11と、自らの鬱経験をもとに生み出された「シン・ゴジラ」「シン・エヴァンゲリオン」と比べて、本作には社会性に対する考察も、作家本人に対する掘り下げも行われていないことからも、初めから単純娯楽映画として作られたのは明らかだ。
逆に、ただ画面に映っているものを、無邪気にに楽しめばいい作品としては、十分に成立している。
ゼットンを倒した後の展開は、ほぼオリジナル通りだが、余韻を感じさせないあっさりしたラストも「続きは来週」の感覚で、これはこれで良いのじゃないかと思う。
今回は、メフィラス星人とガッツ星人とメトロン星人が作ったという触れ込みの日本酒、「人気一 純米総攻撃」をチョイス。
昭和特撮を思わせるレトロなラベルも楽しいが、手がけるのは島県二本松市の人気酒造。
ウルトラマンの生みの親である円谷英二は福島の人で、これは円谷プロと人気酒造がコラボした怪獣酒シリーズの一つ。
売り上げの一部は、3.11で被災した子どもたちのための「ウルトラマン基金」に寄贈される。
中身は別に人間を巨大化さえる薬などではなく、オーソドックスな美味しい純米酒だ。

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この記事へのコメント
ホント、人類は救うに値するんでしょうかねぇ…。
殆どの異星人やその上の人(?)たちは(ウルトラマン以外)そう思っていない、というのがシュールでした。
何にせよ、とても楽しめました。特撮ものはこういうのが好きです。
殆どの異星人やその上の人(?)たちは(ウルトラマン以外)そう思っていない、というのがシュールでした。
何にせよ、とても楽しめました。特撮ものはこういうのが好きです。
>ここなつさん
そもそもなぜウルトラマンが人間好きになったのか、そこはちょっと弱かったですね。
オリジナルは39話の結果としてゾフィーの言葉があったわけで。
もう一つきっかけになるエピソードがあるとよかったかも。
そもそもなぜウルトラマンが人間好きになったのか、そこはちょっと弱かったですね。
オリジナルは39話の結果としてゾフィーの言葉があったわけで。
もう一つきっかけになるエピソードがあるとよかったかも。
はじめまして。
長澤まさみさんのエピソードの「オヤジ臭さ」、私も同感です(苦笑)。必要あるのかとも思いましたが、その上でメフィラスの「株」を少しだけ上げるのに利用したような気も。
今回の『シン・ウルトラマン』、ご指摘のようなツッコミどころも多いですけど、一方でSFファンとしてはいくつものSFを連想させる壮大なオマージュ作品のように感じてそのあたり嬉しかったです。
メフィラスが気に入ってしまいましたので、ご紹介の日本酒も気になってしまいました。福島の縁といえば、そういえば福島県の須賀川市ってM78星雲の「光の国」と姉妹都市提携してるそうですね(^^)
長澤まさみさんのエピソードの「オヤジ臭さ」、私も同感です(苦笑)。必要あるのかとも思いましたが、その上でメフィラスの「株」を少しだけ上げるのに利用したような気も。
今回の『シン・ウルトラマン』、ご指摘のようなツッコミどころも多いですけど、一方でSFファンとしてはいくつものSFを連想させる壮大なオマージュ作品のように感じてそのあたり嬉しかったです。
メフィラスが気に入ってしまいましたので、ご紹介の日本酒も気になってしまいました。福島の縁といえば、そういえば福島県の須賀川市ってM78星雲の「光の国」と姉妹都市提携してるそうですね(^^)
>へろんさん
はじめまして。何気に本作のMVPは、メフィラス星人なんじゃないかと思います。ネタにしやすさも含めて。
元々のシリーズが持っていたSFの多様性を、一本の映画でアーカイブしたのは賞賛したいところです。
それだけに不満点も多くなってしまうのですけどね。
今回の日本酒は、味はごく普通ですw
はじめまして。何気に本作のMVPは、メフィラス星人なんじゃないかと思います。ネタにしやすさも含めて。
元々のシリーズが持っていたSFの多様性を、一本の映画でアーカイブしたのは賞賛したいところです。
それだけに不満点も多くなってしまうのですけどね。
今回の日本酒は、味はごく普通ですw
ノラネコさん☆
Amazonプライムでようやく見ました❗庵野さんのウルトラシリーズを愛する気持ちが溢れ出ている作品でしたね。
私は怪獣の名前や外星人も途中ごっちゃになってしまい、更に宇宙空間での戦いも無理っぽさが著し過ぎてラストは盛り上がれませんでした。エヴァだと「あり」なのに、実写だと「無し」なんだなぁと思いました。
Amazonプライムでようやく見ました❗庵野さんのウルトラシリーズを愛する気持ちが溢れ出ている作品でしたね。
私は怪獣の名前や外星人も途中ごっちゃになってしまい、更に宇宙空間での戦いも無理っぽさが著し過ぎてラストは盛り上がれませんでした。エヴァだと「あり」なのに、実写だと「無し」なんだなぁと思いました。
2022/11/24(木) 21:49:00 | URL | ノルウェーまだ~む #gVQMq6Z2[ 編集]
>ノルウェーまだ〜むさん
バランスは良好では無かったですよね。
エヴァのヴンダー同士の戦いは非常にダイナミックでしたけど、こっちのゼットンが動かないし、ウルトラマンとスケールの違いがあり過ぎて。
実写とアニメーションの画作りの自由度の差がモロに出てました。
バランスは良好では無かったですよね。
エヴァのヴンダー同士の戦いは非常にダイナミックでしたけど、こっちのゼットンが動かないし、ウルトラマンとスケールの違いがあり過ぎて。
実写とアニメーションの画作りの自由度の差がモロに出てました。
2022/11/27(日) 22:18:55 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
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次々と現れる巨大不明生物【禍威獣(カイジュウ)】に通常兵器は全く通用せず、日本政府はスペシャリストを集結した【禍威獣特設対策室】通称【禍特対(カトクタイ)】を設立する。 そんな中、大気圏外から銀色の巨人が突如現れた。 それは【ウルトラマン(仮称)、正体不明】と報告される…。 空想特撮映画。 ≪そんなに人間が好きになったのか、ウルトラマン。≫
2022/05/16(月) 17:12:58 | 象のロケット
とても面白かったんだなあ。このゆる〜い感じも好き。厳密に言うと私はウルトラマン世代ではない。ここで言う「ウルトラマン世代」とは、「ウルトラQ」を基盤として、「ウルトラマン」「ウルトラマンセブン」と続くいわゆる第一期ウルトラシリーズの世代を指す。私がウルトラマンシリーズに初めて触れたのは「帰ってきたウルトラマン」であり、これが私にとってのウルトラマンとしてコンプリートされた。むしろ、これ以外の...
2022/06/15(水) 13:58:31 | ここなつ映画レビュー
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