fc2ブログ
酒を呑んで映画を観る時間が一番幸せ・・・と思うので、酒と映画をテーマに日記を書いていきます。 映画の評価額は幾らまでなら納得して出せるかで、レイトショー価格1200円から+-が基準で、1800円が満点です。ネット配信オンリーの作品は★5つが満点。
■ お知らせ
※基本的にネタバレありです。ご注意ください。
※当ブログはリンクフリーです。内容の無断転載はお断りいたします。
※ブログ環境の相性によっては、TB・コメントのお返事が出来ない事があります。ご了承ください
エロ・グロ・出会い系のTB及びコメントは、削除の上直ちにブログ管理会社に通報させていただきます。 また記事と無関係な物や当方が不適切と判断したTB・コメントも削除いたします。
■TITLE INDEX
タイトルインディックスを作りました。こちらからご利用ください。
■ ツイッターアカウント
noraneko285でつぶやいてます。ブログで書いてない映画の話なども。
■ FILMARKSアカウント
noraneko285ツイッターでつぶやいた全作品をアーカイブしています。
ショートレビュー「ベイビーわるきゅーれ2ベイビー・・・・・評価額1650円」
2023年03月30日 (木) | 編集 |
殺しの腕は一流、生活力は三流。

髙石あかりと伊澤彩織とが演じる、ちさととまひろの殺し屋コンビ、第二弾。
広がり続ける阪元裕吾監督の殺し屋ワールドが、遂にシネコンに進出だ。
予算感も過去の作品よりも多少多そうではあるが、あくまでも前作を踏まえた正常進化版。
二年前の「ベイビーわるきゅーれ」では、高校を卒業した二人が、自立した大人になることを所属する殺し屋協会から迫られていた。
ところが本作では、ジムの会費を数年間も滞納し、保険のプラン切り替えも怠って借金まみれとなり、日々の生活にも困るようになるなど、相変わらず生活力が全く無い(笑
おまけに銀行強盗をぶっ倒してしまい、殺し屋業を謹慎させられてしまう。
そんな二人のポジションを、丞威と濱田龍臣の新人の“バイト”殺し屋兄弟が狙う。
なんでも殺し屋の世界でも、殺し屋協会に入ってる正規の殺し屋の他に、下請けや孫請けの“バイト”が存在していて、正規職になるのが非正規の夢らしい。
大人としてはダメダメだけど、まひろとちさとは一応正規職。
殺し屋の世界も格差社会なのが世知辛い。

このシリーズも含めて、阪元裕吾の殺し屋ワールドは、基本「ジョン・ウィック」の下町版。
合法的では無いのだろうが、殺し屋の社会が存在して、そのシステムの中で色々な役割を持つ人たちが動いている。
一般人は基本モブなので、映画に出てくるのは殺し屋ソサエティの関係者だけで、殺し屋の間のみで話が動く。
だから本作はアクション映画であるのと同時に、殺し屋の世界を現実のメタファーとしたお仕事コメディでもあるんだな。
正規のポジションを狙うバイト兄弟も、この種の映画にありがちな頭のネジが飛んでる人ではなく、バイト殺し屋である以外はごく普通の若者なのがいい。
正規職になれないと片思いの彼女に告れないとか、悩みがリアル過ぎる(笑
だからこそ主役の二人も兄弟をIFの自分として見て、敵ながら感情移入してしまうのだ。
謹慎中でも稼がないと借金返せないので、ちさととまひろも働くが、その労働の悪戦苦闘が笑いを生む。
二人の着ぐるみショーのコントも相当可笑しかったが、殺し現場の清掃人の田坂のキャラとかも美味しいすぎるだろ。

本格的なアクションシークエンスは、終盤に絞るスタイルは前作同様。
今回は敵が二人だけなこともあり、相対的にアクションの割合は減ってるのだが、その分ために溜めたクライマックスは大いに盛り上がる。
髙石あかりの銃器アクションが、ガンカタみたいでレベルは超高度ながら、ボリューム少な目なのはちょっと残念だが、伊澤彩織の格闘アクションは前作以上にキレキレだ。
対戦相手のバイト兄を演じる丞威も空手の達人だそうで、なるほどパンチ一発をとっても重みを感じさせる。
また兄弟との二対二の対決だからこそ、お互いの絆の強さも試され、普段は仲良くど突き合うちさととまひろの距離感も、ここへ来て百合風味を感じさせるほどぐっと近くなるのがいい。
それにしても、殺し屋ワールドのシネコン進出は感慨深いものがある。
第三弾があるなら、そろそろ国岡シリーズなど、他の作品とのクロスオーバーも期待したいところ。
エンドクレジットのロール速度が倍速?って速さなんだが、その後に映像があるからなのね。
マーベル映画とか、クレジット後に映像があるのが確実なハリウッド映画も、この方式を採用してほしい。

今回は、「エンジェル・フェイス」をチョイス。
ドライ・ジン30ml、カルバドス15ml、アプリコット・ブランデー15mlをシェイクしてグラスに注ぐ。
リンゴのブランデー、カルヴァドスとアプリコット・ブランデーという甘めのお酒を、ドライ・ジンがスッキリとまとめ上げる。
可愛らしい名前だが、実はこれは1920年代に活動したギャングのボス、エイブ・カミンスキーのニックネームで、彼に因んで名付けられたと言う説がある。
優しい味わいで飲みやすく、女性に人気のカクテルだが、度数は結構強いのだ。

ランキングバナー 
記事が気に入ったらクリックしてね

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ベイビーわるきゅーれ(Blu-ray豪華版)【Blu-ray】 [ 高石あかり ]
価格:6,237円(税込、送料無料) (2023/3/30時点)





スポンサーサイト





コメント
この記事へのコメント
こんな時に限って銀行強盗がってシチュエーションが面白すぎる。
2023/08/08(火) 11:00:26 | URL | fjk78dead #-[ 編集]
こんばんは
>ふじきさん
あのシチュエーションてどっか既視感があったんだけど、なんだったっけ?
前編細かく可笑しいエピソードの連続で、飽きる暇がないw
2023/08/12(土) 21:54:17 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
阪元裕吾で未レビュー3本。 ◆『グリーンバレット』シネ・リーブル池袋2 ▲画像は後から 五つ星評価で【★★★★国岡快調】 ツイッターでの最初の感想(↓) おおお。ラストに向かってエモさが増す展開に萌える。タイトル出る瞬間がかっけー。国岡が呑み込んだ話は何なんだろう。国岡アクリルキーホルダーが劇場で売り切れてたの草(笑)。 ミスマガジンの女の子全員を殺し屋候補としてキャスティング、みん...
2023/08/08(火) 11:05:05 | ふじき78の死屍累々映画日記・第二章