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2023年06月17日 (土) | 編集 |
未知の世界へ!
ディズニーの名作アニメーション映画の、実写化シリーズ最新作。
今回は1989年に公開されたジョン・マスカー、ロン・クレメンツ監督の「リトル・マーメイド」を、「ライフ・オブ・パイ」のデヴィッド・マギーが新たに脚色し、ミュージカルの名手ロブ・マーシャル監督が手堅く仕上げた。
オリジナルは83分という駆け足の展開だったが、本作では135分の尺が取られ、プロットを大幅に拡充。
「パート・オブ・ユア・ワールド」「アンダー・ザ・シー」と言ったお馴染みの名曲に加えて、オリジナルを手掛けたアラン・メンケンが復帰し、リン=マニュエル・ミランダと組んで新たに三つの新曲を披露している。
人種変更が物議を醸したアリエル役はハリー・ベリーが演じ、相手役のエリック王子にジョナ・ハウアー=キング。
トリトン王をハビエル・バルデム、アリエルの声を奪う海の魔女アースラをメリッサ・マッカーシーが怪演しているが、アニメーション版キャラクターの再現度ではこの人が一番かもしれない(笑
16歳のアリエル(ハリー・ベリー)は、海の王国アトランティカを統べるトリトン王(ハビエル・バルデム)の末娘。
アリエルの母親が人間に殺された後、王は娘たちに海上に行くことを禁じたが、アリエルは未知の世界への憧れを募らせ、沈没船から集めた様々な人間界のグッズをコレクションしている。
ある嵐の夜、海辺の王国の船が難破し、アリエルは瀕死のエリック王子(ジョナ・ハウアー=キング)を助け、岸に送り届ける。
エリックは母親のセリーナ女王(ノーマ・ドゥメズウェニ)から再びの航海を禁じられるが、自分を助けてくれた女性の歌声の記憶を頼りに、彼女を探し始める。
一方、ますます地上への想いを募らせたアリエルは、海の魔女アスーラ(メリッサ・マッカーシー)から声と引き換えに3日間人間になれるという取引を持ちかけられる。
3日目の日が落ちるまでにエリックと真実の愛のキスをすれば、声は返されずっと人間でいられるが、もしキスできなければ人魚に戻され永遠にアスーラに支配される。
取引を決意したアリエルは、人間の姿となって王宮へとやってくるのだが、アスーラの悪巧みによってキスの条件を忘れさせられていた・・・
オリジナルの「リトルマーメイド」は、ディズニーの低迷期だった80年代の終わりに起死回生の大ヒットとなり、「美女と野獣」「アラジン」へと続くディズニー・ルネッサンス期の嚆矢となった作品。
そのリメイクということで大きな期待を寄せられたのだが、作品の内容よりもその成り立ちが物議を醸したという点で特異な作品かもしれない。
アニメーション版のアリエルは赤毛で白い肌の少女に設定されているが、実写化にあたってキャスティングされたのは、アフリカ系のハリー・ベリーだったことから、オリジナルのファンが反発しSNS上で「#NotMyAriel(私のアリエルじゃない)」と言う批判が吹き荒れたことは記憶に新しい。
アマゾンプライムの配信ドラマ「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」で、プエルトリコ人俳優のイスマエル・クルス・コルドバがエルフの戦士を演じた時も同じような反発があったが、基本的に私は人間ですらない人魚やエルフの人種を論じること自体がナンセンスだと思っている。
だが本作の企画性を考えると、これは結構センシティブな問題を含んでいるのも確か。
ディズニーの実写シリーズは、現在の価値観ではやや古くなったアニメーション版を、モダンにブラッシュアップすることで成功してきた。
ここで重要なファクターが、アニメーションとビジュアルを可能な限り変えないこと。
なぜなら子供の頃から親しんだキャラクターは、ノスタルジーと結び付いているからである。
本作をアニメーション版とは違った「新しいもの」として、受け止めることの出来る観客にはありだろう。
しかしアニメーションとはデザインであり、キャラクタービジュアルは特に作品イメージと結びついていることから、赤毛の白人の少女でないアリエルは、観客によっては大切な思い出であるオリジナルの紛い物と感じられてしまうのも理解できるのだ。
例えば、主人公の名前がアリエルではなく、トリトン王の別の娘という設定なら、ここまで大きな騒ぎにはならなかっただろう。
仕上がりは素晴らしいものゆえに、作品の成り立ちの部分でケチがついてしまったのは残念だ。
実写版のポイントは、重層的な対称性。
基本プロットはオリジナルに忠実だが、現代に合わせたテーマを実現するために、ディテールを大幅に複雑化させている。
「シンデレラ」や「美女と野獣」もそうだったが、膨らませるポイントは主人公のプリンセスではなく王子側。
ディズニープリンセスものの王子は、もともと刺身のつまの様なもので、オリジナルでは記号に過ぎないキャラクターだった。
それではアクティブで自立した主人公のパートナーとしては逆に釣り合わないので、キャラクターを掘り下げて女性側と可能な限り同格化しているのである。
本作ではエリック王子をアリエルと同じ様に、未知の世界に憧れを抱いている若者に設定。
過保護な親によって、過度に束縛されているのも同じ。
アリエルとトリトン王、エリックとセリーナ女王をそれぞれに、親離れ子離れができない似た者同士にしているのがポイントだ。
ハリー・ベリーの歌声はまさに神がかった美しさで、最初のミュージカルシークエンスで思わず鳥肌が立った。
彼女の起用はオーディションの結果であって、ほんとかどうかは分からないが、最初からアフリカ系をキャスティングする意図はかったそう。
しかし後付けであるにしろ、デヴィッド・マギーの巧みな脚色は、アリエルがアフリカ系である意味を盛り込んでる。
明示はされないものの、白人と黒人が対等に暮らすセリーナの王国は少なくともヨーロッパのイメージではない。
エリックがアリエルに南米諸国の話をしたり、住民たちが使っている楽器からも、おそらくカリブ海辺りの島国の設定だろう。
この映画の世界では人種間の葛藤は無く、現実世界の人種分断が人間と海に生きるマーピープルの対立に置き換えられているのである。
そこで、二つの世界を結ぶカップルの対称性が重要となる。
大人たちは決して分かり合えないと言うけれど、出会ってみたらどっちも抱えている悩みは同じ!私たちの世界はもっと可能性があるんだ!もう邪魔をしないで解放してくれ!という訳だ。
肌の色の異なる人たちが平等に暮らし、若者たちの熱意が更なる属性の違いをも乗り越えてゆく、この映画のファンタジーは現実を映し出すメタファーとなっていて、アレンジを効かせた脚色は見事だ。
ちなみにオリジナルではエリックが歌うシーンは無かったが、今回は冒険への憧れを歌い上げた「まだ見ぬ世界へ」というソロ歌唱の見せ場がプラスされていて、カップル同格化を補強。
また皆んな大好きオークワフィナ演じるカツオドリのスカットルにも「スカットル・スクープ!!」という、ラッパーの彼女の特質を生かしたラップ調の楽曲が加わっている。
ミュージカルシークエンスはそれぞれにビジュアル的にも工夫が凝らされていて、特にアニメーション版でも愉快だった「アンダー・ザ・シー」は、カラフルな海の生物が大挙出演して圧巻の仕上がり。
こうして見ると、海の生物の色と形は本当にユニークで、自然は素晴らしいデザイナーなんだな。
実写版「リトルマーメイド」は、伝説的なアニメーション映画のリメイクとして捉えると、どうしても違和感がある向きもあるだろうが、枝分かれした進化形だと思えば、十分に楽しめる作品になっていると思う。
ところで、アリエルの6人のお姉ちゃんが皆んな肌の色が違うんだが、トリトン王には7人のワイフがいたのだろうか。
それはそれで物議を醸しそうだが。
それこそ「人間じゃないから」という声もありそうだが、人魚の文化や婚姻に関する考え方などは明らかに人間を模しているので、そこだけ「人間じゃないから」で逃げるのは都合良すぎるだろう。
あと、生物たちが殆どカリカチュアされないリアルな形状になったことで、ちょっとした違和感のある描写も。
カモメ改めシロカツオドリのスカットルが、魚を丸飲みした直後にフランダーと親しげに会話するんだが「キミ今魚喰ったよね、フランダー捕食対象だよね・・」と思ってしまった(笑
今回は、ディズニーブルーが美しいカクテル「ブルーラグーン」をチョイス。
ウォッカ30ml、ブルー・キュラソー10ml、レモン・ジュース20mlをシェイクして、氷を入れたシャンパングラスに注ぐ。
スライスしたレモン、オレンジ、チェリーを飾って完成。
辛口のウォッカが、ブルーキュラソーのほのかな甘味を引き締め、レモンの酸味がバランスよくまとめる。
目でも舌でも清涼感を味わえる一杯だ。
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ディズニーの名作アニメーション映画の、実写化シリーズ最新作。
今回は1989年に公開されたジョン・マスカー、ロン・クレメンツ監督の「リトル・マーメイド」を、「ライフ・オブ・パイ」のデヴィッド・マギーが新たに脚色し、ミュージカルの名手ロブ・マーシャル監督が手堅く仕上げた。
オリジナルは83分という駆け足の展開だったが、本作では135分の尺が取られ、プロットを大幅に拡充。
「パート・オブ・ユア・ワールド」「アンダー・ザ・シー」と言ったお馴染みの名曲に加えて、オリジナルを手掛けたアラン・メンケンが復帰し、リン=マニュエル・ミランダと組んで新たに三つの新曲を披露している。
人種変更が物議を醸したアリエル役はハリー・ベリーが演じ、相手役のエリック王子にジョナ・ハウアー=キング。
トリトン王をハビエル・バルデム、アリエルの声を奪う海の魔女アースラをメリッサ・マッカーシーが怪演しているが、アニメーション版キャラクターの再現度ではこの人が一番かもしれない(笑
16歳のアリエル(ハリー・ベリー)は、海の王国アトランティカを統べるトリトン王(ハビエル・バルデム)の末娘。
アリエルの母親が人間に殺された後、王は娘たちに海上に行くことを禁じたが、アリエルは未知の世界への憧れを募らせ、沈没船から集めた様々な人間界のグッズをコレクションしている。
ある嵐の夜、海辺の王国の船が難破し、アリエルは瀕死のエリック王子(ジョナ・ハウアー=キング)を助け、岸に送り届ける。
エリックは母親のセリーナ女王(ノーマ・ドゥメズウェニ)から再びの航海を禁じられるが、自分を助けてくれた女性の歌声の記憶を頼りに、彼女を探し始める。
一方、ますます地上への想いを募らせたアリエルは、海の魔女アスーラ(メリッサ・マッカーシー)から声と引き換えに3日間人間になれるという取引を持ちかけられる。
3日目の日が落ちるまでにエリックと真実の愛のキスをすれば、声は返されずっと人間でいられるが、もしキスできなければ人魚に戻され永遠にアスーラに支配される。
取引を決意したアリエルは、人間の姿となって王宮へとやってくるのだが、アスーラの悪巧みによってキスの条件を忘れさせられていた・・・
オリジナルの「リトルマーメイド」は、ディズニーの低迷期だった80年代の終わりに起死回生の大ヒットとなり、「美女と野獣」「アラジン」へと続くディズニー・ルネッサンス期の嚆矢となった作品。
そのリメイクということで大きな期待を寄せられたのだが、作品の内容よりもその成り立ちが物議を醸したという点で特異な作品かもしれない。
アニメーション版のアリエルは赤毛で白い肌の少女に設定されているが、実写化にあたってキャスティングされたのは、アフリカ系のハリー・ベリーだったことから、オリジナルのファンが反発しSNS上で「#NotMyAriel(私のアリエルじゃない)」と言う批判が吹き荒れたことは記憶に新しい。
アマゾンプライムの配信ドラマ「ロード・オブ・ザ・リング:力の指輪」で、プエルトリコ人俳優のイスマエル・クルス・コルドバがエルフの戦士を演じた時も同じような反発があったが、基本的に私は人間ですらない人魚やエルフの人種を論じること自体がナンセンスだと思っている。
だが本作の企画性を考えると、これは結構センシティブな問題を含んでいるのも確か。
ディズニーの実写シリーズは、現在の価値観ではやや古くなったアニメーション版を、モダンにブラッシュアップすることで成功してきた。
ここで重要なファクターが、アニメーションとビジュアルを可能な限り変えないこと。
なぜなら子供の頃から親しんだキャラクターは、ノスタルジーと結び付いているからである。
本作をアニメーション版とは違った「新しいもの」として、受け止めることの出来る観客にはありだろう。
しかしアニメーションとはデザインであり、キャラクタービジュアルは特に作品イメージと結びついていることから、赤毛の白人の少女でないアリエルは、観客によっては大切な思い出であるオリジナルの紛い物と感じられてしまうのも理解できるのだ。
例えば、主人公の名前がアリエルではなく、トリトン王の別の娘という設定なら、ここまで大きな騒ぎにはならなかっただろう。
仕上がりは素晴らしいものゆえに、作品の成り立ちの部分でケチがついてしまったのは残念だ。
実写版のポイントは、重層的な対称性。
基本プロットはオリジナルに忠実だが、現代に合わせたテーマを実現するために、ディテールを大幅に複雑化させている。
「シンデレラ」や「美女と野獣」もそうだったが、膨らませるポイントは主人公のプリンセスではなく王子側。
ディズニープリンセスものの王子は、もともと刺身のつまの様なもので、オリジナルでは記号に過ぎないキャラクターだった。
それではアクティブで自立した主人公のパートナーとしては逆に釣り合わないので、キャラクターを掘り下げて女性側と可能な限り同格化しているのである。
本作ではエリック王子をアリエルと同じ様に、未知の世界に憧れを抱いている若者に設定。
過保護な親によって、過度に束縛されているのも同じ。
アリエルとトリトン王、エリックとセリーナ女王をそれぞれに、親離れ子離れができない似た者同士にしているのがポイントだ。
ハリー・ベリーの歌声はまさに神がかった美しさで、最初のミュージカルシークエンスで思わず鳥肌が立った。
彼女の起用はオーディションの結果であって、ほんとかどうかは分からないが、最初からアフリカ系をキャスティングする意図はかったそう。
しかし後付けであるにしろ、デヴィッド・マギーの巧みな脚色は、アリエルがアフリカ系である意味を盛り込んでる。
明示はされないものの、白人と黒人が対等に暮らすセリーナの王国は少なくともヨーロッパのイメージではない。
エリックがアリエルに南米諸国の話をしたり、住民たちが使っている楽器からも、おそらくカリブ海辺りの島国の設定だろう。
この映画の世界では人種間の葛藤は無く、現実世界の人種分断が人間と海に生きるマーピープルの対立に置き換えられているのである。
そこで、二つの世界を結ぶカップルの対称性が重要となる。
大人たちは決して分かり合えないと言うけれど、出会ってみたらどっちも抱えている悩みは同じ!私たちの世界はもっと可能性があるんだ!もう邪魔をしないで解放してくれ!という訳だ。
肌の色の異なる人たちが平等に暮らし、若者たちの熱意が更なる属性の違いをも乗り越えてゆく、この映画のファンタジーは現実を映し出すメタファーとなっていて、アレンジを効かせた脚色は見事だ。
ちなみにオリジナルではエリックが歌うシーンは無かったが、今回は冒険への憧れを歌い上げた「まだ見ぬ世界へ」というソロ歌唱の見せ場がプラスされていて、カップル同格化を補強。
また皆んな大好きオークワフィナ演じるカツオドリのスカットルにも「スカットル・スクープ!!」という、ラッパーの彼女の特質を生かしたラップ調の楽曲が加わっている。
ミュージカルシークエンスはそれぞれにビジュアル的にも工夫が凝らされていて、特にアニメーション版でも愉快だった「アンダー・ザ・シー」は、カラフルな海の生物が大挙出演して圧巻の仕上がり。
こうして見ると、海の生物の色と形は本当にユニークで、自然は素晴らしいデザイナーなんだな。
実写版「リトルマーメイド」は、伝説的なアニメーション映画のリメイクとして捉えると、どうしても違和感がある向きもあるだろうが、枝分かれした進化形だと思えば、十分に楽しめる作品になっていると思う。
ところで、アリエルの6人のお姉ちゃんが皆んな肌の色が違うんだが、トリトン王には7人のワイフがいたのだろうか。
それはそれで物議を醸しそうだが。
それこそ「人間じゃないから」という声もありそうだが、人魚の文化や婚姻に関する考え方などは明らかに人間を模しているので、そこだけ「人間じゃないから」で逃げるのは都合良すぎるだろう。
あと、生物たちが殆どカリカチュアされないリアルな形状になったことで、ちょっとした違和感のある描写も。
カモメ改めシロカツオドリのスカットルが、魚を丸飲みした直後にフランダーと親しげに会話するんだが「キミ今魚喰ったよね、フランダー捕食対象だよね・・」と思ってしまった(笑
今回は、ディズニーブルーが美しいカクテル「ブルーラグーン」をチョイス。
ウォッカ30ml、ブルー・キュラソー10ml、レモン・ジュース20mlをシェイクして、氷を入れたシャンパングラスに注ぐ。
スライスしたレモン、オレンジ、チェリーを飾って完成。
辛口のウォッカが、ブルーキュラソーのほのかな甘味を引き締め、レモンの酸味がバランスよくまとめる。
目でも舌でも清涼感を味わえる一杯だ。

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この記事へのコメント
アリエルの母親が人間に捕まった設定は見逃していた。映画内でアリエルと母親の再会シーンはないから、母親は食用に供されたのだろう。人魚の肉は不老不死の妙薬。当然、一番、位の高い女王の食卓に並べられた。女王がエリックを養子に取ったのは人魚の肉を食べて、身体の構成が変わったからだったりして(不老不死であるなら生殖機能は不要になる。自分の食い扶持を脅かすものを増やす事になるから)。
子供の女親が違う海の王はマンガ版「海のトリトン」のポセイドン一族みたいだ。
子供の女親が違う海の王はマンガ版「海のトリトン」のポセイドン一族みたいだ。
>ふじきさん
>母親は食用に供されたのだろう
いやいや、人魚食うと不老不死になるのは日本だけだからw
向こうでは逆に海の怪物で人間の方が食われるのが一般的だと思いますよ。。。
>母親は食用に供されたのだろう
いやいや、人魚食うと不老不死になるのは日本だけだからw
向こうでは逆に海の怪物で人間の方が食われるのが一般的だと思いますよ。。。
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美しい歌声をもち、人間の世界に憧れる人魚アリエル。 掟によって禁じられているにも関わらず、彼女は人間の世界に近づき、嵐に遭った王子エリックを救った。 そんなアリエルに海の魔女アースラが近づき、恐ろしい取引を申し出る。 それは、3日間だけ人間の姿になれる代わりに、世界で最も美しい声をアースラに差し出すことだった…。 ディズニー・ミュージカル。
2023/06/18(日) 12:04:38 | 象のロケット
◆『リトル・マーメイド』109シネマズ木場7
▲広い『マンホール』みたいな薄暗さの中、髑髏が一つ転がってたらホラー以外の何物でもない。
五つ星評価で【★★なげーよ、このアリエルは嫌い】
ツイッターでの最初の感想(↓)
なげーよ。リトルマーメイドがバトルマーメイドになる後半だけちょっと興奮した。あの容赦ない怪獣演出はよい。アリエルは黒人だからではなく、キツい顔つきだから嫌い。歌は上手いが...
2023/07/16(日) 06:36:34 | ふじき78の死屍累々映画日記・第二章
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