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2007年09月23日 (日) | 編集 |
「Potterさん」と言っても、眼鏡を掛けた魔法使いの少年ではない。
英国の児童文学者で画家、というよりは世界一有名なウサギ、ピーター・ラビットの生みの親として知られるビアトリクス・ポターの半生を描いた「ミス・ポター」は、彼女の紡いだ物語の様に、優しく穏やかな佳作。
子供の頃に彼女の作品に親しんだ人なら、きっと心の琴線に触れるところがあるだろう。
ヴィクトリア朝時代が終わり新世紀が始まったものの、まだまだ封建社会のムードが色濃く残る1902年のロンドン。
上流階級の娘に生まれたビアトリクス・ポター(レネ・ゼルウィガー)は、絵本作家になる夢を追って、自作を出版社に持ち込む日々を送っていた。
それは子供のころからの彼女の「友達」、ピーター・ラビットを主人公とした物語。
ある日、ウォーン兄弟の経営する出版社を訪れたビアトリクスは、編集者ノーマン・ウォーン(ユアン・マクレガー)と運命の出会いをする。
ビアトリクスの才能を見抜いたノーマンは、早速「ピーター・ラビットのおはなし」を出版し、たちまちベストセラーとなる。
やがてビアトリクスとノーマンは愛し合うようになるが、労働を蔑むビアトリクスの両親は、身分違いの結婚を許さなかった・・・
色々な意味で非常に丁寧に作られた作品であるけれど、所謂伝記映画として観ると、物足りなさを感じるかもしれない。
92分というコンパクトな上映時間からも分かるように、ビアトリックス・ポターという人物の人生全てを描こうとした作品ではないのだ。
女性の児童文学者として果たしたパイオニア的役割もナショナルトラスト運動への大きな貢献も、非常にあっさりとしか描かれないし、作りようによっては幾らでも抑揚をつけて盛り上げられる、ノーマン・ウォーンとの恋の顛末すらあっけないくらいにシンプルに描かれる。
「べイブ」以来11年ぶりの監督作品となるクリス・ヌーナンの演出も、極めて抑制が効いていて全体に淡々としており、物語の抑揚はあえて抑えられていることもあっ、て「ドラマチック」という言葉を感じる所はあまり無い。
ただ物語の起承転結は極めて明確で、それが主人公の感情の流れと密接に結びついているので、ヴィアトリックスの心情はとても素直に観るものの心に流れ込んでくる。
思いっきり人生に後ろ向きの両親に育てられ、子供時代に第二の故郷である湖水地方で過ごした思い出を、大切に内面で育てて物語を創造にするような、どちらかと言えば内行的な性格の女性として描かれるビアトリクスが、作家としての成功により自信を得て、また一つの恋の物語を初めから終わりまでを経験する事で、物質的にも精神的にも自立してゆく。
これは、封建時代の空気が残る20世紀初頭という時代を生きた一人の女性が、彼女の人生のステージに登場する様々な人々に影響されながら、ゆっくりと、しかし確実に自らの生き方を確立してゆく物語なのだ。
その意味で、この作品は極めて私小説的な方法論で作られており、タイトルが未婚女性を表す「ミス・ポター」なのも、物語の内容を考えると実に象徴的。
このゆったりとした物語の流れを、抑揚がなくて退屈と受け取るか、大人のセンスと受け取るかで、この作品の評価は大きく変わってくるだろう。
タイトルロールのビアトリクス・ポターを演じるレネ・ゼルウィガーが素晴しい。
彼女は、本作では主演とエグゼクティブ・プロデューサーを兼務するほど、思い入れたっぷりにビアトリクスを演じているが、しっかりと一世紀前の英国女性に見える。
その演技は表情から立ち振る舞い、絵画を描き出す指先まで神経が行き届き、優美さすら感じさせる。
そういえば彼女は出世作の「ブリジット・ジョーンズの日記」でも英国人の役をやっていたけど、これは天性の才能と丁寧な役作りが結実した、彼女のもう一つの代表作と言っても良いと思う。
ビアトリクスの人生を彩るバイブレイヤーたちも、でしゃばらず、薄すぎず、絶妙の存在感で物語を彩る。
ポターを人間的に成長させる悲恋の相手、ノーマン・ウォーン役のユアン・マクレガーはしっとりとした良い感じの英国紳士だし、ノーマンの妹で、ビアトリックスの親友となるミリー・ウォーンを演じるエミリー・ワトソンも、相変わらず変な目力で強い印象を残す。
そしてもちろん、出番は少ないものの、美しいアニメーションで描写されるピーター・ラビットやあひるのジマイマら、ビアトリックスの「友達」たちも命をもって動き出す。
彼らの「物語」を生み出す作家としての喜びが、控えめながらもしっかりと描写さているのもこの作品の深みになっている。
画作りも丁寧に、良い仕事をしている。
ビクトリア様式が残る100年前のロンドンのビジュアルも見事だが、何よりもビアトリクスが創造した様々な物語の故郷である、湖水地方の風景が美しい。
アンドリュー・ダンのカメラは、この地方の空気感を上手く写し取っているが、それは正にビアトリクスの紡いだ作品の世界そのもので、この風景を彩るナイジェル・ウェストレイクのスコア、ケイティ・メルアの主題歌も心地良い。
「ミス・ポター」は、湖水地方の草原を流れる風のような、控えめでゆったりとした、優しい映画だ。
日本とは全く違う風景なのに、どことなくこの映画の世界に郷愁を感じたとしたら、それは観る者の心のどこかに、ピーター・ラビットがまだ住んでいるからだろう。
作家の人生は作品の中に残るものだけど、もし彼女の作品が好きで、その背景にあるものを少しだけ知りたいと思った人は、観て損の無い映画だと思う。
この映画を観たら、ピーターやジマイマやロビンソンの事を、きっと今までよりも好きになる。
今回は、梅酒のチョーヤのHPでその名も「ピーター・ラビット」というカクテルが紹介されていたので、作ってみた。
梅酒30mlに、適量のダージリンティー、オレンジスライスを添えて完成。
多分、ダージリンティーを使っているあたりが、ピーター・ラビットなんだろうけど、確かに上品で優しいお味。
個人的にはダージリンティーが多めの方が、甘すぎず風味が立って美味しいと思う。
ダージリンティーは元々色々なお酒と相性が良いから、この組み合わせも納得だ。
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英国の児童文学者で画家、というよりは世界一有名なウサギ、ピーター・ラビットの生みの親として知られるビアトリクス・ポターの半生を描いた「ミス・ポター」は、彼女の紡いだ物語の様に、優しく穏やかな佳作。
子供の頃に彼女の作品に親しんだ人なら、きっと心の琴線に触れるところがあるだろう。
ヴィクトリア朝時代が終わり新世紀が始まったものの、まだまだ封建社会のムードが色濃く残る1902年のロンドン。
上流階級の娘に生まれたビアトリクス・ポター(レネ・ゼルウィガー)は、絵本作家になる夢を追って、自作を出版社に持ち込む日々を送っていた。
それは子供のころからの彼女の「友達」、ピーター・ラビットを主人公とした物語。
ある日、ウォーン兄弟の経営する出版社を訪れたビアトリクスは、編集者ノーマン・ウォーン(ユアン・マクレガー)と運命の出会いをする。
ビアトリクスの才能を見抜いたノーマンは、早速「ピーター・ラビットのおはなし」を出版し、たちまちベストセラーとなる。
やがてビアトリクスとノーマンは愛し合うようになるが、労働を蔑むビアトリクスの両親は、身分違いの結婚を許さなかった・・・
色々な意味で非常に丁寧に作られた作品であるけれど、所謂伝記映画として観ると、物足りなさを感じるかもしれない。
92分というコンパクトな上映時間からも分かるように、ビアトリックス・ポターという人物の人生全てを描こうとした作品ではないのだ。
女性の児童文学者として果たしたパイオニア的役割もナショナルトラスト運動への大きな貢献も、非常にあっさりとしか描かれないし、作りようによっては幾らでも抑揚をつけて盛り上げられる、ノーマン・ウォーンとの恋の顛末すらあっけないくらいにシンプルに描かれる。
「べイブ」以来11年ぶりの監督作品となるクリス・ヌーナンの演出も、極めて抑制が効いていて全体に淡々としており、物語の抑揚はあえて抑えられていることもあっ、て「ドラマチック」という言葉を感じる所はあまり無い。
ただ物語の起承転結は極めて明確で、それが主人公の感情の流れと密接に結びついているので、ヴィアトリックスの心情はとても素直に観るものの心に流れ込んでくる。
思いっきり人生に後ろ向きの両親に育てられ、子供時代に第二の故郷である湖水地方で過ごした思い出を、大切に内面で育てて物語を創造にするような、どちらかと言えば内行的な性格の女性として描かれるビアトリクスが、作家としての成功により自信を得て、また一つの恋の物語を初めから終わりまでを経験する事で、物質的にも精神的にも自立してゆく。
これは、封建時代の空気が残る20世紀初頭という時代を生きた一人の女性が、彼女の人生のステージに登場する様々な人々に影響されながら、ゆっくりと、しかし確実に自らの生き方を確立してゆく物語なのだ。
その意味で、この作品は極めて私小説的な方法論で作られており、タイトルが未婚女性を表す「ミス・ポター」なのも、物語の内容を考えると実に象徴的。
このゆったりとした物語の流れを、抑揚がなくて退屈と受け取るか、大人のセンスと受け取るかで、この作品の評価は大きく変わってくるだろう。
タイトルロールのビアトリクス・ポターを演じるレネ・ゼルウィガーが素晴しい。
彼女は、本作では主演とエグゼクティブ・プロデューサーを兼務するほど、思い入れたっぷりにビアトリクスを演じているが、しっかりと一世紀前の英国女性に見える。
その演技は表情から立ち振る舞い、絵画を描き出す指先まで神経が行き届き、優美さすら感じさせる。
そういえば彼女は出世作の「ブリジット・ジョーンズの日記」でも英国人の役をやっていたけど、これは天性の才能と丁寧な役作りが結実した、彼女のもう一つの代表作と言っても良いと思う。
ビアトリクスの人生を彩るバイブレイヤーたちも、でしゃばらず、薄すぎず、絶妙の存在感で物語を彩る。
ポターを人間的に成長させる悲恋の相手、ノーマン・ウォーン役のユアン・マクレガーはしっとりとした良い感じの英国紳士だし、ノーマンの妹で、ビアトリックスの親友となるミリー・ウォーンを演じるエミリー・ワトソンも、相変わらず変な目力で強い印象を残す。
そしてもちろん、出番は少ないものの、美しいアニメーションで描写されるピーター・ラビットやあひるのジマイマら、ビアトリックスの「友達」たちも命をもって動き出す。
彼らの「物語」を生み出す作家としての喜びが、控えめながらもしっかりと描写さているのもこの作品の深みになっている。
画作りも丁寧に、良い仕事をしている。
ビクトリア様式が残る100年前のロンドンのビジュアルも見事だが、何よりもビアトリクスが創造した様々な物語の故郷である、湖水地方の風景が美しい。
アンドリュー・ダンのカメラは、この地方の空気感を上手く写し取っているが、それは正にビアトリクスの紡いだ作品の世界そのもので、この風景を彩るナイジェル・ウェストレイクのスコア、ケイティ・メルアの主題歌も心地良い。
「ミス・ポター」は、湖水地方の草原を流れる風のような、控えめでゆったりとした、優しい映画だ。
日本とは全く違う風景なのに、どことなくこの映画の世界に郷愁を感じたとしたら、それは観る者の心のどこかに、ピーター・ラビットがまだ住んでいるからだろう。
作家の人生は作品の中に残るものだけど、もし彼女の作品が好きで、その背景にあるものを少しだけ知りたいと思った人は、観て損の無い映画だと思う。
この映画を観たら、ピーターやジマイマやロビンソンの事を、きっと今までよりも好きになる。
今回は、梅酒のチョーヤのHPでその名も「ピーター・ラビット」というカクテルが紹介されていたので、作ってみた。
梅酒30mlに、適量のダージリンティー、オレンジスライスを添えて完成。
多分、ダージリンティーを使っているあたりが、ピーター・ラビットなんだろうけど、確かに上品で優しいお味。
個人的にはダージリンティーが多めの方が、甘すぎず風味が立って美味しいと思う。
ダージリンティーは元々色々なお酒と相性が良いから、この組み合わせも納得だ。

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この記事へのコメント
>KGRさん
ミュージカルですか!
それはそれで観てみたいけど、確かにビアトリクスの話じゃなくなっちゃいますね。
これはこの方向性で良かった気がします。
ケイト・ブランシェットだと、もうちょっと大人っぽいキャラクターになったかもしれませんね。
ミュージカルですか!
それはそれで観てみたいけど、確かにビアトリクスの話じゃなくなっちゃいますね。
これはこの方向性で良かった気がします。
ケイト・ブランシェットだと、もうちょっと大人っぽいキャラクターになったかもしれませんね。
2007/09/23(日) 15:42:12 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
ノラネコさん
今でこそ結婚せずに独立している女性はたくさんいますが、この時代にしっかり自分の意思を持っている女性はすごいと思いました。
彼女のママはネガティブーでしたが、ビアトリクスの人生に起こった一つ一つが彼女を強くしていったんでしょうね。
にしても印税で土地が買えるなんてどれくらい?って思っちゃいました(笑
そんなカクテルあるんですね~!
やってみよう♪
今でこそ結婚せずに独立している女性はたくさんいますが、この時代にしっかり自分の意思を持っている女性はすごいと思いました。
彼女のママはネガティブーでしたが、ビアトリクスの人生に起こった一つ一つが彼女を強くしていったんでしょうね。
にしても印税で土地が買えるなんてどれくらい?って思っちゃいました(笑
そんなカクテルあるんですね~!
やってみよう♪
>なななさん
女性クリエイターのパイオニアの一人ですよね。
最初は子供っぽかった彼女が、色々な経験をして一人の女性としてしっかり自立してゆく姿が清々しかったです。
ちなみに、ピーターラビットの第一部だけで、今までに4500万部も売れてるらしいですよ。
彼女が生きている間にどのくらい売れたのか分かりませんけど、仮に1000万部で値段が一冊1500円くらいだとして、イギリスの印税が日本と同じ8%程度だと考えると、これ一作だけで12億円の印税ですね。
実際には他にも何冊も出しているので、はるかに大きな収入があったでしょう。
いやあベストセラーを一発出すと、夢の印税生活が待ってますね(笑
女性クリエイターのパイオニアの一人ですよね。
最初は子供っぽかった彼女が、色々な経験をして一人の女性としてしっかり自立してゆく姿が清々しかったです。
ちなみに、ピーターラビットの第一部だけで、今までに4500万部も売れてるらしいですよ。
彼女が生きている間にどのくらい売れたのか分かりませんけど、仮に1000万部で値段が一冊1500円くらいだとして、イギリスの印税が日本と同じ8%程度だと考えると、これ一作だけで12億円の印税ですね。
実際には他にも何冊も出しているので、はるかに大きな収入があったでしょう。
いやあベストセラーを一発出すと、夢の印税生活が待ってますね(笑
2007/09/23(日) 19:32:12 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
こんにちは。
>梅酒30mlに、適量のダージリンティー、オレンジスライスを添えて完成
ちょっとおいしそうですね。
梅酒があるのでつくってみようかしら・・・(^^)
あ、いやいや、素敵な作品でしたね。ww
>梅酒30mlに、適量のダージリンティー、オレンジスライスを添えて完成
ちょっとおいしそうですね。
梅酒があるのでつくってみようかしら・・・(^^)
あ、いやいや、素敵な作品でしたね。ww
ノラネコさん
お!評価高いですね~^^
こういうタイプの作品は長尺のものが多い印象があるんです
けど、93分というのが珍しいなと思いました。
ほんとに湖水の風景が気持ち良かったんです。
この監督すごく力量のある方だと思うんですが、
ほんとに「ベイブ」からかなり長いブランクがあるのが
不思議ですよね。
ゼルウィガーは製作にもからんでるようなんですが、
こういう映画をウロデュースするって好感さらに持ちましたです。
お!評価高いですね~^^
こういうタイプの作品は長尺のものが多い印象があるんです
けど、93分というのが珍しいなと思いました。
ほんとに湖水の風景が気持ち良かったんです。
この監督すごく力量のある方だと思うんですが、
ほんとに「ベイブ」からかなり長いブランクがあるのが
不思議ですよね。
ゼルウィガーは製作にもからんでるようなんですが、
こういう映画をウロデュースするって好感さらに持ちましたです。
ノラネコさんこんばんわ♪TB&コメント有難うございました♪
自分は自伝的に観ちゃったからウィリアム出番少ない、後年の自然保護活動の内容が薄いと色々ぶーたれてしまいましたが、改めて考えると史実として知ることが出来たポターの人生は結構断片的なものだったようにも思えます。
それに実話を基にするなら、その時代に起こった出来事や事件も背景に加えた方が色濃くなるのに、そういった手法も取られてなかったから、やはりこれはあくまでポターという人物像を中心に描いていた作品だった事が分かる気がします。
むしろ『実話』という部分がこの作品では『ついで』だったのかも?
自分は自伝的に観ちゃったからウィリアム出番少ない、後年の自然保護活動の内容が薄いと色々ぶーたれてしまいましたが、改めて考えると史実として知ることが出来たポターの人生は結構断片的なものだったようにも思えます。
それに実話を基にするなら、その時代に起こった出来事や事件も背景に加えた方が色濃くなるのに、そういった手法も取られてなかったから、やはりこれはあくまでポターという人物像を中心に描いていた作品だった事が分かる気がします。
むしろ『実話』という部分がこの作品では『ついで』だったのかも?
>たいむさん
結構美味しかったですよ。
お茶の風味に上品な梅酒の甘みというのが良いですね。
まあピーター・ラビットという名前は少々無理やりな気もしますが(笑
>kazuponさん
そうですね、所謂伝記映画で二時間を切るものは珍しいかもしれません。
人の人生を描こうとすると、どうしてもある程度の時間は必要ですから。
この作品の場合、ベアトリクスが何をしたか、何を残したかという部分は、作家としての創作以外は思い切って削ぎ落とし、ベアトリクスの生き方の変化に絞って描いてますから、伝記映画としては異色作と言えるでしょうね。
私としては、これはなかなかセンスの良い作り方だと思いましたけど。
>メビウスさん
うん、ナショナルトラストへの貢献はベアトリクスの「行い」としては確かに重要なんですけど、彼女の心の軌跡を描いたこの映画の視点だと、それはあくまでも創作の結果ついてきたおまけなんでしょうね。
ベアトリクスが本を書いて、それが売れた結果可能になった事なので、彼女の心情的には二次的、三次的な事だったという捉え方でしょうね。
描写する事を彼女の心の成長と、創作に絞ったこの作品のスタンスは私としては成功だったと思います。
結構美味しかったですよ。
お茶の風味に上品な梅酒の甘みというのが良いですね。
まあピーター・ラビットという名前は少々無理やりな気もしますが(笑
>kazuponさん
そうですね、所謂伝記映画で二時間を切るものは珍しいかもしれません。
人の人生を描こうとすると、どうしてもある程度の時間は必要ですから。
この作品の場合、ベアトリクスが何をしたか、何を残したかという部分は、作家としての創作以外は思い切って削ぎ落とし、ベアトリクスの生き方の変化に絞って描いてますから、伝記映画としては異色作と言えるでしょうね。
私としては、これはなかなかセンスの良い作り方だと思いましたけど。
>メビウスさん
うん、ナショナルトラストへの貢献はベアトリクスの「行い」としては確かに重要なんですけど、彼女の心の軌跡を描いたこの映画の視点だと、それはあくまでも創作の結果ついてきたおまけなんでしょうね。
ベアトリクスが本を書いて、それが売れた結果可能になった事なので、彼女の心情的には二次的、三次的な事だったという捉え方でしょうね。
描写する事を彼女の心の成長と、創作に絞ったこの作品のスタンスは私としては成功だったと思います。
2007/09/24(月) 01:32:52 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
TB&コメントありがとうございました。
ピーターラビットとは縁のない人生を送ってきましたが、魅力的なキャラクター、所々に挿入されるアニメーション、豪華な役者陣と、予備知識無しでも十分楽しめる作品に仕上がってました。特にレニー・ゼルヴィガーが魅力的でしたね。ノラネコさんが彼女のもう一つの代表作になると言うのも納得です。
ピーターラビットとは縁のない人生を送ってきましたが、魅力的なキャラクター、所々に挿入されるアニメーション、豪華な役者陣と、予備知識無しでも十分楽しめる作品に仕上がってました。特にレニー・ゼルヴィガーが魅力的でしたね。ノラネコさんが彼女のもう一つの代表作になると言うのも納得です。
おはようございます☆
ポターさんその人が全て描かれている事を期待して見に行った訳ではないので、その辺りで不満を持つことはありませんでしたが、
期待した前半に比べて、後半で失速気味、という印象でした。
死も“お知らせ”の一言しかなかったので、それすらまるで童話の中の出来事のように感じてしまいました。
ポターさんその人が全て描かれている事を期待して見に行った訳ではないので、その辺りで不満を持つことはありませんでしたが、
期待した前半に比べて、後半で失速気味、という印象でした。
死も“お知らせ”の一言しかなかったので、それすらまるで童話の中の出来事のように感じてしまいました。
まずいと判断されましたら、非公開設定、よろしくお願いします。
TB&コメントありがとうございました。
私、ラビットには全然思い入れはないのですが・・・
やっぱり田舎育ちなだけあって、この作品のあの情景美と
癒しのムードにノスタルジーさえ感じてしまいました。
とても品のよい1作でしたね。
そういえば、この監督さんの『ベイブ』は私のフェバリットムービーの
一つでしたわ♪
ところで、今度アップする記事の中にノラネコさんとこを文中リンク
させてもらっています。『追悼のざわめき』ついに観たんですよ(笑)
私、ラビットには全然思い入れはないのですが・・・
やっぱり田舎育ちなだけあって、この作品のあの情景美と
癒しのムードにノスタルジーさえ感じてしまいました。
とても品のよい1作でしたね。
そういえば、この監督さんの『ベイブ』は私のフェバリットムービーの
一つでしたわ♪
ところで、今度アップする記事の中にノラネコさんとこを文中リンク
させてもらっています。『追悼のざわめき』ついに観たんですよ(笑)
>えめきんさん
ゼルウィガーは素晴しい役者さんですが、その力を再確認しました。
少女のような無垢な表情から、自信と決意を秘めた大人の顔まで、ビアトリクスの内面の成長を見事に表現していたと思います。
>とらねこさん
ノーマンの死から後という事ですね。
あのあたりはさじ加減が難しい所ですが、湖水地方でのエピソードはこの映画で描きたかったビアトリクスの変化が終わった後のエピローグ的なものだと思うんですよ。
後は物語に対する作り手のスタンスかもしれませんね。
どっぷりと主人公の心の奥底まで描写するというよりは。一歩引いた視点ですから、情念みたいな物までは感じませんね。
>睦月さん
ああ、この作品へ郷愁を感じるかどうかは田舎育ちという所かも(笑
私も子供の頃は近所の土手に牛が放し飼いになってるような、かなりの田舎で育ったんで、そのあたりが心の琴線なのかも。
>『追悼のざわめき』
とうとう観ちゃったんだ。
警告したのに(笑
ゼルウィガーは素晴しい役者さんですが、その力を再確認しました。
少女のような無垢な表情から、自信と決意を秘めた大人の顔まで、ビアトリクスの内面の成長を見事に表現していたと思います。
>とらねこさん
ノーマンの死から後という事ですね。
あのあたりはさじ加減が難しい所ですが、湖水地方でのエピソードはこの映画で描きたかったビアトリクスの変化が終わった後のエピローグ的なものだと思うんですよ。
後は物語に対する作り手のスタンスかもしれませんね。
どっぷりと主人公の心の奥底まで描写するというよりは。一歩引いた視点ですから、情念みたいな物までは感じませんね。
>睦月さん
ああ、この作品へ郷愁を感じるかどうかは田舎育ちという所かも(笑
私も子供の頃は近所の土手に牛が放し飼いになってるような、かなりの田舎で育ったんで、そのあたりが心の琴線なのかも。
>『追悼のざわめき』
とうとう観ちゃったんだ。
警告したのに(笑
2007/09/25(火) 00:57:02 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
オハヨウございます♪
ほんとーに愛すべき作品でしたね★
あっさり感、私にはとっても良かったです!
鑑賞中はノーマンの死とか、えーこれだけ!?あわせれくれないのー?とかいろいろ思ったけど
今思い返せば、全体的にあっさりだったからあれでよかったんだなーって思います。
ピーターラビットのカクテルおいしそう!
梅ジュースで作ってみようかなー♪
ほんとーに愛すべき作品でしたね★
あっさり感、私にはとっても良かったです!
鑑賞中はノーマンの死とか、えーこれだけ!?あわせれくれないのー?とかいろいろ思ったけど
今思い返せば、全体的にあっさりだったからあれでよかったんだなーって思います。
ピーターラビットのカクテルおいしそう!
梅ジュースで作ってみようかなー♪
ビアトリクスの一生をあらわす伝記映画であれば二時間越えになったことでしょうが、焦点を絞った所為で最近では珍しくコンパクトな作品に仕上がっていましたね。
盛り上がりには欠けましたが、個人的にはこれもアリだと思いました。
かなり癒されたのはやはり風景の所為でしょうか。
盛り上がりには欠けましたが、個人的にはこれもアリだと思いました。
かなり癒されたのはやはり風景の所為でしょうか。
こんにちは。
私もこの映画、凄く気に入りまして、他の方のコメントを見ていましたらここにたどり着きました。
確かに伝記映画としては短いですが、あくまで絵本作家としてのポターがどのように生まれたか、に焦点を当てたつくりは、とてもセンスが良かったと思いますね。湖水地方は本当に美しいし。
私も感想書きましたので、良かったらお寄りください。
私もこの映画、凄く気に入りまして、他の方のコメントを見ていましたらここにたどり着きました。
確かに伝記映画としては短いですが、あくまで絵本作家としてのポターがどのように生まれたか、に焦点を当てたつくりは、とてもセンスが良かったと思いますね。湖水地方は本当に美しいし。
私も感想書きましたので、良かったらお寄りください。
ノーマンとの恋の終わりのあっけなさや、後半の自然保護への場面は、物足りなさを感じますが、
私としては冒頭の‘ピーターへの愛情’にやられた感じです。
友達・分身・心のよりどころである‘ピーター’がいたからこそ、
彼女の人生全てが成り立ったという気がします。
私としては冒頭の‘ピーターへの愛情’にやられた感じです。
友達・分身・心のよりどころである‘ピーター’がいたからこそ、
彼女の人生全てが成り立ったという気がします。
>きららさん
一昔前なら、封切りでコケても、名画座で人気になるタイプの作品だなと思いました。
「ある日どこかで」とかと同じ様な。
テイストには好みがあるでしょうが、この映画のシンプルさはある種の品格を生み出していて、良かったですね。
>ミチさん
伝記をつくろうとはしてないのでしょうね。
あくまでも彼女の心情劇な訳で、そういう意味では主人公の心情には入りやすいかもしれません。
風景も彼女の心を通してみるから、より美しく感じるのかも。
>水仙さん
そうですね。
主人公の恋と創作に絞って描いているのは正解だと思いました。
描こうと思えば材料には事欠かない人ですが、描けば描くほど、その本人の一番シンプルな姿はわかり難くなる物です。
これはベアトリクスという個人をとてもセンス良く描いていたと思います。
一昔前なら、封切りでコケても、名画座で人気になるタイプの作品だなと思いました。
「ある日どこかで」とかと同じ様な。
テイストには好みがあるでしょうが、この映画のシンプルさはある種の品格を生み出していて、良かったですね。
>ミチさん
伝記をつくろうとはしてないのでしょうね。
あくまでも彼女の心情劇な訳で、そういう意味では主人公の心情には入りやすいかもしれません。
風景も彼女の心を通してみるから、より美しく感じるのかも。
>水仙さん
そうですね。
主人公の恋と創作に絞って描いているのは正解だと思いました。
描こうと思えば材料には事欠かない人ですが、描けば描くほど、その本人の一番シンプルな姿はわかり難くなる物です。
これはベアトリクスという個人をとてもセンス良く描いていたと思います。
2007/09/25(火) 23:06:37 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
こんにちは♪
>このゆったりとした物語の流れを、抑揚がなくて退屈と受け取るか、大人のセンスと受け取るかで、この作品の評価は大きく変わってくるだろう。
なるほどー。
たしかにそうですよね。
私はすごく感情移入してところどころ泣きながら観ていたんですが、一緒に観に行った友人は、「なんか淡々としてたねー」と言ってて、そうかな??なんて思ってしまったので・・・。
(友人は退屈とは言ってませんでしたが)
カクテル「ピーターラビット」、作ってみようかな♪
>このゆったりとした物語の流れを、抑揚がなくて退屈と受け取るか、大人のセンスと受け取るかで、この作品の評価は大きく変わってくるだろう。
なるほどー。
たしかにそうですよね。
私はすごく感情移入してところどころ泣きながら観ていたんですが、一緒に観に行った友人は、「なんか淡々としてたねー」と言ってて、そうかな??なんて思ってしまったので・・・。
(友人は退屈とは言ってませんでしたが)
カクテル「ピーターラビット」、作ってみようかな♪
>miyukichiさん
映画に限りませんが、文化には鑑賞する技術ってあると思うんですよ。
例えば私は福永武彦とか好きなんですけど、彼の小説を読んだことの無い人に勧めると、淡々としすぎて面白くないと言われてしまいます。
こういった映画のリズムに慣れていないと、とっつきにくいというのはあるのかもしれませんね。
映画に限りませんが、文化には鑑賞する技術ってあると思うんですよ。
例えば私は福永武彦とか好きなんですけど、彼の小説を読んだことの無い人に勧めると、淡々としすぎて面白くないと言われてしまいます。
こういった映画のリズムに慣れていないと、とっつきにくいというのはあるのかもしれませんね。
2007/10/02(火) 00:36:09 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
今晩は!
この作品は、うれしい事におひとりさまが多くて、
とってもいい雰囲気で観賞してきました^^
ポターの恋愛に関しては、どうしてもドラマティックな展開を期待する向きもあるようですが
わたしは十分ロマンティックで、楽しめました♪
ある意味、ポターは"神に選ばれし女"だったのかも知れないと
ちょっと複雑でしたね、最後。。。(uu*
この作品は、うれしい事におひとりさまが多くて、
とってもいい雰囲気で観賞してきました^^
ポターの恋愛に関しては、どうしてもドラマティックな展開を期待する向きもあるようですが
わたしは十分ロマンティックで、楽しめました♪
ある意味、ポターは"神に選ばれし女"だったのかも知れないと
ちょっと複雑でしたね、最後。。。(uu*
>kiraさん
うん、私もロマンチックで素敵な映画だったと思います。
描き方そのものは淡々としてるけど、彼女は十分劇的な恋をし、運命的な創作をしているんですよね。
優しい物語のタッチの内側に秘められた情熱が感じられて、とても好きな作品です。
うん、私もロマンチックで素敵な映画だったと思います。
描き方そのものは淡々としてるけど、彼女は十分劇的な恋をし、運命的な創作をしているんですよね。
優しい物語のタッチの内側に秘められた情熱が感じられて、とても好きな作品です。
とてもよい映画でしたね~。ピーターラビットの絵本も好きなので2倍楽しみました。この映画とお酒って・・・やっぱり紅茶ベースかしら???と思っていましたが、梅酒を入れるとは斬新なカクテルですね。自家製梅酒でつくってみます。
>Nollyさん
私も子供の頃から好きだった本の作者なので、興味深く観ましたが、とても説得力のある作品になっていたと思います。
ああ、この人からならあの本は生まれそうだなあと、映画と本が素直に繋がりました。
私も子供の頃から好きだった本の作者なので、興味深く観ましたが、とても説得力のある作品になっていたと思います。
ああ、この人からならあの本は生まれそうだなあと、映画と本が素直に繋がりました。
ノラネコさん、こんにちは☆
ミスポターの映画の前編に流れる、ゆったりとした空気を味わいに、撮影で使われた郊外のマナーハウスを見学してきました。
ものすごくゴージャスで、当時の富裕層の資金力に圧倒させられましたが、今尚残る、お屋敷周辺の広大な土地は、大自然をしっかりと残していて、どこかでピーターラビットに出会いそうなそんなところでした。
ミスポターの映画の前編に流れる、ゆったりとした空気を味わいに、撮影で使われた郊外のマナーハウスを見学してきました。
ものすごくゴージャスで、当時の富裕層の資金力に圧倒させられましたが、今尚残る、お屋敷周辺の広大な土地は、大自然をしっかりと残していて、どこかでピーターラビットに出会いそうなそんなところでした。
>ノルウェーまだ~むさん
ロケ地めぐりですか、良いですね。
ヨーロッパの貴族の邸宅は本当に広大ですよね。
ロンドンは昔一度行きましたけど、湖水地方は一度訪れてみたい憧れの地です。
きっとその土地の空気そのものが作品のインスピレーションを生んだんでしょうね。
ロケ地めぐりですか、良いですね。
ヨーロッパの貴族の邸宅は本当に広大ですよね。
ロンドンは昔一度行きましたけど、湖水地方は一度訪れてみたい憧れの地です。
きっとその土地の空気そのものが作品のインスピレーションを生んだんでしょうね。
2010/06/25(金) 20:57:11 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
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こらピーター,魔法を使っちゃダメ!
2007/09/23(日) 11:26:43 | Akira's VOICE
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2007/09/23(日) 12:40:10 | けちけちオヤジのお気楽ダイアリーズ
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2007/09/23(日) 13:12:03 | Sweet* Days**
【ミス・ポター 】 9月 日(土) 公開 監督 : クリス・ヌーナン 出演
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8/10、霞が関のイイノホールでの開催。GTFのシネマショー、連続集中試写会の一つでした。映画関係者、マスコミ以外では日本最初の公開だと、角川の宣伝の方が言っておられました。*ビートリックス・ポッター、(映画では、ビアトリクス・ポター、綴りはBeatrix Potte
2007/09/23(日) 13:53:23 | ITニュース、ほか何でもあり。by KGR
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2007/09/23(日) 14:49:26 | そーれりぽーと
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2007/09/23(日) 15:05:29 | eclipse的な独り言
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2007/09/23(日) 18:02:17 | ★YUKAの気ままな有閑日記★
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2007/09/24(月) 00:30:40 | カノンな日々
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原題:Miss Potterその物語の初版登場は今から100と5年も前のこと、第1作の「ピーターラビットのおはなし」だけでも4500万部を超えいまも世界中に親しまれているという・・ ビアトリクス・ポター(レニー・ゼルウィガー)は少女時代、両親に連れられロンドンから避
2007/09/24(月) 01:13:34 | 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~
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2007/09/24(月) 01:13:57 | エミの気紛れ日記
ヴィクトリア朝の封建的な空気が残る1902年のロンドン。上流階級の家庭に育ったビアトリクス(レニー・ゼルウィガー)は、子供の頃からの夢であった絵本を出版しようとしていていた。主人公は、青い上着を着た愛らしいうさぎ、ピーター。新人編集者、ノーマン(ユアン・マク
2007/09/24(月) 01:32:48 | Yuhiの読書日記+α
イギリス上流貴族の娘、ビアトリクス・ポターは、32歳になっても結婚せずに絵本ばかり書いていた。そんな中で生まれたキャラクター「ピーターラビット」を出版しようとするビアトリクスだったが、なかなか出版社が見つからない。やっと見つけた出版社からやってきたのは.
2007/09/24(月) 06:37:31 | 5125年映画の旅
全世界111ヶ国で出版され、一億部を売り上げた大ヒットシリーズ、ピーター・ラビットの生みの親、ベアトリクス・ポターの物語。
2007/09/24(月) 12:28:50 | レザボアCATs
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2007/09/24(月) 15:15:16 | ケントのたそがれ劇場
正直、ピーターラビットってよく知らないんですけどね、私(((*・・*)観た感想は・・・そうですねぇ、手堅く仕上げてあるっていう印象ですかね。上映時間も93分と、ダレない、程よい時間に収めてありまして。女性客で割といっぱいでしたよ~。多分、ピーターラビット好きな
2007/09/24(月) 16:44:28 | UkiUkiれいんぼーデイ
ピーターラビットは意外と少なめ。『ミス・ポター』9月15日公開。封建制の残る20世紀初頭のイギリス。ビアトリクス・ポターは、結婚もせず自らが描いた童話を出版社に持ち込み、ついにその出版が決定。担当編集であったノーマンと作り上げた『ピーターラビットのおはなし』
2007/09/24(月) 19:21:52 | APRIL FOOLS
昔々ロンドンにいた頃、日本からやってきた友達に人気だったのがマリークワントの口紅とピーターラビット柄のウエッジウッドの食器だったりした。そんなピーターラビットの作者ヘレン・ビアトリクス・ポターがまだまだ封建色の強かった20世紀初頭という時代に抗して生きたユ
2007/09/24(月) 19:51:47 | 俺の明日はどっちだ
'07.09.15 『ミス・ポター』@TOHOシネマズ市川コルトン水色ジャケットの世界一有名なうさぎピーター・ラビット。その作者ビアトリクス・ポターの人生を描いた映画。ピーター・ラビットとイギリス湖水地方が大好きなので見る。「ロンドンの上流家庭に生まれたビア...
2007/09/24(月) 21:11:30 | ・*・ etoile ・*・
☆公式サイト☆ピーターラビットの生みの親、ビアトリクス・ポターの波乱に満ちた半生を描いた感動のヒューマン・ドラマ。1902年、ヴィクトリア王朝時代。封建的で身分の高い女性が仕事を持つことなど考えられなかった時代に、上流階級の女性ポター(レニー・ゼルウィガ
2007/09/25(火) 05:55:38 | きららのきらきら生活
映画館にて「ミス・ポター」ピーターラビットの生みの親、ビアトリクス・ポターの半生を描いた作品。おはなし:1902年、ヴィクトリア王朝時代。上流階級の女性ポター(レニー・ゼルウィガー)は“ピーターラビットとその仲間たち”の物語を次々と出版する。やがて編集者のノ
2007/09/25(火) 14:25:50 | ミチの雑記帳
とても癒される素敵な作品でした。特に女性にオススメです。ピーターラビットが大好きな人はもちろん、あまり興味なくても十分心安らげる。青いジャケットを着たピーターラビット、その家族や仲間達~私も絵本こそ持ってはいないが、子供の頃からいろんなグッズな....
2007/09/25(火) 22:30:25 | future world
その恋が私を変え、私の絵が世界を変えた。大好きだから叶えたい──良家の子女ビアトリクスの夢。恋と波乱に満ちた半生を描く感動作。時は1902年、ロンドン。新しい世紀が訪れたが、イギリスにはまだヴィクトリア朝の封建的な空気が漂っている。上流階級の女性が仕事を...
2007/09/26(水) 15:29:20 | パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ
”Miss Potter”監督=クリス・ヌーナン。脚本=リチャード・モルトビーJR.。音楽=ナイジェル・ウェストレイク+レイチェル・ポートマン。撮影=アンドリュー・ダン。『ピーターラビット』の原作者ビアトリクス・ポターの半生紀。☆☆☆☆
2007/09/26(水) 16:00:49 | ようこそ劇場へ! Welcome to the Theatre!
ミス・ポター・・・・・評価額1600円英国の児童文学者で画家、というよりは世界一有名なウサギ、ピーター・ラビットの生みの親として知られるビアトリクス・ポターの半生を描いた「ミス・ポター」は、彼女の紡いだ物語の様に、
2007/09/27(木) 01:30:58 | 気になる新聞
公開、公開予定でお勧めな映画はありますか?公開、公開予定でお勧めな映画はありますか?(続きを読む)まだ先の話ですが、今年10月公開予定の映画(大作)ってわかりますか?まだ先の話ですが、今年10月公開予定の映画(大作)ってわかりますか?出来ればメジャーなものか
2007/09/27(木) 11:15:13 | GFGRTEFDGD
ピーター・ラビットの原作者、ビアトリクス・ポターのお話です。舞台は1902年のロンドン。ビアトリクス・ポターは自分が書き溜めた絵を絵本にして出版しようと、ウォーン兄弟が経営する出版社を訪れます。ウォーン兄弟は出版を承諾しますが、その理由は、今まで母親の面倒
2007/09/27(木) 12:27:08 | シナリオ3人娘プラス1のシナリオ・センター大阪校日記
【MISS POTTER】監督・製作 クリス・ヌーナン 脚本 リチャード・マルトビー・Jr 製作総指揮 レネー・ゼルウィガー 製作年度 2006年 日本公開 2007年9月15日 上映時間 1時間33分製作国 ア
2007/09/28(金) 17:57:47 | +++ Candy Cinema +++
映画 「ミス・ポター」(クリス・ヌーナン:監督) を観てきました♪ ※チケットくれたMちゃん、ありがとう! ビアトリクス・ポターの名前は知らなくても、 彼女が作りだしたピーターラビットという キャラクターなら、たいていの方がご存知でしょう。 食器など、
2007/09/29(土) 20:43:20 | miyukichin’mu*me*mo*
ミス・ポター・・・・・評価額1600円英国の児童文学者で画家、というよりは世界一有名なウサギ、ピーター・ラビットの生みの親として知られるビアトリクス・ポターの半生を描いた「ミス・ポター」は、彼女の紡いだ物語の様に、
2007/10/01(月) 21:55:22 | 魅力的な情報をドンドン配信していきます。
今週の週末レイトショウは・・・「スキヤキウェスタン・ジャンゴ」とか、先行上映の「アーサーとミニモイ・・・」など、見たいものが目白押しだったけど・・・何故か苦手系女優レニー・ゼルウィガー主演の本作を鑑賞。
2007/10/02(火) 03:47:41 | ひらりん的映画ブログ
その恋が私を変え、私の絵が世界を変えた。 9月17日、MOVX京都にて鑑賞しました。「ピーターラビット」を生んだビアトリクス・ポターの物語。お話も素敵ですが、イギリスの湖水地方の景色もたまらなく美しく、心が和む映画です。 STORY時は1902年、ロンド
2007/10/04(木) 23:09:24 | 銅版画制作の日々
TVでCMが流れ始めた頃、同行者が観に行きたいと言っていた映画ミス・ポター。シネプレックスわかばで『幸せのレシピ』と同じファースト・デイ割引で¥1,000観賞してきました[:ウィンク:][:チョキ:]私の『ミス・ポター』の評価は★★★★☆(4.5)暖かい気持ちになれる気持ちの
2007/10/10(水) 14:58:23 | HAPPYに 行こう♪ -映画・音楽-
爽やかな気持ちになった映画でした。 主人公は、「ピーター・ラビット」の原作者・ビ
2007/10/23(火) 01:10:25 | オレンジの太陽
20世紀初頭。ヴィクトリア調の古い封建制度を色濃く残すここロンドンでも、新しい時代への潮流は起こり始めていた。裕福な法廷弁護人のルパート・ポターを父に持つビアトリクスは、上流階級の女性は結婚して家庭に引きこもるのが当前とされた時代に、アーティストとして自立
2007/11/03(土) 21:22:53 | 豆酢館
今回紹介する映画は、キャラクター「ピーターラビット」の原作者ビアトリクス・ポターの恋と波乱に満ちた半生を実話に基づいて描いた作品「ミス・ポター」です。
ミス・ポターのストーリー1902年、ヴィクトリア朝の封建的な空気が漂う英国。アーティストとして生きる...
2008/01/07(月) 00:31:37 | ジフルは映画音楽札幌グルメ紹介
監督:クリス・ヌーナン
出演:レニー・ゼルウィガー、ユアン・マクレガー、エミリー・ワトソン、ロイド・オーウェン、バーバラ・フリン、ビル・パターソン
評価:75点
公式サイト
むかしむかしそのむかし、私が中学生だった頃、好きな女の子がピーターラビット...
2008/02/19(火) 00:33:18 | デコ親父はいつも減量中
『ミス・ポター』ヴィクトリア朝の封建的な空気が残る、1902年のロンドン。上流階級の家庭に育ったベアトリクス(レニー・ゼルウィガー)は、子供の頃からの夢である、絵本を出版しようとしていた。主人公は、青い上着を着た愛らしいうさぎ、ピーター。しかし出版社に持ち...
2008/04/05(土) 19:55:59 | *モナミ*
ピーターラビットの生みの親、ビアトリクス・ポターの波乱に満ちた半生を描いた感動のヒューマン・ドラマ。運命の出会いを果たした編集者と二人三脚で世界的名作を生み出すポターの逸話を2人の恋愛を絡めて描く。監督は『ベイブ』のクリス・ヌーナン。ポターに『ブリジッ?...
2008/04/20(日) 14:30:17 | サーカスな日々
あらすじ1902年、ヴィクトリア王朝時代。封建的で身分の高い女性が仕事を持つことなど考えられなかった時代に、上流階級の女性ポター(レニー・ゼルウィガー)は“ピーターラビットとその仲間たち”の物語を次々と出版する。やがて編集者のノーマン(ユアン・マクレガ...
2008/10/23(木) 23:10:08 | 虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映画 ブログ
その恋が私を変え、私の絵が世界を変えた。
2009/09/30(水) 16:42:34 | Addict allcinema おすすめ映画レビュー
いや~、正直言って、お土産付試写会でなかったら応募していなかった地味そうな映画。
ところがどっこい!
なんだか~いいんだな~~この映画。
本当に癒される映画・・・・・・自然と微笑んで観ている自分がそこにいた。
このレビューは、2007年に試写会で観た時のも...
2010/06/24(木) 02:00:32 | ノルウェー暮らし・イン・London
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