2007年10月07日 (日) | 編集 |
「食」をテーマにした映画は、ある意味ずるい。
生命の根源である美味しそうなご飯を見ていると、何だかそれだけで満ち足りた気分になってしまって、仮に映画に欠点が沢山あったとしても、そのかなりの部分を覆い隠してくれる。
そのぐらい、人間にとって食べるということは幸福な事なのだ。
「幸せのレシピ」というそのものズバリの邦題が付いた本作も、そんな美味しい幸せを感じさせてくれる佳作である。
レストラン激戦区のニューヨークでシェフを勤めるケイト(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)は、完璧主義の仕事人間。
熱心さゆえに、時にはレストランのオーナーや顧客とも衝突する事も辞さないが、自分が積み重ねてきた仕事に対しては、人一倍自信と愛着を持っている。
ところがある日、たった一人の姉が事故で他界し、その一人娘ゾーイ(アビゲイル・ブレスリン)がケイトに託される事になる。
予期せぬ事態から突然母親の役をこなさなければならなくなったケイトだったが、当然子育ては料理の様にはいかず、ゾーイとの距離はなかなか埋まらない。
そんな中、職場復帰したケイトの前に、イタリアかぶれの新人スーシェフ、ニック(アーロン・エッカート)が現れる。
人当たりが良く、料理の実力も確かなニックに、シェフのポジションを奪われるのではないかとナーバスになるケイトだったが、ニックの存在は彼女とゾーイとの関係にも重要な変化をもたらすのだった・・・
ドイツ映画「マーサの幸せレシピ」のリメイクだが、残念ながらオリジナルは未見。
主人公のケイトは、まるでアメリカ版働きマン。
切れ者で仕事への情熱もあり、料理の実力とセンスはピカイチ。
しかし、心はどこか満ち足りず、心理カウンセラーに通っていたりする。
そう、この映画で料理されるのは、極上の食材だけではない。
一番のメインディッシュは、本人も自覚しないうちに壁を作って閉ざされているケイトの心そのものだ。
この映画の冒頭のケイトは、いわば料理されていないピザ生地の様なもの。
ポテンシャルはあるが、まだそれだけでは美味しくない。
極上のディッシュを作るために登場するさらなる食材は、たった一人の肉親となったゾーイと、仕事を楽しみ人生を楽しんでいるラテンなニック。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズは、少々きつい作りの顔のせいか今までとっつきにくい美人という印象だったが、本作ではコワモテの内側に隠れた弱さや優しさを繊細に表現していてなかなかの好演。
オスカーを受賞した「シカゴ」の様なインパクトは無いが、本人のイメージを上手く生かしたナイスキャスティングだ。
アーロン・エッカートのイタリア人かぶれのニックは、多分オリジナルのドイツ映画では本物のイタリア人だったんだろうなと想像するが、なるほどドイツ的な固さを持つケイトに対しては豪放磊落なニックのイメージは、生地を包み込むとろけるチーズでという感じだろうか。
演じるエッカートも、前作の「ブラック・ダリア」とはまるで別人に見える見事な化けっぷり、というかインタビューなどを見ているとこちらの方が素の彼に近いのだろう。
ヨーロッパにおけるドイツとイタリアは、アメリカに置き換えればお堅いニューヨーカーと陽気なカリフォルニアン。
その意味でいかにもカリフォルニアンなエッカートははまり役だった。
もちろんこの映画の三角関係の最後の一編を受け持つゾーイを演じたアビゲイル・ブレスリンも、見事な芸達者ぶり。
生地がケイトでチーズがニックだとすれば、ゾーイは両者を一つに溶け合わせるジューシーなトマトか香り高いハーブだろうか。
物語の方は、どうやらオリジナルにかなり忠実らしいのだが、徹底的にケイト目線で描いた事は正解だったと思う。
彼女の心理状態というのは、現在を生きる多くの人に共通しているだろうし、抱えている葛藤は必ずしも女性ならではの物という訳でもない。
働きシェフのケイトに共感する男性も少なくないだろう。
ただし、ケイトをフィーチャーしたが故に、物語のディテールは多少弱い。
登場人物の行動は唐突さが目立つし、ニックのケイトへのリスペクトが恋愛に変化してゆく過程、そしてケイトがそれを受け入れる過程も、十分な説得力があるとは言いかねる。
後半はケイトの心が二転三転して物語の流れがギクシャクし、少し中ダレも感じさせてしまう。
それでも、「幸せのレシピ」を観た観客は、タイトルどおり幸せな気分になるだろう。
名作「シャイン」を物にしたスコット・ヒックス監督は、ケイトの人生に現れたニックとゾーイという二人の人物を巧みに料理し、最後にはまずまずの満腹感を与えてくれる。
それに多少料理の手順に戸惑ったとしても、画面に映し出される数々の美味しそうな料理の描写が絶妙な後味のスパイスとなって、観ている間に感じた小さな不満を覆い隠してくれる。
色々な意味で幸せな映画である。
今回は、映画のデザートという感じで、イタリアはピエモンテ州の「フォンタナ・フレッダ モスカート・ダスティ」をチョイス。
マスカット種の爽やかな香りと仄かな酸味が楽しめる甘口の微発泡スプマンテ。
アルコール度数も5~6度とそれほど高くなく、強くない人でもジュース感覚で楽しく飲める。
コストパフォーマンスが高いのも魅力で、「あのビストロ」で日曜日のブランチあたりに出すのに似合いそう。
クルクル回る三角のウィンドサインは可愛かった。
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生命の根源である美味しそうなご飯を見ていると、何だかそれだけで満ち足りた気分になってしまって、仮に映画に欠点が沢山あったとしても、そのかなりの部分を覆い隠してくれる。
そのぐらい、人間にとって食べるということは幸福な事なのだ。
「幸せのレシピ」というそのものズバリの邦題が付いた本作も、そんな美味しい幸せを感じさせてくれる佳作である。
レストラン激戦区のニューヨークでシェフを勤めるケイト(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)は、完璧主義の仕事人間。
熱心さゆえに、時にはレストランのオーナーや顧客とも衝突する事も辞さないが、自分が積み重ねてきた仕事に対しては、人一倍自信と愛着を持っている。
ところがある日、たった一人の姉が事故で他界し、その一人娘ゾーイ(アビゲイル・ブレスリン)がケイトに託される事になる。
予期せぬ事態から突然母親の役をこなさなければならなくなったケイトだったが、当然子育ては料理の様にはいかず、ゾーイとの距離はなかなか埋まらない。
そんな中、職場復帰したケイトの前に、イタリアかぶれの新人スーシェフ、ニック(アーロン・エッカート)が現れる。
人当たりが良く、料理の実力も確かなニックに、シェフのポジションを奪われるのではないかとナーバスになるケイトだったが、ニックの存在は彼女とゾーイとの関係にも重要な変化をもたらすのだった・・・
ドイツ映画「マーサの幸せレシピ」のリメイクだが、残念ながらオリジナルは未見。
主人公のケイトは、まるでアメリカ版働きマン。
切れ者で仕事への情熱もあり、料理の実力とセンスはピカイチ。
しかし、心はどこか満ち足りず、心理カウンセラーに通っていたりする。
そう、この映画で料理されるのは、極上の食材だけではない。
一番のメインディッシュは、本人も自覚しないうちに壁を作って閉ざされているケイトの心そのものだ。
この映画の冒頭のケイトは、いわば料理されていないピザ生地の様なもの。
ポテンシャルはあるが、まだそれだけでは美味しくない。
極上のディッシュを作るために登場するさらなる食材は、たった一人の肉親となったゾーイと、仕事を楽しみ人生を楽しんでいるラテンなニック。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズは、少々きつい作りの顔のせいか今までとっつきにくい美人という印象だったが、本作ではコワモテの内側に隠れた弱さや優しさを繊細に表現していてなかなかの好演。
オスカーを受賞した「シカゴ」の様なインパクトは無いが、本人のイメージを上手く生かしたナイスキャスティングだ。
アーロン・エッカートのイタリア人かぶれのニックは、多分オリジナルのドイツ映画では本物のイタリア人だったんだろうなと想像するが、なるほどドイツ的な固さを持つケイトに対しては豪放磊落なニックのイメージは、生地を包み込むとろけるチーズでという感じだろうか。
演じるエッカートも、前作の「ブラック・ダリア」とはまるで別人に見える見事な化けっぷり、というかインタビューなどを見ているとこちらの方が素の彼に近いのだろう。
ヨーロッパにおけるドイツとイタリアは、アメリカに置き換えればお堅いニューヨーカーと陽気なカリフォルニアン。
その意味でいかにもカリフォルニアンなエッカートははまり役だった。
もちろんこの映画の三角関係の最後の一編を受け持つゾーイを演じたアビゲイル・ブレスリンも、見事な芸達者ぶり。
生地がケイトでチーズがニックだとすれば、ゾーイは両者を一つに溶け合わせるジューシーなトマトか香り高いハーブだろうか。
物語の方は、どうやらオリジナルにかなり忠実らしいのだが、徹底的にケイト目線で描いた事は正解だったと思う。
彼女の心理状態というのは、現在を生きる多くの人に共通しているだろうし、抱えている葛藤は必ずしも女性ならではの物という訳でもない。
働きシェフのケイトに共感する男性も少なくないだろう。
ただし、ケイトをフィーチャーしたが故に、物語のディテールは多少弱い。
登場人物の行動は唐突さが目立つし、ニックのケイトへのリスペクトが恋愛に変化してゆく過程、そしてケイトがそれを受け入れる過程も、十分な説得力があるとは言いかねる。
後半はケイトの心が二転三転して物語の流れがギクシャクし、少し中ダレも感じさせてしまう。
それでも、「幸せのレシピ」を観た観客は、タイトルどおり幸せな気分になるだろう。
名作「シャイン」を物にしたスコット・ヒックス監督は、ケイトの人生に現れたニックとゾーイという二人の人物を巧みに料理し、最後にはまずまずの満腹感を与えてくれる。
それに多少料理の手順に戸惑ったとしても、画面に映し出される数々の美味しそうな料理の描写が絶妙な後味のスパイスとなって、観ている間に感じた小さな不満を覆い隠してくれる。
色々な意味で幸せな映画である。
今回は、映画のデザートという感じで、イタリアはピエモンテ州の「フォンタナ・フレッダ モスカート・ダスティ」をチョイス。
マスカット種の爽やかな香りと仄かな酸味が楽しめる甘口の微発泡スプマンテ。
アルコール度数も5~6度とそれほど高くなく、強くない人でもジュース感覚で楽しく飲める。
コストパフォーマンスが高いのも魅力で、「あのビストロ」で日曜日のブランチあたりに出すのに似合いそう。
クルクル回る三角のウィンドサインは可愛かった。

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この記事へのコメント
こんばんは。
あの△サインはよかったですね。
映画のテーマを内包しつつ、
ビジュアルとしても印象的。
物語のラストを見事に締めくくってくれました。
あの△サインはよかったですね。
映画のテーマを内包しつつ、
ビジュアルとしても印象的。
物語のラストを見事に締めくくってくれました。
>えいさん
あれはオリジナルにもあるんですかね?
物語の〆としてなかなかのナイスアイディアだと思ったんですけど。
突っ込みどころはあれど、全体に上手くまとめてあって、良い気分で映画館を後に出来ました。
あれはオリジナルにもあるんですかね?
物語の〆としてなかなかのナイスアイディアだと思ったんですけど。
突っ込みどころはあれど、全体に上手くまとめてあって、良い気分で映画館を後に出来ました。
こんばんは!
TB&コメントありがとうございました。
鑑賞後に温かな気持ちにさせてくれる映画でした。
お話はベタ系だったと思いますが、ケイト、アーロン、ゾーイの3人のキャラの雰囲気がとても良く、バッチリ感情移入出来ました~
アビゲイルちゃんの演技は上手かったですね~
病院のベッドに横たわる彼女を見た瞬間から、母親目線になったようで、グワシをハートを掴まれました。
最後はアッサリした感じでしたが、ゾーイの好きな赤い色のお店を見て何だか安心しました♪
TB&コメントありがとうございました。
鑑賞後に温かな気持ちにさせてくれる映画でした。
お話はベタ系だったと思いますが、ケイト、アーロン、ゾーイの3人のキャラの雰囲気がとても良く、バッチリ感情移入出来ました~
アビゲイルちゃんの演技は上手かったですね~
病院のベッドに横たわる彼女を見た瞬間から、母親目線になったようで、グワシをハートを掴まれました。
最後はアッサリした感じでしたが、ゾーイの好きな赤い色のお店を見て何だか安心しました♪
ノラネコさん、こんばんは~♪
そうかぁ、、、忘れてましたけど『シャイン』の監督だったんですよね。
『シャイン』良かったなぁ。
この作品も、リメイクではあるけど
なかなかいい感じでした。
ほんと、アーロンエッカート見事に演じ分けますよね~いつもイメージが違う感じがして良かったです
そうかぁ、、、忘れてましたけど『シャイン』の監督だったんですよね。
『シャイン』良かったなぁ。
この作品も、リメイクではあるけど
なかなかいい感じでした。
ほんと、アーロンエッカート見事に演じ分けますよね~いつもイメージが違う感じがして良かったです

こんばんは♪
この作品、ホントキャストが良かったですねー♪みんなしっくりはまっていました☆
そしてノラネコさんのピザへのたとえもステキ!まさにそんな感じー☆見終わった後、こころがほっこり暖かくなるような作品でしたね☆
この作品、ホントキャストが良かったですねー♪みんなしっくりはまっていました☆
そしてノラネコさんのピザへのたとえもステキ!まさにそんな感じー☆見終わった後、こころがほっこり暖かくなるような作品でしたね☆
TB&コメントありがとうございました。
アーロンのキャスティング・・・ナイスでした。
イタリアかぶれのアメリカ人という設定がすごくピッタリ(笑)。
ちょっとキザな陽気な伊達男・・・ケイトと2人きりのとき、
キスをじらすあたりなんかは「イタリアかぶれだよお♪」と
ニンマリしちゃいました(笑)。
素直にホンワカとなれるステキな1作だったと思います。
アーロンのキャスティング・・・ナイスでした。
イタリアかぶれのアメリカ人という設定がすごくピッタリ(笑)。
ちょっとキザな陽気な伊達男・・・ケイトと2人きりのとき、
キスをじらすあたりなんかは「イタリアかぶれだよお♪」と
ニンマリしちゃいました(笑)。
素直にホンワカとなれるステキな1作だったと思います。
>由香さん
お話は確かにベタですね。
まあこれはこれでまったりと楽しめてよかったです。
キャラが立ってて素直に感情移入できました。
>migさん
そう、「シャイン」までは届かなかったと思いますが、なかなか器用な作家ですよね。
役者を立てるのも上手いし、エッカートは今までで一番魅力的だったような。
ああいう陽気なキャラはあってる気がします。
>きららさん
劇中で作ってたピザは美味しそうでしたね。
色んな食材がチーズでトロトロに溶け合うピザは、やっぱり家族で食べるのには一番楽しいと思うんです。
ニックはイタリアかぶれだし(笑
>睦月さん
後からちょっと調べたら、ニックの役はオリジナルではやっぱりイタリア人だったんですね。
こんな陽気なキャラクターのエッカートは初めて見ましたが、いかにも南カリフォルニアンという感じの彼には、こういう役があってるみたいに思えました。
肩の力を抜いて楽しめる小品でした。
お話は確かにベタですね。
まあこれはこれでまったりと楽しめてよかったです。
キャラが立ってて素直に感情移入できました。
>migさん
そう、「シャイン」までは届かなかったと思いますが、なかなか器用な作家ですよね。
役者を立てるのも上手いし、エッカートは今までで一番魅力的だったような。
ああいう陽気なキャラはあってる気がします。
>きららさん
劇中で作ってたピザは美味しそうでしたね。
色んな食材がチーズでトロトロに溶け合うピザは、やっぱり家族で食べるのには一番楽しいと思うんです。
ニックはイタリアかぶれだし(笑
>睦月さん
後からちょっと調べたら、ニックの役はオリジナルではやっぱりイタリア人だったんですね。
こんな陽気なキャラクターのエッカートは初めて見ましたが、いかにも南カリフォルニアンという感じの彼には、こういう役があってるみたいに思えました。
肩の力を抜いて楽しめる小品でした。
ノラネコさんこんばんは!
「ずるい」というのは確かにいえてますね。でも、観た後であんまり食べたい!って気持ちにはならなかったですー。
私もキャラの心の変遷の描き方が不足かなと言う気がしました。なんでスキなのかわからないうちにあっという間に恋人同士・・・って感じで。オリジナルはどうなのか、気になります。
「ずるい」というのは確かにいえてますね。でも、観た後であんまり食べたい!って気持ちにはならなかったですー。
私もキャラの心の変遷の描き方が不足かなと言う気がしました。なんでスキなのかわからないうちにあっという間に恋人同士・・・って感じで。オリジナルはどうなのか、気になります。
ノラネコさん、こんばんは。
展開は予想される範囲でしたが、その分安心して観れてハッピーになれる映画でしたね。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズが次第にやわらかい表情になっていくのが良かったです。
展開は予想される範囲でしたが、その分安心して観れてハッピーになれる映画でしたね。
キャサリン・ゼタ=ジョーンズが次第にやわらかい表情になっていくのが良かったです。
いつも楽しく拝見させてもらっています
これ・・映画評がいい割には評価額が低いのはなぜですか??
自分だけ休みのときに見にいってみようかな・・
これ・・映画評がいい割には評価額が低いのはなぜですか??
自分だけ休みのときに見にいってみようかな・・
>カオリさん
リメイクにはありがちですが、やはりオリジナルの方が評価は高い様ですね。
キャラクターの心の変遷をどう表現しているのか、気になります。
近くのビデオ屋に無いので、買うかどうか迷い中です。
>はらやんさん
キャサリン・ゼタ=ジョーンズって、どちらかというと力技の人という印象があったので、この作品の細やかな演技は意外でした。
いい感じで力が抜けて、この人こんな芝居もできるんだと思いました。
> ぐうママさん
そうですねえ、とりたててダメなところが目立つ訳でもないけど、観終った満足感が特別高い訳でもないのです。
一言で言えば「まあまあ」という印象なので、この評価額になりました。
傑作ではないけど、いい映画ですよ。
リメイクにはありがちですが、やはりオリジナルの方が評価は高い様ですね。
キャラクターの心の変遷をどう表現しているのか、気になります。
近くのビデオ屋に無いので、買うかどうか迷い中です。
>はらやんさん
キャサリン・ゼタ=ジョーンズって、どちらかというと力技の人という印象があったので、この作品の細やかな演技は意外でした。
いい感じで力が抜けて、この人こんな芝居もできるんだと思いました。
> ぐうママさん
そうですねえ、とりたててダメなところが目立つ訳でもないけど、観終った満足感が特別高い訳でもないのです。
一言で言えば「まあまあ」という印象なので、この評価額になりました。
傑作ではないけど、いい映画ですよ。
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2007/10/08(月) 09:02:41 | 最新キーワードの情報収集・動画ブログ 第二倉庫 ドラマ・映画・TVとラジオ番組
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2007/10/08(月) 20:49:27 | きららのきらきら生活
9月14日、丸ビルホールにて「幸せのレシピ」の試写会を観て来ました。「幸せのレシピ」はドイツ映画「マーサの幸せレシピ」のリメイク版です。もともと「マーサの幸せレシピ」も大好きな映画なので、とても期待していました。最初は原作に忠実で、字幕まで一緒か?と思う
2007/10/08(月) 22:21:40 | まぁず、なにやってんだか
スマスマに出演してまでこの映画の宣伝をしていたキャサリン・ゼタ=ジョーンズ。某エリカ嬢とは大違いなサービス精神たっぷりの会話に、好感度300%UP。『幸せのレシピ』をウキウキしながら観てきました。★★★美味そうな料理も、ラブストーリーも、程ほどな感じ。某エリカ
2007/10/08(月) 23:37:14 | そーれりぽーと
【映画的カリスマ指数】★★★☆☆ 出会いのスパイス、恋の旨みで変わる人生
2007/10/09(火) 00:44:05 | カリスマ映画論
【NO RESERVATIONS】監督 スコット・ヒックス 脚本 カロル・フックス 製作年度 2007年 日本公開 2007年9月29日 上映時間 1時間44分 製作国 アメリカ 配給 ワーナー・ブラザ
2007/10/09(火) 01:49:48 | +++ Candy Cinema +++
9月14日、丸ビルホールにて「幸せのレシピ」の試写会を観て来ました。「幸せのレシピ」はドイツ映画「マーサの幸せレシピ」のリメイク版です。もともと「マーサの幸せレシピ」も大好きな映画なので、とても期待していました。最初は原作に忠実で、字幕まで一緒か?と思う
2007/10/10(水) 22:35:21 | まぁず、なにやってんだか
『一生懸命もいいけど、 ちょっとのさじ加減で 違う何かが見つかるかも。』 コチラの「幸せのレシピ」は、2001年のドイツ映画「マーサの幸せレシピ」(未見で~す!今度チェックしてみるつもりです♪)をスコット・ヒックス監督がハリウッド・リメイクしたハートフ....
2007/10/10(水) 22:50:54 | ☆彡映画鑑賞日記☆彡
「No Reservations」2007 USA/オーストラリア主演の女シェフ ケイトに「ターミナル/ 2004」のキャサリーン・ゼダ・ジョーンズ。ケイトの厨房に副シェフとして現れる ニックに「カンバセーションズ/2005」 のアーロン・エッカート。 ケイトの姪ゾーイに「リトル・ミ
2007/10/11(木) 00:32:28 | ヨーロッパ映画を観よう!
不自由になることの幸せ。レストランの料理長・ケイト(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)は完璧主義で仕事の鬼。ところが姪のゾーイ(アビゲイル・ブレスリン)を引き取ることになり、扱いに困ってしまう。さらにレストランには新しいシェフ・ニック(アーロン・エッカート)
2007/10/11(木) 01:03:24 | no movie no life
一生懸命もいいけれど、ちょっとのサジ加減で、違う何かが見つかるかも・・・・ニューヨークの人気レストランで料理長を務めるケイトは完全主義者。仕事に対する情熱は人一倍で、もちろん、そのための努力も惜しまない。毎日朝は4時に起きてその日一番の食材を買い付けに行
2007/10/11(木) 16:30:19 | パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ
☆「幸せのレシピ」監督:スコット・ヒックス 出演:キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、アーロン・エッカート、アビゲイル・ブレスリン、パトリシア・クラークソン、ボブ・バラバン、ブライアン・F・オバーン マンハッタンの人気レストランで料理長を務めるケイトは、仕事に
2007/10/11(木) 18:17:40 | りんたろうの☆きときと日記☆
□作品オフィシャルサイト 「幸せのレシピ」□監督 スコット・ヒックス□脚本 キャロル・フュクス□キャスト キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、アビゲイル・ブレスリン、アーロン・エッカート■鑑賞日 10月 8日(月)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★★☆(5
2007/10/12(金) 17:49:27 | 京の昼寝~♪
最近忙しくて劇場に足が運べてません・・・。 やっと時間をみつけて「幸せのレシピ」
2007/10/14(日) 16:38:33 | はらやんの映画徒然草
キャサリン姐さん、いつ観ても素敵です♪ 「リトル・ミス・サンシャイン」のアビゲイル・ブレスリンちゃん、演技うまかったなぁ~。思わず幸せになれちゃう一本! &...
2007/10/15(月) 22:39:26 | Aのムビりまっ!!!(映画って最高☆)
「幸せのレシピ」を観てきました~♪NYのレストランでシェフをしているケイト(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)は、料理一筋の生活を送っていた。ある日、姪っ子のポーラ(アビゲイル・ブレスリン)と暮らすことになる。腕によりを掛けた料理でポーラをもてなすが、ポーラ
2007/10/16(火) 20:03:46 | 観たよ~ん~
≪ストーリー≫ニューヨークの人気レストランで料理長を務めるケイトは完全主義者。仕事に対する情熱は人一倍。厨房では料理人たちを取り仕切り、目が回るような忙しさの中、正確に、完璧に、すべての料理を仕上げていく。積み重ねてきたキャリア、努力して手に入れた自信と
2007/10/19(金) 22:16:01 | ナマケモノの穴
2007年68本目の劇場鑑賞です。公開当日レイトショーで観ました。「シャイン」「アトランティスのこころ」のスコット・ヒックス監督作品。評判を呼んだ2001年のドイツ映画「マーサの幸せレシピ」をリメイクしたハートフル・ラブコメディ。料理の腕は一流だが、人付き合いが..
2007/10/19(金) 23:15:19 | しょうちゃんの映画ブログ
映画「幸せのレシピ」に関するトラックバックを募集しています。
2007/10/19(金) 23:44:22 | 映画専用トラックバックセンター
今年はレストランものが多いなぁ・・・とは思いつつ、リメイクものの本作を鑑賞。こないだ「マーサの幸せレシピ」も見たことだし・・・。
2007/10/20(土) 03:50:54 | ひらりん的映画ブログ
9月29日(土)◆578日目◆この日は映画→「SRナイト」→「ひとこと塾」~打ち上げ→「SRナイト」打ち上げ、という流れ。中でも「SRナイト」の打ち上げは新鮮だった。一部のいつものメンツをのぞくとほとんどが20とか21という世代。映画の話はともかく、音楽とエヴァの話はつ
2007/10/20(土) 23:52:59 |
ドイツ映画マーサの幸せレシピのハリウッドリメイク版はほんわか泣けるラブストーリーでした。あらすじは・・・ニューヨークでも1、2の人気を誇るマンハッタンの高級レストラン“22ブリーカー”。そんな店の評判を支えているのが、超一流の腕前と妥協の
2007/10/25(木) 21:47:23 | bibouroku
「幸せのレシピ」で素晴らしい演技を魅せてくれたキャサリン・ゼタ・ジョーンズ。彼女がオスカーを手にした作品は? 1)トラフィック 2)シカゴ 3)ターミナル 4)オーシャンズ12 正解は次号にて。。 by織田 拳 RANKING ←応援お願いしま~す!
2007/10/27(土) 17:45:33 | 「映画でお勉強!映画検定式1問1答映画クイズ」
スフレの次は? 11月になりましたようやく肌寒く感じるような季節になりましたね。 10月に鑑賞した映画の記事はまだまだ続きます。「幸せのレシピ」、MOVX京都にて10月12日鑑賞。 2大スターの共演キャサリン・ゼタ=ジョーンズとアーロン・エッカートがラ
2007/11/04(日) 00:14:40 | 銅版画制作の日々
ぎりぎり、なんとか間に合いました… [:たらーっ:]はっきり言って、こんな「うす味」な映画…[:映画:]ニューヨークでも指折りの人気レストランで料理長をつとめるケイトは、妥協を知らない完全主義者。仕事に対する情熱は人一倍で、もちろん、そのための努力も惜しまない。
2007/11/05(月) 16:44:53 | じゅずじの旦那
ドイツ映画マーサの幸せレシピ のハリウッドリメイク版はほんわか泣けるラブストーリーでした。あらすじは・・・ニューヨークでも1、2の人気を誇るマンハッタンの高級レストラン“22ブリーカー”。そんな店の評判を支えているのが、超一流の腕前と妥協の
2007/12/02(日) 22:48:44 | bibouroku
勝ち気で完ぺき主義の人気レストランの料理長の彼女の前に ふたりの人物が現れた。
2008/04/12(土) 15:00:34 | 三毛猫《sannkeneko》の飼い主の日常
幸せのレシピ 特別版(2008/02/08)キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、アビゲイル・ブレスリン 他商品詳細を見る
監督:スコット・ヒックス CAST:...
2008/04/18(金) 09:53:03 | Sweet*Days**
原題:No Reservations
五感をくすぐる魅惑の料理にクラシックそして恋の芽生え、あの"リトル・ミス・サンシャイン"の彼女の涙には心が痛むけど、~自分のレシピが最高の幸せ~
ケイト(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)は仕事一筋の独身女性で高級レストランの
2008/10/26(日) 13:37:31 | 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~
あらすじマンハッタンの高級レストランで料理長を務める完璧主義者のケイト(キャサリン・ゼタ・ジョーンズ)はある日、姉を交通事故で失い、残されためいのゾーイ(アビゲイル・ブレスリン)を引き取ることに。一方、仕事場には、ケイトとは正反対の性格の陽気な副料理長...
2008/11/08(土) 10:40:57 | 虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映画 ブログ
一生懸命もいいけど、 ちょっとのさじ加減で 違う何かが見つかるかも。
2009/09/26(土) 07:31:40 | Addict allcinema おすすめ映画レビュー
「幸せのレシピ」(原題:NoReservations)は、2007年公開のアメリカのロマンティック・コメディです。2001年公開のドイツ映画「マーサの幸せレシピ」のハリウッド版リメイク作品で、料理の...
2015/05/28(木) 00:21:51 | 楽天売れ筋お買い物ランキング
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