■ お知らせ
※基本的にネタバレありです。ご注意ください。
※当ブログはリンクフリーです。内容の無断転載はお断りいたします。
※ブログ環境の相性によっては、TB・コメントのお返事が出来ない事があります。ご了承ください
※エロ・グロ・出会い系のTB及びコメントは、削除の上直ちにブログ管理会社に通報させていただきます。 また記事と無関係なTBもお断りいたします。 また、関係があってもアフェリエイト、アダルトへの誘導など不適切と判断したTBは削除いたします。
■TITLE INDEX
※タイトルインディックスを作りました。こちらからご利用ください。
■ ツイッターアカウント※基本的にネタバレありです。ご注意ください。
※当ブログはリンクフリーです。内容の無断転載はお断りいたします。
※ブログ環境の相性によっては、TB・コメントのお返事が出来ない事があります。ご了承ください
※エロ・グロ・出会い系のTB及びコメントは、削除の上直ちにブログ管理会社に通報させていただきます。 また記事と無関係なTBもお断りいたします。 また、関係があってもアフェリエイト、アダルトへの誘導など不適切と判断したTBは削除いたします。
■TITLE INDEX
※タイトルインディックスを作りました。こちらからご利用ください。
※noraneko285でつぶやいてます。ブログで書いてない映画の話なども。
※noraneko285ツイッターでつぶやいた全作品をアーカイブしています。
2007年11月03日 (土) | 編集 |
女タクシー・ドライバー。
ジョディ・フォスターが、アイルランドの鬼才ニール・ジョーダンと組んだ「ブレイブ ワン」は、1976年にフォスターが12歳の娼婦を演じてオスカーにノミネートされた、「タクシー・ドライバー」を思わせる。
あの作品でロバート・デ・ニーロが演じたトラビスは、急激に治安が悪化した70年代のニューヨークで、犯罪者処刑人として喝采を浴びた狂気のヒーローだったが、30年後に作られた「ブレイブ ワン」でフォスターが演じるのは、9.11テロ後の徹底的な治安対策で「世界で最も安全」になったはずのニューヨークで、恐怖と復讐を内包しながら暗躍する新種の処刑人だ。
NYでラジオのパーソナリティーをしているエリカ(ジョディ・フォスター)は、恋人のデビット(ナヴィーン・アンドリュース)との仲も順調で、幸せな日々を送っていた。
ところがある夜、散歩中に暴漢に襲われ、デビットは撲殺され、エリカも瀕死の重傷を負う。
数週間後に意識を取り戻したエリカだったが、デビットを失った喪失感と、事件への恐怖感から外出すらままならない精神状態になってしまう。
恐怖を封じ込めるために、不法に銃を手にしたエリカだったが、ある時偶然入ったマーケットで、銃撃事件に巻き込まれてしまい、犯人を射殺してしまう。
事件現場に駆けつけたマーサー刑事(テレンス・ハワード)は、犯人を殺して金に手をつけずに立ち去った第三の「男」に興味を覚えるのだが・・・
ニール・ジョーダンは、過去にも社会的アウトサイダーを好んで描いてきた映画作家だが、今回もエリカを通して現在のNY、そしてアメリカのメンタリティ表現しようとしている。
9.11テロの後、当時のルドルフ・ジュリアーニNY市長は、NYを「世界で最も安全な大都市」にすると公約した。
大幅な警察官の増員などを柱とした治安対策によって、実際にNYの犯罪発生率は減少しているのだが、この作品ははたして本当に安全になったのか、実は人々は恐怖から逃れられていないのではないか、と問いかける。
主人公エリカは、幸福の絶頂で暴力によって全てを奪われ、その恐怖の記憶から逃れるための抑止力として銃を手にするのだが、ある犯罪に巻き込まれた事をきっかけに、今度は法で裁けぬ犯罪者を抹殺する処刑人と化してゆく。
このあたりはおそらく意図的に「タクシー・ドライバー」を意識させる演出が成されており、エリカが性的倒錯者の車から売春婦を救出する下りなどは、30年前の作品でフォスター自らが演じた売春婦アイリスのエピソードを思い起こさせる。
ただ、「タクシー・ドライバー」のトラビスが、自分の存在を世間に認めさせるために私刑に走ったのに対して、エリカの行動のベースにあるのは「恐怖」だ。
恐怖に対抗するために、銃という力で武装し、対象を抹殺しようとしているその姿は、正しく9.11以降のアメリカの姿に重なる。
似たモチーフを選びながら、しっかりと時代性を作品に反映させているあたりは、秀逸と言っていい。
非合法の処刑人となったエリカと、表層的にはあくまでも法と理性の守護者であるマーサー刑事の関係を軸にした作品の構造は、現在アメリカの縮図としてもなかなか興味深い。
しかしながら、脚本にはご都合主義が目に付く。
エリカは暴漢に襲われた後も、「偶然」にも僅かの期間に何件もの犯罪に巻き込まれる。
幾らNYでもこれは出来すぎの設定だし、作為性を強く感じさせてしまう。
描きたいテーマは明確なのだが、そのために物語の流れがやや紋切り型になってしまっていて、複雑なエリカの心情を描く邪魔になってしまっている部分もある。
第一の事件はこの心理状態、第二の事件はこれ、第三の事件の時はこれ、と非常に段階的なので、心理状態は判っても、なぜそうなっていったのかという説得力には疑問がある。
話の流れにキャラクターの心理が引きずられている印象だ。
まあそれでも、彼女が徐々に処刑人としてのメンタリティに支配されてゆくプロセスは、しっかりとしたテーマ性がバックボーンにあるだけに、十分興味を惹きつける。
ところが、恋人を殺した犯人が検挙され、エリカに復讐のチャンスが巡ってくると、「タクシー・ドライバー」は突然チャールズ・ブロンソン主演の家族を殺された男のB級復讐譚「狼よさらば」になってしまうのだ。
もちろん、「狼よさらば」は傑作だし、それがいけない訳ではないのだが、それまでの物語のカラーからいきなり脱線してしまったような違和感があった。
復讐者エリカと処刑人エリカが今ひとつ噛合わない。
極めつけはラスト5分の展開で、マーサー刑事の唐突な行動などは、犯人じゃなくても「オイオイ、あんたそういうキャラじゃなかったやん!」と突っ込みたくなってしまった。
あれでは、作品のテーマとしてオチていない。
これは本当にニール・ジョーダンの意図したラストなのだろうか。
どうも「ハリウッドの法則」を感じてしまったのだが・・・またハリウッド流に反発してアイルランドに帰ってしまうのじゃないだろうか。
「ブレイブ ワン」は恋人を暴漢に殺された一人の女性が、処刑人へと変貌してゆく様を描いた異色の社会派サスペンスだが、彼女の行動が内包する複雑なテーマを、十分に描ききっているとは言いかねる。
ジョディ・フォスターは熱演しているし、物語も興味深いものだが、肝心のクライマックスでB級ハリウッド映画に変身してしまうので、最後の最後でうっちゃりをかまされた気分だ。
総合的に観ればまずまずの作品だが、特にニール・ジョーダン作品として期待すると、今ひとつ満足度は低い。
今回は寝苦しい夜の悪夢のような映画なので、鑑賞後は爽やかに。
ニューヨーク発生のカクテル、「ロングアイランドアイスティー」をチョイス。
ジン15ml、ウォッカ15ml、ホワイトラム15ml、オレンジ・キュラソー 15ml、レモンジュース 30ml、シュガーシロップ1tsp、スパークリングミネラルウォーター適量を、クラッシュドアイスを入れたグラスに注いでステアする。
最後にスライスオレンジ飾って完成。
季節的には夏向きのカクテルだけど、濃い映画の鑑賞後の口直しにもちょうど良いだろう。
記事が気に入ったらクリックしてね

こちらもクリック!

も一回お願い!

ジョディ・フォスターが、アイルランドの鬼才ニール・ジョーダンと組んだ「ブレイブ ワン」は、1976年にフォスターが12歳の娼婦を演じてオスカーにノミネートされた、「タクシー・ドライバー」を思わせる。
あの作品でロバート・デ・ニーロが演じたトラビスは、急激に治安が悪化した70年代のニューヨークで、犯罪者処刑人として喝采を浴びた狂気のヒーローだったが、30年後に作られた「ブレイブ ワン」でフォスターが演じるのは、9.11テロ後の徹底的な治安対策で「世界で最も安全」になったはずのニューヨークで、恐怖と復讐を内包しながら暗躍する新種の処刑人だ。
NYでラジオのパーソナリティーをしているエリカ(ジョディ・フォスター)は、恋人のデビット(ナヴィーン・アンドリュース)との仲も順調で、幸せな日々を送っていた。
ところがある夜、散歩中に暴漢に襲われ、デビットは撲殺され、エリカも瀕死の重傷を負う。
数週間後に意識を取り戻したエリカだったが、デビットを失った喪失感と、事件への恐怖感から外出すらままならない精神状態になってしまう。
恐怖を封じ込めるために、不法に銃を手にしたエリカだったが、ある時偶然入ったマーケットで、銃撃事件に巻き込まれてしまい、犯人を射殺してしまう。
事件現場に駆けつけたマーサー刑事(テレンス・ハワード)は、犯人を殺して金に手をつけずに立ち去った第三の「男」に興味を覚えるのだが・・・
ニール・ジョーダンは、過去にも社会的アウトサイダーを好んで描いてきた映画作家だが、今回もエリカを通して現在のNY、そしてアメリカのメンタリティ表現しようとしている。
9.11テロの後、当時のルドルフ・ジュリアーニNY市長は、NYを「世界で最も安全な大都市」にすると公約した。
大幅な警察官の増員などを柱とした治安対策によって、実際にNYの犯罪発生率は減少しているのだが、この作品ははたして本当に安全になったのか、実は人々は恐怖から逃れられていないのではないか、と問いかける。
主人公エリカは、幸福の絶頂で暴力によって全てを奪われ、その恐怖の記憶から逃れるための抑止力として銃を手にするのだが、ある犯罪に巻き込まれた事をきっかけに、今度は法で裁けぬ犯罪者を抹殺する処刑人と化してゆく。
このあたりはおそらく意図的に「タクシー・ドライバー」を意識させる演出が成されており、エリカが性的倒錯者の車から売春婦を救出する下りなどは、30年前の作品でフォスター自らが演じた売春婦アイリスのエピソードを思い起こさせる。
ただ、「タクシー・ドライバー」のトラビスが、自分の存在を世間に認めさせるために私刑に走ったのに対して、エリカの行動のベースにあるのは「恐怖」だ。
恐怖に対抗するために、銃という力で武装し、対象を抹殺しようとしているその姿は、正しく9.11以降のアメリカの姿に重なる。
似たモチーフを選びながら、しっかりと時代性を作品に反映させているあたりは、秀逸と言っていい。
非合法の処刑人となったエリカと、表層的にはあくまでも法と理性の守護者であるマーサー刑事の関係を軸にした作品の構造は、現在アメリカの縮図としてもなかなか興味深い。
しかしながら、脚本にはご都合主義が目に付く。
エリカは暴漢に襲われた後も、「偶然」にも僅かの期間に何件もの犯罪に巻き込まれる。
幾らNYでもこれは出来すぎの設定だし、作為性を強く感じさせてしまう。
描きたいテーマは明確なのだが、そのために物語の流れがやや紋切り型になってしまっていて、複雑なエリカの心情を描く邪魔になってしまっている部分もある。
第一の事件はこの心理状態、第二の事件はこれ、第三の事件の時はこれ、と非常に段階的なので、心理状態は判っても、なぜそうなっていったのかという説得力には疑問がある。
話の流れにキャラクターの心理が引きずられている印象だ。
まあそれでも、彼女が徐々に処刑人としてのメンタリティに支配されてゆくプロセスは、しっかりとしたテーマ性がバックボーンにあるだけに、十分興味を惹きつける。
ところが、恋人を殺した犯人が検挙され、エリカに復讐のチャンスが巡ってくると、「タクシー・ドライバー」は突然チャールズ・ブロンソン主演の家族を殺された男のB級復讐譚「狼よさらば」になってしまうのだ。
もちろん、「狼よさらば」は傑作だし、それがいけない訳ではないのだが、それまでの物語のカラーからいきなり脱線してしまったような違和感があった。
復讐者エリカと処刑人エリカが今ひとつ噛合わない。
極めつけはラスト5分の展開で、マーサー刑事の唐突な行動などは、犯人じゃなくても「オイオイ、あんたそういうキャラじゃなかったやん!」と突っ込みたくなってしまった。
あれでは、作品のテーマとしてオチていない。
これは本当にニール・ジョーダンの意図したラストなのだろうか。
どうも「ハリウッドの法則」を感じてしまったのだが・・・またハリウッド流に反発してアイルランドに帰ってしまうのじゃないだろうか。
「ブレイブ ワン」は恋人を暴漢に殺された一人の女性が、処刑人へと変貌してゆく様を描いた異色の社会派サスペンスだが、彼女の行動が内包する複雑なテーマを、十分に描ききっているとは言いかねる。
ジョディ・フォスターは熱演しているし、物語も興味深いものだが、肝心のクライマックスでB級ハリウッド映画に変身してしまうので、最後の最後でうっちゃりをかまされた気分だ。
総合的に観ればまずまずの作品だが、特にニール・ジョーダン作品として期待すると、今ひとつ満足度は低い。
今回は寝苦しい夜の悪夢のような映画なので、鑑賞後は爽やかに。
ニューヨーク発生のカクテル、「ロングアイランドアイスティー」をチョイス。
ジン15ml、ウォッカ15ml、ホワイトラム15ml、オレンジ・キュラソー 15ml、レモンジュース 30ml、シュガーシロップ1tsp、スパークリングミネラルウォーター適量を、クラッシュドアイスを入れたグラスに注いでステアする。
最後にスライスオレンジ飾って完成。
季節的には夏向きのカクテルだけど、濃い映画の鑑賞後の口直しにもちょうど良いだろう。

記事が気に入ったらクリックしてね

こちらもクリック!

も一回お願い!

スポンサーサイト
この記事へのコメント
≫「オイオイ、あんたそういうキャラじゃないかったやん!」と突っ込みたくなってしまった。
ウハハハ!!そうそう!!そうなんですよ!!
あのラストは、許す許さないの前に完全にご都合主義ですよ。それまで結構シビアな路線できてたのに、あのラストでただのハリウッド映画に成り下がってしまった・・・がっかりでした。
これってホントにジョーダンの作品?って思うところが散見されたのが残念だったなあ・・・。本来の彼ならもっと徹底した作り方をしそうなもんなのに・・・。やっぱりハリウッドパワーに気圧されたかな(苦)?
ウハハハ!!そうそう!!そうなんですよ!!
あのラストは、許す許さないの前に完全にご都合主義ですよ。それまで結構シビアな路線できてたのに、あのラストでただのハリウッド映画に成り下がってしまった・・・がっかりでした。
これってホントにジョーダンの作品?って思うところが散見されたのが残念だったなあ・・・。本来の彼ならもっと徹底した作り方をしそうなもんなのに・・・。やっぱりハリウッドパワーに気圧されたかな(苦)?
2007/11/04(日) 22:16:49 | URL | 睦月 #-[ 編集]
>睦月さん
いくらなんでもアレはあまりにも唐突で、犯人と一緒にびっくりしてズッコケました。
さっきまでと言ってる事違うし(笑
彼女の選択は、まあ許せなくも無いけど、マーシーの選択は全く説得力無しでした・・・
ニール・ジョーダンがどういう意図でああしたのか聞きたいです。
いくらなんでもアレはあまりにも唐突で、犯人と一緒にびっくりしてズッコケました。
さっきまでと言ってる事違うし(笑
彼女の選択は、まあ許せなくも無いけど、マーシーの選択は全く説得力無しでした・・・
ニール・ジョーダンがどういう意図でああしたのか聞きたいです。
TB&コメントありがとうございました。
マーサー刑事の行動のせいで映画自体が台無しになってしまった印象です。最後にあんな展開になるとは誰も予想しないでしょうが、どう考えてもあれはやっちゃいけいないだろう、なんて思ってしまいました。そこまでの展開が面白かっただけに残念です。
マーサー刑事の行動のせいで映画自体が台無しになってしまった印象です。最後にあんな展開になるとは誰も予想しないでしょうが、どう考えてもあれはやっちゃいけいないだろう、なんて思ってしまいました。そこまでの展開が面白かっただけに残念です。
>えめきんさん
もしかしたら狙ってやってるのかなとも思いましたが、やはりあれは観客がついて来られないですよね。
この話のオチをどうつけるのだろうとドキドキしながら見ていましたが、よりにもよって一番陳腐な選択をしてくれたという感じです。
これを観てやはり「タクシードライバー」は偉大な作品だと思いました。
もしかしたら狙ってやってるのかなとも思いましたが、やはりあれは観客がついて来られないですよね。
この話のオチをどうつけるのだろうとドキドキしながら見ていましたが、よりにもよって一番陳腐な選択をしてくれたという感じです。
これを観てやはり「タクシードライバー」は偉大な作品だと思いました。
考えさせられる作品でした。
ラストは私は心情的には好きですが,「あれでばれずにすむのかな~?」と思いました。確かに,メデタシ、メデタシにしちゃいたかった,というご都合主義は感じましたね。
ニール・ジョーダンならもっと不条理な終わり方をする方が似合いますかね?ハリウッド流のどんでん返しをねらったのかもしれませんね。
ラストは私は心情的には好きですが,「あれでばれずにすむのかな~?」と思いました。確かに,メデタシ、メデタシにしちゃいたかった,というご都合主義は感じましたね。
ニール・ジョーダンならもっと不条理な終わり方をする方が似合いますかね?ハリウッド流のどんでん返しをねらったのかもしれませんね。
2007/11/08(木) 01:19:59 | URL | なな #-[ 編集]
>ななさん
う~ん、個人的にはこのラストが一番理不尽だと思いました。
現実的にも、物語の流れ的にもあり得ない。
私は、エリカは最後に死ぬんだろうなと思ってたんです。
この物語の提示するスパイラルに終わりは無いし、結局彼女の死をもって終わらせるしか、物語的なオチは無いなと思ったんですけどね。
う~ん、個人的にはこのラストが一番理不尽だと思いました。
現実的にも、物語の流れ的にもあり得ない。
私は、エリカは最後に死ぬんだろうなと思ってたんです。
この物語の提示するスパイラルに終わりは無いし、結局彼女の死をもって終わらせるしか、物語的なオチは無いなと思ったんですけどね。
同時期に「インベージョン」とこれが公開されるなんて、ジョエル・シルバーは完全にいらんことしぃのレッテルが貼られましたね~。
ヨーロッパの才能に手をつけんと、ビル爆破映画に戻っとけて!
ヨーロッパの才能に手をつけんと、ビル爆破映画に戻っとけて!
>aq99さん
まあしかしこの作品の場合、ジョディ・フォスターもプロデュースチームに名を連ねているので、彼女の意向を無視したラストではないのでしょう。
力関係も微妙なんでしょうけど、これはジョーダンの目指したものとは思いたくないですな。
まあしかしこの作品の場合、ジョディ・フォスターもプロデュースチームに名を連ねているので、彼女の意向を無視したラストではないのでしょう。
力関係も微妙なんでしょうけど、これはジョーダンの目指したものとは思いたくないですな。
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
ジョディー・フォスター主演の復讐劇「ブレイブ ワン」(原題:THE BRAVE
2007/11/04(日) 03:22:22 | Wilderlandwandar
ゴースト + デスノート近年のジョディ・フォスターの出演作では最高!
2007/11/04(日) 08:19:58 | ぁの、アレ!床屋のぐるぐる回ってるヤツ!
現在、『アヒルと鴨のコインロッカー(原作)』を読んでいるところ。(映画は鑑賞済)映画はあまり前知識を入れずに観ることが多いのだけど、この『ブレイブ ワン』もそうで、観ながら「あぁ、これもそういうこと
2007/11/04(日) 09:38:13 | たいむのひとりごと
『許せますか、 彼女の”選択”』 コチラの「ブレイブ ワン」は、10/27公開となったR-15指定のクライム・サスペンスなのですが、遅ればせながら観て来ちゃいましたぁ~♪ 監督は、「インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア」、「ことの終わり」のニール・ジョーダン....
2007/11/04(日) 21:04:18 | ☆彡映画鑑賞日記☆彡
ジョディを好きで、『パニック・ルーム』『フライトプラン』は劇場鑑賞したがイマイチだった。今度はどうかなぁ~【story】ニューヨークでラジオ番組のパーソナリティを務めるエリカ(ジョディ・フォスター)は、婚約者であるデイビッド(ナヴィーン・アンドリュース)との
2007/11/05(月) 08:51:35 | ★YUKAの気ままな有閑日記★
ラジオのパーソナリティを勤めるエリカは、婚約者との結婚を控え幸せの絶頂にあった。しかしある夜、婚約者とのデートの最中にチンピラに暴行を受け、婚約者は殺されてしまう。幸せを奪われふさぎ込むエリカ。彼女は身の危険への恐れと心に開いた穴を埋めるために、銃を手.
2007/11/06(火) 06:45:12 | 5125年映画の旅
「ブレイブ・ワン」★★★ジョディ・フォスター 、 テレンス・ハワード主演ニール・ジョーダン監督、アメリカ 、オーストラリア、122分公園で暴漢に襲われひどいケガを負い、フィアンセは殺されてしまった。精神的にもダメージを受けて外を一人で歩...
2007/11/06(火) 07:44:48 | soramove
「誰でも人を殺すことは出来る。けれども、心の空洞は埋められない。」監督:ニール・ジョーダン製作:ジョエル・シルバー出演:ジョディ・フォスター、テレンス・ハワード、ナビーン・アンドリュース、ニッキー・カット、メアリー・スティーン・バージェンある日、恋人を..
2007/11/06(火) 11:20:42 | 再出発日記
「ブレイブワン」の試写会に行って来ました。もう当たらないかと思っていたら、公開日前日の試写会に当選しました。
2007/11/06(火) 12:20:35 | アートの片隅で
【映画的カリスマ指数】★★★☆☆ 絶望と恐怖と拳銃が生み出す・・・エリカ様
2007/11/07(水) 21:01:33 | カリスマ映画論
今日珍しく平日にも関わらず仕事が休みだったので、劇場で観てきた。一口に言うと、これはリベンジもののジャンルに入る物語なのだけど、リベンジものにありがちな痛快さはかけらもなく、とにかく痛々しさが心に残った。劇場を出てみれば、いつのまにか外は冷たい雨が降り
2007/11/08(木) 01:07:03 | 虎猫の気まぐれシネマ日記
9・11以降の映画とは思えん、「目には目を」「倍返し」みたいな典型的なアメリカの復讐物語でしたわ。しかも、これ監督したのがニール・ジョーダン。いつものようにもう一ひねりあってもええのに、今回せんかったのは製作のジョエル・シルバーの意向を感じ取ったんか?ポ
2007/11/10(土) 17:56:38 | 『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記
≪ストーリー≫ニューヨークでラジオのパーソナリティを務めるエリカ・ベインは、婚約者のデイビッドと公園を散歩中、暴漢に襲われた。病院で意識を取り戻した彼女はデイビッドが死んだことを告げられ、悲しみに打ちひしがれる。自らの心にも傷を負い、満足に外出することも
2007/11/12(月) 21:53:10 | ナマケモノの穴
2007年/アメリカ・オーストラリア 監督/ニール・ジョーダン<TOHOシネマズ二条にて鑑賞>(ラストシーンについてふれていますのでご注意下さい)愛する人がむごたらしい暴力によって奪われた時、残された者はどうすればいい。悲しいけど、法に任せるしかない。それが、常
2007/11/12(月) 23:04:59 | シネ・ガラリーナ
よく「一線を越える」という表現を耳にする。今までとは違う自分、生活、人生を送らざるを得なくなる、その時を迎えるときに。映画「ブレイブ ワン」NY,ラジオパーソナルティーとして、活躍するエリカ・ベイン(ジョディ・フォスター)は、婚約者デイビッドとも結婚まじかと
2007/11/16(金) 03:03:07 | Osaka-cinema-cafe
JUGEMテーマ:映画11月13日(火)◆623日目◆終業後、有楽町の「サロンパスルーブル丸の内」へ。『ブレイブ・ワン』の6時45分の回を見る。客が少ない。前の日の『アフター・ウェディング』とそんなにかわらないかも。都会的な映画だ。若干、やり過ぎかもしれないが、そこを
2007/11/16(金) 18:34:11 |
映画を公開初日に観たのはコレが初めてである。 本作は、そのプロットが筆者の大
2007/11/17(土) 01:58:38 | 自閉世界
映画・ハ行 ブレイブ ワン (2007)今回の映画は、「ブレイブ ワン」です。本作「ブレイブ ワン」は、恋人を殺され、銃を手にするようになった女性が、復讐と良心との間で決断する姿を描いたサスペンス・アクションです。監督は「クライング・ゲーム」「プルートで朝...
2007/11/21(水) 19:30:19 | 公開映画情報
ストーリーだけを追うと、安易な復讐ものになってしまうところを、じっくりと見せて感動すら与える作品にしているのは、ジョディ・フォスターの存在感と、ニール・ジョーダンの演出だったと思います。 ジョディが扮するのはラジオのパーソナリティー。ニューヨークと....
2007/12/05(水) 16:27:57 | 明け方シネマ
今年観た外国映画の中では屈指の作品です。 ハリウッド映画としてはかなりの異色作ですが、このような殺人を肯定する作品がどこまで受入れられるかはちょっと不安です。 ラストにはかなり賛否が分れるのでは
2007/12/07(金) 06:34:36 | シネクリシェ
あらすじニューヨークでラジオ番組のパーソナリティを務めるエリカ(ジョディ・フォスター)と恋人のデイビッド(ナヴィーン・アンドリュース)は、愛犬を連れて散歩中3人組の暴漢に襲われ、エリカは意識不明の重体となりデイビッドは命を落としてしまう・・・。感想2本...
2008/01/24(木) 22:56:13 | 虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映画 ブログ
監督:ニール・ジョーダン
出演:ジョディ・フォスター、テレンス・ハワード、ナヴィーン・アンドリュース、ニッキー・カット、ジェーン・アダムス
評価:80点
公式サイト
ジョディ・フォスターの演技が凄い。
恋人を失い心に負った傷の深さや、人を殺めてしま...
2008/03/20(木) 11:20:32 | デコ親父はいつも減量中
THE BRAVE ONE
2007年:アメリカ、オーストラリア
監督:ニール・ジョーダン
出演:ジョディ・フォスター、テレンス・ハワード、ニッキー・カット、メアリー・スティーンバージェン、ジェーン・アダムス、ナヴィーン・アンドリュース
ニューヨークでラジオ番組のパ?...
2008/08/06(水) 15:25:20 | mama
| ホーム |