■ お知らせ
※基本的にネタバレありです。ご注意ください。
※当ブログはリンクフリーです。内容の無断転載はお断りいたします。
※ブログ環境の相性によっては、TB・コメントのお返事が出来ない事があります。ご了承ください
※エロ・グロ・出会い系のTB及びコメントは、削除の上直ちにブログ管理会社に通報させていただきます。 また記事と無関係なTBもお断りいたします。 また、関係があってもアフェリエイト、アダルトへの誘導など不適切と判断したTBは削除いたします。
■TITLE INDEX
※タイトルインディックスを作りました。こちらからご利用ください。
■ ツイッターアカウント※基本的にネタバレありです。ご注意ください。
※当ブログはリンクフリーです。内容の無断転載はお断りいたします。
※ブログ環境の相性によっては、TB・コメントのお返事が出来ない事があります。ご了承ください
※エロ・グロ・出会い系のTB及びコメントは、削除の上直ちにブログ管理会社に通報させていただきます。 また記事と無関係なTBもお断りいたします。 また、関係があってもアフェリエイト、アダルトへの誘導など不適切と判断したTBは削除いたします。
■TITLE INDEX
※タイトルインディックスを作りました。こちらからご利用ください。
※noraneko285でつぶやいてます。ブログで書いてない映画の話なども。
※noraneko285ツイッターでつぶやいた全作品をアーカイブしています。
2008年06月12日 (木) | 編集 |
キーワードは「同級生」?
「運命じゃない人」の内田けんじ監督の第二作「アフタースクール」は、失踪した一人の男の行方を巡って、様々な人間の思惑が交錯する異色のドラマ。
ごく普通のミステリと思っていると、良い意味で大いに裏切られる。
鮮やかな物語のトリックにドラマ全体を落とし込むスタイルは、他の誰にも似ていない独自の世界だ。
母校の中学校で教師をしている神野(大泉洋)は、同級生で親友の木村(堺雅人)と今も仲がいい。
不在の木村の代わりに身重の妻の美紀(常磐貴子)を病院へ担ぎ込み、出産を見届けるが、肝心の木村はなかなか姿を見せない。
ところが、学校へ戻った神野の前に、自称同級生の探偵・島崎(佐々木蔵之介)が訪ねて来て、木村が浮気相手と失踪したと告げる。
探偵はその日の朝に偶然取られたという、木村と若い女(田畑智子)が一緒の写真を神野に見せる。
この女はヤクザとかかわりがあり、どうやら木村は会社の機密を握ったまま、女と駆け落ちしようとしているらしかった。
探偵は、木村を探すために神野に協力させようとするのだが・・・・
いやあ気持ちよく騙された。
失踪した木村の行方を探す前半は、すっかりミステリの類かと思っていたら、後半こう来るとは!
どこから見てもいい人の主人公に、怪しげな探偵、少々マヌケなヤクザと前作の「運命じゃない人」と構成要素は良く似ている。
時系列をシャッフルし、パズルのように組み合わせてゆくのも一緒だが、この作品では更なる仕掛けが施されている。
それは物語の根底からの視点のシフト。
こればっかりはネタバレすると台無しなので詳しくは書かないが、黒澤明が「羅生門」で世界に衝撃を与えた作劇技法を換骨奪胎し、これほど鮮やかに使いこなした作品は初めて観た。
あえて言えば、ミステリアスなファンタジーを完全に前半後半に分け、後半で前半の種明かしをした「いま、会いにゆきます」の構成に似ていなくも無いが、少なくとも印象としては今現在映画を作っている誰の作品にも似ていない。
木村の握っている秘密とか、大金が絡むヤクザの取引とか、いかにもミステリっぽい要素は、所謂マクガフィンとして観客をミスリードし、観客が作品の本当の狙いに気づいた時には、思わず膝を打ってしまうあたり、恐ろしく緻密に構成された脚本の勝利だ。
映画の出来の8割は脚本で決まる、と言った黒澤明の言葉をこれほど明確に証明して見せた作品も無いだろう。
虚虚実実の駆け引きを演じる三人の「同級生」たちのキャラクターが良い。
人を疑うことを知らないような神野と、対照的に世の中を厭世的に見る探偵、この二人を煙に巻く何を考えているのかよくわからない不思議キャラの木村。
良く知っていると思っている幼馴染で親友で同級生、しかし木村探しが進みにつれて、神野の知らなかった木村の顔がどんどん出てくる。
このあたりの展開は、木村を中心に神野と探偵がヤジロベエの両方の手になって、木村の正体をめぐるミステリとして良く出来ているものの、事件としてはちっちゃいし、取り立てて新鮮味のある話でもない。
しかし実はその全ては、後半に用意される予想もしない展開の序章に過ぎないのだ。
実質的な二部構成となっている本作の場合、画面に映し出された全ての要素に、視点をシフトしたときに別の意味が存在し、全く新しいドラマの筋書きが隠されている。
一つのドラマに隠された、もう一つのドラマが浮かび上がってくる時のカタルシスは、他の映画では味わったことの無い類のものだ。
三人の「同級生」を演じる、大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人は絶妙なトライアングルを構成し、ある意味でステロタイプなキャラクターを現実感を損なわない巧みな演技で表現した。
特にキーとなる木村を演じる堺雅人は、もう直ぐ公開となる「クライマーズ・ハイ」にも通じる怪演。
この三人のドラマを、常磐貴子と田畑智子の女性二人が外側から綺麗に纏める。
物語も、キャラクターも、まるでパズルのピースのように、ピタリと収まってゆく。
内田けんじは二作目にして、自分の世界を完全に確立した様に見える。
「アフタースクール」は、物語のマジックを堪能できる稀有な作品である。
厳密に考えれば、話の辻褄がちょっとおかしな所はあるし、もっと洗練させられる部分もあると思う。
しかしながら、それは映画を観ている間は殆ど気にならないので、ジョン・フォードの「駅馬車」で、「何でインディアンは馬を撃たない?」と突っ込むのと同様の、重箱の隅をつつく様な行為なのかもしれない。
独特の世界観を持つ内田けんじの頭から、次にどんな作品が飛び出してくるのか、またまた大きな楽しみが増えた。
それにしても、ああネタバレでしゃべりたい。
今回は、おもわず「参った」と思わせる構成の妙から、カクテルの「ノックアウト」をチョイス。
ドライジン・ドライベルモット・ペルノアブサンを3:2:1の割合でステアし、ペパーミントホワイトを適量加える。
最後にマラスキーノチェリーを沈めて完成。
ペルノが加わるので独特の香りがあり、ある程度好き嫌いが分かれるだろうが、かなり強い酒なので、いつの間にかノックアウトされてしまうかも知れない。
記事が気に入ったらクリックしてね

こちらもお願い

「運命じゃない人」の内田けんじ監督の第二作「アフタースクール」は、失踪した一人の男の行方を巡って、様々な人間の思惑が交錯する異色のドラマ。
ごく普通のミステリと思っていると、良い意味で大いに裏切られる。
鮮やかな物語のトリックにドラマ全体を落とし込むスタイルは、他の誰にも似ていない独自の世界だ。
母校の中学校で教師をしている神野(大泉洋)は、同級生で親友の木村(堺雅人)と今も仲がいい。
不在の木村の代わりに身重の妻の美紀(常磐貴子)を病院へ担ぎ込み、出産を見届けるが、肝心の木村はなかなか姿を見せない。
ところが、学校へ戻った神野の前に、自称同級生の探偵・島崎(佐々木蔵之介)が訪ねて来て、木村が浮気相手と失踪したと告げる。
探偵はその日の朝に偶然取られたという、木村と若い女(田畑智子)が一緒の写真を神野に見せる。
この女はヤクザとかかわりがあり、どうやら木村は会社の機密を握ったまま、女と駆け落ちしようとしているらしかった。
探偵は、木村を探すために神野に協力させようとするのだが・・・・
いやあ気持ちよく騙された。
失踪した木村の行方を探す前半は、すっかりミステリの類かと思っていたら、後半こう来るとは!
どこから見てもいい人の主人公に、怪しげな探偵、少々マヌケなヤクザと前作の「運命じゃない人」と構成要素は良く似ている。
時系列をシャッフルし、パズルのように組み合わせてゆくのも一緒だが、この作品では更なる仕掛けが施されている。
それは物語の根底からの視点のシフト。
こればっかりはネタバレすると台無しなので詳しくは書かないが、黒澤明が「羅生門」で世界に衝撃を与えた作劇技法を換骨奪胎し、これほど鮮やかに使いこなした作品は初めて観た。
あえて言えば、ミステリアスなファンタジーを完全に前半後半に分け、後半で前半の種明かしをした「いま、会いにゆきます」の構成に似ていなくも無いが、少なくとも印象としては今現在映画を作っている誰の作品にも似ていない。
木村の握っている秘密とか、大金が絡むヤクザの取引とか、いかにもミステリっぽい要素は、所謂マクガフィンとして観客をミスリードし、観客が作品の本当の狙いに気づいた時には、思わず膝を打ってしまうあたり、恐ろしく緻密に構成された脚本の勝利だ。
映画の出来の8割は脚本で決まる、と言った黒澤明の言葉をこれほど明確に証明して見せた作品も無いだろう。
虚虚実実の駆け引きを演じる三人の「同級生」たちのキャラクターが良い。
人を疑うことを知らないような神野と、対照的に世の中を厭世的に見る探偵、この二人を煙に巻く何を考えているのかよくわからない不思議キャラの木村。
良く知っていると思っている幼馴染で親友で同級生、しかし木村探しが進みにつれて、神野の知らなかった木村の顔がどんどん出てくる。
このあたりの展開は、木村を中心に神野と探偵がヤジロベエの両方の手になって、木村の正体をめぐるミステリとして良く出来ているものの、事件としてはちっちゃいし、取り立てて新鮮味のある話でもない。
しかし実はその全ては、後半に用意される予想もしない展開の序章に過ぎないのだ。
実質的な二部構成となっている本作の場合、画面に映し出された全ての要素に、視点をシフトしたときに別の意味が存在し、全く新しいドラマの筋書きが隠されている。
一つのドラマに隠された、もう一つのドラマが浮かび上がってくる時のカタルシスは、他の映画では味わったことの無い類のものだ。
三人の「同級生」を演じる、大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人は絶妙なトライアングルを構成し、ある意味でステロタイプなキャラクターを現実感を損なわない巧みな演技で表現した。
特にキーとなる木村を演じる堺雅人は、もう直ぐ公開となる「クライマーズ・ハイ」にも通じる怪演。
この三人のドラマを、常磐貴子と田畑智子の女性二人が外側から綺麗に纏める。
物語も、キャラクターも、まるでパズルのピースのように、ピタリと収まってゆく。
内田けんじは二作目にして、自分の世界を完全に確立した様に見える。
「アフタースクール」は、物語のマジックを堪能できる稀有な作品である。
厳密に考えれば、話の辻褄がちょっとおかしな所はあるし、もっと洗練させられる部分もあると思う。
しかしながら、それは映画を観ている間は殆ど気にならないので、ジョン・フォードの「駅馬車」で、「何でインディアンは馬を撃たない?」と突っ込むのと同様の、重箱の隅をつつく様な行為なのかもしれない。
独特の世界観を持つ内田けんじの頭から、次にどんな作品が飛び出してくるのか、またまた大きな楽しみが増えた。
それにしても、ああネタバレでしゃべりたい。
今回は、おもわず「参った」と思わせる構成の妙から、カクテルの「ノックアウト」をチョイス。
ドライジン・ドライベルモット・ペルノアブサンを3:2:1の割合でステアし、ペパーミントホワイトを適量加える。
最後にマラスキーノチェリーを沈めて完成。
ペルノが加わるので独特の香りがあり、ある程度好き嫌いが分かれるだろうが、かなり強い酒なので、いつの間にかノックアウトされてしまうかも知れない。

記事が気に入ったらクリックしてね

こちらもお願い

スポンサーサイト
この記事へのコメント
ノラネコさん、こんばんはー。
だまされることが快感でした。
ガイ・リッチーにこのアフタースクールを観てほしいなとつい思ってしまい・・・。
だまされることが快感でした。
ガイ・リッチーにこのアフタースクールを観てほしいなとつい思ってしまい・・・。
この映画はほんとうによくできています。
その魅力を
>画面に映し出された全ての要素に、視点をシフトしたときに別の意味が存在し、全く新しいドラマの筋書きが隠されている。
一つのドラマに隠された、もう一つのドラマが浮かび上がってくる時のカタルシスは、他の映画では味わったことの無い類のものだ。
と、完璧に言い表すことのできる
ノラネコさんにいつもながら感服。
あっ『クライマーズ・ハイ』ご覧になっているんですね。
あの堺雅人は、またスゴかったですよね。
彼の芸域の広さに驚きました。
その魅力を
>画面に映し出された全ての要素に、視点をシフトしたときに別の意味が存在し、全く新しいドラマの筋書きが隠されている。
一つのドラマに隠された、もう一つのドラマが浮かび上がってくる時のカタルシスは、他の映画では味わったことの無い類のものだ。
と、完璧に言い表すことのできる
ノラネコさんにいつもながら感服。
あっ『クライマーズ・ハイ』ご覧になっているんですね。
あの堺雅人は、またスゴかったですよね。
彼の芸域の広さに驚きました。
こんばんは。ノラネコさんのレビュー読んで、とってもよくわかりました。はじめから疑ってかかっていたので楽しみが半減!
網の目のようにめぐらされた人間関係が、次々に解きほぐされる快感・・・・でも、途中からは「あの写真」が常盤貴子だとわかってから、結末は想像できました。
網の目のようにめぐらされた人間関係が、次々に解きほぐされる快感・・・・でも、途中からは「あの写真」が常盤貴子だとわかってから、結末は想像できました。
>かえるさん
ああ、確かに。
本当に頭のいい人はこういう構成が出来るんですよね。
リッチーはやはり基本に立ち返ってもらいたいです。
>えいさん
良く出来てるなあという事を実感させられる作品でした。
「クライマーズ・ハイ」はまだアップしてないですが、別の意味で良く出来た作品でした。
あの作品での堺雅人は怖いくらい。
今年の演技賞を総なめにしそうな予感がします。
>cinema_61さん
私は全然予想できませんでした。
あのドラマの転換点まで完全に騙された感じです。
そこからも一枚一枚テンポよくカードをめくられてゆくのが快感でした。
ああ、確かに。
本当に頭のいい人はこういう構成が出来るんですよね。
リッチーはやはり基本に立ち返ってもらいたいです。
>えいさん
良く出来てるなあという事を実感させられる作品でした。
「クライマーズ・ハイ」はまだアップしてないですが、別の意味で良く出来た作品でした。
あの作品での堺雅人は怖いくらい。
今年の演技賞を総なめにしそうな予感がします。
>cinema_61さん
私は全然予想できませんでした。
あのドラマの転換点まで完全に騙された感じです。
そこからも一枚一枚テンポよくカードをめくられてゆくのが快感でした。
2008/06/15(日) 00:54:31 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
すごく見たくなったんですが、貸し出し中なんです~~(涙)
みな考えることは同じですね~。
主役の3人は今年大活躍ですよね。
なかでも「クライマーズ・ハイ」「ジャージの二人」と出演する堺さん、わたしも大注目してます!
みな考えることは同じですね~。
主役の3人は今年大活躍ですよね。
なかでも「クライマーズ・ハイ」「ジャージの二人」と出演する堺さん、わたしも大注目してます!
≫画面に映し出された全ての要素に、視点をシフトしたときに別の意味が存在し、全く新しいドラマの筋書きが隠されている。
そうなんですよね。そこなんですよ、この脚本の巧さは!!
例えば、この作品をネタバレを知った状態でもう一度見に行ったとしても、次は脚本としてのテクニックをじっくり味わうという意味で楽しめそうな気がします。
実に面白い作品でございましたー!
そうなんですよね。そこなんですよ、この脚本の巧さは!!
例えば、この作品をネタバレを知った状態でもう一度見に行ったとしても、次は脚本としてのテクニックをじっくり味わうという意味で楽しめそうな気がします。
実に面白い作品でございましたー!
2008/06/15(日) 21:34:54 | URL | 睦月 #-[ 編集]
>しゅぺる&こぼるさん
「運命じゃない人」も面白いですよ。
この作品が好評なんで、置いてくれる店が増えるといいですね。
買ってもいいくらいの出来でした。
>睦月さん
じっくり観て、脚本の構造を分析するのも面白いかも。
こういう構造を持つ作品は非常に珍しいので、勉強になりそうです。
まあしかし、いくら分析しても真似は出来そうも無いですね。
パズルの達人だけが組むことの出来る、見事な物語パズルでした。
「運命じゃない人」も面白いですよ。
この作品が好評なんで、置いてくれる店が増えるといいですね。
買ってもいいくらいの出来でした。
>睦月さん
じっくり観て、脚本の構造を分析するのも面白いかも。
こういう構造を持つ作品は非常に珍しいので、勉強になりそうです。
まあしかし、いくら分析しても真似は出来そうも無いですね。
パズルの達人だけが組むことの出来る、見事な物語パズルでした。
2008/06/15(日) 23:46:47 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
ノラネコさん
全然予備知識がなかったので、正直前半のフツーさに大丈夫かな?
っと心配になっていました。
でもある時を境にイキナリ面白くなり・・・。
はぁーよくできているのねーっと感心しました。
多分2回目とかに見たら今度は一人一人の表情が楽しめそうですよね。
あーだからか、なんて思いながら見るのも楽しそうです。
全然予備知識がなかったので、正直前半のフツーさに大丈夫かな?
っと心配になっていました。
でもある時を境にイキナリ面白くなり・・・。
はぁーよくできているのねーっと感心しました。
多分2回目とかに見たら今度は一人一人の表情が楽しめそうですよね。
あーだからか、なんて思いながら見るのも楽しそうです。
>なななさん
そうですね、これは二回は全く別の観方が楽しめそうです。
ドンデン物って普通は一回観れば良いやというのが多いですが、ここまで細かく作ってるとディテールを再確認してるだけでも面白いかも知れませんね。
そうですね、これは二回は全く別の観方が楽しめそうです。
ドンデン物って普通は一回観れば良いやというのが多いですが、ここまで細かく作ってるとディテールを再確認してるだけでも面白いかも知れませんね。
2008/06/18(水) 00:20:11 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
うちの邦画フリークが近年の第一位と評価していたので、今 日の映画の日に見に行こうと思っていたのに・・
おわってました・・がっかり・・
おわってました・・がっかり・・
2008/06/18(水) 11:33:16 | URL | ぐうママ #mQop/nM.[ 編集]
>ぐうママさん
それは勿体ない事をしました。
結構ヒットしてるんで、長くやってる映画館も多いんですけどね。
まあこれはdvdで観ても十分楽しめると思いますよ。
それは勿体ない事をしました。
結構ヒットしてるんで、長くやってる映画館も多いんですけどね。
まあこれはdvdで観ても十分楽しめると思いますよ。
2008/06/19(木) 23:06:58 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
出産を控えた嫁がいながら浮気してるという最も嫌いなシチユエーションの堺の薄ら笑いにおもいっきりミスリードしていただきました。
「クライマーズ・ハイ」はパスしよと思ってたんですけど、、俄然見る気がしてきましたよ~。
「クライマーズ・ハイ」はパスしよと思ってたんですけど、、俄然見る気がしてきましたよ~。
>aq99さん
後から考えると、あの冒頭の幸せな家族の描写も怪しいんですよね。
ここまで上手い具合に観客を気持ちよく騙した映画は久々でした。
「クライマーズ・ハイ」はなかなか面白かったですよ。
後から考えると、あの冒頭の幸せな家族の描写も怪しいんですよね。
ここまで上手い具合に観客を気持ちよく騙した映画は久々でした。
「クライマーズ・ハイ」はなかなか面白かったですよ。
2008/06/22(日) 00:15:38 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
私も気持ち良く騙されてしまいました。。
前半の「木村探し」で、もう「木村はナニモノ?ヤバいんじゃない?」
って、引き込まれていたところ話は一変、
「誰が悪者?誰が仕掛けた?」
最後まで楽しめました。
3人の個性的な主人公のお陰もありましたが。。
前半の「木村探し」で、もう「木村はナニモノ?ヤバいんじゃない?」
って、引き込まれていたところ話は一変、
「誰が悪者?誰が仕掛けた?」
最後まで楽しめました。
3人の個性的な主人公のお陰もありましたが。。
>未来さん
そうなんです。
木村探しがああいう展開になるとは、全く予想できませんでした。
これって上手い推理小説を読んだときのカタルシスと、似た感じがありますよね。
そうなんです。
木村探しがああいう展開になるとは、全く予想できませんでした。
これって上手い推理小説を読んだときのカタルシスと、似た感じがありますよね。
2008/06/25(水) 00:28:15 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
おひさしぶりです!
コチラ、ミステリー好きなだけに大満足でした!
普通叙述トリックって映像にむかないものなのですが、それを見事に映画にしていましたよね!
しかもラストのジンノの台詞が最高です!
最初教師という狭い世界しかしらない甘さをもった男とおもえたジンノが実はどんな人物だったのかというのをあの言葉で見事に表現していたように感じました。
コチラ、ミステリー好きなだけに大満足でした!
普通叙述トリックって映像にむかないものなのですが、それを見事に映画にしていましたよね!
しかもラストのジンノの台詞が最高です!
最初教師という狭い世界しかしらない甘さをもった男とおもえたジンノが実はどんな人物だったのかというのをあの言葉で見事に表現していたように感じました。
>コブタさん
結構寓話としても良く出来ていたと思います。
最後の神野と探偵のやりとりは、結構深い内容だったんじゃないでしょうか。
最近アキバの事件の犯人とか、あまりにも自己中な世界観の人が多いので、あの台詞を聞かせてやりたくなりました。
結構寓話としても良く出来ていたと思います。
最後の神野と探偵のやりとりは、結構深い内容だったんじゃないでしょうか。
最近アキバの事件の犯人とか、あまりにも自己中な世界観の人が多いので、あの台詞を聞かせてやりたくなりました。
2008/07/08(火) 23:37:25 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
目に見えたものも受け止め方次第。『運命じゃない人』の内田けんじの新作がやってきた。前作はユーロスペース(それも今のシアターN渋谷の旧ユーロ)で単館公開だったのに、今回はのっけからシネコンでも封切られることになっていたから、その出世ぶりにビックリ。出演者?...
2008/06/13(金) 02:02:32 | かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
面白いと評判なのに、コチラでの上映がないなぁ~と思っていたら、、、あった【story】母校の中学で働く教師、神野(大泉洋)のもとに、かつての同級生だと名乗る探偵(佐々木蔵之介)が訪ねてくる。探偵は、神野の幼なじみで今は一流企業に勤める木村(堺雅人)の行方を?...
2008/06/13(金) 09:24:46 | ★YUKAの気ままな有閑日記★
----内田けんじって人、
『運命じゃない人』を作った監督だよね。
確かアメリカの大学で映画を学んだんでしょ。
「そう。サンフランシスコ州立大学芸術学部映画科ね。
8ミリから35ミリ。それに脚本技術までも。
そのキャリアを積んだ上で帰国してPFFに応募。
もう、これは...
2008/06/13(金) 10:05:02 | ラムの大通り
『行方不明の友人、同級生を名乗る探偵、大人の放課後<アフタースクール>には何かが起きる!! 笑って、驚いて、巻き込まれて、グッとくる。驚きエンターテインメント! 甘く見てると ダマされちゃいますよ』
コチラの「アフタースクール」は、5/24公開となった一...
2008/06/13(金) 11:13:27 | ☆彡映画鑑賞日記☆彡
原題:――
製作年度:2008年
製作国:日本
上映時間:102分
監督:内田けんじ
原作:――
脚本:内田けんじ
出演:大泉洋/佐々木蔵之介/...
2008/06/13(金) 13:38:19 | スワロが映画を見た
今年初邦画。
最近は仕事に気力体力を吸われて感想を書く気力が不足しているので今回は短めに。
とりあえず、観てよかった~!
主演が大泉洋、佐々木蔵之介、堺真人。
俳優さんがみんな好きだったのと監督の名に惹かれて観にいきました。「運命じゃない人」がいい...
2008/06/14(土) 20:45:47 | 映画めも
タイトルの「アフタースクール」、普通は「放課後」と訳すところでしょうが、この映画
2008/06/15(日) 14:40:49 | はらやんの映画徒然草
甘く見てるとだまされちゃいますよ!
と、言われれば、目を凝らして見ることになるでしょう。
そう、こんな風な家庭の幸せな一こまも・・・・
最初からなんだか違和感のあるセリフまわし。
こりゃなんかあるよね。
でもすっきりと?...
2008/06/15(日) 21:29:34 | 愛情いっぱい!家族ブロ!
予備知識0をオススメします。
2008/06/16(月) 20:33:26 | 映画を観たよ
題名の軽さにほとんど見る気なかった映画でしたが、映画ブロガーの皆様が「面白かった」とか「騙された!」とか言っているので気
2008/06/19(木) 22:07:47 | Wilderlandwandar
天然パーマが雨降りに湿気を含んでモッコモコ。赤ちゃんオネショだオムツが匂うぞホッカホカ。肩までのびてモッコモコ、結婚しようよホッカホカ。モッコモコ、ホッカホカ。ホッカホカ、モッコモコ。
2008/06/19(木) 22:35:02 | MESCALINE DRIVE
□作品オフィシャルサイト 「アフタースクール」□監督・脚本 内田けんじ □キャスト 大泉 洋、佐々木蔵之介、堺 雅人、田畑智子、常盤貴子、北見敏之、山本 圭、伊武雅刀■鑑賞日 5月31日(土)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★★★(5★満点、☆は0.5...
2008/06/20(金) 08:14:38 | 京の昼寝~♪
今までいろいろ映画を見てきたけど「なんやこれ~!」と、わくわくしたんは、久しぶり。
未体験映画に出会ったような感覚やったわ!
犯人探しの推理映画とか、『スティング』みたいな映画で騙されるっていうのはある種当たり前。
そいうのを期待して見てるんやけど、この?...
2008/06/20(金) 21:47:17 | 『パパ、だ~いスキ』と言われたパパの映画日記
人気ブログランキングの順位は?
行方不明の友人、同級生を名乗る探偵、大人の放課後(アフタースクール)には何かが起きる!!
笑って、驚いて、巻き込まれて、グッとくる。驚きエンターテインメント!
甘く見てると
ダマされちゃいますよ
人間みんなウラが...
2008/06/20(金) 22:29:19 | ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!!
大人になった同級生との放課後(アフタースクール)には 『裏』があって『建前』があって『嘘』がある。
2008/06/21(土) 23:50:42 | 三毛猫《sannkeneko》の飼い主の日常
≪ストーリー≫
母校の中学校で教師をしている神野と、サラリーマンの木村は中学時代からの親友同士。産気づいた木村の妻を、仕事で忙しい木村の代わりに神野が病院まで送りとどけた。その日、夏休み中だが部活のため出勤した神野のもとに、同級生だという探偵が訪ねてく...
2008/06/22(日) 01:47:28 | ナマケモノの穴
予備知識なし、ネタバレなしでご覧ください。
会社の友人2人が「面白かった、ネタバレなしで観てね」ってことだったので、
とにかく何も詮索せずに、荒さがしや裏読みせずに普通に鑑賞。
テンポよく繰り広げられるどこかにありそうな日常、
おっと、何か事件に?...
2008/06/22(日) 21:29:28 | future world
【映画的カリスマ指数】★★★★★
あっぱれ!鮮やかすぎる”騙しの放課後”
2008/06/23(月) 03:05:08 | カリスマ映画論
「アフタースクール」を観てきました~♪
大手商社に勤める木村(堺雅人)は、臨月の美紀(常盤貴子)に朝の挨拶をしたまま姿を消す・・・翌日、二人の同級生の神野(大泉洋)の前に同級生の島村と名乗る探偵(佐々木蔵之介)が現れ木村の行方を尋ねる。神野は無理やり...
2008/06/23(月) 20:29:40 | 観たよ~ん~
久々に、劇場で映画を見てきた、ワケですが。
「アフタースクール」
[画像]
・・いっやーーー!!これがもう、めちゃくちゃ面白い!
まさに劇場向き。というか、たぶん大画面ですべてを通して見るほうが絶対にいい!と断言できる映画でした。
(※私のレビューは、何に?...
2008/06/26(木) 18:37:10 | 椿的濃縮タマシイ
アフタースクール’07:日本
◆監督:内田けんじ「運命じゃない人」◆出演:大泉洋、佐々木蔵之介、堺雅人、田畑智子、常盤貴子、北見敏之、山本圭、伊武雅刀
◆STORY◆母校の中学校で教師をしている神野と、サラリーマンの木村は中学時代からの親友同士。産気づいた木?...
2008/06/26(木) 21:35:20 | C\'est Joli
「アフタースクール」を観てきました~♪
大手商社に勤める木村(堺雅人)は、臨月の美紀(常盤貴子)に朝の挨拶をしたまま姿を消す・・・翌日、二人の同級生の神野(大泉洋)の前に同級生の島村と名乗る探偵(佐々木蔵之介)が現れ木村の行方を尋ねる。神野は無理やり...
2008/06/27(金) 20:43:37 | 観たよ~ん~
コブタはかなり前から気になっていたものの、なかなかタイミングが合わず見に行けなかったのですが、、公開終了ギリギリのタイミングで、映...
2008/07/07(月) 11:50:23 | コブタの視線
甘く見てるとダマされちゃいますよ。まさにその通りの映画でした。普通に始まり、途中で頭がこんがらがって、そして最後にはちゃんと説明してくれるこの面白さ。笑いあり、謎が解ける爽快感あり、そして温かさありの傑作。正直この映画を昨年見逃したことが本当に悔しいで...
2009/04/30(木) 17:58:09 | めでぃあみっくす
アフタースクール
中学校の教師が同窓生から、
級友探しの手伝いを頼まれるが、
かなりヤバイ世界と繋がりがありそうで...
【個人評価:★...
2009/05/05(火) 19:09:31 | 『映画な日々』 cinema-days
あらすじ母校の中学で働く教師、神野(大泉洋)のもとにかつての同級生だと名乗る探偵(佐々木蔵之介)が訪ねてくる。探偵は、神野の幼なじみで今は一流企業に勤める木村(堺雅人)の行方を追っていた・・・。感想合言葉はおかわり!?昨年公開された邦画の中で、1番観た...
2009/05/06(水) 23:24:48 | 虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映画 ブログ
甘く見てるとダマされちゃいますよ
2009/09/26(土) 14:25:03 | Addict allcinema おすすめ映画レビュー
アフタースクール
行方不明の友人を探して、
同級生を名乗る探偵が現れる...
大人の放課後には何かが起きる!
【個人評価:★★★ (3.0P)】 (自宅鑑賞)
内田けんじ監督・脚本作品
2015/05/11(月) 03:24:02 | cinema-days 映画な日々
2008年 日本
母校の中学校で働くお人好し教師・神野(大泉洋)のもとを、かつての同級生・島崎(佐々木蔵之介)が訪ねてきます探偵業をしているという島崎は、神野の幼馴染で一流企業に勤める木村(堺雅人)を探していると言います島崎の強引なペースに心ならずも木...
2016/03/12(土) 15:15:45 | 読書と映画とガーデニング
| ホーム |