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2008年08月18日 (月) | 編集 |
熱帯のスラムの淀み湿った空気が、スクリーンを通して客席にも漂ってきそうだ。
幼児の臓器売買、買春というおぞましい現実を描いた梁石日の小説を、坂本順治監督が映画化した「闇の子供たち」は、私たちに人間の暗部を突きつける大変な力作である。
鋭いテーマを持った社会派映画でありながら、ドラマチックな展開はサスペンス映画としても一級品であり、2時間18分の間、観客の目はスクリーンに釘付けされる。
日本の新聞社のバンコク支社に勤務する南部(江口洋介)は、日本の子供の心臓移植がタイで行われるという情報を入手する。
裏社会の情報網を使って、臓器ブローカーと接触した南部は、提供者の子供は生きながら心臓を奪われて殺されるというショッキングな事実を知る。
取材を続ける南部は、社会福祉NGOを通じて情報を集めようとするが、そこで日本人ボランティアの恵子(宮崎あおい)と出会う。
あまりにも理想主義的な恵子に苛立つ南部だが、彼女たちが監視する幼児売春の組織は、実は臓器売買とも深いかかわりがあった。
南部は、フリーカメラマンの依田(妻夫木聡)と共に、臓器売買の証拠を押さえようとするのだが・・・
ジャーナリズムと小児性愛という要素から、セバスチャン・コルデロ監督の「タブロイド」を思い出した。
観終わった後の、心に重石をされたような感触も少し似ている。
「タブロイド」は、小児性愛者による連続殺人事件と、それを取材するジャーナリズムを通して、人間の二面性と原罪を描き出していた。
実は「闇の子供たち」においても、それは物語の重要なキーではあるのだが、どちらかというと隠しテーマ的な感じで巧みに物語の底に隠されており、最後に浮かび上がってくる複雑な物語構造となっている。
タイの裏社会を舞台とした物語だが、作り手の視点は、例えば「タイの恥部を暴く!」などというセンセーショナルなスタンスとは違う。
むしろここに描かれている現実が、スクリーンを鏡として観ている側の問題として跳ね返ってくるような作りになっており、グローバリズムの一つの現実として極めて冷静かつ公平な視点で描かれている。
もっとも、扱っているテーマがテーマだけに、観ていて居た堪れない気持ちになってくるのは確かだ。
わずかな金で人身売買組織に買われて来て、都会の売春宿で客をとらされる年端も行かない少年・少女たち。
エイズに罹り、使い道が無くなれば、ゴミ袋に詰められて生ゴミとして捨てられる。
最後の力を振り絞って、ボロボロになって故郷にたどり着いたとしても、そこで更に愛する者たちから見捨てられるのである。
そして、金持ちの外国人のために、生きながら臓器を抜き取られ殺される少女。
正に神も仏も無い。
実際は、ここまで凄惨ではないのではないかと思ったが、個別の事例はフィクションではあるものの、全体としてはかなり実態を正確に描写している様である。
タイの名誉のために言っておけば、人身売買に対する法整備などに関しては、むしろ日本よりも進んでいる。
ただ、法の裏をかいてでも、この手の犯罪が行われているのは、結局のところ貧困と社会格差がそれだけ激しいという事だろう。
映画の中で印象的なのが、人身売買組織の男も、少年時代に小児性愛者に陵辱されて育ってきていて、この現実を当然と考える一方、買手の小児性愛者に対しても憎悪の感情を抱いている事で、事を単純な善悪の構造から描くのではなくて、もっと問題の内面に入り込もうという意欲を感じる。
もちろん、これがビジネスとして成立しているということは、そこに需要があるということでもある。
タイまで行って、少年少女たちを陵辱するのは、金持ちの欧米人であり、日本人だ。
この映画に登場する彼らは、とてつもなく醜い。
坂本順治は一切の曖昧さを排し、この冷徹な現実を写し取ってゆく。
観客は、事態を取材する日本人ジャーナリスト、あるいはボランティアの女性の目を通してこの物語を観る。
しかしこの作品の真の凄さは、正義感やヒューマニズムすら、あっさりと突き放す冷徹さにある。
物語の結末は、正に驚愕としか言いようがなく、ある意味で観客が一番観たくなかった瞬間ではないだろうか。
原作を読んでないので、確証は無いのだが、映画と原作の結末は異なるのではないかと推測している。
おそらく文章では、これほどのインパクトを与えるのは難しく、実に映画的な処理という気がするのだが、間違いなく映画の物語の起点はこの結末であり、ここに至るまでの物語を、原作のプロットを分解して構成していったのではないだろうか。
坂本順治は演出だけでなく、脚本構成でも見事な仕事をしていると思う。
心の奥底に闇を抱えた、南部を演じる江口洋介が良い。
南部の持つ、ジャーナリストとしての冷静な正義感に感情移入する観客は多いだろう。
しかし、映画は観客が物語に見出したそんな小さな希望を、木っ端微塵に打ち砕く。
南部は、恐ろしい事実に蓋をして、知らないフリをしている我々日本人のメタファーとしてのキャラクターだ。
彼の中にわずかでも自分を見た観客は、これを他人事とは考えられなくなるだろう。
江口洋介にとっても代表作となった。
もっとも、映画の本当のラスト、落とし方は少し疑問がある。
私は、鏡に写った妻夫木聡の顔でカットアウトした方が、ズーンと余韻が残ったと思う。
オープニングとイメージを対比させたかったのだと思うが、ラストカットは意図が伝わりにくいし、正直なところ桑田佳祐の主題歌は作品のカラーにまるで合っていない。
もちろん彼自体は素晴らしいミュージシャンであるし、この主題歌もそれ自体は決して悪い曲ではないのだけど、残念ながらこの映画と彼の音楽のスタイルは水と油だ。
懐石料理の〆にフルーツパフェが出てきたような違和感があった。
おそらく、製作にアミューズが加わっているためのタイアップなのだろうが、せめて歌詞をテロップで入れるのはやめて欲しかった。
突然カラオケビデオが始まったのかと思ったよ。
確かに、桑田佳祐の歌は、歌詞を聞き取りにくいのだけど・・・
今回は難しい。
このむせかえる様な熱気の後には、やはりビールを飲んで少しさっぱりと喉を潤したい。
タイのビール「シンハー」をチョイス。
ビールはその土地で飲むのが一番美味しく感じる物だが、年々熱帯の気候に近くなっている真夏の東京。
案外とこのビールは合う。
しかし、タイ料理の様にピリリと辛いこの映画、決して酒を飲んで忘れていい内容ではない。
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幼児の臓器売買、買春というおぞましい現実を描いた梁石日の小説を、坂本順治監督が映画化した「闇の子供たち」は、私たちに人間の暗部を突きつける大変な力作である。
鋭いテーマを持った社会派映画でありながら、ドラマチックな展開はサスペンス映画としても一級品であり、2時間18分の間、観客の目はスクリーンに釘付けされる。
日本の新聞社のバンコク支社に勤務する南部(江口洋介)は、日本の子供の心臓移植がタイで行われるという情報を入手する。
裏社会の情報網を使って、臓器ブローカーと接触した南部は、提供者の子供は生きながら心臓を奪われて殺されるというショッキングな事実を知る。
取材を続ける南部は、社会福祉NGOを通じて情報を集めようとするが、そこで日本人ボランティアの恵子(宮崎あおい)と出会う。
あまりにも理想主義的な恵子に苛立つ南部だが、彼女たちが監視する幼児売春の組織は、実は臓器売買とも深いかかわりがあった。
南部は、フリーカメラマンの依田(妻夫木聡)と共に、臓器売買の証拠を押さえようとするのだが・・・
ジャーナリズムと小児性愛という要素から、セバスチャン・コルデロ監督の「タブロイド」を思い出した。
観終わった後の、心に重石をされたような感触も少し似ている。
「タブロイド」は、小児性愛者による連続殺人事件と、それを取材するジャーナリズムを通して、人間の二面性と原罪を描き出していた。
実は「闇の子供たち」においても、それは物語の重要なキーではあるのだが、どちらかというと隠しテーマ的な感じで巧みに物語の底に隠されており、最後に浮かび上がってくる複雑な物語構造となっている。
タイの裏社会を舞台とした物語だが、作り手の視点は、例えば「タイの恥部を暴く!」などというセンセーショナルなスタンスとは違う。
むしろここに描かれている現実が、スクリーンを鏡として観ている側の問題として跳ね返ってくるような作りになっており、グローバリズムの一つの現実として極めて冷静かつ公平な視点で描かれている。
もっとも、扱っているテーマがテーマだけに、観ていて居た堪れない気持ちになってくるのは確かだ。
わずかな金で人身売買組織に買われて来て、都会の売春宿で客をとらされる年端も行かない少年・少女たち。
エイズに罹り、使い道が無くなれば、ゴミ袋に詰められて生ゴミとして捨てられる。
最後の力を振り絞って、ボロボロになって故郷にたどり着いたとしても、そこで更に愛する者たちから見捨てられるのである。
そして、金持ちの外国人のために、生きながら臓器を抜き取られ殺される少女。
正に神も仏も無い。
実際は、ここまで凄惨ではないのではないかと思ったが、個別の事例はフィクションではあるものの、全体としてはかなり実態を正確に描写している様である。
タイの名誉のために言っておけば、人身売買に対する法整備などに関しては、むしろ日本よりも進んでいる。
ただ、法の裏をかいてでも、この手の犯罪が行われているのは、結局のところ貧困と社会格差がそれだけ激しいという事だろう。
映画の中で印象的なのが、人身売買組織の男も、少年時代に小児性愛者に陵辱されて育ってきていて、この現実を当然と考える一方、買手の小児性愛者に対しても憎悪の感情を抱いている事で、事を単純な善悪の構造から描くのではなくて、もっと問題の内面に入り込もうという意欲を感じる。
もちろん、これがビジネスとして成立しているということは、そこに需要があるということでもある。
タイまで行って、少年少女たちを陵辱するのは、金持ちの欧米人であり、日本人だ。
この映画に登場する彼らは、とてつもなく醜い。
坂本順治は一切の曖昧さを排し、この冷徹な現実を写し取ってゆく。
観客は、事態を取材する日本人ジャーナリスト、あるいはボランティアの女性の目を通してこの物語を観る。
しかしこの作品の真の凄さは、正義感やヒューマニズムすら、あっさりと突き放す冷徹さにある。
物語の結末は、正に驚愕としか言いようがなく、ある意味で観客が一番観たくなかった瞬間ではないだろうか。
原作を読んでないので、確証は無いのだが、映画と原作の結末は異なるのではないかと推測している。
おそらく文章では、これほどのインパクトを与えるのは難しく、実に映画的な処理という気がするのだが、間違いなく映画の物語の起点はこの結末であり、ここに至るまでの物語を、原作のプロットを分解して構成していったのではないだろうか。
坂本順治は演出だけでなく、脚本構成でも見事な仕事をしていると思う。
心の奥底に闇を抱えた、南部を演じる江口洋介が良い。
南部の持つ、ジャーナリストとしての冷静な正義感に感情移入する観客は多いだろう。
しかし、映画は観客が物語に見出したそんな小さな希望を、木っ端微塵に打ち砕く。
南部は、恐ろしい事実に蓋をして、知らないフリをしている我々日本人のメタファーとしてのキャラクターだ。
彼の中にわずかでも自分を見た観客は、これを他人事とは考えられなくなるだろう。
江口洋介にとっても代表作となった。
もっとも、映画の本当のラスト、落とし方は少し疑問がある。
私は、鏡に写った妻夫木聡の顔でカットアウトした方が、ズーンと余韻が残ったと思う。
オープニングとイメージを対比させたかったのだと思うが、ラストカットは意図が伝わりにくいし、正直なところ桑田佳祐の主題歌は作品のカラーにまるで合っていない。
もちろん彼自体は素晴らしいミュージシャンであるし、この主題歌もそれ自体は決して悪い曲ではないのだけど、残念ながらこの映画と彼の音楽のスタイルは水と油だ。
懐石料理の〆にフルーツパフェが出てきたような違和感があった。
おそらく、製作にアミューズが加わっているためのタイアップなのだろうが、せめて歌詞をテロップで入れるのはやめて欲しかった。
突然カラオケビデオが始まったのかと思ったよ。
確かに、桑田佳祐の歌は、歌詞を聞き取りにくいのだけど・・・
今回は難しい。
このむせかえる様な熱気の後には、やはりビールを飲んで少しさっぱりと喉を潤したい。
タイのビール「シンハー」をチョイス。
ビールはその土地で飲むのが一番美味しく感じる物だが、年々熱帯の気候に近くなっている真夏の東京。
案外とこのビールは合う。
しかし、タイ料理の様にピリリと辛いこの映画、決して酒を飲んで忘れていい内容ではない。

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この記事へのコメント
辛いものは苦手なんですが、
タイ料理以上に辛辣な内容の映画でしたね。
でも、これは辛さをガマンしてでも食べて良かったと思える映画でした。
本当、スクリーンが鏡。観ているモノの心を直に映すかのような
展開が見事でしたね。
実際、正義感だけでは解決しない問題で、
保護した子供たちを帰す時にNGOの職員は
「コンドームを使って下さい」「暴力は振るわないで下さい」と
教えるそうです。守る術はないのかと悲しくなりますが、
悲しみ、同情だけではなにも解決しないんですよね。
タイ料理以上に辛辣な内容の映画でしたね。
でも、これは辛さをガマンしてでも食べて良かったと思える映画でした。
本当、スクリーンが鏡。観ているモノの心を直に映すかのような
展開が見事でしたね。
実際、正義感だけでは解決しない問題で、
保護した子供たちを帰す時にNGOの職員は
「コンドームを使って下さい」「暴力は振るわないで下さい」と
教えるそうです。守る術はないのかと悲しくなりますが、
悲しみ、同情だけではなにも解決しないんですよね。
>miyuさん
この映画は料理というよりは薬かもしれません。
良薬口に苦しと言いますし、観る物の心に確実に何かを残していく作品だと思います。
この映画に描かれている問題は、あまりにも色々な要素が複雑に絡み合っていて、簡単に解決出来る物ではないでしょうね。
一体何が正しくて、何が間違っているのかすら、クリアでは無い気がします。
グローバル化にはこんな側面もあるという事は、日本人は知っておくべきなのは間違いないでしょう。
この映画は料理というよりは薬かもしれません。
良薬口に苦しと言いますし、観る物の心に確実に何かを残していく作品だと思います。
この映画に描かれている問題は、あまりにも色々な要素が複雑に絡み合っていて、簡単に解決出来る物ではないでしょうね。
一体何が正しくて、何が間違っているのかすら、クリアでは無い気がします。
グローバル化にはこんな側面もあるという事は、日本人は知っておくべきなのは間違いないでしょう。
2008/08/19(火) 00:15:39 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
TB&コメントありがとうございました。
僕は江口洋介の秘密に違和感を感じたんですが、ノラネコさんの言うとおり「知らないふりをする日本人のメタファー」と考えると納得できます。
それと、桑田佳祐の主題歌は本当に合ってなかったですね。絶望だらけの映画だったので、最後に希望を見せようとしたんでしょうか。
僕は江口洋介の秘密に違和感を感じたんですが、ノラネコさんの言うとおり「知らないふりをする日本人のメタファー」と考えると納得できます。
それと、桑田佳祐の主題歌は本当に合ってなかったですね。絶望だらけの映画だったので、最後に希望を見せようとしたんでしょうか。
あくまでも、立ち読みパラパラなんですが(コラ)
ラストシーンは付け加えられてます。
いや、組み立ての都合上本文真ん中に出てきたものを
ラストにもってきたのかもしれませんが
コレまたかなりショックでした・・・。
遠い国で起こってる話ではないんだということ、
私たちも知らず知らず加害者になってるかもしれないということ
(臓器売買は自分の家族の問題になったら
きっと事実を知っても断れないでしょう)
いろんな意味でえらいもんを見てしまったという・・・。
桑田さんはあのキャラなので
どうも明るくて軽いノリに思われがちなんですが
世相を皮肉った歌やアクトアゲインストエイズ等
世界を変えたい、訴えたいっていうマジな部分もあって、
こういう映画には多分顔出してくるだろうなと
思ってはいたんですけど(わわわわわ)
歌詞はともかくとして(うん、歌詞は出してほしくなかったかな)
映画が終わったあと流れる歌の雰囲気に
違和感があったのは否めないですね・・・。
ラストシーンは付け加えられてます。
いや、組み立ての都合上本文真ん中に出てきたものを
ラストにもってきたのかもしれませんが
コレまたかなりショックでした・・・。
遠い国で起こってる話ではないんだということ、
私たちも知らず知らず加害者になってるかもしれないということ
(臓器売買は自分の家族の問題になったら
きっと事実を知っても断れないでしょう)
いろんな意味でえらいもんを見てしまったという・・・。
桑田さんはあのキャラなので
どうも明るくて軽いノリに思われがちなんですが
世相を皮肉った歌やアクトアゲインストエイズ等
世界を変えたい、訴えたいっていうマジな部分もあって、
こういう映画には多分顔出してくるだろうなと
思ってはいたんですけど(わわわわわ)
歌詞はともかくとして(うん、歌詞は出してほしくなかったかな)
映画が終わったあと流れる歌の雰囲気に
違和感があったのは否めないですね・・・。
>えめきんさん
唐突といえば唐突なんですけど、よくよく思い返すとしっかりと複線は張られていた様に思います。
私は最後の最後に仕掛けられた、この見えない地雷の様な展開の持つ意味に、衝撃を受けました。
あれが無ければ良く出来た社会派映画で終わっていたかもしれません。
>Agehaさん
桑田氏もしっかりとしたメッセージ性を持って歌を作ったのだと思うのですよ。
歌詞そのものは内容に即したものでしたし。
ただ、ファンの方には申し訳ないですが、違和感がありました。
劇中で豊原 功補がカラオケ歌ってるシーンがあったので、ラストカットで本当にまたカラオケのシーンになったのかと思ったんですよ(苦笑
唐突といえば唐突なんですけど、よくよく思い返すとしっかりと複線は張られていた様に思います。
私は最後の最後に仕掛けられた、この見えない地雷の様な展開の持つ意味に、衝撃を受けました。
あれが無ければ良く出来た社会派映画で終わっていたかもしれません。
>Agehaさん
桑田氏もしっかりとしたメッセージ性を持って歌を作ったのだと思うのですよ。
歌詞そのものは内容に即したものでしたし。
ただ、ファンの方には申し訳ないですが、違和感がありました。
劇中で豊原 功補がカラオケ歌ってるシーンがあったので、ラストカットで本当にまたカラオケのシーンになったのかと思ったんですよ(苦笑
2008/08/19(火) 23:04:13 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
阪本監督って、こういう古臭い感じの映像作りをするのが作風
なんですかね?
個人的には、いかにも映画っぽさを感じてしまったのが
鼻につきました。かなり生々しい描写も散見されるのに、
いたるとこどろでやたらとフィクションじみていて、どっちつかずの
世界観に戸惑ってしまったという感じ。
有名キャストを起用しただけに、いわゆる“映画的”になって
しまうのも無理はないと思いますけれど。
ラストはショッキングでした。
そういうタイプに見えないキャラクターだっただけに衝撃も倍増。
こういう闇はいつでも誰でも陥る可能性があるということなんでしょうね。
なんですかね?
個人的には、いかにも映画っぽさを感じてしまったのが
鼻につきました。かなり生々しい描写も散見されるのに、
いたるとこどろでやたらとフィクションじみていて、どっちつかずの
世界観に戸惑ってしまったという感じ。
有名キャストを起用しただけに、いわゆる“映画的”になって
しまうのも無理はないと思いますけれど。
ラストはショッキングでした。
そういうタイプに見えないキャラクターだっただけに衝撃も倍増。
こういう闇はいつでも誰でも陥る可能性があるということなんでしょうね。
2008/08/20(水) 09:37:45 | URL | 睦月 #-[ 編集]
こんばんは。
桑田佳祐の主題歌-----。
これは阪本監督の本意じゃないような気がします。
それくらい浮いていました。
『ブレードランナー』ではないですが、
将来、音楽を抜いたディレクターズ・カットとか出るかも…。
難しいかな。
桑田佳祐の主題歌-----。
これは阪本監督の本意じゃないような気がします。
それくらい浮いていました。
『ブレードランナー』ではないですが、
将来、音楽を抜いたディレクターズ・カットとか出るかも…。
難しいかな。
>睦月さん
古さですか?
確かに銃撃戦とか、ノンフィクションよりはフィクションよりのスタイルで、娯楽映画の基本に忠実なオーソドックスな作りではありますが、私としてはあまり古さというのは感じないです。
こういう映画は徹底的にリアルに淡々と作るのか、ドラマチックな作りにするのか難しいところですが、彼はあくまでも映画を撮っているというスタンスなんでしょうね。
ちょっとエドワード・ズウィックの「ブラッド・ダイヤモンド」あたりに近いかもしれません。
あれも古典的なハリウッド調でした。
>えいさん
そうですよね。
エンディングはむしろ音楽なしでも良かったくらいだと思います。
余韻を残してテーマをじんわりと考えさせる映画に、あの元気いっぱいな音楽はちょっとミスマッチでした。
結構編集で悩んでそうな作品なので、ディレクターズカットはあってもいいかなという気がします。
古さですか?
確かに銃撃戦とか、ノンフィクションよりはフィクションよりのスタイルで、娯楽映画の基本に忠実なオーソドックスな作りではありますが、私としてはあまり古さというのは感じないです。
こういう映画は徹底的にリアルに淡々と作るのか、ドラマチックな作りにするのか難しいところですが、彼はあくまでも映画を撮っているというスタンスなんでしょうね。
ちょっとエドワード・ズウィックの「ブラッド・ダイヤモンド」あたりに近いかもしれません。
あれも古典的なハリウッド調でした。
>えいさん
そうですよね。
エンディングはむしろ音楽なしでも良かったくらいだと思います。
余韻を残してテーマをじんわりと考えさせる映画に、あの元気いっぱいな音楽はちょっとミスマッチでした。
結構編集で悩んでそうな作品なので、ディレクターズカットはあってもいいかなという気がします。
2008/08/20(水) 22:57:00 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
ノラネコさん
態の現状を描いたところは見ごたえがあったのですが、
映画として考えればどうしても満足度が低いなーっと思ってしまいました。
南部に関しては最初の方に何となく気付いてしまったので、気持ち悪いという視線で見てしまい・・・。
でもそれを必死に隠そうとするのは、ホント日本人の姿かもしれませんね。
ホント世の中見渡すと怖いなって思いました。
でも自分の知らない世界があるのでそれを知るにはとてもよいとは思ったので、今でも満席なことに少し嬉しくなりました。
態の現状を描いたところは見ごたえがあったのですが、
映画として考えればどうしても満足度が低いなーっと思ってしまいました。
南部に関しては最初の方に何となく気付いてしまったので、気持ち悪いという視線で見てしまい・・・。
でもそれを必死に隠そうとするのは、ホント日本人の姿かもしれませんね。
ホント世の中見渡すと怖いなって思いました。
でも自分の知らない世界があるのでそれを知るにはとてもよいとは思ったので、今でも満席なことに少し嬉しくなりました。
>なななさん
人間にはとてつもなく醜い一面もあるという事でしょうね。
それを認識するかしないかは別として、ごく普通の人間の中にもそれはあるという。
知っているのに知らないふりをすることの罪というものを、この作品は投げかけているのかもしれませんね。
人間にはとてつもなく醜い一面もあるという事でしょうね。
それを認識するかしないかは別として、ごく普通の人間の中にもそれはあるという。
知っているのに知らないふりをすることの罪というものを、この作品は投げかけているのかもしれませんね。
2008/08/29(金) 02:02:31 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
>タイの名誉のために言っておけば、人身売買に対する法整備などに関しては、むしろ日本よりも進んでいる。
そうなんですね。
もっと法的に進んでいないのだと思っていました。
進んでいても法的な事かいくぐってこういう事が行われる。。。
まさに闇の世界の話ですね。
私もエンディングの歌は合っていないと思いました。
桑田さんはこの映画を見て特別に書き下ろしたそうで、
字幕がわざわざ出ていたのもそのためだと思われますが、
違和感を感じました。
そうなんですね。
もっと法的に進んでいないのだと思っていました。
進んでいても法的な事かいくぐってこういう事が行われる。。。
まさに闇の世界の話ですね。
私もエンディングの歌は合っていないと思いました。
桑田さんはこの映画を見て特別に書き下ろしたそうで、
字幕がわざわざ出ていたのもそのためだと思われますが、
違和感を感じました。
>くうさん
まあどんなに法律が整備されていたとしても、需要のあるところには供給されるものです。
悲しい現実ですが・・・
その需要を生み出しているのは主に誰なのか、重い問いかけを含む作品でした。
まあどんなに法律が整備されていたとしても、需要のあるところには供給されるものです。
悲しい現実ですが・・・
その需要を生み出しているのは主に誰なのか、重い問いかけを含む作品でした。
2008/09/06(土) 00:15:15 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
いや~あ、凄い映画でした・・・。
日本人も絡んでいてなんだか居た堪れなかったです。
それにしてもラストは妻夫木のアップで良かったですよね。それに桑田の歌は・・・緩衝材ですかね?なってなかったですが・・・。
日本人も絡んでいてなんだか居た堪れなかったです。
それにしてもラストは妻夫木のアップで良かったですよね。それに桑田の歌は・・・緩衝材ですかね?なってなかったですが・・・。
>daiさん
主題歌は、失敗したタイアップの最たるものでしょう。
余韻がぶち壊しになってしまいました。
あれが監督のセンスだとは思いたくないですね・・・
主題歌は、失敗したタイアップの最たるものでしょう。
余韻がぶち壊しになってしまいました。
あれが監督のセンスだとは思いたくないですね・・・
2008/12/29(月) 00:50:30 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
こんにちは。
映画を価格評価で表示なさるセンスにやられてます。
昨年、私の中に映画とはまた別枠のように、一番重くこたえた作品・・・ノラネコさんの記事、全く同感です。
割と早い段階で南部の“闇の部分”を感じてしまったは、
“南部の結論”を見届けるために、およそ2時間吐き気と闘いました(恥)。
どうも私は、
“守られるべきものが、守るべきものによって虐げられる”
というシーンには身体が拒絶反応を起こしてしまいます。
まさに、現代の問題点。
「需要と供給」だからこそ、重かった。
けれど、決して偽善者にはなりたくない・・・と思っています。
映画を価格評価で表示なさるセンスにやられてます。
昨年、私の中に映画とはまた別枠のように、一番重くこたえた作品・・・ノラネコさんの記事、全く同感です。
割と早い段階で南部の“闇の部分”を感じてしまったは、
“南部の結論”を見届けるために、およそ2時間吐き気と闘いました(恥)。
どうも私は、
“守られるべきものが、守るべきものによって虐げられる”
というシーンには身体が拒絶反応を起こしてしまいます。
まさに、現代の問題点。
「需要と供給」だからこそ、重かった。
けれど、決して偽善者にはなりたくない・・・と思っています。
2009/01/16(金) 14:00:21 | URL | うめ #-[ 編集]
>うめさん
重くて暗くて、正直嫌な気分になる映画ですけど、これもまた映画の役割の一つと思います。
簡単に解決できる問題ではないのですけど、ずっしりと考えさせられました。
重くて暗くて、正直嫌な気分になる映画ですけど、これもまた映画の役割の一つと思います。
簡単に解決できる問題ではないのですけど、ずっしりと考えさせられました。
2009/01/16(金) 23:36:06 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
TB有難うございました。
鑑賞後、しばらく放心状態になりました。
フィクションなのに、ドキュメンタリかなと
感じるほどでした。真実と虚構の境界線が
なくなるほど衝撃度がありました。
今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!
鑑賞後、しばらく放心状態になりました。
フィクションなのに、ドキュメンタリかなと
感じるほどでした。真実と虚構の境界線が
なくなるほど衝撃度がありました。
今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!
>シムウナさん
これもパワフルな映画でしたね。
フィクションとノンフィクションの境界線上にある様な作品で、これイコール事実とは違うのでしょうが、観た者に考えさせられる力のある作品でした。、
これもパワフルな映画でしたね。
フィクションとノンフィクションの境界線上にある様な作品で、これイコール事実とは違うのでしょうが、観た者に考えさせられる力のある作品でした。、
2009/06/23(火) 00:23:15 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
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日本新聞からタイに出向している新聞記者・南部は、タイで行われている臓器移植手術に、人身売買された生きた子供の臓器が使用されてるという情報を入手、取材を開始する。一方、NGO職員音羽は、行方不明の少女を探す内に、少女が児童売春宿で働かされている事を知る。...
2008/08/19(火) 07:26:39 | 5125年映画の旅
「ときどきフォーン相手に喋るのが
躊躇われる映画に出くわすことがある。
梁石日の原作を映画化したこの阪本順治の新作は
タイを舞台に人身売買、幼児売春という
ショッキングな題材を扱ったもの。
タイ駐在の新聞記者・南部裕行(江口洋介)が、
若いフリーカメラマン?...
2008/08/19(火) 09:03:19 | ラムの大通り
監督:阪本順治
出演:江口洋介、宮崎あおい、妻夫木聡、佐藤浩市
「タイ在住の新聞記者の南部は、日本の子供の腎臓移植の実情を調べ始めた。するとタイの子供の臓器が生きたまま摘出されるという情報を掴みフリーカメラマンの与田を連れ更に突っ込んだ取材を開始す
2008/08/19(火) 10:04:23 | 日々のつぶやき
私がよく行く109シネマズ川崎で上映される事もあって余所では全く見かけることのなかった劇場予告編もちょくちょく目にしていたので、この映画にはとても注目していました。タイの社会で実際にに社会問題化している臓器売買、児童虐待及び売買春をテーマにした社会派の作?...
2008/08/19(火) 15:36:30 | カノンな日々
監督:阪本順治 原作:梁石日 出演:江口洋介 宮崎あおい 妻夫木聡 佐藤浩市 ほか
武闘派の宮崎あおい。
というか、『ヒューマン・トラフィック』、『セックス・トラフィック』に続いて人身売買問題映画。原作の梁石日や監督の阪本順治が、昨年のアメリカ議会...
2008/08/21(木) 00:08:04 | 眠る胡椒、走る茄子。
日本新聞社バンコク支局で、幼児人身売買を取材する記者、南部は、日本人の子供がタイで心臓の移植手術を受けるという情報を得る。知人に金を握らせ、臓器密売の元仲介者に接触した南部は、提供者の幼児は、生きたまま臓器をえぐり取られるという衝撃の事実を知る。取材を続
2008/08/21(木) 23:29:47 | 映画な日々。読書な日々。
タイ駐在の新聞記者・南部は、日本人の子供が近くタイで受ける臓器移植手術の取材を依頼される。 臓器密売では、子供は生きたまま臓器を取られ、幼児売春では外国人客のセックスの玩具にされ、病気にかかれば生きたままゴミとして捨てられる現実。 NGO職員・音羽、カメ?...
2008/08/22(金) 11:35:52 | 象のロケット
8/7に発表された8/1.2に封切りされた映画の映画満足度のランキング「ぴあ映画満足度ランキング」において「闇の...
2008/08/25(月) 21:46:19 | STILL ALIVE
【映画的カリスマ指数】★★★☆☆
この闇にそらすことなく目を向けよ
2008/08/26(火) 19:21:00 | カリスマ映画論
世の中は知らないことだらけだ。
2008/08/27(水) 09:11:54 | 映画を観たよ
人気ブログランキングの順位は?
これは、「闇」に隠された真実の物語
値札のついた命
2008/08/30(土) 02:56:04 | ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!!
タイトル:闇の子供たち 製作:日本
ジャンル:アニメ/2008年/101分
映画館:テアトル梅田(90席)19:35~、満員立ち見あり
鑑賞日時:2008年8月14日(木)
私の満足度:65%(この話題で、豪華キャストで映画化したことで+10%)
オススメ度:50%
梁石日(ヤン・ソギル)?...
2008/08/30(土) 09:12:53 | もっきぃの映画館でみよう(もっきぃの映画館で見よう)
「闇の子供たち」★★★☆
江口洋介 、宮崎あおい 、妻夫木聡 主演
阪本順治 監督、2008年、138分
日本新聞社バンコク支局で働く主人公は、
幼児人身売買を取材するうちに、
日本人の臓器移植手術のために、
タイの子供が生きたまま臓器をえぐり取られるとい...
2008/08/31(日) 21:39:56 | soramove
闇の子供たち
監督: 阪本順治
原作: 梁石日
出演: 江口洋介、宮崎あおい、妻夫木聡、佐藤浩市、鈴木砂羽
公開: 2008年8月
生活のため...
2008/09/03(水) 23:16:23 | 映画@見取り八段
□作品オフィシャルサイト 「闇の子供たち」□監督・脚本 阪本順治 □原作 梁石日 □キャスト 江口洋介、宮崎あおい、妻夫木聡、プライマー・ラッチャタ、プラパドン・スワンバン 、佐藤浩市、鈴木砂羽、豊原功補、塩見三省、三浦誠己■鑑賞日 8月10日(日)■劇?...
2008/09/06(土) 08:56:59 | 京の昼寝~♪
タイの反政府活動は、首相府占拠、支持者の衝突と流血、非常事態宣言と混乱を深め、が、昔からの利権争奪合戦の色合い濃く国民も軍部も冷めている~
この映画、臓器密売に幼児売買春とテーマは極めて重い、「アポカリプト」の生贄の脈打つ心臓をえぐりとるほどの...
2008/09/06(土) 16:29:47 | 茸茶の想い ∞ ~祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり~
値札のついた命
製作年度 2008年
上映時間 138分
原作 梁石日 『闇の子供たち』(幻冬舎文庫刊)
監督 阪本順治
音楽 岩代太郎
出演 江口洋介/宮崎あおい/妻夫木聡/豊原功補 鈴木砂羽 塩見三省佐藤浩市
{/book_mov/}日本新聞社のバンコク支局駐在の南部(江口洋介)は...
2008/09/07(日) 00:55:19 | to Heart
「闇の子供たち」 製作:2008年、日本 138分 PG-12指定 監督、脚本:
2008/09/07(日) 20:48:14 | 映画通の部屋
(2008年・ジェネオン/監督:阪本 順治) タイの裏社会で行われている幼児売買春、人身売買、臓器密売の実態と、その闇に迫る新聞記者・南部(江口洋介)、NGO職員・恵子(宮崎あおい
2008/09/13(土) 22:29:39 | お楽しみはココからだ~ 映画をもっと楽しむ方法
監督「前にドイツの監督が同じテーマで撮ろうとしたんですが、現地のホテルで銃持ったマフィアに踏み込まれて『今すぐ帰れ、さもなくば殺す』と脅されたとか…あ、ごめんそれ言ってなかったね」
妻夫木「そういうことは撮影前に言っといて下さい!」(舞台挨拶でのやりと?...
2008/09/16(火) 01:15:44 | TRIVIAL JUNK Blog
批評家連中の評判がすこぶるよろしい本作品が上映終了になる前に、映画館で見ることにした。阪本順治監督が「覚悟して見てほしい」とインタヴュー等で語った割には、俳優陣の演技からはいまいち真剣度が伝わってこなかった。全編を通じてほとんどタイ語で通した江口と宮崎...
2008/09/21(日) 20:28:47 | ネタばれせずにCINEるか
日本を代表するスタッフ・キャストらが、すべてをかけて伝えたかったこと。
幼児売買売春、臓器密売の知られざる“闇”が今、明らかになる__。
これは、決して遠い国のできごとではない。タイでは今も、お金では買えないはずの子供の命が現実に売買されている。人身売...
2008/09/25(木) 23:35:05 | パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ
2008年/日本 監督/阪本順治
<京都シネマにて鑑賞>
救いがないとは聞いてはいましたが、これほどとは思いませんでした。それは、やはり原作を改編したという、主人公南部の秘密があまりに強烈で。これから、ご覧になる方もいると思いますので、内容は控えて...
2008/09/26(金) 11:54:29 | シネ・ガラリーナ
数多の変態犯罪記事の切り抜きが貼り付けられた壁の真ん中に設置された鏡は、自分の顔を映しだすものであり、自分もその一人である事という戒めの意味が込められたものだろうか。同時に、見た(観た)者に対しての、
2008/10/08(水) 22:20:56 | たいむのひとりごと
「闇の子供たち」(PG-12指定)は東南アジアのタイを舞台にした生きたままの子供を臓器売買で売られていく現実を刻銘に描いた衝撃的な内容である。実際に行われている児童売春並びに臓器売買の現実を知る事になる社会派作品として注目されているだけに見逃せない事実を観る?...
2008/10/13(月) 00:52:34 | オールマイティにコメンテート
▼動機
観ておかないと後悔しそうな映画だったので
▼感想
連鎖を断ち切る勇気はいったい誰が持つべきなのか
▼満足度
★★★★★☆☆ なかなか
▼あらすじ
日本新聞社のバンコク支局駐在の南部(江口洋介)は、東京本社からタイの臓器密売の調査を依頼される。?...
2008/10/21(火) 21:32:41 | 新!やさぐれ日記
闇の子供たち’08:日本
◆監督:阪本順治「カメレオン」「魂萌え!」◆出演: 江口洋介、宮崎あおい、妻夫木聡、佐藤浩市、鈴木砂羽
◆STORY◆ 日本新聞社バンコク支局で、幼児人身売買を取材する記者、南部は、日本人の子供がタイで心臓の移植手術を受けるという情報を...
2008/10/24(金) 21:38:25 | C\'est Joli
心意気買う。気合いの入った、胸くそ悪くなって反吐が出そうになる・・・ほどの傑作
2008/11/19(水) 18:48:34 | 自主映画制作工房Stud!o Yunfat 映評のページ
バンコク映画祭での上映中止事件が記憶に新しい、阪本順治監督の映画作品「闇の子供たち」です。渋谷のシネマ・アンジェリカで観賞してきました。
観賞前、ノンフィクションで...
2008/12/20(土) 00:00:47 | Men @ Work
真実のどん底
【Story】
日本新聞社のバンコク支局駐在の南部(江口洋介)は、東京本社からタイの臓器密売の調査を依頼される。同じころ、...
2008/12/28(日) 03:16:14 | Memoirs_of_dai
≪ストーリー≫
日本新聞社バンコク支局で、幼児人身売買を取材する記者、南部は、日本人の子供がタイで心臓の移植手術を受けるという情報を得る。知人に金を握らせ、臓器密売の元仲介者に接触した南部は、提供者の幼児は、生きたまま臓器をえぐり取られるという衝撃の事...
2009/01/10(土) 02:25:14 | ナマケモノの穴
公開:2008/08/02製作国・年度:日本、2008年 PG-12上映時間:138分監督:阪本順治出演:江口洋介、宮崎あおい、妻夫木聡、豊原功補、鈴木砂羽、塩見三省、佐藤浩市値札のついた命+あらすじ+日本新聞社のバンコク支局駐在の南部(江口洋介)は、東京本社からタイの臓器密?...
2009/03/04(水) 12:54:04 | 映画鑑賞★日記・・・
以前見た、「ヒューマン・トラフィック」を思い出しました・・
2009/03/06(金) 09:41:28 | 心の栄養♪映画と英語のジョーク
「闇の子供たち」のDVDを見ました~♪
この映画も、劇場公開してるときに観に行きたい!って思ってたんですけど、観にいけなかったんですよね・・・(^_^;)
この映画の内容が、100%事実だとは思わないけど・・・こんな事もあっても不思議じゃないなぁって思...
2009/04/09(木) 20:39:06 | 観たよ~ん~
ここ最近観た邦画の中でも、問題作いや
衝撃作といったところだろうか・・・
2009/06/16(火) 00:18:54 | 気ままな映画生活
WOWOWで鑑賞―【story】日本新聞社のバンコク支局駐在の南部(江口洋介)は、東京本社からタイの臓器密売の調査を依頼される。同じ頃、恵子(宮崎あおい)はボランティアとしてバンコクの社会福祉センターに到着する。彼女は所長から、最近顔を見せなくなったスラム街出身...
2009/08/25(火) 17:12:39 | ★YUKAの気ままな有閑日記★
渋谷、シネマライズにて
PG12ということですが、地上波は無理かも・・・
値札のついた命
タイ駐在の新聞記者、南部浩行が、若いフリーカメ...
2009/08/25(火) 22:58:29 | 単館系
ワケもなく寝釈迦
毎度です。 ギャグ漫画ゲリラ・中川ホメオパシーのハライチ担当、ブロッケンです。
阪本順治監督の映画『闇の子供...
2010/03/07(日) 19:22:58 | 中川ホメオパシー
あらすじ日本新聞社バンコク支局で、幼児人身売買を取材する記者の南部は、日本人の子供がタイで心臓の移植手術を受けるという情報を得るが・・・。感想山周賞作家の梁石日の小説の...
2010/10/04(月) 22:34:27 | 虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映...
全編を通して目を背けたくなるシーンが多い。でもこれは実際に起きていること。今も遠
2011/11/15(火) 01:46:49 | オヨヨ千感ヤマト
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