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おくりびと・・・・・評価額1750円
2008年09月19日 (金) | 編集 |
身近な人の葬儀に初めて出たのは、小学校五年生の春に祖母が亡くなった時だと思う。
それ以来、一体何件の「旅立ち」を見届けてきただろうか・・・
タイトルの「おくりびと」とは、納棺師の事。
浴衣姿の遺体を死装束に着替えさせ、化粧を施して納棺するのは、てっきり葬儀会社の人だと思っていたので、納棺師という独立した職業があること、そこにこれほどまでに洗練された一つの文化がある事は初めて知った。
世の中、まだまだ知らない事だらけだ。

小林大悟(本木雅弘)はオーケストラのチェロ奏者。
ところが突然楽団が解散し、1800万円ものチェロの借金を抱えて途方にくれ、結局音楽の道を諦めて、妻の美香(広末涼子)と共に故郷の山形へ帰る事にする。
就職先を探していた大悟は、新聞広告に出ていた「旅のお手伝い」という文句に引かれて、NKエージェントという会社の面接に訪れる。
即日採用となるものの、てっきり旅行関係だと思っていた会社の業務内容は、葬儀の際の納棺。
つまりNOU-KANエージェントだったのだ。
美香には仕事の詳しい内容を言えないまま、納棺師として徐々に経験をつんでゆく大悟。
しかしある日、美香に仕事の内容がばれてしまい、「汚らわしい仕事」を辞めて欲しいと懇願されるのだが・・・


山形の、四季を感じさせるロケーションが素晴らしい。
雄大な自然の描写だけではなく、大悟の実家やNKエージェントの社屋、重要な舞台となる銭湯の佇まいなど、良くぞ見つけてきたという味のある建物で、この作品の風格作りに大いに寄与している。
ありものだけではなく、実父が昔喫茶店をやっていたという設定の、大悟の実家の内部セットや、NKエージェント二階のジャングルのような社長室のセットもビジュアル的に面白い。
こういうちょっとしたハズシが、いかに画面を豊かにするのか、今更ながら再確認させてもらった。

また地方都市という舞台設定は、もし大都市が舞台であれば御都合主義を感じさせてしまうであろう、濃密な人間関係を自然に感じさせる効果も生んでいる。
ごくごく狭いコミュニティの中で、誰も彼もが顔見知りという状況で展開する物語は、無数の顔も知らない人同士が行き交う東京では、成立しなかっただろう。
まあそれでも、わずか半年の間の出来事としては、ドラマの展開があまりにも整然と揃いすぎているという出来過ぎ感は残るのだが、逆に言えばこの作品で欠点と言えるのはそれだけだ。

この映画は一人の男が、納棺師という職業の意義を自らの中に見出してゆく物語であるが、そこには日本人の死生観に纏わる深い文化的な考察も見て取れる。
大悟の仕事が、遺体を扱う納棺師である事を知った美香は、激しく動揺し彼に仕事を辞める様に懇願する。
そして彼女に触れようとする大悟に「触らないで、汚らわしい!」と叫ぶのだ。
「汚らわしい」は穢れ(ケガレ)に通じる。
この作品には日本人の持つ、死に対する複雑な禁忌感情である、穢れの文化も巧みに織り込まれている。

ちょっと気になって調べてみたが、遺体に対する穢れ感情というのは、元々日本土着のものであったらしい。
やがて仏教が伝来すると、遺体を魂の抜けた単なる物体とみる仏教の死生観から、遺体に触れることを恐れない仏教徒が、平安の頃に葬儀の執行を職業として確立させたという。
つまり日本風のお葬式というのは、仏教徒によって確立されて千年を超える歴史があるという事のようだ。
結婚式は神社で、葬式はお寺でという、外国人が首を傾げる不思議な住み分けには、このような背景があるのだ。
長い歴史のなかで、仏教も神道その他の日本の土着信仰と交じり合い、一般の仏教徒も死に対する穢れ感情を持つようになり、また葬儀の様式という物も洗練され、磨かれていったのだろう。

脚本を書いたのは、これが映画初挑戦となる小山薫堂
著名な放送作家であり、幾つかのテレビドラマでも脚本を手がけているが、私はどっちかというと、ラジオのJ-WAVEで時事問題を扱う番組のパーソナリティーとしての印象しか持っていなかったので、正直あまりに完成度の高い脚本に驚いた。
納棺師という未知の世界へ足を踏み入れた大悟の心を繊細に描写する一方で、顔も覚えていない父親に対する複雑な葛藤を巧みにリンクさせ、全体として生と死と人間の想いが一つのトリニティを作り出す構成は見事。
前記した様に、若干きっちりと整い過ぎではあるものの、登場人物への深い洞察と人間への愛情、日本の葬儀文化へ誠実に向き合って物語を作り出している姿勢には大いに感銘を受けた。

この良く出来た脚本を受けて、ベテラン滝田洋二郎監督は、山形の四季を通して、時の流れの中で繰り返される生と死の営みを、戸惑いながら着実に前に進む大悟の感情にピッタリと寄り添わせる事で、一つのサイクルとして見事に描いた。
物語の中で、印象的に使われる小道具に石文がある。
これは石を手紙の代わりに伝えたい人に渡し、その石の大きさや形で送り手の想いを伝えようというロマンチックな風習だが、これが物語の結末に大きな意味を持ってくる。
石が象徴するのは、限りある命に対して、人の想いの永続性
幼い頃に父と生き別れた大悟は、最後に父からもらった石文を大切に持っているが、それは彼の父に対する解ける事の無いわだかまりでもある。
大悟が決してNKエージェントを辞めないのも、納棺師という仕事への拘り以上に、山崎努演じる社長に父親の面影を感じたからだと思うのは、私だけではないだろう。
そんな背景が念入りに描かれているからこそ、物語のラストで届く、もう一つの石文の意味が際立つ。
死と誕生がリンクし、死者からの優しいメッセージが大悟の心に残った最後の残雪を溶かすシーンは、物語の締めのお手本の様な素晴らしさだった。
滝田監督にとっても、これは代表作となる仕事だろう。

映画を構成する全ての要素が、美しいハーモニーを奏でる「おくりびと」の最後のピースはやはり主演の本木雅弘だ。
元々この作品は、彼が実在の納棺師の方が書かれた本を読んで、感銘を受けた事から企画がスタートした作品だという。
つまり、これは本木雅弘自身の企画であり、その分演技の完成度は圧倒的に高く、間違いなく彼のベストアクト
納棺師大悟の仕事、「納棺の儀」は正にこの作品の最大の見どころと言っていい。
荘厳で美しく、死者と遺族に対する最大限の配慮が様式化されたその技は、一つの芸術というに相応しい。
パートパートを徹底的に磨き上げる日本文化の特質をこんな所で見る事が出来るとは、正直なところ思いもよらなかった。
今までも納棺の儀は何度か見ている筈なのだが、一体自分は何を見ていたのかと後悔したくらいだ。
映画の中で、余貴美子演じるNKエージェントの事務員が、この仕事についた理由を問われて、社長が行った納棺の儀の美しさを見て、自分が死んだら、この人に送って欲しいと思ったからだと言うシーンがあるが、私も大悟の仕事に同じ事を思った。
「もし自分が死んだら、小林大悟に送って欲しい」
そう思わせたら、もう映画の勝利といっていいだろう。

今回は、舞台となる山形の地酒「東北泉 純米吟醸 出羽燦々」をチョイス。
東北の代表的な酒米である出羽燦々を大吟醸水準である50%まで精米し、鳥海山の伏流水で仕込んだ酒で、林檎を思わせるほのかな香りと適度な酸味が特徴。
全体の印象はまろやかで芳醇な甘さを感じ、とても飲みやすい。
映画の余韻をより深く、心に染み込ませてくれるだろう。

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コメント
この記事へのコメント
こんにちは
TB&コメントありがとうございました。

遺体を棺に納める納棺師が題材という事で、お固い映画を想像していたんですけど、オープニングの意外な展開で一気に映画に引き込まれてしまいました。この緩さが妙に好きでしたね。

納棺師の仕事を中心に、家庭問題や父親との確執などを丁寧に織り交ぜた見事な脚本でした。

一つ不満があるとすれば、客層がお年寄りばかりだったことでしょうか。こういう映画は若者にも観て欲しいですね。
2008/09/20(土) 07:27:44 | URL | えめきん #-[ 編集]
今回も、コメントだけで失礼します。

何でわたしが感じたことを、そんなに的確に言葉に置き換えてくれるの?と
ノラネコさんの、いつもながらの表現の正確さに唸っています。
本当に、どれもこれもが仰る通り。
まるで、もう1度映画を観直した感じがしました。

日本ならではの、千年を超えて確立された文化、
なるほど…とても納得です。
時はまさに、お彼岸。あんなに丁寧に送り出せたとは思わないけれども、
亡くなって久しい祖父母のお墓参りに行こうと思います。
2008/09/20(土) 10:22:48 | URL | 悠雅 #-[ 編集]
こんにちは。
>「納棺の儀」
まさに芸術の域でしたね。

私も「小林大悟」にお願いしたいところですが、別室できれいにしてもらって、遺族に引き継いでほしいかな?
美の世界に思うけれど、見世物には違いないので(^^;
すみません、こんな感想を述べてしまって・・・
2008/09/20(土) 13:08:31 | URL | たいむ #-[ 編集]
はじめまして。
もう長いことノラネコさんの映画ブログのサイレント・リーダー(そんな言葉があるのかどうか知らないが)です。
コメントは入れないけど熟読するという。
「おくりびと」」は私も見たばかりで、感動が大変深かったので初めてコメント送らせていただきます。
今後も切り口するどいシネマ評、楽しみに」しています!
2008/09/20(土) 23:34:18 | URL | 雨林URIN #YjTMmlic[ 編集]
大悟の実家
こんにちは。
このセットは素晴らしかったですね。
特に大悟の実家。
こういうこだわりが
映画をオモシロくさせてくれます。

でも、このことをあまりだれも指摘されていなかったので
ノラネコさんのレビューに我が意を得たりという感じでした。
2008/09/21(日) 13:53:56 | URL | えい #yO3oTUJs[ 編集]
こんにちは♪
たしかに「出来過ぎ感」は感じましたが、エンドロールで流れる長回しの納棺の儀を見ていたらそんなことは吹っ飛んでしまいました(笑)
確かに長く生きているとたくさんのひとを「おくって」きましたが、本当に濃密に納棺~骨拾いまで関わったのは祖母や父などほんの数人です。
そんな自分の体験を思い出しつつ静かな気持ちで鑑賞いたしました。
あ、でも、思いっきり笑う場面もあって、そういうメリハリがとても良かったです。
2008/09/21(日) 15:21:59 | URL | ミチ #0eCMEFRs[ 編集]
物語は現実を「生き来」する
つい最近ですが、「彼らの仕事」を見る機会がありました。世界の全てを知ったつもりになっていた私が実のところあまり捉えてはいなかったことに気がつく映画でしたね。無論これはどんな「仕事」にもいえるわけですが。。「あんな仕事」ということばは実は「その仕事の価値(本質)」を知らないという自白と同義です。
え?どうだったかって?それらは・・・「すばらしい仕事」でした。
2008/09/21(日) 15:27:03 | URL | 朱色会 #ff.uBqoo[ 編集]
悲しみよりも感謝
ノラネコさんこんばんわ♪TB&コメント有難うございました♪

ノラネコさんが小学5年辺りに身内の方を亡くされたように、自分も小学6年くらいに祖父を亡くしたのをなんとなく覚えているのですが、その時納棺師がいたのかまでは残念ながら覚えておらず・・(汗
でも確かにあの洗練され匠の域にまで達した納棺の所作を見ると、誰でもああいう風におくって欲しいというのは分かる気がしますね。葬儀の場では遺族が深い悲しみに包まれる事が多いかもしれませんが、納棺師によって最後に美しい姿のまま弔われる事によって、悲しむ気持ちよりも感謝の気持ちの方が上回ると思うんですよね。
実際にこの職業を偏見で忌み嫌う人がいたら、この作品を観て考えを改めて欲しいと思っちゃいます。
2008/09/21(日) 22:20:28 | URL | メビウス #mQop/nM.[ 編集]
こんばんは
>えめきんさん
あのopは上手かったですね。
真面目モード全開かと思いきや、ああいうハズシにくるとは。
作品に対するこちらの構えが解けて、一気に引き込まれました。

>悠雅さん
しばらくするとまた観たくなる作品かもしれませんね。
葬儀文化って土地によっても違うし、宗派によっても違うし、非常に幅広いですよね。
それでも、根底に流れるのは尊厳と愛なんだという事は、この映画を観ると伝わると思います。
良い映画でした。

>たいむさん
確かに見世物なのですが、これは見せることで残された人の心を癒す、目的のはっきりした見世物ですよね。
送る人が、自分の心に残る故人へのわだかまりを解く儀式というか。
遺族による納棺というのは、望む人もいるのでしょうけど、人によっては辛いかもしれないなあと思いました。
もし自分だったら、やっぱりプロの人に扱ってもらいたいかな。

>雨林URINさん
ありがとうございます。
このくらい心に染み入る映画だと、人と語りたくなりますよね。
じんわりとかみ締めて、感動を共有したくなる、そんな映画でした。

2008/09/21(日) 22:35:24 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
こんばんは
>えいさん
単にデザイン的な面白さだけではなくて、ちゃんと意味があるんですよね。
父親と母親の関係とか、社長の人となりとかが、セットから伝わってくる。
これが何の工夫も無い物だったら、映画の印象がだいぶ違っていたと思います。
映画は目から入るものということを再確認いたしました。

> ミチさん
ある程度の歳の人なら、たいてい身近な人の葬儀には出た事があると思いますし、この映画を観ると、どうしてもそれを思い出す。
その意味で、これは反則に近い題材だと思うんですけど、それでもこれだけの完成度に作り上げてくるのは並大抵ではないと思います。
見事な仕上がりでした。

>朱色会さん
本当に世の中には知らない事が沢山あります。
職業にも色々ありますね。
こういうあまり知られていない、でも実は誰でも人生一度はお世話になるという仕事にスポットを当て、紹介するというのも映画の重要な機能かなという気がします。
今後葬儀に出る事があったら、見る目が変わりますね。

>メビウスさん
もう30年も前ですけど、納棺の儀はあったと思います。
映画と同じような事をしていた記憶がありますが、それが葬儀社の人だったのか、納棺師の方だったのかはわかりません。
映画の中でも言っていましたが、葬儀社の仕事から徐々に分かれていったのかもしれませんね。
細部に対する異様なまでの拘りって、日本文化の特質の一つだと思うのですが、納棺の儀は正にそれでした。
2008/09/21(日) 22:58:45 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
こんにちは
納棺師って多くの人の目に触れているのに関わらず、ここまで知られてない職業というのもないですよね。

コチラの作品観ているうちに、かつて送った人の記憶も呼び覚まし、そういった個々の記憶の物語をも映画の一部とさせてしまうところが上手いです。

コチラの作品をみて泣いたという人多いですが、私もそうでしたが物語からというより映画によって浮かび上がった記憶によって込み上がってきたもののが大きいですよね。

あと お話かわりますが コメントの画像認証の出し方ですが『環境設定』→『ブログの設定』→『記事の設定』の『コメント設定』の項目にありました!
2008/09/22(月) 13:06:29 | URL | コブタです  #-[ 編集]
こんにちわ
先日は、酔っ払いへのお付き合い、大変ありがとうございました(笑)。

この映画って、山形の田舎町を舞台にしているからこそ
活きてくる物語でもありますね。
田舎の特質をよく知る身としては、シクシクと胸を刺激するポイント
が多くありました。

こういった職業って、どうしても特異な目でみられがちですが、
この作品をきっかけに納棺師への世間の理解や認知度が
改善される可能性という意味でも、とても大きな役割を担う1作
だったと感じます。
2008/09/22(月) 13:27:47 | URL | 睦月 #-[ 編集]
こんにちは♪
先日はお疲れ様でした。

納棺師の一連の儀式を観て、ボク自身もそう言う観が
無きにしも非ずなんですが、美しいとか芸術的と何か
その辺だけがクローズアップされているように思える
ことがあってこの辺にちょっと違和感みたいなものを覚
えはじめて来ています。
でも、死に携わる職種の人に対する見方等を考えさせ
られてで素晴らしい作品でした♪ (゚▽゚)v
2008/09/23(火) 13:30:44 | URL | 風情♪ #s8w929I6[ 編集]
こんばんは
>コブタさん
そうですね。
この映画を観てると、自分の思い出まで蘇って、涙腺の刺激倍増でした。
そういう意味では反則な気もします(笑
コメント設定の仕方わかりました。
ありがとうございました。

>睦月さん
いえいえ、無事に帰れたか心配でしたが、一騒動あったみたいで・・・
田舎を舞台とした映画は、美しいロケーションと密な人間関係が魅力ですね。
これは山形という土地を最大限生かした好例だと思います。
久々に行ってみたくなりました。

>風情さん
たぶん、どんなものでも突き詰めて洗練させてゆくと、芸術になるのだと思います。
私はディテールへの拘りが日本文化の特質の一つだと考えているのですが、これはその一例ではないでしょうか。
そしてその先には、その職業への敬意という物も生まれてくるのでしょう。
2008/09/25(木) 00:20:09 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
こんにちは
ノラネコさん、こんにちは。

僕も納棺の儀についてはこの映画で初めて詳しく知りました。
書かれてらっしゃるように日本人にとって死というのは「穢れ」の対象です。
日本人にとって誕生と死というのは双方とも穢れの対象で、これは普通の人が知り得ない人ではない時間への畏れなどではないかと思います。
そこには汚らわしいと思う気持ちと聖なるものという気持ちがごちゃ混ぜになっているような気がします。
個人の死についてもたぶんいろいろな感情が残された者にはごちゃ混ぜになっているのでしょう。
そういうぐちゃぐちゃとした気持ちを納棺師の美しい所作は、きれいに洗い流してくれるような気がしました。
2008/09/27(土) 07:11:22 | URL | はらやん #-[ 編集]
こんばんは
>はらやんさん
そうですね。
残された者のぐちゃぐちゃの気持ちを、あの思わず見入ってしまう様式美によって、すっと整えてゆく様な効果があるのかもしれませんね。
ああいう風に送ってもらえれば、色々なわだかまりも含めて、個人との思い出に昇華できるのかもしれません。
生と死は人間の人生に起こる最大のドラマですけど、その分物語として抱えている物も深いです。
2008/09/27(土) 23:28:06 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
こんばんほ
私も、こういう独立した仕事があるという事は初めて知りました。
ああいった儀式も初めて知りました。
こういう人に大切に送ってもらいたい、と誰もが思ってしまう
映画だったと思います。
2008/09/28(日) 00:22:23 | URL | くう #-[ 編集]
こんばんは
>くうさん
やはりそう思いますよね。
日常ではあまり意識する事はないけれど、確実に誰にでもやってくる死という現象について、思わぬ視点から考えさせられる作品でした。
2008/09/28(日) 01:12:57 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
素晴らしいハーモニー
ノラネコさん、ご無沙汰しています。
「物語を構成する全てのものが、美しいハーモニーを奏でる」とは、さすがノラネコさん、その通りですね。
配役しかり、脚本しかり・・・それを山形の美しい自然の中でのチェロの美しい演奏と絡めて、言うことなし!でした。
2009/06/30(火) 17:28:00 | URL | ノルウェーまだ〜む #gVQMq6Z2[ 編集]
こんばんは
>ノルウェーまだ〜むさん
本当に出来すぎなぐらいにきれいに纏まった映画でした。
こういう日本的でありながら、普遍的なテーマを持った作品が世界中で評価されるのはうれしいですね。
この映画でにくいのは実は音楽性。
主人公が音楽家っていう設定が、かなりこの映画にふくらみを与えていると思います。
2009/07/01(水) 23:54:06 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
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監督 滝田洋二郎 音楽 久石 譲 キャスト 本木雅弘 広末涼子 山崎 努       余貴美子 吉行和子 笹野高史 峰岸 徹  とても美しい映画です。最後の方では不覚にも止めどなく涙が溢れていました。 モントリオール映画祭でグランプリを受賞しましたが、日本...
2008/09/21(日) 22:31:43 | You got a movie
今晩は試写会「おくりびと」で、九段会館に来ました。主演は本木雅弘と広末涼子で、いい感じの夫婦役です。モッくんもヒロスエも、役者として大好きです!夢破れて田舎に帰ったモッくんが、ふとした縁で山崎務に雇われ納棺師(のうかんし)になる、というお話なんだけど、...
2008/09/22(月) 06:58:02 | 流れ流れて八丈島
母の命日のある9月にこの作品を観たというのは大きい意味があったように感じました。 どのくらいの人が生きている間に、きっちりと向き合っ...
2008/09/22(月) 13:06:40 | コブタの視線  
□作品オフィシャルサイト 「おくりびと」□監督 滝田洋二郎 □脚本 小山薫堂 □キャスト 本木雅弘、広末涼子、山崎努、余貴美子、杉本哲太、吉行和子、笹野高史、峰岸徹、山田辰夫 ■鑑賞日 9月14日(日)■劇場 チネチッタ■cyazの満足度 ★★★★☆(5★?...
2008/09/22(月) 21:32:15 | 京の昼寝~♪
何気にカレンダーの印が気になった。
2008/09/23(火) 03:51:55 | ネタバレ映画館
「おくりびと」はチェロ奏者の主人公がオーケストラの解散で職を失って故郷の山形へ帰郷した先で就職活動をしていたが、ひょんな事から納棺師の仕事に就職する事になり最初は戸惑いながらも次第に納棺師としての仕事を理解して行き亡くなられた人たちを送り出していくスト...
2008/09/23(火) 09:20:55 | オールマイティにコメンテート
 日本  ドラマ  監督:滝田洋二郎  出演:本木雅弘      広末涼子      山崎努      余貴美子      【物語】   チェロ奏者の大悟は、所属していた楽団の突然の解散を機にチェロで 食べていく道を諦め、妻を伴い、故郷の山形へ帰ること?...
2008/09/23(火) 13:32:18 | 江戸っ子風情♪の蹴球二日制に映画道楽
【映画的カリスマ指数】★★★★★  『生』を慈しみ、『死』を尊ぶ  
2008/09/23(火) 20:28:50 | カリスマ映画論
人気ブログランキングの順位は? 人は誰でも、いつか おくりびと、おくられびと。 キレイになって、 逝ってらっしゃい。
2008/09/24(水) 00:19:49 | ダディャーナザン!ナズェミデルンディス!!
人はいつか死ぬ。 人を送るその姿もコレだけちがうんだなと。 ルーズソックスで旅立ってったおばあちゃんは 少女のようにかろやかなステップを踏んでるのだろうか? 5分遅刻だとカリカリしていた主が 今までで一番きれいだったと涙して頭を下げる。 納棺師は、そうや...
2008/09/24(水) 01:44:13 | ペパーミントの魔術師
キレイになって、 逝ってらっしゃい。 製作年度 2008年 上映時間 130分 脚本 小山薫堂 監督 滝田洋二郎 音楽 久石譲 出演 本木雅弘/広末涼子/山崎努/余貴美子/吉行和子/笹野高史/杉本哲太/峰岸徹 一見近寄りがたい職業、納棺師に焦点を当て、重くなりがちなテーマを軽...
2008/09/25(木) 00:52:15 | to Heart
監督 滝田洋二郎すこしあらすじ ようやくチェロ奏者になったものの楽団の解散で失業した大悟(本木雅弘)は妻の美香(広末涼子)をつれて故郷の山形に帰った。 そこで大悟は好条件の求人広告を見つける。面接に向かうと業務内容も知らされないうちに社長の佐々木(山崎...
2008/09/25(木) 15:19:37 | ももたろうサブライ
 青木新門 の原作『納棺夫日記』を映画化  チェロ奏者が納棺師に転職。    個人評価 ★★★  『 映画雑感 』 (試写鑑賞)  一般...
2008/09/26(金) 00:34:35 | 『映画な日々』 cinema-days
監督:滝田洋二郎 出演:本木雅弘、山崎努、広末涼子、笹野高史、余貴美子、吉行和子 「オーケストラが解散され無職となったチェロの演奏者だった大悟は妻の美香と故郷に帰った。就職活動をして採用されたのはNKエージェント、納棺師としてだった。 最初は嫌々だ
2008/09/26(金) 09:59:15 | 日々のつぶやき
幸いなことに両親はまだ健在なので、納棺に立ち会ったことがありません。 葬儀屋とは
2008/09/26(金) 23:40:30 | はらやんの映画徒然草
求人広告を手にNKエージェントを訪れた大悟は、社長の佐々木から思いもよらない業務内容を告げられる。それは“納棺”、遺体を棺に納める仕事だった。戸惑いながらも、妻の美香には冠婚葬祭関係=結婚式場の仕事と偽り、納棺師の見習いとして働き出す大悟。美人だと思ったら
2008/09/27(土) 00:30:16 | 映画な日々。読書な日々。
おくりびと 監督: 滝田洋二郎 出演:  本木雅弘、山崎努、広末涼子、余貴美子、吉行和子 公開: 2008年9月 モントリオール世界映画祭グ...
2008/09/28(日) 00:25:42 | 映画@見取り八段
評判いいようだが、自分的にはそれほどとは・・・・納棺という仕事を知ることができてタメになったことと、納棺の儀の美しさにみとれはしたものの、演出やシナリオの頑張り不足が目に付いてちょっと残念な映画
2008/09/29(月) 23:04:51 | 自主映画制作工房Stud!o Yunfat 映評のページ
「おくりびと」を観てきました~♪ 楽団のチョロ奏者、小林大悟(本木雅弘)は、突然楽団が解散したことから、チェロを棄て故郷の山形に帰る決心をした。新聞で見つけた求人募集の広告を読み面接に向かった。社長の佐々木(山崎努)に即採用された大悟、仕事内容を聞く...
2008/10/02(木) 07:11:11 | 観たよ~ん~
「おくりびと」★★★★☆オススメ 本木雅弘 、広末涼子 、山崎努 主演 滝田洋二郎 監督、2008年、130分 高校生のときにボランティアで 老人ホームへお手伝いをしに行っていて、 誰も尋ねてこないおばあさんが急に亡くなった時、 知らせを受けて駆けつけてき...
2008/10/02(木) 23:33:32 | soramove
 第32回モントリオール世界映画祭でグランプリを受賞して以降、第81回アカデミー賞外国語映画賞の日本代表作品に選ばれ、圧倒的な評判の良さ...
2008/10/08(水) 19:02:05 | 続・蛇足帳~blogばん~
鑑賞日:08.10.10 鑑賞場所:シネマ・イクスピアリ キレイになって逝ってらっしゃい <ストーリー> (cinemacafeより引用)  リストラされたチェロ奏者・大悟(本木雅弘)は、故郷に戻り、求人広告を手にNKエージェントを訪れる。しかし、そこの社長・...
2008/10/12(日) 21:57:04 | けちけちオヤジのお気楽ダイアリーズ
満 足 度:★★★★★★★★★★    (★×10=満点)  監  督:滝田洋二郎 キャスト:本木雅弘       広末涼子       余貴美子       吉行和子       笹野高史       山崎努、他 ■内容■  楽団の解散でチェ...
2008/10/13(月) 06:47:21 | ★試写会中毒★
年齢問わず、高給保証!実質労働時間わずか。旅のお手伝い。納棺士の仕事ってすごいぃ~! ? ? ? ? ? ? ? ? ? ? 評価:★9点(満点10点) 2008年 130min 監督:滝田洋二郎 出演:本木雅....
2008/10/13(月) 22:09:30 | Aのムビりまっ!!!(映画って最高☆)
試写会に行く予定だったのですが 仕事が入ったので妹に行ってもらいました。 観てきた彼女は大絶賛!! じゃあ、映画館で観ておく? というわけで映画館へ。 楽団の解散でチェロ奏者の夢をあきらめ、 妻と共に故郷の山形に帰ってきた大悟は、 新聞で“旅のお手伝い...
2008/10/23(木) 15:46:02 | 映画、言いたい放題!
▼動機 連れてってと言われたので ▼感想 美しき日本の様式美 ▼満足度 ★★★★★☆☆ なかなか ▼あらすじ 楽団の解散でチェロ奏者の夢をあきらめ、故郷の山形に帰ってきた大悟(本木雅弘)は好条件の求人広告を見つける。面接に向かうと社長の佐々木(山崎努?...
2008/10/24(金) 22:03:20 | 新!やさぐれ日記
今週の平日休みは・・・ TOHOシネマズの1ケ月フリーパスの期限が迫ってるので、 まとめて3本見ちゃいました。 その1本目。 第32回モントリオール世界映画祭グランプリ受賞とか、 アカデミー賞の外国語作品賞出品の日本代表作に選ばれたとか・・・ いろいろ...
2008/11/07(金) 04:15:54 | ★☆ひらりん的映画ブログ☆★
こちらずっと気になっていた作品なかなか見ることが出来なかったんですがやっと映画館で見ることができました予備知識はアカデミーをとったことと納棺師のお話ということぐらいだったんですが思わず泣いてしまいました自分はあまり感動して泣く方ではないのですが、何でこ...
2009/03/02(月) 19:28:21 | にき☆ろぐ
◆本木雅弘さん(のつもり) 本木雅弘さんは、映画『おくりびと』に小林大悟 役で出演しています。 第81回アカデミー賞外国語映画賞、および第32回日本アカデミー賞最優秀作品賞受賞作品ということで、先日、遅ればせながら劇場に観に行きました。 ●導入部のあらすじと感想
2009/03/03(火) 23:26:39 | yanajunのイラスト・まんが道
いのち芽吹く物語。  
2009/03/04(水) 18:36:08 | Akira\'s VOICE
依り所が弱くて,心に響かない・・・。  
2009/03/05(木) 10:35:34 | Akira\'s VOICE
ひょんなことから遺体を棺に納める“納棺師”となった男が、仕事を通して触れた人間模様や上司の影響を受けながら成長していく姿を描いた感動作。監督には『壬生義士伝』の滝田洋二郎があたり、人気放送作家の小山薫堂が初の映画脚本に挑戦。一見近寄りがたい職業、納棺師...
2009/04/05(日) 14:04:14 | サーカスな日々
キレイになって、逝ってらっしゃい。
2009/06/06(土) 14:30:57 | Addict allcinema 映画レビュー
あらすじ所属する東京のオーケストラが解散し職を失ったチェロ奏者の大悟は演奏家を続けることを諦め妻の美香を連れて故郷の山形に戻ってくる。早速、求人広告で見つけたNKエージェントに面接に出かけ、その場で採用になるが、それは遺体を棺に納める納棺師という仕事だ...
2009/08/20(木) 23:32:57 | 虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映画 ブログ
監督:滝田洋二郎 出演:本木雅弘、広末涼子、杉本哲太、吉行和子、余貴美子、笹野高史、山崎努 評価:93点 いまさらながらDVD鑑賞。 泣いた。久しぶりに号泣した。 一人で見ていてほんとによかった。これが高校生の娘と一緒だったらどれほど困っていたか。 ...
2009/09/14(月) 23:26:39 | デコ親父はいつも減量中
記事アップ日【2008/12/08 21:21】 アカデミー賞受賞上げ とあるマイミクさんの勧めで見てきました。 通常ならもう公開は終わっていますが関東で ...
2009/09/15(火) 02:45:27 | 単館系
TVで鑑賞―【story】楽団の解散でチェロ奏者の夢をあきらめ、故郷の山形に帰ってきた大悟(本木雅弘)は、好条件の求人広告を見つける。面接に向かうと社長の佐々木(山崎努)に即採用されるが、業務内容は遺体を棺に収める仕事。当初は戸惑っていた大悟だったが、さまざ?...
2009/10/06(火) 22:17:45 | ★YUKAの気ままな有閑日記★
2008年:日本 監督:滝田洋二郎 出演:本木雅弘、広末涼子、吉行和子、余貴美子、笹野高史、山崎努 プロのチェリストである大悟は、所属していたオーケストラが突然解散し、妻とともに山形へと帰郷した。就職先を探していたとき「旅のお手伝い」という求人広告を見て...
2009/12/24(木) 18:24:51 | mama
納棺師 って仕事があるってことを初めて知った 葬儀屋さんが全部やってると思ってたけど 葬儀屋さんから依頼を受けて行くんやね人は誰でも死ぬ その時におくってくれる人 安らかな旅立ちのお手伝いかぁすごく身近なテーマと言えばそうやけど 今までに何度も身内の葬...
2010/01/21(木) 02:21:38 | HAPPYMANIA