2009年02月12日 (木) | 編集 |
もしも、80歳の肉体を持って生まれ、時と共に若返ってゆく人生があるとしたら、それはその人間にとって幸福なのだろうか、不幸なのだろうか。
「ベンジャミン・バトン/数奇な人生」は、そんな世にも奇妙な運命を背負った男の物語。
作家としてピークを迎えつつあるデヴィッド・フィンチャーがメガホンを取り、ブラッド・ピットがタイトルロールのベンジャミン・バトンを演じ、フィンチャーとの3度目のタッグを組む。
上映時間2時間47分という、堂々たる大作である。
1918年、11月。
第一次世界大戦の戦勝に沸くニューオーリンズのバトン家で、世にも奇妙な赤ん坊が生まれる。
母親が命と引き換えに生んだその子は、まるで80歳の老人の様に皺くちゃだった。
父親のトーマス(ジェーソン・フレミング)は、妻の命を奪った醜い息子を許すことが出来ず、ある老人ホームの前にその子を捨てる。
赤ん坊を拾ったのは、ホームで働く黒人女性のクィニー(タラジ・P・ヘンソン)。
彼女は妹が白人との間に生んだ子と偽って、ベンジャミン(ブラッド・ピット)と名づけた赤ん坊をホームで育て始める。
最初、すぐに死んでしまうと思われていたベンジャミンだが、時がたつにつれて少しずつ若返り始める。
そしてベンジャミンが12歳となった1930年の感謝祭、彼は施設に入居している老婆の孫であるデイジー(ケイト・ブランシェット)と出会う。
それは、その後70年以上に渡って、数奇な運命で結び付けられることになる二人の、最初の出会いだった・・・
この映画は、あのマーク・トウェインが「もし80歳で生まれて、ゆっくりと18歳に近づいていければどんなに幸せだろう」と語った事にインスパイアされた、F・スコット・フィッツジェラルドによる短編小説が原案となっている。
私は原作は未読なのだが、どうやら映画化された物語はほぼオリジナルと言って良いくらい脚色されている様だ。
そもそも、ある人物の長い一生を、映画的なファンタジーとして寓話的に描く事で、物事の本質を浮き上がらせるという手法は珍しいものではない。
90年代以降で考えても、知的障害を抱えた主人公と共に、アメリカ現代史を疾走する「フォレスト・ガンプ」、父親の物語る奇妙な人生を、息子が追体験する「ビッグ・フィッシュ」、ある男の自殺の瞬間から時系列を遡る事で、現代韓国の抱えるひずみを描き出した「ペパーミントキャンディ」あたりがすぐに思い浮かぶ。
見事なまでに傑作が並ぶことからもわかる様に、要するにこれは映画における勝利の方程式の一つなのだが、面白いことに「ベンジャミン・バトン/数奇な人生」は、上記の三本の要素を全て含んでいる。
第一次大戦からハリケーン・カトリーナまでの現代アメリカ史、語り部の物語る人生、そして逆転する時間。
秀逸な物語を生み出した脚本家、エリック・ロスは、自らの手による「フォレスト・ガンプ」を含め、すでに成功した3つのコンセプト、いわばストーリーテリングにおける鉄壁のロジックを用いて物語を構成し、想像以上の見事な成果をあげていると思う。
物語は2005年のハリケーン・カトリーナ上陸の日、年老いて病床にあるデイジーが、それまで縁遠かった娘に、ベンジャミン・バトンの残した日記の朗読を頼むところから始まるのだが、ディジーは娘が読み始める前に、ある物語を彼女に語って聞かせる。
第一次世界大戦中、盲目の時計技師ガトーが、ニューオーリンズの駅の大時計の制作を依頼される。
除幕式の日、大統領や多くの新聞記者らが見守る中、披露された時計の秒針は、逆回転を始めてしまう。
驚く観衆に対して、ガトーはこう言うのだ。
「もしも時が遡れば、戦争で戦死した息子も、未来を奪われた多くの若者も帰ってくる。自分にはこういう時計しかもはや作れない」と。
デイジーの語るこのエピソードは、ベンジャミン・バトンの人生とは直接は関係ない。
しかしガトーの思いを、気まぐれな神がちょっとひねくれて聞き届けたかの様に、同じころ、同じニューオーリンズに、逆転の人生を運命付けられて生まれたバトンの物語に対して、何らかの示唆を含むことは容易に推測できる。
ベンジャミン・バトンの時間で狂っているのは肉体だけ。
心は一般の人となんら変わらない。
しかし、いくら本人がそうでも、やはり周囲の人と異なるという事をバトンは成長(若返り)と共に知ってゆく。
彼は、時の流れを人と共有することが出来ない。
普通の人は、同じ世代でも異なる世代でも時が過ぎる分老い、感覚を共有することが出来る。
だがバトンには、老いは存在しないし、感じる事も出来ない。
彼が他人と共有できる時間はごく僅かな瞬間に過ぎず、人生は一瞬の邂逅の繰り返しである。
ゆえに、彼にとってその一瞬はとてつもなく濃厚で、二度と帰らない大切な時なのだ。
その容姿の醜さゆえに、実の父に捨てられた赤ん坊を、ゆったりとした愛で包み込んでくれた母親との出会い、ようやく自力で歩けるようになったバトンを、海の男として鍛えてくれた船長との出会い、故郷を遠く離れた異国で出会い、燃えるような恋に落ちた人妻との出会い。
そして、老人の様な子供の頃に出会い、人生の節目節目で運命的にバトンの人生を演出し、最終的に彼の人生の幕切れを看取る事となるデイジーとの出会い。
他の誰とも異なるという究極の孤独に生きるからこそ、彼は一瞬の出会いに誠実に向き合い、誰よりも愛を感じ、それを大切に胸にしまって生きる。
バトンが生まれたばかりの自分を捨てた父さえも許すのは、背負った運命ゆえに、誰よりも愛を知るからというアイロニーである。
前作「ゾディアック」で、作風を劇的に変えたデビッド・フィンチャーは、今回も良い意味で外連味を押さえ、彼一流の映像テクニックを最大限利用しつつ、決してひけらかすことなくすばらしい成果を見せる。
人生の最期を迎えたデイジーの病室から、物語はまるで一遍の映像詩の様に、時空を超えて淀みなく広がり、80年の時を刻み続ける。
主人公のベンジャミン・バトンを演じるブラッド・ピットと、彼と幼馴染で運命の人、デイジーを演じるケイト・ブランシェットは、共に80年以上というキャラクターの人生を、幼少期(バトンの場合は老年期だが)以外は本人が演じ切る熱演。
特にブラッド・ピットは特殊メイクとデジタルコンポジットの助けを借りているとは言え、超老け顔の子供という難しい表現を見事にこなしている。
演技者として、間違いなく代表作の一つとなるだろう。
多くの人にとって、人生は終わりの見えない川の流れの様な物だ。
流れの果てにあるのが死という名の海だという事は誰もが知っているが、いつそこへたどり着くのか、そこに到達して何を感じるのかは、行ってみなければわからない。
ところがバトンは、自分の人生の終点を知っている。
彼の人生は正に逆転す時計の秒針。
ゼロがいつ来るのか、そこに何が待っているのかも概ね予想が出来てしまう。
人生は一度きり、過ぎ去った時は二度と戻らない事を、この寓話は深い説得力を持って教えてくれる。
ガトーは無情な時の流れに抗議するかの様に、逆転時計を作ったが、おそらくそれは彼の悲しみを癒すことはなかっただろう。
時間は逆転させられない。
いかに肉体の時計が逆に動こうとも、心の秒針までは逆さまに動かない。
心と体で別々の時計を持っていたバトンの人生が幸せだったのかどうか、物語に明確な答えはない。
だが一つだけ、誰もが確実に感じ取れるのは、たとえバトンが終生孤独とさまざまな困難に直面していたとしても、最期の最期に振り返ればなんとも愛に溢れた美しい人生だったという事ではないだろうか。
ベンジャミン・バトンが、第一次大戦の戦勝の熱狂と犠牲の悲しみの狭間に生まれ、数奇な人生を送ったニューオーリンズの街は、ハリケーン・カトリーナによって歴史の彼方に消え去った。
だが再建された街では、今また時計の針が進み始め、人々は生まれ、出会い、愛し合い、新しい人生の物語が生まれてゆくのである。
今回は舞台となるニューオーリンズ生まれのフルーツフレーバーリキュール「サザン・カンフォート」をチョイス。
様々なフルーツのフレーバーとハーブの香りをミックスしたリキュールで、様々なカクテルのベースとしても知られている。
個人的にはシンプルに氷を入れたグラスに注いで、適量のジンジャーエールで割ったものが好きだ。
とても飲みやすいので、3時間近い映画の食後酒としてちょうど良いだろう。
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「ベンジャミン・バトン/数奇な人生」は、そんな世にも奇妙な運命を背負った男の物語。
作家としてピークを迎えつつあるデヴィッド・フィンチャーがメガホンを取り、ブラッド・ピットがタイトルロールのベンジャミン・バトンを演じ、フィンチャーとの3度目のタッグを組む。
上映時間2時間47分という、堂々たる大作である。
1918年、11月。
第一次世界大戦の戦勝に沸くニューオーリンズのバトン家で、世にも奇妙な赤ん坊が生まれる。
母親が命と引き換えに生んだその子は、まるで80歳の老人の様に皺くちゃだった。
父親のトーマス(ジェーソン・フレミング)は、妻の命を奪った醜い息子を許すことが出来ず、ある老人ホームの前にその子を捨てる。
赤ん坊を拾ったのは、ホームで働く黒人女性のクィニー(タラジ・P・ヘンソン)。
彼女は妹が白人との間に生んだ子と偽って、ベンジャミン(ブラッド・ピット)と名づけた赤ん坊をホームで育て始める。
最初、すぐに死んでしまうと思われていたベンジャミンだが、時がたつにつれて少しずつ若返り始める。
そしてベンジャミンが12歳となった1930年の感謝祭、彼は施設に入居している老婆の孫であるデイジー(ケイト・ブランシェット)と出会う。
それは、その後70年以上に渡って、数奇な運命で結び付けられることになる二人の、最初の出会いだった・・・
この映画は、あのマーク・トウェインが「もし80歳で生まれて、ゆっくりと18歳に近づいていければどんなに幸せだろう」と語った事にインスパイアされた、F・スコット・フィッツジェラルドによる短編小説が原案となっている。
私は原作は未読なのだが、どうやら映画化された物語はほぼオリジナルと言って良いくらい脚色されている様だ。
そもそも、ある人物の長い一生を、映画的なファンタジーとして寓話的に描く事で、物事の本質を浮き上がらせるという手法は珍しいものではない。
90年代以降で考えても、知的障害を抱えた主人公と共に、アメリカ現代史を疾走する「フォレスト・ガンプ」、父親の物語る奇妙な人生を、息子が追体験する「ビッグ・フィッシュ」、ある男の自殺の瞬間から時系列を遡る事で、現代韓国の抱えるひずみを描き出した「ペパーミントキャンディ」あたりがすぐに思い浮かぶ。
見事なまでに傑作が並ぶことからもわかる様に、要するにこれは映画における勝利の方程式の一つなのだが、面白いことに「ベンジャミン・バトン/数奇な人生」は、上記の三本の要素を全て含んでいる。
第一次大戦からハリケーン・カトリーナまでの現代アメリカ史、語り部の物語る人生、そして逆転する時間。
秀逸な物語を生み出した脚本家、エリック・ロスは、自らの手による「フォレスト・ガンプ」を含め、すでに成功した3つのコンセプト、いわばストーリーテリングにおける鉄壁のロジックを用いて物語を構成し、想像以上の見事な成果をあげていると思う。
物語は2005年のハリケーン・カトリーナ上陸の日、年老いて病床にあるデイジーが、それまで縁遠かった娘に、ベンジャミン・バトンの残した日記の朗読を頼むところから始まるのだが、ディジーは娘が読み始める前に、ある物語を彼女に語って聞かせる。
第一次世界大戦中、盲目の時計技師ガトーが、ニューオーリンズの駅の大時計の制作を依頼される。
除幕式の日、大統領や多くの新聞記者らが見守る中、披露された時計の秒針は、逆回転を始めてしまう。
驚く観衆に対して、ガトーはこう言うのだ。
「もしも時が遡れば、戦争で戦死した息子も、未来を奪われた多くの若者も帰ってくる。自分にはこういう時計しかもはや作れない」と。
デイジーの語るこのエピソードは、ベンジャミン・バトンの人生とは直接は関係ない。
しかしガトーの思いを、気まぐれな神がちょっとひねくれて聞き届けたかの様に、同じころ、同じニューオーリンズに、逆転の人生を運命付けられて生まれたバトンの物語に対して、何らかの示唆を含むことは容易に推測できる。
ベンジャミン・バトンの時間で狂っているのは肉体だけ。
心は一般の人となんら変わらない。
しかし、いくら本人がそうでも、やはり周囲の人と異なるという事をバトンは成長(若返り)と共に知ってゆく。
彼は、時の流れを人と共有することが出来ない。
普通の人は、同じ世代でも異なる世代でも時が過ぎる分老い、感覚を共有することが出来る。
だがバトンには、老いは存在しないし、感じる事も出来ない。
彼が他人と共有できる時間はごく僅かな瞬間に過ぎず、人生は一瞬の邂逅の繰り返しである。
ゆえに、彼にとってその一瞬はとてつもなく濃厚で、二度と帰らない大切な時なのだ。
その容姿の醜さゆえに、実の父に捨てられた赤ん坊を、ゆったりとした愛で包み込んでくれた母親との出会い、ようやく自力で歩けるようになったバトンを、海の男として鍛えてくれた船長との出会い、故郷を遠く離れた異国で出会い、燃えるような恋に落ちた人妻との出会い。
そして、老人の様な子供の頃に出会い、人生の節目節目で運命的にバトンの人生を演出し、最終的に彼の人生の幕切れを看取る事となるデイジーとの出会い。
他の誰とも異なるという究極の孤独に生きるからこそ、彼は一瞬の出会いに誠実に向き合い、誰よりも愛を感じ、それを大切に胸にしまって生きる。
バトンが生まれたばかりの自分を捨てた父さえも許すのは、背負った運命ゆえに、誰よりも愛を知るからというアイロニーである。
前作「ゾディアック」で、作風を劇的に変えたデビッド・フィンチャーは、今回も良い意味で外連味を押さえ、彼一流の映像テクニックを最大限利用しつつ、決してひけらかすことなくすばらしい成果を見せる。
人生の最期を迎えたデイジーの病室から、物語はまるで一遍の映像詩の様に、時空を超えて淀みなく広がり、80年の時を刻み続ける。
主人公のベンジャミン・バトンを演じるブラッド・ピットと、彼と幼馴染で運命の人、デイジーを演じるケイト・ブランシェットは、共に80年以上というキャラクターの人生を、幼少期(バトンの場合は老年期だが)以外は本人が演じ切る熱演。
特にブラッド・ピットは特殊メイクとデジタルコンポジットの助けを借りているとは言え、超老け顔の子供という難しい表現を見事にこなしている。
演技者として、間違いなく代表作の一つとなるだろう。
多くの人にとって、人生は終わりの見えない川の流れの様な物だ。
流れの果てにあるのが死という名の海だという事は誰もが知っているが、いつそこへたどり着くのか、そこに到達して何を感じるのかは、行ってみなければわからない。
ところがバトンは、自分の人生の終点を知っている。
彼の人生は正に逆転す時計の秒針。
ゼロがいつ来るのか、そこに何が待っているのかも概ね予想が出来てしまう。
人生は一度きり、過ぎ去った時は二度と戻らない事を、この寓話は深い説得力を持って教えてくれる。
ガトーは無情な時の流れに抗議するかの様に、逆転時計を作ったが、おそらくそれは彼の悲しみを癒すことはなかっただろう。
時間は逆転させられない。
いかに肉体の時計が逆に動こうとも、心の秒針までは逆さまに動かない。
心と体で別々の時計を持っていたバトンの人生が幸せだったのかどうか、物語に明確な答えはない。
だが一つだけ、誰もが確実に感じ取れるのは、たとえバトンが終生孤独とさまざまな困難に直面していたとしても、最期の最期に振り返ればなんとも愛に溢れた美しい人生だったという事ではないだろうか。
ベンジャミン・バトンが、第一次大戦の戦勝の熱狂と犠牲の悲しみの狭間に生まれ、数奇な人生を送ったニューオーリンズの街は、ハリケーン・カトリーナによって歴史の彼方に消え去った。
だが再建された街では、今また時計の針が進み始め、人々は生まれ、出会い、愛し合い、新しい人生の物語が生まれてゆくのである。
今回は舞台となるニューオーリンズ生まれのフルーツフレーバーリキュール「サザン・カンフォート」をチョイス。
様々なフルーツのフレーバーとハーブの香りをミックスしたリキュールで、様々なカクテルのベースとしても知られている。
個人的にはシンプルに氷を入れたグラスに注いで、適量のジンジャーエールで割ったものが好きだ。
とても飲みやすいので、3時間近い映画の食後酒としてちょうど良いだろう。

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この記事へのコメント
こんにちは。
私はこの作品、「え?フィッツジェラルドなの?」という感じでした。自分の持っている彼へのイメージと大分違ったので...。原作もAmazonに注文しました。品切れでまだ納品されていないのですが、読むのが今から楽しみです。
「フォレスト・ガンプ」との類似性を指摘する方は多いようですね。私は実は「フォレスト~」はイマイチ良さが分からなかったのですが、この作品は文句なく楽しめました。いや、楽しめたというよりは、味わえたというべきかも知れません。全体にセピアがかったような映像が、まるで古い書物を読んでいるような感覚にさせてくれました。
そして中盤~終盤にかけては、「来るべき将来の悲劇」を知るからこそのベンジャミンの決断に、「アルジャーノンに花束を」の主人公(名前わすれた...)と同種の哀しみを感じてしまいました。まぁ、これはこの映画の一面に過ぎないとは思いますが、自分にとってはもっとも印象に残ったシーンであり、湧き上がった感情でした。
私はこの作品、「え?フィッツジェラルドなの?」という感じでした。自分の持っている彼へのイメージと大分違ったので...。原作もAmazonに注文しました。品切れでまだ納品されていないのですが、読むのが今から楽しみです。
「フォレスト・ガンプ」との類似性を指摘する方は多いようですね。私は実は「フォレスト~」はイマイチ良さが分からなかったのですが、この作品は文句なく楽しめました。いや、楽しめたというよりは、味わえたというべきかも知れません。全体にセピアがかったような映像が、まるで古い書物を読んでいるような感覚にさせてくれました。
そして中盤~終盤にかけては、「来るべき将来の悲劇」を知るからこそのベンジャミンの決断に、「アルジャーノンに花束を」の主人公(名前わすれた...)と同種の哀しみを感じてしまいました。まぁ、これはこの映画の一面に過ぎないとは思いますが、自分にとってはもっとも印象に残ったシーンであり、湧き上がった感情でした。
ノラネコさんこんばんわ♪TB&コメント有難うございました♪
今までスリリングでサスペンスな作品を多く手掛けてきたフィンチャー監督だけに、こういった作品も作れるんだなと少々驚いてしまい、なんだか監督の新境地を垣間見れた気がします。
けどあの独特の外連味がフィンチャー監督の持ち味だとも思ってるので、ゾディアック以降お目にかかれてないのが個人的にはちょっと残念な所です(汗
ブラピもケイトも特注メイクやCGに助けれられてるとは言え、見事な演技でしたね。外見は老人でも中身は子供なので、その逆転の演じ方もかなり難しかったんじゃないかと思います。
今までスリリングでサスペンスな作品を多く手掛けてきたフィンチャー監督だけに、こういった作品も作れるんだなと少々驚いてしまい、なんだか監督の新境地を垣間見れた気がします。
けどあの独特の外連味がフィンチャー監督の持ち味だとも思ってるので、ゾディアック以降お目にかかれてないのが個人的にはちょっと残念な所です(汗
ブラピもケイトも特注メイクやCGに助けれられてるとは言え、見事な演技でしたね。外見は老人でも中身は子供なので、その逆転の演じ方もかなり難しかったんじゃないかと思います。
コメントありがとうございました!
見てなんとも心地よく、そして深く心に残る映画でした!
たしかにブラピとケイトの演技もよいのですが、作品全体に流れる空気が好きでした!
ここ2作品フィンチャー 私的には微妙だっただけに、今回いいのきたーという感じで嬉しかったです!
見てなんとも心地よく、そして深く心に残る映画でした!
たしかにブラピとケイトの演技もよいのですが、作品全体に流れる空気が好きでした!
ここ2作品フィンチャー 私的には微妙だっただけに、今回いいのきたーという感じで嬉しかったです!
スゴい高評価ですね。
フィンチャー監督、
着実に巨匠への道を歩んでいますよね。
この映画、ノラネコさんのツボにハマったとか。
ぼくのツボは『スラムドッグ$ミリオネア』。
そちらの方の感想が窺いたくて、
もうウズウズです。
フィンチャー監督、
着実に巨匠への道を歩んでいますよね。
この映画、ノラネコさんのツボにハマったとか。
ぼくのツボは『スラムドッグ$ミリオネア』。
そちらの方の感想が窺いたくて、
もうウズウズです。
ノラネコさん、こんにちは!
おおっ!1800円は久しぶりじゃないですか?
僕も本作はフィンチャーの新境地かつ最高傑作ではないかと思いました。
観る前はその長尺に怯んだのですが、まったくそんな長さなど気にならないくらい引き込まれました。
フィンチャー、脂が乗ってきている感がありますねー。
おおっ!1800円は久しぶりじゃないですか?
僕も本作はフィンチャーの新境地かつ最高傑作ではないかと思いました。
観る前はその長尺に怯んだのですが、まったくそんな長さなど気にならないくらい引き込まれました。
フィンチャー、脂が乗ってきている感がありますねー。
>いかに肉体の時計が逆に動こうとも、心の秒針までは逆さまに動かない
・・・という言葉に感嘆しました。
・・・という言葉に感嘆しました。
奇抜な物語でありながら、とても深い物語で感動しました。ただ、想像していたのと少し違っていましたね。もうちょっとコミカルさがあると思っていたんですが。
いろんな要素が詰まった作品でしたが、ベンジャミンの孤独が一番胸に響きました。愛する人と同じ時間を共有し、共に老いていくことの大切さが解かった気がします。
いろんな要素が詰まった作品でしたが、ベンジャミンの孤独が一番胸に響きました。愛する人と同じ時間を共有し、共に老いていくことの大切さが解かった気がします。
>マサルさん
そうですね、文学性、詩情を強く感じさせるのがこの作品の特徴かもしれません。
言い換えれば、物語性が圧倒的に高いという事でしょう。
大人のための生と死のベッドタイムストーリー、デイジーの死の床で語られるあたり、私はなんとなくそんな感じを受けました。
ブラピはさすがに体は別人ですが、顔は物心ついたあたりから本人が演じているようです。
>メビウスさん
おそらく、フィンチャーはゾディアックから作家としての第二章に入ったのだと思います。
デビュー当時からのとんがった外連味も面白かったんですが、物語の本質に目覚めたんでしょうね。
私としては、これは進化であり、一番脂の乗り切った時期に来ているんじゃないかと思います。
>コブタさん
独特の空気感も良かったですよね。
記事では触れていませんが、地味になったとは言えビジュアルの作りこみは見事なもので、リアルとファンタジーのギリギリの境界をうまく表現していたと思います。
アカデミー賞の技術部門は「ダーク・ナイト」vs「ベンジャミン・バトン」の展開かな。
>えいさん
「スラムドッグ~」評判良いですね。
この映画、いい意味で実にハリウッド映画的で、そこが魅力でもあるんですけど、「スラムドッグ~」は対照的な面白さがあるんではないでしょうか?
すごく楽しみです。
>はらやんさん
「ダーク・ナイト」以来の満額です。
あれは何か鬼気迫る作品でしたが、こちらは対照的にゆったりとした心地良い映画的な時間でした。
2時間47分はまったく長くないですね。
むしろ、もう少しだけこの物語に浸っていたいとさえ思えました。
>朱色会さん
なんだか映画全体が詩情に満ちていましたね。
風景を楽しみながら、滑らかな流れにのって航海しているような、あるいは非常に手の込んだ上品なコース料理を食べたかのようで、満足度の高い作品でした。
>えめきんさん
これにコミカルさを加えてゆくと、たぶん「フォレスト・ガンプ」にすごく近くなるんじゃないでしょうか。
まあそれはそれで面白そうですけどね。
テーマを表現するための、最良の物語というお手本のような例を見せてもらった気がします。
そうですね、文学性、詩情を強く感じさせるのがこの作品の特徴かもしれません。
言い換えれば、物語性が圧倒的に高いという事でしょう。
大人のための生と死のベッドタイムストーリー、デイジーの死の床で語られるあたり、私はなんとなくそんな感じを受けました。
ブラピはさすがに体は別人ですが、顔は物心ついたあたりから本人が演じているようです。
>メビウスさん
おそらく、フィンチャーはゾディアックから作家としての第二章に入ったのだと思います。
デビュー当時からのとんがった外連味も面白かったんですが、物語の本質に目覚めたんでしょうね。
私としては、これは進化であり、一番脂の乗り切った時期に来ているんじゃないかと思います。
>コブタさん
独特の空気感も良かったですよね。
記事では触れていませんが、地味になったとは言えビジュアルの作りこみは見事なもので、リアルとファンタジーのギリギリの境界をうまく表現していたと思います。
アカデミー賞の技術部門は「ダーク・ナイト」vs「ベンジャミン・バトン」の展開かな。
>えいさん
「スラムドッグ~」評判良いですね。
この映画、いい意味で実にハリウッド映画的で、そこが魅力でもあるんですけど、「スラムドッグ~」は対照的な面白さがあるんではないでしょうか?
すごく楽しみです。
>はらやんさん
「ダーク・ナイト」以来の満額です。
あれは何か鬼気迫る作品でしたが、こちらは対照的にゆったりとした心地良い映画的な時間でした。
2時間47分はまったく長くないですね。
むしろ、もう少しだけこの物語に浸っていたいとさえ思えました。
>朱色会さん
なんだか映画全体が詩情に満ちていましたね。
風景を楽しみながら、滑らかな流れにのって航海しているような、あるいは非常に手の込んだ上品なコース料理を食べたかのようで、満足度の高い作品でした。
>えめきんさん
これにコミカルさを加えてゆくと、たぶん「フォレスト・ガンプ」にすごく近くなるんじゃないでしょうか。
まあそれはそれで面白そうですけどね。
テーマを表現するための、最良の物語というお手本のような例を見せてもらった気がします。
2009/02/15(日) 21:59:26 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
素晴らしい作品でしたね。
私はずっとベンジャミンが可哀想で仕方なかったのですが
おっしゃるように,時の流れを人と共有することが出来ないからこそ
一瞬の邂逅が濃密で,それを大切にした彼の生き方や人柄が
あんなにも魅力にあふれていたのかもしれませんね。
原作は,設定だけは同じですが,他はまったく別物ですよ。
登場人物さえ全く違います。ベンジャミン以外は。
映画のストーリーの方が格段に美しく,感動を呼ぶ内容でした。
私はずっとベンジャミンが可哀想で仕方なかったのですが
おっしゃるように,時の流れを人と共有することが出来ないからこそ
一瞬の邂逅が濃密で,それを大切にした彼の生き方や人柄が
あんなにも魅力にあふれていたのかもしれませんね。
原作は,設定だけは同じですが,他はまったく別物ですよ。
登場人物さえ全く違います。ベンジャミン以外は。
映画のストーリーの方が格段に美しく,感動を呼ぶ内容でした。
2009/02/17(火) 01:31:01 | URL | なな #-[ 編集]
1800円!高評価ですね^^
3時間が長く感じられない充実した映画でした。
どんな風に生まれた人生でも、人との出会いは素晴らしい。
人生で大切な事は、誰でもそう変わらない。と言う気がします。
逆回転の人生を歩んだベンジャミンですが、愛する人の
腕の中での最後は幸せな人生だったと言えるのでは
ないかと思えました。
愛する人に抱っこされて人生を終える人なんて、なかなか
いるモンじゃないですものね。
3時間が長く感じられない充実した映画でした。
どんな風に生まれた人生でも、人との出会いは素晴らしい。
人生で大切な事は、誰でもそう変わらない。と言う気がします。
逆回転の人生を歩んだベンジャミンですが、愛する人の
腕の中での最後は幸せな人生だったと言えるのでは
ないかと思えました。
愛する人に抱っこされて人生を終える人なんて、なかなか
いるモンじゃないですものね。
>ななさん
切ない物語なんですけど、彼にとって人との出会いっていうのは本当に濃密で忘れられない物だったんじゃないかなと。
人生80年あったとしても、その密度は多分生き方によって変わりますよね。
もし自分がバトンだったとしたら、多分幸せに逝けるんじゃないかと思います。
>くうさん
逆転してるからこそ、見えてきた物もあるでしょうね。
困難で、つらいことも多いだろうけど、でも人生って良いなあという希望的な作品だと思いました。
確かに愛する人の腕に抱かれて死ぬなんて、なかなかありえる事じゃないですよね。
切ない物語なんですけど、彼にとって人との出会いっていうのは本当に濃密で忘れられない物だったんじゃないかなと。
人生80年あったとしても、その密度は多分生き方によって変わりますよね。
もし自分がバトンだったとしたら、多分幸せに逝けるんじゃないかと思います。
>くうさん
逆転してるからこそ、見えてきた物もあるでしょうね。
困難で、つらいことも多いだろうけど、でも人生って良いなあという希望的な作品だと思いました。
確かに愛する人の腕に抱かれて死ぬなんて、なかなかありえる事じゃないですよね。
2009/02/19(木) 23:29:51 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
こんばんは☆
おおー、サザン・カンフォートのジンジャーエール割、大好きですー♪ノラネコさんの映画の評も素晴らしい!と思ったけれど、このお酒が好きな私はまずここに反応しちゃいますー。笑
実はオスカーも本作にとひそかに予想していたんですがw
実に個人的ツボをがしがし押してくれた作品でありました。
自分の人生へも重ねてみたりできる映画なんてそうお目にかかる事は少ないですしね。
おおー、サザン・カンフォートのジンジャーエール割、大好きですー♪ノラネコさんの映画の評も素晴らしい!と思ったけれど、このお酒が好きな私はまずここに反応しちゃいますー。笑
実はオスカーも本作にとひそかに予想していたんですがw
実に個人的ツボをがしがし押してくれた作品でありました。
自分の人生へも重ねてみたりできる映画なんてそうお目にかかる事は少ないですしね。
2009/02/28(土) 00:01:17 | URL | シャーロット #gM6YF5sA[ 編集]
>シャーロットさん
この手の映画には弱くて、すっかり魅了されてしまいました。
私もオスカーはこれかなと思っていたのですが、外れましたね。
しかし逆に「スラムドッグ$ミリオネア」への期待が高まりました。
この手の映画には弱くて、すっかり魅了されてしまいました。
私もオスカーはこれかなと思っていたのですが、外れましたね。
しかし逆に「スラムドッグ$ミリオネア」への期待が高まりました。
2009/03/04(水) 23:00:59 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
TB有難うございました。
加齢に逆行すると言う事は肉体的外観だけじゃなく、
精神的な記憶も同世代の感覚で共有する事は出来ないんですね。
加齢に逆行すると言う事は肉体的外観だけじゃなく、
精神的な記憶も同世代の感覚で共有する事は出来ないんですね。
>hiroさん
精神的な孤独感がこの映画をより切なくしていますね。
自分だったら、と考えるとこのキャラクターにより感情移入できる気がします。
精神的な孤独感がこの映画をより切なくしていますね。
自分だったら、と考えるとこのキャラクターにより感情移入できる気がします。
2010/04/24(土) 23:28:44 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
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『人生は素晴らしい。』
コチラの「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」は、1920年代に書かれたF・スコット・フィッツジェラルドの短編小説を基に、80歳で生まれ、若返っていく男の物語を映画化した2/7公開のヒューマン・ファンタジーなのですが、試写会で観て来ちゃ...
2009/02/13(金) 00:22:27 | ☆彡映画鑑賞日記☆彡
『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』を観ました『セブン』『ファイト・クラブ』に続いて3度目のコンビを組んだデヴィッド・フィンチャー監督、ブラッド・ピット主演で贈る感動ヒューマン・ファンタジーです>>『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』関連原題: THECURIO...
2009/02/13(金) 08:20:34 | おきらく楽天 映画生活
第81回アカデミー賞の最有力候補作品、「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」です。TOHOシネマズ六本木のシアター2で観賞しました。
この作品、予告を観た段階から興味があったの...
2009/02/13(金) 12:30:36 | Men @ Work
『セブン』『ファイトクラブ』に続き、デヴィッド・フィンチャー監督×ブラッド・ピットのコンビ 3作目は
今年ももうすぐ発表になるアカデミー賞で 最多13部門ノミネート{/atten/}
作品賞/監督賞/主演男優賞/助演女優賞/脚色賞/
撮影賞/編集賞/美術賞/衣装デザイン賞/?...
2009/02/13(金) 13:11:13 | 我想一個人映画美的女人blog
監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ティルダ・スウィントン、エル・ファニング
「間もなく死を迎えようとしている女性が娘にある日記を読んでもらう。書いたのはベンジャミン・バトン。彼の数奇な運命がそこに語られ
2009/02/13(金) 15:22:29 | 日々のつぶやき
なんて、なんて。デビッド・フィンチャー監督作で、こんなに心あたたまっちゃうなんて。意外な感じもしつつ、フィンチャーだからこそのビジュアルで見せてくれる映画になっていて満足。一昔前だったら、映像化するのは困難なストーリーに区分されていたんじゃないかと思う...
2009/02/13(金) 20:17:36 | かえるぴょこぴょこ CINEMATIC ODYSSEY
-----さて、今日はカタログハウスの「シネマのすき間」へお出かけの日。
そこで聞いたんだけど、
この映画 『ベンジャミン・バトン/数奇な人生』は
2008年アカデミー賞最多の13部門にノミネート。
でも、えいは9部門10ノミネートの『スラムドッグ$ミリオネア』の方が好?...
2009/02/13(金) 21:19:41 | ラムの大通り
【監督】デビッド・フィンチャー
【出演】ブラッド・ピット/ケイト・ブランシェット/タラジ・P・ヘンソン/ジュリア・オーモンド/ジェイソン...
2009/02/13(金) 23:09:05 | シネマをぶった斬りっ!!
この映画の設定を聞いたときに
『昔々のついさっき。 今日は朝から夜だった。どんより曇った日本晴れ。
産まれたばかりの爺さんが85・...
2009/02/13(金) 23:28:27 | コブタの視線
The Curious Case of Benjamin Button [Original Motion Picture Soundtrack]◆プチレビュー◆時を縦糸に愛を横糸にして人生の哀切を紡ぐ秀作。特殊メイクで七変化するブラピは必見だ。 【85点】
ベンジャミン・バトンは、80歳で生まれ徐々に若返っていく不思議な運?...
2009/02/13(金) 23:55:42 | 映画通信シネマッシモ☆プロの映画ライターが贈る映画評
一瞬、一瞬を、大切に生きていますか――?
全ての出逢いを、胸に刻んでいますか――?
原題 THE CURIOUS CASE OF BENJAMIN BUTTON
製作年度 2008年
上映時間 167分
原作 F・スコット・フィッツジェラルド
脚本 エリック・ロス
監督 デヴィッド・フィンチャー
音楽 ア?...
2009/02/14(土) 02:45:20 | to Heart
1918年、ニューオーリンズ。ある一組の夫婦に、男の子が産まれる。しかし、その赤ん坊は80歳の老人と見まがうほど奇異な容貌をしていた。ショックを受けた男は、赤ん坊を老人養護施設に置き去りにしてしまう。そして、施設を営む黒人女性クイニーに拾われた赤ん坊は...
2009/02/14(土) 09:23:28 | 今日は映画気分!
時間というものは不可逆性の流れを持っています。 今のところ物語の中でしかタイムト
2009/02/14(土) 14:23:58 | はらやんの映画徒然草
【ベンジャミン・バトン 数奇な人生】2009年2月7日(土)公開
監督 : デビッド・...
2009/02/14(土) 17:40:47 | MoonDreamWorks★Fc2
観たい映画が、並ばずに、いい席で、確実に取れる
総評:★★★★★+A
公式サイト>>
監督:デビット・フィンチャー
主なキャスト
ベンジャミン・バトン(ブラッド・ピット)
デイジー(ケイト・ブランシェット)
クイニー(タラジー・P・ヘンソン)
マイ?...
2009/02/14(土) 22:37:02 | 朝を抱きしめて
この世に生まれたとき、彼は80才の老人だった。年を経る毎に、段々と若返っていくベンジャミン。そこで繰り返される出会いと別れ。数奇な運命をたどった彼の人生を、美しい映像で淡々と綴った作品。 人物の年齢により外見の違いは、特殊メイクとCGなのだろうが、どうやっ...
2009/02/14(土) 23:57:55 | 不惑にして特撮に惑う
「ベンジャミン・バトン」★★★★★オススメ
ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット 主演
デヴィッド・フィンチャー 監督、2008年、167分、アメリカ
「この映画に原作があり、
それがスコット・フィッツジェラルドだと知って
そうかもなと思った、
一番...
2009/02/15(日) 00:33:58 | soramove
上映時間2時間47分は・・・長い!
でも全く気になりませんでした。
美しくも切ない物語・・・
人は生まれてから命尽きるまで、心と体は共に成長していくものだけど、
そうでなかったら・・・
ベンジャミンの人生~中身は普通の人と変わらず子供から大人へと成長す?...
2009/02/15(日) 00:55:50 | future world
監督:デヴィッド・フィンチャー
出演:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、エル・ファニング、 ティルダ・スウィントン、ジュリア・オーモンド、タラジ・P・ヘンソン、ジェイソン・フレミング
評価:88点
人生を逆に生きる。
老人のように生まれたベン...
2009/02/15(日) 01:17:02 | デコ親父はいつも減量中
1918年。ニューオーリンズの老人ホームに、一人の赤ん坊が捨てられていた。その子は、生まれたばかりにも関わらず、80歳の老人の身体をしていた。ベンジャミンと名付けられた彼は、数年の命と言われながらもすくすくと成長していった。さらに彼は、歳を重ねるごとに...
2009/02/15(日) 07:20:48 | 5125年映画の旅
第81回アカデミー賞に13部門ノミネートされた話題作【story】80代の男性として誕生し、そこから徐々に若返っていく運命のもとに生まれたベンジャミン・バトン(ブラッド・ピット)。誰とも違う数奇な人生を歩まなくてはならない彼は、愛する人との出会いと別れを経験し、?...
2009/02/15(日) 14:10:13 | ★YUKAの気ままな有閑日記★
2008年度 アメリカ作品 167分 ワーナー・ブラザース配給
原題:THE CURIOUS CASE OF BENJAMIN BUTTON
STAFF
監督:デヴィッド・フィンチャー
脚本:エリック・ロス
CAST
ブラッド・ピット ケイト・ブランシェット ティルダ・スウィントン ジェイソン・フレミング
経?...
2009/02/15(日) 21:20:05 | pure\'s movie review
一瞬、一瞬を、大切に生きていますか――?
全ての出逢いを、胸に刻んでいますか――?
原題 THE CURIOUS CASE OF BENJAMIN BUTTON
製作年度 2008年
上映時間 167分
原作 F・スコット・フィッツジェラルド
脚本 エリック・ロス
監督 デヴィッド・フィンチャー
音楽 ア?...
2009/02/15(日) 22:11:14 | to Heart
ベンジャミン・バトン 数奇な人生’08:米
◆原題:THE CURIOUS CASE OF BENJAMIN BUTTON◆監督:デビッド・フィンチャー「ゾディアック」「パニック・ルーム」◆出演:ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、タラジ・P・ヘンソン、ジュリア・オーモンド、ジェイ?...
2009/02/16(月) 00:07:57 | ☆C\'est joli~ここちいい毎日を~☆
人生という名のロードムービー。
2009/02/16(月) 10:54:10 | Akira\'s VOICE
この1月に,81回アカデミー賞に,多数ノミネート(作品賞・監督賞・主演男優賞など)されたこの作品。封切りと同時に劇場に駆け付け,・・・・・鑑賞後は「これは受賞もしてほしい」と思った。なんとも言えない感動の余韻を今でもひきずっている。 あらすじ: 80代の男...
2009/02/17(火) 01:32:13 | 虎猫の気まぐれシネマ日記
ブラッド・ピット的に考えると、筆者の評価が最も高い作品は「ジョーブラックをよろしく」である。この作品が評価が高い理由はレビューを読んで頂きたいのであるが、ひとつには時間の取り方である。この作品は物凄くゆっくりと(確かに上映時間も180分と長いが・・・)、流?...
2009/02/17(火) 20:18:08 | 利用価値のない日々の雑学
▼動機
子供の頃、こういう歌があったよね
▼感想
ま、それなり
▼満足度
★★★★☆☆☆ それなり
▼あらすじ
80代の男性として誕生し、そこから徐々に若返っていく運命のもとに生まれた男ベンジャミン・バトン(ブラッド・ピット)。時間の流れを止められず、?...
2009/02/17(火) 22:52:20 | 新!やさぐれ日記
ベンジャミン・バトン 数奇な人生
~THE CURIOUS CASE OF BENJAMIN BUTTON~
監督: デヴィッド・フィンチャー
出演: ブラッド・ピット、ケイト・ブラ...
2009/02/18(水) 21:49:51 | 映画@見取り八段
【THE CURIOUS CASE OF BENJAMIN BUTTON 】 【監督】 デヴィッド・フィンチャー 【原作】 F・スコット・フィッツジェラルド
【脚本】 エ...
2009/02/19(木) 00:56:46 | +++ Candy Cinema +++
□作品オフィシャルサイト 「ベンジャミン・バトン 数奇な運命」□監督 デヴィッド・フィンチャー? □脚本 エリック・ロス?? □原作 F・スコット・フィッツジェラルド□キャスト ブラッド・ピット、ケイト・ブランシェット、ティルダ・スウィントン、タラジ・P・?...
2009/02/20(金) 12:10:39 | 京の昼寝~♪
(2008年・WB=Par/監督:デヴィッド・フィンチャー) 80歳の肉体を持って生まれ、年齢を経るごとに若返って行く、数奇な運命を背負って生まれた男の一生を描いた感動の物語。 小
2009/02/21(土) 14:13:32 | お楽しみはココからだ~ 映画をもっと楽しむ方法
じわっと,ジーンとくる「ベンジャミン・バトン数奇な人生」 オフィシャルサイトストーリー80代の男性として誕生し、そこから徐々に若返っていく運命のもとに生まれた男ベンジャミン・バトン(ブラッド・ピット)。時間の流れを止められず、誰とも違う数奇な人生を歩...
2009/02/22(日) 16:26:40 | 映画好き集れ!!
デヴィッド・フィンチャーは好きな監督のおひとりですが、今までの作品とは全然違いますねぇ…
2009/02/22(日) 19:41:53 | My Favorite Things
原題:The Curious Case of Benjamin Button
80歳で生まれ、若返っていく男の物語
公開前から予告での宣伝もじゃんじゃん流されていたので、観ないわけにはいかないなあと思っていました。2月9日夕方、鑑賞してきました。ところが長い!3時間まではいかなかった?...
2009/02/22(日) 23:06:08 | 銅版画制作の日々
『タイタニック』のような格調高い構成に、『フォレスト・ガンプ 一期一会』のよう...
2009/02/24(火) 06:23:17 | シネクリシェ2.0
つれチョイス。 レイトショー。 新居からの新幹線移動、翌日から仕事ということで帰宅が午前さまになる3時間のレイトショーってのがチと不安だったのですが、おもしろかったら疲れないだろうと観賞。 1000円dayだったし。 (でもパンフが900円。高ッ!) わろたのが選ん?...
2009/02/25(水) 17:45:56 | inuneko
[ベンジャミン・バトン数奇な人生] ブログ村キーワード
アカデミー賞13部門ノミネート!上映時間2時間47分!!「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」(ワーナー・ブラザース)。アカデミー賞では残念な結果(主要部門でカスらず、3部門の受賞)に終わりましたが、興...
2009/02/26(木) 22:08:55 | シネマ親父の“日々是妄言”
人生を応援してくれてる映画だなあと感じた。
ベンジャミンは、人とまったく違う人生だったけど、それでも、一所懸命生きていた。
2009/02/26(木) 23:04:03 | 或る日の出来事
そして、、、デイジーの人生もドラマティックに
2009/02/28(土) 00:06:02 | シャーロットの涙
「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」、観ました。
フィッツジェラルドの短編小説を映画化、老人の姿で生れてきた男の数奇な運命を描く...
2009/03/01(日) 20:14:27 | クマの巣
鑑賞日:09.03.01 鑑賞場所:シネマイクスピアリ
80歳で生まれ、若返っていく
数奇な人生を生きた、ある男の物語
<ストーリー> (Cinemacafeより引用)
1918年、ニューオーリンズ。黒人女性・クイニー(タラジ・ヘンソン)はある日、置き去りにされた...
2009/03/01(日) 23:19:11 | けちけちオヤジのお気楽ダイアリーズ
★★★☆ 第81回アカデミー賞作品賞に本命としてノミネートされていたが、残念ながら対抗馬の『スラムドッグ$ミリオネア』に負けてしまい、アカデミー賞関連の受賞は「メイクアップ賞」「美術賞」「視覚効果賞」等の特別賞のみの受賞に終わってしまった。
2009/03/04(水) 10:45:24 | ケントのたそがれ劇場
あらすじ80代の男性として誕生し、そこから徐々に若返っていく運命のもとに生まれた男ベンジャミン・バトン(ブラッド・ピット)は、愛する人との出会いと別れを経験していくが・・・。感想映画の日に、久しぶりに劇場鑑賞。『セブン』、『ファイト・クラブ』のデヴィッ...
2009/03/05(木) 07:31:43 | 虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映画 ブログ
「ベンジャミン・バトン-数奇な人生-」を観てきました。
生まれたときから若返ってゆくベンジャミンと、その周囲の人々の人生を描いた感動作です。
この作品を観ながら、「老いる」ということを意味を真剣...
2009/03/09(月) 09:55:09 | 事務屋の日記
映画 ベンジャミン・バトン 数奇な人生 の感想
80代の老人の見た目で生まれ、どんどん見た目が若返っていくベンジャミン・バトン(ブラッ...
2009/03/15(日) 11:46:20 | エンタメ日々更新
何とも荒唐無稽な設定で、一体どういう終わり方をするのか?と興味が膨らむストーリー。
61ページほどの短編なので、映画を見てから読んでみました。
「華麗なるギャツビー」のスコット・フィッツジェラルド原作、今回映画にあわせて
初めて翻訳出版されたそうです。
こ...
2009/03/15(日) 23:00:03 | 映画の話でコーヒーブレイク
何とも荒唐無稽な設定で、一体どういう終わり方をするのか?と興味が膨らむストーリー。
61ページほどの短編なので、映画を見てから読んでみました。
「華麗なるギャツビー」のスコット・フィッツジェラルド原作、今回映画にあわせて
初めて翻訳出版されたそうです。
こ...
2009/03/15(日) 23:00:10 | 映画の話でコーヒーブレイク
人生は素晴らしい
2009/07/22(水) 13:25:41 | Addict allcinema 映画レビュー
あんな風に若返ることができるメイク・・私もしてもらいたい(^^ゞ
2009/07/25(土) 20:37:30 | 心の栄養♪映画と英語のジョーク
{/kaeru_fine/}あいかわらずモンハンばっかりなピロEKです{/ase/}
(ゲームでは、ちょっと前に買った「Forza Motorsport 3」は全然遊んでいなくて勿体ないし{/ase/}、すでに払い込んでるXboxのゴールドメンバーシップとかも全然使ってなくて{/ase/}…勿体ないですなぁ{/...
2010/02/13(土) 07:05:50 | ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画
ベンジャミン・バトン 数奇な人生
80歳の姿で生まれ、年々、
肉体が若返っていく男の物語
【個人評価:★★ (2.0P)】 (自宅鑑賞)
原題...
2010/04/21(水) 00:25:07 | 『映画な日々』 cinema-days
なんと、デヴィッド・フィンチャー監督作品、だったのですね。
ネット評的には、厳しい声も少なくなかったですが、天下の美形、ブラッド・ピットとケイト・ブランシェットが映画ファンタジーで、色々な年齢を経て、関係性を変えていく距離感が興味深かったです。
見た目、老人と少女として出会い、ある年齢で愛しあい、最期は看取ってるのですから、ある意味では見事なヒューマン・ファンタジーといえそう。
...
2016/02/09(火) 15:15:57 | のほほん便り
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