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チェンジリング・・・・・評価額1700円
2009年02月25日 (水) | 編集 |
ある日突然、最愛の息子が失踪し、数ヵ月後に警察によって発見される。
ところが自分を母と呼ぶその子は、我が子とは似ても似つかないまったくの別人
何かの間違いだという必死の訴えにも、警察は厳正な捜査の結果だと相手にしてくれない。
果たして本当の息子はどこに消えたのか、発見された子はなぜ他人の名を語り嘘を言うのか。
ぶっちゃけ「チェンジリング」の設定は嘘臭く、まるで出来の悪い三流サスペンスなのだが、これが「true story」というのだから、まさに事実は小説よりも奇なり。
「硫黄島からの手紙」以来となるクリント・イーストウッドは、一歩間違えると限りなく俗っぽくなりそうなこの物語を、格調高い人間ドラマに仕上げるのだから、やはり大したものだ。

1928年、LA。
クリスティン・コリンズ(アンジェリーナ・ジョリー)の一人息子、ウォルターが失踪し、母一人子一人で暮らしてきたクリスティンは憔悴した毎日を送る。
五ヶ月間の捜査の末に、ウォルターが遥かイリノイ州で発見されたという知らせが届く。
再開に胸躍らせるクリスティンだったが、列車から降り立った少年は、ウォルターとはまったくの別人だった。
息子ではないと主張するクリスティンに、不祥事続きで点数を稼ぎたいLAPD(ロス市警)は決して間違いを認めようとせず、逆にクリスティンを精神病院に放り込んでしまう。
そんな時、LAPD批判の急先鋒であるブリーグレブ牧師(ジョン・マルコヴィッチ)がクリスティンに救いの手を差し伸べ、彼女はLAPDと司法の場で対決する事になる。
警察はあくまでもウォルターは発見済みとして事件の幕引きを図るのだが、まったく別件の事件から、本物のウォルターの手がかりが発見される・・・


失踪した少年の謎を追うサスペンス物の様に見えて、そうではない。
本来の役割を忘れ、自己保身がその存在意義となってしまった硬直した権力組織への不信感と、市井に生きる個人のささやかな生き様を対比して見せた社会派ドラマだ。
馬鹿で無能で傲慢な人間に権力を渡すと、とんでもない事になるという事を、摩訶不思議な事実をモチーフに描いた秀逸な逸話であり、誰が見ても無茶な主張を往生際悪く繰り返す権力の姿は、悲しいかな現在の日本の一面すら透けて見える位に説得力がある。
私は腐敗しない権力という物は存在しないと考えている。
どんなに清廉潔白な理想を掲げた権力であろうとも、人間である以上、時とともに必ず利権が生まれ、それを守ろうとするようになり腐敗する。
特に警察のような武力組織において、チェック機構が働かないという事がどれほど恐ろしい事か、改めて考えさせられた。
もちろん、お堅いだけの権力告発映画ではなく、真実を求める気持ちのベースに流れているのは失踪した息子への母親の愛であるというのが映画として上手いところ。
クリスティンの痛々しいくらい一途な気持ちには、誰もが素直に感情移入できるだろう。

物語後半の背景になっている「ウィネヴィラ養鶏場殺人事件」は、アメリカ犯罪史上、被害者の数と犯人の特異なキャラクター、殺害状況の残酷さで現在にも語り継がれる伝説的な事件だが、映画を観るまでこの話が事件とつながっている事は知らなかった。
ただでさえインパクトのある事件だけに、殺人事件に重点を置いてしまうと、物語のバランスが崩れてしまい、作劇としては難しいところだが、完成した作品では適度な距離感を保っていて、構成力の高さが際立つ。
テレビ出身のベテランライター、J・マイケル・ストラジンスキーの脚本は、サスペンスの構造で物語を引っ張りつつ、キャラクターの立ち位置を明確にする事で、テーマ性の部分をきっちりと浮かび上がらせて、なかなか見事だ。

ややもすれば作り過ぎに陥ってしまう危険のある作劇を、イーストウッドは内面から血の通ったキャラクターを表現出来る実力者たちを配して、深みのある人間ドラマに仕立てている。
主人公のクリスティンを演じるアンジェリーナ・ジョリーは、前評判どおりの熱演。
テンションが高すぎて、脳の血管切れちゃうんじゃないかと心配になるくらいだったが、最愛の一人息子を理不尽に奪われた母親の苦悩と捨て切れない希望を、まさに全身で表現していた。
女性が社会的に抑圧されていた時代、虐げられた弱者から、徐々に権力と戦う闘士に変貌してゆく姿はカタルシスさえ感じさせる。
傲慢な権力を象徴するLAPDのジョーンズ警部を演じたジェフリー・ドノバン、同じLAPDながら事件を解決へと導く叩上げのヤバラ刑事を演じたマイケル・ケリーが好対照。
権力批判でも、全てを十把一絡げにステロタイプ化しないのはさすがで、むしろ組織の中での腐敗の構造が際立った。
ジョン・マルコヴィッチが抑えた演技を見せるブリーグレブ牧師や、精神病院でクリスティンが権力と対決する切欠を与える冤罪被害者のキャロルを演じたエイミー・ライアンなど、要所要所にキーとなるキャラクターを配してドラマを引き締める。

1928年に起こったこの数奇な事件は、クリント・イーストウッドという反骨の映画作家によって、今日性を持つ物語として見事に蘇ったと言える。
権力の腐敗や女性への偏見と言ったテーマは、程度の差はあれど、現在でも十分に説得力がある。
この作品は80年も昔の事件を題材としてるが、批判のターゲットのLAPDは90年代にもLA暴動の発端となったロドニー・キング事件を起こしたり、何かと物議をかもす組織である。
日本でも、どう考えて殺人事件なのに、なぜか警察によって自殺と断定されてしまった事件や、交通事故の原因が警察のずさんな捜査ですりかえられてしまった事件などが報道されている。
もちろん、そういう例はほんの一部だとは思うが、警察に限らず権力という物には常に危険な側面があるという事は、市民として認識しておくべきだろう。
「チェンジリング」は社会的なテーマを母の愛という普遍的な価値観で裏打ちし、2時間21分の長尺をまったく飽きさせない。
巨匠の円熟した技術を堪能できる力作である。

ちなみに「チェンジリング」とは、欧州の民話で妖精が人間の子を攫い、代わりにそっくりな妖精の子を置いてゆく事を意味する。
1980年にはピーター・メダック監督で同タイトルの映画も作られているが、こちらは知る人ぞ知る渋いオカルト映画の佳作である。

イーストウッドの映画を観ると、いつもは日本酒が飲みたくなるのだが、今回は女性が主人公という事もあって、ちょっと違った物が欲しくなる。
メルシャンの「桔梗ヶ原メルロー オー・ド・ヴィー・ド・マール 2005」をチョイス。
マールとは、ワインを造った後の絞り粕を原料に作られた蒸留酒の事で、どちらかというと食後酒として知られる。
この桔梗ヶ原メルローは、爽やかで複雑なハーブ香と微かな甘味とともに、イーストウッドの映画の様に、ビターなテイストも感じさせる。
冷やしてストレートでも良いが、アルコール度数が相当高い事もあり、鑑賞後はオンザロックがお勧め。

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コメント
この記事へのコメント
コメントありがとうございました
本当に実際あった事件とはにわか信じがたい内容の事件ですよね。
本物の息子を知らない人はとこかく、近隣住民や子供の友人などごまかせるものではないのに、、、
悪評が高まり初めていたとにかく息子が行方不明で嘆き悲しんでいた女性をを警察が救ったという美談が欲しいがためにでっちあげたともいう感んじですものね。
しかも、偽物の子供が最後に再会したという本当の母親もあれって本当に本物なの?やらせではとまで思ってしまったのは私だけでしょうか?

>本来の役割を忘れ、自己保身がその存在意義となってしまった硬直した権力組織

今の日本に政治にしても会社にしても、何か問題が発覚すると、子供でも騙せないような無茶な言い訳してくることが多いですが、なんか通じるものを感じてしまってうーんと考えてしまうものがありますよね。

そういった異様な情景なだけに、アンジ-演じるクリスティンの子供への愛に満ちた真っ直ぐな感情が心地よくみることができました。

うーん この作品アンジ-、、オスカーとっても全然オカシクなかったのに、、というか取ってほしかったです。
2009/02/26(木) 00:19:13 | URL | コブタです #-[ 編集]
ノラネコさんこんにちは

キャストも皆それぞれすばらしくよかったし
やはりイーストウッド監督の手腕には拍手ものですね。
ほんと、サスペンス物に見えて、そうではない深い人間ドラマに仕上がっていたと思います。
紹介されてる同タイトルのオカルト映画、気になります。。。。
2009/02/26(木) 13:39:31 | URL | mig #-[ 編集]
こんばんは
>コブタさん
ネタ的には思わず「フォーガットン」を思い出してしまったくらいです(笑
あまりにも乱暴な嘘なので、映画のような形でなくてもいつかは暴かれたでしょうけど、とりあえずジョーンズ警部は馬鹿過ぎですね。
もっとも、程度の差はあれ、日本の企業の不祥事や政治家の馬鹿げた言い訳を聞くにつけ、本質の部分では大して変わらないなあと思うのです。
80年も前の事件を描いて、今を十分感じさせるのですから、凄いですよね。

>migさん
サスペンス物としても結構面白いんですよね。
ただそっちにあまり力を入れすぎると、テーマ性が薄くなっちゃうので、バランス感覚が見事だったと思います。
80年の「チェンジリング」は、地味ながら冷たい恐怖を感じさせてくれて結構好きな作品です。
DVD化されていないのが勿体無いです。
2009/02/27(金) 22:24:06 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
こんばんは
ノラネコさん、こんばんは!

反骨オヤジ、イーストウッドのさすがの真骨頂という感じですよね。
重いテーマで、かつ長尺なのに、作品に引き込む力がありました。
このところ長尺でもしっかりと構成されていて見応えのある作品が多いですよね。
見た目の派手さというよりはしっかりとしたドラマで引き込む、という方向になりつつあるのでしょうか。
2009/02/28(土) 19:45:14 | URL | はらやん #-[ 編集]
こんばんは
まさに「嘘のようなほんとの話」でしたね。
ほとんど脚色もしてなくて人物もみな実名というから驚きました!
>腐敗しない権力という物は存在しない・・・・
なるほど,そうかもしれませんが,そう考えると暗澹としますね。
ところや時代は変わっても確かに
我が国でも似たようなことはあるかもしれません。
イーストウッド監督作品と日本酒・・・オツですね。
2009/03/02(月) 21:26:14 | URL | なな #-[ 編集]
こんばんは
権力の腐敗や女性への偏見というテーマが現代にも通じるという点は僕も感じました。だからなのか、80年前の物語であるにも関わらず、古臭さはほとんど感じませんでしたね。

アンジェリーナ・ジョリーの熱演も魅力でした。今回は惜しくもオスカー受賞を逃しましたが、いつか主演女優賞を取って欲しいですね。
2009/03/03(火) 22:15:04 | URL | えめきん #-[ 編集]
こんばんわ
まさに事実は小説より奇なり。。。
権力って恐い。
事実がねじ曲げられるって恐い。と思いましたわ。
その中でも、救いになってくれた人たちの存在が
本当に有り難かったです。
すっかり、アンジーが乗り移った状態で、スクリーンに
釘付けの2時間強でした。
2009/03/04(水) 22:49:02 | URL | くう #-[ 編集]
こんばんは
>はらやんさん
この映画もシナリオが良く出来ていました。
ベンジャミン・バトンもそうですが、やはり構成力の高い映画というのは長尺でも見やすいのです。
職人的な上手さの光る、見事な作品だったと思います。

>ななさん
人間はどんなに清廉な人物でも、どんなに立派な理想をもっていても、時と共に必ず変わります。
むしろ自分は変わらないという人は信用できません。
ですからチェック機構がブレーキとして必要になってくるのですが、ブレーキはいつも有効に効くとは限らないですからね。
今の日本も結構暴走している人たちがいると思います。

>えめきんさん
イーストウッドのすごいところは、歴史物を作っても、テーマが現在に生きているという事でしょう。
作家としての立ち位置が明確なんでしょうね。
アンジェリーナ・ジョリーはテンション高すぎな気がしないでもないですが、まさに鬼気迫る熱演でした。

>くうさん
どんなひどい状況を描いても、最後には人間を信じるというスタンスも、イーストウッド映画に共通の物ですね。
この人の映画は内容にかかわらず、必ず小さな光を感じさせてくれます。
新作が出るたびに、観に行こうと思わされるのは、そんな後味の印象もあるのかもしれません。
2009/03/04(水) 23:13:08 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
遅くなりました。
こんにちは。
なぜかWindowsのノートパソコンでfc2に書き込もうとすると、
数字のところではじかれてしまうんです。
最初はブラウザの関係かと思ったのですが、
そうではないみたい。

ということでMacで再挑戦。
実は『オーストラリア』も先日コメントしたのに
受け入れてもらえませんでした。

この映画、ぼくも最初に観たときには
ぐいぐい引き込まれたのですが、
後で観た『グラン・トリノ』に比べると
手だれの、職人としての監督イーストウッドが
強く押し出された作品となっていた気がします。
おそらく後世の研究家がイーストウッドを語るとき
2008年というのは最も重要な年になると思われます。
う~ん。はっきり言えないのがもどかしい。
早く『グラン・トリノ』を観ていただきたいです。
そしてノラネコさんのレビューが早く読みたいです。

2009/03/08(日) 13:18:43 | URL | えい #ZeVQ3nCw[ 編集]
こんばんは
>えいさん
そうですね、この作品はいろいろな意味で、非常に「上手い」作品でした。
「グラントリノ」楽しみですね。
最近主演するときは、若い俳優と組む事が多いですけど、なんというか物語を通して次の世代に何かを伝えたいという想いを感じます。
年齢的にも映画作家としてのモチベーションが物語を伝えて行く事で高まっているのかもしれませんね。
2009/03/08(日) 21:05:24 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
TBありがとうございました。
TB有難うございました。
子供を想う母の心情をアンジーは
見事に再現していました。
最近のクリント・イーストウッドの作品は
重厚なテーマが続いていて、今回も
作品にどっぷり浸かってしまいました。

今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!
2009/10/12(月) 11:54:17 | URL | シムウナ #rbkUbWW2[ 編集]
こんばんは
>シムウナさん
最近のイーストウッド映画は正に神がかりです。
これも重い映画でしたが、全く目が離せなかったです。
果たして次はどんな凄い映画を見せてくれるのでしょう。
2009/10/12(月) 23:26:57 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
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「コリンズ事件」というのはお恥ずかしながら知らなかったが、「ゴードン・ノースコット事件」は、以前にアメリカの犯罪史の研究をしていた時に、どこかで出くわした事があった。但し、文献は英文だったし、内容に関しても「養鶏場を営むノースコットが連続殺人を犯し、死...
2009/03/08(日) 00:53:15 | 利用価値のない日々の雑学
観てきましたーもんの凄い映画でした。クリント・イーストウッド監督、すごいな。もう...
2009/03/09(月) 10:04:35 | SUPER BLOG.JP
映画チェンジリングの感想 クリント・イーストウッド監督らしい作品ですね。 単純な...
2009/03/14(土) 13:45:40 | 映画どうでしょう
映画チェンジリング見てきました。 クリント・イーストウッド監督の作品ですが、単純なハッピーエンドのエンターテイメント映画と違って、...
2009/03/14(土) 16:26:24 | エンタメ日々更新
Did you kill my son?と叫ぶアンジーの迫力はなかなかです。
2009/03/14(土) 21:37:47 | My Favorite Things
鑑賞日:09.03.20 鑑賞場所:シネマイクスピアリ どれだけ祈れば、あの子は帰ってくるの──? <ストーリー> (Cinemacafeより引用)  1928年。ロサンゼルスの郊外で、9歳の息子・ウォルターと幸せな毎日を送る、シングル・マザーのクリスティン(アンジ...
2009/03/20(金) 22:17:08 | けちけちオヤジのお気楽ダイアリーズ
人間は完璧ではないから、ヒューマン・エラーが発生する可能性はゼロではないにしろ、絶対に起こしてはいけないことが、先日の香川県立中央病院で発生した体外受精卵を取違えて移植した事件であろう。つらい不妊治療をのりこえて、ようやく妊娠した喜びもつかのま、胎内に...
2009/03/24(火) 20:09:54 | 千の天使がバスケットボールする
「権力は腐敗する。絶対的権力は絶対に腐敗する。」 <公式サイト> 1928年に実際に起きた「ウィネビラ養鶏場殺人事件」における、クリスティン・コリンズの禍を映画化。 9歳の息子ウォルターが突然失踪し、悲嘆にくれるコリンズ夫人(アンジェリーナ・ジョリー)。 5?...
2009/03/25(水) 00:16:06 | TRIVIAL JUNK Blog
タイトル:チェンジリング ジャンル:いろいろ/2009年/142分 映画館:TOHOシネマズ二条 鑑賞日時:2009年4月2日(木) 私の満足度:65% (緑が多く電車が走るロサンゼルスの街並みや、ローラース ケートでフロアを駆け巡る電話交換室、土曜日がお休みの小学校など当時?...
2009/04/10(金) 00:19:01 | もっきぃの映画館でみよう(もっきぃの映画館で見よう)
 2月に観賞し、大いなる衝撃を受けた作品、「チェンジリング」について、社会学者の宮台真司氏の論評が彼のブログに掲載されていました。私は映画観賞を、娯楽の場としてよりは...
2009/05/02(土) 17:33:48 | Men @ Work
どれだけ祈れば、あの子は帰ってくるの――?
2009/07/21(火) 16:01:01 | Addict allcinema 映画レビュー
ロス市警には怒り心頭!冷静になれなかったです
2009/07/24(金) 00:03:43 | 心の栄養♪映画と英語のジョーク
アンジェリーナ・ジョリーがアカデミー助演女優賞を獲得した 「17歳のカルテ」と同じぐらいに、 今回の演技は魅了されてしまった。 実話がベースになっていて、1920年代の警察の腐敗、 体質に驚かされた。
2009/08/02(日) 15:27:24 | 気ままな映画生活
監督:クリント・イーストウッド 出演:アンジェリーナ・ジョリー、ジョン・マルコヴィッチ、ジェフリー・ドノヴァン、コルム・フィオール、ジェイソン・バトラー・ハーナー、エイミー・ライアン、マイケル・ケリー 評価:91点 信じ難い実話を、適度な演出で心に....
2009/09/24(木) 21:59:24 | デコ親父はいつも減量中
一昨日の記事でも「朝まで仕事」{/face_hekomu/}と書きましたが、昨日の朝も同様{/face_hekomu/} 15時間労働の末に朝10:00頃に帰宅{/face_hekomu/}。お陰でそのまま夕方まで寝ちゃって{/kaeru_night/}…昨日の土曜日は無駄に{/face_ase1/}{/ase/} 今日{/kaeru_rain/}{/hi...
2009/10/10(土) 11:04:49 | ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画
アンジェリーナ・ジョリー主演、クリント・イーストウッド監督の『チェンジリング』。行方不明の真の息子を取り返す為、警察に真っ向から戦った女性を描いた本作は実話です。 腐りきった警察組織の姿に憤りを覚えるとともに、アンジー演じた母の「ただ息子と取り戻したい...
2010/01/11(月) 23:57:13 | 映画+小説+家族=MyLife
あらすじ1928年。シングル・マザーのクリスティンの9歳の息子ウォルターが失踪する。5か月後、警察に息子を発見したと聞かされるが・・・。感想オスカー監督『ミリオンダラー・ベイビー』のクリント・イーストウッドによって信じられない実話を基に作られ、アカデミ...
2010/03/03(水) 00:27:18 | 虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映画 ブログ
作品を作るたびに評価が高いクリント・イーストウッド監督と、 最近は奥さん役も板に付いて、母性愛の塊のような演技が光るアンジー姐さん。
2010/08/17(火) 02:40:45 | ★☆ひらりん的映画ブログ☆★