fc2ブログ
酒を呑んで映画を観る時間が一番幸せ・・・と思うので、酒と映画をテーマに日記を書いていきます。 映画の評価額は幾らまでなら納得して出せるかで、レイトショー価格1200円から+-が基準で、1800円が満点です。ネット配信オンリーの作品は★5つが満点。
■ お知らせ
※基本的にネタバレありです。ご注意ください。
※当ブログはリンクフリーです。内容の無断転載はお断りいたします。
※ブログ環境の相性によっては、TB・コメントのお返事が出来ない事があります。ご了承ください
エロ・グロ・出会い系のTB及びコメントは、削除の上直ちにブログ管理会社に通報させていただきます。 また記事と無関係な物や当方が不適切と判断したTB・コメントも削除いたします。
■TITLE INDEX
タイトルインディックスを作りました。こちらからご利用ください。
■ ツイッターアカウント
noraneko285でつぶやいてます。ブログで書いてない映画の話なども。
■ FILMARKSアカウント
noraneko285ツイッターでつぶやいた全作品をアーカイブしています。
オーストラリア・・・・・評価額1450円
2009年03月04日 (水) | 編集 |
国名そのものをタイトルにした映画というのは、極めて珍しいのではないかと思う。
オーストラリア出身のバズ・ラーマン監督が、同じくオーストラリア出身のニコール・キッドマンヒュー・ジャックマンを主演に迎え、その他のメインキャストやスタッフもほぼオーストラリア出身者で固めた究極の郷土LOVE映画、その名も「オーストラリア」!!
総製作費1億3千万ドル、上映時間2時間45分に及ぶ超大作だが、本国オーストラリアでは健闘したものの、最大マーケットのアメリカでは残念ながら大コケし、批評的にもいまひとつだったため、オスカー戦線では早々に忘れ去られてしまった。
だが、少々とっ散らかった印象はあるものの、バズ・ラーマンらしい外連味たっぷりのスペクタクルな映像も楽しく、出来はそんなに悪く無い。

1939年。
第二次世界大戦前夜のオーストラリア。
イギリスの貴族、アシュレイ卿の婦人であるサラ・アシュレイ(二コール・キッドマン)は夫を探すために北西部の町ダーウィンに降り立つ。
案内人であるカウボーイのドローヴァー(ヒュー・ジャックマン)と共に、内陸部にある領地ファラウェイダウンズを目指すサラ。
ところが到着した時には、夫は既に何者かに殺されていた。
ファラウェイダウンズは北西部を支配する食肉王カーニー(ブライアン・ブラウン)に狙われており、唯一の希望は所有する1500頭の牛を期限までにダーウィンまで運び、軍に納入して資金を獲得する事。
サラはドローヴァーやアボリジニの少年ナラ(ブランドン・ウォルターズ)ら6人の仲間と共に、牛を追いながら遥かダーウィンを目指す旅に出る。
彼らの動向を察知したカーニーは、腹心のフレッチャー(デヴィッド・ウェンハム)を使って卑劣な妨害工作に出るのだが・・・


どこまでも広がる荒野、荒くれカウボーイに大地を埋め尽くす牛の群れ、ミステリアスな先住民族、そして迫りくる戦争の嵐。
バズ・ラーマンは、この壮大かつてんこ盛りのモチーフを背景に、オーストラリアという存在を象徴するような、スペクタクルなラブ・ロマンスを構築しようとした様だ。
要するに、これはラーマン版の「風と共に去りぬ」である。
一人の女性の燃える様な恋を通して、アメリカ南部そのものを描いてみせたあの映画を換骨奪胎し、裕福な貴族夫人の二コール・キッドマンがスカーレット・オハラで、一箇所に留まれない無骨な風来坊、ヒュー・ジャックマンがレット・バトラー、背景となる南北戦争が太平洋戦争に、クライマックスのアトランタ炎上が日本軍によるダーウィン空襲になったと思えばいい。
面白いのは、「風と共に去りぬ」と同じ年に作られた「オズの魔法使い」が、劇中で繰り返し引用されている事で、これまたある種のファンタジー・ロードムービーでもある本作のベースと見ることが出来る。
ちょうど本作の舞台となる1939年に、ヴィクター・フレミング監督が世に送り出した、この歴史的な2本の作品(「風と共に去りぬ」には複数の監督がいたのは周知の事実だが)を、ラーマン流にアレンジして再構成した物が、「オーストラリア」なのかも知れない。

ただ、3時間を切る上映時間にあれもこれもと詰め込んでいるためか、物語はやや大味な印象を受ける。
本作はナラというストーリーテラーがいるものの、実際には終始英国からオーストラリアにやってきたサラ目線で描かれ、いわばサラによる「オーストラリア体験記」だ。
前半は困難に直面しながらもダーウィンに牛を届け、カーニーの鼻を明かす西部劇風ロードムービーで、後半は恋に落ちたサラとドローヴァーが、すれ違いながらもお互いの人生に正直に向き合うまでを描くラブロマンスという、事実上の二部構成となっており、ここに戦争スペクタクルと、オーストラリア政府による先住民族アボリジニ迫害の歴史が絡む。
アボリジニのスピリチュアルな世界観を、ファンタジー的な味わいに使っているのは面白いが、それがストレートにサラの物語と絡む訳でもなく、オーストラリア史の暗部とも言うべき社会的なテーマを深く描いている訳でもない。
要するに全てはサラのロマンスと人間的な成長の糧という位置付けで、この辺りも「風と共に去りぬ」なのだが、肝心のサラの心の成長がいま一つ感じられないのが残念だ。
ドローヴァーとの恋の顛末はともかく、結局のところオーストラリア流、というかアボリジニ流の生き方を受け入れただけで終わってしまい、物語を通した主人公の変化、あるいは成長の跡は乏しいと言わざるを得ない。

映画のビジュアル的なクライマックスは、1942年2月19日の日本軍によるダーウィン空襲だが、映画で描写されたのはもしかして初めてではないだろうか。
オーストラリアは1942年から43年にかけて、日本軍による本土攻撃を繰り返し受けたが、ハリウッド映画でも日本映画でもめったに描かれる事が無い、というか一方の当事者である日本ですらほとんど忘れられている戦争である。
オーストラリアという国は一大陸一国家という極めて稀な地政学的な条件もあって、建国以来外敵の攻撃はおろか周辺に明確な仮想敵国すら存在しなかったために、日本軍による本土攻撃は強烈なインパクトがあった様で、私もオーストラリアに行った時にオージーにこの件に関して日本での歴史見解を聞かれ、不勉強のためにろくに答えられなかった記憶がある。
もっとも、映画ではこのあたりの顛末もスペクタクルな戦闘描写以上に深く描かれる事は無く、考証的にもかなりいい加減。
何しろ日本軍が本土間近の島に上陸して、地上戦まで行ってしまうのだ。
戦争描写も、基本的にはこの映画に盛り込まれた様々なモチーフと同じく、サラとドローヴァーに降りかかる試練の一つ、要するに「オズの魔法使い」の竜巻の様な物に過ぎないのである。

「オーストラリア」は、アボリジニ関連の描写も含めて、決して深く正確に史実を描写した映画ではなく、イギリス生まれの一人の女性が、彼女の中のオーストラリアを発見する、寓話的なファンタジーだ。
歴史物と考えればいろいろと突っ込み所も多いが、バズ・ラーマンの作家映画と考えればこれはこれでアリだろうし、私は結構面白く観る事が出来た。
ただ作者の資質を考えると、むしろもっとぶっ飛ばして、オーストラリアの持つイメージをひたすらカリカチュアした世界観にしてしまった方が、魅力的な映画になった様な気がする。
サイケデリックという言葉を思い浮かべるほど、虚構の世界を徹底的に構築した「ムーラン・ルージュ」が、本物よりも魅力的でロマンチックな「パリ」を見事に描き出していたように。
あるいは、アボリジニのナラのストーリーテラーとしての役割をもっと明確にして、完全に彼の語る「物語」として全体を構成しても良かった。
現状はナラ目線とサラ目線が入り混じり、ナラの位置づけがちょっと中途半端だ。
全体を流れる隠れテーマである、ラーマンにとっての物語論としてはその方がスッキリしたのではないだろうか。

さて、オーストラリアといえば、現在ではワイン大国だったりするのだが、元々この国でもっともポピュラーな酒といえばラムだったという。
18世紀末の流刑移民時代初期には、ラムが通貨の代わりとしても流通したと言われ、1806年には英国から着任したウィリアム・ブライ総督が、ラムの取引を規制しようとした事から、軍の反乱まで起こっているのだから、どれほど重要な物だったのかがわかる。
映画の中でも、ラムが印象的な小道具として用いられれているのは、こうした歴史的な背景があるのだ。
今回は現在のオーストラリアを代表するラム、「バンダバーグ(Bundaberg Rum)」 をチョイス。
長い歳月のうちに、ラムの消費が低迷していたオーストラリアで、ラム復活のきっかけになったのがこのバンダバーグ。
残念ながら日本では公式には未発売だが、白熊バンディのラベルで知られるバンダバーグは、オーストラリア以外でも手に入る国は多いので、見かけたらお試しあれ。
クセはなく、とても口当たりは柔らかいのだが、ほのかな甘みと旨みが口に広がる。
お勧めはオージーが大好きなコーラ割り
オーストラリアに行くと、割られた状態でボトリングされているのだが、もちろん自分で割っても良い。
http://www.bundabergrum.com.au

ランキングバナー 
記事が気に入ったらクリックしてね

こちらもお願い






スポンサーサイト




コメント
この記事へのコメント
ノラネコさんおはようございます
コメありがとうございます、他のgooの方にはTBちゃんと入るのに
うちには最近入らないみたいですね、、、、ゴメンナサイ。

ノラネコさんダメかと思ったら意外に評価高いですね!(笑)
アメリカで大コケだったんですか~知らなかった。
でもかなり納得です
折角大好きなヒューとニコールでしたが長過ぎだし眠くもなっちゃいましたv-40
2009/03/05(木) 08:56:53 | URL | mig #JTxNwRAU[ 編集]
こんばんは
ノラネコさん、こんばんは!

思いのほか良かったように感じました。
王道と言えばそうなのですが、最近王道な作りの作品が少ないので、楽しめました。
確かに映画の様々な要素を盛り込んでいて詰め込み過ぎの感もありましたが、そのあたりも「ザ・映画」という感じなように思えました。
2009/03/06(金) 22:31:54 | URL | はらやん #-[ 編集]
同じく再挑戦
画像認証でうまくいかなかったので
同じくMacで再挑戦です。

思うにこういう映画は、
今の時代では難しいのかなという気がしました。
『風と共に去りぬ』の頃は
まだ、情報が世界を駆け回っていなかったこともあり、
彼の国への憧れをかき立てる役割を、映画は持っていた。
ところが、21世紀だと
どうしても既視感が先立ってしまう。
なんだか皮肉な気がします。
2009/03/08(日) 13:24:48 | URL | えい #ZeVQ3nCw[ 編集]
こんばんは
>migさん
決して出来の良い映画とは思わないですけど、妙な勢いがあるので、最後まで飽きる事はなかったです。
ただ、ちょっと暴走気味でしたね。
牛の暴走は西部劇のお約束ですけど、ラーマンの暴走はいただけません(笑

>はらやんさん
やや詰め込みすぎであちこちダイジェスト感を感じました。
あと一時間使って、シナリオをもうすこしブラッシュアップすれば、もっといい作品になったと思います。
個人的には結構好きだけど、オスカーで無視されたのはまあ仕方が無いですね。

>えいさん
どうも最近fc2とgooの相性が悪いみたいですね。
まあ以前から良くなったり悪くなったりなんですけど。
>今の時代では難しいのかなという気がしました。
なるほど、確かにそうかもしれません。
今回の場合は、ラーマンが彼の中の映画的な記憶と故郷へのノスタルジーに引きずられてしまった様な気がします。
2009/03/08(日) 21:01:43 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
 『前に進むための涙もある』  コチラの「オーストラリア」は、あたしの大好きな「ムーラン・ルージュ」のバズ・ラーマン監督と二コール・キッドマンが再びコンビを組み、2人の祖国である「オーストラリア」を舞台に繰り広げられる2/28公開のエピック・アドベンチャー?...
2009/03/04(水) 23:25:44 | ☆彡映画鑑賞日記☆彡
オーストラリア出身の監督・俳優・主要スタッフが、国の威信をかけて作った大河ロマンだ。第二次大戦前夜のオーストラリアにやってきた英国貴族サラと野性的なカウボーイ・ドローヴァーの恋を軸に、悪徳牧場主との対決、1500頭の牛を連れての大陸横断、夫殺しの謎、日...
2009/03/04(水) 23:45:09 | 映画通信シネマッシモ☆プロの映画ライターが贈る映画評
『ムーランルージュ』から8年、オーストラリア出身のバズ・ラーマン監督が オーストラリア人俳優、ニコール・キッドマンとヒュー・ジャックマンで、オーストラリアを舞台に創り上げた、 オーストラリアずくしの本作{/ee_3/} でもこれ、アメリカ映画。 ちなみに、オース?...
2009/03/05(木) 08:53:23 | 我想一個人映画美的女人blog
(原題:Australia) ----これ観るの、いつもに比べてちょっと遅いよ。 もう公開まで2週間しかないじゃニャい。 「いやあ、3時間近い映画は どうしても腰が引けてしまうんだよね」 ----でも監督がバズ・ラーマンだし、 その凝った映像を観ているだけで楽しんじゃニャいの...
2009/03/05(木) 10:07:33 | ラムの大通り
オーストラリア’08:オーストラリア ◆原題:AUSTRALIA◆監督・製作・脚本: バズ・ラーマン「ムーラン・ルージュ」「ロミオ&ジュリエット」◆出演:?ニコール・キッドマン、ヒュー・ジャックマン、デヴィッド・ウェンハム、ブライアン・ブラウン、ジャック・トン....
2009/03/05(木) 15:09:57 | ☆C\'est joli~ここちいい毎日を~☆
「物語は人と人を繋ぐもの」 作品中でアボリジニの少年ナニが独白で語る言葉です。
2009/03/06(金) 22:18:02 | はらやんの映画徒然草
「ムーラン・ルージュ」のバズ・ラーマン監督による最新作です。 広大なオーストラリアを舞台にしたラブストーリー。 ニコール・キッドマン、ヒュー・ジャックマンというオーストラリア出身のスター2人による 共演です。 美男美女だから、ワタシ的には満足!楽しめ...
2009/03/06(金) 23:08:18 | 愛猫レオンとシネマな毎日
アカデミー賞で司会をしたヒューを見て密かに萌えた私としては、何が何でも鑑賞しなければならないではないか―【story】第二次世界大戦を目前に控えたオーストラリアを訪れた英国貴族レディ・サラ・アシュレイ(ニコール・キッドマン)。サラは殺された夫が残した広大な?...
2009/03/07(土) 11:12:29 | ★YUKAの気ままな有閑日記★
監督・原案・脚本:バズ・ラーマン出演:ニコール・キッドマン、ヒュー・ジャックマン、デヴィッド・ウェンハム、ブライアン・ブラウン、ジャック・トンプソンシネコンの中でも割と小さめの部屋で見ました。公開一週間目にしてこれですから、後の推移は知れたものです。お...
2009/03/08(日) 12:51:20 | 再出発日記
「オーストラリア」、観ました。 第二次世界大戦下のオーストラリアで、イギリスの貴族の女性が夫の残した1500頭の牛を売りさばくために...
2009/03/08(日) 18:37:12 | クマの巣
イギリスの貴婦人レディ・サラ・アシュレイ(ニコール・キッドマン)は、 オーストラリアの領地に旅立ったまま1年も帰ってこない夫に会う...
2009/03/09(月) 00:45:09 | 心のままに映画の風景
『オーストラリア』を観ました「ムーラン・ルージュ」のオーストラリア人監督バズ・ラーマンが、同郷のニコール・キッドマンとヒュー・ジャックマンを主演に迎え、戦時下の当地を舞台に綴るアドベンチャー・ロマンです>>『オーストラリア』関連原題: AUSTRALIAジャンル...
2009/03/10(火) 23:24:48 | おきらく楽天 映画生活
【AUSTRALIA】 【監督・製作・脚本】 バズ・ラーマン   【脚本】 スチュアート・ビーティー、ロナルド・ハーウッド、リチャード・フラナ...
2009/03/13(金) 12:55:41 | +++ Candy Cinema +++
第二次世界大戦前夜のオーストラリアを舞台にした愛と冒険のドラマ。監督はバズ・ラーマン、キャストは ニコール・キッドマン、ヒュー・ジャックマン、デヴィッド・ウェンハム、ブライアン・ブラウン、ジャック・トンプソン他。 <あらすじ> 第二次世界大戦前夜のオース...
2009/03/15(日) 01:30:08 | Yuhiの読書日記+α
監督   バズ・ラーマン キャスト ニコール・キッドマン      ヒュー・ジャックマン      デビット・ウエンハム      ブライアン・ブラウンほか  往年のハリウッド大作を思わせる広大なスケールと愛のストーリー。ニコール-キッドマンの扮する英国貴...
2009/03/15(日) 08:31:18 | You got a movie
オーストラリア♪ついに観た!  ニコール・キッドマンの美しさとヒュー・ジャックマンの野生的な男の魅力がなんともいえませんね。そしてローケションも素晴らしいです!豊かで広大な自然のオーストラリアを舞台に、繰り広げられる二人のラブロマンス。何でもオーストラ...
2009/03/20(金) 21:40:01 | 銅版画制作の日々
遥かなる異国の地オーストラリアが、一人のイギリス貴族の女性の運命を変える 【関連記事】 ►オーストラリア(ラブシーン)1 壁紙 ►...
2009/08/13(木) 16:35:15 | Addict allcinema 映画レビュー
これぞオーストラリアという風景は見応えありました
2009/08/21(金) 19:17:22 | 心の栄養♪映画と英語のジョーク
映画『ロミオ&ジュリエット』『ムーラン・ルージュ』のバズ・ラーマン監督が、壮大なオーストラリアの自然を舞台に描く運命的な愛の物語。主演は『ムーラン・ルージュ』に引き続きバズ監督作品参加となるニコール・キッドマンと映画『X-MEN:ファイナル ディシジョン』の...
2009/10/20(火) 17:10:09 | サーカスな日々
オーストラリア [DVD] 1939年、英国貴族夫人が音沙汰知れずの夫を頼りに 単身、オーストラリアの牧場にやって来た... 【個人評価:★★ (2.0P)...
2010/06/27(日) 22:55:33 | 『映画な日々』 cinema-days