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ワルキューレ・・・・・評価額1550円
2009年03月25日 (水) | 編集 |
ユダヤ人でゲイという、ヒットラー時代のドイツだったら確実にガス室行きのブライアン・シンガー監督が、主演にトム・クルーズを迎えて作り上げたのは、1944年7月20日に起こったヒットラー暗殺未遂事件を巡るサスペンス大作。
タイトルの「ワルキューレ」とは、ナチスに対するクーデターが起こったときに発令される作戦名で、もちろんワーグナーの歌劇「ニーベルングの指輪」に登場する女神の名に由来する。

1943年、北アフリカ。
ドイツ軍将校、シュタウフェンベルク大佐(トム・クルーズ)は、連合軍の空襲で負傷し、片腕と片目を失う。
ベルリンの病院に入院した大佐に、ヒットラー政権の打倒を目指す地下組織が接近するが、かねてからナチズムに批判的だった大佐は、これを受け入れる。
しかし、彼はとりあえずヒットラーを失脚させれば、後は何とかなると考える組織の甘さを見て失望。
ナチスに勝つには、ヒットラーを暗殺し、早急にベルリンの支配を完了する必要があると考える。
その秘策として、クーデターなどに対処するために作られた「ワルキューレ作戦」を逆に利用しようとするのだが・・・


ナチスへの抵抗運動を描いた映画は、今までにも多くの国で沢山の作品が作られてきたが、ハリウッドの米国人たちがドイツ人による抵抗運動を描いたこの映画、当のドイツではあまり評判がよろしくないらしい。
ヨーロッパではカルト扱いされるサイエントロジーの信者であるトム・クルーズに、ナチスと対決したした自国の英雄を演じられるのは抵抗があるのだろう。
確かに私も、典型的なアメリカンというイメージのあるトム・クルーズが、実在のドイツ軍将校を演じると聞いて微妙な違和感を感じた。
ただ、実際に映画が始まってドイツ人たちがみんな英語を喋る事になんとなく慣れてくると、キャラクターにはそれほど違和感はなくなり、端正でゲルマン的な顔立ち、と言えなくもないトム・クルーズもドイツ軍人に見えてくるから映画は不思議だ。

ナチス政権下のドイツでは、ヒットラー暗殺計画が数十回も企てられ、この1944年7月20日の事件はその中でも最大にして最後の物。
ヒットラーを暗殺し、対クーデター様に作られた「ワルキューレ作戦」を逆に利用してSS(ナチス親衛隊)のクーデターにでっち上げて、一気に政権そのものを掌握しようというのだから、大胆不敵というか、良く思いついたという感じだが、結果的には失敗してシュタウフェンベルク大佐らは処刑され、関与した数千人が粛清されたという。
あのロンメル将軍も本件への関与を疑われて自決を選んでいるのだから、ナチス体制の根幹を揺るがせた大事件であった事は間違いないだろう。

ブライアン・シンガーは、この結末が明らかな物語を題材にしながら、果たして計画がどのように立てられ、どのように失敗したのかをプロットの幹として構成し、骨太のサスペンス大作として成立させている。
シュタウフェンベルク大佐にとって、ヒットラーとナチスとは自らの欲望のために故国ドイツを私物化したような存在。
彼らから国を取り戻すという、明らかに「正しい計画」はなぜ失敗したのか。
綿密な計画の立案から実行、崩壊までのプロセスは、ダイジェスト感はあるものの史実から要所要所を押さえ、スリリングで良く出来ている。
この言わば失敗のロジックを通して、作品のテーマが浮かび上がってくると言う構造だ。

考えてみれば、シンガーの代表作である「X-MEN」シリーズナチズムと選民思想を隠れテーマとして描いており、その意味でこれは彼にとっては長年ひっそりと描いてきたテーマを初めて前面に出した勝負作なのかもしれない。
ユダヤ人であるシンガーが、あえてドイツ軍人の目線で作品を描いたのは、「ドイツ人=ナチス」的なステロタイプな歴史観から離れ、個人と国家という対立軸を明確にするためだろう。
良心に従い、ドイツという国を愛した個人と、ヒットラー、あるいは彼の作り上げたナチスという権力のためだけに存在する第三帝国という国家。
「ドイツ人はナチスだけじゃない事を世界に示すのだ」というシュタウフェンベルクたちの叫びは、自らがマイノリティとしてステロタイプで世界を捉えることの危険性を知るシンガーの、世界に対するこうあって欲しいという希望の様なものなのかも知れない。

残念なのは、プロット上の対立構図が明確で、サスペンス物としての見せ場が盛り沢山な一方で、絶対的な主人公であるシュタウフェンベルク大佐のキャラクターがやや表層的な事。
彼の個人としての信念はどこから来たのか、なぜ彼は全てを犠牲にしてまでも、抵抗運動に身を投じる決意をしたのかが今ひとつはっきりせず、その為に映画全体の印象が深みを欠いてしまっている。
例えば学生による非暴力の抵抗運動を描いた「白バラの祈り」では、逮捕された女子学生ゾフィー・ショルとゲシュタポ尋問官の徹底的な論戦が描かれ、彼らの会話を通してゾフィーの信念を支える人間性の源が見える様になっていた。
「ワルキューレ」は、物語の中心をヒットラー暗殺計画を巡るサスペンスに置き、それを通してテーマを描く形をとったために、人物がやや弱いのだ。
まあ、描いている情報の多さを考えればこの上映時間で良く纏めたと思うし、良くも悪くも外国人が描いたハリウッド映画と考えると健闘していると言って良いだろう。

それにしても、この映画を見て改めて感じるのはヒットラーという独裁者の恐るべき悪運の強さ
もしも、会議の場所が変更されていなかったら。
もしも、会議の時間が変更されていなかったら。
もしも、3時間の空白が無かったら。
これらの不測の事態が、よりにもよって計画決行の日に偶然起こっていたと言う事実。
このうち、一つでも起こっていなければ、計画は成功していたのかもしれず、結果だけ見れば悪魔に力を与えられた人間と言うのは、存在するのかもしれないと思わざるを得ない。
本来の北欧神話で、ワルキューレの女神たちが仕えるオーディーン神は、知恵と魔法を得るために片目を失った隻眼の男として描かれる。
もしもシュタウフェンベルク大佐がオーディーンなら、ヒットラーは彼を噛殺した魔獣フェンリルか。
神話は歴史の中で繰り返されているのだろうか。

さて、シュタウフェンベルク家は、元々ドイツ南部のヴルテンベルグの王家にルーツを持つ名門貴族。
ドイツ南部はワインどころとしても有名で、今回は隣接するバーデン地方の「シュペートブルグンダー・トロッケン・ホルツファス」という舌を噛みそうなピノノワールの2004年をチョイス。
やや辛口でボディが強く、古のゲルマン貴族の様な力強さと柔らかな繊細さを共に感じさせる。
敬虔なカソリック教徒であったというシュタウフェンベルク大佐を突き動かしたのは、いわゆる貴族の社会責任、ノーブル・オブリゲーションだったのかも知れない。

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コメント
この記事へのコメント
何故、失敗したのか
こんにちは。
そうなのですね。彼らは何故、失敗したのか、が描かれていた作品でした。
歴史にもしも、はないというけれど、もしも、何かの条件が違っていたら、
世の中は違っていたのかも、と思うと同時に、
あくまでもヒトラーは強運に守られていたのだなぁ、と思います。

これと前後してWOWOWで観た、ドイツで作られたTVドラマのほうが
この計画に参加するまでの主人公の心情が、もう少し詳しく描かれていました。
それでも、映画より短時間で、映画と同じところまでを描くので、更に端折った感が残るのですが。
2009/03/26(木) 11:05:58 | URL | 悠雅 #-[ 編集]
こんばんは★ノラネコさんー

確かに深みは足りなかったかもしれませんね、
その分、エンターテインメント映画として成功したという感じでしょうか。
トム主演ということで思い切りハリウッド映画という印象になりがちだけど、脇キャストもしっかりしてたし余計に楽しめました★

そういえば「白バラの祈り」も暗いけどいい作品でしたよね。
2009/03/26(木) 19:40:07 | URL | mig #JTxNwRAU[ 編集]
こんばんは。
ところどころ光るセリフもありましたが、
基本的にはサスペンスのノリだったと思います。
冒頭の、ケネス・ブラナーがらみのエピソードが
それを象徴していたと思います。
人イラーの暗殺が成功しないのは
周知の事実ですし、
彼が見破られるかどうかに比重を置いた
あの描き方は
この映画の方向性をあらかじめ
提示していたという気がしました。
2009/03/26(木) 23:47:24 | URL | えい #ZeVQ3nCw[ 編集]
学んだりとか
ノラネコさんこんばんわ♪TB有難うございました♪

外国の人達が作った日本を舞台にした映画等を観て自分たちがちょ~っと眉をしかめるように、やっぱり他の国が作ったものに対して抵抗を受けるのはドイツだけとは言えないかもしれませんね~。
でも戦争経験者じゃない者としては、こういう作品は学生の頃歴史の教科書で習わなかった部分を描いてくれたりもするため、何かと学んだりすることも多いんですよね。シュタウフェンベルク大佐が行った事や、彼が何故自国で英雄視されてるのかというのも本作を観て大分理解できた気がします
2009/03/27(金) 00:37:37 | URL | メビウス #mQop/nM.[ 編集]
■映画「ワルキューレ」見てきました―これが本当の陰謀というものか?
こんにちは。ワルキューレいろいろな意味で素晴らしい映画だったと思います。ストーリー自体は多くの人に知られている史実ですが、主人公のシュタウフェンベルク大佐の生き方には共感できるものが多々あります。しかし、この映画をみているいるうちに、陰謀・策謀などは、やはり全体主義国家や独裁主義国家でない限り、そう滅多にあるものではないということに気がつきました。現在、小沢さんの検察による「国策捜査」という発言が話題になっています。しかし、首相官邸が首謀して検察を「国策捜査」に駆り立てるなど、ほとんど不可能に近いと思います。それから、何でもかんでも、ユダヤの策謀にしたがる人たちもいますが、これも全く問題外であると思います。詳細は是非私のブログをご覧になってください。
2009/03/27(金) 11:35:43 | URL | yutakarlson #.BcbyNME[ 編集]
こんにちは。

この作品、ちょうど先日のオフ会の前日に観たんですが、私にはぐっと来るものがありました。他の方がおっしゃっているような「作戦の成功/不成功の要因」や「もし~であれば」といった想像ではなく、主人公の周囲の人間たちの「ヘタレっぷり」にばかり目が行ってしまい、それがむしろその時代に生きる自分を見ているようでツライものがありました。

作品としては、やはり「いま一歩」な感じですかねー。なんといっても失敗の終わる話ですから、史実だけを見ると後味が良くないですし..。彼らの内面をもっと丁寧に描いたほうが、エンターテインメント作品としては成功したのではないかと私も思います。

2009/03/27(金) 12:16:37 | URL | マサル #qDBtKGMg[ 編集]
神話と戦争
>もしもシュタウフェンベルク大佐がオーディーンなら、ヒットラーは彼を噛殺した魔獣フェンリルか。

!!!!。
「革命」はなかなか成功はしません。しかしひとは革命が成されるこを望む存在です。そして革命をする側は確かにマイノリティ(少数派)。

どうにもならない状況でも、それをしようとする「やらずにはおれない。それを、看過できない」人々は失敗という名の「成功」に歴史に名を刻んでいきます。

作品としてはカントクの気合が入りすぎて上滑りしている感がありものの、主題はわかりやすく観客に伝わるのではないでしょうか?
2009/03/27(金) 19:48:46 | URL | 朱色会 #ff.uBqoo[ 編集]
こんばんは
>悠雅さん
結末が分かっている物語って、結構難しいはずなんですが、この作品の場合、上手く作っていたと思います。
最後まで興味を途切れさせず、面白く見る事が出来ました。
ドイツ製のテレビドラマもあるんですね。
この物語をきちんと映像化しようといしたら、3時間以上は必要な気がしますし、またそのぐらいあっても良いんじゃないかと思える内容でした。

>migさん
観る前はもっとエンタメに振ってくるのかと思ったんです。
計画の妨害者なんかを脚色でいれちゃったりして。
でも思ったより史実に忠実で、誠実に作られた作品でした。
この方向で作るなら、もっと徹底的にやっても良かったかと思います。
「白バラの祈り」は衝撃的でしたけど、あそこまで行かなくても、心理劇としての側面を強めた方が深い作品になったでしょうね。

>えいさん
なるほど、冒頭のエピソードが映画全体の縮図、これから観る映画はこういう内容だよ、というイントロになっていたという訳ですね。
映画の方向性としては正しかったと思うし、実際かなり良く出来ているんですけど、ブライアン・シンガーにはもう一段階を期待してしまいます。
まあ訴えたいテーマそのものは良く伝わってきているのですけど。
2009/03/27(金) 23:39:04 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
こんばんは
>メビウスさん
ドイツ人=ナチス的なステロタイプな歴史観に対するインパクトという点では十分なのかもしれませんね。
本国の人にとってはかなり微妙なんでしょうけど、日本映画も日本語の中国史劇を作ったりしてますから、あんまり人のことは言えません(笑
むしろこういうのは映画のマジックのひとつとして楽しんでしまうのが正解なのでしょうね。

>yutakarlsonさん
確かにシュタウフェンベルク大佐の様にありたいとは思うのですが、私はむしろオルブリヒト将軍の優柔不断さに感情移入してしまいました(苦笑
>陰謀・策謀などは、やはり全体主義国家や独裁主義国家でない限り、そう滅多にあるものではないということに
うーん、私は必ずしもそうは思いません。
確かに国家を転覆させるような巨大な陰謀は難しいですが、選挙妨害や恣意的な司法権の行使のような小さな陰謀は日本や欧米などの先進国でも決して珍しくありません。
どれほど制度が整っていても、抜け穴はありますし、制度を使うのは権力であり人間ですからね。
何よりもナチス体制自体が、合法で民主的な社会の産物であるという事実は忘れてはなりません。
小沢氏のケースは、政権の意を受けた国策捜査というよりは、民主党がマニフェストに掲げている「霞ヶ関粛清」に対する、バリバリの官僚機構である検察の抵抗(というか嫌がらせ)の様な物ではないかと感じています。
まあユダヤ陰謀論などは確かに殆どトンデモですが。

>マサルさん
確かに主人公以外は結構ヘタレですよね。
でもあれがリアルな人間という気もします。
私などは優柔不断さで作戦失敗の一因になってしまったオルブリヒト将軍に一番感情移入してしまいました。
ビル・ナイは名演だったと思います。
ああ、でもヘフテン中尉は主人公と同じくらい覚悟を決めた人物でしたね。
個人的には、彼らのストイックさの内側にある物をもう少し描いてほしかったです。

>朱色会さん
何かで読んだのですが、印象的だった言葉があります。
「歴史を作るのは、物言わぬ大衆ではなく、ごく少数の覚悟を決めた過激派だ」という物です。
なるほどなあと思いました。
それが良いか悪いかは別として、過激派の主張は明快かつ鮮烈で、失敗したとしても大きな影響を残しますよね。
本作の主人公たちも同様。
まあ作り方によってはもっと良い映画に成ったとは思いますが、力作だったと思います。
2009/03/28(土) 00:06:46 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
こんにちは
ノラネコさん、こんにちは!

確かに「X-MEN」とも共通するところはありますねー。
人種とか宗教ではなく、ものの考え方が画一化支配化された世界の中で、異なる考え方を持つ者の反乱といったようなところでしょうか。
失敗するかもしれないけれど、行動せずにはおられない抑圧感といったようなものがあるのかもしれませんね。
なるほど・・・。
2009/03/28(土) 07:29:24 | URL | はらやん #-[ 編集]
こんばんは
>はらやんさん
「X-MEN」にもユダヤ人強制収容所の描写もありましたね。
私はあれは社会派ヒーロー映画という一種独特の作品だと思っているのですが、ブライアンシンガーは自らが社会的マイノリティだけあって、かなり問題意識を持った人なのでしょう。
この作品も言わんとする事は良く伝わってきました。
2009/03/29(日) 00:03:34 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
こんにちは♪

ここ最近のドイツによるナチ政権下を扱った作品と比べると
重厚さに欠けていてサスペンス性で持って行っちゃった感が
あって人間ドラマ<エンタメになちゃって見応えはあったの
ですが、訴えてくるものは無かったかなぁなんですよね。
通信室でのどちら側に付くか立場を明確にすべき時の遣り
取り等の作戦に関わった、巻き込まれた連中の判断と決断
の綴られは中々興味深かかったです♪ (゚▽゚)v
2009/03/29(日) 00:23:29 | URL | 風情♪ #s8w929I6[ 編集]
こんばんは
>風情♪ さん
ハリウッド映画だし・・というエクスキューズは作り手にはまったく無かったと思いますが、結果的にはそういう感はどうしてもありますね。
まあこのテーマは傑作揃いなので、特にそう感じてしまうのかもしれませんが。
重厚さという点ではやや物足りなさもありますが、極限状態での究極の選択で観客に考えさせるという上手さはなかなかでした。
2009/03/29(日) 01:23:31 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
こんばんは
骨太で手堅く作りこまれた作品で好感が持てました。
ただ,主役の大佐の信念や人柄について
確かにもっと描きこんでほしかったですね。

>彼の個人としての信念はどこから来たのか、なぜ彼は全てを犠牲にしてまでも、抵抗運動に身を投じる決意をしたのかが今ひとつはっきりせず、その為に映画全体の印象が深みを欠いてしまっている。

トムも遺族のクレームを意識したのか演技も抑え目で
それゆえ,余計に大佐の個性が伝わってこなかったような気もします。
ヒトラーの悪運の強さにはあらためて絶句しました。
2009/03/29(日) 23:00:48 | URL | なな #-[ 編集]
こんばんは
>ななさん
やや薄味な感はありますが、ハリウッドがこの内容を描いたという点に意義があるんでしょうね。
トム・クルーズは、最近はゴシップの方で目立っていましたが、久々に格好良かったです。
全体に役者は結構渋くて良い感じの人が揃っていましたね。
2009/03/31(火) 23:39:21 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
こんにちは
そういえばシンガー監督はユダヤ人でゲイでしたね(笑)。サイエントロジーのトム・クルーズといい、なかなか一筋縄ではいかない人達が作っているんですね。

映画の方は、小難しい題材でありながらもヒトラー暗殺という一点に的を絞って物語を構築した事で、スピーディーかつスリリングな一級サスペンスに仕上がっていました。
ワルキューレ作戦が実行に移された時は、失敗すると解かっていてもドキドキしちゃいましたね。
2009/04/09(木) 08:07:26 | URL | えめきん #-[ 編集]
こんばんは
>えめきんさん
ナチス物には明らかにこだわりがありそうです。
まあ少々物足りない部分もありますが、戦争サスペンスとしては十分に良く出来ていたと思います。
シンガーにはこういうジャンルにもまた挑戦してほしいですね。
2009/04/11(土) 00:21:57 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
信念
ちょっと遅ればせながら、、ワルキューレ鑑賞しましたので
TBさせていただきました。

たしかに、シュタウフェンベルク大佐の信念がどこからきたのか
はっきり描かれない点は気になりますよね。
個人的にはドラマチックより、淡々とした内容でよかったのですが
映画としては・・・う~ん・・・といったところでしょうか。。

でもあっという間に感じたくらい、引き付ける内容でした(^0^)
2009/04/17(金) 17:36:06 | URL | まさみ #T61DVtR6[ 編集]
こんばんは
>まさみさん
まあサスペンス映画としてよく出来ていたと思います。
主人公の内面の葛藤があればもっと良かったのですけどね、上映時間とか、企画の方向性の問題でもありますので、これはこれで良いのではないでしょうか。
2009/04/18(土) 23:58:48 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
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「ワルキューレ」、観ました。 第二次世界大戦中、ドイツのシュタウフェンベルク大佐は激しい戦いを経て、一つの決意をする。ドイツと世...
2009/03/31(火) 14:55:13 | クマの巣
トム・クルーズをアイドル・スターというのは適切ではないかもしれないが、その彼が主演して、「Xメン」や「スーパーマン」の監督の組み合わせといえば、やや軽量級の作品を連想するかもしれないが、ここでは、トム・クルーズは一人の演技者として、渋めで重量感のある共...
2009/03/31(火) 15:04:03 | 映画と出会う・世界が変わる
 ワルキューレとは→北欧神話に登場し、「戦死者を選ぶ者」との意味を持つ女神たち。その女神の名を冠した「ワルキューレ作戦」 3月27日、MOVX京都にて鑑賞。 トム・クルーズが実在したドイツ名門貴族出身の将校、クラウス・フォン・シュタウフェンベルグを演じた。...
2009/03/31(火) 21:36:26 | 銅版画制作の日々
□作品オフィシャルサイト 「ワルキューレ」 □監督 ブライアン・シンガー □脚本 クリストファー・マッカリー、ネイサン・アレクサンダー □キャスト トム・クルーズ、ケネス・ブラナー、ビル・ナイ、トム・ウィルキンソン、カリス・ファン・ハウテン、トーマス・ク?...
2009/04/02(木) 12:13:17 | 京の昼寝~♪
製作年度 2008年 原題 VALKYRIE 製作国・地域 アメリカ/ドイツ 上映時間 120分 脚本 クリストファー・マッカリー 、ネイサン・アレクサンダー 監督 ブライアン・シンガー 出演 トム・クルーズ/ケネス・ブラナー/ビル・ナイ/トム・ウィルキンソン/トーマス・クレッチマ...
2009/04/03(金) 10:03:09 | to Heart
 昨日は海から早くに帰ってきて、梅田のロフトで先輩夫妻の愛娘の出産祝いを買い物、大きな荷物を抱えて梅田を歩いていたら、やたらとすれ違う人にじろじろ見られて、そして目を逸らされて、そしてぶつからないようにあからさまに避けられて・・・。 そういえば海帰りで?...
2009/04/08(水) 04:55:08 | 労組書記長社労士のブログ
ヒトラーの独裁政権下のドイツ。絶対的な権力を誇るヒトラーだったが、その支配体制に反感を抱く将校も少なくなかった。反政府的な態度から最前線へ飛ばされたシュタウフェンベルク大佐は、負傷を期にベルリンに戻った。そこで反ヒトラー組織の一員となり、自らが発案した...
2009/04/09(木) 07:52:18 | 5125年映画の旅
最初この映画の予告編を観た時に「今時ヒトラー映画!?」って思いましたが・・・当時ヒトラー暗殺計画なるものが40数件も起こっていたとは知らなかったので、ちょっと興味をそそられて公開初日に観てしまいました{/face_ase2/}。 ヒトラー暗殺計画の史実に基づいた脚?...
2009/04/17(金) 00:47:22 | MOVIE レビュー
とーっても久しぶりの映画館。 ワルキューレ、観てきました。 舞台はナチスドイツ。 ヒトラー暗殺計画を描いた作品で、実話が基になっています。 国の平和のためにヒトラーの暗殺計画を企てる 将校シュタウフェンベルク大佐。 史実になぞらえた構成は、 派手な...
2009/04/17(金) 17:24:55 | 創作といろいろ
▼動機 この頃流行の実話物 ▼感想 「へぇ~」 ▼満足度 ★★★★☆☆☆ そこそこ ▼あらすじ 第二次世界大戦下のドイツ。戦地で左目を負傷した将校・シュタウフェンベルク大佐(トム・クルーズ)は、祖国の平和のためにヒトラー暗殺計画を思いつく。過去に40回?...
2009/04/19(日) 17:23:14 | 新!やさぐれ日記
祖国を救うために戦う・・・それが、全てを犠牲にする選択だったとしても。
2009/07/28(火) 16:57:57 | Addict allcinema 映画レビュー
全編に緊迫感はあったけど、冒頭の暗殺計画のところが一番ドキドキしたかも
2009/08/15(土) 18:39:23 | 心の栄養♪映画と英語のジョーク
VALKYRIE 2008年:アメリカ 監督:ブライアン・シンガー 出演:トム・クルーズ、ケネス・ブラナー、ビル・ナイ、トム・ウィルキンソン、カリス・ファン・ハウテン、トーマス・クレッチマン、テレンス・スタンプ、エディ・イザード 第二次大戦下のドイツ。純粋に祖?...
2010/01/13(水) 04:06:09 | mama
え~っと、ブログを蔑ろにし続けているピロEKです{/ase/} ちゃんとした近況報告も含めてどのくらい放置してるんでしたっけ{/hiyo_oro/}{/ase/}… 先週からはAmazonで購入したPSPとモンハンポータブルセカンドGのお陰で、他の日常生活まで疎かになっております{/face_as...
2010/01/21(木) 21:42:32 | ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画
トム君のサスペンス? 予告編を観た時はそんな印象。 第二次世界大戦下のドイツ。 アフリカ戦線で左目を負傷したシュタウフェンベルク大佐は、 “良心”と“忠誠心”の葛藤に悩んだ末、 祖国の平和のためにヒトラー暗殺を考えるようになる。 彼は暗殺計画≪ワルキ...
2010/02/23(火) 12:06:06 | 映画、言いたい放題!
あらすじ連合軍との死闘によって、ドイツの敗色が濃くなった第二次世界大戦末期、ドイツ人将校シュタウフェンベルクはヒトラーの危機管理オペレーション≪ワルキューレ作戦≫を巧み...
2010/05/20(木) 21:16:47 | 虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映...