■ お知らせ
※基本的にネタバレありです。ご注意ください。
※当ブログはリンクフリーです。内容の無断転載はお断りいたします。
※ブログ環境の相性によっては、TB・コメントのお返事が出来ない事があります。ご了承ください
※エロ・グロ・出会い系のTB及びコメントは、削除の上直ちにブログ管理会社に通報させていただきます。 また記事と無関係なTBもお断りいたします。 また、関係があってもアフェリエイト、アダルトへの誘導など不適切と判断したTBは削除いたします。
■TITLE INDEX
※タイトルインディックスを作りました。こちらからご利用ください。
■ ツイッターアカウント※基本的にネタバレありです。ご注意ください。
※当ブログはリンクフリーです。内容の無断転載はお断りいたします。
※ブログ環境の相性によっては、TB・コメントのお返事が出来ない事があります。ご了承ください
※エロ・グロ・出会い系のTB及びコメントは、削除の上直ちにブログ管理会社に通報させていただきます。 また記事と無関係なTBもお断りいたします。 また、関係があってもアフェリエイト、アダルトへの誘導など不適切と判断したTBは削除いたします。
■TITLE INDEX
※タイトルインディックスを作りました。こちらからご利用ください。
※noraneko285でつぶやいてます。ブログで書いてない映画の話なども。
※noraneko285ツイッターでつぶやいた全作品をアーカイブしています。
2009年06月05日 (金) | 編集 |
2000年に公開されたアニメーション映画、「BLOOD THE LAST VAMPIRE」の実写リメイク。
監督は「キス・オブ・ザ・ドラゴン」で知られるフランス人のクリス・ナオン、脚本は「SPIRITスピリット」のクリス・チョウ、主演は韓国のチョン・ジヒョン、敵の大ボスは小雪と正に多国籍、いや無国籍映画。
セーラー服のヴァンパイアハンターという基本コンセプトはアニメ版と同一だが、オリジナルは48分の中篇なので、後半部分を大幅に拡大している。
1970年、東京。
人間に紛れて存在し、人間を喰らう「オニ」を狩る少女サヤ(チョン・ジヒョン)は、組織から米軍関東基地への潜入指令を受ける。
数百年前に出現し、全てのオニの祖となったオニゲン(小雪)が現れ、オニたちが活発化。
米軍基地にもオニが絡むと見られる事件が多発していた。
基地のハイスクールに転向したサヤは、基地司令の娘アリス(アリソン・ミラー)がオニたちに襲われている所を助けるのだが・・・・
各方面で評価の高いオリジナルのアニメ版だが、私はまあまあ面白かったものの、絶賛されるほどには素晴らしい作品とも思っておらず、実写リメイクされると聞いてちょっと驚いた。
ぶっちゃけ、あれは「女ブレイド」であり、1998年に公開されたハリウッド映画と、その原作コミックの影響下に作られた作品なのは間違いないだろう。
アニメ版では「翼手」と呼ばれていたヴァンパイアたちを、人間とヴァンパイアのハーフ少女が「刀」を使って狩ってゆくという設定は、正直パクリギリギリであったと思う。
ただ、舞台をベトナム戦争中の米軍基地という閉鎖空間に設定し、敵味方のわからない白人たちの中に、たった一人セーラー服の少女が入り込むという世界観の面白さがあり、舞台が日本でありながらも実質的な英語劇というのもユニークで、ハリウッド帰りの工藤夕貴が達者な英語でサヤを演じたのも見ものだった。
今回もオリジナルの面白さは生きている。
ロケーションの米軍基地と、セットとCGで作られた猥雑な基地の街のビジュアルはなかなかによく出来ていて、ある種の異世界として機能している。
28歳のチョン・ジヒョンのセーラー服は微妙なところだが、元々が童顔な事もあり雰囲気は悪くない。
日本語の芝居は吹き替えだったが、意外と言っては失礼ながら英語の演技がなかなかしっかりとしているのも驚いた。
アニメ版と同じく、チョン・ジヒョン演じるサヤが米軍基地に侵入し、実写版では「オニ」と呼ばれているヴァンパイアを炙り出し、基地の街での一対多数の大チャンバラアクションを展開するまではまずまず面白く見ることが出来る。
問題は、やはり付け加えられた後半部分。
舞台が米軍基地から離れ、山深い田舎となり、さらに時系列が数百年前のサヤの過去の記憶と絡み合いはじめると、映画はなんだかグダグダになってしまう。
時代劇パートは倉田保昭 が頑張っているものの、相手がヴァンパイアというよりはモロに漫画チックな忍者だったり、サヤの初恋の人がどうやって殺されたのかも描写不足で良く分からなかったり、なんとなくムードで押し流そうとしているのがアリアリ。
売り物のアクションも露骨にCGが目立ち、これなら別にアニメのままでも・・・と感じさせてしまうのは何とも痛い。
決定的なのは、見せ場という見せ場が既にどこかで観た様な既視感を感じさせてしまう事。
オリジナルが公開されてから9年の間に、デジタル技術を駆使したアクションというのはあらかたやり尽くされており、新しい物を作り出すというのは並大抵の事ではないのだけど、だからといって過去の作品で観たようなシーンばかりでは白けるだけである。
特に、サヤがヴァンパイアたちをワンカットで切り倒してゆくカットが、「300 スリーハンドレッド」そっくりなアングルだけでなく、バレットタイムの手法までそのまんま真似しているのには呆れてしまった。
クリス・ナオンの演出は、話が進めば進むほど「キス・オブ・ザ・ドラゴン」で見せたシャープなアクション感覚と物語のリズムが影を潜めてしまう。
まああれは、ジェット・リーという希代のアクションスターの肉体あっての見せ方なのは確かなのだけど、本来なら一番盛り上がらねばならないラスボスの小雪との対決も、CGと生身の人間がかみ合っておらず、消化不良のままあっさりと終わってしまう。
おまけにラストのオチまでつい最近どっかで観たような・・・
「ラスト・ブラッド」は、正直あまり幸福な映画とは言えない。
9年前の時点で、米軍基地を舞台にセーラー服の少女が凶悪なヴァンパイアを切りまくるアニメ、というのは確かにそれなりに新鮮な部分があった。
だが、実写化されたことで、アニメならカリカチュア化、あるいはデザイン化されて格好良く見せられた部分が、単に珍妙で安っぽい描写に成り下がってしまった。
中々に気合の入った、「1970年の日本の裏側」という世界観が画面を支配している前半は何とか間が持つものの、アニメ版の展開から離れて舞台がどこともつかない山の中となると、単なるB級アクションホラーと化してしまう。
どうせなら、後半の変な展開は無くして、米軍基地とその周辺だけで物語を完結させた方が、ずっと引き締まった映画に成ったような気がする。
今回は、アジアン・ビューティーたちのアクション映画ということで「ドラゴン・レディ」をチョイス。
ホワイトラム45ml、オレンジジュース60ml、グレナデンシロップ10ml、キュラソー適量をステアしてグラスに注ぎ、スライスしたオレンジを添える。
ドラゴン・レディとは、元々男を支配するような神秘的な魅力のあるアジア人女性を指す言葉だが、この酒は名前から受ける印象よりは、ずっと甘口でジュース感覚で飲める。
映画に出演していたドラゴン・レディたちも、もっと神秘的で魅力的に撮って欲しかっただろうに。
記事が気に入ったらクリックしてね

こちらもお願い

監督は「キス・オブ・ザ・ドラゴン」で知られるフランス人のクリス・ナオン、脚本は「SPIRITスピリット」のクリス・チョウ、主演は韓国のチョン・ジヒョン、敵の大ボスは小雪と正に多国籍、いや無国籍映画。
セーラー服のヴァンパイアハンターという基本コンセプトはアニメ版と同一だが、オリジナルは48分の中篇なので、後半部分を大幅に拡大している。
1970年、東京。
人間に紛れて存在し、人間を喰らう「オニ」を狩る少女サヤ(チョン・ジヒョン)は、組織から米軍関東基地への潜入指令を受ける。
数百年前に出現し、全てのオニの祖となったオニゲン(小雪)が現れ、オニたちが活発化。
米軍基地にもオニが絡むと見られる事件が多発していた。
基地のハイスクールに転向したサヤは、基地司令の娘アリス(アリソン・ミラー)がオニたちに襲われている所を助けるのだが・・・・
各方面で評価の高いオリジナルのアニメ版だが、私はまあまあ面白かったものの、絶賛されるほどには素晴らしい作品とも思っておらず、実写リメイクされると聞いてちょっと驚いた。
ぶっちゃけ、あれは「女ブレイド」であり、1998年に公開されたハリウッド映画と、その原作コミックの影響下に作られた作品なのは間違いないだろう。
アニメ版では「翼手」と呼ばれていたヴァンパイアたちを、人間とヴァンパイアのハーフ少女が「刀」を使って狩ってゆくという設定は、正直パクリギリギリであったと思う。
ただ、舞台をベトナム戦争中の米軍基地という閉鎖空間に設定し、敵味方のわからない白人たちの中に、たった一人セーラー服の少女が入り込むという世界観の面白さがあり、舞台が日本でありながらも実質的な英語劇というのもユニークで、ハリウッド帰りの工藤夕貴が達者な英語でサヤを演じたのも見ものだった。
今回もオリジナルの面白さは生きている。
ロケーションの米軍基地と、セットとCGで作られた猥雑な基地の街のビジュアルはなかなかによく出来ていて、ある種の異世界として機能している。
28歳のチョン・ジヒョンのセーラー服は微妙なところだが、元々が童顔な事もあり雰囲気は悪くない。
日本語の芝居は吹き替えだったが、意外と言っては失礼ながら英語の演技がなかなかしっかりとしているのも驚いた。
アニメ版と同じく、チョン・ジヒョン演じるサヤが米軍基地に侵入し、実写版では「オニ」と呼ばれているヴァンパイアを炙り出し、基地の街での一対多数の大チャンバラアクションを展開するまではまずまず面白く見ることが出来る。
問題は、やはり付け加えられた後半部分。
舞台が米軍基地から離れ、山深い田舎となり、さらに時系列が数百年前のサヤの過去の記憶と絡み合いはじめると、映画はなんだかグダグダになってしまう。
時代劇パートは倉田保昭 が頑張っているものの、相手がヴァンパイアというよりはモロに漫画チックな忍者だったり、サヤの初恋の人がどうやって殺されたのかも描写不足で良く分からなかったり、なんとなくムードで押し流そうとしているのがアリアリ。
売り物のアクションも露骨にCGが目立ち、これなら別にアニメのままでも・・・と感じさせてしまうのは何とも痛い。
決定的なのは、見せ場という見せ場が既にどこかで観た様な既視感を感じさせてしまう事。
オリジナルが公開されてから9年の間に、デジタル技術を駆使したアクションというのはあらかたやり尽くされており、新しい物を作り出すというのは並大抵の事ではないのだけど、だからといって過去の作品で観たようなシーンばかりでは白けるだけである。
特に、サヤがヴァンパイアたちをワンカットで切り倒してゆくカットが、「300 スリーハンドレッド」そっくりなアングルだけでなく、バレットタイムの手法までそのまんま真似しているのには呆れてしまった。
クリス・ナオンの演出は、話が進めば進むほど「キス・オブ・ザ・ドラゴン」で見せたシャープなアクション感覚と物語のリズムが影を潜めてしまう。
まああれは、ジェット・リーという希代のアクションスターの肉体あっての見せ方なのは確かなのだけど、本来なら一番盛り上がらねばならないラスボスの小雪との対決も、CGと生身の人間がかみ合っておらず、消化不良のままあっさりと終わってしまう。
おまけにラストのオチまでつい最近どっかで観たような・・・
「ラスト・ブラッド」は、正直あまり幸福な映画とは言えない。
9年前の時点で、米軍基地を舞台にセーラー服の少女が凶悪なヴァンパイアを切りまくるアニメ、というのは確かにそれなりに新鮮な部分があった。
だが、実写化されたことで、アニメならカリカチュア化、あるいはデザイン化されて格好良く見せられた部分が、単に珍妙で安っぽい描写に成り下がってしまった。
中々に気合の入った、「1970年の日本の裏側」という世界観が画面を支配している前半は何とか間が持つものの、アニメ版の展開から離れて舞台がどこともつかない山の中となると、単なるB級アクションホラーと化してしまう。
どうせなら、後半の変な展開は無くして、米軍基地とその周辺だけで物語を完結させた方が、ずっと引き締まった映画に成ったような気がする。
今回は、アジアン・ビューティーたちのアクション映画ということで「ドラゴン・レディ」をチョイス。
ホワイトラム45ml、オレンジジュース60ml、グレナデンシロップ10ml、キュラソー適量をステアしてグラスに注ぎ、スライスしたオレンジを添える。
ドラゴン・レディとは、元々男を支配するような神秘的な魅力のあるアジア人女性を指す言葉だが、この酒は名前から受ける印象よりは、ずっと甘口でジュース感覚で飲める。
映画に出演していたドラゴン・レディたちも、もっと神秘的で魅力的に撮って欲しかっただろうに。

記事が気に入ったらクリックしてね

こちらもお願い

スポンサーサイト
この記事へのコメント
こんにちは。
ほんとそうです。
前半はオモシロいのに、
山の中に入ってからがグダグダ。
『キス・オブ・ザ・ドラゴン』が好きだったので
期待していたのですが、
珍妙な作品になってしまいました。
ほんとそうです。
前半はオモシロいのに、
山の中に入ってからがグダグダ。
『キス・オブ・ザ・ドラゴン』が好きだったので
期待していたのですが、
珍妙な作品になってしまいました。
ノラネコさん、こんばんは!
どこかで観た感が強かったですねえ。
チョン・ジヒョンのセーラー服&刀はビジュアル的には良かったですけれど、あとはそれほど感心するところはなかったです。
一番見応えがあったのが倉田さんのアクションだったのですが、それはそれで映画的にはどうなのかなあ・・・。
どこかで観た感が強かったですねえ。
チョン・ジヒョンのセーラー服&刀はビジュアル的には良かったですけれど、あとはそれほど感心するところはなかったです。
一番見応えがあったのが倉田さんのアクションだったのですが、それはそれで映画的にはどうなのかなあ・・・。
>えいさん
私も「キス・オブ・ザ・ドラゴン」はまあまあ好きなんですが・・・
この作品の場合、はっきり言って後半要らないですよね。
元々世界観の面白さだけで、元々オリジナリティで勝負してないのですから、きっちりと構成されている部分だけで見せきるべきでした。
途中から方向性が180度変わって、本当に変な映画になってしまいましたね。
>はらやんさん
既視感バリバリでしたね。
まあこの話はオリジナルからして「ブレイド」もどきなんですけど、米軍基地という舞台設定とセーラー服のヴァンパイアハンターというアイディアは確かに見所なんですよね。
それを放棄してしまう後半は残念でした。
倉田保昭のところはそれなりに見応えありましたけどね。
さすが元祖和製ドラゴン。
私も「キス・オブ・ザ・ドラゴン」はまあまあ好きなんですが・・・
この作品の場合、はっきり言って後半要らないですよね。
元々世界観の面白さだけで、元々オリジナリティで勝負してないのですから、きっちりと構成されている部分だけで見せきるべきでした。
途中から方向性が180度変わって、本当に変な映画になってしまいましたね。
>はらやんさん
既視感バリバリでしたね。
まあこの話はオリジナルからして「ブレイド」もどきなんですけど、米軍基地という舞台設定とセーラー服のヴァンパイアハンターというアイディアは確かに見所なんですよね。
それを放棄してしまう後半は残念でした。
倉田保昭のところはそれなりに見応えありましたけどね。
さすが元祖和製ドラゴン。
2009/06/07(日) 23:51:38 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
TB有難うございました。
チョン・ジヒョンのこれまでのイメージを
払拭した感じがしました。小雪の妖艶さも
際立っていたし・・・
しかし、ラストのバトルは少し盛り上がりに
かけたかな。
今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!
チョン・ジヒョンのこれまでのイメージを
払拭した感じがしました。小雪の妖艶さも
際立っていたし・・・
しかし、ラストのバトルは少し盛り上がりに
かけたかな。
今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!
>シムウナさん
「猟奇的」のイメージからはかなり離れていたと思います。
ただやはり映画の作りが荒すぎですね。
もうちょっと丁寧に作って欲しかったと思います。
「猟奇的」のイメージからはかなり離れていたと思います。
ただやはり映画の作りが荒すぎですね。
もうちょっと丁寧に作って欲しかったと思います。
2009/06/10(水) 23:55:18 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
こんばんは^^。
>あれは「女ブレイド」であり、1998年に公開されたハリウッド映画と、その原作コミックの影響下に作られた作品なのは間違いないだろう。
原作アニメは1996年の秋、
押井守が若手育成の場として立ち上げた「押井塾」の塾生二人(神山・藤咲の両氏)が出したアイデアから生まれた作品です。
いきさつについては
http://www.sonymusic.co.jp/Animation/blood/teamoshii/main08.html
をご覧ください。
実写の出来は気になっていましたが、、、イマイチみたいですね^^;。
>あれは「女ブレイド」であり、1998年に公開されたハリウッド映画と、その原作コミックの影響下に作られた作品なのは間違いないだろう。
原作アニメは1996年の秋、
押井守が若手育成の場として立ち上げた「押井塾」の塾生二人(神山・藤咲の両氏)が出したアイデアから生まれた作品です。
いきさつについては
http://www.sonymusic.co.jp/Animation/blood/teamoshii/main08.html
をご覧ください。
実写の出来は気になっていましたが、、、イマイチみたいですね^^;。
2009/06/11(木) 21:15:31 | URL | shamon #NMgcaBO6[ 編集]
>shamonさん
オリジナル制作の経緯は私も知っています。
ただ、ブレイドは30年以上前から存在しているキャラですからね(途中で結構変貌していますが)。
オリジナル版アニメの二年前に公開されている映画も含めて、これだけ似た設定で影響を受けていないという事は有り得ないと思っています。
まあそれ自体は悪い事ではありません。
芸術の世界は影響を与え、与えられて進化してゆく物ですし、ハリウッドへの日本のコミック、アニメの影響も絶大です。
ただその意味では、この実写版では更なる進化を期待したかったところです。
女ブレイドというコンセプトでも、今では「アンダーワールド」シリーズというライバルがあるわけですが、残念ながら遠く及びません。
オリジナル制作の経緯は私も知っています。
ただ、ブレイドは30年以上前から存在しているキャラですからね(途中で結構変貌していますが)。
オリジナル版アニメの二年前に公開されている映画も含めて、これだけ似た設定で影響を受けていないという事は有り得ないと思っています。
まあそれ自体は悪い事ではありません。
芸術の世界は影響を与え、与えられて進化してゆく物ですし、ハリウッドへの日本のコミック、アニメの影響も絶大です。
ただその意味では、この実写版では更なる進化を期待したかったところです。
女ブレイドというコンセプトでも、今では「アンダーワールド」シリーズというライバルがあるわけですが、残念ながら遠く及びません。
2009/06/11(木) 23:35:29 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
チョン・ジヒョンが『BLOOD THE LAST VAMPIRE』のセーラー服少女サヤを演じる?!
こ、これは必見とばかりに、中身よりもひたすらチョン・ジヒョン目当てで期待していた『ラスト・ブラッド』を観てきました。
★★★
チョン・ジヒョンがサヤ役にハマりまくりで、可愛くて...
2009/06/06(土) 00:52:47 | そーれりぽーと
「ひらりん的映画ブログ」の記念すべき1000本目の映画レビューになりました。
ひらりんお気に入りのチョン・ジヒョン主演作を千本目に当てるのは偶然ではありません。
ちょっと狙ってました。
2009/06/06(土) 01:26:39 | ★☆ひらりん的映画ブログ☆★
(原題=Blood The Last Vampire)
----これって、確か以前、日本でアニメーションになってたヤツだよね。
苦手の押井守関係の作品の中では、すんなり観られたとか言っていなかった?
「よく覚えているね。
それはフルデジタルアニメーション『BLOOD THE LAST VAMPIRE...
2009/06/06(土) 14:52:41 | ラムの大通り
やはりジャパニメーション作品の実写版は日本人監督がすべきだ!そうでないとこんな迷いだらけの映画に成り下がってしまう。そういう感想しか残らない駄作でした。オリジナルの『BLOOD THE LAST VAMPIRE』をご覧になっていない方はこの映画を見てどう思われたかは分かりま...
2009/06/06(土) 15:20:47 | めでぃあみっくす
てっきり日本の映画にチョン・ジヒョンが出演してるんだと思ってたんだけど、プロモーション映像では英語のセリフで字幕がついてるので、これはいったい何なんだろ?と思ったら原作は日本のフルデジタル・アニメ『BLOOD THE LAST VAMPIRE』という作品で、監督がジャン・レ...
2009/06/06(土) 22:15:41 | カノンな日々
本日、美女アクションもの連続観賞ということで、「チョコレート・ファイター」に続い
2009/06/06(土) 22:32:29 | はらやんの映画徒然草
オリジナルは日本製カルト・アニメ「BLOOD THE LAST VAMPIRE」。人類の未来を背負って戦う少女サヤが、人間界に潜むオニ(バンパイア)と彼らの長である宿敵オニゲンと戦うアクション・ホラーだ。サヤがアメリカン・スクールにセーラー服姿で潜入したり、怪しげな路地でオ...
2009/06/06(土) 23:49:48 | 映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子公式HP
親の敵を討つ為、オニ殲滅組織
カウンシルと協力し、米軍基地内の高校に
潜入したサヤを待っていたのは...
【個人評価:★★】
2009/06/07(日) 01:47:09 | 『映画な日々』 cinema-days
フルデジタルアニメ「BLOOD THE LAST VAMPAIRE」を、
「猟奇的な彼女」のチョン・ジヒョン主演で実写化。
過去のチョン・ジヒョンの役柄とは異なり期待したが…
2009/06/07(日) 22:30:17 | 気ままな映画生活
”超”が付くほどB級です。北海道では”なまらB級”って言います。あしからず。。。
評価:★5点(満点10点) 2008年 91min
監督:クリス・ナオン
出演:チョ?...
2009/06/07(日) 23:52:56 | Aのムビりまっ!!!(映画って最高☆)
見て来たよ~♪ どうだった~?って聞かれて タイトルどおり言うたらバコーンって殴られました。 ハハハハハハ・・・・はぁ。 I am XXX(初回限定盤)(DVD付)GLAY GLAY TAKURO EMIミュージックジャパン 2009-05-25売り上げランキング : 177おすすめ平均 いいですねイント...
2009/06/09(火) 18:42:09 | ペパーミントの魔術師
(2009年・仏=香港/監督:クリス・ナオン) 2000年に発表された、日本製フルデジタル・アニメ「BLOOD The Last Vampire」の実写版リメイク(本作の原題も「B
2009/06/09(火) 23:02:17 | お楽しみはココからだ~ 映画をもっと楽しむ方法
日本のフルデジタル・アニメ『BLOOD THE LAST VAMPIRE』を実写映画化したサバイバル・アクション。運命のいたずらで人類の未来を背負わされたヒロイン、サヤが世界の危機を救うため、人間界にはびこるバンパイアを退治する。セーラー服姿に日本刀をきらめかせる少女サヤを...
2009/10/17(土) 22:26:01 | サーカスな日々
★★★☆ ネットでの評価が余り良くないので、ある程度覚悟をしていたが、そこそこ楽しめる作品に仕上がっていたと思う。主役のサヤを演じたチョン・ジヒョンのセーラー服アクションもほぼ期待通りだし、セピア系に染めた映像も押井守エッセンスが十分に漂ってくる。 ラス
2009/10/24(土) 23:48:21 | ケントのたそがれ劇場
「ラスト・ブラッド」、DVDで観ました。
ベトナム戦争の最中の1970年――セーラー服姿の少女サヤは、日本の闇に潜む化け物たちを追って、...
2009/10/27(火) 12:37:35 | クマの巣
6月くらいに公開で10月にDVD発売。劇場で観逃しましたが、それでもまぁ、よかったかも。『ラスト・ブラッド』・・・ヴァンパイア・ハンターの物語刀を振り回してヴァンパイアを斬りまくるヒロイン小夜(サヤ)彼女の設定は人間とヴァンパイアの混血種。ヴァンパイア=オニと
2009/11/09(月) 22:44:25 | 黒猫のうたた寝
「ラスト・ブラッド」
仏の若手映画監督が
日本アニメを実写映画化。
【原題】BLOOD: THE LAST VAMPIRE
【公開年】2008年 【制作国】...
2009/12/17(木) 00:45:25 | ミカエル晴雨堂の晴耕雨読な映画処方箋
あらすじセーラー服に身に包み、孤独とともに生きる少女サヤは、父親を殺したオニゲンへの復讐を胸にオニの処刑人としての日々を送っていた・・・。感想『キル・ビル』のタランティ...
2010/04/22(木) 23:02:50 | 虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映...
BLOOD: THR LAST VAMPIRE
2008年:香港、フランス
監督:クリス・ナオン
出演:チョン・ジヒョン、小雪、アリソン・ミラー、リーアム・カニンガム、JJ・フェイルド、倉田保昭、コリン・サ ...
2011/04/01(金) 16:40:55 | mama
| ホーム |