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2009年11月27日 (金) | 編集 |
クエンティン・タランティーノと言えば、嘗て一世を風靡したサブカル系B級エンターテイメントを再解釈し、オマージュたっぷりに自分の世界の中に再生産するのが一貫したスタイル。
アクの強い登場人物による意味が有るんだか無いんだかよくわからない膨大なセリフの応酬と、外連味たっぷりのバイオレンス映像で見せる作品群は、デビュー当時は新鮮だったものの、近年ではワルノリが少々鼻につき、ややマンネリ化していたのも事実。
その反省なのか、「イングロリアス・バスターズ」はいつものB級テイストをあえて抑えて、意外にも大作の風格(?)を持ち、それでいてタランティーノにしか撮りえない異色の戦争サスペンス映画になっている。
1941年、フランス。
ユダヤ人一家のドレフュス家がナチス親衛隊のランダー大佐(クリストフ・ヴァルツ)によって虐殺され、娘のショシャナ(メラニー・ロラン)だけが逃亡して生き残る。
数年後、エマニュエル・ミミューと名を変えて、パリで小さな映画館を経営しているショシャナは、ひょんな事からナチスのプロパガンダ映画のプレミア上映を行う事になり、密かにナチスへの復讐を計画する。
同じ頃、イギリス情報部も、ドイツ人女スパイのハマーシュマルク(ダイアン・クルーガー)からプレミア上映の情報を得て、ドイツ映画の専門家であるヒコックス中尉(ミヒャエル・ファスベンダー)を、アメリカ人ゲリラ戦部隊“バスターズ”を率いるレイン大尉(ブラッド・ピット)の元へ送り込むのだが・・・
今回、タランティーノがオマージュを捧げるのは、彼の民族的なルーツでもある1978年のイタリア映画で、同名の英題を持つエンツォ・G・カステラッリ監督の「地獄のバスターズ」である。
もっとも、同タイトルとは言ってもリメイクではない。
オリジナルはアメリカ囚人部隊の活躍を描いたアクション映画で、設定にやや被るところがあるものの、本作に取り込まれた数多くの戦争映画やマカロニウェスタンの代表として名を冠されたという感じだ。
セルジオレオーネの「続・夕陽のガンマン」に大オマージュをささげた、キム・ジウン監督の限りなくリメイクに近い「グッド・バッド・ウィアード」とは、違ったコンセプトの作品なのだ。
ちなみに、カステラッリ監督はゲスト出演もしているようだ。
物語は五つの章に分かれ、第一章から第四章のそれぞれのエピソードで紹介されたモチーフが、ラストの第五章で大団円を迎える。
ぞれぞれの章は微妙にタッチが異なっており、例えばナチスのユダヤ人狩りを描いた冒頭の第一章はタイトル文字や音楽も含めて明確にマカロニウェスタン風。
サウンドにノイズまでのせているあたり、さすがに念入りだ。
洗濯物のシーツ越しに、ドイツ軍がやって来るのが見えるところなど、そのまま荒野から無法者がやって来るイメージに被る。
ちなみに、走ってるドイツ軍車両がカットが何度も変わっても同じ位置に見えるという、一見編集ミスみたいな事も、タランティーノ流の演出なんだろうな。
宣伝では、ブラッド・ピット扮するアルド・レイン大尉(この名前もマニアック!)が主役の様に見えるが、実際には第一章で殺されるユダヤ人一家の唯一の生き残りであるショシャナによる復讐劇が全体の中心となるので、実質的な主役はメラニー・ロラン演じるショシャナと言えるだろう。
第二章は以降は、レイン大尉率いるバスターズを描くエピソードや、エマニュエル・ミミューと名を変えてパリの映画館主となっているショシュナの元へ、ひょんな事からナチスのプロパガンダ映画のプレミア上映の話が持ち込まれるエピソード、英国人の元映画評論家が地下のバーでのドイツ人女スパイのハマーシュマルクと接触するスリリングなエピソードが順に語られて、クライマックスのお膳立てが徐々に整ってゆく。
各エピソードは、一見すると直接の関係性が見えにくいのだが、綿密に伏線が張られており、それぞれで微妙に変えたタッチの効果もあってオムニバスを観るようなノリで楽しめる。
特にパリでのエピソードと地下のバーでの見事な掛け合いは、タランティーノにしてはかなり我を抑えた印象で、風格すら感じさせるのには驚かされた。
まあそうは言っても、バーのエピソードは彼の大好きなオチを迎えるし、いかにも重要そうなキャラクターがあっさりと死んだりするのも、いかにもタランティーノらしいのだけど。
そして、クライマックスのプレミア上映で、親衛隊のランダー大佐、レインたちバスターズ、そしてナチスへの復讐を狙うショシャナの思惑が入り乱れ、物語は一気に大団円になだれ込むことになるのだが、ここでの展開は正に超映画オタクのタランティーノならでは。
まさか映画によってナチスを滅ぼすなど、他の人間が思いつくとは思えない。
これは正に、タランティーノ流の「ニューシネマ・パラダイス」と言っても良いのではないだろうか。
史実完全無視の講談的なオチに見ればわかる様に、これは決してリアルな戦争映画ではなく、かといってやりたい放題のオバカ映画でもない。
今までも、数々のジャンルムービーを解体して自分の中に取り込んできたタランティーノらしく、この作品もイタリアのB級映画をベースとしながら、結果的にタランティーノ映画としか言えない物になっている。
彼は溢れんばかりの映画への情熱と、今までのキャリアで積み重ねてきた表現者としてのテクニックを、本作では抑制の効いた形でしっかりと形にすることに成功していると思う。
たぶん、今までの彼の語り口がどうも苦手という人でも、この作品は比較的観やすいだろうし、逆にコテコテのタランティーノ節が好みという人には、オバカ度の低いこの作品は多少薄味に感じるかもしれない。
いずれにしても、レイン大尉のラストのセリフは、観客への大胆な「最高傑作宣言」と受け取って良いだろう。
まあ皆がそう感じるかどうかはともかく、本作は色々な意味で、映画作家クエンティン・タランティーノの現時点での集大成であり、新たなステップと言える。
今回は、真っ赤なドレスが印象的だったメラニー・ロランのイメージで、美しい赤いカクテル「ルビー・カシス」をチョイス。
クレーム・ド・カシスとドライ・ベルモットを30mlと20mlタンブラーに注ぎ、さらにトニックウォーターを注いでステアする。
腹にもたれるタランティーノ映画の後は、優しくスッキリとした味わいのカクテルが良い。
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アクの強い登場人物による意味が有るんだか無いんだかよくわからない膨大なセリフの応酬と、外連味たっぷりのバイオレンス映像で見せる作品群は、デビュー当時は新鮮だったものの、近年ではワルノリが少々鼻につき、ややマンネリ化していたのも事実。
その反省なのか、「イングロリアス・バスターズ」はいつものB級テイストをあえて抑えて、意外にも大作の風格(?)を持ち、それでいてタランティーノにしか撮りえない異色の戦争サスペンス映画になっている。
1941年、フランス。
ユダヤ人一家のドレフュス家がナチス親衛隊のランダー大佐(クリストフ・ヴァルツ)によって虐殺され、娘のショシャナ(メラニー・ロラン)だけが逃亡して生き残る。
数年後、エマニュエル・ミミューと名を変えて、パリで小さな映画館を経営しているショシャナは、ひょんな事からナチスのプロパガンダ映画のプレミア上映を行う事になり、密かにナチスへの復讐を計画する。
同じ頃、イギリス情報部も、ドイツ人女スパイのハマーシュマルク(ダイアン・クルーガー)からプレミア上映の情報を得て、ドイツ映画の専門家であるヒコックス中尉(ミヒャエル・ファスベンダー)を、アメリカ人ゲリラ戦部隊“バスターズ”を率いるレイン大尉(ブラッド・ピット)の元へ送り込むのだが・・・
今回、タランティーノがオマージュを捧げるのは、彼の民族的なルーツでもある1978年のイタリア映画で、同名の英題を持つエンツォ・G・カステラッリ監督の「地獄のバスターズ」である。
もっとも、同タイトルとは言ってもリメイクではない。
オリジナルはアメリカ囚人部隊の活躍を描いたアクション映画で、設定にやや被るところがあるものの、本作に取り込まれた数多くの戦争映画やマカロニウェスタンの代表として名を冠されたという感じだ。
セルジオレオーネの「続・夕陽のガンマン」に大オマージュをささげた、キム・ジウン監督の限りなくリメイクに近い「グッド・バッド・ウィアード」とは、違ったコンセプトの作品なのだ。
ちなみに、カステラッリ監督はゲスト出演もしているようだ。
物語は五つの章に分かれ、第一章から第四章のそれぞれのエピソードで紹介されたモチーフが、ラストの第五章で大団円を迎える。
ぞれぞれの章は微妙にタッチが異なっており、例えばナチスのユダヤ人狩りを描いた冒頭の第一章はタイトル文字や音楽も含めて明確にマカロニウェスタン風。
サウンドにノイズまでのせているあたり、さすがに念入りだ。
洗濯物のシーツ越しに、ドイツ軍がやって来るのが見えるところなど、そのまま荒野から無法者がやって来るイメージに被る。
ちなみに、走ってるドイツ軍車両がカットが何度も変わっても同じ位置に見えるという、一見編集ミスみたいな事も、タランティーノ流の演出なんだろうな。
宣伝では、ブラッド・ピット扮するアルド・レイン大尉(この名前もマニアック!)が主役の様に見えるが、実際には第一章で殺されるユダヤ人一家の唯一の生き残りであるショシャナによる復讐劇が全体の中心となるので、実質的な主役はメラニー・ロラン演じるショシャナと言えるだろう。
第二章は以降は、レイン大尉率いるバスターズを描くエピソードや、エマニュエル・ミミューと名を変えてパリの映画館主となっているショシュナの元へ、ひょんな事からナチスのプロパガンダ映画のプレミア上映の話が持ち込まれるエピソード、英国人の元映画評論家が地下のバーでのドイツ人女スパイのハマーシュマルクと接触するスリリングなエピソードが順に語られて、クライマックスのお膳立てが徐々に整ってゆく。
各エピソードは、一見すると直接の関係性が見えにくいのだが、綿密に伏線が張られており、それぞれで微妙に変えたタッチの効果もあってオムニバスを観るようなノリで楽しめる。
特にパリでのエピソードと地下のバーでの見事な掛け合いは、タランティーノにしてはかなり我を抑えた印象で、風格すら感じさせるのには驚かされた。
まあそうは言っても、バーのエピソードは彼の大好きなオチを迎えるし、いかにも重要そうなキャラクターがあっさりと死んだりするのも、いかにもタランティーノらしいのだけど。
そして、クライマックスのプレミア上映で、親衛隊のランダー大佐、レインたちバスターズ、そしてナチスへの復讐を狙うショシャナの思惑が入り乱れ、物語は一気に大団円になだれ込むことになるのだが、ここでの展開は正に超映画オタクのタランティーノならでは。
まさか映画によってナチスを滅ぼすなど、他の人間が思いつくとは思えない。
これは正に、タランティーノ流の「ニューシネマ・パラダイス」と言っても良いのではないだろうか。
史実完全無視の講談的なオチに見ればわかる様に、これは決してリアルな戦争映画ではなく、かといってやりたい放題のオバカ映画でもない。
今までも、数々のジャンルムービーを解体して自分の中に取り込んできたタランティーノらしく、この作品もイタリアのB級映画をベースとしながら、結果的にタランティーノ映画としか言えない物になっている。
彼は溢れんばかりの映画への情熱と、今までのキャリアで積み重ねてきた表現者としてのテクニックを、本作では抑制の効いた形でしっかりと形にすることに成功していると思う。
たぶん、今までの彼の語り口がどうも苦手という人でも、この作品は比較的観やすいだろうし、逆にコテコテのタランティーノ節が好みという人には、オバカ度の低いこの作品は多少薄味に感じるかもしれない。
いずれにしても、レイン大尉のラストのセリフは、観客への大胆な「最高傑作宣言」と受け取って良いだろう。
まあ皆がそう感じるかどうかはともかく、本作は色々な意味で、映画作家クエンティン・タランティーノの現時点での集大成であり、新たなステップと言える。
今回は、真っ赤なドレスが印象的だったメラニー・ロランのイメージで、美しい赤いカクテル「ルビー・カシス」をチョイス。
クレーム・ド・カシスとドライ・ベルモットを30mlと20mlタンブラーに注ぎ、さらにトニックウォーターを注いでステアする。
腹にもたれるタランティーノ映画の後は、優しくスッキリとした味わいのカクテルが良い。

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この記事へのコメント
やったー♪
ノラネコさんも高評価!
これ、映画マニアほど楽しめるんじゃないかと思います。
それに、観れば観る程楽しめる♪
オマージュの「地獄のバスターズ」も観たんですけどタラの方が何十倍も面白かったです 笑
それにしても毎度、がっかりさせない映画をうみだしてくれるタラちゃん、今後もどんどんオリジナルで勝負して欲しいですよね☆
このお酒、カシス大好きでよく飲んでるお酒なので
なんか更に嬉しいなー(笑)
ノラネコさんも高評価!
これ、映画マニアほど楽しめるんじゃないかと思います。
それに、観れば観る程楽しめる♪
オマージュの「地獄のバスターズ」も観たんですけどタラの方が何十倍も面白かったです 笑
それにしても毎度、がっかりさせない映画をうみだしてくれるタラちゃん、今後もどんどんオリジナルで勝負して欲しいですよね☆
このお酒、カシス大好きでよく飲んでるお酒なので
なんか更に嬉しいなー(笑)
>migさん
あんまり期待してなかったんですけど、予想以上に面白かったですよ。
オリジナルは私もテレビ放送で見た記憶があるのですけど、まあそこそこの出来だった様に記憶してます。
カステラッリ監督の作品では、フランコ・ネロと組んだ「死神の骨をしゃぶれ」が面白かったです。
これは傑作と言って良いと思います。
あんまり期待してなかったんですけど、予想以上に面白かったですよ。
オリジナルは私もテレビ放送で見た記憶があるのですけど、まあそこそこの出来だった様に記憶してます。
カステラッリ監督の作品では、フランコ・ネロと組んだ「死神の骨をしゃぶれ」が面白かったです。
これは傑作と言って良いと思います。
2009/11/28(土) 00:29:21 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
こんにちは。
ここまでタランティーノが60年代娯楽映画へのリスペクトをやってくれると、
そうだよそうだよと、手をたたきたくなります。
あの冒頭なんて、
レオーネ『ウエスタン』でヘンリー・フォンダがやってきたときのようなゾクゾク感。
『グッド・バッド・ウィアード』はぼくはまったくダメだったのですが、
その理由もこれで分かった気がします。
『グッド~』は、ただその設定だけをいただいた感じ。
それに比べてこちらは、そのスタイルをしっかり踏襲。
マカロニウエスタン、
とりわけレオーネ=モリコーネ節は
アングルも含めた、映像の凝り方と間合いが重要。
いやあ、嬉しい作品でした。
ここまでタランティーノが60年代娯楽映画へのリスペクトをやってくれると、
そうだよそうだよと、手をたたきたくなります。
あの冒頭なんて、
レオーネ『ウエスタン』でヘンリー・フォンダがやってきたときのようなゾクゾク感。
『グッド・バッド・ウィアード』はぼくはまったくダメだったのですが、
その理由もこれで分かった気がします。
『グッド~』は、ただその設定だけをいただいた感じ。
それに比べてこちらは、そのスタイルをしっかり踏襲。
マカロニウエスタン、
とりわけレオーネ=モリコーネ節は
アングルも含めた、映像の凝り方と間合いが重要。
いやあ、嬉しい作品でした。
こんばんは。
私もタランティーノ苦手派なんですが、これは楽しめました!
アラモがあってエリーゼのためにがあって・・・とにかく音楽と映像がマッチしていてストーリーも分かりやすくて。
勿論ヴァルツが上手いんだけど、ブラピがのびのびと楽しく演じているのが良かったです。久しぶりに映画の楽しみを味わいました!
私もタランティーノ苦手派なんですが、これは楽しめました!
アラモがあってエリーゼのためにがあって・・・とにかく音楽と映像がマッチしていてストーリーも分かりやすくて。
勿論ヴァルツが上手いんだけど、ブラピがのびのびと楽しく演じているのが良かったです。久しぶりに映画の楽しみを味わいました!
2009/11/28(土) 21:56:14 | URL | karinn #9yMhI49k[ 編集]
いつもより大人しいとはいえ、今回も相変わらずタランティーノ節炸裂で安心して観られる作品でしたね。戦争要素よりもタラ節の方が明らかに強烈だったので、真っ当な戦争映画を期待した人が返金に殺到するんじゃないかと危惧してたんですが、その心配は無用だったようで一安心です。
監督のセンスもさることながら、今回は実質的主役のメラニー・ロランに目が釘付けになってしまいました。これからブレイクして欲しいです。
監督のセンスもさることながら、今回は実質的主役のメラニー・ロランに目が釘付けになってしまいました。これからブレイクして欲しいです。
>えいさん
いつも以上にマニアックなのですが、今回は抑制が効いていてそれが鼻につかなかったです。
私は「グッド・バッド・ウィアード」も好きなのですが、あれはマカロニをモチーフにしているものの、あくまでもキムチウエスタン。
タランティーノの空気を再現する技術の見事さが光りましたね。
一皮剥けたのかなという気がします。
>karinnさん
タランティーノの映画って、「ほらほら、マニアックでしょ、すごいでしょ!」って主張が強すぎて、しばしばウザイと感じてしまうのですけど、これはマニアックさが作品に上手く収まっていましたね。
映画愛に溢れた快作でした。
>えめきんさん
タランティーノ作品の中では、もっともバランスのいい作品じゃないでしょうかね。
彼の映画って、よほどの映画マニアにしか薦めにくい作品が多かったですけど、これは普通に面白い。
メラニー・ロランは良いですね。
ちょっと若い頃のエマニュエル・ベアールみたいな雰囲気があって、これからが楽しみな人です。
いつも以上にマニアックなのですが、今回は抑制が効いていてそれが鼻につかなかったです。
私は「グッド・バッド・ウィアード」も好きなのですが、あれはマカロニをモチーフにしているものの、あくまでもキムチウエスタン。
タランティーノの空気を再現する技術の見事さが光りましたね。
一皮剥けたのかなという気がします。
>karinnさん
タランティーノの映画って、「ほらほら、マニアックでしょ、すごいでしょ!」って主張が強すぎて、しばしばウザイと感じてしまうのですけど、これはマニアックさが作品に上手く収まっていましたね。
映画愛に溢れた快作でした。
>えめきんさん
タランティーノ作品の中では、もっともバランスのいい作品じゃないでしょうかね。
彼の映画って、よほどの映画マニアにしか薦めにくい作品が多かったですけど、これは普通に面白い。
メラニー・ロランは良いですね。
ちょっと若い頃のエマニュエル・ベアールみたいな雰囲気があって、これからが楽しみな人です。
2009/11/29(日) 00:33:05 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
ノラネコさん、こんにちは!
>コテコテのタランティーノ節
まさにこっちを期待していたので、確かに薄味な感じはしました。
けど一般受けはいいようですよね。
ちょっとマニアックなものを期待しすぎちゃったかなあ。
>コテコテのタランティーノ節
まさにこっちを期待していたので、確かに薄味な感じはしました。
けど一般受けはいいようですよね。
ちょっとマニアックなものを期待しすぎちゃったかなあ。
>はらやんさん
私はタランティーノ作品てそれほど好きでもなかったんです。
何だか判る奴だけ判れば良い的は閉鎖性を感じて、特にここ数作はそれほどの物かなあと思っていただけに、この作品は良い意味で驚きでした。
マニアックさ、という意味では実は今までよりもマニアックだと思うのですけど、映画的な記憶の使い方がコテコテのソースではなく、上品な隠し味という具合に変化している気がします。
私はタランティーノ作品てそれほど好きでもなかったんです。
何だか判る奴だけ判れば良い的は閉鎖性を感じて、特にここ数作はそれほどの物かなあと思っていただけに、この作品は良い意味で驚きでした。
マニアックさ、という意味では実は今までよりもマニアックだと思うのですけど、映画的な記憶の使い方がコテコテのソースではなく、上品な隠し味という具合に変化している気がします。
2009/11/30(月) 23:28:59 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
ノラネコさん、Buenas noches.(^_^)
私も見てきました。
映画はBrothers Fourの歌う美しくも哀しい、ジョン・ウェイン主演の映画「アラモ」のテーマ曲「遥かなるアラモ(The Green Leaves of Summer)」に乗って始まります。(ゲルマン西部劇なの)(^o^)
で、この映画・・・、殺される人間の忌の際をじっくり見たいという、さまざまなかたちで人が死ぬゲームを見るのが好きな人には面白い映画だけれど、ま、私の趣味にはあわない映画です。(>_<)
ナチス対ブラッドをリーダーとするナチス狩りに狂奔する男たちの、殺しあいのゲームで、なんの思想も哲学もない映画だから私みたいなことを考えず頭をからっぽに見なければいけないのでしょうが・・・。でもね。
しかし、あと味は何故かそれほど悪いわけではない。
特に、ある意味ヒロインと言える映画館の女主人を演じた女優はいい雰囲気をだしていました。(あとナチスの嫌らしい大佐もいい味をだしていました)
さて、
ナチス狩りに狂奔する男たちの趣味である、殺したナチスの将兵の頭の皮を剥ぐという行為・・・。これって昔アメリカの西部劇である種族の残虐性を際だたせるために喧伝されたことですよね。(で、映画技術の進歩で、これがグロいんだな) ああ、思い出すだけでも、これだけは嫌だ嫌だ。
私も見てきました。
映画はBrothers Fourの歌う美しくも哀しい、ジョン・ウェイン主演の映画「アラモ」のテーマ曲「遥かなるアラモ(The Green Leaves of Summer)」に乗って始まります。(ゲルマン西部劇なの)(^o^)
で、この映画・・・、殺される人間の忌の際をじっくり見たいという、さまざまなかたちで人が死ぬゲームを見るのが好きな人には面白い映画だけれど、ま、私の趣味にはあわない映画です。(>_<)
ナチス対ブラッドをリーダーとするナチス狩りに狂奔する男たちの、殺しあいのゲームで、なんの思想も哲学もない映画だから私みたいなことを考えず頭をからっぽに見なければいけないのでしょうが・・・。でもね。
しかし、あと味は何故かそれほど悪いわけではない。
特に、ある意味ヒロインと言える映画館の女主人を演じた女優はいい雰囲気をだしていました。(あとナチスの嫌らしい大佐もいい味をだしていました)
さて、
ナチス狩りに狂奔する男たちの趣味である、殺したナチスの将兵の頭の皮を剥ぐという行為・・・。これって昔アメリカの西部劇である種族の残虐性を際だたせるために喧伝されたことですよね。(で、映画技術の進歩で、これがグロいんだな) ああ、思い出すだけでも、これだけは嫌だ嫌だ。
どうもお初です~
見終わったときは、はて。。と思ったのですが
後からだんだん効いてくる感じでした。
ちょっと「キル・ビル」と重なるかな?と思わせながら
確かに、これまでのどのタランティーノ作品とも違っていた気がしますね。
また新たな地平を切り拓いていくのでしょうか、今後も楽しみな監督です。
見終わったときは、はて。。と思ったのですが
後からだんだん効いてくる感じでした。
ちょっと「キル・ビル」と重なるかな?と思わせながら
確かに、これまでのどのタランティーノ作品とも違っていた気がしますね。
また新たな地平を切り拓いていくのでしょうか、今後も楽しみな監督です。
こんにちは♪
決してキライな作りでもないし、大きく退屈もしなかったんです
が、正直なところ全額とは言わないまでも、その半分は返金
してもらいてぇかなぁと言った結果となってしまいました。
初期の頃のタランティーノ監督作品は大好きなんですが、「ジ
ャッキー・ブラウン」以降は作品によって頗る相性が悪いとき
があって、今回がそれにチョイ当たったかなぁ?すかね…。
r(^^;)
決してキライな作りでもないし、大きく退屈もしなかったんです
が、正直なところ全額とは言わないまでも、その半分は返金
してもらいてぇかなぁと言った結果となってしまいました。
初期の頃のタランティーノ監督作品は大好きなんですが、「ジ
ャッキー・ブラウン」以降は作品によって頗る相性が悪いとき
があって、今回がそれにチョイ当たったかなぁ?すかね…。
r(^^;)
2009/12/02(水) 15:22:48 | URL | 風情♪ #s8w929I6[ 編集]
>YYTさん
一見いつものタランティーノ同様のB級プログラムピクチャアへのオマージュではありますが、今回は結構テーマ性があったと思います。
もっとも深読みしなければならないレベルですけど。
頭皮をはぐという行為は元々一部の白人たちがやっていたのをネイティブの部族が真似たというのが事の始まりです。
この伝説を使った部分、更には映画を使って敵を倒すという講談調のエンディングを観ても、戦争という行為の虚構性、戦い死ぬことへのアイロニーという物は描かれていた様に思います。
>hpnsさん
個人的には「KILLBILL」ってあまり好きじゃないのです。
だからあの世界から離れてくれてよかったと思いました。
タランティーノ映画って「レザボア」と「パルプフィクション」は面白かったのですが、それ以降は特に面白いと思わなかったのですが、これは久々に良い映画でした。
>風情♪さん
私も「ジャッキーブラウン」以降は段々と自分の中での評価が下がっていった人です。
全作が正直全然ダメだったんで、これも期待してなかったのですけど、実際に観てみたら私は久々にヒットでした。
まあ元々観る人によってまるで評価の異なる映画作家ですけどね。
一見いつものタランティーノ同様のB級プログラムピクチャアへのオマージュではありますが、今回は結構テーマ性があったと思います。
もっとも深読みしなければならないレベルですけど。
頭皮をはぐという行為は元々一部の白人たちがやっていたのをネイティブの部族が真似たというのが事の始まりです。
この伝説を使った部分、更には映画を使って敵を倒すという講談調のエンディングを観ても、戦争という行為の虚構性、戦い死ぬことへのアイロニーという物は描かれていた様に思います。
>hpnsさん
個人的には「KILLBILL」ってあまり好きじゃないのです。
だからあの世界から離れてくれてよかったと思いました。
タランティーノ映画って「レザボア」と「パルプフィクション」は面白かったのですが、それ以降は特に面白いと思わなかったのですが、これは久々に良い映画でした。
>風情♪さん
私も「ジャッキーブラウン」以降は段々と自分の中での評価が下がっていった人です。
全作が正直全然ダメだったんで、これも期待してなかったのですけど、実際に観てみたら私は久々にヒットでした。
まあ元々観る人によってまるで評価の異なる映画作家ですけどね。
2009/12/02(水) 23:55:20 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
> 今回は結構テーマ性があったと思います。
そうなんですよね、よく考えてみれば。
「しかし、あと味は何故かそれほど悪いわけではない」と書いたように、映画館で見ていたときはグロいなあとばかり感じていたのですが、なんか見てから数日たった今のほうがじわっときています。
> 戦争という行為の虚構性、戦い死ぬことへのアイロニー
後ろ髪にひかれるような作品と言えばいいのか、今頃になってこの作品の隠れたテーマが心の中にひろがってゆくような感覚があります。
特殊メイクでさりげなく作ったとおもう首の傷を含めてブラッド・ピットはやはりチャーミングでオーラがあるし、心の中に復讐の炎が燃え盛っている映画館主の女性もエレガントだったし、最初は映画館主の女性に恋する普通の若者かとおもっていた兵士の狂気も最後にはあらわになるし・・・、で、特にあの嫌らしい大佐は冒頭にでてきたときから絶品で、彼の怪演がある意味この作品の肝でしたよね。
そうなんですよね、よく考えてみれば。
「しかし、あと味は何故かそれほど悪いわけではない」と書いたように、映画館で見ていたときはグロいなあとばかり感じていたのですが、なんか見てから数日たった今のほうがじわっときています。
> 戦争という行為の虚構性、戦い死ぬことへのアイロニー
後ろ髪にひかれるような作品と言えばいいのか、今頃になってこの作品の隠れたテーマが心の中にひろがってゆくような感覚があります。
特殊メイクでさりげなく作ったとおもう首の傷を含めてブラッド・ピットはやはりチャーミングでオーラがあるし、心の中に復讐の炎が燃え盛っている映画館主の女性もエレガントだったし、最初は映画館主の女性に恋する普通の若者かとおもっていた兵士の狂気も最後にはあらわになるし・・・、で、特にあの嫌らしい大佐は冒頭にでてきたときから絶品で、彼の怪演がある意味この作品の肝でしたよね。
ノラネコさんおはようございます♪
自分は相変わらず超マニアックな内容に舌を巻くというか呆気に取られた部分もあったのですが、この内容で抑制があるという辺り、やはりまだまだタラ作品の奥深さを知り得ていない感じがしましたね~^^;
でも会話劇とかはデスプルーフの時と違ってなんか緊張感みたいなものがあった気がしますし、可燃性フィルムのうんちくとかも初耳だったので、なんかまた映画の知識が1つ増えて得したような気分になってしまいました(笑
自分は相変わらず超マニアックな内容に舌を巻くというか呆気に取られた部分もあったのですが、この内容で抑制があるという辺り、やはりまだまだタラ作品の奥深さを知り得ていない感じがしましたね~^^;
でも会話劇とかはデスプルーフの時と違ってなんか緊張感みたいなものがあった気がしますし、可燃性フィルムのうんちくとかも初耳だったので、なんかまた映画の知識が1つ増えて得したような気分になってしまいました(笑
観てきました。
最高に怖かったです~!
゛音楽″と゛映像″が本当にスゴイですね。
ラストはなんか芸術的で。
う~ん。
深い。
最高に怖かったです~!
゛音楽″と゛映像″が本当にスゴイですね。
ラストはなんか芸術的で。
う~ん。
深い。
>YYTさん
テーマの部分は隠し味的に仕込まれていますから、一度観た映画を噛み砕く事で見えてくるかもしれません。
俳優の生かし方はさすがに上手いですね。
トラボルタら、この人の映画で復活した人もいますし、芝居の見せ方は天下一品です。
>メビウスさん
マニアック度はむしろ高まっている様に思います。
ただ、それが前面にあまり出ずに、一歩下がった感じを受けました。
バラバラに取り込んだ感が薄れて、一本の作品中にちゃんと消化されている感じでしょうか。
私はタランティーノの進化と受け止めました。
>y.katoさん
音、特に音楽の使い方はニクイなあと思いました。
アラモやデヴィッド・ボウィなんて嵌りすぎですね。
作家性を保ちつつも、よりセンスを高めてきたこの作品、久々に楽しめるタランティーノでした。
テーマの部分は隠し味的に仕込まれていますから、一度観た映画を噛み砕く事で見えてくるかもしれません。
俳優の生かし方はさすがに上手いですね。
トラボルタら、この人の映画で復活した人もいますし、芝居の見せ方は天下一品です。
>メビウスさん
マニアック度はむしろ高まっている様に思います。
ただ、それが前面にあまり出ずに、一歩下がった感じを受けました。
バラバラに取り込んだ感が薄れて、一本の作品中にちゃんと消化されている感じでしょうか。
私はタランティーノの進化と受け止めました。
>y.katoさん
音、特に音楽の使い方はニクイなあと思いました。
アラモやデヴィッド・ボウィなんて嵌りすぎですね。
作家性を保ちつつも、よりセンスを高めてきたこの作品、久々に楽しめるタランティーノでした。
2009/12/06(日) 00:51:44 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
コチラ、もう少し娯楽性の高い派手なものと思っていたのですが、こういう映画だったんですね~
タランティーノ監督らしさを、隠し味のように使っていてなかなかやってくれたな~とニヤニヤしてみてしまいました。
こういうノリの映画も作れるんですね!
この作品を機会に、様々なジャンルの映画を作ってみてほしいなと思ってしまいました。
タランティーノ監督らしさを、隠し味のように使っていてなかなかやってくれたな~とニヤニヤしてみてしまいました。
こういうノリの映画も作れるんですね!
この作品を機会に、様々なジャンルの映画を作ってみてほしいなと思ってしまいました。
2009/12/07(月) 22:20:01 | URL | コブタ #-[ 編集]
>コブタさん
予告編を観ると、かなりオバカで笑える映画かなと思いますよね。
私としては良い意味で裏切られました。
いつものワルノリよりも、マニアックさを高めつつ、さりげなく使ってくれた今回の方がセンス良く感じます。
予告編を観ると、かなりオバカで笑える映画かなと思いますよね。
私としては良い意味で裏切られました。
いつものワルノリよりも、マニアックさを高めつつ、さりげなく使ってくれた今回の方がセンス良く感じます。
2009/12/08(火) 00:09:01 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
ノラネコさん、こんばんは!
ノラネコさんらしい、さすがの西部劇の知識!
そう言えば前回もいろいろ教えていただいちゃいましたっけ。
うーんなるほど、たくさんのオマージュが散りばめられていて、かつそれが隠し味のようになっているのですね。
私は正直、今回こんなに評判が良いことに、びっくりしてしまいました。
私はあまりに地味で、思わず眠くなってしまいました。
ノラネコさん、実はさっき恵比寿の亜米利加橋というレストラン&バーでブランチを食べたのですが、そこに『イングロ~』のポスターが貼ってあって、隣にタラのサインが書いてありました。店主に聞いてみたら、日本に来る度に毎回顔出すそうです。
初めて店に来た時、店主と朝まで飲んだそうで。なんだか、面白いので、今度みんなでそこで飲みませんか?
ノラネコさんらしい、さすがの西部劇の知識!
そう言えば前回もいろいろ教えていただいちゃいましたっけ。
うーんなるほど、たくさんのオマージュが散りばめられていて、かつそれが隠し味のようになっているのですね。
私は正直、今回こんなに評判が良いことに、びっくりしてしまいました。
私はあまりに地味で、思わず眠くなってしまいました。
ノラネコさん、実はさっき恵比寿の亜米利加橋というレストラン&バーでブランチを食べたのですが、そこに『イングロ~』のポスターが貼ってあって、隣にタラのサインが書いてありました。店主に聞いてみたら、日本に来る度に毎回顔出すそうです。
初めて店に来た時、店主と朝まで飲んだそうで。なんだか、面白いので、今度みんなでそこで飲みませんか?
>とらねこさん
歳のせいか、コテコテよりもあっさりが気持ちよくなってきました。
タランティーノもちょっとそういう気分なのかも(笑
>亜米利加橋
ネットで見ましたけど、面白そうな店ですね。
新年会でもここでやりましょうか。
歳のせいか、コテコテよりもあっさりが気持ちよくなってきました。
タランティーノもちょっとそういう気分なのかも(笑
>亜米利加橋
ネットで見ましたけど、面白そうな店ですね。
新年会でもここでやりましょうか。
2009/12/20(日) 23:35:03 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
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タランティーノ監督とブラピの映画、楽しみにしていたので公開日に観に行きました~が・・・・・感想が遅くなりました・・・・・だって、だって、、、【story】ナチス占領下のフランスの田舎町で、家族を虐殺されたユダヤ人のショシャナ(メラニー・ロラン)はランダ大佐?...
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2009/11/28(土) 00:10:50 | 我想一個人映画美的女人blog
面白くなかったら、鑑賞料金返金しますってまぁ、凄いこと言っちゃってますね(笑)そんな返金キャンペーンは終わった後なんですが『イングロリアス・バスターズ』鑑賞。舞台はナチス占領下のパリかつて家族を殺された少女ショシャナ。ドイツの英雄を描いたプロパガンダ映画
2009/11/28(土) 00:33:24 | 黒猫のうたた寝
プロパガンダ?
2009/11/28(土) 10:13:59 | Akira's VOICE
-----今日の映画は
日本でも人気が高いクエンティン・タランティーノ監督の新作
『イングロリアス・バスターズ』。
主演は、あのブラッド・ピット。
で、第二次世界大戦を背景にしているんだって。
じゃあ、これって戦争映画?
思わず聞きたくなるところだけど、そう一言?...
2009/11/28(土) 14:46:06 | ラムの大通り
イングロリアス・バスターズ 291本目 2009-51
上映時間 2時間32分
監督 クエンティン・タランティーノ
出演 ブラッド・ピット ダイアン・クルーガー クリストフ・ヴァルツ メラニー・ロラン イーライ・ロス マイク・マイヤーズ
会場 TOHOシネマズ 府中
評価...
2009/11/28(土) 18:17:59 | メルブロ
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2009/11/28(土) 22:56:17 | 5125年映画の旅
本作を観てつまらないと感じ、上映開始後1時間以内に退席した観客には鑑賞料金を返却
2009/11/29(日) 08:32:14 | はらやんの映画徒然草
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2009/12/02(水) 06:40:21 | 余白日記
アメリカ
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監督:クエンティン・タランティーノ
出演:ブラッド・ピット
マイク・マイヤーズ
ダイアン・クルーガー
クリストフ・ヴァルツ
【物語】
1941年、ナチス占領下のフランスの田舎町で、家族を虐殺...
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良く考えられて作られてる映画だと思う、そのまま1本の映画として公開したら今と同じ評価が出来たかな?この映画5部構成になってて、その1章...
2009/12/02(水) 19:57:17 | 悠久の華美
1941年、ナチス占領下のフランスの田舎町で、ユダヤ人女性のショシャナは 家族とともに匿われていたが、家族はナチスドイツのランダ大佐によって 発見され射殺されてしまう。ただ一人ショシャナは銃撃を免れて逃げだす ことに成功する。 1944年、アルド・レイン中尉を隊長..
2009/12/03(木) 00:14:49 | だらだら無気力ブログ
今週の平日休みは、貯まってる鑑賞ポイントを使ってタダ観で2本。
その2本目。
タランティーノ監督作史上最高のヒット作となってるらしい本作・・・
ブラピが主演のヒトラー退治ものだけど・・・
映画製作系のストーリーなところが、タラちゃんらしいのか???
2009/12/03(木) 04:00:25 | ★☆ひらりん的映画ブログ☆★
ナチスやヒトラーと、その打倒を描いた映画は多いが、この作品はスタンスといい、切り口といい、まったくもって奇想天外だ。歴史的な事実を背景にしてはいるが、史実通りに描く気など、タランティーノには微塵もない。1941年、ナチス占領下のフランスで、家族を虐殺された...
2009/12/03(木) 20:26:15 | 映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子公式HP
【監督】クエンティン・タランティーノ
【出演】ブラッド・ピット/メラニー・ロラン/クリストフ・ワルツ/イーライ・ロス/マイケル・ファス...
2009/12/04(金) 07:54:27 | シネマをぶった斬りっ!!
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<あらすじ>
1941年、ナチス占領下のフランスの田舎町で、家族?...
2009/12/06(日) 12:53:34 | Yuhiの読書日記+α
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2009/12/06(日) 19:50:58 | クマの巣
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2009/12/07(月) 22:20:28 | コブタの視線
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2010/12/23(木) 13:44:14 | KINTYRE’SDIARY
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舞台はユダヤ人大量虐殺という時代背景の復...
2011/07/07(木) 11:10:46 | いやいやえん
「なあに?? なんでいきなりあーたの自画像なのよ」 「・・・何が自画像よッ!! あーたの目は節穴ッ??? そうじゃなくて まーた雪よ!! 雪ッ!!!」 「降ったわねええ~~~」 「降ったわよ~~~~~」 「一面の銀世界・・・ 昔あの方から スノーホワイトと呼…
2014/10/02(木) 15:13:23 | 映画に耽溺
「イングロリアス・バスターズ」(原題:InglouriousBasterds)は、2009年公開のアメリカの娯楽戦争アクション映画です。第二次世界大戦中のナチス占領下のフランスを舞台に、ナチス親衛隊...
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