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ハート・ロッカー・・・・・評価額1750円
2010年03月11日 (木) | 編集 |
世紀の超大作「アバター」との元夫婦決戦を制し、オスカー6部門を獲得した「ハートロッカー」は、なるほど凄い映画であった。
まるで自分がアメリカ陸軍爆弾処理班と行動を共にしているかのような臨場感は、「アバター」とは別の意味で観客を戦場のリアル体験へと誘い、二時間の間張り詰めた緊張感は、握り締めた拳を開く間も与えない。
映画が終わり、平和な日常の光の中へ出たときに、これほどホッとした映画も久しぶりだ。

2004年イラク。
爆弾処理を専門とするブラボー中隊に、爆死したトンプソン軍曹(ガイ・ピアース)の後任として、ウィリアム・ジェームス軍曹(ジェレミー・レナー)が派遣されてくる。
彼はサンボーン軍曹(アンソニー・マッキー)とエルドリッジ技術兵(ブライアン・ジェラティ)とチームを組み、武装勢力の仕掛ける様々な爆弾を処理してゆく。
だが無謀にして命知らずで、協調性があるとは言いがたいジェームスのやり方は、メンバーの反感を買い、チームのムードは険悪に。
そんな時、チームに衝撃をもたらすある事件が起こる・・・・


デビュー以来、女流監督はラブストーリーやファミリー映画という風潮に逆らい、少年漫画的なアクションやホラー、SFに軍事物と言った漢の映画を作り続ける孤高の映画作家、キャスリン・ビクローの最高傑作だ。
登場人物の中で一番知名度が高く、尚且つ男前なガイ・ピアーズが冒頭でいきなり爆死。
観客はもうこの時点で、この映画が並みの作品ではない事を思い知らされる。
ビグローは、ヒーローである主人公は決して死なないという、ハリウッド映画のお約束をあえて破壊する事で、我々を未来を予測する事が不可能な本物の戦場へと放り出す。
メインとなるブラボー中隊の3人は、一般的には殆ど無名の俳優たち。
彼らの周りにデビット・モースやレイフ・ファインズといったベテランを配しているが、主役はあくまでも爆弾処理班の3人だ。

一応主人公はチームリーダーのジェームス軍曹ということになるのだろうが、描き方はドキュメンタリーに近く、ビグローの演出も過度に彼だけに入り込む事はしない。
カメラは、まるでブラボー中隊に張り付いた記録チームでもいるかの様に、適度な距離感を保ちつつ、戦場の過酷な日常を描写する。
全てが砂っぽく、荒廃した街と砂漠で展開する物語は、ギラギラと照りつける太陽と、死と隣り合わせのスリルの相乗効果でカラカラに渇ききっており、主人公たちが生唾を飲み込む音までもが伝わってくるかの様なリアルを感じる。
引いた視点で状況を丹念に描写し、要所要所でスローモーションとディテールのアップを効果的に織り込む、ビクロー得意の演出が最大限生きるサスペンスフルなシチュエーションの連続だ。
我々はブラボー中隊と共に爆弾処理の現場に赴き、超スリリングなギャンブルを体験し、この世の生にギリギリで踏みとどまるのである。

原題の「the Hurt Locker」とは、軍のスラングで行きたくない場所、転じて棺桶を意味すると言う。
実際に爆弾処理を任務とする兵士の戦死率はダントツに高く、イラク戦争の場合一般の兵士を100とすると500%にも上るらしい。
しかも現在のアメリカ軍は、基本的に志願兵で構成されており、彼らは誰かに強制されたわけでなく、自らの意思によって、この世界一危険な職場に赴いているのである。
彼らを戦場へ駆り立てるのは、愛国心なのか、義務感なのか、それとも子供っぽいヒロイズムなのか。
映画は、あくまでも戦場における兵士の日常と、彼らが対峙している状況を丹念に描く事で、その理由に迫ってゆく。

ただし、これをイラク戦争を描いた映画と捉えてしまうと、本作が描こうとしている事の本質を見失う。
本作はイラク戦争をモチーフにした映画ではあるが、イラク戦争とは何かを描いた映画ではないので、そのあたりを期待してゆくと肩透かしを喰らうだろう。
戦争の是非や、その背景には殆ど全くと言っていいほど触れられないし、そもそもジェームスたち米軍が誰と戦っているのかすら明確には描写されない。
何しろ主なる相手は物言わぬ爆弾なのだ。
ここにあるのは恐怖と高揚感、比類する物の無い緊張という圧倒的な戦場のリアリティだけだ。
生と死の狭間にある戦場という特別な場所で、徐々に、そして確実に、兵士たちはその場所を知らなかった頃の自分とは異なる存在になってゆく。
これは、そんな彼らの心の葛藤と、彼らの中の生という物をリアルに描いた映画なのだ。

映画の中で効果的に使われているのが、「あと○○日でブラボー中隊の任務終了」というテロップだ。
私は、最初これが戦場からの解放と平和を意味する物だと思っていた。
だが、実際に任務が終了し、故郷アメリカに戻ったジェームスの心に、本当の安息は無い。
終盤のごくごく短いアメリカのシーンと戦場の対比が見事で、ここで描かれる現場の兵士と銃後の故郷のズレは、「父親たちの星条旗」で描かれた葛藤にも少し被る。
愛する人と買い物に訪れたスーパーで、あまりにも満ち足りた商品を前に、呆然と立ち尽くすしかないジェームスの姿は、彼の心に広がる虚無感を如実に物語っている。
そして、ラストカットで再び映し出されるテロップの内容に、なるほどこういう事かと、思わず私は声を上げてしまった。
映像や音響設計の見事さに目を奪われる作品だが、細部まで計算されつくされた脚本も超一級の出来栄えだ。

思うに「アバター」も本作も、今のアメリカの時代の空気を強く反映した力作だ。
ジェームス・キャメロンは、メッセージ性にある程度の妥協をしてまで、わかりやすく大衆に受け入れられる物を作り、結果的にアメリカ国内の保守派だけでなく中国共産党にも嫌われた(笑
対して、元妻の作品はもう少し複雑だ。
視点が完全に現場に張り付き、戦争を俯瞰する視点や客観的かつ明確なメッセージを読み取りにくいこの作品は、あまり単純に観てしまうと、単にアメリカ軍の勇敢さを賛美する映画と受け取られかねない危険性がある。
勿論、ビグローは現場で危険な任務につく兵士たちに対してリスペクトを感じているだろうし、自らの命を賭して爆弾処理に挑む兵士たちは間違いなくヒーローと言えるだろう。
だが、本作に描かれているのは単純なヒロイズムではない。
絶望的な虚無感を抱え、戦争というシステムの中だけでしか、本当の意味で生る事が出来ないジェームスたちは、同時に戦争の犠牲者でもある。
映画の冒頭に、NYタイムズのクリス・ヘッジズによる「戦争は麻薬と同じだ」という意味の言葉が映し出されるが、これは戦場で常に死と対峙する事によって、生と死を賭した極限のスリルの中でしか、自らの生を感じる事の出来なくなってしまった、悲しき英雄たちを描いた切ない寓話なのだ。
そして、戦争が麻薬であるという事は、人間がいつまでたっても戦う事をやめない理由の、一つの説明にもなっているのではないか。
「ロード・オブ・ザ・リング」三部作で、中つ国を救った英雄フロドが、現世での安息を永遠に失ってしまったのと同じように、ウィリアム・ジェームス軍曹もまた、本当の死が彼に訪れるその瞬間まで、あの世とこの世の狭間の世界にしか生きる事を許されないのだろう。

あまりにも熱くて乾燥し、スリリングな映画だったので、観終わってビールが無性に飲みたくなった。
今回はアメリカンビールの代表的銘柄「ミラードラフト」をチョイス。
映画の中でも兵士たちはやたらと酔っ払っていたが、何となく兵士たちが任務の後の飲むビールの味を想像できる気がした。
だが彼らは、心の底から気持ちよく酔っ払う事はもう出来ないのかもしれないと思うと悲しい。
美味しいものを本当に美味しく飲める事に、感謝を感じる作品であった。

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コメント
この記事へのコメント
見終わって 観客がカッラカッラになる映画ですよね~
こんなに見ていて 緊張して疲れる映画もないですよね!

この映画の嫌な所は、主人公がイラクという敵ではなく、ギリギリの自分の精神状態と闘っているところですよね。
だから彼らにとっての勝利という言葉は永遠にこないもので、、心は戦場、、家族のいる祖国はむしろ現実味のない違和感だけを感じる場所になって、、闘いが終わらない。
そんな状態で、、見ていてキツいの一言なんですが、、それでも最後まで見入ってしまう凄い映画だと思いました。
2010/03/12(金) 00:05:24 | URL | コブタ #-[ 編集]
こんばんは
>コブタさん
そうですね。
相手がいてドンパチでかたがつく映画と違って(まあそういうシーンもありましたけど)相手は自分の中にいるんですよね。
もしも自分だったらと考えると、多分あっという間に精神崩壊してる気がしました。
彼らの背負った重荷は、戦場と言う場所に自分の意思で赴いた報いなのか、色々と考える事は出来るのですが、圧倒的な緊張感の中で観ているこっちまで精神が麻痺してしまいそうでした。
2010/03/12(金) 00:37:24 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
そうなんですよ~
ガイ・ピアーズがいきなり爆死、そしてレイフ・ファインズが出てくるからには華麗に反撃&撃退かと思いきや、ぶっちゃけ彼なんか脇の脇。やってることは超遠距離狙撃だから、実際にはドンパチでもなんでもない、一見すると狩りでもしてるかのようなのだけれども、あのとてつもない緊張感。
彼らが顔にハエがたかっても無視してるのに、見てるこっちがむしろ気になって、しかも水が飲みたくなる。全く持って我々じゃ即死です。
正直いってアメリカ軍を賛美するイメージは当然あると思いますが、別にそんなことは今に始まった話ではないのでどうでもいいことで、それよりも現在進行形の戦争のとある真実を切り取った作品であることの方に価値があると感じました。

しかし…、先日テレビでイラク爆弾テロのニュースをやってたんですよ。映像に出てくる米兵は当然だけど映画の中と全く同じ。でも彼らは実際に死ぬんですよね。映画では絶対死なないけど。この辺の現実と映画の境目があやふやになってる自分であり現代がちょっと怖く感じましたよ。
2010/03/12(金) 01:50:37 | URL | KLY #5spKqTaY[ 編集]
こんばんは
>KLYさん
まるで自分があの場にいるかの様な緊張感でしたね。
全く心臓に悪い映画です。
ベトナム戦争をモチーフにした名画も沢山ありますが、これを含めた現在の映画と決定的に違うのは、ほぼリアルタイムで映画と現実の垣根が限りなく低いと言うことかもしれません。
主人公らをどう捉えるのかというのは、微妙な部分ですが、これはアメリカ人によって作られたアメリカ映画であるという事を考えれば、まあごく当然と思います。
面白い事にビグローとキャメロンは、現場のアメリカ兵に対するリスペクトと、彼らを動かす権力の責任に関しては全く同じ見解を表明していますよね。
「アバター」は良くも悪くも比喩が強く、描いてる範囲が広いので、一見反米映画に捉えられがちですが、個人的には本作とそれほど離れてないと思っています。
我々が受け取るイラク戦争のマスコミ報道だってかなり偏向したステロタイプかもしれませんし、戦争を描くのは難しい。
もしもこれが日本人の兵士を描いた日本映画だったとしても、誠実に描こうとすると個としての兵士に寄り添う形になり、結果的にこういう描き方になるのではないでしょうか。
2010/03/13(土) 00:05:32 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
こんにちは
ノラネコさん、こんにちは!

そうですねー、ずっと緊張しっぱなしで観ていました。
アカデミー賞を争った「アバター」のジェームズ・キャメロンはどちらかというと内容はロマンチックなのですが、キャスリーン・ビグローは徹底してリアリズムでしたよね。
最初のチームリーダーの戦死のエピソードは見事で、あれで何が起こるかわからないという印象を強烈に印象づけました。
あのあたりの感覚こそがリアリティのある戦争なのかもしれません。
2010/03/13(土) 06:05:16 | URL | はらやん #-[ 編集]
こんにちは。
ぼくはこの映画は、
冒頭のエピソードと、
ラストシーンで、すべて語り尽くされていた気がします。
あとで、振り返ると、
いくつものエピソードが思い出されるのですが、
それほどにオープニングは衝撃的でしたし、
エンディングは、どっと疲れました。

しかし、いままでにないアプローチの戦争映画。
志願兵というのが、戦争の本質を突いていた気がしました。
2010/03/13(土) 16:08:54 | URL | えい #yO3oTUJs[ 編集]
こんにちは♪

ジェームズの命を顧みない行動は部隊を壊滅しかね
ないだけにどうかなと思う反面、一瞬で生死を分ける
特異な状況下でしか生を実感できない彼らの悲哀や
苦悩を思うとで、後半では彼にかなり肩入れして観て
ました。
解体シーンも然ることながら爆発の瞬間の周りのスロ
ー映像と砂漠の中でのライフルを構えての持久戦の
緊迫感は半端なかったですよ。
顔に虫が這っても払うことなく集中する様なんか圧巻
だったし、ホント観てるこっちも喉が渇いてしまったくら
いです♪ (゚▽゚)v
2010/03/14(日) 00:00:50 | URL | 風情♪ #s8w929I6[ 編集]
こんばんは
>はらやんさん
男はロマンチストで女はリアリストって言いますけど、確かにそうかも知れないですね。
勿論イラクに言った事など無い訳ですけど、観ているうちに乾燥した空気の臭いまで漂ってくる様な感覚を味わいました。
臨場感、という点ではこの元夫婦のスタイルは共通してるかもしれません。
私は彼女の「ハートブルー」が大好きなのですが、これも現場に自分がいるかの様な臨場感を味わえる作品でした。

>えいさん
あまり情報を入れない状態で観たので、ガイ・ピアースが出てきた時点で、ああこの人が主役なんだなと勝手に思い込んでいました。
なのでいきなり死んじゃったのにはビックリしましたよ。
これは一筋縄ではいかない映画だと覚悟を決めました。
戦争映画としてはかなりの異色作と思いますが、戦場の論理を体感する映画とでも言えばいいのでしょうか。
テロップの使い方は上手かったですね。
ラストカットでは鳥肌が立ちました。

>風情さん
ぶっちゃけ自分があの部隊の隊員だったら、ジェームスとの仕事は嫌ですね。
どう考えても、彼はあっち側に行っちゃってる人でしたから。
サンボーンとエルドリッチはまだギリギリでこちらに踏みとどまっている人に思えました。
ただ、観ているうちにジェームスの心がある程度わかってくるのですよね。
安らげるはずのアメリカで、彼が感じる虚無感がなんとも痛かったです。
2010/03/14(日) 00:18:03 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
殺さなければ殺される
爆弾処理のスリルだけが生き甲斐としか思えないダニエル・クレイグ似の主人公のお話しでした。

イラクの人々(エキストラは撮影が行われたヨルダン人々?)の日常とアメリカ兵たちの非日常の対比が見事でした。

また、視点は驚くほどニュートラルです。アメリカ軍が正義の使者という視点は微塵もありません。アメリカ軍はバクダッドの人たちにとって招かれざる客ですから、彼らがちょっとした動きにも怯えるのは仕方のないことです。実際、レジスタンス(=アメリカ軍にとってはテロリスト)はいるわけだし。

主人公は仲良くなったイラクの少年を人間爆弾にした犯人を追跡したり(実際には勘違い)、自分の職分を越え爆弾テロの犯人を追いかけ同僚を危ない目にあわせたりと、クールというよりかなりホットな人間ですね。(ここがいちばん面白かった)

さて、中村錦之助主演の「宮本武蔵」シリーズの最高傑作「宮本武蔵 一乗寺の決斗」で、吉岡一門との一乗寺下がり松での最後の対決にのぞむ武蔵に「73対 1、殺さなければ殺される。命あっての勝負」という台詞があるけど、映画の中盤の狙撃戦は、まさに「殺さなければ殺される」の物凄いサスペンスでした。

で、私が感じてしまうのは何でイラクの人々から招かれざる客として嫌われながらも、アメリカは意味のない戦争をし続けなければならないのか。主人公と同じように重度の戦争中毒国家じゃないかというのが私の結論です。(この映画では、私のようにそこまで深読みする必要はありませんが)

リアルな戦場を再現して、戦争ドキュメント・フィクションとして、アカデミー作品賞に値する映画だと言えます。

余談:「Point Break(ハート・ブルー)」は大好きな映画です。(こちらの「ハート」は「Heart」の意味のほうでしょうが)
2010/03/14(日) 19:24:35 | URL | YYT #NLJharc2[ 編集]
こんにちわ!
ノラネコさん

アメリカ軍が志願兵がメインになってる時代の映画という
ことで、これまでのいわゆるベトナムものとかは違う
タイプの作品が出てくるのかなと予感させる
作品でしたね。
戦地で爆弾処理する事を子供の頃のオモチャと
比べるような帰国時のシーンが印象的でした。
2010/03/16(火) 13:29:57 | URL | kazupon #mQop/nM.[ 編集]
こんにちは~
私は~・・・見終わってホッとする事なく、何だか疲れてしまいました(-_-;)
この人が、またあの緊張の中に出ていくのかと思うと・・・
もう病んでるなぁ。。。と。。。

>絶望的な虚無感を抱え、戦争というシステムの中だけでしか、本当の意味で生る事が出来ないジェームスたちは、同時に戦争の犠牲者でもある。

そうなんですよね。
全く反戦のメッセージのない戦争映画のように見えますが、
彼らもまた被害者だと考えると、メッセージも含まれているように思えます。

臨場感のある映画でした。
今日は夢に出そう・・・
2010/03/17(水) 19:08:20 | URL | くう #-[ 編集]
こんばんは
>YYTさん
国自体が戦争中毒ですか。
確かに、昔学校でポリティカルサイエンスの授業をとった時に、アメリカの国家戦略として常に敵を作るというのを聞いた事があります。
恐怖というのは、人間を突き動かす大きな力になるというのは、マイケル・ムーアの映画でも言ってましたよね。
ちなみに「ハートブルー」は邦題で、原題は「Point Break」ですよ。

>kazuponさん
自分の意思でこの状況を選んでいるのですからね。
やはり、昔の作品とは違った部分がテーマとなってくるのでしょう。
正直、彼らの気持ちはわかるような、わからないような。
でも、生死ギリギリのところにしか見えない何かと言うのはあるような気がします。
あんまり知りたくは無いですけど。

>くうさん
確かに疲れました。
そして喉が渇きました。
メッセージ性は前面に出ているわけでないですから、ある程度の読解が必要な作品です。
そういう意味ではちょっと危うい作品だとも思いますが、新しタイプの戦争映画の力作でした。

2010/03/18(木) 01:06:55 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
TBありがとうございました。
TB有難うございました。
ドキュメンタリー風の作品なので
ストーリー性は皆無でしたが、爆弾処理班から
戦争の日常が非常にリアルでした。

今度、訪れた際には、
【評価ポイント】~と
ブログの記事の最後に、☆5つがあり
クリックすることで5段階評価ができます。
もし、見た映画があったらぽちっとお願いします!!
2010/03/22(月) 19:23:44 | URL | シムウナ #rbkUbWW2[ 編集]
現実的。圧倒的。
こんばんは。
こちらでもオスカー受賞後、急遽という感じでしたが、ともあれ公開されて嬉しいです。
でも、内容は嬉しい、なんてものじゃないですけど。

>恐怖と高揚感、比類する物の無い緊張という圧倒的な戦場のリアリティ
仰るとおりの作品でした。
余分なものなど何にも要らないから、描きたいものだけ描くといわんばかり。
男っぽささえ感じるのですが、思えば、それこそ現実的な女の目線そのものかもしれません。
わたしはその上に、兵士たちの母親世代なものだから、
どれ1つとっても、神経も体力も使い果たしそうな過酷な任務に明け暮れる彼らを繰り返し観るたび、緊張感と同時に、
「とにかく、無事で帰って来て」と祈る気持ちがそれ以上に強くなってしまって、
未だにそれが抜け切れてない感じです。
2010/03/22(月) 23:35:56 | URL | 悠雅 #-[ 編集]
こんばんは
>シムウナさん
戦争を体験する作品ですね。
手法やカテゴリは違えど、映画へのアプローチが元夫と良く似ているのが面白いです。
凄みのある作品ですね。

>悠雅さん
母親目線で観ると、これは痛くて辛い作品でしょうね。
昨日もテレビでイラク帰還兵のルポをやってましたけど、戦争から帰っても平和な日々はもう帰ってこない人たちが沢山いるようです。
この戦争はアフガンも含めて現在進行形であるというところが、映画と現実の関係も変わった物だと感じさせられました。

2010/03/24(水) 00:11:36 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
緊張感溢れる映画
ノラネコさん、こんにちは☆
臨場感がものすごくて、2時間イラクにいましたってかんじでした。
すっかり目が乾いて疲れちゃいましたけど、素晴らしい映画にめぐり合えてよかったです。
アカデミー賞を取れたのも納得ですね。
2010/03/24(水) 19:34:16 | URL | ノルウェーまだ~む #gVQMq6Z2[ 編集]
こんばんは
>ノルウェーまだ~むさん
二時間だから耐えられるんですよね~。
これが日常になってしまったら、やはりどこかが壊れてしまうと思います。
そんな実感を抱かせる、凄い映画でした。
2010/03/25(木) 01:02:46 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
 こんばんは。

 いやホント、ノドが渇く映画でした。私も観賞後、いつものアイリッシュ・パブ(イニッシュモア)に行ってしまいました..。(^^;

 さて、この映画、ラストに流れる楽曲が反ブッシュ・反イラク戦争で米国ではよく知られているバンドの代表的な曲なのだそうです。この映画に対しては、「反戦の意思表示が欠けている(あるいは弱い)」とか「戦争肯定映画だ」等の言葉で批判する向きもあるようですが、そういった意見が出てくることを見越したようにラストに楽曲を入れておいたのはまさにお見事で、ちょっと感激してしまいました。
 「シンドラーのリスト」でも感じたことですが、戦争の悲惨さや極悪さを強烈な風刺と映像で表現したとしても、それが世界で1万人にしか見られないのでは、それは「力」を持たない。しかし、表現を変えたことによって10億人に見られるのであれば、その後に各所で湧き上がるであろう議論も含め、世界を変える大きな「力」になりえる可能性がある。この映画がそんな効果を狙ったのであれば、ナイーブに戦争の悲惨さを訴えるよりもずっと凄くて素晴らしいことなんじゃないか、そんな風に思いました。(ま、単に賞が欲しかっただけなのかも知れませんが)

 ところで最近、「ラフロイグ30年」を呑みましたが、ものすごい美味さでした。(^^;
2010/04/14(水) 01:48:12 | URL | マサル #qDBtKGMg[ 編集]
こんばんは
恵比寿は良さげなバーが多くて羨ましいです。
これはとにかく喉が渇き、疲れる作品でした。
私はこの作品で反戦云々を語るのはあまり意味が無いと思っています。
これは戦争とは何か、人間をどうしてしまうのかを論じた作品であって、その是非を問うた作品ではないからです。
戦争の是非はケースによっても異なるでしょうし、不毛なイデオロギー論争になりがちです。
実際、この映画を反戦の立場から批判してる意見は、正にイデオロギーに囚われている物ばかりでした。
当たり前ですが、あるモチーフを論じるのに、そのモチーフが何かを知らずに議論するのは馬鹿げた事です。
イラク戦争に関してこの映画は特に答えを出していませんが、戦争は何なの?何ででいけないの?という問いには一定の答えを見ることができるのではないでしょうか。
2010/04/16(金) 23:34:32 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
こんばんは
イラク戦争に限らず
戦争そのもののリアリティを描いた作品でしたね。
戦争は等しく万人にとってイヤなものだと思っていましたので
戦争中毒者の存在,ということ自体がとても衝撃的でした。
今までとはまったく違った視点で戦争を考えるおとができたような気が。
鑑賞後の気分は決して爽快とは言えませんが
まぎれもなく傑作だとは思いました。

2010/04/18(日) 00:29:41 | URL | なな #-[ 編集]
こんばんは
>ななさん
戦争中毒と言うか、生死の境でしか生を感じられなくなるというケースは多い様です。
それは好き嫌いとかとは全く違った概念なんでしょうね。
結果的にそうなってしまった、そうならざるを得なかったという。
つくづく人間は罪深い存在だと思います。

2010/04/20(火) 00:38:45 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
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ブラボー中隊爆発物処理班の3人の兵士にスポットを当て淡々と毎日繰り返される爆弾処理の日常を描いたこんな男くさい映画を撮ったのは女性監督というのに驚きます。ジェームズ二等軍曹、サンボーン軍曹、そしてエルドリッジ技術兵の3名のチームの仕事は爆弾処理。場所はイラ
2010/03/14(日) 00:36:01 | 黒猫のうたた寝
金曜の夜、ハートロッカー観てきました。見事にアバターをふっ飛ばしましたね笑アバターが幻想なら、ハートロッカーは現実。アカデミー賞を争った2作品ですけど、比べること自体、ちょっと変な気もしますね。広い意味で言うと、アバターも戦争映画か。THE HURT LOCKER「究極
2010/03/14(日) 00:57:01 | 幕張コーポ前
ちょっと苦手とする戦争ものみたいだし、パスしようかと思ってたんだけど。 アカデミー賞を受賞してしまうと、見ないわけにはいかない。 ということで、平日ちょっと早めに会社を抜けて「ハート・ロッカー 」を鑑賞。 「UCとしまえん 」は、平日の夕方というこ...
2010/03/14(日) 12:51:32 | いい加減社長の日記
☆今年のアカデミー作品賞だそうだが、私にはどうも、一個の作品としては優れているが、このような冠が与えられるほどの作品とは思わなかった。  イラクでの米軍爆弾処理班の活躍を、ドキュメントタッチに描いた作品であるが、その物語性の希薄さに、何度も眠気に襲われ...
2010/03/14(日) 15:57:05 | 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
2004年、イラク・バグダッド郊外。 アメリカ軍爆発物処理班・ブラボー中隊のリーダーに、ウィリアム・ジェームズ二等軍曹(ジェレミー・レナ...
2010/03/14(日) 17:14:42 | 心のままに映画の風景
映画の楽しみ方を大別すると二通りになると思う。 娯楽性と芸術性。この両方を兼ね備えている作品が所謂「名作」と呼ぶかは別としても、見る側の感受性によって受け取り方は異なって来る。 先日、ロサンゼルスで行われた「第82回アカデミー賞授賞式」で、6部門を制
2010/03/14(日) 20:21:41 | プールサイドの人魚姫
アカデミー賞で作品賞、監督賞などを受賞し(自分がモデルだと主張する男性に訴えられて)話題になった『ハート・ロッカー』(2008年/米国 原...
2010/03/15(月) 00:59:18 | Small Talk 2
骨太な作品で、センチメンタルな表現は一切ない。今まであまり知られていなかった爆発物処理班の仕事において、彼らがいかに危険で過酷な状況の中、使命感を持って仕事を遂行しているかを知ることができる。
2010/03/15(月) 08:26:44 | ♪心をこめて作曲します♪
今年度のアカデミー賞、作品賞を受賞した作品。 今年は世界興行収入の記録を打ち立てた「アバター」と その20分の1の製作費で作られた本作品との一騎打ちとなった
2010/03/16(火) 01:19:51 | 気ままな映画生活
  □作品オフィシャルサイト 「ハート・ロッカー」□監督 キャスリン・ビグロー □脚本 マーク・ボール □キャスト ジェレミー・レナー、アンソニー・マッキー、ブライアン・ジェラティ、レイフ・ファインズ、ガイ・ピアース、デヴィッド・モース■鑑賞日 3月...
2010/03/16(火) 12:37:15 | 京の昼寝~♪
さほど強力なライバルがいないと思われる 今年の映画賞レースでは圧倒的に強いみたいですね。 アメリカ映画では低予算の部類に入る約1,000万 ドルくらいの制作費の本作、 昨年3月のアメリカ公開時も、評判は良かったもののさほど ヒットしてないし、キャストも地味?...
2010/03/16(火) 13:22:47 | It's a Wonderful Life
・ テロの脅威が続くイラク・バグダッドを舞台に駐留アメリカ軍の爆発物処理班の兵士たちの姿をサスペンスフルに描き、先ごろ行われた第82回アカデミー賞で作品賞&監督賞含む6部門を受賞した戦争映画ならぬ “ 戦場映画 ”。 スローモーションを効果的に使った初っ端の...
2010/03/16(火) 19:53:22 | 俺の明日はどっちだ
うむむ、イラスト描くのが、難しい映画だった。 「ハートブルー」「K-19」のキャスリン・ビグロー(58)監督。 第82回アカデミー賞では作...
2010/03/16(火) 22:30:34 | 描きたいアレコレ・やや甘口
「ハート・ロッカー」★★★★ ジェレミー・レナー、アンソニー・マッキー、ブライアン・ジェラティ、レイフ・ファインズ、ガイ・ピアース 主演 キャスリン・ビグロー 監督、131分 、 2010年3月6日公開、2008,アメリカ,ブロードメディア・スタジオ (原題:THE HURT LOC...
2010/03/17(水) 09:10:27 | soramove
ハート・ロッカー~THE HURT LOCKER ~ 監督: キャスリン・ビグロー    出演: ジェレミー・レナー、アンソニー・マッキー、ブライアン・...
2010/03/17(水) 19:02:30 | 映画@見取り八段
キャスリン・ビグロー監督の「ハート・ロッカー」を観てきました。言わずとしれた第82回アカデミー賞受賞作品、女性監督では初めてだという。「ハート・ロッカー」は「棺桶」を意味するアメリカ兵の俗語。また戦争映画かとやや拒否反応を示しながら、観たのはイラクに駐留
2010/03/17(水) 21:40:07 | とんとん・にっき
監督:キャスリン・ビグロー 出演:ジェレミー・レナー、アンソニー・マッキー、ブライアン・ジェラティ、レイフ・ファインズ   永遠を思わせる戦場    刹那を生きる男たち- 「2004年のバグダッド、米軍のブラボー中隊は爆弾処理班。ある日作業中の爆発で班
2010/03/18(木) 09:48:44 | 日々のつぶやき
イラクに駐留するアメリカ軍爆発物処理班の兵士たちの姿を描いた作品です。
2010/03/18(木) 09:57:34 | 水曜日のシネマ日記
【 {/m_0167/}=13 -4-】 「アバター」のジェームズ・キャメロン監督と、この「ハート・ロッカー」のキャスリン・ビグロー監督、ともに9部門にノミネートされており、しかも監督が元夫妻という対決の図式も話題になった第82回アカデミー賞では、作品賞、監督賞、オリジナ?...
2010/03/18(木) 11:45:13 | 労組書記長社労士のブログ
 THE HURT LOCKER  2004年夏、イラク。バクダッドに駐留する米軍。爆弾処理を担当するブラボー 中隊に、新しい班長が赴任する。  アカ...
2010/03/19(金) 18:53:26 | 真紅のthinkingdays
 ちなみに「ハート・ロッカー」とは、「行きたくない場所、棺桶」の意味。2004年夏、イラク。他の軍人に比べて5倍の死亡率と言われる爆発物処理班(EOD)の、38日間の任務を追う。 冒頭、処理作業中にいきなり爆発に巻き込まれて即死するトンプソン軍曹の姿に...
2010/03/21(日) 22:00:19 | 狂人ブログ ~旅立ち~
鑑賞日:10.03.22 鑑賞場所:シネプレックス幕張 彼らは、数え切れない命を救う。 たった一つの命を懸けて―。 <ストーリー> (cinemacafe.netより引用)  2004年、イラク・バグダッド郊外。アメリカ軍の危険物処理班は、仕掛けられた爆弾の解体、爆破...
2010/03/23(火) 21:53:10 | けちけちオヤジのお気楽ダイアリーズ
アカデミー作品賞受賞作を観てきました。
2010/03/24(水) 09:24:27 | ぁの、アレ!床屋のぐるぐる回ってるヤツ!
ヒリヒリするような緊迫感、標的を見据えて 目にハエが入ろうとも瞬きもしない・・・・ こちらまで息を凝らし、瞬きできない。 気が付くと、息が苦しくなって、大きな深呼吸。 目もすっかり乾いてしまい・・・・・・
2010/03/24(水) 19:29:34 | ノルウェー暮らし・イン・London
話題の映画「映画「ハート・ロッカー」」を鑑賞しました。
2010/03/26(金) 00:43:48 | FREE TIME
 『ハート・ロッカー』を、日比谷のスカラ座で見てきました。  むろん、この作品が本年度のアカデミー賞の作品賞を受けたことから映画館に出かけたわけですが、見る前まで、タイトルはテッキリ『Heart Rocker』だとばかり思い込み、戦争と音楽がどのように関連付けて描...
2010/03/26(金) 06:00:31 | 映画的・絵画的・音楽的
第82回アカデミー賞で、作品賞、監督賞など6部門を受賞した作品。私の住む地域でも上映したので、戦争映画は苦手ながらも観に行ってみた―【story】2004年夏、イラク・バグダッド郊外。アメリカ軍爆発物処理班・ブラボー中隊のリーダーに、ウィリアム・ジェームズ二等軍曹...
2010/03/29(月) 19:28:25 | ★YUKAの気ままな有閑日記★
今週の平日休みの2本目。 ついこの間、オスカーの作品賞・監督賞ほか6冠に輝いた作品。 爆弾処理班の話ってことで、あまり興味がわかないけど、 話題作には目を通しておきたいミーハーな性格なので。
2010/03/31(水) 01:35:53 | ★☆ひらりん的映画ブログ☆★
The Hurt Locker (2008年) 監督:キャスリン・ビグロー 出演:ジェレミー・レナー、アンソニー・マッキー、ブライアン・ジェラティ イラクにて爆弾処理の任務をこなす兵士の命がけの日常を描いた戦争ドラマ。 2009年度アカデミー賞において作品賞、他計6部門受賞。 殉職?...
2010/04/02(金) 21:45:57 | Movies 1-800
監督    キャスリン・ビグロー キャスト  ジェレミー・レナー       アンソニー・マッキー       ブライアン・ジェラティ  第82回アカデミー賞 最優秀作品賞受賞。監督は「K-19」「ストレンジ・デイズ」の女性監督キャスリン・ビグロー。前作?...
2010/04/04(日) 12:31:22 | You got a movie
▼動機 戦場ドキュメンタリーっぽさに惹かれて ▼感想 ドキュメンタリーじゃなかった ▼満足度 ★★★★★☆☆ このへん ▼あらすじ 2004年夏、イラク・バグダッド郊外。アメリカ軍爆発物処理班・ブラボー中隊のリーダーに、ウィリアム・ジェームズ二等軍曹(ジ?...
2010/04/06(火) 20:15:04 | 新!やさぐれ日記
ハート・ロッカー’08:米 ◆原題:THE HURT LOCKER ◆監督: キャスリン・ビグロー「K-17」「ストレンジ・デイズ/1999年12月31日」◆出演: ジェレミー・レナー、アンソニー・マッキー、ブライアン・ジェラティ、レイフ・ファインズ、ガイ・ピアース、デヴィッド・モース...
2010/04/08(木) 14:22:00 | C'est joli~ここちいい毎日を~
○「ザ・シネマハスラー『ハートロッカー』の件で、町山智浩アメリカから緊急電話出演
2010/04/09(金) 07:20:23 | ラジオ批評ブログ――僕のラジオに手を出すな!
現在公開中のアメリカ映画、ハートロッカー(監督:キャスリン・ビグロー)です。渋東シネタワーで観賞しました。 なんだか、大学入試・スキー・引越しと3つも忙しくなる要素が重なってしまい、最近はブログの記事もなかなか書けず(書かず)…。気付けば1ヶ月も経...
2010/04/14(水) 01:27:27 | Men @ Work
本年度のアカデミー賞で,アバターを押さえてみごと作品賞,監督賞を含む6部門を勝ち取った作品。イラクに駐留するアメリカ軍の中で兵士の死亡率が最も大という,爆発物処理班の物語だ。いやはや,最初から最後まで,爆弾処理,処理,処理,処理・・・・の場面がひたすら?...
2010/04/18(日) 00:31:07 | 虎猫の気まぐれシネマ日記
 自称映画ブログなのに、最近は全然映画を観に行っていない。観たい映画がどんどん終わってしまう中、時間を作ってハート・ロッカーを観てきました。
2010/04/29(木) 19:31:23 | よしなしごと
イラク戦争の現場バクダッドを舞台に、死と隣り合わせの日常を送る米兵士らの緊迫の姿を描いた戦争ヒューマン・ドラマ「ハート・ロッカー」(2008年、米、131分、キャスリン・ビグロー監督)。この映画は、テロが続く混迷を極めるバクダッドで、爆弾処理チームの3...
2010/09/13(月) 20:51:31 | シネマ・ワンダーランド
我家の爺さんが、まだ子どもだった頃の思い出話だ。 近所のこどもたちと一緒に不発爆弾についている”紐”をとりに出かけて、後で警察署からこっぴどく怒られたそうだ。当たり前だーーっ! 「だけど、あの紐は、下駄の鼻緒にちょうどいいんだよ。」 3連休で珍しく家にこ?...
2011/02/13(日) 09:41:05 | 千の天使がバスケットボールする
昨日2010年12月4日(土曜日)の過ごし方… 前日の夕方から始まった夜勤が残業で朝までになってしまい、帰宅できたのがAM7:00過ぎ… それから小一時間ほど入浴、でその後はうつらうつらと…で気が付くともう夕方じゃんてな感じで貴重な休日をそんな風に消化いたしました ?...
2011/02/25(金) 22:42:12 | ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画
『 ハート・ロッカー 』 (2008)  監  督 :キャスリン・ビグローキャスト :ジェレミー・レナー、アンソニー・マッキー、ブライアン・ジェラティ、 クリスチャン・カマルゴ、ガイ・ピアース、レイフ...
2011/03/03(木) 02:01:11 | さも観たかのような映画レビュー
あらすじ2004年夏、イラク・バグダッド郊外。アメリカ軍爆発物処理班・ブラボー中隊のリーダーにジェームズ軍曹が就任する・・・。感想『ハートブルー』のキャスリン・ビグロー...
2011/03/08(火) 22:07:20 | 虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映...
ハート・ロッカー / THE HURT LOCKER 2008年 アメリカ映画 監督・製作:キャスリン・ビグロー 製作:マーク・ボール ニコラス・シャルティエ グレッグ・シャピロ 脚本:マーク・ボール ...
2011/09/03(土) 19:32:12 | RISING STEEL