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2010年09月14日 (火) | 編集 |
「悪人」とは、何ともド直球なタイトル。
多分に韓国映画の影響がありそうな気がするが、最近の日本映画には人間の心のダークサイドにスポットを当てた作品が多い。
中島哲也監督の「告白」はその代表だろうが、同じプロデュースチームによる本作は、また違った形で核心に迫った。
吉田修一のベストセラー小説を、原作者と共同で脚本化し演出したのは、 「フラガール」の李相日監督。
悪人とは何者か、悪とは一体何なのかを問う大変な意欲作である。
長崎の片田舎に住む解体作業員の清水祐一(妻夫木聡)は、博多のOL石橋佳乃(満島ひかり)と待ち合わせをしていた。
だが佳乃は、たまたま待ち合わせ場所に現れた増尾圭吾(岡田将生)の車に乗っていってしまう。
翌日、福岡県の三瀬峠で佳乃の遺体が発見される。
警察は当初圭吾を疑ったが、やがて真犯人の存在が明らかとなる。
一方、佐賀の紳士服店で働く馬込光代(深津絵里)は、出会い系サイトで知り合った祐一と会うことになる。
ホテルで愛し合った二人だったが、祐一は自分が佳乃を殺した犯人である事を告白する・・・
映画は前半、それぞれの登場人物の背景を丹念に描いてゆく。
先ずは殺人の被害者になる佳乃と加害者の祐一、そして三角関係を形作り事件の切っ掛けとなる圭吾。
遺体が発見されてからは、祐一と佳乃それぞれの家族が事件に翻弄される過程がじっくりと描かれ、物語が重層化する。
だが、実はこのあたりまでは祐一の内面はそれほど触れられず、彼がどんな人物なのか今一つ掴めない。
ヒロインとなる光代が登場するのは30分が経過する頃だ。
この時点では既に捜査の手が祐一に迫りつつあり、二人が結ばれると物語は祐一と光代の刹那的逃避行を描くロードムービーへと装いを変えてゆき、この旅路を通して“悪人”祐一の内面が明かされてゆくという構造だ。
本作のキャッチコピーは「誰が本当の悪人なのか?」とiいう意味深なもの。
なるほど、殺人事件の関係者を丹念に描く事で、“犯人=悪人”という単純な図式を排し、事件をもたらした感情を紐解くと、意外な人物がその原因を作っているのはわかる。
上昇志向の強い佳乃は金で自分を抱こうとする祐一をバカにしており、その佳乃もまた軽い女として圭吾からバカにされている。
人が人を貶めるネガティブな感情の結果として殺人を捉えるなら、この作品の人間関係においては、感情の連鎖の頂点である圭吾が真の悪人であると見る事もできるだろう。
だがこの作品は、別に物語上で誰が悪人なのかを解き明かす映画ではない。
なぜなら、嫌なヤツである圭吾と佳乃にしたところで、心に抱えている孤独と虚無は祐一たちと変わらない。
彼らは、ただ他人を見下す事で、辛うじて自尊心を保って生きている哀れで弱い人間なのである。
圭吾と祐一、あるいは佳乃と光代の間にあるのは、自分が孤独であり、繋がりを求めている事を自ら認めているか否かという差だけだ。
そしてこの小さな差異が、感情的なボタンのかけ違いとなり、殺人と言う悲劇を生むのである。
だから、事件とその後の逃避行に関わった四人は、実は全員似たもの同士で、彼らの中に本当の意味での憎むべき悪人はいない。
ここに描かれているのは、繋がりを求める人間の切ない心が生み出した、愚かではあるが相対的な行為による悲劇であり、“悪人は誰か”というよりも“悪人とは何か”なのである。
役者が素晴らしく良い。
主人公を演じる妻夫木聡は、寡黙なキャラクターなのはわかっていても、いくらなんでも口数少なすぎじゃないかと思っていたが、後半になると彼が語らなかった事に意味が出てくる。
金髪のヤンキー風だが、その内側に優しさと鬱屈した闇を隠した、極めて複雑な役を見事に演じて一皮向けた印象だ。
彼を愛し受け止める光代を、深津絵里が繊細に、しかし堂々たる存在感で演じている。
だが、私にとって本作の一番のサプライズは、佳乃を演じた満島ひかりだ。
佳乃が祐一とボンボンの圭吾を量りにかけた事で、結果的に破滅を引き起こす、色々な意味で物語のキーパーソンと言えるキャラクターだが、登場時間は短いながらも女性の多面性を巧みに演じて鮮烈。
いつの間にか凄い芝居をする様になった。
「告白」でのKYキャラに続いて、本作でも徹底的に“嫌なヤツ”を演じた岡田将生を含めた四人の若者が物語のコアを占め、彼らの周りに配された家族達がサブストーリーを形作り、物語に深みを加えて行く。
突然、犯罪者の家族となった樹木希林の戸惑い、犯罪被害者の父となる柄本明の慟哭が印象的だ。
特に、テーマに直結する重要な台詞を連発する柄本明は、ある意味で作り手の代弁者的なキャラクターと言えるだろう。
逃避行の果に、祐一と光代がたどり着くのは、荒涼とした原野の切り立った崖に建つ、古びた灯台。
長崎の漁村で育った祐一は、「目の前に海があったら、もうそん先どこにも行かれんような気になるよ」と呟く。
無限の海に向けて心細い光を放つ灯台は、彼ら二人の追い詰められた心をメタファーした、秀逸な舞台装置だ。
ロードムービーになるあたりから、もしかして「テルマ&ルイーズ」的な結末になるのかと思っていたが、クライマックスで祐一がとる行動は意外性のあるもの。
一見唐突にも見えるのだけど、なるほど彼の心情を深く読み解けば、これ以外の結末はあり得ない。
彼の行動があってこそ、光代の最後の台詞が重い意味を持ってくるのである。
おそらく、本作の評価はタイトルロールの“悪人”でもある祐一、あるいは彼を愛する光代の心情をどこまで理解できるかによって大きく変わってくるだろう。
だが、この話に全く感情移入できないという人こそ、本当の孤独を知らずに人生を送っている、とても幸せな人なのかもしれない。
そんな事を思わされる、ある意味身につまされる切ない物語であった。
今回は、深津絵里の故郷大分から、下町のナポレオンこと三和酒類の「いいちこ」をチョイス。
大分は麦焼酎の本場で、三和酒類はその中でも最大手。
“いいちこ”とは大分方言で“良い”の最上級なのだそうだが、お味の方は誰にでも受け入れられるクセのないものだ。
どこにでもいる市井の人々を描いたこの映画、見終わった後は気の置けない安酒場で、気の置けない酒を飲んで余韻に浸りたい。
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多分に韓国映画の影響がありそうな気がするが、最近の日本映画には人間の心のダークサイドにスポットを当てた作品が多い。
中島哲也監督の「告白」はその代表だろうが、同じプロデュースチームによる本作は、また違った形で核心に迫った。
吉田修一のベストセラー小説を、原作者と共同で脚本化し演出したのは、 「フラガール」の李相日監督。
悪人とは何者か、悪とは一体何なのかを問う大変な意欲作である。
長崎の片田舎に住む解体作業員の清水祐一(妻夫木聡)は、博多のOL石橋佳乃(満島ひかり)と待ち合わせをしていた。
だが佳乃は、たまたま待ち合わせ場所に現れた増尾圭吾(岡田将生)の車に乗っていってしまう。
翌日、福岡県の三瀬峠で佳乃の遺体が発見される。
警察は当初圭吾を疑ったが、やがて真犯人の存在が明らかとなる。
一方、佐賀の紳士服店で働く馬込光代(深津絵里)は、出会い系サイトで知り合った祐一と会うことになる。
ホテルで愛し合った二人だったが、祐一は自分が佳乃を殺した犯人である事を告白する・・・
映画は前半、それぞれの登場人物の背景を丹念に描いてゆく。
先ずは殺人の被害者になる佳乃と加害者の祐一、そして三角関係を形作り事件の切っ掛けとなる圭吾。
遺体が発見されてからは、祐一と佳乃それぞれの家族が事件に翻弄される過程がじっくりと描かれ、物語が重層化する。
だが、実はこのあたりまでは祐一の内面はそれほど触れられず、彼がどんな人物なのか今一つ掴めない。
ヒロインとなる光代が登場するのは30分が経過する頃だ。
この時点では既に捜査の手が祐一に迫りつつあり、二人が結ばれると物語は祐一と光代の刹那的逃避行を描くロードムービーへと装いを変えてゆき、この旅路を通して“悪人”祐一の内面が明かされてゆくという構造だ。
本作のキャッチコピーは「誰が本当の悪人なのか?」とiいう意味深なもの。
なるほど、殺人事件の関係者を丹念に描く事で、“犯人=悪人”という単純な図式を排し、事件をもたらした感情を紐解くと、意外な人物がその原因を作っているのはわかる。
上昇志向の強い佳乃は金で自分を抱こうとする祐一をバカにしており、その佳乃もまた軽い女として圭吾からバカにされている。
人が人を貶めるネガティブな感情の結果として殺人を捉えるなら、この作品の人間関係においては、感情の連鎖の頂点である圭吾が真の悪人であると見る事もできるだろう。
だがこの作品は、別に物語上で誰が悪人なのかを解き明かす映画ではない。
なぜなら、嫌なヤツである圭吾と佳乃にしたところで、心に抱えている孤独と虚無は祐一たちと変わらない。
彼らは、ただ他人を見下す事で、辛うじて自尊心を保って生きている哀れで弱い人間なのである。
圭吾と祐一、あるいは佳乃と光代の間にあるのは、自分が孤独であり、繋がりを求めている事を自ら認めているか否かという差だけだ。
そしてこの小さな差異が、感情的なボタンのかけ違いとなり、殺人と言う悲劇を生むのである。
だから、事件とその後の逃避行に関わった四人は、実は全員似たもの同士で、彼らの中に本当の意味での憎むべき悪人はいない。
ここに描かれているのは、繋がりを求める人間の切ない心が生み出した、愚かではあるが相対的な行為による悲劇であり、“悪人は誰か”というよりも“悪人とは何か”なのである。
役者が素晴らしく良い。
主人公を演じる妻夫木聡は、寡黙なキャラクターなのはわかっていても、いくらなんでも口数少なすぎじゃないかと思っていたが、後半になると彼が語らなかった事に意味が出てくる。
金髪のヤンキー風だが、その内側に優しさと鬱屈した闇を隠した、極めて複雑な役を見事に演じて一皮向けた印象だ。
彼を愛し受け止める光代を、深津絵里が繊細に、しかし堂々たる存在感で演じている。
だが、私にとって本作の一番のサプライズは、佳乃を演じた満島ひかりだ。
佳乃が祐一とボンボンの圭吾を量りにかけた事で、結果的に破滅を引き起こす、色々な意味で物語のキーパーソンと言えるキャラクターだが、登場時間は短いながらも女性の多面性を巧みに演じて鮮烈。
いつの間にか凄い芝居をする様になった。
「告白」でのKYキャラに続いて、本作でも徹底的に“嫌なヤツ”を演じた岡田将生を含めた四人の若者が物語のコアを占め、彼らの周りに配された家族達がサブストーリーを形作り、物語に深みを加えて行く。
突然、犯罪者の家族となった樹木希林の戸惑い、犯罪被害者の父となる柄本明の慟哭が印象的だ。
特に、テーマに直結する重要な台詞を連発する柄本明は、ある意味で作り手の代弁者的なキャラクターと言えるだろう。
逃避行の果に、祐一と光代がたどり着くのは、荒涼とした原野の切り立った崖に建つ、古びた灯台。
長崎の漁村で育った祐一は、「目の前に海があったら、もうそん先どこにも行かれんような気になるよ」と呟く。
無限の海に向けて心細い光を放つ灯台は、彼ら二人の追い詰められた心をメタファーした、秀逸な舞台装置だ。
ロードムービーになるあたりから、もしかして「テルマ&ルイーズ」的な結末になるのかと思っていたが、クライマックスで祐一がとる行動は意外性のあるもの。
一見唐突にも見えるのだけど、なるほど彼の心情を深く読み解けば、これ以外の結末はあり得ない。
彼の行動があってこそ、光代の最後の台詞が重い意味を持ってくるのである。
おそらく、本作の評価はタイトルロールの“悪人”でもある祐一、あるいは彼を愛する光代の心情をどこまで理解できるかによって大きく変わってくるだろう。
だが、この話に全く感情移入できないという人こそ、本当の孤独を知らずに人生を送っている、とても幸せな人なのかもしれない。
そんな事を思わされる、ある意味身につまされる切ない物語であった。
今回は、深津絵里の故郷大分から、下町のナポレオンこと三和酒類の「いいちこ」をチョイス。
大分は麦焼酎の本場で、三和酒類はその中でも最大手。
“いいちこ”とは大分方言で“良い”の最上級なのだそうだが、お味の方は誰にでも受け入れられるクセのないものだ。
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この記事へのコメント
正直いって岡田君と妻夫木君、どちらもこの作品のイメージではないのですが、見事に引きこまれちゃいました。それ以上に深津さんの余りのハマリようには…。もともとちょっと寂しげで憂いを抱えた感じの女優さんですけどね。満島さんはそれにしても今若手で一番旬な女優かもしれませんね。出ている作品がどれも面白いですし。(テレビドラマは別として…)
原作もそうだそうですが、作品のテーマ性そのものとしては重い作品の割にはとてもシンプルで解りやすいのが共感もてました。
原作もそうだそうですが、作品のテーマ性そのものとしては重い作品の割にはとてもシンプルで解りやすいのが共感もてました。
2010/09/14(火) 23:00:39 | URL | KLY #5spKqTaY[ 編集]
>KLYさん
原作読んでないので、元のキャラがどんななのかはわかりませんが、この映画の俳優の力は大きいですね。
もちろん、それを引き出した演出力もですけど。
重い作品ですが、普遍的なテーマですから、多くの人に支持されそうな気がします。
それにしても良いタイミングで賞取りましたね。
モントリオールっていうのが絶妙です。
原作読んでないので、元のキャラがどんななのかはわかりませんが、この映画の俳優の力は大きいですね。
もちろん、それを引き出した演出力もですけど。
重い作品ですが、普遍的なテーマですから、多くの人に支持されそうな気がします。
それにしても良いタイミングで賞取りましたね。
モントリオールっていうのが絶妙です。
2010/09/15(水) 00:29:26 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
こんにちは。
朝日新聞に連載されていたのを読みましたが、地味で暗い内容だったけど、現代の若者が抱えている孤独が印象的だったことを覚えています。
映画は後半部を重点的に描き、光代を上手く撮っていると思いました。(外国人にも彼女の心情は伝わるのでは?)
俳優陣はみな素晴らしく、岡田くん満島さんがいい感じでしたね~
勿論ベテランの柄本さんや樹木さんの演技は冴えていましたが。
都会の孤独は数多く取り上げられているけど、地方都市でも人との繋がりが殺伐としているということで、感慨深い作品でした。
友人が「今まで愛されたことがない女性の哀れさに涙した」と言っていましたが、深津さんの演技が秀逸だったということでしょう。
朝日新聞に連載されていたのを読みましたが、地味で暗い内容だったけど、現代の若者が抱えている孤独が印象的だったことを覚えています。
映画は後半部を重点的に描き、光代を上手く撮っていると思いました。(外国人にも彼女の心情は伝わるのでは?)
俳優陣はみな素晴らしく、岡田くん満島さんがいい感じでしたね~
勿論ベテランの柄本さんや樹木さんの演技は冴えていましたが。
都会の孤独は数多く取り上げられているけど、地方都市でも人との繋がりが殺伐としているということで、感慨深い作品でした。
友人が「今まで愛されたことがない女性の哀れさに涙した」と言っていましたが、深津さんの演技が秀逸だったということでしょう。
2010/09/15(水) 11:22:42 | URL | karinn #9yMhI49k[ 編集]
こんばんは、ノラネコさん。
キャスト全員よかったんですが
圧倒的に、樹木希林さんに入り込んじゃいました。
しかし名優がそろいましたよね。
岡田将生くんも、満島ひかりちゃんも、話題作に次々出演ですよね。
内容は、光代のいう愛というものが少々突飛な感じ受けました。
所詮は誰でもよかったと思うんですよね、
お互いが孤独を紛らわすのにちょうどよくて。
で、本人からしたらたまたま殺人を犯してた相手ってなるんでしょうけど、
そこまで信頼するには時間もなかったし、えー?って思っちゃいました。
ふつうはやっぱり怖いと思う、いくら自分に態度が優しかろうと、、、。
でも見ごたえあったし面白かったです
キャスト全員よかったんですが
圧倒的に、樹木希林さんに入り込んじゃいました。
しかし名優がそろいましたよね。
岡田将生くんも、満島ひかりちゃんも、話題作に次々出演ですよね。
内容は、光代のいう愛というものが少々突飛な感じ受けました。
所詮は誰でもよかったと思うんですよね、
お互いが孤独を紛らわすのにちょうどよくて。
で、本人からしたらたまたま殺人を犯してた相手ってなるんでしょうけど、
そこまで信頼するには時間もなかったし、えー?って思っちゃいました。
ふつうはやっぱり怖いと思う、いくら自分に態度が優しかろうと、、、。
でも見ごたえあったし面白かったです
2010/09/15(水) 18:49:08 | URL | mig #-[ 編集]
>karinnさん
元は新聞連載だったんですね。
この種の閉塞感や孤独感というのは、多分世代や地域はあまり関係なく、感じてる人はどこの人でも感じるし、感じない人は感じないという類のものでしょう。
だからグローバルに受け入れられる話だと思います。
俳優のパワーがやや描き足りないキャラクターを補っていましたね。
光代の方が年上なのは原作も同じなんでしょうか。
>migさん
確かに、登場人物の行動は見方によっては唐突だと思います。
ただ、孤独で寂しがりやのアラフォー男子としては、登場人物の心が痛いほど伝わってきました。
まず、相手を感じて繋がっている事を実感したい。
理由付けは後でいい。
光代はなぜ殺人犯を怖がらないのかというのは、たぶん告白以前に彼の心の孤独、自分と同じものを感じ取ってしまったからではないでしょうかね。
元は新聞連載だったんですね。
この種の閉塞感や孤独感というのは、多分世代や地域はあまり関係なく、感じてる人はどこの人でも感じるし、感じない人は感じないという類のものでしょう。
だからグローバルに受け入れられる話だと思います。
俳優のパワーがやや描き足りないキャラクターを補っていましたね。
光代の方が年上なのは原作も同じなんでしょうか。
>migさん
確かに、登場人物の行動は見方によっては唐突だと思います。
ただ、孤独で寂しがりやのアラフォー男子としては、登場人物の心が痛いほど伝わってきました。
まず、相手を感じて繋がっている事を実感したい。
理由付けは後でいい。
光代はなぜ殺人犯を怖がらないのかというのは、たぶん告白以前に彼の心の孤独、自分と同じものを感じ取ってしまったからではないでしょうかね。
2010/09/15(水) 23:20:42 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
>この話に全く感情移入できないという人こそ、本当の孤独を知らずに人生を送っている、とても幸せな人なのかもしれない。
なるほど。
久しぶりに、人間の原罪を真っ向から見つめた
この映画、語りたいこといろいろあるのですが、
ノラネコさんが書かれたこの一言は強烈です。
なるほど。
久しぶりに、人間の原罪を真っ向から見つめた
この映画、語りたいこといろいろあるのですが、
ノラネコさんが書かれたこの一言は強烈です。
祐一が、「目の前に海があったら、もうそん先どこにも行かれんような気になるよ」と呟いた時、海に対するイメージが、水平線の彼方に続く広い世界への入り口という真逆のイメージだった私には新鮮でした。
佳乃という人間も親からしたら、可愛くて大切でかけがえのない相手。
誤って人を殺した祐一も可哀相かもしれないし、ひどい奴かもしれない。
静かに色んな事が迫ってくる映画で、なんだか、しんみり考えてしまいました。
佳乃という人間も親からしたら、可愛くて大切でかけがえのない相手。
誤って人を殺した祐一も可哀相かもしれないし、ひどい奴かもしれない。
静かに色んな事が迫ってくる映画で、なんだか、しんみり考えてしまいました。
>えいさん
この映画にどうしても感情移入できないという映画好きの若者と話したんですよね。
それで、どうも祐一や光代が持っている閉塞感とか、佳乃の持っている成り上がり思考とかが実感として理解できないと。
私はこの映画のディテールを削ぎ落としたような作りが気に入ってますが、ある程度観客の経験によると言う事では弱点ともいえるのかも知れません。
>みぃみさん
そうですね。
海が前にあったとしても、もう行けないと考えるのか、無限の道があると考えるのかは、そこに立った人によって全然違うのでしょうね。
人間なんてそんなかんたんに割り切れるものじゃないし、一つの事柄でも見方を帰れば見える景色は全く違う。
そんなことを改めて気付かせてくれる一本でした。
この映画にどうしても感情移入できないという映画好きの若者と話したんですよね。
それで、どうも祐一や光代が持っている閉塞感とか、佳乃の持っている成り上がり思考とかが実感として理解できないと。
私はこの映画のディテールを削ぎ落としたような作りが気に入ってますが、ある程度観客の経験によると言う事では弱点ともいえるのかも知れません。
>みぃみさん
そうですね。
海が前にあったとしても、もう行けないと考えるのか、無限の道があると考えるのかは、そこに立った人によって全然違うのでしょうね。
人間なんてそんなかんたんに割り切れるものじゃないし、一つの事柄でも見方を帰れば見える景色は全く違う。
そんなことを改めて気付かせてくれる一本でした。
2010/09/18(土) 00:01:03 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
私も初日に観に行きました。
原作を先に読んでいてキャスティングには最初違和感を持ってましたが
原作者が脚本に参加しているということもあって
俳優さんたちはみなとてもうまくはまっていてびっくりしました。
あと、残念ながら光代は佐賀に住んでる設定です。
深津さんが大分出身なのでいいちこはそれでそれでOKですけどね(笑)
でも私の気分は芋焼酎かな、どっかーんとくるような。
原作を先に読んでいてキャスティングには最初違和感を持ってましたが
原作者が脚本に参加しているということもあって
俳優さんたちはみなとてもうまくはまっていてびっくりしました。
あと、残念ながら光代は佐賀に住んでる設定です。
深津さんが大分出身なのでいいちこはそれでそれでOKですけどね(笑)
でも私の気分は芋焼酎かな、どっかーんとくるような。
>阿笠 香奈さん
原作を読んでるひとは、キャストに若干の違和感を感じるみたいですね。
祐一はもうちょっとワイルドな感じなのかな。
光代は佐賀でしたっけ。修正しておきます。
芋もいいけど、映画が濃いから観賞後はクセのない麦かなっと(笑
原作を読んでるひとは、キャストに若干の違和感を感じるみたいですね。
祐一はもうちょっとワイルドな感じなのかな。
光代は佐賀でしたっけ。修正しておきます。
芋もいいけど、映画が濃いから観賞後はクセのない麦かなっと(笑
2010/09/18(土) 22:14:54 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
途中、祐一の母親が「泣いて謝るあたしに金をせびるのよ。金が無いことしってるのに」って内容のことを言いますよね。
あの祐一のそれまでの母親への救い方が、ラストに繋がってたのかなと思いました。
私が解釈した祐一の最後の行動の意味だとしたらだけど。
そうだとしたら、最後の光代の台詞が彼が彼女にしてあげたかったことができたことを表すものなのだと思うけど、そうだとしたら祐一はあまりにも悲しいですよね。切ないです。
あの祐一のそれまでの母親への救い方が、ラストに繋がってたのかなと思いました。
私が解釈した祐一の最後の行動の意味だとしたらだけど。
そうだとしたら、最後の光代の台詞が彼が彼女にしてあげたかったことができたことを表すものなのだと思うけど、そうだとしたら祐一はあまりにも悲しいですよね。切ないです。
2010/09/24(金) 14:55:17 | URL | かな #fWwGEybo[ 編集]
基本的に寡黙な映画なんで、登場人物の本心は推し量るしかないのですけど、それがまたこの映画の面白さに繋がっていますね。
祐一は特に喋らないキャラなので、物語のどこから見るかで、色々な解釈が出来ると思います。
まあどういう風に見ても、人間の悲しみとせつなさは変わらないのですけど。
祐一は特に喋らないキャラなので、物語のどこから見るかで、色々な解釈が出来ると思います。
まあどういう風に見ても、人間の悲しみとせつなさは変わらないのですけど。
2010/09/24(金) 21:49:12 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
はじめまして TBいただきました
パレードが面白かったので
悪人は未読だったのですが見に行ってみました
が、
正直全体の作りが雑な気がして
もっと2人に焦点を当てればより家族の悲しみも
ひきたったのかな、と少々残念な感想となってしまいました
そういう意味でストーリーに入りこめなかったのですが
ノラネコさんがおっしゃるように
これが幸せ所以のことなのであれば、それはそれでよいかな、なんて(笑)
逆に原作には非常に興味を持ちました。
最後のスカーフの謎がとってもきになるので(^▽^;)
パレードが面白かったので
悪人は未読だったのですが見に行ってみました
が、
正直全体の作りが雑な気がして
もっと2人に焦点を当てればより家族の悲しみも
ひきたったのかな、と少々残念な感想となってしまいました
そういう意味でストーリーに入りこめなかったのですが
ノラネコさんがおっしゃるように
これが幸せ所以のことなのであれば、それはそれでよいかな、なんて(笑)
逆に原作には非常に興味を持ちました。
最後のスカーフの謎がとってもきになるので(^▽^;)
>Eurekaさん
私も原作を読んでみたいと思いました。
特にこれは原作者が脚色も担当してるんで、何が同じで何が違うのか興味深いです。
作品の作りとしては、ある程度観客が登場人物の内面を想像することを前提としてるように思います。
ですから彼らの心情に入れないと、辛い作品かもしれません。
私も原作を読んでみたいと思いました。
特にこれは原作者が脚色も担当してるんで、何が同じで何が違うのか興味深いです。
作品の作りとしては、ある程度観客が登場人物の内面を想像することを前提としてるように思います。
ですから彼らの心情に入れないと、辛い作品かもしれません。
2010/10/01(金) 21:27:03 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
こんにちはー。
この作品、まずは設定の妙なリアルさにやられました。「いかにも」なクルマ(R33という選択がまた..)、閉塞感を少々するような海に面した町(村?)、地方の国道、その道沿いの、全国どこに行っても同じように見える風景...。閉塞感が充満し、夢を抱けず、無気力になることが一種の防衛手段になっているかのような若者...。私は出身は四国で、今でも里帰りするとこの映画で描かれたような閉塞感のある町や人と会うことがあるので、ぐっとくるものがありました。
それにしても前半と後半でガラっと変わる映画でした。前半は謎解きミステリー、後半は2人の心情の変化...。そしてラストはあれですね。私は「祐一に生まれて始めて芽生えた真の優しさ・思いやりの気持ちの表れ」と思いましたし、その前のセリフやラストの表情からも明らかだと思ったのですが、違う解釈の方もいらっしゃるようですね。不思議です。(^^;
妻夫木さんじゃなくて、もっと悪いことをしそうな人のほうがいい、という意見もあるようですが、個人的には「それ、この映画のイイタイことが分かってないんじゃ...?」と思ってしまいます。(あ、暴言かな..)
この作品、まずは設定の妙なリアルさにやられました。「いかにも」なクルマ(R33という選択がまた..)、閉塞感を少々するような海に面した町(村?)、地方の国道、その道沿いの、全国どこに行っても同じように見える風景...。閉塞感が充満し、夢を抱けず、無気力になることが一種の防衛手段になっているかのような若者...。私は出身は四国で、今でも里帰りするとこの映画で描かれたような閉塞感のある町や人と会うことがあるので、ぐっとくるものがありました。
それにしても前半と後半でガラっと変わる映画でした。前半は謎解きミステリー、後半は2人の心情の変化...。そしてラストはあれですね。私は「祐一に生まれて始めて芽生えた真の優しさ・思いやりの気持ちの表れ」と思いましたし、その前のセリフやラストの表情からも明らかだと思ったのですが、違う解釈の方もいらっしゃるようですね。不思議です。(^^;
妻夫木さんじゃなくて、もっと悪いことをしそうな人のほうがいい、という意見もあるようですが、個人的には「それ、この映画のイイタイことが分かってないんじゃ...?」と思ってしまいます。(あ、暴言かな..)
>マサルさん
地方都市のリアルさがありましたね。
多分、あの国道沿いの風景とか日本中どこにいっても同じなんじゃないかなあと思います。
このところの日本映画は地方の閉塞感を感じさせる物が多いですが、これも時代を反映しているのかもしれません。
妻夫木聡は素晴らしいと思いますよ。
あの役はちょっと悪そうだけど、純朴さや寂しさが透けて見える様でなければならないので、絶妙の匙加減で演じていたと思います。
まあこれは原作物なので、もしかしたら原作のキャラクターとは少しニュアンスが異なるのかもしれませんけど。
地方都市のリアルさがありましたね。
多分、あの国道沿いの風景とか日本中どこにいっても同じなんじゃないかなあと思います。
このところの日本映画は地方の閉塞感を感じさせる物が多いですが、これも時代を反映しているのかもしれません。
妻夫木聡は素晴らしいと思いますよ。
あの役はちょっと悪そうだけど、純朴さや寂しさが透けて見える様でなければならないので、絶妙の匙加減で演じていたと思います。
まあこれは原作物なので、もしかしたら原作のキャラクターとは少しニュアンスが異なるのかもしれませんけど。
2010/10/16(土) 22:58:52 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
>だから、事件とその後の逃避行に関わった四人は、実は全員似たもの同士で、彼らの中に本当の意味での憎むべき悪人はいない
さすがですね。そのとおりだと思います。
にも関わらず、「誰が本当の悪人なのか」というコピーは秀逸ですよね。そうすることによって、とりあえずこの映画を楽しむ術を観客は見出すのだな、と。
>だが、この話に全く感情移入できないという人こそ、本当の孤独を知らずに人生を送っている、とても幸せな人なのかもしれない。
ああ、なるほど確かにそうかもしれません。
でも私はそんな人が嫌いだな。
人の痛みのわからない人かもしれませんよ。
さすがですね。そのとおりだと思います。
にも関わらず、「誰が本当の悪人なのか」というコピーは秀逸ですよね。そうすることによって、とりあえずこの映画を楽しむ術を観客は見出すのだな、と。
>だが、この話に全く感情移入できないという人こそ、本当の孤独を知らずに人生を送っている、とても幸せな人なのかもしれない。
ああ、なるほど確かにそうかもしれません。
でも私はそんな人が嫌いだな。
人の痛みのわからない人かもしれませんよ。
>とらねこさん
そう、このキャッチコピー、一読すると微妙に外してるようなんですけど、実は映画を観て考えさせる様になってるんですよね。
悪人は誰だろうと考えて行くと、別の答えが待っているという。
そう言った点まで含めて、非常に細やかに考えられた作品でした。
こういう作品がヒットする世の中は捨てたもんじゃないです。
そう、このキャッチコピー、一読すると微妙に外してるようなんですけど、実は映画を観て考えさせる様になってるんですよね。
悪人は誰だろうと考えて行くと、別の答えが待っているという。
そう言った点まで含めて、非常に細やかに考えられた作品でした。
こういう作品がヒットする世の中は捨てたもんじゃないです。
2010/12/23(木) 22:58:41 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
ノラネコさん、こんばんわ☆
素晴らしい役者さんたち、勢揃いでしたね。
深津絵里だけでなく、みなさんが賞を貰っていいくらいです。
心に寂しさを抱える人たちが、ちょっとした行き違いから犯罪に及ぶ・・・・現代の犯罪の垣根が低くなっている現状からいうと、誰にでもありそうな、そんな怖さがありました。
光代と祐一は、祐一が犯罪者だと打ち明けてから本当に求め合い、お互いを必要と感じるようになったのでしょうね。
素晴らしい役者さんたち、勢揃いでしたね。
深津絵里だけでなく、みなさんが賞を貰っていいくらいです。
心に寂しさを抱える人たちが、ちょっとした行き違いから犯罪に及ぶ・・・・現代の犯罪の垣根が低くなっている現状からいうと、誰にでもありそうな、そんな怖さがありました。
光代と祐一は、祐一が犯罪者だと打ち明けてから本当に求め合い、お互いを必要と感じるようになったのでしょうね。
>ノルウェーまだ~むさん
光代は、彼の心の中にある孤独に自分と同じものを嗅ぎ取ったのでしょうね。
程度の差はあれ、多くの人が似た感情を抱えているはずで、色々な意味で今の日本の気分を写し取った力作だったと思います。
光代は、彼の心の中にある孤独に自分と同じものを嗅ぎ取ったのでしょうね。
程度の差はあれ、多くの人が似た感情を抱えているはずで、色々な意味で今の日本の気分を写し取った力作だったと思います。
2011/01/03(月) 22:25:15 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
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芥川賞作家・吉田修一の同名ベストセラー小説の映画化。九州で起きた殺人事件、その犯人の男と、男が出会い系サイトで知り合った女が愛し合い出口の無い逃避行を繰り広げる。主演は『ノーボーイズ、ノークライ』の妻夫木聡と『女の子ものがたり』の深津絵里。共演に岡田将...
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出会い系サイトで出会った女を誤って殺してしまった男が
これ...
2010/09/27(月) 01:26:02 | オールマイティにコメンテート
悪人
観てきました。
モントリオール世界映画祭で
深津絵里が最優秀女優賞をとった作品。
ストーリーは大体皆さんもおわかりでしょうし、書きませんが・・・
まだズシーンと重い気持ちから抜け出せません。
ネタバレアリなので注意?...
2010/09/30(木) 22:29:59 | 映画大好き☆
悪人
観てきました。
モントリオール世界映画祭で
深津絵里が最優秀女優賞をとった作品。
ストーリーは大体皆さんもおわかりでしょうし、書きませんが・・・
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ネタバレアリなので注意?...
2010/09/30(木) 22:29:59 | 映画大好き☆
【悪人】STORYひとつの殺人事件。引き裂かれた家族。誰が本当の悪人か土木作業員の清水祐一(妻夫木聡)は、長崎の外れのさびれた漁村で生まれ育ち、恋人も友人もなく、祖父母の面倒...
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現在公開中の邦画、「悪人」(監督:李相日)です。TOHOシネマズ六本木スクリーン6で鑑賞しました。(実は観たのはもうずっと前。なかなかレビューが書けずにいました) 実はこれ、タイトルにあまり魅力を感じなくて、「深津絵里が何か賞を獲ったらしい」ってのを知って?...
2010/10/20(水) 20:31:23 | Men @ Work
『フラガール
』の李相日氏の監督作品。
この作品が優等生的過ぎて、
あまり好きではなかったので、
観る予定はなかったのですが、
主演の深津絵里さんが
モントリオール世界映画祭で主演女優賞を取ったというので
観てみることにしました。
行こうと思った日は?...
2010/10/22(金) 22:23:01 | 映画、言いたい放題!
映画「悪人」(映画.com)
「悪人」オフィシャルサイト
...
2010/11/05(金) 19:44:40 | itchy1976の日記
『 悪人 』 (2010)監 督 :李相日キャスト :妻夫木聡、深津絵里、岡田将生、満島ひかり、塩見三省 吉田修一のベストセラー小説を『フラガール』の李相日監督が映画化。原作者の吉田修一は李相日と共同...
2010/11/17(水) 02:12:22 | さも観たかのような映画レビュー
「フラガール」が素晴らしかった李相日監督作品。原作は吉田修一。 公開したばっかり
2010/12/04(土) 18:09:43 | オヨヨ千感ヤマト
'10年、日本監督:李相日原作:吉田修一脚本:吉田修一、李相日撮影:笠松則道美術:種田陽平音楽:久石譲妻夫木聡 祐一深津絵里 光代岡田将生 増尾満島ひかり 佳乃樹木希林 ...
2010/12/21(火) 22:58:28 | レザボアCATs
昨年のうちにこの映画は見ておかないと・・・・と思っていた。
深津絵里が最優秀女優賞を取った作品だし。
でも、私は昨年のベスト10には、入れなかった。
確かに彼女の寂しげな表情、ふと見せるやさしい笑顔~~どれも巧いとは思うのだけど・・・・・
2011/01/03(月) 16:56:21 | ノルウェー暮らし・イン・London
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ
この映画は深津絵里さんが賞をとった作品ですね 見に行った日は空いていて妙なストレスを感じることなく見れました 簡単にストーリーを説明してしまうと犯罪者の逃亡劇と愛ってとこかな。 確かに鬼気迫る演技なのだけど消化不良に終わるのよ...
2011/12/18(日) 11:45:10 | 映画鑑賞&洋ドラマ& スマートフォン 気まぐれSEのヘタレ日記
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