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彼女が消えた浜辺・・・・・評価額1750円
2010年09月18日 (土) | 編集 |
ミステリーの様に宣伝されているが、基本的にそっち系の作品ではないと思う。
第59回ベルリン国際映画祭で銀熊賞に輝いた話題作、「彼女が消えた浜辺」は、キアロスタミやマフマルバフらの巨匠を輩出してきた中東の映画大国、イランから届いた極上の心理劇
楽しいはずの三日間のバカンスで起こった、思いがけない事件によって、普段は見えない人間の深層心理が暴かれて行くスリリング展開に、全く目が離せない。
※ネタバレ注意

週末のバカンスを楽しむために、カスピ海沿岸のリゾートを訪れた友人達。
彼らは皆長年の知り合いだが、旅の企画者であるセピデー(ゴルシフテェ・ファラハニー)が誘ったエリ(タラネ・アリシュスティ)は唯一の新参者だった。
最初の夜は楽しく過ぎたが、翌日子供の一人が海で溺れるという事件が起こる。
何とか無事だったものの、今度は浜にいたはずのエリが忽然と姿を消してしまった。
子供を助けようとして溺れたと思い込んだセピデーたちは、必至に捜索するが彼女の姿はどこにも見当たらなかった・・・・


イランというのは面白い国である。
一般的には、アメリカにならず者国家呼ばわりされる、イスラム原理主義の厳格な宗教国家というイメージだろうが、私の知る幾人かの個人の印象としては、彼らは日本人以上に本音と建前を使い分ける民族だ。
何しろイスラム革命前のイランは、ぶっちゃけ何でもありの享楽的国家だった訳で(現状はその反動と言えなくもない)、伝え聞くところによると、一見ガチガチな現体制の裏でも、個人レベルではかなりしたたかに楽しんでいるらしい。
実際、私の知るイラン人は、外国在住とは言え、信仰に生きる人たちというより、トンカツとビールが大好きな快楽の達人の方が多い。
アラブ系の原理主義国では、映画その物が否定される事も少なくないのに、イランは中東随一の映画大国だったりするあたりも、ペルシャ帝国以来の文化的な融通性が影響している様に思える。

そして本作もまた、イランのどこにでもいるごく普通の個人に潜む、本音と建前が招いた悲劇を描いた一本なのである。
カスピ海に面した別荘に集まった男女八人と子供達三人のうち、アミールとセピデー、ペイマンとショーレ、マヌチュールとナジーの三組の夫妻は大学時代からの気心の知れた友人たちで、面倒見の良いセピデーがバカンスの幹事の様な立場にある。
実は彼らは、アミールの弟で最近バツイチになったアーマドに新しいガールフレンドを紹介しようとしていて、セピデーが自分の子供の幼稚園で先生をしているエリを誘ったのだ。
バカンスの最初の夜は、ジェスチャーゲームをしたり、水タバコを吸ったりして楽しく時が過ぎて行き、エリも少々戸惑いながらも彼らと打ち解けようとしている様に見える。
このあたりまでは、映画のテンポもゆったりしたものだ。

物語が大きく動くのは、二日目にペイマンの息子のアシューラが海で溺れてから。
アシューラは何とか救助されたが、ホッとしたのもつかの間、今度は子供達を見ていたはずのエリの姿が見えない。
助けようとして海に入って溺れたのではと考えた彼らは、必死に捜索するが見つからない。
実は一泊のつもりで来ていたエリは、朝から帰りたがっていたという話もでて、果たして彼女は海で溺れたのか、それとも黙ってテヘランへ帰ったのか、全くわからなくなってしまう。
しかも、警察に届けを出そうにも、エリを誘ったセピデーを含めて、彼らの誰もエリのフルネームすら知らないのだ。
混乱する事態を打開するために、セピデーたちは限られた情報からエリとは一体何者なのか、何を考えていたのかと思いを巡らせるが、観客の立場も彼らと全く同じ。
もう一人の登場人物になって、カスピ海からの風が吹きつける浜辺で、消えたエリを探して右往左往する気分を味わえる。

最初は、事態に戸惑うばかりだった登場人物たちの関係も、事が長引くにつれて徐々に変化してゆく。
ある者はエリの家族と連絡を取ることを主張し、ある者は全て放り出して家に帰りたいと言い出し、またある者はそもそも何でエリを誘ったんだとセピデーを責める。
仲の良い友人たちが、エゴをさらけ出して互いに責め合う様は恐ろしくリアル。
監督・脚本の新鋭アスガー・ファルハディは、キャラクターを内面まで徹底的に造形し、基本的にワンシチュエーションの物語を人間同士のぶつかり合いでグイグイと引っ張って行く。
やがて、セピデーがエリに関して皆に小さな嘘をついていた事がわかり、そこから物語は予期せぬ方向へと向って行く。
セピデーの嘘とは、エリには別れたがっていたものの、婚約者がいた事と、それ故に旅行に乗り気でなかった彼女を、強引に連れて来ていた事。
イスラム圏では、婚約者のいる女性に他の男を紹介するなど御法度で、こうなってくるとエリが溺れたにしろ、黙って帰ったにしろ揉め事は必至である。
さらに、ひょんな事から事件がエリの婚約者にバレてしまい、混沌としたリゾートは招かれざる客を迎える事になる。
次々と新事実が発覚し、嘘を誤魔化すために次なる嘘が生み出されるという、誰も予期することが出来ぬ展開に、登場人物は皆パニック状態だ。
観ている観客の方も、事件が起こってからは彼らと視点を共有しているので、“どうなるのだろう”という興味より、“どうしたらいいのだろう”という主観的な感覚で物語を追う事になる。

本作のポイントは、事件の原因を作ってしまったセピデーが、基本的に善意の人であるというところだろう。
彼女は誰かを傷つけようと思った訳ではなく、むしろ嘘をつくことで、余計な波風を立てずに、エリとアーマドに幸せになってもらいたかったのだ。
実際、もしもエリが姿を消さなければ、すべては上手くいっていたはずだった。
だがセピデーの問題は、その善意が一体誰のためなのかが自分でもわからなくなっている事だ。
何しろ彼女は、エリが何者なのかすら本当は知らないのである。
まあ日本にも、頼まれてもいないのにやたらと他人の世話を焼く人は珍しくないが、親切と御節介は紙一重
この物語では、セピデーの小さな善意の嘘が、結果的に関わった全ての人間関係をグチャグチャにしてしまうのだが、それによって浮かび上がったのは、人間という存在の何ともミステリアスな複雑さだ。
エリを探す事は、実は人間を探す事なのである。
我々は、知っていると思っている身近な人を、或いは自分自身を本当に知っているのだろうか?

この作品、本国では2009年度の興行成績2位を記録したらしいが、“笑える”とか“泣ける”とかのわかりやすいキーワードで表す事の出来ない、こんなにもヘヴィーな人間ドラマが大ヒットするイランの映画マーケットってある意味凄い。
まあ社会的葛藤が顕在化している事のサインなのだろうが、ここに描かれているテーマは特にイラン社会に限らない普遍的なもの。
スリリングで超一級品の人間ドラマであり、忘れられない余韻を残す。
俳優達は総じて素晴らしくハイレベルな演技を見せてくれるが、特に「ワールド・オブ・ライズ」でハリウッド進出も果したゴルシフテェ・ファラハニーが、セピデーの苦悩を説得力たっぷりに演じて圧巻だ。
ちなみに彼女はハリウッド映画に出演した事で当局から睨まれて、事実上パリでの亡命生活を余儀なくされているらしく、今のところ本作がイランで出演した最後の作品である。

宗教国家のイランでは当然お酒は禁止・・・なので、世俗主義を国是とし、歴史的にもイランとの関係が深いトルコから「エフェス ダークビール」をチョイス。
トルコ料理店などでも御馴染みだが、まろやかでコクのある黒ビールである。
カスピ海の吹きすさぶ風にさらされて、カラカラになった喉を潤してくれる。
元々ビールは中東地域が発祥地、イスラム革命以前にはイランにも酒造会社があったそうで、飲んでみたかったな。

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コメント
この記事へのコメント
いや面白かったです。『ペルシャ猫を誰も知らない』で現在のイランの一面をみて驚いたのですが、中流階級の人々の思考が実は我々とそう変わらない。しかしそうは行っても伝統的社会規範も厳然と生きている、この微妙な感覚を実に上手く表現してくれました。ところでイランの女優さんてどなたも美人が多いですねぇ。
2010/09/18(土) 01:59:38 | URL | KLY #5spKqTaY[ 編集]
こんばんは
>KLYさん
エリが消えてからの展開は全く目が離せませんでした。
実質的に密室の群像劇の特質が上手く生かされていましたね。
世界のどこでも当てはまる普遍性と、イランならではの事情のバランスも結果的に面白かったです。
仰る様に女優さんは皆美形。
その昔アレクサンダー大王は、ペルシャの女性達があまりにも美しいので、兵が骨抜きにされるのを恐れたそうですが、そのDNAは今も生きていますね。
2010/09/18(土) 22:11:13 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
本音と建前
>私の知るイラン人は、外国在住とは言え、信仰に生きる人たちというより、トンカツとビールが大好きな快楽の達人の方が多い。

トンカツとビールが大好きな快楽の達人で思わず笑ってしまいました。^^
それにしても私にとってはもうひとつ謎なのが、アマードでした。
ノラネコさまのお知り合いのイラン人の方もそうですが、どこの国に住んでもその国の文化になじみつつ
けれども自分の根源的な信仰や主義は変わらないと思うのですが、母国ではスカーフにおおわれた女性、ドイツでは自己主張する開放的な女性と両極端な女性の間でとまどうことなんてないのでしょうね。日本ではトンカツとビール大好きな方と同じように。

私も映画の中のイラン女性の美しさも印象に残りましたが、
そう言えば野球選手のダルビッシュのお父様もイラン人でしたね。
2010/09/19(日) 10:31:58 | URL | 樹衣子 #-[ 編集]
こんばんは
>樹衣子さん
イランの名誉のために付け加えると、ちゃんとお祈りも欠かさず、豚肉もお酒もとらないという人もしってます。
ただ、どっちかというと少数派な気が(笑
まあ女性の場合はわかりませんが、男性が異国の人と恋をする時は、やはり自国の女性とは違うものを求めるんじゃないでしょうか。
長続きするにはそれだけじゃ持たないのでしょうけど。
ダルビッシュも美男ですよね。
2010/09/20(月) 21:47:39 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
こんばんわ
トルコのビールは、凄く美味しそうですね。これはぜひ飲んでみたいです。

・・・それにしても、イラン映画の隆盛は、凄いですね、、、ビックリしました。順調に国が発展している証拠ですね。
2010/09/22(水) 20:38:18 | URL | ペトロニウス #-[ 編集]
こんばんは
>ペトロニウスさん
トルコ料理屋に行くとたいていありますよ。
チョイ独特の風味がありますが、おいしい黒ビールです。
イラン映画は、昔から詩情のある秀作が多いですけど、最近は新しい世代も出てきて面白くなってますね。
最近の作品では「ペルシャ猫を誰も知らない」も良かったです。
2010/09/23(木) 22:14:00 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
こんばんは☆ノラネコさん、
皆さんけっこう高評価してますね、

新鋭監督でこれだけ評価されたら凄いですよね。
でもわたしは正直そこまで惹き込まれズでした、、、、
もともとテンポゆっくりなのとそんなに起伏のない話は
あまり好みじゃなくて、、、
イラン映画はそれでも興味深いのでいろいろみたいと思ってマス☆
2010/09/24(金) 23:09:24 | URL | mig #JTxNwRAU[ 編集]
こんばんは
>migさん
イラン映画の中でも結構異色作だと思います。
展開らしい展開は無い作品ですからね、好みは分かれるでしょうね。
舞台劇の様な作りなので、これ日本のどこかに置き換えて、日本独自のお国柄を加えて舞台化しても面白いかなと思いました。
2010/09/25(土) 20:14:52 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
こんばんは。
こんばんは。
お返事が遅くなり申し訳ございませんでした。

>観ている観客の方も、事件が起こってからは彼らと視点を共有しているので、
“どうなるのだろう”という興味より、
“どうしたらいいのだろう”という主観的な感覚で物語を追う事になる。

そうなんですよね。
観る方の感情を激しく揺さぶる。
こういう作りの映画、
ぼくは大好きです。
2010/10/02(土) 22:47:48 | URL | えい #yO3oTUJs[ 編集]
こんばんは
>えいさん
彼らの仲間になって事件を体験しているかのような、臨場感が特徴ですね。
情報が限られるから、全く予測がつかない。
作劇のロジックに上手く乗せられました。
2010/10/03(日) 20:48:14 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
ノラネコ様、はじめまして。
素敵な記事、有難うございます。
人間の考えていることこそミステリー、と感じた見事な心理劇でした。

鑑賞後、「エリーは溺れた」と思いました。
しかし、時間が経って予告編を見直し、「永遠の最悪より、最悪の最後の方がマシ」の言葉が気になりだしました。
自ら入水したのかな、と思い始めてます。

イランという国で女性からの婚約解消が困難なのかどうか、という背景にも関わってくるのですが。

解釈はいろいろ出るのが、監督の本望だとは思いますが、ノラネコ様の解釈もお聞かせいただければ、嬉しいです。v-254
2010/10/03(日) 23:08:26 | URL | あーちゃん #-[ 編集]
こんばんは
>あーちゃんさん
ありがとうございます。
自殺説ですか・・・・色々解釈できる映画ですが、私は自殺は無いと思います。
理由は単純、消えるまでのエリの描写から、どう見ても自殺する様なタイプの女性には見えないからです。
それに消えた事によって人間関係が狂い始めているので、エリ自身は婚約者と別れたがってる以外、特に問題は抱えてないですし。
それよりも、最期に婚約者が対面した遺体は本当にエリだったのか。
彼は一言もそうだと言ってませんし、カメラも斜めからしかとらえていない。
そちらの方がミステリーだったように思います。
2010/10/05(火) 22:20:35 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
お久しぶりです。
突然過去の記事に失礼します(汗)。

今更ながらに鑑賞したのですが、素晴らしい作品でした。
作品自体はもちろん、キャストの皆さんもホントに凄かったですね。オープニングから既に、本当の友人・家族同士にしか見えませんでした。
子役の方の表情とか、一体どうやって撮ってるんだろう・・・

>エリを探す事は、実は人間を探す事なのである。

まさに!
私もさっきブログで記事を挙げたのですが、消したくなってきました(笑)

それと、これは作品とは関係ないのですが、一か月ほど前に、自分のブログからリンクを貼らせていただいています。
リンクフリーと書いてくださってはいますが、ウチのブログは映画レビューメインというわけでもないので、もし迷惑でしたら剥がします。

それでは失礼しました。
2011/05/18(水) 20:26:21 | URL | morgane #-[ 編集]
こんばんは
>morganeさん
これは良い映画ですよね。
シンプルな話なんですけど、全く目が離せない。
徐々に浮かび上がってくる人々の本音には、何ともいえないリアリティがありました。
リンク、ありがとうございます。
こちらからもリンクしておきます。
2011/05/18(水) 21:04:54 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2011/05/18(水) 21:53:19 | | #[ 編集]
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