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2010年09月23日 (木) | 編集 |
「ミックマック」って何?と思っていたら、フランス語で“混乱”や“悪戯”あるいは“ごちゃまぜ”などの意味を持つ言葉らしい。
なるほど確かに本作は、これらの意味を全部含んだ寓話で、はっちゃけたギミックの外連味と、物語的な薄さが同居する、良くも悪くもジャン=ピエール・ジェネらしい一本だ。
戦争で父を失ったバジル(ダニー・ブーン)は、苦労の末に成人するが、今度はギャングの放った銃弾に当たって、生死の境をさまよい、仕事も住処も無くしてしまう羽目に。
奇妙な仲間達と共にガラクタの再生屋をしているプラカール(ジャン=ピエール・マリエル)に拾われたバジルは、ある日自分の人生を滅茶苦茶にした武器商人の会社が近所にある事を知り、彼らへの復讐を決意する・・・
冒頭、1979年の西サハラで、地雷を除去するフランス軍部隊が映し出される。
スペインの植民地だった西サハラは、70年代以降、新たな支配者となったモロッコと、独立派のポリサリオ戦線の戦闘が続き、正式な帰属は21世紀の現在も未だに決定していない混沌の地。
主人公のバジルは、幼い頃にフランス軍兵士だった父を、この地に埋められられたフランス製の地雷で亡くす。
その後、母親はどうやら精神を病み、施設で苛酷な少年時代を送る事になるのだが、ここで時代は一気に飛んで30年後。
何とか成人したバジルは、ビデオ屋の店員として働いている。
ホークスの傑作「三つ数えろ」を台詞を丸暗記するくらい観込んでいるあたり、何となくオタクっぽい青年になっているのが可笑しい。
ところが、映画のクライマックスとシンクロするかのように、偶然店の前でギャングの銃撃戦が始まり、これまたフランス製の銃弾一発が、運悪くバジルの脳天を直撃。
何とか一命を取り留めたものの、入院生活の間に仕事を失ったバジルは、脳ミソの中に弾丸という時限爆弾を抱えたまま、ホームレスになってしまう。
彼は、同胞であるフランス人の作った武器によって、一度ならず二度までも人生を滅茶苦茶にされてしまうのである。
バジルを救うのは、ギロチンが壊れたお陰で死に損なったという元死刑囚のプラカール。
彼は、街の片隅にあるガラクタの山で、超軟体の体を持つラ・モーム・カウチュ、嘗て人間大砲のギネス記録を持っていたというフラカス、人間計算機のカルキュレット、天才発明家のプチ・ピエール、民俗学者のレミントン、肝っ玉母さんのタンブイユら、一癖も二癖もある仲間達とスクラップの再生屋を営んでいる。
彼らのコミューンに温かく迎えられ、新たな居場所を見つけたバジルだが、ある日偶然にも自らの人生を狂わせた二つの兵器会社、ヴィジランテ兵器会社とオーベルヴィリエ軍事会社がすぐ近所にある事を知ってしまう。
バジルは、それぞれの社長に面会を申し込むが、完全に無視されると彼らの日常をスパイし、お互いがライバルとして憎みあい、相手を蹴落とそうとしている事を探り出す。
ここからの展開は、復讐を決意したバジルを、仲間達がそれぞれの特技を生かして助け、遂に悪の武器商人たちをやっつけるという、非常にわかりやすいスラップスティックコメディだ。
一言で言えば、ジャン=ピエール・ジェネの描く、お笑い反戦寓話という事になるだろう。
ただ、物語のギミックは良く考えられていて観ていて楽しいものの、反戦テーマとして捉えると、あまりにも他愛なさ過ぎて、少々物足りない話である。
現実の戦争をカリカチュアしていると言えばそうなのだが、見ようによっては矮小化している様にも思えてしまうし、バジルの頭に残された弾丸などの、意味ありげなアイテムが殆ど生かされておらず、思いのほかシニカルさが抑えられている事もあり、ジェネの作品としては際立ってフツーな印象で特に深みも無い。
いっそ、バジルがアフリカ移民だったりすれば、サルコジ政権へのアンチテーゼとしても強烈な話になったかもしれないけど。
むしろ物語の焦点は、それぞれ一芸に秀でるものの、社会的フリークスである登場人物たちが、それぞれの特質を生かしながらも一致団結する事で、社会的に大きな成果を成し遂げる事に向いている様に思える。
これも使い古された物語のパターンではあるものの、反戦テーマよりも個々のキャラクターの達成感に直結している事もあり、観ていて気持ちは良い。
まあ、フランス流というかジェネ流の“変”エスプリが程よく効いた、良質な娯楽映画として捉えるべき作品だろう。
ジェネの作品の見所でもある世界観は今回も楽しい。
ヴェルヌ的造形物に埋め尽くされた美術は、ジェネ組の常連でもあるアリーヌ・ボネットが担当。
これをグリーンを基調とした漫画的世界に写し取ったのは、世界各国で活躍する日本人カメラマンの永田鉄男だ。
本来は、「アメリ」以来の盟友であるブリュノ・デルボネルにオファーが行っていたらしいが、先に「ハリー・ポッターと謎のプリンス」の仕事が決まってしまっており、シャネルのCMでジェネと組んだ永田鉄男に決まったらしい。
デジタル技術を駆使しつつも、アナログ的なるテイストを巧みに強調する画作りは、素晴らしい仕上がりである。
今回は、緑っぽいビジュアルが印象的な映画に合わせて、緑のカクテル「グランド・アイ」をチョイス。
ぺルノを40ml、クレーム・ド・ミント・グリーンを20mlシェイクして、グラスに注ぐ。
本来はアペリティフだが、かなり独特の風味のある個性溢れる酒。
ジェネ作品にしては、比較的クセが弱い本作にはちょうど良い気がする。
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なるほど確かに本作は、これらの意味を全部含んだ寓話で、はっちゃけたギミックの外連味と、物語的な薄さが同居する、良くも悪くもジャン=ピエール・ジェネらしい一本だ。
戦争で父を失ったバジル(ダニー・ブーン)は、苦労の末に成人するが、今度はギャングの放った銃弾に当たって、生死の境をさまよい、仕事も住処も無くしてしまう羽目に。
奇妙な仲間達と共にガラクタの再生屋をしているプラカール(ジャン=ピエール・マリエル)に拾われたバジルは、ある日自分の人生を滅茶苦茶にした武器商人の会社が近所にある事を知り、彼らへの復讐を決意する・・・
冒頭、1979年の西サハラで、地雷を除去するフランス軍部隊が映し出される。
スペインの植民地だった西サハラは、70年代以降、新たな支配者となったモロッコと、独立派のポリサリオ戦線の戦闘が続き、正式な帰属は21世紀の現在も未だに決定していない混沌の地。
主人公のバジルは、幼い頃にフランス軍兵士だった父を、この地に埋められられたフランス製の地雷で亡くす。
その後、母親はどうやら精神を病み、施設で苛酷な少年時代を送る事になるのだが、ここで時代は一気に飛んで30年後。
何とか成人したバジルは、ビデオ屋の店員として働いている。
ホークスの傑作「三つ数えろ」を台詞を丸暗記するくらい観込んでいるあたり、何となくオタクっぽい青年になっているのが可笑しい。
ところが、映画のクライマックスとシンクロするかのように、偶然店の前でギャングの銃撃戦が始まり、これまたフランス製の銃弾一発が、運悪くバジルの脳天を直撃。
何とか一命を取り留めたものの、入院生活の間に仕事を失ったバジルは、脳ミソの中に弾丸という時限爆弾を抱えたまま、ホームレスになってしまう。
彼は、同胞であるフランス人の作った武器によって、一度ならず二度までも人生を滅茶苦茶にされてしまうのである。
バジルを救うのは、ギロチンが壊れたお陰で死に損なったという元死刑囚のプラカール。
彼は、街の片隅にあるガラクタの山で、超軟体の体を持つラ・モーム・カウチュ、嘗て人間大砲のギネス記録を持っていたというフラカス、人間計算機のカルキュレット、天才発明家のプチ・ピエール、民俗学者のレミントン、肝っ玉母さんのタンブイユら、一癖も二癖もある仲間達とスクラップの再生屋を営んでいる。
彼らのコミューンに温かく迎えられ、新たな居場所を見つけたバジルだが、ある日偶然にも自らの人生を狂わせた二つの兵器会社、ヴィジランテ兵器会社とオーベルヴィリエ軍事会社がすぐ近所にある事を知ってしまう。
バジルは、それぞれの社長に面会を申し込むが、完全に無視されると彼らの日常をスパイし、お互いがライバルとして憎みあい、相手を蹴落とそうとしている事を探り出す。
ここからの展開は、復讐を決意したバジルを、仲間達がそれぞれの特技を生かして助け、遂に悪の武器商人たちをやっつけるという、非常にわかりやすいスラップスティックコメディだ。
一言で言えば、ジャン=ピエール・ジェネの描く、お笑い反戦寓話という事になるだろう。
ただ、物語のギミックは良く考えられていて観ていて楽しいものの、反戦テーマとして捉えると、あまりにも他愛なさ過ぎて、少々物足りない話である。
現実の戦争をカリカチュアしていると言えばそうなのだが、見ようによっては矮小化している様にも思えてしまうし、バジルの頭に残された弾丸などの、意味ありげなアイテムが殆ど生かされておらず、思いのほかシニカルさが抑えられている事もあり、ジェネの作品としては際立ってフツーな印象で特に深みも無い。
いっそ、バジルがアフリカ移民だったりすれば、サルコジ政権へのアンチテーゼとしても強烈な話になったかもしれないけど。
むしろ物語の焦点は、それぞれ一芸に秀でるものの、社会的フリークスである登場人物たちが、それぞれの特質を生かしながらも一致団結する事で、社会的に大きな成果を成し遂げる事に向いている様に思える。
これも使い古された物語のパターンではあるものの、反戦テーマよりも個々のキャラクターの達成感に直結している事もあり、観ていて気持ちは良い。
まあ、フランス流というかジェネ流の“変”エスプリが程よく効いた、良質な娯楽映画として捉えるべき作品だろう。
ジェネの作品の見所でもある世界観は今回も楽しい。
ヴェルヌ的造形物に埋め尽くされた美術は、ジェネ組の常連でもあるアリーヌ・ボネットが担当。
これをグリーンを基調とした漫画的世界に写し取ったのは、世界各国で活躍する日本人カメラマンの永田鉄男だ。
本来は、「アメリ」以来の盟友であるブリュノ・デルボネルにオファーが行っていたらしいが、先に「ハリー・ポッターと謎のプリンス」の仕事が決まってしまっており、シャネルのCMでジェネと組んだ永田鉄男に決まったらしい。
デジタル技術を駆使しつつも、アナログ的なるテイストを巧みに強調する画作りは、素晴らしい仕上がりである。
今回は、緑っぽいビジュアルが印象的な映画に合わせて、緑のカクテル「グランド・アイ」をチョイス。
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この記事へのコメント
ジュネ監督らしい映像表現は変わらず素晴らしいです。
もっとも毒気という意味では、反戦の意図が強烈過ぎてむしろ
毒気=正義といった様相に変化してしまっていたかも。
もっとも工場を大爆破までしといて“いたずら”と堂々タイトルを
つけてしまうところがらしいっちゃらしいのですが。(笑)
もっとも毒気という意味では、反戦の意図が強烈過ぎてむしろ
毒気=正義といった様相に変化してしまっていたかも。
もっとも工場を大爆破までしといて“いたずら”と堂々タイトルを
つけてしまうところがらしいっちゃらしいのですが。(笑)
2010/09/24(金) 01:13:54 | URL | KLY #5spKqTaY[ 編集]
>KLYさん
ジェネもデリカテッセンの頃に比べると、だんだんと丸くなっているのかもしれません。
まあ相変わらず彼独自の色は強烈なんですけど。
“いたずら”と言えば確かにそうなんですけど、どうせならアフリカの戦争をネタにフランスをおちょくるぐらいの毒が欲しかった気がします。
まあ作家性の強い娯楽映画として面白い作品でした。
ジェネもデリカテッセンの頃に比べると、だんだんと丸くなっているのかもしれません。
まあ相変わらず彼独自の色は強烈なんですけど。
“いたずら”と言えば確かにそうなんですけど、どうせならアフリカの戦争をネタにフランスをおちょくるぐらいの毒が欲しかった気がします。
まあ作家性の強い娯楽映画として面白い作品でした。
2010/09/24(金) 21:45:45 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
ノラネコさん、ご無沙汰しておりますー。
マルク・キャロとコンビじゃなくなってからは毒素が薄まったと言われてますが、ピンのジュネもそれはそれでやっぱり好きですー。
永田氏の撮影も素晴らしかったですよねー。
マルク・キャロとコンビじゃなくなってからは毒素が薄まったと言われてますが、ピンのジュネもそれはそれでやっぱり好きですー。
永田氏の撮影も素晴らしかったですよねー。
>かえるさん
これはこれで十分面白いんですけどね、戦争風刺の部分はジェネってこんなに能天気だったかなあ、もうちょっと邪悪じゃなかったっけとちょっと違和感を感じました。
まあ元々漫画チックなビジュアルの人なんで、画を含めてらしさは味わえました。
これはこれで十分面白いんですけどね、戦争風刺の部分はジェネってこんなに能天気だったかなあ、もうちょっと邪悪じゃなかったっけとちょっと違和感を感じました。
まあ元々漫画チックなビジュアルの人なんで、画を含めてらしさは味わえました。
2010/10/03(日) 20:53:28 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
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