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トゥルー・グリット・・・・・評価額1800円
2011年03月20日 (日) | 編集 |
いや、これは驚いた!
コーエン兄弟による「勇気ある追跡」のリメイク企画が進行中で、しかも主演がジェフ・ブリッジスと聞いた時には意外な感じがした。
1969年に作られたオリジナルは、オールドハリウッドの象徴であるジョン・ウェインが、最初で最後のアカデミー主演男優賞を獲得した作品として知られる。
隻眼で大酒のみ、豪放磊落な保安官、ルースター・コグバーンはウェインの当たり役となり、75年にはキャサリン・ヘップバーンとの共演で、続編「オレゴン魂」も作られている。
だが、映画史的に見ると、67年にはアーサー・ペン監督が「俺たちに明日はない」を発表し、ハリウッドの本流は、古めかしい西部劇からニューシネマの時代へと大きく潮目が変わっている。
そしてコーエン兄弟にしても、ブリッジスにしても、明らかにニューシネマ寄りの才能であり、オリジナルが体現するオールドハリウッドとは相容れない様に思ったのだ。
まあ結果的に言えば、そんな心配は全くの杞憂だった。
「トゥルー・グリット」は、キャラクター造形を中心にオリジナルの長所を生かしながらも、作劇をモダンにリファインし、尚且つ“なぜ今この作品のリメイクなのか”という問いに明確な答えを出している。
正にリメイクのお手本、西部劇の歴史に生まれた新たなる金字塔である。

1870年代末のアーカンソー。
14歳の少女マティ(ヘイリー・スタインフェルド)は、雇い人のトム・チェイニー(ジョシュ・ブローリン)に父を殺された。
チェイニーは、連邦保安官以外には手出しの出来ない先住民居留区に逃走。
マティは、大酒飲みだが“トゥルー・グリット”(本物の勇気)を持つと評判の保安官、ルースター・コグバーン(ジェフ・ブリッジス)を雇い、チェイニーを追跡しようとする。
別の事件でチェイニーを追うテキサス・レンジャーのラビーフ(マット・ディモン)も加わり、三人は居留区の捜索に乗り出すのが、チェイニーは悪名高いネッド・ペッパー(バリー・ペッパー)率いる強盗団に加わっている事が明らかになる・・・


この作品を一言で表せば、親を殺された少女による復讐譚。
物語は極めてシンプルで、その分個性的なキャラクターたちによる人間ドラマの色彩が強い。
そのため、オリジナルでは2時間8分という比較的長めの上映時間のうち、捜索の旅に出るまでに50分近くを費やして、マティ、ルースター、ラビーフのキャラクターをじっくりと描いていたが、リメイク版ではこの前半部分を30分程度に短縮している。
それでも、シーン構成や台詞の工夫によって、個々の人物像を効率的に描写する事で、キャラクターの魅力はしっかりと伝えている。

主人公のマティは、14歳にして父の経営する農場で経理を任されており、その押しの強さ、口の立つ事と言ったらナニワのおばちゃんもびっくり。
「弁護士のダゲッド先生に頼んで、訴えるわよ!」が口癖で、交渉術も大人顔負け。
あっという間に保安官を雇う経費を捻出し、自分の乗る馬までも手に入れてしまう。
演じる新星ヘイリー・スタインフェルドは、マティ役でいきなりアカデミー賞の助演女優賞ににノミネートされた注目株だが、基本的にこの話はマティを語り部に、彼女を軸に話が進んで行くので、よく考えるとなんで主演女優賞にノミネートされなかったのか不思議。

そして、ルースター・コグバーンを演じるのはジェフ・ブリッジス
あまりにもジョン・ウェインの印象が強い伝説的なキャラクターだが、意外や意外、これが驚くほどのはまり役で、元祖のウェインに決して負けていない。
孫ほどの年齢の雇い主を、最初は子ども扱いしつつも、やがて徐々に心を通じ合わせる繊細な演技、平原を駆け抜けながらの馬上の決闘という、西部劇ファンが泣いて喜ぶ見せ場まで、重量級の存在感を見せ付ける。

そしてもう一人、テキサス・レンジャーのラビーフを演じるのはマット・ディモン
リメイク版の大きなポイントが、ラビーフの単独行動が多い事だろう。
オリジナルでも、このキャラクターの扱いには脚本家が苦戦した跡が見えたが、コーエン兄弟は本作を明確にマティとコグバーン二人の物語とし、ラビーフに関しては脇役と割り切って構成している。
そのため、彼の出番その物はあまり多くないのだが、別行動している事で、オリジナルとは異なる見せ場を作り出しているのである。
例えば、川辺の小屋でネッド・ペッパーを待ち伏せするシーンは、オリジナルでは三人の共同作戦だったが、リメイク版では崖の上でマティとコグバーンが待ち伏せしているのを知らないラビーフが、偶然小屋の前でペッパーと鉢合わせしてしまう。
カメラはマティの視線で、眼下で起こっている事を俯瞰のロングショットで捉えて行く。
観客はマティと同じ様に、下で何が起こっているのかが良くわからず、これから何が起こるのかを予測できずに非常にスリリングだ。
ただ、この様に細部は異なっているものの、基本的に復讐を果すまでの物語はオリジナルとそう大きくは変わらない。
快調なテンポを持つ良く出来た娯楽映画ではあるが、なぜ今この作品をリメイクしたのかという“理由”は、この時点ではまだ見えないのである。

マティら三人は、紆余曲折の末にチェイニーを含むペッパーの一味と対決し、マティがチェイニーを射殺する。
だがその時に、マティは誤って蛇の巣穴に落ち、ガラガラ蛇に噛まれてしまう。
コーエン兄弟が、2010年の現代にこの作品をリメイクした真の理由、本物の映画力を見せ付ける圧巻のクライマックスはここからだ。
毒が体中にまわる前に、傷ついたマティを医者に診せるために、コグバーンが馬で運ぶ。
朦朧とする意識の中で、マティが見たもの。
それは彼女の復讐の結果である、平原に横たわるいくつもの死体。
やがて空には降る様な星空が広がり、西部の大自然の美しさと人間のちっぽけさを際立たせ、賛美歌「主の御手に頼る日は」の郷愁を誘うメロディが、画面にぴったりとはまり情感を盛り上げる。
この歌の歌詞は、神の御手の導きを信じて進めば、何も恐れることはなく、心は常に平穏でいられるという意味で、マティの見せる子供とは思えない信念と、タイトルでもある“本物の勇気”の拠り所が見て取れる。
音楽はいつもの様にカーター・バーウェルが担当しているが、賛美歌をテーマ曲として使いながら、映画的記憶を刺激する正統派西部劇らしいスコアを提供しており、彼のベストワークの一つと言って良い。

そして、マティの命を救うために、懸命に走り続けた愛馬リトル・ブラッキーも、遂に力尽きる。
瀕死の状態の馬を苦しませないために、コグバーンはマティの目の前でリトル・ブラッキーを射殺するのである。
馬が倒れる描写はオリジナルにもあったが、それはルースターの馬で、リメイク版ではあえてマティの愛馬を使い、廃馬するまでを見せる事で、復讐の代償としての彼女の痛みを増幅させている。
弱肉強食の西部で、マティは見事に父の仇を討ち、それはおそらく当時の規範からすれば、正しいとされていた行為たったはず。
しかし、結果的にそれがもたらしたものは一体何か。
実のところ、クライマックスからラストにかけても、構成要素としてはオリジナルとそれほど変わらない。
コーエン兄弟は、それらの演出的な解釈を変える事で、作品に現代的な視点と新たなテーマを与える事に成功しているのである。
唯一オリジナルと大きく異なるのが、物語の後日談として四半世紀後のマティが描かれる事だろう。
この部分は、ちょっと昨年の傑作アニメ「ヒックとドラゴン」にも通じる驚きの仕掛けがしてあるのだが、リメイク版のテーマを決定付けていたと思う。
正直、復讐を果すまでの展開は幾つか気になる点もあったのだが、怒涛のクライマックスは正に映画、些細な欠点を全て吹き飛ばすくらいの圧倒的な力があった。

もしも本作を気に入った人には、是非69年版の観賞もお勧めしたい。
オールドハリウッドが最後の輝きを見せたオリジナルと、同じ物語でありながら明らかに9.11以降の二十一世紀の空気を持つ本作。
二つの作品を観比べる事が出来るのも、リメイク物の醍醐味だ。
コーエン兄弟は、これはあくまでもチャールズ・ポーティスの原作の再映画化であって、69年版の影響は受けていないと語っているが、その割には細かい描写がオーバーラップする場面も多く、本当は結構研究している気がする(笑
因みに、今年のアカデミー賞レースでは、本作は10部門のノミネートを受けていながら、残念ながら無冠に終わった。
まあアカデミー賞が西部劇に冷たいのは昔からだし、さらにリメイク物というハンディも考えれば、無冠の理由は想像できるが、これはオールドハリウッドとニューシネマが、40年の時を経て幸福な邂逅を果した記念碑的な名品である。
ハリウッドは、この映画に何らかの賞を贈っても良かったように思うのだが。

今回は、ちょっと影の薄かったラビーフの出身地、テキサスの名を持つバーボン「イエロー・ローズ・オブ・テキサス」の12年ものをチョイス。
とは言っても、これを作っているのは二世紀以上の歴史を持つケンタッキー州の老舗、ケンタッキー・リザーヴ・ディスティリングなのだけど。
50度以上の強い酒だが、喉ごしは意外にまろやかで、柔らかな香りが余韻を演出してくれる。
「テキサスの黄色いバラ」とは、南北戦争時代に流行したバラードのタイトルで、「テキサス美人」を表す言葉。
本作は南北戦争の十数年後が舞台で、コグバーンもラビーフも従軍経験者として描かれている。
彼らもきっと、このバラードを聴いていたに違いない。

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コメント
この記事へのコメント
ノラネコさん節
>復讐の代償としての彼女の痛みを増幅
>映画的記憶を刺激する正統派西部劇らしいスコア
>オールドハリウッドとニューシネマが、
40年の時を経て幸福な邂逅を果した記念碑的な名品

もう、最高に冴えてますね「ノラネコさん節」。
もう一回、観たくなったではないですか・・・。

あの満点の星が鮮やかによみがえってきました。
ぼくもオスカーとしてはこちらかなあ。
でも、さらに圧倒されたのは『ブラックスワン』。
ノラネコさん節が待ち遠しい。
2011/03/20(日) 19:24:00 | URL | えい #yO3oTUJs[ 編集]
こんばんは
>えいさん
特に最後の20分間は至高の映画的時間でした。
観終わった時に、無意識にテーマの賛美歌を口ずさんでましたからねえ。
考えただけで頭の中で映像と音楽が蘇ってくると言うか、こういう映画は文章書いていても楽しいですよね。
私ももう一度観に行きたい映画です。
「ブラックスワン」楽しみです!
2011/03/20(日) 19:42:25 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
確かに良く出来ていたんですよね。オリジナルにそん色ないと思います。まあ出演者とかはもう好みの範疇かな。
ジョン・ウェインは右手はライフルでしたけど、ジェフは両手拳銃なんですね。個人的にはライフルをクルットまわす仕草に痺れたのですが。(笑)

ノラネコさんの描かれている約20分の短縮、これが私はこの作品の唯一ざんねんな点です。オリジナルを見て知っていれば問題ないですが、知らずに見ると話が余りに飛びすぎだと思いました。私が後からオリジナルを見たから余計そう感じるのかもしれません。

アカデミーは仕方ないですね、仰る通り西部劇とSFに冷たいですし、ジェフは昨年獲っちゃいましたから。
2011/03/20(日) 20:17:03 | URL | KLY #5spKqTaY[ 編集]
こんばんは
>KLYさん
私は逆にオリジナルの前半は丁寧過ぎてやや冗長ではと思っていたので、この位でいいかなあと。
一箇所ですむ描写を二回に分けたり、あまり重要でないキャラまで描写したりしてたし。
アカデミー賞は確かにその通りですね。
最後は「許されざる者」ですか。
もう19年も前の作品なんですねえ。
2011/03/20(日) 22:33:35 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
ノラネコさんの言葉を借りれば、「復讐の代償」が一気に最後にこれでもかこれでもかと連続して表れ、その様はまことに圧巻でした。
マティの気丈さ、と同時に牧場主の娘としての育ちの良さが隠れてしまうほどの気丈も感じました。あの時代、荒くれ男にまじって自分を貫いたマティの波乱なる人生が目に浮かぶようです。
同時に、星空の凄さ。。。ああいう星空を見たのは何時だったか、、私もまた自分の荒野に行きたくなってます。
判りづらい英語でしたが、2回観てようやく吸収しました。
裁判の場面や主人公達の服装も、他の映画と比較できて楽しく鑑賞しました。ブーツや服装などの描写時間も結構あって、そのような詳細も誠に楽しめました。サントラも購入しこれから楽しみ楽しみ。
3 to 10: Yumaもこれも血気盛んな監督の手により時代劇がよみがえったことに感謝です。
荒くれ男が無茶しまくる西部劇なのですがとっても上質なる描写を見せた本作であるがゆえに、だれにでもわかる凄いパンチを含んだBlack SwanやThe Fighterにアカデミー賞を持っていかれたのはむべなるかなと思います。Black Swanを観た後で、毒消しの意味でKing's Speechを観て心の平安を回復できた日でした。
コメントがずれてしまったのでずれを猛威一回増幅して思うこととして、2010年のアカデミー賞レースは秀作の連発だったと思います。「皮肉にも天は同時代に複数の伝承者を生み出してしまった」という一子相伝・北斗神拳の伝承者リュウケンの言葉を思い出します。

また、あまり意味のある比較ではないと自分でも思うのですが、コーエン兄弟が大恐慌を背景に描いたSea Biscuitとランドール・ウォレスが監督した昨年のSecretariatを比べてみて、コーエン兄弟のメッセージ性と娯楽の両立振りにいまさらながら感心します。誤解の無いように書いておきたく思いますが、Secretariatもいい映画内容だったと思います。
2011/03/21(月) 06:17:26 | URL | バスタ #mQop/nM.[ 編集]
久しぶりの良質西部劇
こんにちは。
停電とか電車運休で、しばらく映画をあきらめていたのですが、貴重な上映映画にこの作品があって観てきました!
西部劇というのは本来男性が好むのでしょうが、私(女)でも十分楽しめました~リメイクらしいですが、前作未見です。
でも、広大な平原を馬を蹴って走ったり、二丁拳銃の早撃ちなど、往年の西部劇の必須シーンがあって懐かしかったです。
何と言ってもジェフ・ブリッジスが上手く、見ている私もマティと同じように彼に惚れてしまったようです。
マティが生涯独身だったのはヘビに噛まれて片腕がないせいだけではなく、ルースターのせいかも?
ノラネコさんの評価に納得です。
2011/03/21(月) 15:17:48 | URL | karinn #9yMhI49k[ 編集]
こんばんは
>バスタさん
昔砂漠に彗星を見に行った事があります。
都会で見てる星は天球のほんのわずかという事を実感する、本当に物凄い星空でした。
本作のクライマックを観ながら、その時のことを思い出していました。
本当に今年のオスカーレースは粒揃いなのがよくわかります。
どれがとっても納得ですが、今まで観たなかでは私的チョイスは本作かな。
Secretariatは観てませんが、ランドール・ウォレスなら一定のクオリティは期待できそうですね。
あれ、でも「シービスケット」はゲイリー・ロスじゃなかったでしたっけ?

>karinnさん
>マティが生涯独身だったのはヘビに噛まれて片腕がないせいだけではなく、ルースターのせいかも?
なるほど。
ある種の恋心という訳ですね。
私はどちらかと言うと失ったた父に対する想いや友情に近い感情かと思いましたが、そう考えるとロマンチック。
ちなみにあのラストはオリジナルと見比べるとより感慨深いですよ。
ジョン・ウェインの方もおすすめです。
2011/03/21(月) 22:21:25 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
「シービスケット」の監督。ゲイリー・ロスです。ご指摘の通りです。不明を恥じ入ると共に、ご指摘有難うございます。なぜか、ずっとコーエン兄弟だと思い込んでいたようです。2日間で10本映画を観ると、その後、自分自身が使い物にならないです(疲れます)。本職として映画を観続ける人たちの大変さの一片を知った気がします。
2011/03/21(月) 23:20:43 | URL | バスタ #mQop/nM.[ 編集]
復讐の代償
TBとコメントありがとうございました。
実は、私の所からノラネコさんの所へは、何度TBしてもうまく行かないので、TBのお返しが出来ません。申し訳ありません。
「ヒックとドラゴン」との類似性は、私も見ててすぐ思いました。本作はC・ポーティスの原作通りの映画化だそうですが、そうすると40年以上前の原作に、既に復讐の代償の重さが描かれていたことになりますね。今の時代こそ、読み返すべき作品なのかも知れません。
2011/03/22(火) 02:05:58 | URL | Kei #BxQFZbuQ[ 編集]
こんばんわ
1969年版は未見だったので、これを機に一度見てみます。
オリジナルの面白さと、コーエンがどんな味付けでリメイクしたのかを楽しみたいと思います。
2011/03/23(水) 21:24:38 | URL | にゃむばなな #-[ 編集]
こんばんは
>バスタさん
二日で10本ですが、それはお疲れ様でした。
私も昔は平気でその位観てましたが、最近では2本見ると疲れます。

>Keiさん
すみません、お手数おかけしました。
最近また幾つかのブログと相性悪いようです。
そうですが、あのラストは原作通りなのですが。
すると、旧作の方がテーマ的には映画オリジナルの色彩が強いと言う事ですね。
原作ちょっと読んでみたくなりました。

>にゃむばななさん
リメイクと味わいは異なりますが、旧作もなかなかの名品です。
本作と見比べると、アメリカ史の移り変わりの一端が見えて興味深いと思いますよ。
個人的には続編の「オレゴン魂」も好きです。
2011/03/24(木) 22:40:45 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
とかげのコグバ―ン
「勇気ある追跡」(69)とは、コグバ―ンの隻眼の位置が違うのですネ(「勇気ある~」はアイ・パッチが左目側)。何か理由でもあるのかな。


ノラネコ様、今晩は。

ジョン・ウェイン氏がプロデュサーどころか監督まで務めた「アラモ」(60)のリメイク時では、色々な意味においてこれほど比べられる機会は無かったのでは、と記憶しているのですが。やっぱりアカデミー主演男優賞獲得って、本当に重いのですね。


>続編の「オレゴン魂」も好き

同感です。純粋に娯楽西部活劇として、肩の力を抜いて楽しめるのは、むしろこちらの方なのではないかな。

「ゾンビ」(78)だってリメイクされたのですし、

「ROOSTER COGBURN」(75)

も、どなたかチャレンジしてくれないかな~


計画停電のおかげで、通勤圏内にある2箇所のシネコンはどちらも大幅に上映回数を短縮、どころか片方は丸々一週間休館となっちまった程でして、ようやく鑑賞かないました。

全く停電圏外な東京23区内がウラヤマシイ。そういった意味でもこの「トゥルー・グリット」、忘れ難い1本となりそうです(笑)。
2011/03/27(日) 21:25:29 | URL | 埼玉の孤狼 #-[ 編集]
こんばんは
>埼玉の孤狼さん
計画停電というか無計画停電は大変ですね。
23区は基本入ってないですけど、シネコンの多くはレイト中断しているので、レイト派としては痛いところです。
それはそうと、「オレゴン魂」これ昔日曜洋画劇場で初めて観たのですけど、いい意味で大らかなスター映画でした。
ガトリンク砲なんて反則技も外連味があってよかったし、誰かリメイクしてほしいですね。
2011/03/27(日) 23:20:06 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
こんばんは
ノラネコさん、こんばんは!

コーエン兄弟の作品だからとへんに身構えて観たのがよくなかったです。
ノラネコさんの記事を読んで思ったのですが、オリジナルなど王道西部劇をある程度わかって観た方がいいですねえ。
僕は最近の西部劇、王道からちょっとひねったものを観ているのでオールドスタイルの西部劇ってあまり知らないんですよね。
そういうのを知っていたほうが楽しめるのかなと思いました。
2011/04/11(月) 22:17:39 | URL | はらやん #-[ 編集]
こんばんは
>はらやんさん
そうかもしれませんね。
コーエン兄弟は旧作の影響は受けてないと言ってますが、これはやはりハリウッドの長い歴史があって初めて生まれた作品だとおもいます。
マカロニなどは三池監督やタランティーノの影響もあって、結構今でもファンが多いですけど、案外本家ハリウッドのクラッシックって日本では忘れられてるかも。
2011/04/12(火) 00:01:03 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
こんにちはー
こんにちはー。

この映画、春期講習で疲れ切った状態で観に行ったのですが、思いっきり引き込まれてしまいました。キャラクターへの感情移入のさせ方、各小イベントの小気味よさ&意味付け、そしてクライマックスでの盛り上がり、その後のエピローグの感動...もうさすがとしか言いようがありませんね。(とは言え、そんな分析チックなことは観賞後に考えただけで、実際には引き込まれっぱなしだったわけですが)
2011/04/29(金) 15:27:45 | URL | マサル #qDBtKGMg[ 編集]
こんばんは
>マサルさん
鮮烈な一本でした。
クライマックスからの画力でグイグイと引き込まれ、最後まで圧倒されっぱなしでした。
コーエン兄弟にとっても新たな代表作になったのではないでしょうか。
2011/04/30(土) 15:02:12 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
リメイクなのに大成功
ノラネコさん、こんにちは☆
オリジナルをご覧になっているのですね。
私は観てないので、ある意味新鮮でした。
きっとオリジナルは当時の映画がみなそうだったように、もっともっとまったりした展開だったのだろうと思われますが、リメイクでもその辺の雰囲気はなくさず、でも飽きさせず見せてくれましたね。
マティの復讐を遂げた代わりに払った代償~なるほどです。
息子は間もなく14歳。マティのように逞しくなれるのかしら・・・?
2011/06/05(日) 00:10:49 | URL | ノルウェーまだ~む #gVQMq6Z2[ 編集]
こんばんは
>ノルウェーまだ~むさん
オリジナルを知っていてもフレッシュな印象で楽しめました。
そうですね、確かにジョン・ウェイン版はもっとまったりしていました。
クライマックスからの展開のハードさは今の時代ならではかもしれません。
2011/06/06(月) 00:56:36 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
だいぶ前の記事に今更のコメント、申し訳ありません。
個人的に西部劇には疎く、劇場スルーした今作なのですが、先日、ジェフ・ブリッジス目当てで、なんとはなしにブルーレイで鑑賞して、劇場で観なかったことを心の底から後悔しました。

リトルブラッキーに乗って疾走するクライマックスは、まさに圧巻!でした。
あのシーンの鑑賞中は、完全に映像と音楽に呑まれていて、何も考える余裕がなかったので(笑)ノラネコさんの挿入歌に対する考察など、非常に興味深く読ませていただきました。

ヘイリーちゃんも、前評判通りの堂々たる演技で、すっかりファンになってしまいました。オスカー受賞は逃しましたが、年齢を考えるとかえってよかったような気もしてます(笑)
2011/11/14(月) 01:44:32 | URL | morgane #-[ 編集]
こんばんは
>morganeさん
ありがとうございます。
正に西部劇の歴史に残る新たな金字塔でした。
二度映画館で見ましたが、やはりあのクライマックスでは圧倒され、不思議と涙が流れてきます。
ヘイリー・スタインフェルドは「ロミオとジュリエット」が待機してるので、楽しみですね!
2011/11/16(水) 22:27:16 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
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注・内容に触れています。製作総指揮にスティーヴン・スピルバーグ、ジョエルイーサン・コーエン監督によるチャールズ・ポーティス原作の映画化『トゥルー・グリット』 物語・父親を殺された14歳の少女マティ(ヘ
2011/03/26(土) 22:32:16 | 映画雑記・COLOR of CINEMA
でっぷりと膨らんだお腹をさらけ出し、いぎたなく眠りこけたりしてしまうジェフ・ブリッジスの演技がなんとも素晴らしい、ジョエル&イーサン・コーエン兄弟の最新作『トゥルー・グリット』。 ジェフ・ブリッジス演じる酔いどれ保安官、コグバーンだけじゃなく、頑なで...
2011/03/27(日) 01:51:06 | Viva La Vida! <ライターCheese の映画やもろもろ>
父親を殺された14歳の少女マティ(ヘイリー・スタインフェルド)は、真の勇気を持つといわれる保安官のコグバーン(ジェフ・ブリッジス)に犯人の追跡を依頼。 テキサス・レンジャーのラビーフ(マット・デ...
2011/03/27(日) 19:14:10 | 心のままに映画の風景
 TRUE GRIT  19世紀後半、西部開拓時代のアメリカ。アーカンソーに住む14歳の少女マティ (ヘイリー・スタインフェルド)は、父を殺した犯人を追うため、「真の勇者(トゥルー・ グリット)」と...
2011/03/27(日) 20:29:22 | 真紅のthinkingdays
【=17 -3-】 木曜日、仕事の一貫で大阪府池田市内をママチャリ乗って一日中爆走、さっきマピオンキョリ測でポチポチと走行距離を大雑把に計ってみたら、なんと30?くらいを走っていた。 途中雨は降るし、ポータルナビゲーションのバッテリーは切れるし、せっかく登り切っ...
2011/03/29(火) 10:17:26 | 労組書記長社労士のブログ
 『トゥルー・グリット』をTOHOシネマズ六本木で見てきました。 (1)ことさらな西部劇ファンでもなく、またコーエン兄弟の作品に通じているわけでもないため、本作品についての事前の情報など何もなしに、ただ『ヒア アフター』のマット・デイモンが出演しているというの...
2011/04/02(土) 08:19:27 | 映画的・絵画的・音楽的
映画『トゥルー・グリット』は、コーエン兄弟監督作品らしからぬ正統派西部劇。衒いの
2011/04/03(日) 00:32:26 | 大江戸時夫の東京温度
    □作品オフィシャルサイト 「トゥルー・グリット」□監督・脚本 ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン □原作 チャールズ・ポーティス □キャスト ジェフ・ブリッジス、マット・デイモン、ジョシュ・ブローリン、ヘイリー・スタインフェル...
2011/04/03(日) 08:28:00 | 京の昼寝~♪
69年のジョン・ウェイン主演西部劇「勇気ある追跡」の原作ともなった チャールズ・ポーティスの同名小説を、「ファーゴ」「ノーカントリー」の コーエン兄弟が「クレイジー・ハート」のジェフ・ブリッジスを主演に 迎えて再映画化。 父を殺した犯人への復讐を誓い、2人…
2011/04/05(火) 01:39:46 | だらだら無気力ブログ
『 トゥルー・グリット 』 (2010)  監  督 :ジョエル・コーエン、イーサン・コーエンキャスト :ジェフ・ブリッジズ、マット・デイモン、ジョシュ・ブローリン、ヘイリー・スタインフェルド、バリ...
2011/04/09(土) 01:22:15 | さも観たかのような映画レビュー
【TRUE GRIT】 2011/03/18公開 アメリカ PG12 110分監督:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン出演:ジェフ・ブリッジス、マット・デイモン、ジョシュ・ブローリン、バリー・ペッパー、 ...
2011/04/10(日) 15:01:03 | 映画鑑賞★日記・・・
ジョン・ウェインがオスカーを受賞した「勇気ある追跡」のオリジナル原作を、「ノーカントリー」のジョエル&イーサン・コーエンが新たに映画化。父親を殺された少女が、二人の男 ...
2011/04/14(木) 16:32:49 | パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ
2010年のアメリカ映画、「トゥルーグリット」(監督:コーエン兄弟)です。TOHOシネマズ六本木スクリーン2で観賞しました。 1・2月は入試直前期のために劇場にあまり行けず、さらに3月初旬はスキー漬けで劇場に行けず、「さぁこれから」と思っていたらあの大震災が..?...
2011/04/26(火) 10:55:56 | Men @ Work
 親は西部劇が好きなのですが、親父が見る西部劇はどうも古くさくて好きになれなかったんです。と言うわけでまともに西部劇を見た事もなかったのですが、うちの親父の好きだった作品の1つ勇気ある追跡がコーエン兄弟によってリメイクされるという事で観に行こうと思って?...
2011/05/07(土) 01:18:58 | よしなしごと
ブログネタ:GW中に見た映画、読んだ小説や漫画 参加中 月一回行っている脚本ゼミのメンバーで行く 映画を観る会。 この回は私が作品を選ぶことになっているのだけれど、 何かピンとくる作品がない。 「ザ・ファイター」と悩んだのですがこちらにしました。 ?...
2011/05/16(月) 08:26:43 | 映画、言いたい放題!
☆すっかり、王道の物語を撮れるようになったコーエン兄弟監督作である。  かつての、ジョン・ウェイン主演西部劇のオリジナル原作を映画化したとのこと。  ・・・父親を殺された娘が、保安官を雇い、インディアン居留地に逃亡した犯人を追う。  犯人には多くの前科...
2011/05/17(火) 22:39:23 | 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
アカデミー賞作品賞、主演男優賞ほか10部門でノミネート、監督にコーエン兄弟、製作総指揮にスティーヴン・スピルバーグという豪華布陣の話題作。 コーエン兄弟とスピルバーグという組み合わせ自体に違和感を感じないでもないけど、大物が足を引っ張り合わずにきちんと仕...
2011/06/04(土) 23:43:37 | ノルウェー暮らし・イン・London
この物語は一見すると「大人たちの手を借りながらも、 最後には立派に父親の敵を討つ、けなげな14歳の少女の物語」 のように見えるし、事実、表面上はそうなんですけれど、 内 ...
2011/06/09(木) 21:46:14 | 23:30の雑記帳
西部劇、というだけでこの作品に何かのレッテルを張っているっぽく感じてしまうほど。 というのは 例えば、この映画に登場する「風景」 脳裏に焼き付いた景色やシーンがたくさん。 それが再現されることを目的に、また劇場に行ってしまうかもな自分がいる。 あるいは、...
2011/06/10(金) 01:27:04 | 日々 是 変化ナリ ~ DAYS OF STRUGGLE ~
劇中にも何度か出てくる真の勇気 正しいと信じるものを貫き行動する 死の谷を歩こうともわたしは恐れない この少女、マティの鉄の意志 これは、掲げる正義が正しいかどうかということよりも 正し...
2011/06/15(水) 01:14:10 | as soon as
TRUE GRIT/10年/米/110分/ドラマ/PG12/劇場公開 監督:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン 製作:ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン 製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ 原作:チャールズ・ポーティス『トゥルー・グリット』 脚本:ジョエル・...
2011/09/10(土) 00:33:24 | 銀幕大帝α
これ、劇場で見逃した作品 DVDでニューリリースされた。 解説 監督に『ノーカントリー』のジョエル、イーサン・コーエン、 製作総指揮にスティーヴン・スピルバーグという豪華タッグ で映画化したヒューマンドラマ。 ある少女が2人の男と共に、父親殺しの犯...
2011/09/19(月) 01:51:12 | A Day In The Life
父親を殺された少女の復讐とロードムービーな感じでウエスタン。 頭を使った巧みな交渉術からこの主人公の少女マティが賢い少女だとわかる。飲んだくれの連邦保安官コグバーン、テキサス・レンジャーのラビーフを加えたこの3人が主人公ですね。 西部劇特有の悠然と構え...
2011/09/29(木) 11:16:44 | いやいやえん
「ノー・カントリー」「バーン・アスター・リーディング」などの作品で知られる米監督ジョエル&イーサン・コ^エンがメガホンを執った西部劇「トゥルー・グリット」(原題=真の勇気、2010年、米、110分、パラマウント映画配給)。この映画は、ジョン・ウエイン及...
2011/10/09(日) 22:34:33 | シネマ・ワンダーランド
監督 ジョエル・コーエン/イーサン・コーエン 主演 ジェフ・ブリッジス 2010年 アメリカ映画 110分 西部劇 採点★★★ 批評家やマニアの受けはすこぶる良いコーエン兄弟。何かしらの映画祭で話題になりますよねぇ。「映画祭向けに作ってんじゃないのか?」って思…
2011/10/13(木) 06:21:16 | Subterranean サブタレイニアン
トゥルー・グリット 父親を殺された少女が 仇を討つ為に悪名高い保安官を雇うが... 【個人評価:★★★ (3.0P)】 (自宅鑑賞) 原題:True Grit(本物の勇者) 『勇気ある追跡』(1969年)のリメイク
2012/03/25(日) 02:13:34 | cinema-days 映画な日々
あらすじ14歳のマティは、父親を殺して逃走したトム・チェイニーに復讐する為、隻眼の保安官コグバーンに協力を求めるが・・・。解説『華麗なる賭け』が『トーマス・クラウン・ア...
2012/04/03(火) 19:29:12 | 虎党 団塊ジュニア の 日常 グルメ 映...
あらすじ14歳のマティは、父親を殺して逃走したトム・チェイニーに復讐する為、隻眼
2012/04/03(火) 19:29:17 | 虎団Jr. 虎ックバック専用機
久々に大好きな西部劇映画です。 本格的なウエスタンは『3時10分、決断のとき』以来1年半ぶり。 1969年に公開された《勇気ある追跡》のリメイクです。 前作は主演がジョン・ウェインで、確かオスカーを獲ったはずと記憶しています。 当時はアメリカン・ニュー・シネマが全盛だった時代。 そんな頃でしたから、いくら西部劇が好きだといっても、ジョン・ウェインの超保守的な作品なんてわざわ...
2014/09/30(火) 14:21:32 | 黄昏のシネマハウス