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2011年03月27日 (日) | 編集 |
年老いた奇術師が孤独な少女に出会った時、半世紀の時を越えて銀幕が魔法に包まれる!
「イリュージョニスト」は「ベルヴィル・ランデブー」で知られるシルヴァン・ショメ監督が、母国の偉大な喜劇王、ジャック・タチの遺稿を元に作り上げた長編アニメーション。
1959年のスコットランド、エジンバラを舞台に、時代の波間に消えようとしている旅回りの奇術師(イリュージョニスト)と彼を本物の魔法使いと信じる少女の、奇妙でちょっと切ない絆の物語が、詩情溢れる美しいアニメーションによって描かれる。
豊かな歴史を持つフランス映画のエスプリを、十二分に堪能できる傑作だ。
旅回りの老奇術師、タチシェフ(ジャン=クロード・ドンダ)は公演でスコットランドの片田舎の島を訪れる。
宿で働く少女アリス(エルダ・ランキン)が、破れた靴を履いている事に気付いたタチシェフは、島を去る前に彼女に赤い靴をプレゼントする。
ところが、タチシェフの事を夢をかなえてくれる魔法使いだと思い込んだアリスは、タチシェフの旅について来てしまう。
自分は奇術師で魔法使いではない、とアリスに伝えようとするタチシェフだが、ゲール語しか話せないアリスにはなかなか伝わらない。
エジンバラの劇場に仕事を得たタチシェフは、やむなくアリスと奇妙な二人暮らしを始めるのだが・・・
主人公のタチシェフ、彼のモデルはオリジナル脚本を書いたジャック・タチその人である。
1907年にパリ郊外で生まれ、その生涯に5本の長編劇場用映画と幾つかの短編、テレビ映画を残したタチは、ロシア系のフランス人で、本名をジャック・タチシェフと言い、若い頃はパントマイム役者として劇場に立った事もある。
寡作だが、彼の作品と自らが演じた“ユロ氏”のキャラクターは、フランスのみならず世界中の映画人に大きな影響を与え、今も様々な形で彼にオマージュを捧げる映画作家は数多い。
最近ではリドリー・スコット監督の「プロヴァンスの贈りもの」の劇中で、代表作の「ぼくの伯父さんの休暇」が上映されていた他、タチという名前の犬が登場していたのは記憶に新しい。
本作のシルヴァン・ショメもタチの崇拝者の一人で、その偏愛ぶりは前作「ベルヴィル・ランデブー」にも見て取れる。
ショメは、タチが50年代に書き、未映画化のままになっていた脚本「FILM TATI No.4」に、タチ映画に対する自らの映画的記憶をも加味して、何とも儚く美しい物語を作り上げている。
本作には台詞らしい台詞は殆ど無く、映画文法的にはあたかもサイレント映画の様だ。
何しろ主人公であるタチシェフは片言の英語しか話せないフランス人で、一方のアリスはケルトに由来するゲール語しか話さないので、言語によるコミュニケーションが成立しないのである。
そもそもアリスがタチシェフを魔法使いと思い込んでいるのも、言葉が通じない故なのだが、こうしたコミュニケーションのすれ違いというのは喜劇の定番手法の一つであり、タチの作品にも多々見られる。
まあ本作の場合は笑いをとるための設定ではないのだが、意味のある台詞はタチシェフと絡む仕事関係の英国人との間でごく僅かに交わされる程度で、基本的に物語は映像によって語られる。
アニメーション技法的には、手描きと3DCGのハイブリッドで、両方の特徴を上手く生かして深みのある映像世界を作り出している。
デザイン画がそのまま映画になったかの様な水彩調の背景はリリカルで美しく、反面雨や霧、太陽光といった気象の表現は実写と見紛うばかりに写実的なのが特徴だ。
人物は基本手描きで、それぞれのキャラクターは専属のリードアニメーターが担当し、ちょっとしたクセや日常の細やかな仕草も、終始一貫して付けられている。
心の機微までが伝わってくる丁寧なキャラクターアニメーションだが、実は本作にはクローズアップのカットが存在しない。
カメラは終始引き気味の画で、可能な限り登場人物の全身が映るフルショットで捉えており、全てのカットが美しい絵画の様に構図が決まっている。
このあたりの手法は、タチの演出術のアニメーション的な再解釈と言えるだろう。
ショメは、タチが若い頃に両親の会社で額装の仕事をしていた事、ミュージック・ホールの舞台に立っていた経験が、フィックスとフルショットを多用する、彼独特の演出に繋がっているという。
なるほどそう考えて観ると、本作の映像はまるで額縁の中の絵、或いは舞台を見ているかの様だ。
キャラクターから演出まで、確かに本作はタチとショメという全く世代の異なる優れた映画人による、時空を越えたコラボレーションなのである。
もちろん、ショメは単に彼の中のタチ的なるものをトレースしているだけではない。
クライマックスの、3DCGならではのスペクタクルな大スピン映像などは、21世紀のアニメーション作家として意地と主張を感じさせる印象的なカットだ。
さて、映画ファンにとって、この映画で最も幸福な瞬間は、物語の終盤に訪れる。
図らずもアリスと暮らす事になったタチシェフは、彼女の夢を壊さないために、舞台の仕事だけでなく、慣れない洗車の仕事やデパートのショーケースの中での広告マジックという屈辱的な仕事までしてお金を作り、アリスに服や靴を買い与える。
だが、アリスにとってのタチシェフは、あくまでも自分の夢をかなえてくれる魔法使いで、恋人でも父親でもないのである。
タチシェフが仕事に明け暮れる間に、アリスは近所に住む青年と仲良くなる。
ある日、アリスと青年のデートを目撃してしまったタチシェフは、あわてて隠れようとして映画館に飛び込むのだが、そこで上映されているのが何と「ぼくの伯父さん」なのだ。
スクリーンの中のユロ氏(演じるは本物のタチ)とアニメーションで描かれたタチシェフは、しばしびっくりした様にお互いを見つめ合う。
実写とアニメーションという違いも、半世紀の時の隔たりも、軽々と乗り越えるこれぞ映画の奇跡を感じる瞬間ではないか!
そして、もうアリスに魔法使いは必要無い事を悟ったタチシェフは、彼女を残して再び孤独な旅に出る。
この時の彼は、既にイリュージョニストではない。
テレビとロックンロールの時代に、タチシェフの様な旅回りの芸人はもはや必要とされない。
仲間の腹話術師は人形を売ってホームレスとなり、アクロバット芸人はその技を生かして看板描きに転身、皆違う人生を歩み始める。
タチシェフもまた、奇術道具を売り払い、相棒のウサギを野に放してから旅立つのである。
物語の最後に、タチシェフがなぜアリスにあれほど親身になっていたのかという“理由”が明らかになる。
彼の終の旅路がどこへ向うのか、映画は明らかにはしないが、アリスとの生活に叶う事の無い魔法を見ていたのは、実はタチシェフの方だったのかもしれない。
「イリュージョニスト」は、シルヴァン・ショメが「ベルヴィル・ランデブー」にタチの「新のんき大将」の映像を使うために、権利者の中で唯一存命だった娘のソフィア・タチシェフに連絡を取った事から企画がスタートした。
ショメの仕事を気に入ったソフィアは、作品の使用を快諾しただけでなく、本作の脚本をショメに託し、四ヵ月後に亡くなったという。
こうして20世紀のフランス喜劇を代表するジャック・タチと、21世紀のフランスアニメーション界のエース、シルヴァン・ショメという二つの才能は、運命に導かれる様に出会い、宝石の様な美しい映画が生まれた。
ノスタルジックな映像はどこまでも切なく、去り行く者とその時代へと注がれる眼差しは優しい。
ジャック・タチとその作品を知っている方が深く堪能出来る事は間違いないが、仮に観た事が無くても、これ単体で十分に楽しめる作品である。
今回は奇術師の物語という事で、「マジック・トレース」をチョイス。
バーボン36ml、ドランブイ24ml、それにベルモット、オレンジジュース、レモンジュースをそれぞれティースプーン1杯づつ。
これらをシェイクして、グラスに注いで完成。
柑橘類のフレッシュな酸味と甘みはアリス、バーボンの深いコクはタチシェフを思わせ、ドランブイが二つを纏め上げて、じんわりと余韻を持たせる。
酒の味のコラボレーションを楽しめる一杯だ。
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「イリュージョニスト」は「ベルヴィル・ランデブー」で知られるシルヴァン・ショメ監督が、母国の偉大な喜劇王、ジャック・タチの遺稿を元に作り上げた長編アニメーション。
1959年のスコットランド、エジンバラを舞台に、時代の波間に消えようとしている旅回りの奇術師(イリュージョニスト)と彼を本物の魔法使いと信じる少女の、奇妙でちょっと切ない絆の物語が、詩情溢れる美しいアニメーションによって描かれる。
豊かな歴史を持つフランス映画のエスプリを、十二分に堪能できる傑作だ。
旅回りの老奇術師、タチシェフ(ジャン=クロード・ドンダ)は公演でスコットランドの片田舎の島を訪れる。
宿で働く少女アリス(エルダ・ランキン)が、破れた靴を履いている事に気付いたタチシェフは、島を去る前に彼女に赤い靴をプレゼントする。
ところが、タチシェフの事を夢をかなえてくれる魔法使いだと思い込んだアリスは、タチシェフの旅について来てしまう。
自分は奇術師で魔法使いではない、とアリスに伝えようとするタチシェフだが、ゲール語しか話せないアリスにはなかなか伝わらない。
エジンバラの劇場に仕事を得たタチシェフは、やむなくアリスと奇妙な二人暮らしを始めるのだが・・・
主人公のタチシェフ、彼のモデルはオリジナル脚本を書いたジャック・タチその人である。
1907年にパリ郊外で生まれ、その生涯に5本の長編劇場用映画と幾つかの短編、テレビ映画を残したタチは、ロシア系のフランス人で、本名をジャック・タチシェフと言い、若い頃はパントマイム役者として劇場に立った事もある。
寡作だが、彼の作品と自らが演じた“ユロ氏”のキャラクターは、フランスのみならず世界中の映画人に大きな影響を与え、今も様々な形で彼にオマージュを捧げる映画作家は数多い。
最近ではリドリー・スコット監督の「プロヴァンスの贈りもの」の劇中で、代表作の「ぼくの伯父さんの休暇」が上映されていた他、タチという名前の犬が登場していたのは記憶に新しい。
本作のシルヴァン・ショメもタチの崇拝者の一人で、その偏愛ぶりは前作「ベルヴィル・ランデブー」にも見て取れる。
ショメは、タチが50年代に書き、未映画化のままになっていた脚本「FILM TATI No.4」に、タチ映画に対する自らの映画的記憶をも加味して、何とも儚く美しい物語を作り上げている。
本作には台詞らしい台詞は殆ど無く、映画文法的にはあたかもサイレント映画の様だ。
何しろ主人公であるタチシェフは片言の英語しか話せないフランス人で、一方のアリスはケルトに由来するゲール語しか話さないので、言語によるコミュニケーションが成立しないのである。
そもそもアリスがタチシェフを魔法使いと思い込んでいるのも、言葉が通じない故なのだが、こうしたコミュニケーションのすれ違いというのは喜劇の定番手法の一つであり、タチの作品にも多々見られる。
まあ本作の場合は笑いをとるための設定ではないのだが、意味のある台詞はタチシェフと絡む仕事関係の英国人との間でごく僅かに交わされる程度で、基本的に物語は映像によって語られる。
アニメーション技法的には、手描きと3DCGのハイブリッドで、両方の特徴を上手く生かして深みのある映像世界を作り出している。
デザイン画がそのまま映画になったかの様な水彩調の背景はリリカルで美しく、反面雨や霧、太陽光といった気象の表現は実写と見紛うばかりに写実的なのが特徴だ。
人物は基本手描きで、それぞれのキャラクターは専属のリードアニメーターが担当し、ちょっとしたクセや日常の細やかな仕草も、終始一貫して付けられている。
心の機微までが伝わってくる丁寧なキャラクターアニメーションだが、実は本作にはクローズアップのカットが存在しない。
カメラは終始引き気味の画で、可能な限り登場人物の全身が映るフルショットで捉えており、全てのカットが美しい絵画の様に構図が決まっている。
このあたりの手法は、タチの演出術のアニメーション的な再解釈と言えるだろう。
ショメは、タチが若い頃に両親の会社で額装の仕事をしていた事、ミュージック・ホールの舞台に立っていた経験が、フィックスとフルショットを多用する、彼独特の演出に繋がっているという。
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もちろん、ショメは単に彼の中のタチ的なるものをトレースしているだけではない。
クライマックスの、3DCGならではのスペクタクルな大スピン映像などは、21世紀のアニメーション作家として意地と主張を感じさせる印象的なカットだ。
さて、映画ファンにとって、この映画で最も幸福な瞬間は、物語の終盤に訪れる。
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この時の彼は、既にイリュージョニストではない。
テレビとロックンロールの時代に、タチシェフの様な旅回りの芸人はもはや必要とされない。
仲間の腹話術師は人形を売ってホームレスとなり、アクロバット芸人はその技を生かして看板描きに転身、皆違う人生を歩み始める。
タチシェフもまた、奇術道具を売り払い、相棒のウサギを野に放してから旅立つのである。
物語の最後に、タチシェフがなぜアリスにあれほど親身になっていたのかという“理由”が明らかになる。
彼の終の旅路がどこへ向うのか、映画は明らかにはしないが、アリスとの生活に叶う事の無い魔法を見ていたのは、実はタチシェフの方だったのかもしれない。
「イリュージョニスト」は、シルヴァン・ショメが「ベルヴィル・ランデブー」にタチの「新のんき大将」の映像を使うために、権利者の中で唯一存命だった娘のソフィア・タチシェフに連絡を取った事から企画がスタートした。
ショメの仕事を気に入ったソフィアは、作品の使用を快諾しただけでなく、本作の脚本をショメに託し、四ヵ月後に亡くなったという。
こうして20世紀のフランス喜劇を代表するジャック・タチと、21世紀のフランスアニメーション界のエース、シルヴァン・ショメという二つの才能は、運命に導かれる様に出会い、宝石の様な美しい映画が生まれた。
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