2011年09月08日 (木) | 編集 |
人間とは、滑稽な生き物なり。
「女と銃と荒野の麺屋」は、コーエン兄弟のデビュー作として知られる、1984年製作のクライム・ムービーの傑作「ブラッド・シンプル」を、中国を代表する巨匠チャン・イーモウがリメイクした作品だ。
舞台はテキサスの片田舎から、古の中国の荒野に移され、ハードボイルドなタッチはコメディ調となったが、全体のプロットはオリジナルにかなり忠実で、今更ながらコーエン兄弟の創造した物語の面白さを実感する。
人里はなれた荒野で、麺料理屋を経営するワン(ニー・ダーホン)は、警官のチャン(スン・ホンレイ)から若い妻(ヤン・ニー)と従業員のリー(シャオ・シェンヤン)が浮気をしている事を知らされる。
激怒したワンは、15貫という巨額の金を提示し、チャンに二人の殺害を依頼する。
だがチャンは、二人を殺したフリをして金をせしめると、妻から盗んだ拳銃でワンを射殺して逃亡。
店に戻ったリーは、血だらけで死んでいるワンと、その傍らに置かれた妻の銃を発見し、彼女がワンを殺したと早合点してしまう。
事件を隠滅しようと、一人ワンの死体を運び出し、荒野に埋めようとするリー。
一方、現場に決定的な証拠を残してきた事に気づいたチャンも、それを取り戻すために再び店に戻るのだが・・・
本作が作られたのは、先日公開された「サンザシの樹の下で」よりも早い2009年。
ほぼコンスタントに日本公開されてきたチャン・イーモウ作品としては、ずいぶん時間がかかったが、なるほど観て納得。
いや、別に出来が悪い訳ではないが、商品としては何とも売り難い珍品なのである。
巨匠の重厚な時代劇を期待する観客は、突然目に飛び込んでくるチープな極彩色の世界に、三池崇史の映画に迷い込んだのかと戸惑う事だろう。
冒頭、麺屋にやって来た奇怪な姿をした西洋人が、妻に銃を売りつける。
荒野の街道にあるこの店には、傲慢な店主のワンと彼に虐待されている妻、修行中の麺職人のリー、凹凸カップルのジャオとチェンの5人が暮らしている。
一応設定としては、清朝頃の中国の様だが、火星を思わせるオレンジ色の荒野に、ポツンと店が建っているシュールな風景、ド派手な衣装のエキセントリックな店の住人たち、まるでパトカーのサイレンのような音を響かせる奇妙な風車を装備した、黒ずくめの怪しげな警官隊など、ビジュアルはまじめな時代劇というよりもほとんどファンタジーだ。
そもそも誰一人として客のいない店の店主が、何故か大金持ちという設定は、どう考えても無理があるのだが、漫画的にぶっ飛んだ世界観のおかげであまり気にならない。
27年前に、若きコーエン兄弟が作り上げたオリジナルの「ブラッド・シンプル」は、テキサスの茹だる様な日差しの中、日常の倦怠感を纏った登場人物たちが繰り広げる、ハードでシニカルなスリラーだった。
チャン・イーモウは、おそらくその出来過ぎなほどに凝った作劇と、誤解と不信渦巻く人間模様に滑稽さを感じたのだろう。
オリジナルの隠し味であるブラックなユーモアを強調し、どちらかと言えばサスペンスフルなコメディとして本作をリメイクしている。
コーエン兄弟の物語に、彼らの盟友でもあるサム・ライミの外連味を加え、更にコテコテの中華味調味料で仕上げたという感じだろうか。
オリジナルでは、妻の浮気を知った酒場の店主が、探偵に“仕事”を依頼するが、本作では麺屋の主人ワンが金に目の眩んだ警官のチャンを買収する。
ニー・ダーホン演じる、まるで麿赤兒と南部虎弾を合体させたみたいなワンと、スン・ホンレイ演じる、真っ黒な鎧に身を包んだ警官チェンという、二人の悪党キャラクターが出色だ。
特に、ほとんど台詞を話さず、現場でも慎重の上にも慎重に行動し、一見するとものすごく“出来る男”っぽいチェンが、いちいち細かいミスを犯して状況を悪化させてゆくあたりは、本作にオリジナルには無い面白さを付与していると言って良いだろう。
無表情にミスに気づき、無表情にシマッタ感を漂わせるスン・ホンレイの芝居には、大笑いしてしまった。
だが対照的に、彼らと対立する妻とリー、特にリーのキャラクターが弱い。
理由は簡単で、オリジナルでは妻と若い愛人は本当に浮気しているのだが、こちらではリーはワンに隠れて妻の虐待の傷を治療しているだけ。
彼は妻に言い寄られてはいるが、実際に浮気をする勇気の無いヘタレなのである。
それぞれに心にやましい所のある登場人物たちが、ちょっとした勘違によってお互い疑心暗鬼になり、その結果滅びてゆくオリジナルとは人間関係が微妙に異なり、欲望が作り出す因果応報の面白さという構図が崩れている。
更に、本来のシンプルな四角関係に、コミックリリーフの凹凸カップルという笑わせるための要素が追加されていたり、事情を知らない妻がリーに不信を募らせる描写が殆ど無い為に、必然的にリーの比重が軽くなり、どうしてもワンとチェンというおっさん二人の強烈さに負けてしまうのである。
少なくとも凹凸カップルの件は、物語的に素晴らしく活かされている訳でも無いので、いっその事切ってしまっても良かった様な気がする。
もっとも、コメディ色が強いものの、殺人を巡る話の流れは意外なほどコーエン兄弟のオリジナルに忠実に展開し、そのプロットが絶妙に組まれている事に改めて唸らされる。
正直前半部分は少々退屈な時間もあるが、リーがワンの殺害に気づき、チャンとリーがそれぞれの思惑で動いてすれ違いを繰り返す辺りから、映画は徐々に緊迫感を増してゆく。
特に終盤、追い詰められた妻がチャンと対決するクライマックスでは、お笑い要素もほとんど引っ込み、イーモウの演出もコーエン兄弟へのリスペクトに溢れているので、両作を見比べても面白い。
オリジナルで印象的だった、撃ち込まれた銃弾の穴からもれる光の描写が、ある物を使ってそっくり再現されているのも見所だ。
思うにコーエン兄弟とチャン・イーモウは、国籍だけでなく作家性でもチリビーンズと中華麺位離れた存在。
中国版「ブラッド・シンプル」を期待して行くと裏切られた気持ちになるが、あくまでもあの作品にインスパイアされた別物と思えば、これはこれでなかなかに楽しめる一本だ。
今回は、乾燥した砂漠気候をキーワードに、中華料理にもアメリカ南西部でポピュラーなテクスメクス料理にも合う、ベトナムのビール「333」をチョイス。
旧フランス植民地ながら、熱帯のベトナムは非常にビールの人気が高く、このサイゴン・ブリューワリーの「333」は「シェア7割という国民的ビールで、南国らしくスッキリ爽やか。
「333」という数字は、西洋のラッキー7と同じで幸福のナンバー。
たっぷりとしたグラスに、氷を入れて飲むのがベトナム流で、暑さで溶ければ氷を継ぎ足す。
ベトナム料理屋さんによると、単に量を水増しするだけじゃなくて、悪酔い防止効果もあるらしいけど、本当かな?
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「女と銃と荒野の麺屋」は、コーエン兄弟のデビュー作として知られる、1984年製作のクライム・ムービーの傑作「ブラッド・シンプル」を、中国を代表する巨匠チャン・イーモウがリメイクした作品だ。
舞台はテキサスの片田舎から、古の中国の荒野に移され、ハードボイルドなタッチはコメディ調となったが、全体のプロットはオリジナルにかなり忠実で、今更ながらコーエン兄弟の創造した物語の面白さを実感する。
人里はなれた荒野で、麺料理屋を経営するワン(ニー・ダーホン)は、警官のチャン(スン・ホンレイ)から若い妻(ヤン・ニー)と従業員のリー(シャオ・シェンヤン)が浮気をしている事を知らされる。
激怒したワンは、15貫という巨額の金を提示し、チャンに二人の殺害を依頼する。
だがチャンは、二人を殺したフリをして金をせしめると、妻から盗んだ拳銃でワンを射殺して逃亡。
店に戻ったリーは、血だらけで死んでいるワンと、その傍らに置かれた妻の銃を発見し、彼女がワンを殺したと早合点してしまう。
事件を隠滅しようと、一人ワンの死体を運び出し、荒野に埋めようとするリー。
一方、現場に決定的な証拠を残してきた事に気づいたチャンも、それを取り戻すために再び店に戻るのだが・・・
本作が作られたのは、先日公開された「サンザシの樹の下で」よりも早い2009年。
ほぼコンスタントに日本公開されてきたチャン・イーモウ作品としては、ずいぶん時間がかかったが、なるほど観て納得。
いや、別に出来が悪い訳ではないが、商品としては何とも売り難い珍品なのである。
巨匠の重厚な時代劇を期待する観客は、突然目に飛び込んでくるチープな極彩色の世界に、三池崇史の映画に迷い込んだのかと戸惑う事だろう。
冒頭、麺屋にやって来た奇怪な姿をした西洋人が、妻に銃を売りつける。
荒野の街道にあるこの店には、傲慢な店主のワンと彼に虐待されている妻、修行中の麺職人のリー、凹凸カップルのジャオとチェンの5人が暮らしている。
一応設定としては、清朝頃の中国の様だが、火星を思わせるオレンジ色の荒野に、ポツンと店が建っているシュールな風景、ド派手な衣装のエキセントリックな店の住人たち、まるでパトカーのサイレンのような音を響かせる奇妙な風車を装備した、黒ずくめの怪しげな警官隊など、ビジュアルはまじめな時代劇というよりもほとんどファンタジーだ。
そもそも誰一人として客のいない店の店主が、何故か大金持ちという設定は、どう考えても無理があるのだが、漫画的にぶっ飛んだ世界観のおかげであまり気にならない。
27年前に、若きコーエン兄弟が作り上げたオリジナルの「ブラッド・シンプル」は、テキサスの茹だる様な日差しの中、日常の倦怠感を纏った登場人物たちが繰り広げる、ハードでシニカルなスリラーだった。
チャン・イーモウは、おそらくその出来過ぎなほどに凝った作劇と、誤解と不信渦巻く人間模様に滑稽さを感じたのだろう。
オリジナルの隠し味であるブラックなユーモアを強調し、どちらかと言えばサスペンスフルなコメディとして本作をリメイクしている。
コーエン兄弟の物語に、彼らの盟友でもあるサム・ライミの外連味を加え、更にコテコテの中華味調味料で仕上げたという感じだろうか。
オリジナルでは、妻の浮気を知った酒場の店主が、探偵に“仕事”を依頼するが、本作では麺屋の主人ワンが金に目の眩んだ警官のチャンを買収する。
ニー・ダーホン演じる、まるで麿赤兒と南部虎弾を合体させたみたいなワンと、スン・ホンレイ演じる、真っ黒な鎧に身を包んだ警官チェンという、二人の悪党キャラクターが出色だ。
特に、ほとんど台詞を話さず、現場でも慎重の上にも慎重に行動し、一見するとものすごく“出来る男”っぽいチェンが、いちいち細かいミスを犯して状況を悪化させてゆくあたりは、本作にオリジナルには無い面白さを付与していると言って良いだろう。
無表情にミスに気づき、無表情にシマッタ感を漂わせるスン・ホンレイの芝居には、大笑いしてしまった。
だが対照的に、彼らと対立する妻とリー、特にリーのキャラクターが弱い。
理由は簡単で、オリジナルでは妻と若い愛人は本当に浮気しているのだが、こちらではリーはワンに隠れて妻の虐待の傷を治療しているだけ。
彼は妻に言い寄られてはいるが、実際に浮気をする勇気の無いヘタレなのである。
それぞれに心にやましい所のある登場人物たちが、ちょっとした勘違によってお互い疑心暗鬼になり、その結果滅びてゆくオリジナルとは人間関係が微妙に異なり、欲望が作り出す因果応報の面白さという構図が崩れている。
更に、本来のシンプルな四角関係に、コミックリリーフの凹凸カップルという笑わせるための要素が追加されていたり、事情を知らない妻がリーに不信を募らせる描写が殆ど無い為に、必然的にリーの比重が軽くなり、どうしてもワンとチェンというおっさん二人の強烈さに負けてしまうのである。
少なくとも凹凸カップルの件は、物語的に素晴らしく活かされている訳でも無いので、いっその事切ってしまっても良かった様な気がする。
もっとも、コメディ色が強いものの、殺人を巡る話の流れは意外なほどコーエン兄弟のオリジナルに忠実に展開し、そのプロットが絶妙に組まれている事に改めて唸らされる。
正直前半部分は少々退屈な時間もあるが、リーがワンの殺害に気づき、チャンとリーがそれぞれの思惑で動いてすれ違いを繰り返す辺りから、映画は徐々に緊迫感を増してゆく。
特に終盤、追い詰められた妻がチャンと対決するクライマックスでは、お笑い要素もほとんど引っ込み、イーモウの演出もコーエン兄弟へのリスペクトに溢れているので、両作を見比べても面白い。
オリジナルで印象的だった、撃ち込まれた銃弾の穴からもれる光の描写が、ある物を使ってそっくり再現されているのも見所だ。
思うにコーエン兄弟とチャン・イーモウは、国籍だけでなく作家性でもチリビーンズと中華麺位離れた存在。
中国版「ブラッド・シンプル」を期待して行くと裏切られた気持ちになるが、あくまでもあの作品にインスパイアされた別物と思えば、これはこれでなかなかに楽しめる一本だ。
今回は、乾燥した砂漠気候をキーワードに、中華料理にもアメリカ南西部でポピュラーなテクスメクス料理にも合う、ベトナムのビール「333」をチョイス。
旧フランス植民地ながら、熱帯のベトナムは非常にビールの人気が高く、このサイゴン・ブリューワリーの「333」は「シェア7割という国民的ビールで、南国らしくスッキリ爽やか。
「333」という数字は、西洋のラッキー7と同じで幸福のナンバー。
たっぷりとしたグラスに、氷を入れて飲むのがベトナム流で、暑さで溶ければ氷を継ぎ足す。
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この記事へのコメント
ノラネコさん、こんにちは☆
そうそう、無表情なシマッタ感っていうのが、笑えますねー
漫画で言えば、汗だけがぴゅんぴゅん出ているかんじでしょうか。
オリジナルご存知なのですね。
私も一度見てみたいと思ってます。
そうそう、無表情なシマッタ感っていうのが、笑えますねー
漫画で言えば、汗だけがぴゅんぴゅん出ているかんじでしょうか。
オリジナルご存知なのですね。
私も一度見てみたいと思ってます。
リメイクがかなりコメディ色強く出てるので
笑えるかがキーですね~
わたしは笑えなかったけど
そのままなぞってリメイクよりは香港コメディでいったのが新鮮かもですね。 ヒットはしなかったようですけど、、、
笑えるかがキーですね~
わたしは笑えなかったけど
そのままなぞってリメイクよりは香港コメディでいったのが新鮮かもですね。 ヒットはしなかったようですけど、、、
>ノルウェーまだ~むさん
あのキャラが一番面白かったですよね。
「ノーカントリー」のハビエル・バルデムをマヌケにしたみたいで大笑いでした。
まあオリジナルとは全然別物ですが、、これはこれでありかな。
>migさん
コーエン兄弟のイメージが強いから、あのオープニングでとまどいました。
あそこで頭を切り替えられたんで、まあまあ楽しめましたが、結構好みはわかれそうです。
忠実に作ったら、それはそれで観たかったですけど。
あのキャラが一番面白かったですよね。
「ノーカントリー」のハビエル・バルデムをマヌケにしたみたいで大笑いでした。
まあオリジナルとは全然別物ですが、、これはこれでありかな。
>migさん
コーエン兄弟のイメージが強いから、あのオープニングでとまどいました。
あそこで頭を切り替えられたんで、まあまあ楽しめましたが、結構好みはわかれそうです。
忠実に作ったら、それはそれで観たかったですけど。
2011/09/10(土) 22:58:50 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
>あくまでもあの作品にインスパイアされた別物
まさにこれですよね。
そう、別物と思えばそこそこ面白いんです。
でもオリジナルと比べると、あれこれ言いたくなるんです。
そんな映画でしたね。
まさにこれですよね。
そう、別物と思えばそこそこ面白いんです。
でもオリジナルと比べると、あれこれ言いたくなるんです。
そんな映画でしたね。
>にゃむばななさん
チャン・イーモウがリメイクするって聞いた時は、まさかこの路線とは思わなかったですよ。
ハードに作ってもそれはそれで面白かったと思うんですけどね。
まあこれはこれという感じでしょうか。
チャン・イーモウがリメイクするって聞いた時は、まさかこの路線とは思わなかったですよ。
ハードに作ってもそれはそれで面白かったと思うんですけどね。
まあこれはこれという感じでしょうか。
2011/09/30(金) 22:46:30 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
>何とも売り難い珍品
なるほど言いえて妙だなぁ。
多分多くの人が監督に期待しているものとは全然違うでしょうし、
かといってコーエン兄弟ほどブラックかというとそうでもないし。
個人的にはこの手のコントラストと色彩が結構好きなのですが、
そこだけだったです。
なるほど言いえて妙だなぁ。
多分多くの人が監督に期待しているものとは全然違うでしょうし、
かといってコーエン兄弟ほどブラックかというとそうでもないし。
個人的にはこの手のコントラストと色彩が結構好きなのですが、
そこだけだったです。
2011/10/15(土) 23:12:36 | URL | KLY #5spKqTaY[ 編集]
>KLYさん
なんでこんなに日本公開遅れたんだろうと思ってたんですが、観て納得でした(笑
日本の観客がイーモウに求めるイメージを、良くも悪くも完全に裏切ってるんですよね。
ぶっちゃけ何故これを撮ったのだろうと思います。
多分新しい事やりたかったのかな。
なんでこんなに日本公開遅れたんだろうと思ってたんですが、観て納得でした(笑
日本の観客がイーモウに求めるイメージを、良くも悪くも完全に裏切ってるんですよね。
ぶっちゃけ何故これを撮ったのだろうと思います。
多分新しい事やりたかったのかな。
2011/10/17(月) 20:49:47 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
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今日は、『女と銃と荒野の麺屋』 を試写会で鑑賞です。
オリジナルの『ブラッド・シンプル』を観ていませんので
何とも言えませんが、コーエン兄弟の前作『トゥルー・グリッド』は
なかなかだったのですが、こちらはこんなもんでしょうか
【ストーリー】
万里の長城?...
2011/09/08(木) 23:03:34 | 気ままな映画生活
『女と銃と荒野の麺屋』9月5日@一ツ橋ホール。
この試写会の招待状は4枚もきた。
観劇者は3名ということで出席率37.5%。
そのわりに結構会場は埋まっていた。
7,8割は入っていたんじゃないか?
2011/09/09(金) 05:54:40 | あーうぃ だにぇっと
ランキングクリックしてね←please click
「初恋のきた道」、「至福のとき」、「HERO」のチャン・イーモウ監督が、
20年以上前のコーエン兄弟のデビュー作「ブラッド・シンプル」(1984年)日本公開は1997年をリメイク
そのコーエン兄弟のオリジナル、...
2011/09/09(金) 08:53:30 | 我想一個人映画美的女人blog
久しぶりの試写会。
果てしなく続く砂地だけの荒野に、極彩色の服をまとったコミカルな中国人たちが繰り広げる「息をひそめる」展開は、自分自身が彼らの横で実際に目撃しているかのような、映画の登場人物になったような、不思議な気分にさせられる。
2011/09/09(金) 09:00:46 | ノルウェー暮らし・イン・原宿
11.09.05 『女と銃と荒野の麺屋』(試写会)@一ツ橋ホール
yaplogで当選。いつもありがとうございます! 試写状届いたのがギリギリだったので、1人で見るつもりだった。偶然、お友達のmigちゃんが、共通のお友達まだ~むと行く予定だと知り、3人で見ることに。
*ネタバ?...
2011/09/11(日) 18:55:11 | ・*・ etoile ・*・
『女と銃と荒野の麺屋』 (2009)
万里の長城から西に位置する荒野の町で、中華麺屋を経営する傲慢な中年男ワン(ニー・ターホン)。
妻が若い従業員と浮気をしており、ひそかに銃を購入したことを知ったワンは、激怒し、2人の殺害を警察官のチ...
2011/09/19(月) 22:30:53 | サムソン・マスラーオの映画ずんどこ村
なぜ中国を代表する張芸謀監督が今頃になってコーエン兄弟のデビュー作『ブラッド・シンプル』をリメイクしたのか。その答えがこの映画の物足りなさの理由になっているような気が ...
2011/09/30(金) 21:24:36 | こねたみっくす
コーエン兄弟のデビュー作『ブラッド・シンプル』を『サンザシの樹の下で』のチャン・イーモウ監督が中国版リメイク。夫と妻、妻の浮気相手に店員、そして悪徳警官といった登場人物が己の欲のために辿る運命を描いた異色のクライムサスペンスだ。出演は『王妃の紋章』のニ...
2011/10/15(土) 00:14:12 | LOVE Cinemas 調布
映画『女と銃と荒野の麺屋』を観ましたが、なぜ今チャン・イーモウがこのような作品を
2011/10/16(日) 23:09:57 | 大江戸時夫の東京温度
「LOVERS」のチャン・イーモウがコーエン兄弟の「ブラッド・シンプル」を、舞台を中国に置き換えてリメイクしたクライム・スリラー。大金と銃を巡り、破滅していく男女をシニカルに ...
2011/11/18(金) 18:36:34 | パピ子と一緒にケ・セ・ラ・セラ
う~ん、ちょっと微妙かも。
2011/11/29(火) 00:43:44 | だらだら無気力ブログ!
A WOMAN, A GUN AND A NOODLE SHOP 三槍拍案驚奇/09年/中国/90分/犯罪サスペンス・コメディ/劇場公開
-監督-
チャン・イーモウ
過去監督作:『LOVERS』
-出演-
◆スン・ホンレイ…チャン(警察官)
過去出演作:『セブンソード』
◆ニー・ターホン…?...
2012/03/08(木) 22:21:38 | 銀幕大帝α
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