酒を呑んで映画を観る時間が一番幸せ・・・と思うので、酒と映画をテーマに日記を書いていきます。 映画の評価額は幾らまでなら納得して出せるかで、レイトショー価格1200円から+-が基準で、1800円が満点です。
■ お知らせ
※基本的にネタバレありです。ご注意ください。
※当ブログはリンクフリーです。内容の無断転載はお断りいたします。
※ブログ環境の相性によっては、TB・コメントのお返事が出来ない事があります。ご了承ください
エロ・グロ・出会い系のTB及びコメントは、削除の上直ちにブログ管理会社に通報させていただきます。 また記事と無関係な物や当方が不適切と判断したTB・コメントも削除いたします。
■TITLE INDEX
タイトルインディックスを作りました。こちらからご利用ください。
■ ツイッターアカウント
noraneko285でつぶやいてます。ブログで書いてない映画の話なども。
■ FILMARKSアカウント
noraneko285ツイッターでつぶやいた全作品をアーカイブしています。
サラの鍵・・・・・評価額1600円
2011年12月28日 (水) | 編集 |
歴史の狭間に消えた、一人の少女の語られぬ想い。

弟との約束を果たすために、一本の“鍵”を握りしめ大戦下のパリを目指すユダヤ人少女と、現在から彼女の消息を探すアメリカ人ジャーナリストを描くミステリアスな歴史ドラマ。
原作は、タチアナ・ド・ロネの同名ベストセラー小説。
監督・脚色は、ユダヤ系フランス人であり、祖父が絶滅収容所で亡くなっているという、ジル・パケ=ブレネールが手掛けている。
日本公開は今年だが、2010年にフランスで作られた作品である。
この年は1940年にドイツがフランスに侵攻してから70周年にあたり、自らの歴史を改めて振り返ろうとした作品も多かった様で、これもその一つだ。

1942年7月16日。
パリに暮らす10歳のユダヤ人少女サラ(メリュジーヌ・マヤンス)は、突然踏み込んできたフランス警察によって両親と共に逮捕される。
連行される直前、彼女は幼い弟のミッシェルを納屋に隠し、鍵をかける。
「直ぐに帰るから、決して出ちゃだめよ」と言い残して。
68年後のパリ、ジャーナリストのジュリア(クリスティン・スコット・トーマス)は、リフォーム中の夫の実家が、元々ユダヤ人の一家が住んでいたアパートである事を知る。
彼らの消息を追ったジュリアは、やがて一家の少女サラが辿った過酷な人生と、夫の家族との秘密の歴史を知ることとなる・・・


ドイツ占領下のパリで1942年に起こったフランスの黒歴史、ヴェルディヴ事件
パリに暮らしていたユダヤ人1万3千人以上が、フランス警察によって突然連行され、宿泊施設もない室内競輪場に押し込められた後に、ナチスの絶滅収容所へと送られた事実は、先日公開された「黄色い星の子供たち」でも描かれていたので、ご存知の方も多いだろう。
一万人以上もの人々が忽然と街から消え、その殆どが二度と戻らない。
当然、彼らの家は空家として残され、後には別の人が住む。
本作の主人公は、フランス人男性と結婚し、パリに暮らすアメリカ人ジャーナリストのジュリア。
雑誌社に勤める彼女は、ヴェルディヴ事件の取材の過程で、夫の実家のアパートが、事件で逮捕されたユダヤ人一家の住居だった事を知ってしまう。
もしかしたら、アパートは彼らの犠牲に乗じて不正に入手された物ではないのか・・・。
疑心暗鬼となったジュリアは、当時10歳だった一家の長女、サラの死亡記録が何処にも無い事を知り、何かに取り憑かれたかの様に彼女の消息を追いはじめる。

フランス人にとっては、触れられたくない歴史の汚点。
ジュリアはアメリカ人という第三者であると同時にジャーナリストとしての義務感から、軋轢を覚悟の上で、夫の家族とサラとの接点を探し始めるのだが、それだけでは誰もが触れて欲しくない歴史の暗部を、好奇心から覗こうとするだけのお節介な人にも見える。
だから本作では、ジュリアがサラの消息を追わなければならない、もう一つの必然を与えている。
彼女は45歳にして待望の妊娠をしたのだが、当然喜んでくれると思っていた夫に、新たな子供を持つことを拒否されてしまう。
今ある家族と新しい命。
生きることを許されずに、奪われてしまった多くの命が、ジュリアにとっては我が事としてのし掛かって来るのである。
映画は歴史に微かに残されたサラの痕跡を探すジュリアと、1942年の世界で弟との約束を果たすために、過酷な旅を続けるサラの姿を交互に描いてゆく。

隠された家族の歴史を探り、現代と過去がシャッフルされる作劇は、レバノン内戦を材にとった「灼熱の魂」と少し似た印象もあるが、あちらがギリシャ神話もかくやという大悲劇へと展開してゆくのとは対照的に、こちらはそこまでのドラマチックな飛躍はない。
むしろ、多分こういう事は戦争中に沢山あったのだろうなという、リアリティを重視した淡々とした流れに終始する。
昨日までの隣人が無慈悲に罵声を浴びせ、逆に良心の呵責に耐えられない警官が小さな命を救おうとする。
人間の持つ様々な側面を見つめながら、少女サラは自らの善意によって閉じ込めてしまった、幼い弟のために鍵を抱いて走り続ける。
そして、遂にパリに帰り着いたサラを待っていたのは、少女の心を打ち砕くには十分過ぎる、余にも残酷な現実だ。

地獄の様な時代を生き延びたサラは、戦後自らの存在を消し去る様に、誰にも告げずにアメリカへと渡ると、そこで人生の伴侶を得て一児の母となる。
しかしユダヤ人である事を含め、フランス時代の一切を封印して、一人息子にすらそれを秘密にするのは、自らの出自が悲劇を招き、弟を殺してしまったという恐怖から逃れる事が出来なかった事だろう。
自分が自分である事自体が罪。
ユダヤ人である事を知られる事を極端に恐れたというサラは、ほぼ自殺に等しい非業の死を遂げるのだが、これもおそらくは自らの秘密を死によって葬る事で、家族を守ろうとしたのだと思う。

残酷な運命の悪戯によって、壊れてしまったサラの心。
だが、フランス、アメリカ、イタリアへと続く、サラとその血脈を追う長い長い旅路によって、彼女の人生の軌跡を追体験したジュリアは、自らが守るべき命、選ぶべき道を知り、またジュリアによって歴史の裏側に秘められていたサラの実像が、それを知るべき人々に伝えられる。
70年に及ぶ時の流れを超えて、サラの想いが新しい命へと繋がるラストは、この厳しく切ない物語の未来に、仄かな希望を感じさせる秀逸な物だ。
命は、血だけでなく記憶によっても継承されてゆくのである。

今回は、戦後のサラが降り立った地、ニューヨークの名を持つカクテル「ビッグ・アップル」を。
多目の氷を入れたタンブラーにウォッカを注ぎ、アップルジュースを適量加えて軽くステアし、最後にカットしたリンゴを飾って完成。
因みに、ニューヨークの愛称が何故ビッグ・アップルになったかは諸説があるが、どうも昔男性サロンにいた女性たちを男たちが隠語でアップルと呼んでおり、上質のアップルが集まる街という意味で、ビッグ・アップルとなったという説が有力の様だ。
女性だけでなく、世界中から人々が集まり、あらゆる人種・言語・宗教が共存するこの街は、サラにとっては最も安心できる場所だったのでもしれない。

ランキングバナー 
記事が気に入ったらクリックしてね

こちらもお願い





スポンサーサイト


コメント
この記事へのコメント
生き残るということ
>自分が自分である事自体が罪。
だったんでしょうね。 その時は生き残ることしか考えてなくても、後々になって真実を知れば知るほど、自分がしたことの重さに耐えられなくなる。

知ったからこそ悲劇になったり不幸になることも多いけど、そこから希望をつかんでいくこともできるということを、うまくこの話はつなげているように感じました。
2011/12/29(木) 14:25:06 | URL | rose_chocolat #ZBcm6ONk[ 編集]
ノラネコさん、こんにちは
あのガス・ヴァン・サント作品では、実はニアミスしていたかもしれません。私もあの時間でした。日比谷だったらビンゴ!です。私の方はあちらは来年に回しちゃおうかなーと思ってます。ノラネコさんはきっと書きますよね…^^;

物語構成の上手さ、テーマの確かさがとても心に残る、素晴らしい大河ドラマでした。全ての事実が明るみに出ることはなく、物語後半まで引っ張り上げていくミステリータッチの見せ方も良かったです。分かりやすいけれども、深い陰影に満ちた象徴の使い方がまた素晴らしく。映画好きの人たちがこの作品を評価するのも分かるなーと。
2011/12/29(木) 14:40:15 | URL | とらねこ #.zrSBkLk[ 編集]
自分の存在自体が許せず、それどころか自分の存在が家族を不幸にするとまで思い込んでしまう…。幼い頃のトラウマは消えないどころかむしろ余計に彼女の心を蝕んでいったのでしょうね。結局ホロコーストに限らずですが、悲劇は悲劇それ単体で完結しないことが良く解る作品でした。
「黄色い星の子供たち」のあの生き残った2人だって、心から笑える日が来るのかどうか。もしかしたら生き残ったことが幸せだったのかどうか解らないなんて風にも考えてしまいます。
2011/12/29(木) 21:32:43 | URL | KLY #5spKqTaY[ 編集]
こんばんは
>rose_chocolatさん
10歳で背負うものとしては余りにも重すぎですね。
しかもその意味を考え続ける事で、どんどんと重さが増えていってしまったのでしょう。
世の中知らない方が良い事もある、とは言いますが結局それはわだかまりとなって残る物でもありますからね。
知るべき人が知る本作の落し方はスッキリしていました。

>とらねこさん
うーん、「永遠の僕たち」はどうしようかな。
今年最後のレビュー、これとどっち書こうか迷ったんですけどね、私的にはよりこっちが心に残ったもので。
来年の一発目は「ヒミズ」に決めているので、記事はスルーしちゃうかも。

>KLYさん
幼少期に心に深い傷を負った人は、なかなか忘れ去る事は難しいのでしょうね。
特にこの映画の場合は、弟の命を奪ってしまったという究極の傷ですから。
生き残ったから幸せ、という単純な話ではないのかも知れませんが、最終的に希望へと落とし込んでいるあたり、すくわれました。
2011/12/30(金) 15:24:23 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
世界中で300万部を売り上げたタチアナ・ド・ロネが原作。フランスで起きたユダヤ人迫害事件「ヴェルディヴ事件」をテーマに、過去事件迫害を受けた少女の生きた軌跡を現在に生きるジャーナリストの女性が追いかける形で、現在と過去をかわるがわる描きながら物語が進行し?...
2011/12/29(木) 13:29:54 | LOVE Cinemas 調布
原題:Sarah's Key / ELLE S'APPELAIT SARAH 監督:ジル・パケ=ブレネール 原作:タチアナ・ド・ロネ 出演:クリスティン・スコット・トーマス メリュシーヌ・マイヤンス ニエル・アレストラップ エイダン・クイン 公式サイトはこちら。(2011年12...
2011/12/29(木) 14:20:23 | Nice One!! @goo
昨年、第23回東京国際映画祭にて鑑賞した時の感動が忘れられずに、今もずーっと心に残る作品。 ようやく今週末、12月17日より一般公開となります。 まるで自分のことのように嬉しくて仕方がないのです。 そのサラに、ジュリアに、早く逢いたくて、試写会に行って来まし...
2011/12/29(木) 14:20:34 | Nice One!! @goo
’10年、フランス 原題:Elle s’appelait Sarah 監督:ジル・パケ=ブレネール 原作:タチアナ・ド・ロネ 脚本:ジル・パケ=ブレネール、セルジュ・ジョンクール キャスト:クリスティン・スコット・トーマス、メリュシーヌ・マイヤンス、ニエル・アレストラップ、...
2011/12/29(木) 14:33:00 | レザボアCATs
(原題:Elle s'applelait Sarah) ----これって、去年の東京国際映画祭で話題になった映画だよね。 「うん。周りで観た人のほとんどがベストとして推していた。 それを裏付けるかのようにこの作品は、 最優秀監督賞と観客賞をW受賞している。 さあ、どんな映画だ...
2011/12/30(金) 13:41:52 | ラムの大通り
21日のことですが、映画「サラの鍵」を鑑賞しました。 フランスで行われた ユダヤ人迫害、ヴェルディヴ事件で起きたある悲劇 現代 その謎を追うジャーナリスト 2つの時代から見せていく構成の巧さが光り ストーリー展開で引き込みますね この話は原作のあるフィクショ...
2011/12/30(金) 17:56:03 | 笑う学生の生活
原題ELLE S'APPELAIT SARAH監督ジル・パケ=ブランネール出演クリスティン・スコット・トーマス メリュジーヌ・マヤンス ニエル・アレストリュプ エイダン・クイン フレデリック・ピエロ公開2011年 12月
2011/12/30(金) 21:21:19 | 映画 K'z films 2
サラの鍵 ~ ELLE S'APPELAIT SARAH ~ 監督: ジル・パケ=ブランネール    出演: クリスティン・スコット・トーマス、メリュジーヌ・マヤンス、ニエル・アレストリュプ、フレデリック・ピエロ...
2012/01/12(木) 17:20:08 | 映画@見取り八段
決してサラを忘れぬように。 名前が歴史を語り継ぐ。 伝えることの意義を問う。 『サラの鍵』 2010年/フランス/111min 監督:ジル・パケ=ブレネール 出演:クリスティン・スコット・トーマス 戦時下にひっそりと咲く善意の花。 リンゴをありがとう、と。
2012/01/25(水) 16:43:21 | シネマな時間に考察を。
毎日新聞の映画評で一押しの映画であったことも あり、最寄りの劇場で鑑賞 解説 ナチス占領下のパリで行われたユダヤ人迫害、ヴェルディヴ事件を題材に、 過去と現代を交錯させながらユダヤ人一家に起こった悲劇を描く感動的な 社会派ドラマ。 世界中で300?...
2012/01/29(日) 18:42:39 | A Day In The Life
本作よりも一足速く、昨春公開された 映画『黄色い星の子供たち』は、1942年フランス政府によるユダヤ人を一斉に検挙して迫害したヴェルディヴ(冬季競輪場)事件を、史実を徹底的にリサーチして映像で再現していた作品である。それというのも、フランス政府は、ヴェルデ...
2012/01/31(火) 22:53:47 | 千の天使がバスケットボールする
11-86.サラの鍵■原題:Elle s'appelait Sarah(英題:Sarah's Key)■製作年・国:2010年、フランス■上映時間:111分■字幕:斎藤敦子■料金:1,800円■鑑賞日:12月17日、新宿武蔵野館(新宿)□監督・脚本:ジル・パケ=ブレネール□脚本:セ...
2012/02/05(日) 11:41:58 | kintyre's Diary 新館
 ELLE S'APPELAIT SARAH  1942年7月、パリ。フランス警察が何千ものユダヤ人を逮捕し、屋内競技 場に収容した日。少女サラは弟ミシェルを納戸に匿い、鍵をかけた。  2009年、夫と娘の3...
2012/02/16(木) 14:49:00 | 真紅のthinkingdays
1942年、ナチス占領下のパリ。 フランス当局によるユダヤ人一斉検挙が始まり、10歳のサラは、弟を納戸に隠して鍵を閉める。 一家はヴェルディヴに連れていかれるが…。 2009年。 パリに暮らすアメリカ...
2012/02/27(月) 02:58:18 | 心のままに映画の風景
★★★★★4.5“二人の女性の人生が時代を越えてつながっていく運命の不思議さに魅せられます” 映画は現代を生きるジュリアと、ヴェル・ディブ事件やその後のサラが交互に描かれています。 ベルトランはジュリアに“家族がアパートに関する真実を知ることを恐れている”?...
2012/03/29(木) 11:31:26 | 映画とライトノベルな日常自販機
脚本ゼミの仲間でやっている映画を観る会が 皆のスケジュールが合わず 今月はお休みです。 何となく淋しい気がして、 一人で映画を観る会を勝手に実行。 なーんて、一人で映画を観るのはよくあるのですがね。(笑) この作品は私が作品を決める回の時に観ようと思った...
2012/04/01(日) 14:06:43 | 映画、言いたい放題!
脚本ゼミの仲間でやっている映画を観る会が 皆のスケジュールが合わず 今月はお休みです。 何となく淋しい気がして、 一人で映画を観る会を勝手に実行。 なーんて、一人で映画を観るのはよくあるのですがね。(笑) この作品は私が作品を決める回の時に観ようと思った...
2012/04/01(日) 14:08:37 | 映画、言いたい放題!
 1942年のナチス占領下のパリ。そこでのユダヤ人迫害。  夫と娘とともにパリに暮らすアメリカ人ジャーナリストのジュリアは、自分たちのアパートのかつての住人が、そのフランス当局によるユダヤ人迫害事件でアウシュビッツに送られたユダヤ人家族だったことを知る。 ...
2012/04/27(金) 06:12:51 | 空想俳人日記
これは去年の暮れに観た映画です。 この映画、「サラの鍵」は文科省推薦とテロップが入りそうなくらい 健全で道徳的で最後にはそれなりにハッピーに終わってくれる 心あたたまる映画に思えるようでいて、 実は物語の中核に据えているユダヤ人姉弟へは かなり冷たい結...
2012/04/30(月) 19:53:00 | カサキケイの映画大好き!
フランスでユダヤ人が迫害されていたという事実。そういう事実があったことは知ってはいましたが、詳しくは知らなかった自分が恥ずかしいですね。とてもよく出来ている作品でした。...
2012/07/05(木) 17:49:15 | いやいやえん
1942年7月16日。 アパートに封印された過去。 転がったりんご。
2012/07/08(日) 18:10:45 | 三毛猫《sannkeneko》の飼い主の日常
1942年、ナチス占領下のパリ。 ユダヤ人一斉検挙がフランス警察によって行われ、競輪場に集められ迫害を受けた後、収容所に送り込まれ 死に追いやられていた。 この重い事実をネタに
2012/07/14(土) 16:37:31 | 日々 是 変化ナリ 〜 DAYS OF STRUGGLE 〜
【ELLE S'APPELAIT SARAH】 2011/12/17公開 アメリカ 111分監督:ジル・パケ=ブランネール出演:クリスティン・スコット・トーマス、メリュジーヌ・マヤンス、ニエル・アレストリュプ、エイ...
2012/07/17(火) 13:11:05 | 新・映画鑑賞★日記・・・