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2012年04月17日 (火) | 編集 |
決戦は、パールハーバー!
突如として太平洋上に現れた、宇宙からの侵略者と人類の戦いを描く海洋SFアクション。
丁度本作の前に、「ジョン・カーター」を観ていたので、映画がはじまったらまたジョン・カーターが出てきてビックリ。
しかもかなりバカそうになって(笑
いや、2本のSF大作に主演するテイラー・キッチュ演じる主人公のキャラクターだけでなく、今回は侵略してくるエイリアンもかなりの大バカ者で、それが妙なユーモアに繋がっているのがミソ。
監督は「ハンコック」のピーター・バーグ、脚本は「レッド」のジョン・ホーバー、エリック・ホーバーのオリジナル。
メカ、バトル、友情以外は一切なし、細部には突っ込みどころ満載のジャンル・ムービーなれど、これはなかなか楽しめる。
人類の運命を担うのは、アメリカ海軍と我らが海上自衛隊だ。
※クライマックスに触れています。
ハワイ、パールハーバーの沖合にレーダーに映らない奇妙な物体が浮上。
折りしも同海域ではアメリカとその同盟国海軍による環太平洋合同軍事演習、リムパックが行われていた。
艦隊の司令官シェーン提督(リーアム・ニーソン)は、演習に参加していた駆逐艦サンプソンとその僚艦、ジョン・ポール・ジョーンズ(JPJ)、海上自衛隊の護衛艦みょうこうに調査を命じる。
ところがJPJの戦略行動士官のアレックス(テイラー・キッチュ)が、その物体に触れた瞬間、突如としてエイリアンの巨大な戦闘艦が姿を現し、未知の兵器で攻撃をしかけてくる。
サンプソンとみょうこうは撃沈、エイリアンの張ったバリアーによってハワイ周辺が封鎖され、孤立無援の状態に陥ったJPJはアレックス指揮の元、エイリアンに反撃を開始する・・・
人類が地球外生命を探すために宇宙に放った電波を辿り、本当にエイリアンがやって来るが、彼らは友好的な訪問者ではなく、地球侵略を狙う好戦的な種族の先遣偵察隊。
本格的な侵略を文字通り水際で防ぐため、強力な武器を持つ彼らを倒し、母星から援軍を呼ぶのを阻止するというのが本作の骨子だ。
当初飛来したエイリアンの艦隊は五隻だったのだが、地球到着直前に肝心要の通信船を人工衛星との衝突事故で失ってしまう。
おーい、人類のスペースシャトルやISSですら大きなデブリとの衝突はレーダーで感知して避ける様になってるんだけどなあ(笑
いかにエイリアンと言えど、たった四隻で全人類を相手には出来ないので、彼らは自分たちを呼び寄せた、人類の電波基地のあるハワイ沖に着水する。
通信船の代わりに、基地を占領し母星と通信しようというのだ。
そのために彼らは、ハワイ周辺をバリヤーで覆い、外部からの干渉を遮断する。
リムパックの為に出港していた多国籍艦隊はバリヤーの外側で手出し出来ず、地上基地の戦力も奇襲攻撃を受けて壊滅、エイリアンの陰謀を阻止出来るのは、調査の為に彼らに接近していた日米三隻のイージス艦のみというわけである。
刻一刻とエイリアンの通信準備が進む中、洋上のエイリアン戦闘艦とイージス艦の戦いに、陸上の別働隊のドラマが交錯し、スリリングに展開する。
本作がユニークなのは、基本的にエイリアンも偵察隊なので、地球人の情報を十分に持っているわけではないという事だ。
相手を知らないのはお互い様で、過去のSF映画に登場した宇宙からの侵略者たちの様に、圧倒的な力の差を見せ付けて問答無用で攻撃して来る様なことはしない。
序盤はお互いの腹の内、戦力や技術を探り合っている様な状況で、エイリアンの妙に慎重な行動は人間臭く、実際に宇宙服の様なスーツを脱がせると、人間に似た風貌なのもリアリティを感じさせる。
彼らの使用する兵器も、いかにもSF的なビーム兵器の類は登場せず、敵に打ち込まれると時間差で爆発を起こす曲射砲の様な砲弾と、スティーブン・キングの「ランゴリアーズ」に出て来る“時間を食べる怪獣”を思わせるデザインの、全体が球形のノコギリみたいな武器程度。
敵のメカデザインは、同じハズブロ社の「トランスフォーマー」と若干被るのだが、技術レベルが人類サイドとそれほどかけ離れてはおらず、これならオートボッツ軍団の援軍が無くとも、人間だけでも工夫すれば勝てそうだなと思わせる匙加減が絶妙だ。
もっとも、腐ってもエイリアンなので、とりあえず三隻のイージス艦のうち、主人公アレックスの兄、ストーンが指揮を執るサンプソンは秒殺され、ストーンも戦死。
海上自衛隊のみょうこうも被弾して撃沈されてしてしまうが、浅野忠信演じる艦長のナガタらはJPJに救助され、敵の射程外にひとまず撤退する。
本作では、不良軍人のアレックスと最初は反目し合っているナガタが、戦いの中で徐々に信頼と友情で結ばれるのがドラマの軸になっていて、浅野忠信もアンサンブルキャストの中でテイラー・キッチュに次ぐ準主役のポジションを得て大活躍だ。
もともと、イージス艦はその強力なレーダーで遠距離から敵を補足し、ミサイルで攻撃する事を任務とする防空艦だが、今回の敵はレーダーに映らない。
最大の武器を封じられた状態で、未知の敵と戦う羽目に陥ってしまうわけだが、この状況をブレイクスルーするのが、ナガタの発案する地震国日本ならではの驚きの作戦だ。
実は、この映画の元ネタになっているのは、昔懐かしいハズブロの古典ボードゲーム「BATTLESHIP(軍艦ゲーム)」なのだが、これは垂直のパネルを挟んで対峙し、相手に見えないようにパネルの座標に軍艦を置き、お互いに相手の座標を予測して攻撃するというゲームである。
「トランスフォーマー」と違って、本作の場合ビジュアルから元ネタを想像する事は殆ど無いのだが、唯一この作戦のシーンだけは「おお、これは軍艦ゲームだ!」と思わせる物になっている。
さて、本作のタイトルは「バトルシップ(戦艦)」だが、エイリアンと対峙する日米のイージス艦はいずれもデストロイヤー(駆逐艦)である。
「バトルシップじゃないじゃん」と心の中で突っ込んでいると、終盤に観客の度肝を抜く展開が待っている。
敵三隻を撃破したものの、エイリアンの母艦は健在、対する人類サイドは最後に残っていたJPJを失い、万事休すかと思われた時、タイトルロールの“バトルシップ”は意外な所から登場する。
「もう船がない」と諦めムードのナガタらに対して、「船はある」とアレックスが指差す先にあるのは、記念艦としてパールハーバーに係留されているアイオワ級戦艦ミズーリだ。
第二次世界大戦下で建造されたアイオワ級は、日本海軍の大和・武蔵と並ぶ史上最大の戦艦で、長くアメリカ海軍の象徴として世界の海に君臨して来たが、湾岸戦争後に全艦退役している。
パールハーバーのミズーリは、日本が降伏文書に調印した艦としても知られ、甲板上にその記念プレートが埋め込まれているアメリカ合衆国の“史跡”でもあり、歴史の教科書で読んで名前を覚えている人も多いだろう。
20年も前に役目を終えた艦をいきなり動かすなんて、まあ冷静に考えたら無理なのだろうが、そこはマンガ、いや映画。
今や構造を知る者すらいないこの恐竜を動かすために、退役軍人の爺さんたちが、わらわらと集まり、“マイティ・モー”の愛称で親しまれた巨艦が息を吹き返すシーンは、アメリカ人にはたまらないだろう。
実際には絶対不可能だが、映画なので速射砲並みの発射速度で巨大な16インチ砲をぶっ放すミズーリに対し、敵の大型母艦はイージス艦を秒殺した例の砲弾を、雨あられと降らせるのだが、基本的に装甲を持たない現在の軍艦と違い、もともと大和と撃ち合う事を前提に作られた艦である。
ちょっとやそっと被弾しても、戦闘力は奪われない。
まさかSF映画で古の戦艦の砲撃戦を観るとは思わなかったが、古きが新しきを征する展開は豪快にして痛快。
大バカ映画のクライマックスとして大いに盛り上がった。
しかし、日本が降伏した戦艦に、日米の軍人が共に乗り組み、パールハーバーで世界を救う戦いを繰り広げるのだから、政治的な見方をすればかなり意味深な映画である。
まあ、実際にはアレックスとナガタのようにいがみ合った関係から、戦後信頼を積み上げてきた日米のシーマンシップに、海軍をリスペクトする作り手が素直にエールを贈ったものだろう。
余計な事は考えずに、頭を空っぽにして楽しむのが正解だ。
今回は、舞台となるハワイのビール「コナ ビッグウェーブ・ゴールデンエール」をチョイス。
ビールは案外土地柄のでる飲み物だが、これもやはりハワイで飲むのが一番はまる。
フルーティでまろやかな味わいの優しい印象のエールだ。
ラベルのヤモリはハワイ諸島で良く見かけるモチーフで、幸運をもたらしてくれるシンボルとされている。
ハワイにヤモリがいっぱいいたから人類は勝てたのかも?
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突如として太平洋上に現れた、宇宙からの侵略者と人類の戦いを描く海洋SFアクション。
丁度本作の前に、「ジョン・カーター」を観ていたので、映画がはじまったらまたジョン・カーターが出てきてビックリ。
しかもかなりバカそうになって(笑
いや、2本のSF大作に主演するテイラー・キッチュ演じる主人公のキャラクターだけでなく、今回は侵略してくるエイリアンもかなりの大バカ者で、それが妙なユーモアに繋がっているのがミソ。
監督は「ハンコック」のピーター・バーグ、脚本は「レッド」のジョン・ホーバー、エリック・ホーバーのオリジナル。
メカ、バトル、友情以外は一切なし、細部には突っ込みどころ満載のジャンル・ムービーなれど、これはなかなか楽しめる。
人類の運命を担うのは、アメリカ海軍と我らが海上自衛隊だ。
※クライマックスに触れています。
ハワイ、パールハーバーの沖合にレーダーに映らない奇妙な物体が浮上。
折りしも同海域ではアメリカとその同盟国海軍による環太平洋合同軍事演習、リムパックが行われていた。
艦隊の司令官シェーン提督(リーアム・ニーソン)は、演習に参加していた駆逐艦サンプソンとその僚艦、ジョン・ポール・ジョーンズ(JPJ)、海上自衛隊の護衛艦みょうこうに調査を命じる。
ところがJPJの戦略行動士官のアレックス(テイラー・キッチュ)が、その物体に触れた瞬間、突如としてエイリアンの巨大な戦闘艦が姿を現し、未知の兵器で攻撃をしかけてくる。
サンプソンとみょうこうは撃沈、エイリアンの張ったバリアーによってハワイ周辺が封鎖され、孤立無援の状態に陥ったJPJはアレックス指揮の元、エイリアンに反撃を開始する・・・
人類が地球外生命を探すために宇宙に放った電波を辿り、本当にエイリアンがやって来るが、彼らは友好的な訪問者ではなく、地球侵略を狙う好戦的な種族の先遣偵察隊。
本格的な侵略を文字通り水際で防ぐため、強力な武器を持つ彼らを倒し、母星から援軍を呼ぶのを阻止するというのが本作の骨子だ。
当初飛来したエイリアンの艦隊は五隻だったのだが、地球到着直前に肝心要の通信船を人工衛星との衝突事故で失ってしまう。
おーい、人類のスペースシャトルやISSですら大きなデブリとの衝突はレーダーで感知して避ける様になってるんだけどなあ(笑
いかにエイリアンと言えど、たった四隻で全人類を相手には出来ないので、彼らは自分たちを呼び寄せた、人類の電波基地のあるハワイ沖に着水する。
通信船の代わりに、基地を占領し母星と通信しようというのだ。
そのために彼らは、ハワイ周辺をバリヤーで覆い、外部からの干渉を遮断する。
リムパックの為に出港していた多国籍艦隊はバリヤーの外側で手出し出来ず、地上基地の戦力も奇襲攻撃を受けて壊滅、エイリアンの陰謀を阻止出来るのは、調査の為に彼らに接近していた日米三隻のイージス艦のみというわけである。
刻一刻とエイリアンの通信準備が進む中、洋上のエイリアン戦闘艦とイージス艦の戦いに、陸上の別働隊のドラマが交錯し、スリリングに展開する。
本作がユニークなのは、基本的にエイリアンも偵察隊なので、地球人の情報を十分に持っているわけではないという事だ。
相手を知らないのはお互い様で、過去のSF映画に登場した宇宙からの侵略者たちの様に、圧倒的な力の差を見せ付けて問答無用で攻撃して来る様なことはしない。
序盤はお互いの腹の内、戦力や技術を探り合っている様な状況で、エイリアンの妙に慎重な行動は人間臭く、実際に宇宙服の様なスーツを脱がせると、人間に似た風貌なのもリアリティを感じさせる。
彼らの使用する兵器も、いかにもSF的なビーム兵器の類は登場せず、敵に打ち込まれると時間差で爆発を起こす曲射砲の様な砲弾と、スティーブン・キングの「ランゴリアーズ」に出て来る“時間を食べる怪獣”を思わせるデザインの、全体が球形のノコギリみたいな武器程度。
敵のメカデザインは、同じハズブロ社の「トランスフォーマー」と若干被るのだが、技術レベルが人類サイドとそれほどかけ離れてはおらず、これならオートボッツ軍団の援軍が無くとも、人間だけでも工夫すれば勝てそうだなと思わせる匙加減が絶妙だ。
もっとも、腐ってもエイリアンなので、とりあえず三隻のイージス艦のうち、主人公アレックスの兄、ストーンが指揮を執るサンプソンは秒殺され、ストーンも戦死。
海上自衛隊のみょうこうも被弾して撃沈されてしてしまうが、浅野忠信演じる艦長のナガタらはJPJに救助され、敵の射程外にひとまず撤退する。
本作では、不良軍人のアレックスと最初は反目し合っているナガタが、戦いの中で徐々に信頼と友情で結ばれるのがドラマの軸になっていて、浅野忠信もアンサンブルキャストの中でテイラー・キッチュに次ぐ準主役のポジションを得て大活躍だ。
もともと、イージス艦はその強力なレーダーで遠距離から敵を補足し、ミサイルで攻撃する事を任務とする防空艦だが、今回の敵はレーダーに映らない。
最大の武器を封じられた状態で、未知の敵と戦う羽目に陥ってしまうわけだが、この状況をブレイクスルーするのが、ナガタの発案する地震国日本ならではの驚きの作戦だ。
実は、この映画の元ネタになっているのは、昔懐かしいハズブロの古典ボードゲーム「BATTLESHIP(軍艦ゲーム)」なのだが、これは垂直のパネルを挟んで対峙し、相手に見えないようにパネルの座標に軍艦を置き、お互いに相手の座標を予測して攻撃するというゲームである。
「トランスフォーマー」と違って、本作の場合ビジュアルから元ネタを想像する事は殆ど無いのだが、唯一この作戦のシーンだけは「おお、これは軍艦ゲームだ!」と思わせる物になっている。
さて、本作のタイトルは「バトルシップ(戦艦)」だが、エイリアンと対峙する日米のイージス艦はいずれもデストロイヤー(駆逐艦)である。
「バトルシップじゃないじゃん」と心の中で突っ込んでいると、終盤に観客の度肝を抜く展開が待っている。
敵三隻を撃破したものの、エイリアンの母艦は健在、対する人類サイドは最後に残っていたJPJを失い、万事休すかと思われた時、タイトルロールの“バトルシップ”は意外な所から登場する。
「もう船がない」と諦めムードのナガタらに対して、「船はある」とアレックスが指差す先にあるのは、記念艦としてパールハーバーに係留されているアイオワ級戦艦ミズーリだ。
第二次世界大戦下で建造されたアイオワ級は、日本海軍の大和・武蔵と並ぶ史上最大の戦艦で、長くアメリカ海軍の象徴として世界の海に君臨して来たが、湾岸戦争後に全艦退役している。
パールハーバーのミズーリは、日本が降伏文書に調印した艦としても知られ、甲板上にその記念プレートが埋め込まれているアメリカ合衆国の“史跡”でもあり、歴史の教科書で読んで名前を覚えている人も多いだろう。
20年も前に役目を終えた艦をいきなり動かすなんて、まあ冷静に考えたら無理なのだろうが、そこはマンガ、いや映画。
今や構造を知る者すらいないこの恐竜を動かすために、退役軍人の爺さんたちが、わらわらと集まり、“マイティ・モー”の愛称で親しまれた巨艦が息を吹き返すシーンは、アメリカ人にはたまらないだろう。
実際には絶対不可能だが、映画なので速射砲並みの発射速度で巨大な16インチ砲をぶっ放すミズーリに対し、敵の大型母艦はイージス艦を秒殺した例の砲弾を、雨あられと降らせるのだが、基本的に装甲を持たない現在の軍艦と違い、もともと大和と撃ち合う事を前提に作られた艦である。
ちょっとやそっと被弾しても、戦闘力は奪われない。
まさかSF映画で古の戦艦の砲撃戦を観るとは思わなかったが、古きが新しきを征する展開は豪快にして痛快。
大バカ映画のクライマックスとして大いに盛り上がった。
しかし、日本が降伏した戦艦に、日米の軍人が共に乗り組み、パールハーバーで世界を救う戦いを繰り広げるのだから、政治的な見方をすればかなり意味深な映画である。
まあ、実際にはアレックスとナガタのようにいがみ合った関係から、戦後信頼を積み上げてきた日米のシーマンシップに、海軍をリスペクトする作り手が素直にエールを贈ったものだろう。
余計な事は考えずに、頭を空っぽにして楽しむのが正解だ。
今回は、舞台となるハワイのビール「コナ ビッグウェーブ・ゴールデンエール」をチョイス。
ビールは案外土地柄のでる飲み物だが、これもやはりハワイで飲むのが一番はまる。
フルーティでまろやかな味わいの優しい印象のエールだ。
ラベルのヤモリはハワイ諸島で良く見かけるモチーフで、幸運をもたらしてくれるシンボルとされている。
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この記事へのコメント
ああ、そうだった、ゲームだ!『永遠の僕たち』の中で主人公と加瀬くん演じるヒロシがやってたやつですよね?
一応ちゃんと現代のミサイル戦も見せつつ、クライマックスにミズーリを持ってきてしまうこの100周年を思いっきり意識した映画。燃えますよねぇ。
一応ちゃんと現代のミサイル戦も見せつつ、クライマックスにミズーリを持ってきてしまうこの100周年を思いっきり意識した映画。燃えますよねぇ。
2012/04/18(水) 00:04:18 | URL | KLY #5spKqTaY[ 編集]
>KLYさん
ああ、そういえばやってたかな。
昔は日本でも売ってたんですけどね。
あのナガタの作戦は正に軍艦ゲームでした。
クライマックスは殆ど反則(笑
あれにはもう燃えるしかないでしょう。
ああ、そういえばやってたかな。
昔は日本でも売ってたんですけどね。
あのナガタの作戦は正に軍艦ゲームでした。
クライマックスは殆ど反則(笑
あれにはもう燃えるしかないでしょう。
ミズーリの発進!には燃えましたね~。
まさかまさか駆逐艦が全てオシャカになったからって、博物館を動かすなんて誰も予想してなかったでしょう。
ですから余計にあのジイちゃんたちが格好よく見えましたよ。
まさかまさか駆逐艦が全てオシャカになったからって、博物館を動かすなんて誰も予想してなかったでしょう。
ですから余計にあのジイちゃんたちが格好よく見えましたよ。
2012/04/18(水) 09:49:50 | URL | にゃむばなな #-[ 編集]
>にゃむばななさん
戦艦という物は、もう現在には存在していないからこそロマンを感じさせますね。
記念艦が動き出すというのは、「さらば宇宙戦艦ヤマト」やリメイク版「ギャラクティカ」でもありましたが、ワクワクする演出でした。
戦艦という物は、もう現在には存在していないからこそロマンを感じさせますね。
記念艦が動き出すというのは、「さらば宇宙戦艦ヤマト」やリメイク版「ギャラクティカ」でもありましたが、ワクワクする演出でした。
この映画の魅力を全て語っていただいたという感じです。
敵の目的、途中で起こるトラブル、バリア…。
できすぎなほど、条件を作り上げての戦闘。
何よりも地球人たちが知恵を絞って戦うというのがいいです。
ただ、続編ができたら、
対抗する武器が作られていて、
一気に『トランスフォーマー』化するのではないかと、
それが心配ではありますが…。
敵の目的、途中で起こるトラブル、バリア…。
できすぎなほど、条件を作り上げての戦闘。
何よりも地球人たちが知恵を絞って戦うというのがいいです。
ただ、続編ができたら、
対抗する武器が作られていて、
一気に『トランスフォーマー』化するのではないかと、
それが心配ではありますが…。
2012/04/21(土) 21:46:09 | URL | えい #yO3oTUJs[ 編集]
ノラネコさん、こんばんは!
僕もいきなりジョン・カーターが登場してびっくりしましたよ。
昨日観たのに!みたいな(笑)。
やるならここまでやってくれというブロックバスターで楽しめました。
僕も「戦艦じゃなくて駆逐艦じゃん」って思っていたのですが、ミズーリが出てくるところは「おおっ!」て思いました。
ぶっちゃけこれは「ヤマト」ですよねー。
昔の戦艦が最新テクノロジーの敵と戦うというのは。
「ヤマト」もああ見えて操船はアナログだったし。
戦艦のドリフトは、理屈を越えていて圧倒されてしまいました。
僕もいきなりジョン・カーターが登場してびっくりしましたよ。
昨日観たのに!みたいな(笑)。
やるならここまでやってくれというブロックバスターで楽しめました。
僕も「戦艦じゃなくて駆逐艦じゃん」って思っていたのですが、ミズーリが出てくるところは「おおっ!」て思いました。
ぶっちゃけこれは「ヤマト」ですよねー。
昔の戦艦が最新テクノロジーの敵と戦うというのは。
「ヤマト」もああ見えて操船はアナログだったし。
戦艦のドリフトは、理屈を越えていて圧倒されてしまいました。
ノラネコさん☆
確かにそうですね~
私は軍艦ゲームをやったことは無いのですが、モニターだけを見て発射するタイミングを計るシーンは、まさにゲームでした。
確かにそうですね~
私は軍艦ゲームをやったことは無いのですが、モニターだけを見て発射するタイミングを計るシーンは、まさにゲームでした。
>えいさん
続編あるんですかね。
まあアメリカの興行しだいなんでしょうけど、これは一本で終わって欲しいような。
“戦艦”を引っ張り出すアイディアはもう使えないでしょうし。
まさか宇宙戦艦とか(笑
>はらやんさん
監督は絶対ヤマト観てますよ(笑
はらやんさんも御指摘していた様に、あの錨を使った戦法はまさにヤマトまんまですもん。
空を飛ぶか飛ばないかの違いはあれど、心意気としてはハリウッド版のヤマトなんでしょうね。
>ノルウェーまだ~むさん
トランスフォーマーと違ってあそこだけなんですけどね。
軍艦ゲームの再現に津波ブイを使うとは思いも寄らないアイディアでした。
続編あるんですかね。
まあアメリカの興行しだいなんでしょうけど、これは一本で終わって欲しいような。
“戦艦”を引っ張り出すアイディアはもう使えないでしょうし。
まさか宇宙戦艦とか(笑
>はらやんさん
監督は絶対ヤマト観てますよ(笑
はらやんさんも御指摘していた様に、あの錨を使った戦法はまさにヤマトまんまですもん。
空を飛ぶか飛ばないかの違いはあれど、心意気としてはハリウッド版のヤマトなんでしょうね。
>ノルウェーまだ~むさん
トランスフォーマーと違ってあそこだけなんですけどね。
軍艦ゲームの再現に津波ブイを使うとは思いも寄らないアイディアでした。
みょうこうがあっさり沈んだ時は心が痛みましたが
ミズーリが息を吹き返したところは感動
ミズーリが息を吹き返したところは感動
2012/04/25(水) 02:28:13 | URL | 匿名とな #-[ 編集]
>匿名となさん
今の軍艦は脆いですからね。
それに比べるとミズーリのいかつい事。
なんだか筋肉もりもりの爺さんが蘇ったみたいでした。
今の軍艦は脆いですからね。
それに比べるとミズーリのいかつい事。
なんだか筋肉もりもりの爺さんが蘇ったみたいでした。
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バトルシップBATTLESHIP/監督:ピーター・バーグ/2012年/アメリカ
クリシェと既視感満載の映画だが、全力で応援したい。
4月3日に開催された「バトルシップ」ワールドプレミア@国立代々木競技場 第一体育館。友人がチケットを入手してくれたので行ってきました。
...
2012/04/18(水) 09:11:19 | 映画感想 * FRAGILE
ジイちゃんたちが格好いい!浅野忠信が出てくると映画が締まる!けれど主役に魅力なし!
ユニヴァーサル映画100周年記念作として製作された割にはストーリーも映像も過去のソフト ...
2012/04/18(水) 09:44:36 | こねたみっくす
【BATTLESHIP】 2012/04/13公開 アメリカ 130分監督:ピーター・バーグ出演:テイラー・キッチュ、アレキサンダー・スカルスガルド、リアーナ、ブルックリン・デッカー、浅野忠信、リーアム・ニーソン
戦いは、海から始まる――。
アメリカや日本など、各国の護衛艦がハ...
2012/04/18(水) 14:50:25 | 新・映画鑑賞★日記・・・
平成24年4月19日(木)。 映画::「バトルシップ」。 監 督:ピーター・バーグ 撮 影:トビアス・A・シュリッスラー 音 楽:スティーヴ・ジャブロンスキー 編 集:コルビー・パーカー・JR キャスト: テイラー・キッチュ (Alex Hopper) …
2012/04/19(木) 11:47:52 | ☆みぃみの日々徒然日記☆
バトルシップ(ピーター・バーグ監督、テイラー・キッチュ、浅野忠信 出演) [DVD]()不明商品詳細を見る
【Battleship】
2012年 アメリカ
ハワイ沖。
アメリカをはじめとする世界各国の自衛艦が集結して...
2012/04/19(木) 17:40:53 | miaのmovie★DIARY
(英題:Battleship)
----この映画、観た当初からとても気に入っていたよね。
「そう。
ところが、“ユニバーサル・ピクチャーズからの要請”で
“全媒体での映画評の掲載を日本時間4月11日(水)PM6時まで控えるように”とのこと。
こう書かれると、まるでできがよく...
2012/04/19(木) 20:38:51 | ラムの大通り
2012年、突如、地球外から未確認物体が襲来し、地球に多大な被害を与える。その地球外からの落下物は、数年前から行われていた国際ビーコンプロジェクトに関連した物と考えられた。たまたまハワイ沖で行われていたRIMPAC海域にも地球外生命体の物と見られる未確認物体が落...
2012/04/19(木) 20:51:58 | 勝手に映画評
ハワイ沖。 世界各国の自衛艦が集結して大規模な軍事演習が行われるなか、正体不明の巨大な物体が出現する。 それは、地球からの友好的な呼びかけに応じて飛来したエイリアンの母船だった。 ところが、エイリアンは未知の武器で激しい攻撃を仕掛けてくる。 米海軍の新...
2012/04/20(金) 09:11:22 | 象のロケット
映画「バトルシップ」★★★☆
テイラー・キッチュ、浅野忠信、
リアーナ、リーアム・ニーソン出演
ピーター・バーグ監督、
130分、2012年4月13日公開
2012,アメリカ,東宝東和
(原題:Battleship)
2012/04/20(金) 23:09:47 | soramove
ド迫力な映像は期待通りものすごかった~!!
2012/04/21(土) 00:13:51 | ★ Shaberiba
こういう映画を観ると、日本のエンタメは
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『インデペンデンス・デイ』
『アルマゲドン』
『トップガン』
『愛と青 ...
2012/04/25(水) 23:00:48 | 23:30の雑記帳
艦vs艦の攻防は、なかなか面白かった。
2012/04/25(水) 23:06:44 | 或る日の出来事
映画『バトルシップ』はマイケル・ベイ調のド派手なVFXバトルアクション超大作。『
2012/04/30(月) 00:10:58 | 大江戸時夫の東京温度
監督 ピーター・バーグ 主演 テイラー・キッチュ 2012年 アメリカ映画 131分 アクション 採点★★ とりあえずロシアを悪役にしておけば事足りた冷戦時代とわけも変わり、最近のハリウッド映画は悪役探しに難儀しているようですねぇ。カラクリがミエミエだってこと…
2012/05/01(火) 11:07:58 | Subterranean サブタレイニアン
いやぁ、見事なまでのビバ・アメリカ!映画。嫌いじゃないぜ。
2012/05/01(火) 16:34:06 | だらだら無気力ブログ!
ハワイ沖に突如英エイリアンの侵略部隊が出現、戦いの最前線に立ったのは、世界の連合艦隊と、各国を代表する海の精鋭たちだった。人類と宇宙人の洋上バトルを壮大なスケールで描くSFアクション。
監督は「ハンコック」のピーター・バーグ。主演は「ジョン・カーター」...
2012/05/03(木) 13:13:32 | パピとママ映画のblog
ユニバーサル映画100周年記念作品として製作された超大作映画『バトルシップ』。
大量の鉄、大量の爆薬、ドデカい戦艦、ホットで単純なオトコたち…、と、観ているだけでテンションをアゲてくれるこの作品。
いや、確かにね、ツッコミどころは満載なんです。
主人?...
2012/05/03(木) 17:55:07 | Viva La Vida! <ライターCheese の映画やもろもろ>
Data 原題 BATTLESHIP 監督 ピーター・バーグ 出演 テイラー・キッチュ
アレキサンダー・スカルスガルド
リアーナ
リーアム・ニーソン
浅野忠信 公開 2012年 4月
2012/05/12(土) 15:07:42 | 映画 K'z films 2
忘れないうちにメモだけ…。 浅野忠信さんが日本人自衛官ナガタとして英語でがんばってらっしゃるのだから吹き替えで見たら台無しだろうと字幕版で鑑賞。 日米ほかいろいろでハワイ沖で楽しく合同演習中に、宇宙人探しで地球から送られた電波に応えて素直に侵略してきた?...
2012/05/17(木) 23:46:50 | INUNEKO
巨人ユニバーサル映画が100周年を記念し、その総力を注いで製作した超娯楽大作。単純明快、爽快感120%、米海軍プラス海上自衛隊VS異星人の、ガチンコバトルを思い切り楽しもう。監督は、キングダム/見えざる敵やハンコックのピーター・バーグ。 遙か宇宙の彼方か?...
2012/06/21(木) 19:36:55 | ■■たんたんたぬきの映画箱
12-31.バトルシップ■原題:Battleship■製作国・年:アメリカ、2012年■上映時間:131分■字幕:戸田奈津子■観賞日:4月14日、TOHOシネマズ六本木ヒルズ
□監督・製作:ピー
2012/07/22(日) 15:12:32 | kintyre's Diary 新館
『バック・トゥ・ザフューチャー』『E.T.』『JAWS/ジョーズ』などを世に送り出してきたユニバーサル映画が100周年記念作と銘打って威信と2億ドルの制作費をかけて作り出したのがバト...
2012/08/25(土) 14:46:31 | よしなしごと
圧倒的科学力を持つ宇宙人の「先遣隊」だと言うところがミソ、彼らは通信回路を開こうとしてバリアを張って防衛するのですが、そのバリア内に取り残されたのが最新日米軍艦3隻。基...
2012/09/08(土) 15:19:35 | いやいやえん
BATTLESHIP/12年/米/131分/SFアクション/劇場公開(2012/04/13)
−監督−
ピーター・バーグ
『ハンコック』
−製作−
ピーター・バーグ
−出演−
*テイラー・キッチュ『ジョ
2012/09/10(月) 23:11:13 | 銀幕大帝α
まずは最近の近況。
2012年7月21日(日曜日)は、早朝にごく短時間だけ庭の手入れをした後、またもや家族と鳥栖プレミアムアウトレット。個人的な収穫はティンバーランドのTシャツ3枚
2013/08/16(金) 00:23:42 | ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画
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