fc2ブログ
酒を呑んで映画を観る時間が一番幸せ・・・と思うので、酒と映画をテーマに日記を書いていきます。 映画の評価額は幾らまでなら納得して出せるかで、レイトショー価格1200円から+-が基準で、1800円が満点です。ネット配信オンリーの作品は★5つが満点。
■ お知らせ
※基本的にネタバレありです。ご注意ください。
※当ブログはリンクフリーです。内容の無断転載はお断りいたします。
※ブログ環境の相性によっては、TB・コメントのお返事が出来ない事があります。ご了承ください
エロ・グロ・出会い系のTB及びコメントは、削除の上直ちにブログ管理会社に通報させていただきます。 また記事と無関係なTBもお断りいたします。 また、関係があってもアフェリエイト、アダルトへの誘導など不適切と判断したTBは削除いたします。

■TITLE INDEX
タイトルインディックスを作りました。こちらからご利用ください。
■ ツイッターアカウント
noraneko285でつぶやいてます。ブログで書いてない映画の話なども。
■ FILMARKSアカウント
noraneko285ツイッターでつぶやいた全作品をアーカイブしています。
わが母の記・・・・・評価額1650円
2012年05月01日 (火) | 編集 |
母の消えゆく記憶の中で、唯一残ったものとは・・・。

これは昭和の文豪、井上靖が母親との間に抱えた葛藤を描いた自伝的小説、「わが母の記」三部作を「クライマーズ・ハイ」の原田眞人監督が映画化した作品だ。
役所広司、樹木希林、宮崎あおいら日本を代表する演技派キャストを迎え、昭和3、40年代の高度成長期を背景に、10年間に渡る親子と家族の物語が描かれる。
幼少期の記憶から、どうしても年老いた母と素直に向き合えない主人公が、自らも親として娘たちの成長を経験してゆく過程で、徐々に母の心を理解してゆく。
第35回モントリオール世界映画祭で、審査員特別グランプリを受賞した話題作だ。

1959年。
43歳の作家、伊上洪作(役所広司)は父(三国連太郎)の見舞に訪れた湯ヶ島の両親の家で、母・八重(樹木希林)の痴呆の兆候を目にする。
洪作が自宅に戻ると、妻・美津(赤間麻里子)と長女の郁子(ミムラ)と紀子(菊地亜希子)が、洪作の著作の検印作業に追われているが、三女の琴子(宮崎あおい)の姿は見えない。
変わり者の琴子は、自分たちを小説のネタにする父に不満を募らせ、しばしば二人は衝突する。
数年後、八重の痴呆はますます進行し、湯ヶ島で八重の面倒を見ている洪作の妹、志賀子(キムラ緑子)夫婦の都合もあって、しばらくの間、八重を東京の洪作の家で面倒を見ることになるのだが・・・・


原作は未読。
予備知識は幼少期に母に捨てられた記憶から、母を許せないでいる男の話という位で、予告編でも樹木希林が「どうしたら、生きているうちに息子に会えるのだか・・・」と言っていたので、てっきり何十年も離れ離れの母子が、許しあって再会する話なのかと思っていたのだが、映画が始まると少し拍子抜けした。
何しろ主人公の洪作は妹と共に病床の父を見舞い、母の八重ともごく普通に会話を交わしているではないか。
母を許せないというのは、あくまでも心の中の蟠りの事であって、物理的に会わないとか、縁を切っているとかいう訳ではないのだ。

もちろん、“愛する母に捨てられた”という記憶が、洪作の自分史の中に刺さった棘なのは間違いない。
映画の冒頭、小津安二郎監督の「浮草」を思わせる洪作の回想シーンに、雨の中で軒下に佇む母と二人の妹と、道を挟んだ反対側にいる少年時代の自分が登場する。
降りしきる雨は、家族と引き離された洪作の涙雨であり、彼にとって数十年も後を引くトラウマの風景でもある。
表面上は普通の親子でも、洪作と八重の“記憶”の間には今も同じだけの距離があるのだ。

タイトルの「わが母の記」には「Chronicle of My Mather」という英題が付いているが、本作は同時に「Chronicle of My Family」でもある。
冒頭のシーン、また劇中でも台詞で言及されるように、原田眞人監督が一連の小津安二郎の作品を意識しているのは間違いないだろう。
小津が「東京物語」を世に出した、日本の家族制度が激変する時代を背景に、本作では洪作と八重との関係だけでなく、洪作と妻や娘たち妹たちとの愛情や衝突、共感が濃密に描かれ、ある種の“昭和の家族史”となっているのである。
とは言え、本作は所謂小津調の忠実な再現を試みている訳ではない。
現代日本映画随一のテクニシャンである原田監督は、小津作品へのオマージュを取り入れながらも、スピード感のある展開で昭和の家族をあくまで自分流に料理する。

閉ざされた内面の葛藤である洪作の八重に対する複雑な感情とは対照的に、物語を華やかに彩るのはそれぞれに個性的な性格の伊上家の三姉妹
さっさと結婚して、洪作に初孫をもたらす長女の郁子、パニック障害の気があり、洪作のせいでベルイマンの「処女の泉」をラストまで観られなかったと愚痴る次女の紀子、そしてカメラマン志望で、何かにつけて洪作とやりあう気の強い三女の琴子。
特に宮崎あおい演じる琴子は、本作の語り部的なポジションでもあり、洪作とは似たもの同士で、言わば女の姿をしたもう一人の自分でもあるという重要な役柄だ。
本作に描かれる10年間は、洪作が八重と向き合う事ができるまでの期間であるのと同時に、娘たちが洪作の元から巣立って行く10年でもある。
時にぶつかり合い、時に助け合い、成長して行く娘たちと共に、実は洪作もまた親として少しづつ成熟してゆく。

やがて、洪作の抱えていた八重への葛藤は意外な形であっさりと解消する。
痴呆が進み、自分をもう息子と認識できない八重から、ある時洪作は自分が“捨てられた”と思い込んでいた体験の、裏側にあった真実を聞かされるのだ。
二人の間に何十年もの間、決して解けない結び目の様に横たわっていた葛藤は、実はほんの小さなボタンの掛け違い、二人の記憶の差異が作り出した誤解に過ぎなかった。
自分の人生を作り上げたともいえる人間形成の原点が、一瞬にして消失してしまう衝撃を味わった洪作の前に、それまで知らなかった母の辿った“もう一つの家族史”が一気に開けるのである。
物語の終盤、記憶の中の洪作に会いたいという思いから、伊豆の海までやって来た八重が、後を追ってきた洪作に「どなたかぞんじませんが・・・」とおんぶしてもらうシーンがある。
母への愛情に溢れた洪作の表情と、息子の背中で静かに目を閉じ、安心しきった様な八重の姿は、かけがえのない心のよりどころとしての家族の絆を、ドラマチックに感じさせる。

「わが母の記」は話よし、芝居よし、映像よしの三拍子揃った力作であり、映画作家・原田眞人にとっても新境地と言える。
決して派手な部分の無いホームドラマを、パワフルかつ品格のある娯楽映画としても昇華しているのはお見事だが、それ故にもう一段階の高みを望んだとしても、決して無い物ねだりとは言えまい。
原田眞人の映画の面白さは、卓越したテクニック、特にあるカットから次のカットへの切り替わりだったり、カメラワークだったり、人物の配置や動かし方といった、ストーリーを展開させる技術的な上手さによる部分が大きい。
その為に、画面は常に動き続け、展開し続けるので、ディテールの緩急が希薄だ。
例えばスピルバーグの「戦火の馬」には、映像が動いていようが止まっていようが、有無を言わせぬ圧倒的な画力によって観客の目を捉えて離さぬ、鳥肌が立つ様なカットが複数ある。
それらは、明らかに他の部分からは突出した存在感を放ち、映像技術、俳優の演技と連動する事によって、観客のエモーション激しく揺さぶるのだ。
本作は非常にロジカルで上手い映画だが、残念ながらそこまでの映画的カタルシスを感じる瞬間が存在しないのである。
役所広司や樹木希林が素晴らしい名演を見せているからこそ、登場人物の感情がスクリーンを突き破って飛び出してくる様な“圧倒的な1カット”が欲しかった。
まあ、それが無くても十分見事な映画なのだけど。

今回は映画の重要な背景になる伊豆の地酒、万大醸造の「大吟醸 脇田屋」をチョイス。
大吟醸らしい華やかな吟醸香が立ち上り、柔らかなコクと共にすっきりとした甘味が口いっぱいに広がる。
正に母の様な優しいイメージの一本だ。
これからの季節は冷で、伊豆の海産物や洪作が大好きな蕎麦がきなどを肴に一杯やりたい。
ランキングバナー 
記事が気に入ったらクリックしてね

こちらもお願い



スポンサーサイト




コメント
この記事へのコメント
下世話な話で申し訳ないのですが、樹木希林さんは来年の日本アカデミー賞は決まったようなものかなと思いながら観てました(苦笑)この作品、私はあのおぶさるシーンに尽きますが、ただやっぱり全体としては地味ですよね。原田監督の作品は総じて評価は高いけれどこんな感じ。興行的には今一つ大ヒットとはならないでしょうが、でもこういう作品は必要なんだよなと思いました。
2012/05/01(火) 23:54:54 | URL | KLY #5spKqTaY[ 編集]
良質な作品だけに・・・
ノラネコさん☆
話よし、役者よし、映像よしで良質な作品だけに、なんとなく勿体無い気がしますよね。
上品で優等生なんだけど、がっつり心の奥底にまで突き刺さってくる何かが足りないように感じました。
2012/05/02(水) 00:10:55 | URL | ノルウェーまだ~む #gVQMq6Z2[ 編集]
こんばんは。
この映画、
よくできているのですが、
ぼくも突き刺さってはこなかったです。
思った通りの展開を見せられた感じで…。
でもベルイマンのエピソードはオモシロかったです。
後、昭和の女性の喋り方、
空気感もよく掴んでいたと思います。
小津に関しては、
廊下の写し方で「あっ!」と思いました。
2012/05/02(水) 20:55:24 | URL | えい #yO3oTUJs[ 編集]
時代を超えたテーマ
こんばんは。
原作は未読で、もっと暗く辛いストーリーかと想像していましたが、伊豆の自然やBGMのバッハが心地よく、鑑賞後感はよかったです。
樹木希林の見事な演技(認知症の家族がいる者が見ても納得)に脱帽です!
ただ、もっと長生きして病状が進んだら・・・・と、あの時代でよかったと思いました。
2012/05/03(木) 21:01:21 | URL | karinn #9yMhI49k[ 編集]
こんばんは
>KLYさん
樹木希林はもう人間国宝認定しても良いんじゃないかと思います。
あのおぶさるシーンの表情なんて演技に見えないですもん。
原田作品はいつも出来不出来が激しいですが、これは最も出来のいい一本ですね。

>ノルウェーまだ~むさん
とても良い映画なんですけど、もうちょっと突き抜けた部分があればなあと思ってしまいます。
技術に長けた映画作家ゆえに、技術で纏まってしまっている様な。
良い意味での狂気が欲しかったです。

>えいさん
見せ方に関しては本当に文句なしでした。
実際の井上邸で撮影したと言いますし、
昭和のディテールは見事でした。
ベルイマンと小津はきっと好きなんでしょうね。
きちんと作品世界に取り込まれていたし、正しいオマージュの在り方だと思います。

>karinnさん
でも発症して10年、80代まで生きたのですから十分長生きですよね。
認知症は人によっても出方が様々な様ですから、八重の場合は比較的穏やかだったのでしょう。
まあ認知症そのものを描く作品ではないので、バランスもあったと思います。

2012/05/05(土) 00:03:46 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
とても魅力的な記事でした!!
また遊びに来ます!!
ありがとうございます。。
2012/05/05(土) 14:12:46 | URL | 接待のマナー #-[ 編集]
こんばんは
>接待のマナーさん
ありがとうございました。
いつでもお立ち寄りください。
2012/05/09(水) 20:41:45 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
初めまして。
隣の市の映画館まで行かないと観れないので悩んでいました。
記事を見て行く気のなりました。
両方の両親を連れて行こうと思います。
ありがとうございます。
2012/05/13(日) 09:29:52 | URL | saku #-[ 編集]
こんばんは
>sakuさん
ご両親とですか、それは素敵ですね。
観終わった時、きっと皆がお互いを思いやる優しい気持ちになっていると思いますよ。
2012/05/14(月) 23:11:41 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
井上靖が自らの家族との絆を元に書いた同名の自叙伝的小説を映画化。とある小説家が老いて記憶を失ってゆく自らの母親との関わりを中心に、その家族の姿を映し出している。主人公の小説家を『きつつきと雨』の役所広司、その母に『悪人』の樹木希林、小説家の娘を宮崎あお...
2012/05/01(火) 22:55:47 | LOVE Cinemas 調布
「わが母の記」 オフィシャルフィルム読本 (TOKYO NEWS MOOK 294号)クチコミを見る昭和の文豪・井上靖の自伝的小説を映画化した「わが母の記」。ユーモアとすごみが同居する樹木希林の演 ...
2012/05/01(火) 23:10:01 | 映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
 『わが母の記』は、テレビドラマ『初秋』に先駆けて原田眞人監督・脚本、井上靖原作、役所広司主演で作られた作品だ(公開時期は『初秋』の放映より後)。  この作品の注目すべき点は、まず松竹映画であるこ...
2012/05/01(火) 23:40:42 | 映画のブログ
文豪井上靖が書いた自伝的小説「わが母の記~花の下・月の光・雪の面~」が原作。 実際に井上靖の自宅で撮影されたこともあって、普段は知る事のない昭和の文豪の生活を垣間見られるだけでなく、文豪が臆面も無くさらす本質的な弱さを垣間見る事のできる作品だ。
2012/05/02(水) 00:00:24 | ノルウェー暮らし・イン・原宿
----この映画、 ずいぶん前から試写を回していなかった? 「うん。 配給が松竹。 これは『おくりびと』と同じく、勝負に出た作品。 じっくりと、そのよさを伝えていきたいということだろうね」 ----つまり、だれの胸にも響く 感動の作品ってことだね。 「そうなんだけ...
2012/05/02(水) 00:27:20 | ラムの大通り
わが母の記@よみうりホール
2012/05/02(水) 05:52:43 | あーうぃ だにぇっと
原作: 井上靖 監督: 原田眞人 出演: 役所広司 、樹木希林 、宮崎あおい 、三國連太郎 、南果歩 試写会場: よみうりホール [ 2012年4月28日公開 ]  公式サイトはこちら。 トーキョー女子映画部さんからのご招待です。 ありがとうございました! これ公...
2012/05/02(水) 09:41:48 | Nice One!! @goo
絶品でございます。  
2012/05/02(水) 10:16:01 | Akira's VOICE
★★★★★“心地良い自己嫌悪に陥りました”率直に言うと、映画の内容や出演者の演技、人の生活と融合した日本の風景などとても良かったです。 ついつい自分と親、自分と妻や子どもたちなど、自分が家族に対して抱いている感情と重ねあわせてしまい、自己嫌悪を抱いてし?...
2012/05/02(水) 11:39:25 | 映画とライトノベルな日常自販機
映画「わが母の記」観に行ってきました。作家・井上靖の同名小説を原作に役所広司・樹木希林・宮崎あおいが主演を演じる、高度成長期の古き良き昭和の時代を舞台とした人間ドラマ作...
2012/05/03(木) 02:00:02 | タナウツネット雑記ブログ
「わが母の記」★★★★ 役所広司、樹木希林、宮崎あおい、 三國連太郎、南 果歩、キムラ緑子、 ミムラ、菊池亜希子、三浦貴大、真野恵里菜出演 原田眞人監督、 118分、2012年4月28日公開 2012,日本,松竹 (原題:わが母の記~花の下・月の光・雪の面~)
2012/05/03(木) 10:50:13 | soramove
井上靖の自伝的小説『わが母の記~花の下・月の光・雪の面~』を「クライマーズ・ハイ」の原田眞人監督が映画化。母に捨てられたという想いを抱きながら生きてきた小説家が、老いた母親との断絶を埋めようとする姿を描く。出演は「聯合艦隊司令長官 山本五十六 ―太平洋?...
2012/05/03(木) 13:16:05 | パピとママ映画のblog
ちょっと重そうで、どうしようかと思ったけど・・・ 「オフィシャルサイト」 【ストーリー】 作家、伊上洪作は、年老いた両親を訪ね、世田谷の自宅兼事務所と、伊豆の実家とを行き来する生活をしていた。 姉・妹との三人兄弟だったが、幼少の頃、1人「土蔵の叔母さん」?...
2012/05/05(土) 17:35:53 | いい加減社長の映画日記
ちょっと重そうで、どうしようかと思ったけど・・・ 「オフィシャルサイト 」 【ストーリー】 作家、伊上洪作は、年老いた両親を訪ね、世田谷の自宅兼事務所と、伊豆の実家とを行き来する生活をしていた。 姉・妹との三人兄弟だったが、幼少の頃、1人「土蔵の叔?...
2012/05/05(土) 17:43:01 | いい加減社長の日記
「わが母の記」は井上靖原作の作品を映画化したもので、年老いた母親を介護する事になった小説家の息子が孫たちや親せきと共に母親の介護をし、母親が亡くなるまで描いたストーリ ...
2012/05/06(日) 13:06:23 | オールマイティにコメンテート
2012年 日本 昭和の文豪・井上靖の自伝的小説「わが母の記~花の下・月の光・雪の面」を映画化 伊上家の長男・洪作(役所広司)は幼少期に実の両親に育てられなかったことから、自分は捨てられたのだと思い込んで生きてきた洪作の母・八重(樹木希林)は幼い洪作と離...
2012/05/12(土) 10:21:51 | 読書と映画とガーデニング
母の日に、映画「わが母の記」を鑑賞しました。
2012/05/13(日) 22:13:56 | FREE TIME
 『わが母の記』を吉祥寺バウスシアターで見ました。 (1)本作は、前回取り上げた思想劇とも言うべき『モンスタークラブ』とは対極を成すような作品で、著名な作家とその母との人間的な関係が大層古典的に描き出されます。  観客も、前記の映画で9割近くが学生でしたが...
2012/05/17(木) 21:39:47 | 映画的・絵画的・音楽的
映画『わが母の記』は、日本映画の素晴らしさに満ちた秀作。とにかく映像の質が高く、
2012/05/20(日) 23:55:59 | 大江戸時夫の東京温度
しんみりくる一本で、樹木希林が素晴らしかった。
2012/07/01(日) 01:19:06 | だらだら無気力ブログ!
                             「わが母の記」 かねてから観よう、観ようと思いつつ、ついに新宿ピカデリーでの「わが母の記」最終上映日にやっと観ることができました。 おおまかなストーリーは、なんとなく判っていたつもりだったので...
2012/07/03(火) 16:05:38 | ひきばっちの映画でどうだ!!