■ お知らせ
※基本的にネタバレありです。ご注意ください。
※当ブログはリンクフリーです。内容の無断転載はお断りいたします。
※ブログ環境の相性によっては、TB・コメントのお返事が出来ない事があります。ご了承ください
※エロ・グロ・出会い系のTB及びコメントは、削除の上直ちにブログ管理会社に通報させていただきます。 また記事と無関係なTBもお断りいたします。 また、関係があってもアフェリエイト、アダルトへの誘導など不適切と判断したTBは削除いたします。
■TITLE INDEX
※タイトルインディックスを作りました。こちらからご利用ください。
■ ツイッターアカウント※基本的にネタバレありです。ご注意ください。
※当ブログはリンクフリーです。内容の無断転載はお断りいたします。
※ブログ環境の相性によっては、TB・コメントのお返事が出来ない事があります。ご了承ください
※エロ・グロ・出会い系のTB及びコメントは、削除の上直ちにブログ管理会社に通報させていただきます。 また記事と無関係なTBもお断りいたします。 また、関係があってもアフェリエイト、アダルトへの誘導など不適切と判断したTBは削除いたします。
■TITLE INDEX
※タイトルインディックスを作りました。こちらからご利用ください。
※noraneko285でつぶやいてます。ブログで書いてない映画の話なども。
※noraneko285ツイッターでつぶやいた全作品をアーカイブしています。
2012年06月18日 (月) | 編集 |
蘇る昭和の純愛神話。
梶原一騎原作、ながやす巧作画による1970年代の純愛劇画、「愛と誠」のまさかのリメイクである。
74年から76年にかけて三部作として映画化されたほか、テレビドラマとしても映像化されている作品だが、今回メガホンを取った三池崇史監督は、時代設定やプロットはほぼそのままに、全体を昭和歌謡ミュージカルに仕立て上げるという奇策に出た。
凝りに凝って作りこまれた三池ワールドの中で、やたらと老けた高校生達が歌い踊り殴りあうぶっ飛んだ世界観には、故・梶原一騎も草葉の陰で驚いている事だろう。
主人公の誠役は31歳で学ランが似合う男、妻夫木聡が演じ、愛役には18歳と実年齢どおりの武井咲。
額に三日月型の傷を持つ、超不良の大賀誠(妻夫木聡)は、復讐の情念を秘め東京へやって来た。
早乙女財閥の令嬢、愛(武井咲)は、大乱闘の現場で偶然誠と出会い、彼こそが幼い頃に自分を救ってくれた白馬の騎士だと確信する。
愛は、少年院に送られた誠を自分と同じ名門・青葉台学園に無理やり転入させ、アパートや生活費まで与えて立ち直らせ様とするが、彼は直ぐに暴力事件を起こして退学処分に。
不良たちの巣窟である花園実業に転入した誠は、過去に自分を捨てた母親の消息を探し始める。
一方、愛と彼女に想いを寄せる岩清水弘(斎藤工)も誠を追って、花園実業にやって来る。
おりしもスケ番グループに喧嘩を売った誠に、謎の裏番の魔の手が迫っていた・・・・
ぶっちゃけ、「愛と誠」は70年代に既に“ネタ”だったと思う。
タイトル、そして主人公二人の役名の由来になっているのは、本作にも引用されている、後にインド首相となるジャワハルラール・ ネールが、獄中から娘(後のガンジー首相)に宛てて送った有名な手紙。
『愛は平和ではない 愛は戦いである 武器のかわりが誠実(まこと)であるだけで それは地上における もっともはげしい きびしい みずからをすててかからねばならない戦いである わが子よ この事を覚えておきなさい』
この手紙と言うよりも詩の様な文章の持つスピリットを、どストレートに物語にしたのが本作の原作であり、「君のためなら死ねる」とか「私の白馬の騎士」などの、今なら韓流メロドラマでも言わない様なこっぱずかしい名(珍)台詞は当時の小学生の物まねギャグの定番だった。
40年前の時点で古色蒼然としていた原作を、そのままリメイクしてももはやギャグにしかならない。
ならば開き直って、徹底的に作り物の世界にしてしまおう、というのが本作の基本コンセプトだろう。
企画としては思いっきりチャラく、しかし決して安っぽくはなく、オバカな物をプロフェッショナルな拘りを持って作るというのは、例えば「ヤッターマン」などでも見られた三池流プログラム・ピクチャへのスタンス。
いきなりアニメーションで始まる冒頭から、見事に作りこまれた1972年のカオスな新宿の大乱闘へ、林田裕至による「ムーラン・ルージュ」ばりの美術は、昭和の東京のダークサイドをカリカチュアした様で、観客を映画のイリュージョンへと誘いこむ。
不良たちが歌い踊る最初のミュージカルシーンで流れるのは、74年の大ヒット曲「激しい恋」だが、これは同じ年に作られた最初の映画で大賀誠を演じた西条秀樹へのオマージュか。
以降も「空に太陽があるかぎり」「夢は夜ひらく」、最近ではたむらぱんのカバーが有名な「狼少年ケンのテーマ」や急逝した尾崎紀世彦の代表作「また逢う日まで」など、全編を昭和歌謡のミュージカルが彩り、総尺に占める割合は殆どボリウッド映画並だ。
元々コミックだから当たり前だが、漫画チックにキャラ立ちした登場人物と演じる俳優の相性もまずまずだ。
31歳の妻夫木聡、岩清水役の斎藤工も30歳となぜか男子学生は高年齢だが、極めつけは座王権太役の伊原剛史、48歳!
いくらなんでも高校生というには無理がありすぎるのだけど、“おっさんにしか見えない病”なる設定をでっち上げて笑いに繋げてしまうあたり、お見事(笑
女生徒たちはさすがに実年齢に近いのだが、中でも年長の安藤サクラ演じるガムコの純情はいかにも少年漫画的で良かった。
ちょっと驚いたのは、今までテレビドラマやCMでチラッと観た印象しかなかった武井咲。
まあ芝居の上手い下手を問われる役ではないし、三池監督の演技指導の巧みさもあるのだろうが、出来すぎなまでに原作通りのお嬢様像にはまっていて、なかなかのインパクトだった。
作品の外側を思いっきり作り物で飾り立て、結果として正面から語るのも躊躇する様なピュアすぎる愛を、作品世界の中心に浮き立たせるという思惑は、一定の成功を収めていると思う。
派手なミュージカルにある種の異世界として作り込まれた世界観のビジュアル、不良たちの壮絶なアクション、そして誠の抱える母への哀しい情念というバックグラウンド、正にエンタメのごった煮的な猥雑感は、密度の濃い映画を観たという充実に繋がっているし、オバカな内容とは裏腹に、妥協の無い画作りの完成度は極めて高い。
惜しむらくは、三池崇史監督のミュージカル的なセンスが正直なところあまり高くない事だろう。
海外でも、ミュージカル監督はスペシャリストが多い事からもわかる様に、これほど映画作家の資質が問われるジャンルは無いと思う。
本作の場合は、群舞のシーンでもカメラワークのダイナミズム、肉体の躍動が、映画的カタルシスに上手く繋がらない。
おまけに基本フルコーラス故に、一曲一曲の描写が冗長に感じてしまうのである。
2時間14分というプログラム・ピクチャとしては少々長すぎる尺も、全体に占めるミュージカルシーンが多い故だろう。
もう少しミュージカルシーンを刈り込むか、歌と踊りでもストーリーを進行させるなどの構成上の工夫をして2時間以内にまとめた方が、全体のバランスも良かった様に思う。
もっとも、売り物のミュージカルがどこか堅苦しさを感じさせる半面、歌と踊りが三池演出の真骨頂とも言うべきバイオレンスに切り替わると途端に生き生きしてくるので、両者がもう少し融合していたら、更に面白い映画になってたのではないだろうか。
今回は昭和歌謡を歌いながら飲みたい焼酎割り、「ホッピー」をチョイス。
甲種焼酎とホッピーを1:5の割合でジョッキに注ぎ入れると、ビールテイストのカクテルが出来上がる。
ホッピーは、元々ビールが高級品だった大正時代に、代用品として低価格のノンアルコールビールのブームが起こった事から、本物のホップを使った本格的ノンアルコールビールとして研究・開発が進められた。
実際の発売は戦後の1948年で、焼酎とのミックスもこの時代に考案された飲み方だった様だ。
何れにしても安価なビールの代用酒だった物が、今となっては昭和の味わいを感じさせる懐かしい一杯だ。
記事が気に入ったらクリックしてね

こちらもお願い
梶原一騎原作、ながやす巧作画による1970年代の純愛劇画、「愛と誠」のまさかのリメイクである。
74年から76年にかけて三部作として映画化されたほか、テレビドラマとしても映像化されている作品だが、今回メガホンを取った三池崇史監督は、時代設定やプロットはほぼそのままに、全体を昭和歌謡ミュージカルに仕立て上げるという奇策に出た。
凝りに凝って作りこまれた三池ワールドの中で、やたらと老けた高校生達が歌い踊り殴りあうぶっ飛んだ世界観には、故・梶原一騎も草葉の陰で驚いている事だろう。
主人公の誠役は31歳で学ランが似合う男、妻夫木聡が演じ、愛役には18歳と実年齢どおりの武井咲。
額に三日月型の傷を持つ、超不良の大賀誠(妻夫木聡)は、復讐の情念を秘め東京へやって来た。
早乙女財閥の令嬢、愛(武井咲)は、大乱闘の現場で偶然誠と出会い、彼こそが幼い頃に自分を救ってくれた白馬の騎士だと確信する。
愛は、少年院に送られた誠を自分と同じ名門・青葉台学園に無理やり転入させ、アパートや生活費まで与えて立ち直らせ様とするが、彼は直ぐに暴力事件を起こして退学処分に。
不良たちの巣窟である花園実業に転入した誠は、過去に自分を捨てた母親の消息を探し始める。
一方、愛と彼女に想いを寄せる岩清水弘(斎藤工)も誠を追って、花園実業にやって来る。
おりしもスケ番グループに喧嘩を売った誠に、謎の裏番の魔の手が迫っていた・・・・
ぶっちゃけ、「愛と誠」は70年代に既に“ネタ”だったと思う。
タイトル、そして主人公二人の役名の由来になっているのは、本作にも引用されている、後にインド首相となるジャワハルラール・ ネールが、獄中から娘(後のガンジー首相)に宛てて送った有名な手紙。
『愛は平和ではない 愛は戦いである 武器のかわりが誠実(まこと)であるだけで それは地上における もっともはげしい きびしい みずからをすててかからねばならない戦いである わが子よ この事を覚えておきなさい』
この手紙と言うよりも詩の様な文章の持つスピリットを、どストレートに物語にしたのが本作の原作であり、「君のためなら死ねる」とか「私の白馬の騎士」などの、今なら韓流メロドラマでも言わない様なこっぱずかしい名(珍)台詞は当時の小学生の物まねギャグの定番だった。
40年前の時点で古色蒼然としていた原作を、そのままリメイクしてももはやギャグにしかならない。
ならば開き直って、徹底的に作り物の世界にしてしまおう、というのが本作の基本コンセプトだろう。
企画としては思いっきりチャラく、しかし決して安っぽくはなく、オバカな物をプロフェッショナルな拘りを持って作るというのは、例えば「ヤッターマン」などでも見られた三池流プログラム・ピクチャへのスタンス。
いきなりアニメーションで始まる冒頭から、見事に作りこまれた1972年のカオスな新宿の大乱闘へ、林田裕至による「ムーラン・ルージュ」ばりの美術は、昭和の東京のダークサイドをカリカチュアした様で、観客を映画のイリュージョンへと誘いこむ。
不良たちが歌い踊る最初のミュージカルシーンで流れるのは、74年の大ヒット曲「激しい恋」だが、これは同じ年に作られた最初の映画で大賀誠を演じた西条秀樹へのオマージュか。
以降も「空に太陽があるかぎり」「夢は夜ひらく」、最近ではたむらぱんのカバーが有名な「狼少年ケンのテーマ」や急逝した尾崎紀世彦の代表作「また逢う日まで」など、全編を昭和歌謡のミュージカルが彩り、総尺に占める割合は殆どボリウッド映画並だ。
元々コミックだから当たり前だが、漫画チックにキャラ立ちした登場人物と演じる俳優の相性もまずまずだ。
31歳の妻夫木聡、岩清水役の斎藤工も30歳となぜか男子学生は高年齢だが、極めつけは座王権太役の伊原剛史、48歳!
いくらなんでも高校生というには無理がありすぎるのだけど、“おっさんにしか見えない病”なる設定をでっち上げて笑いに繋げてしまうあたり、お見事(笑
女生徒たちはさすがに実年齢に近いのだが、中でも年長の安藤サクラ演じるガムコの純情はいかにも少年漫画的で良かった。
ちょっと驚いたのは、今までテレビドラマやCMでチラッと観た印象しかなかった武井咲。
まあ芝居の上手い下手を問われる役ではないし、三池監督の演技指導の巧みさもあるのだろうが、出来すぎなまでに原作通りのお嬢様像にはまっていて、なかなかのインパクトだった。
作品の外側を思いっきり作り物で飾り立て、結果として正面から語るのも躊躇する様なピュアすぎる愛を、作品世界の中心に浮き立たせるという思惑は、一定の成功を収めていると思う。
派手なミュージカルにある種の異世界として作り込まれた世界観のビジュアル、不良たちの壮絶なアクション、そして誠の抱える母への哀しい情念というバックグラウンド、正にエンタメのごった煮的な猥雑感は、密度の濃い映画を観たという充実に繋がっているし、オバカな内容とは裏腹に、妥協の無い画作りの完成度は極めて高い。
惜しむらくは、三池崇史監督のミュージカル的なセンスが正直なところあまり高くない事だろう。
海外でも、ミュージカル監督はスペシャリストが多い事からもわかる様に、これほど映画作家の資質が問われるジャンルは無いと思う。
本作の場合は、群舞のシーンでもカメラワークのダイナミズム、肉体の躍動が、映画的カタルシスに上手く繋がらない。
おまけに基本フルコーラス故に、一曲一曲の描写が冗長に感じてしまうのである。
2時間14分というプログラム・ピクチャとしては少々長すぎる尺も、全体に占めるミュージカルシーンが多い故だろう。
もう少しミュージカルシーンを刈り込むか、歌と踊りでもストーリーを進行させるなどの構成上の工夫をして2時間以内にまとめた方が、全体のバランスも良かった様に思う。
もっとも、売り物のミュージカルがどこか堅苦しさを感じさせる半面、歌と踊りが三池演出の真骨頂とも言うべきバイオレンスに切り替わると途端に生き生きしてくるので、両者がもう少し融合していたら、更に面白い映画になってたのではないだろうか。
今回は昭和歌謡を歌いながら飲みたい焼酎割り、「ホッピー」をチョイス。
甲種焼酎とホッピーを1:5の割合でジョッキに注ぎ入れると、ビールテイストのカクテルが出来上がる。
ホッピーは、元々ビールが高級品だった大正時代に、代用品として低価格のノンアルコールビールのブームが起こった事から、本物のホップを使った本格的ノンアルコールビールとして研究・開発が進められた。
実際の発売は戦後の1948年で、焼酎とのミックスもこの時代に考案された飲み方だった様だ。
何れにしても安価なビールの代用酒だった物が、今となっては昭和の味わいを感じさせる懐かしい一杯だ。

記事が気に入ったらクリックしてね

こちらもお願い
![]() ホッピー 330mlX24本 |
スポンサーサイト
この記事へのコメント
そうですよね、監督のミュージカルセンスも今一つだし、そもそも演じてる人たちがミュージカルとして及第点上げられるのは市村&一青窈のプロコンビだけだと思ってるんですよ。故に私はこの作品を敢えてミュージカル作品と思わないことにしてます(笑)
なんか三池監督にまんまと乗せられて笑ってみちゃったんで、これはもう私の負けかな。勝ち負けじゃないけど(苦笑)
なんか三池監督にまんまと乗せられて笑ってみちゃったんで、これはもう私の負けかな。勝ち負けじゃないけど(苦笑)
2012/06/19(火) 00:12:56 | URL | KLY #5spKqTaY[ 編集]
ノラネコさん☆
歌ながかったですねぇ~
「3番まで歌うのかよっ!」とツッコませるのは2回までで充分だったように思いますね。
私もせっかくの勢いがそれでプツンプツンとなってしまい、間延びがしていると思いました。
でももともとミュージカル風でしかないイマイチ感をわざと出して、そこもツッコませているような気もしました。
歌ながかったですねぇ~
「3番まで歌うのかよっ!」とツッコませるのは2回までで充分だったように思いますね。
私もせっかくの勢いがそれでプツンプツンとなってしまい、間延びがしていると思いました。
でももともとミュージカル風でしかないイマイチ感をわざと出して、そこもツッコませているような気もしました。
母親が出てくる後半がちょっと失速気味に思えましたが、それでもよくもまぁこんな映画を撮ったものだと楽しませてもらいましたよ。
映画としてはどないやねん?なところは多々ありましたが、エンターテイメントとしては間違いなく成功になるのではないでしょうか。
映画としてはどないやねん?なところは多々ありましたが、エンターテイメントとしては間違いなく成功になるのではないでしょうか。
ノラネコさん、こんばんは!
チョイスのホッピー、本作にぴったりですねー。
昭和感をだして単にノスタルジックにするわけではなく、それをかなり捻ってやってしまうのが三池さんらしいですね。
安易な感じにならないのは、これを徹底的にやるからでしょう。
中途半端だと残念な感じになりますからね。
思いっ切りやりきってしまうのがすごいところです。
チョイスのホッピー、本作にぴったりですねー。
昭和感をだして単にノスタルジックにするわけではなく、それをかなり捻ってやってしまうのが三池さんらしいですね。
安易な感じにならないのは、これを徹底的にやるからでしょう。
中途半端だと残念な感じになりますからね。
思いっ切りやりきってしまうのがすごいところです。
これ今やってるヤツっすよね?
こーいう感じの映画やったんや~
けっこう面白そうっすね
こーいう感じの映画やったんや~
けっこう面白そうっすね
>KLYさん
そう、監督の中ではミュージカルというよりもコスプレ歌謡ショーというイメージなのかもしれませんね。
結局めちゃめちゃ気合の入ったネタなんで、こっちがまっすぐ突っ込んでもうっちゃりで外されてしまう。
色々な意味で喰えない映画だなあと思います。
>ノルウェーまだ~むさん
まま、ネタとしては面白いんですけど、さすがに全曲フルコーラスは少々食傷気味になりました。
全体にあと20分くらいは切れる映画だと思うんですよね。
>にゃむばななさん
まあ良くも悪くも三池節全開。
彼にしか撮れない映画であることは間違いないでしょうね。
そういう意味ではこれも唯一無二。
なんだかスゲエ物を観たという気にはさせてくれますね。
>はらやんさん
ストレートにやると「ALWAYS」になるんでしょうけど、あれの思いっきりアナーキー版がこちらかと(笑
共通しているのはどちらも世界観が徹底していて、もはやある種の異世界ファンタジーになってるのが凄いです。
>ジョニー・タピアさん
好みは分かれると思いますけどね。
ユニークな映画なのは確かなので、観て損は無いですよ。
そう、監督の中ではミュージカルというよりもコスプレ歌謡ショーというイメージなのかもしれませんね。
結局めちゃめちゃ気合の入ったネタなんで、こっちがまっすぐ突っ込んでもうっちゃりで外されてしまう。
色々な意味で喰えない映画だなあと思います。
>ノルウェーまだ~むさん
まま、ネタとしては面白いんですけど、さすがに全曲フルコーラスは少々食傷気味になりました。
全体にあと20分くらいは切れる映画だと思うんですよね。
>にゃむばななさん
まあ良くも悪くも三池節全開。
彼にしか撮れない映画であることは間違いないでしょうね。
そういう意味ではこれも唯一無二。
なんだかスゲエ物を観たという気にはさせてくれますね。
>はらやんさん
ストレートにやると「ALWAYS」になるんでしょうけど、あれの思いっきりアナーキー版がこちらかと(笑
共通しているのはどちらも世界観が徹底していて、もはやある種の異世界ファンタジーになってるのが凄いです。
>ジョニー・タピアさん
好みは分かれると思いますけどね。
ユニークな映画なのは確かなので、観て損は無いですよ。
2012/06/24(日) 22:04:15 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
今回の「ホッピー」のチョイス、いいですねー。
いつも以上に感心して笑いました。
(もっとも近年のホッピーは、妙にオシャレになっちゃってますけど)
いつも以上に感心して笑いました。
(もっとも近年のホッピーは、妙にオシャレになっちゃってますけど)
>大江戸時夫さん
ありがとうございます。
ホッピーの焼酎割って、今となっては別に安く無いのですが、ついつい飲んじゃうんですよね。
ありがとうございます。
ホッピーの焼酎割って、今となっては別に安く無いのですが、ついつい飲んじゃうんですよね。
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
梶原一騎原作、ながやす巧作画の同盟漫画を映画化。両家のお嬢様と不良の青年の数奇な運命と恋を描いている。主演は『悪人』の妻夫木聡と武井咲。共演に斎藤工、加藤清史郎、余貴美子、市村正親らが出演している。監督は『一命』などヒット作多数の三池崇史。音楽・小林武...
2012/06/18(月) 23:08:09 | LOVE Cinemas 調布
映画 愛と誠 オリジナル・サウンドトラッククチコミを見る昭和歌謡に彩られたミュージカル仕立ての「愛と誠」に唖然。ひさびさにお目にかかった正真正銘の珍作だ。幼い頃、雪山で ...
2012/06/18(月) 23:48:38 | 映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
2012/06/16公開 日本 PG12 134分監督:三池崇史出演:妻夫木聡、武井咲、斎藤工、大野いと、安藤サクラ、前田健、加藤清史郎、一青窈、余貴美子、伊原剛志、市村正親
天使が悪魔に恋をした
過去への復讐を誓い、東京へやってきた不良の誠。一方、東京で指折りの名家の...
2012/06/19(火) 10:37:32 | 新・映画鑑賞★日記・・・
三池崇史監督の手に掛かれば青春ヴァイオレンスとミュージカルを足すとコメディになってしまうのか!
これぞ愛と誠のファンタジア。歌って、踊って、喧嘩して、殴られて、愛を語 ...
2012/06/19(火) 20:28:51 | こねたみっくす
☆・・・素晴らしかったですね^^
この作品、凄く見たかったのですが、昨夜は、彼女との口喧嘩で帰宅が遅く、
今日はバイトを終えて、どうにも、私の行動範囲のいつもの映画館(ワーナーマイカル・日の出/武蔵村山/多摩センター。MOVIX・昭島/橋本)は間に合?...
2012/06/21(木) 06:22:11 | 『甘噛み^^ 天才バカ板!』 byミッドナイト・蘭
愛と誠
監督: 三池崇史
出演: 妻夫木聡、武井咲、斎藤工、大野いと、安藤サクラ、前田健、加藤清史郎、一青窈、余貴美子、伊原剛志、市村正親
公開: 2012年6月
原...
2012/06/21(木) 17:01:29 | 映画@見取り八段
今日こそ『ホタルノヒカリ』観ようって思って映画館行ったはずなのに、
なんか急に、やっぱこっちみようって気が変わった。
三池監督作品、実は初めてなのです。
食わず嫌いだったかも(*^。^*)意外と...
2012/06/21(木) 21:05:09 | よくばりアンテナ
インドなんか行かなくても三池崇史はしっかり仕事してるでしょ。
俺が「ロボット」の感想で「三池崇史も、インド行きゃあ、やりたい放題できるんじゃないか」って口走ったのをまだ根に持っているのか。
根に持っているんじゃなくて、日本にいたって工夫次第じゃ、こうい...
2012/06/24(日) 10:41:41 | 【映画がはねたら、都バスに乗って】
平成24年6月24日(日)。 映画:「愛と誠」。 監 督: 三池崇史 原 作: 梶原一騎 / ながやす巧 脚 本: 宅間孝行 音 楽: 小林武史 振 付: パパイヤ鈴木 キャスト: 妻夫木聡 (太賀誠)・ 武井咲 (早乙女愛)・ 斎藤工 (岩清水弘) 大野…
2012/06/24(日) 22:53:43 | ☆みぃみの日々徒然日記☆
映画『愛と誠』を三池崇史に撮らせたら、こうなっちゃったわけですね。怪作です。笑え
2012/06/26(火) 00:29:46 | 大江戸時夫の東京温度
「愛と誠」は1974年に公開された「愛と誠」をリメークした作品で、舞台は1970年代で境遇の違う不良にお嬢様が恋をした事から2人は次第に運命に引き込まれていき、壮絶な ...
2012/06/30(土) 00:19:54 | オールマイティにコメンテート
奇才アレハンドロ・ホドロフスキーはDVD-BOX収録のインタビューにて、注目する映画監督を尋ねられ、三池崇史監督の名を挙げている。
そのホドロフスキーの代表作『エル・トポ』は...
2012/07/07(土) 19:57:21 | 映画のブログ
「ヤッターマン」「十三人の刺客」の三池崇史監督が、過去にもドラマ化され人気を博した梶原一騎・ながやす巧原作によるコミックを、歌や踊りを交えて青春の熱い叫びを表現し映画化...
2012/07/07(土) 22:47:32 | パピとママ映画のblog
監督:三池崇史出演:妻夫木聡、武井咲、斉藤工、大野いと、安藤サクラ、前田健、加藤清史郎、一青窈、余貴美子、伊原剛志、市村正親日本映画 2012年 ・・・・・・ 7点
2012/07/12(木) 18:10:01 | 映画部族 a tribe called movie
歯医者さんに揃えてあって全部読んでた「愛と誠」。子供心にも物凄い劇画純愛漫画だと思ったものでした。それがミュージカル風に生まれ変わるとこうなるんですかねぇ。色々違和感あ...
2012/11/03(土) 09:02:08 | いやいやえん
12年/日本/134分/青春ロマンス/PG12/劇場公開(2012/06/16)
−監督−
三池崇史
『逆転裁判』
−原作−
梶原一騎『愛と誠』
−振付−
パパイヤ鈴木
−主題歌−
一青窈『愛と誠の
2012/11/04(日) 23:53:28 | 銀幕大帝α
ミュージカル好きな私だから、まず嫌いなわけがない。
2014/04/15(火) 07:14:00 | 或る日の出来事
| ホーム |