2012年09月09日 (日) | 編集 |
青島さん、事件です!
1997年に最初の連続ドラマがスタートした人気シリーズ、15年目の最終章。
「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」と副題で銘打った本作では、警察内部の陰謀が絡んだ連続射殺事件を巡り、面子と保身を優先する組織トップに対し、織田裕二演じる青島ら、お馴染みの湾岸署の面々が現場力で対抗する。
全四作ある映画版の中では最も地味な展開なれど、君塚良一の脚本は良い意味でストレートに、シリーズ本来のテーマに原点回帰。
歴代の登場人物が結集し、大団円を演出しつつ、15年前の青島と室井の“約束”にも一応の結果が出される。
日々事件に追われる湾岸署では、青島(織田裕二)ら強行犯係も畑違いの雑務の応援に駆り出されている。
そんな時、過去の銃撃で受けた傷の後遺症に悩むすみれ(深津絵里)は、刑事を辞職し、誰にも告げずに現場を去る決意を固める。
だが、湾岸署管内で拳銃による射殺事件が発生し、凶器の拳銃が6年前の少女誘拐殺人事件に使われた物で、警察の証拠保管庫から何者かによって密かに持ち出されたという事が判明。
警察官が関わる事件を隠蔽するために、鳥飼管理官(小栗旬)が指揮する捜査一課が湾岸署に送り込まれて来る。
彼らは無関係の第三者を犯人にでっち上げて逮捕し、幕引きを図ろうとするが直後に第二の犯行が起こり、追い詰められた警察庁上層部は、内部の犯人を逮捕した上で、誤認逮捕の責任を青島と室井(柳葉敏郎)に押し付けようと画策。
しかし、今度は犯人グループによって湾岸署の真下署長(ユースケサンタマリア)の息子が誘拐され、彼らの狙いが6年前の事件の再現である事が明らかになるが・・・
冒頭、何故か青島とすみれさんが、レトロな商店街で唐揚げ屋をやってる!?
転職?それともパラレルワールド?と戸惑っていると、犯人逮捕の為の張り込みだった事が明らかになるのだが、エンドクレジットの写真で示唆される様に、同時にこれは青島の夢見る世界でもあると思う。
この意外性のあるオープニングは、寅さんの夢から始まる「男はつらいよ」シリーズへのリスペクトだろう。
永遠の旅人である寅さんと、永遠の現場刑事である青島。
元々「踊る大捜査線」というタイトルからして、ノーマン・ジュイソンの「夜の大捜査線」とエリック・シャレルの「会議は踊る」のパロディなのだけど、古今東西の様々な作品へのパロディとオマージュに満ちたシリーズにあっても、平成と昭和のアイコンが、スクリーンの中で一瞬クロスオーバーするかの様なこのオープニングにはグッと来た。
物語は意外にもシンプルだ。
このシリーズの映画版では、大作感を出すためか、プロットが無駄に重層的で、本筋以外のサブストーリーが多過ぎてとっ散らかった印象が強かった。
まあ情報量の多さが疾走感に繋がっていた側面もあるが、その分物語が拡散してしまっていたのも事実である。
今回は前作の「ヤツを解放せよ」とセットで構想されたという経緯もあって、登場人物などに共通点も多いが、物語そのものは独立しており、脚本の君塚良一はこのシリーズ本来のテーマである組織論と個人論に正面から迫ってゆく。
犯人グループの黒幕が小栗旬演じる鳥飼であることは、彼の登場シーンで既に暗示されているので、謎解きミステリーの要素は皆無。
責任の回避と自己保身こそを行動原理とする組織上層部に、嘗て絶望を与えられた鳥飼らは、6年前の少女誘拐殺人を再現し、正義と不正義の逆転を見せつける事で、警察組織の腐敗と矛盾を暴こうとする。
警察という一組織を超えて、明らかに3.11以降のこの国の支配層全体を意識した鳥飼の言葉は、残念ながら一定の説得力を持つのである。
しかし、敵とする組織のあり様を逆説的にトレースする彼らは、結果的に問題を提起する事は出来ても解決する事は出来ない。
一方で、一貫してこのシリーズのコアであり続けた青島と室井の葛藤が志向するものは、単純な個人vs組織という図式とは異なり、どんな状況でもブレない個の意思こそが、結果として組織をも生かすというウィンウィンの追求を最後まで貫く。
組織のトップに立つリーダーの資質とは何か、なぜ青島は室井に命令を出されて“嬉しい”と語るのか。
大杉漣演じる“隠蔽のプロ”が最後に意外な行動に出るのも、組織の大義を守る事は別にトップの面子を守る事と同義ではないのだから、当然といえば当然なのだ。
組織がリーダーを支え、逆にリーダーが組織を支えようとする力の原動力は、それぞれの組織本来の存在意義と、それを胸に刻み込んだ個人の信念だ。
青島の「正義なんてもんは、胸にしまっとく位が丁度いいんだ」という言葉は、数々の明言が生まれた、このシリーズ最後の名台詞。
例によって細部の展開は荒っぽく、雑と言えば雑で、バナナの閃きとか思わず突っ込みたくなる部分も多いが、物語の核心は青島の心の様にブレは無い。
今回唯一のサブストーリーは、辞表を提出したすみれさんと青島の関係で、これは良いスパイスになっていると思う。
エンドクレジットの作品史は、決して熱心なファンとは言えない私が観ても感慨深い。
10年一昔と言うが、15年という時の経過は作品にも歴史を与える。
ドラマが始まった1997年、今では本物の湾岸署まで出来てしまったお台場は、まだ閑散とした埋立地だった。
世界はまだ9.11も3.11も知らず、現政権与党の民主党は未だ存在せず、アップルコンピューターは倒産寸前の負け組企業で、ジャンプでは「ONE PIECE」の連載が始まり、年末にはキャメロン監督の「タイタニック」が史上空前の大ヒットを飛ばした、そんな年である。
「新たなる希望」という副題は、もちろん「スター・ウォーズ」の第一作にして第四部からとられた物だろう。
終わりでもあり、同時に始まりでもある「新たなる希望」には、クリストファー・ノーランの「ダークナイト ライジング」と同じ物語理論が見られる。
本作をもって「踊る大捜査線」というシリーズは幕を閉じるが、登場人物のその後を示唆する事によって、物語は観客の中で永遠に終わらない。
私たちが、ブルース・ウェインとセリーナ・カイルが世界のどこかで幸せに暮らしている姿を、あるいは寅さんが今も日本中を旅しながら切ない恋をしている姿を、容易に想像出来る様に。
まあ、何年かしたら大人の事情で復活しそうな気もしないではないが、その時はまたその時という事で(笑
何気にビールがテーマを際立たせるキーアイテムである本作の後には、青島たちも飲んだ(?)お台場の地ビール、「台場地麦酒」をチョイス。
ドイツ式の上面発酵で作られた正統派のビールで、マイルドな「ケルシュ」と豊潤な「アルト」の二種類が楽しめる。
お台場のデックス東京ビーチ内、SUNSET BEACH BREWING COMPANY他いくつかのレストランで飲む事が出来る。
大仕事の打ち上げで飲みたい一杯だ。
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1997年に最初の連続ドラマがスタートした人気シリーズ、15年目の最終章。
「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」と副題で銘打った本作では、警察内部の陰謀が絡んだ連続射殺事件を巡り、面子と保身を優先する組織トップに対し、織田裕二演じる青島ら、お馴染みの湾岸署の面々が現場力で対抗する。
全四作ある映画版の中では最も地味な展開なれど、君塚良一の脚本は良い意味でストレートに、シリーズ本来のテーマに原点回帰。
歴代の登場人物が結集し、大団円を演出しつつ、15年前の青島と室井の“約束”にも一応の結果が出される。
日々事件に追われる湾岸署では、青島(織田裕二)ら強行犯係も畑違いの雑務の応援に駆り出されている。
そんな時、過去の銃撃で受けた傷の後遺症に悩むすみれ(深津絵里)は、刑事を辞職し、誰にも告げずに現場を去る決意を固める。
だが、湾岸署管内で拳銃による射殺事件が発生し、凶器の拳銃が6年前の少女誘拐殺人事件に使われた物で、警察の証拠保管庫から何者かによって密かに持ち出されたという事が判明。
警察官が関わる事件を隠蔽するために、鳥飼管理官(小栗旬)が指揮する捜査一課が湾岸署に送り込まれて来る。
彼らは無関係の第三者を犯人にでっち上げて逮捕し、幕引きを図ろうとするが直後に第二の犯行が起こり、追い詰められた警察庁上層部は、内部の犯人を逮捕した上で、誤認逮捕の責任を青島と室井(柳葉敏郎)に押し付けようと画策。
しかし、今度は犯人グループによって湾岸署の真下署長(ユースケサンタマリア)の息子が誘拐され、彼らの狙いが6年前の事件の再現である事が明らかになるが・・・
冒頭、何故か青島とすみれさんが、レトロな商店街で唐揚げ屋をやってる!?
転職?それともパラレルワールド?と戸惑っていると、犯人逮捕の為の張り込みだった事が明らかになるのだが、エンドクレジットの写真で示唆される様に、同時にこれは青島の夢見る世界でもあると思う。
この意外性のあるオープニングは、寅さんの夢から始まる「男はつらいよ」シリーズへのリスペクトだろう。
永遠の旅人である寅さんと、永遠の現場刑事である青島。
元々「踊る大捜査線」というタイトルからして、ノーマン・ジュイソンの「夜の大捜査線」とエリック・シャレルの「会議は踊る」のパロディなのだけど、古今東西の様々な作品へのパロディとオマージュに満ちたシリーズにあっても、平成と昭和のアイコンが、スクリーンの中で一瞬クロスオーバーするかの様なこのオープニングにはグッと来た。
物語は意外にもシンプルだ。
このシリーズの映画版では、大作感を出すためか、プロットが無駄に重層的で、本筋以外のサブストーリーが多過ぎてとっ散らかった印象が強かった。
まあ情報量の多さが疾走感に繋がっていた側面もあるが、その分物語が拡散してしまっていたのも事実である。
今回は前作の「ヤツを解放せよ」とセットで構想されたという経緯もあって、登場人物などに共通点も多いが、物語そのものは独立しており、脚本の君塚良一はこのシリーズ本来のテーマである組織論と個人論に正面から迫ってゆく。
犯人グループの黒幕が小栗旬演じる鳥飼であることは、彼の登場シーンで既に暗示されているので、謎解きミステリーの要素は皆無。
責任の回避と自己保身こそを行動原理とする組織上層部に、嘗て絶望を与えられた鳥飼らは、6年前の少女誘拐殺人を再現し、正義と不正義の逆転を見せつける事で、警察組織の腐敗と矛盾を暴こうとする。
警察という一組織を超えて、明らかに3.11以降のこの国の支配層全体を意識した鳥飼の言葉は、残念ながら一定の説得力を持つのである。
しかし、敵とする組織のあり様を逆説的にトレースする彼らは、結果的に問題を提起する事は出来ても解決する事は出来ない。
一方で、一貫してこのシリーズのコアであり続けた青島と室井の葛藤が志向するものは、単純な個人vs組織という図式とは異なり、どんな状況でもブレない個の意思こそが、結果として組織をも生かすというウィンウィンの追求を最後まで貫く。
組織のトップに立つリーダーの資質とは何か、なぜ青島は室井に命令を出されて“嬉しい”と語るのか。
大杉漣演じる“隠蔽のプロ”が最後に意外な行動に出るのも、組織の大義を守る事は別にトップの面子を守る事と同義ではないのだから、当然といえば当然なのだ。
組織がリーダーを支え、逆にリーダーが組織を支えようとする力の原動力は、それぞれの組織本来の存在意義と、それを胸に刻み込んだ個人の信念だ。
青島の「正義なんてもんは、胸にしまっとく位が丁度いいんだ」という言葉は、数々の明言が生まれた、このシリーズ最後の名台詞。
例によって細部の展開は荒っぽく、雑と言えば雑で、バナナの閃きとか思わず突っ込みたくなる部分も多いが、物語の核心は青島の心の様にブレは無い。
今回唯一のサブストーリーは、辞表を提出したすみれさんと青島の関係で、これは良いスパイスになっていると思う。
エンドクレジットの作品史は、決して熱心なファンとは言えない私が観ても感慨深い。
10年一昔と言うが、15年という時の経過は作品にも歴史を与える。
ドラマが始まった1997年、今では本物の湾岸署まで出来てしまったお台場は、まだ閑散とした埋立地だった。
世界はまだ9.11も3.11も知らず、現政権与党の民主党は未だ存在せず、アップルコンピューターは倒産寸前の負け組企業で、ジャンプでは「ONE PIECE」の連載が始まり、年末にはキャメロン監督の「タイタニック」が史上空前の大ヒットを飛ばした、そんな年である。
「新たなる希望」という副題は、もちろん「スター・ウォーズ」の第一作にして第四部からとられた物だろう。
終わりでもあり、同時に始まりでもある「新たなる希望」には、クリストファー・ノーランの「ダークナイト ライジング」と同じ物語理論が見られる。
本作をもって「踊る大捜査線」というシリーズは幕を閉じるが、登場人物のその後を示唆する事によって、物語は観客の中で永遠に終わらない。
私たちが、ブルース・ウェインとセリーナ・カイルが世界のどこかで幸せに暮らしている姿を、あるいは寅さんが今も日本中を旅しながら切ない恋をしている姿を、容易に想像出来る様に。
まあ、何年かしたら大人の事情で復活しそうな気もしないではないが、その時はまたその時という事で(笑
何気にビールがテーマを際立たせるキーアイテムである本作の後には、青島たちも飲んだ(?)お台場の地ビール、「台場地麦酒」をチョイス。
ドイツ式の上面発酵で作られた正統派のビールで、マイルドな「ケルシュ」と豊潤な「アルト」の二種類が楽しめる。
お台場のデックス東京ビーチ内、SUNSET BEACH BREWING COMPANY他いくつかのレストランで飲む事が出来る。
大仕事の打ち上げで飲みたい一杯だ。

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この記事へのコメント
乾坤一擲・快刀乱麻な結末は、爽快。
未来への希望も感じられるファイナルに満足でした♪。
立場によって変わる正義の善悪を何をもって判断するのか?。
昔の青島君だったら手がでていたかもしれない鳥飼達の行動に、青島がかけた愛ある言葉や、これからの新システムへ望む事への答え、に安堵しました。
すみれさんと青島君、友人?同志?恋人?どうなるんでしょうね。
気になりますが、これからも良い関係でいてほしいです☆。
未来への希望も感じられるファイナルに満足でした♪。
立場によって変わる正義の善悪を何をもって判断するのか?。
昔の青島君だったら手がでていたかもしれない鳥飼達の行動に、青島がかけた愛ある言葉や、これからの新システムへ望む事への答え、に安堵しました。
すみれさんと青島君、友人?同志?恋人?どうなるんでしょうね。
気になりますが、これからも良い関係でいてほしいです☆。
>冒頭、何故か青島とすみれさんが、レトロな商店街で唐揚げ屋をやってる!?
転職?それともパラレルワールド?
ありゃ、今回は寅さんなの?夢オチなの?と思っちゃいましたわ。
潜入だったとは驚いた。
ファイナルはドラマ開始時の原点に返った雰囲気でとても良かったですわ。
ドラマからのファンはみんな泣いて喜ぶはずです。(自分も^^;)
とにかく懐かしくて寂しくて、何かあるごとにウルッとしました。
良い最終回でした。
今回はワクさんの言葉も前回より大きなメッセージとなってみんなを動かしていましたね。
>青島の「正義なんてもんは、胸にしまっとく位が丁度いいんだ」という言葉は、数々の明言が生まれた、このシリーズ最後の名台詞。
あれもワクさんの言葉なんですよね^^
派手な決めゼリフを吐いてきた前2話よりも心に残るセリフになりました。
私ごとですが、映画ブログ引っ越しました。(また^^;)
どうぞ、今後もよろしくですー。
転職?それともパラレルワールド?
ありゃ、今回は寅さんなの?夢オチなの?と思っちゃいましたわ。
潜入だったとは驚いた。
ファイナルはドラマ開始時の原点に返った雰囲気でとても良かったですわ。
ドラマからのファンはみんな泣いて喜ぶはずです。(自分も^^;)
とにかく懐かしくて寂しくて、何かあるごとにウルッとしました。
良い最終回でした。
今回はワクさんの言葉も前回より大きなメッセージとなってみんなを動かしていましたね。
>青島の「正義なんてもんは、胸にしまっとく位が丁度いいんだ」という言葉は、数々の明言が生まれた、このシリーズ最後の名台詞。
あれもワクさんの言葉なんですよね^^
派手な決めゼリフを吐いてきた前2話よりも心に残るセリフになりました。
私ごとですが、映画ブログ引っ越しました。(また^^;)
どうぞ、今後もよろしくですー。
>みぃみさん
解決した事もしなかった事もたくさんあるけど、一応一歩前進した最後でしたね。
「新たなる希望」というタイトルも、この一歩から次が始まる、そんなイメージなのだと思います。
青島とすみれさんは、最後の写真がアレだったので、なかなか進まないかもしれません(笑
>くうさん
新しいブロク、コメの入れ方がわかりません・・・
15年はやはり歴史なんですよね。
今まで作り上げてきた物の結果として、今作を完結させようという意図を強く感じました。
意表をついたOPから、作品史になっているエンディングまで、面白く、そして感慨深い一本でした。
解決した事もしなかった事もたくさんあるけど、一応一歩前進した最後でしたね。
「新たなる希望」というタイトルも、この一歩から次が始まる、そんなイメージなのだと思います。
青島とすみれさんは、最後の写真がアレだったので、なかなか進まないかもしれません(笑
>くうさん
新しいブロク、コメの入れ方がわかりません・・・
15年はやはり歴史なんですよね。
今まで作り上げてきた物の結果として、今作を完結させようという意図を強く感じました。
意表をついたOPから、作品史になっているエンディングまで、面白く、そして感慨深い一本でした。
2012/09/15(土) 00:28:48 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
このシリーズ、
平成に入ってからのものなのですが、
どことなく昭和の匂いが残っていますよね。
映画の前作が
どうも違和感だらけだったのは、
引っ越しもあり、
すっかり平成になってしまったからかもしれません。
最後に「寅さん」を持ってきてくれたのは
ほんとうに嬉しかったです。
平成に入ってからのものなのですが、
どことなく昭和の匂いが残っていますよね。
映画の前作が
どうも違和感だらけだったのは、
引っ越しもあり、
すっかり平成になってしまったからかもしれません。
最後に「寅さん」を持ってきてくれたのは
ほんとうに嬉しかったです。
>えいさん
なんだろう、お台場っていう人工的な街を舞台にしているからなのか、下町的なものへの憧れみたいな物を感じます。
冒頭の商店街だって、お台場にあんなところないですよね。
小さなコミュニティでワイワイっていうノリとかも、どこか昭和的。
今回は、その源流に寅さんがあったのかあ・・・と気づかせてくれました。
なんだろう、お台場っていう人工的な街を舞台にしているからなのか、下町的なものへの憧れみたいな物を感じます。
冒頭の商店街だって、お台場にあんなところないですよね。
小さなコミュニティでワイワイっていうノリとかも、どこか昭和的。
今回は、その源流に寅さんがあったのかあ・・・と気づかせてくれました。
2012/09/30(日) 21:40:04 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
泣いても笑っても本当に最終章なら、青島の単独捜査じゃなく、
湾岸署一丸で警察庁のお偉いさんたちに楯突くような爽快さが欲しかった。
湾岸署一丸で警察庁のお偉いさんたちに楯突くような爽快さが欲しかった。
今頃観ました。そう、この名台詞
「正義なんてもんは、胸にしまっとく位が丁度いいんだ」で、
大捜査線というか、青島が終わったんだなぁと思いました。
大人になったというか、なんというか。
若手の情熱の方がやっぱり眩しかったです。
男性陣が良く年齢を重ねているのに比べて、すみれさんはいつまで
も美しかったですね!
「正義なんてもんは、胸にしまっとく位が丁度いいんだ」で、
大捜査線というか、青島が終わったんだなぁと思いました。
大人になったというか、なんというか。
若手の情熱の方がやっぱり眩しかったです。
男性陣が良く年齢を重ねているのに比べて、すみれさんはいつまで
も美しかったですね!
2012/10/04(木) 11:21:20 | URL | 二華 #NkOZRVVI[ 編集]
>Hiroさん
まあそれをやると前作まで同様に広げ過ぎの話になってテーマがぼけちゃうんで、今回は絞ったんでしょうね。
>二華さん
まあお台場が普通の街になったのと同じように、新しいエネルギーが熟れて来て、普遍性を獲得した結果ですね。
始まった時はこのシリーズも相当にユニークでしたもんね。
青島も中間管理職になったし、というかならないと不自然だし、シリーズの幕引きをする良い潮時という事なのでしょうね。
まあそれをやると前作まで同様に広げ過ぎの話になってテーマがぼけちゃうんで、今回は絞ったんでしょうね。
>二華さん
まあお台場が普通の街になったのと同じように、新しいエネルギーが熟れて来て、普遍性を獲得した結果ですね。
始まった時はこのシリーズも相当にユニークでしたもんね。
青島も中間管理職になったし、というかならないと不自然だし、シリーズの幕引きをする良い潮時という事なのでしょうね。
2012/10/04(木) 23:01:00 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
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そう来たか! シリーズも遂にFINALということで、とっときのネタを出してきたな!
それが『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』を観ての感想だ。
『踊る大捜査線』シリーズは
2012/09/10(月) 05:16:55 | 映画のブログ
これで本当に最後なのか~~と寂しい気持ちで、
観に行ったんですけども、
まず、予告編で『のぼうの城』と『天地明察』が面白そうで、
しかも予告編なのにちょっとうるっとして
2012/09/10(月) 22:58:23 | よくばりアンテナ
注目の映画「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」を鑑賞しました。
2012/09/11(火) 00:34:11 | FREE TIME
『踊る大捜査線』シリーズの劇場版第4弾にして最終作〜!?
2012/09/11(火) 01:03:35 | ★ Shaberiba
国際環境エネルギーサミット会場で誘拐事件が起こり、その後、被害者は射殺体で発見された。
湾岸所に捜査本部が置かれ、鳥飼 誠一(小栗旬)が管理官としてやって来る。
そんな中
2012/09/11(火) 01:48:15 | 心のままに映画の風景
「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」は1997年1月に放送された踊る大捜査線の劇場版ラスト作品で湾岸署管内で殺人事件が発生し、その殺人に使われた拳銃が警察内部で押収されていた ...
2012/09/11(火) 06:11:27 | オールマイティにコメンテート
平成24年9月8日(土)。 映画:「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」。 監 督 本広克行 脚 本 君塚良一 出 演 織田裕二 (青島俊作) 深津絵里 (恩田すみれ) 柳葉敏郎...
2012/09/11(火) 09:47:32 | ☆みぃみの日々徒然日記☆
初心と完結の意気込みが化学反応して見応えに結びついていた!
2012/09/11(火) 10:10:51 | Akira's VOICE
青島 所轄で頑張ります!公式サイト http://www.odoru.com監督: 本広克行湾岸署管内で男が誘拐されて射殺された。使用されたのは、警察が押収した拳銃。犯人は刑事の久瀬と特定された
2012/09/11(火) 10:46:45 | 風に吹かれて
製作年度 2012年
上映時間 126分
脚本 君塚良一
監督 本広克行
音楽 菅野祐悟
出演 織田裕二/柳葉敏郎/深津絵里/ユースケ・サンタマリア/伊藤淳史/小泉孝太郎/北村総一朗/小野武彦/佐戸井け
2012/09/11(火) 11:59:03 | to Heart
2012/09/07公開 日本 126分監督:本広克行出演:織田裕二、柳葉敏郎、深津絵里、ユースケ・サンタマリア、伊藤淳史、内田有紀、小泉孝太郎、北村総一朗、小野武彦、斉藤暁、佐戸井けん太...
2012/09/11(火) 14:36:53 | 新・映画鑑賞★日記・・・
----『踊る大捜査線』って前作で終わりかと思ってた。
今回、副題に『THE FINAL』が入っているってことは、今度こそ打ち止め?
「おそらくね。
これまでテレビシリーズから続いていた
“
2012/09/11(火) 22:22:34 | ラムの大通り
「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」★★★☆
織田裕二、柳葉敏郎、深津絵里、
ユースケ・サンタマリア、香取慎吾出演
本広克行監督、
126分、2012年9月7日(公開)
2012,日本,東宝
(
2012/09/13(木) 19:34:19 | soramove
踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望 監督: 本広克行 出演: 織田裕二、深津絵里、ユースケ・サンタマリア、柳葉敏郎、伊藤淳史、内田有紀、小泉孝太郎、小林すすむ、北村総一朗、
2012/09/13(木) 20:37:23 | 映画@見取り八段
ネタバレ有り。
TVシリーズ開始から15年。ついに完結です。
ハッキリ言って前作『踊る大捜査線 THE MOVIE3 ヤツらを解放せよ!』は、岡村隆史が出たり、小泉今日子が出たり、まさにオー
2012/09/14(金) 21:30:06 | 勝手に映画評
映画「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」観に行ってきました。「踊る大捜査線」の映画版4作目にしてシリーズ完結編。テレビドラマ版「踊る大捜査線 THE LAST TV サラリーマン刑事...
2012/09/15(土) 13:21:45 | タナウツネット雑記ブログ
JUGEMテーマ:邦画 
 
◆踊る大捜査線シリーズ
 
冒頭の青島俊作と恩田すみれの唐揚げ屋のシーンは
 
遂に来たかと思ったほど、ファイナルに
2012/09/15(土) 22:57:17 | こみち
まさにシリーズ集大成!
2012/09/17(月) 19:23:02 | だらだら無気力ブログ!
1997年のテレビ放送開始以来圧倒的な人気を博しこれまでに3度の劇場版公開、2本のスピンオフ映画を輩出した刑事ドラマ『踊る大捜査線』シリーズ完結編。前作「踊る大捜査線 THE MOVIE3
2012/09/20(木) 20:58:12 | パピとママ映画のblog
『踊る大捜査線 The Final―新たなる希望』をTOHOシネマズ渋谷で見ました。
(1)これまで同シリーズの3作(『踊る大捜査線 The Movie』、『踊る大捜査線The Movie2 レインボーブリッジを封鎖せ
2012/09/20(木) 21:41:12 | 映画的・絵画的・音楽的
ついに、最後ですか・・・
「オフィシャルサイト」
【ストーリー】
湾岸署管内で開催中の国際環境エネルギーサミット会場で誘拐事件が発生。
数時間後に被害者は射殺体で発見される...
2012/09/21(金) 08:49:15 | いい加減社長の映画日記
織田裕二主演の人気ドラマを映画化し、日本の実写映画興行記録を打ち立てた大ヒットシリーズ最終作。湾岸署管内で開催中の国際環境エネルギーサミット会場で誘拐事件が発生し、被 ...
2012/09/23(日) 21:30:40 | 気ままな映画生活
とうとう完結!『踊る大捜査線 FINAL 新たなる希望』。But, 「新たなる希
2012/09/24(月) 23:20:50 | 大江戸時夫の東京温度
□作品オフィシャルサイト 「踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望」□監督 本広克行 □脚本 君塚良一 □キャスト 織田裕二、深津絵里、柳葉敏郎、ユースケ・サンタマリア、小泉孝
2012/09/25(火) 12:31:54 | 京の昼寝〜♪
6年前の少女誘拐事件絡みの
殺人事件が続けて起こり、
真下新署長の息子が誘拐される...
【個人評価:★★★ (2.5P)】 (劇場鑑賞)
劇場版第4弾
15年に渡るシリーズ最終作
2012/09/30(日) 04:01:14 | cinema-days 映画な日々
いよいよファイナル?踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望の記事です。
2012/11/06(火) 22:56:59 | よしなしごと
12-77.踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望■配給:東宝■製作年・国:2012年、日本■上映時間:126分■観賞日:9月30日、TOHOシネマズ渋谷
□監督:本広克行◆織田裕二(青島
2013/01/06(日) 10:53:14 | kintyre's Diary 新館
キャスト総出演ですね〜。
残念ながら作品としてはそこまで「踊る」事はなかったのだけれど、これで最後なんだなあと思うと、それなりに感慨深くなってしまうものです。
所轄と本
2013/04/29(月) 09:27:37 | いやいやえん
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