■ お知らせ
※基本的にネタバレありです。ご注意ください。
※当ブログはリンクフリーです。内容の無断転載はお断りいたします。
※ブログ環境の相性によっては、TB・コメントのお返事が出来ない事があります。ご了承ください
※エロ・グロ・出会い系のTB及びコメントは、削除の上直ちにブログ管理会社に通報させていただきます。 また記事と無関係なTBもお断りいたします。 また、関係があってもアフェリエイト、アダルトへの誘導など不適切と判断したTBは削除いたします。
■TITLE INDEX
※タイトルインディックスを作りました。こちらからご利用ください。
■ ツイッターアカウント※基本的にネタバレありです。ご注意ください。
※当ブログはリンクフリーです。内容の無断転載はお断りいたします。
※ブログ環境の相性によっては、TB・コメントのお返事が出来ない事があります。ご了承ください
※エロ・グロ・出会い系のTB及びコメントは、削除の上直ちにブログ管理会社に通報させていただきます。 また記事と無関係なTBもお断りいたします。 また、関係があってもアフェリエイト、アダルトへの誘導など不適切と判断したTBは削除いたします。
■TITLE INDEX
※タイトルインディックスを作りました。こちらからご利用ください。
※noraneko285でつぶやいてます。ブログで書いてない映画の話なども。
※noraneko285ツイッターでつぶやいた全作品をアーカイブしています。
2013年01月18日 (金) | 編集 |
哀しみの無限ループ。
タイムトラベルが実用化された未来。
犯罪組織によって転送されてくるターゲットを始末する殺し屋・ジョーの元に、30年後の自分が送られてくる。
未来からやって来たオールド・ジョーの目的は、愛する者の死を防ぐために、この時代である人物を殺す事。
ジョーを演じるのは、「ダークナイト ライジング」など話題作に立て続けに出演し、人気・実力とも急上昇中のジョセフ・ゴードン=レヴィットで、その未来の姿であるオールド・ジョーを演じるのが、似ても似つかぬブルース・ウィリスというミスマッチが面白い。
「ターミネーター」的な奇抜なタイムパラドックスに、「ドライヴ」を思わせるアウトローの純情をミックス。
どこか80年代B級SFの香り漂うチープな映像も個人的にはツボで、なかなかに楽しめる時間SFの佳作である。
西暦2044年のカンザス。
この時代には、更に30年後の未来から、犯罪組織が証拠を残さず抹殺したいターゲットを、タイムマシンを使って送り込んでいる。
ジョー(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、ターゲットの処刑と証拠隠滅を任務とする“ルーパー”と呼ばれるプロフェッショナルだ。
ところがある日、彼の元に送られて来たのは30年後の老いた自分で、一瞬躊躇した隙に逃走されてしまう。
任務に失敗すれば自分も殺される事から、ジョーは消えたオールド・ジョー(ブルース・ウィリス)を追い始める。
オールド・ジョーの目的は、愛する妻が未来の暗黒街を支配する邪悪な犯罪王、“レイン・メーカー”の手下に殺された事から、この時代に遡って彼を殺し、未来を変える事だった・・・
タイムマシンで送られて来た暗殺ターゲットは、自分自身だった・・・というアイディアは、藤子・F先生のSF短編辺りにありそうな話だが、そこからの展開は予想外。
予告編の印象から、てっきり何かの手違いで未来の自分が送られて来たのかと思っていたのだが、このルーパーという職業、“最後に自分を殺す”事が宿命付けられているのだ。
未来の自分を殺し、時間のループを閉じるとルーパーを引退、たっぷり金をもらって30年間の余命を楽しむ。
もしも未来の自分を逃がしたら、それは契約不履行となってしまい、組織によって消される事になる。
今さえ良ければ遠い未来の事なんてどうでも良いという、究極の刹那主義人生と言えるかもしれない。
ジョーもまたそう考え、悪の道にどっぷり浸かって生きているのだが、先のことはわからないもの。
ルーパー引退後の30年間で、すっかり真人間となってしまったオールド・ジョーが、未来の世界で犯罪王となる男を殺すために、自分からタイムマシンに入って現代にやってくる。
まあ、要するに「ターミネーター」なのだが、例によってタイムパラドックスは考え始めると矛盾点だらけ。
タイムトラベルの仕組みをヤング・ジョーに問われたオールド・ジョーが、「タイムトラベルに関しては複雑過ぎるんで喋りたくない!」と予防線を張ってしまうのは笑ってしまったが、全体にロジックに関しては勢いで押し流してしまっている印象だ。
映画は先ず現在、すなわち2044年のヤング・ジョーの世界を詳細に描く。
どうやらこの時代のアメリカはかなり退廃し、未来からやって来た犯罪組織が街を牛耳って、流れ者の若いアウトローたちを雇い入れ、ルーパーに仕立て上げて未来の敵を消させている様だ。
それぞれのルーパーは、指定の場所に現れるターゲットをラッパ銃と呼ばれるショットガンの様な武器で射殺し、その代わりにターゲットの体にくくりつけられた銀の延板を報酬として得る。
顔色一つ変えずに無慈悲に哀れなターゲットを抹殺し、酒とドラッグと女で散財するヤング・ジョーの毎日を描く前半は、典型的な犯罪映画のスタイルである。
ところが、オールド・ジョーが現れ、彼の目的が明らかになると、映画はガラリとムードを変えるのだ。
状況を描く前半に対して、感情を描く後半と言って良いかもしれない。
レイン・メーカーになる可能性のある子供は三人おり、オールド・ジョーは確実に未来を変えるために全員を殺そうとするはず。
彼を捕まえない限り、自分の命が危ないヤング・ジョーは、唯一所在の分かった三人目の子供の所に向かう。
そこは、まるで「フィールド・オブ・ドリームズ」に出てきた様な、広大なトウモロコシ畑に囲まれた農家。
ジョーはその家で、“サラ”という「ターミネーター」のヒロインと同じ名を持つシングルマザーと、彼女の息子・シドとの奇妙な同居生活を始め、何時しか三人は擬似家族の様になってゆく。
キーワードになるのは“母性”だ。
母親に捨てられた記憶を持つジョーは、何時しかサラに対して恋心と母なる存在への憧れという二つの感情をおぼえる事になるが、対するオールド・ジョーは、未来で自分を変えてくれた妻に対して、やはり同様の想いを抱いている。
孤独な無法者である二人のジョーは、絶対に叶わないと思っていた愛という儚い夢を、全く異なる未来に見ており、彼らのループが連続する事はもはや無い。
同時に、ヤング・ジョーは母を失った結果、悪の道へと転がり落ちた自分の過去を、幼いシドの未来にも見ているのである。
矛盾するループを閉じ、愛する者たちを破滅から救うためにはどうすれば良いか。
ここでヤング・ジョーのとる驚くべき解決策は、なるほどタイム・パラドックスSFのオチのつけ方としては斬新だが、同時に過去に作られた多くのアウトロー・ムービーの系譜においては王道であるとも言える。
複雑な世界観などは、ヤング・ジョーのモノローグなども駆使して饒舌に語る一方、登場人物の感情に関しては、極力説明性を排して映像で物語ろうとしており、それがある種の叙情性に繋がっているのも面白い。
切ない恋に落ちたアウトローは、いつだって哀愁と共に記憶の彼方に去ってゆくのである。
今回は、個性的な映画にあわせて、強めの酒を。
テキーラの銘柄サウザの「コンメモラティボ」をチョイス。
“記念”を意味する名は、サウザ社の創立90周年にあわせて出荷されたためで、ホワイトオークの樽で長期熟成され、比較的マイルドな味わいを持つ。
カクテルベースにしても良いが、ストレートでも十分楽しめるクオリティだ。
記事が気に入ったらクリックしてね

こちらもお願い
タイムトラベルが実用化された未来。
犯罪組織によって転送されてくるターゲットを始末する殺し屋・ジョーの元に、30年後の自分が送られてくる。
未来からやって来たオールド・ジョーの目的は、愛する者の死を防ぐために、この時代である人物を殺す事。
ジョーを演じるのは、「ダークナイト ライジング」など話題作に立て続けに出演し、人気・実力とも急上昇中のジョセフ・ゴードン=レヴィットで、その未来の姿であるオールド・ジョーを演じるのが、似ても似つかぬブルース・ウィリスというミスマッチが面白い。
「ターミネーター」的な奇抜なタイムパラドックスに、「ドライヴ」を思わせるアウトローの純情をミックス。
どこか80年代B級SFの香り漂うチープな映像も個人的にはツボで、なかなかに楽しめる時間SFの佳作である。
西暦2044年のカンザス。
この時代には、更に30年後の未来から、犯罪組織が証拠を残さず抹殺したいターゲットを、タイムマシンを使って送り込んでいる。
ジョー(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)は、ターゲットの処刑と証拠隠滅を任務とする“ルーパー”と呼ばれるプロフェッショナルだ。
ところがある日、彼の元に送られて来たのは30年後の老いた自分で、一瞬躊躇した隙に逃走されてしまう。
任務に失敗すれば自分も殺される事から、ジョーは消えたオールド・ジョー(ブルース・ウィリス)を追い始める。
オールド・ジョーの目的は、愛する妻が未来の暗黒街を支配する邪悪な犯罪王、“レイン・メーカー”の手下に殺された事から、この時代に遡って彼を殺し、未来を変える事だった・・・
タイムマシンで送られて来た暗殺ターゲットは、自分自身だった・・・というアイディアは、藤子・F先生のSF短編辺りにありそうな話だが、そこからの展開は予想外。
予告編の印象から、てっきり何かの手違いで未来の自分が送られて来たのかと思っていたのだが、このルーパーという職業、“最後に自分を殺す”事が宿命付けられているのだ。
未来の自分を殺し、時間のループを閉じるとルーパーを引退、たっぷり金をもらって30年間の余命を楽しむ。
もしも未来の自分を逃がしたら、それは契約不履行となってしまい、組織によって消される事になる。
今さえ良ければ遠い未来の事なんてどうでも良いという、究極の刹那主義人生と言えるかもしれない。
ジョーもまたそう考え、悪の道にどっぷり浸かって生きているのだが、先のことはわからないもの。
ルーパー引退後の30年間で、すっかり真人間となってしまったオールド・ジョーが、未来の世界で犯罪王となる男を殺すために、自分からタイムマシンに入って現代にやってくる。
まあ、要するに「ターミネーター」なのだが、例によってタイムパラドックスは考え始めると矛盾点だらけ。
タイムトラベルの仕組みをヤング・ジョーに問われたオールド・ジョーが、「タイムトラベルに関しては複雑過ぎるんで喋りたくない!」と予防線を張ってしまうのは笑ってしまったが、全体にロジックに関しては勢いで押し流してしまっている印象だ。
映画は先ず現在、すなわち2044年のヤング・ジョーの世界を詳細に描く。
どうやらこの時代のアメリカはかなり退廃し、未来からやって来た犯罪組織が街を牛耳って、流れ者の若いアウトローたちを雇い入れ、ルーパーに仕立て上げて未来の敵を消させている様だ。
それぞれのルーパーは、指定の場所に現れるターゲットをラッパ銃と呼ばれるショットガンの様な武器で射殺し、その代わりにターゲットの体にくくりつけられた銀の延板を報酬として得る。
顔色一つ変えずに無慈悲に哀れなターゲットを抹殺し、酒とドラッグと女で散財するヤング・ジョーの毎日を描く前半は、典型的な犯罪映画のスタイルである。
ところが、オールド・ジョーが現れ、彼の目的が明らかになると、映画はガラリとムードを変えるのだ。
状況を描く前半に対して、感情を描く後半と言って良いかもしれない。
レイン・メーカーになる可能性のある子供は三人おり、オールド・ジョーは確実に未来を変えるために全員を殺そうとするはず。
彼を捕まえない限り、自分の命が危ないヤング・ジョーは、唯一所在の分かった三人目の子供の所に向かう。
そこは、まるで「フィールド・オブ・ドリームズ」に出てきた様な、広大なトウモロコシ畑に囲まれた農家。
ジョーはその家で、“サラ”という「ターミネーター」のヒロインと同じ名を持つシングルマザーと、彼女の息子・シドとの奇妙な同居生活を始め、何時しか三人は擬似家族の様になってゆく。
キーワードになるのは“母性”だ。
母親に捨てられた記憶を持つジョーは、何時しかサラに対して恋心と母なる存在への憧れという二つの感情をおぼえる事になるが、対するオールド・ジョーは、未来で自分を変えてくれた妻に対して、やはり同様の想いを抱いている。
孤独な無法者である二人のジョーは、絶対に叶わないと思っていた愛という儚い夢を、全く異なる未来に見ており、彼らのループが連続する事はもはや無い。
同時に、ヤング・ジョーは母を失った結果、悪の道へと転がり落ちた自分の過去を、幼いシドの未来にも見ているのである。
矛盾するループを閉じ、愛する者たちを破滅から救うためにはどうすれば良いか。
ここでヤング・ジョーのとる驚くべき解決策は、なるほどタイム・パラドックスSFのオチのつけ方としては斬新だが、同時に過去に作られた多くのアウトロー・ムービーの系譜においては王道であるとも言える。
複雑な世界観などは、ヤング・ジョーのモノローグなども駆使して饒舌に語る一方、登場人物の感情に関しては、極力説明性を排して映像で物語ろうとしており、それがある種の叙情性に繋がっているのも面白い。
切ない恋に落ちたアウトローは、いつだって哀愁と共に記憶の彼方に去ってゆくのである。
今回は、個性的な映画にあわせて、強めの酒を。
テキーラの銘柄サウザの「コンメモラティボ」をチョイス。
“記念”を意味する名は、サウザ社の創立90周年にあわせて出荷されたためで、ホワイトオークの樽で長期熟成され、比較的マイルドな味わいを持つ。
カクテルベースにしても良いが、ストレートでも十分楽しめるクオリティだ。

記事が気に入ったらクリックしてね

こちらもお願い
![]() サウザ コンメモラティボ 700ml 40度 Sauza Conmemorativoサウザ コンメモラティボ 700ml 40度 ... |
スポンサーサイト
この記事へのコメント
ノラネコさん☆
わりと勢いで最後までいって、ああ面白かった~と思いつつ、眉毛が気になって(笑)どっぷりその世界観にのめり込めなかったかんじもありました。
現実ではないので、矛盾があってもSFなんだから許せても良かったのですけど、なんだか引っかかってしまいました。
わりと勢いで最後までいって、ああ面白かった~と思いつつ、眉毛が気になって(笑)どっぷりその世界観にのめり込めなかったかんじもありました。
現実ではないので、矛盾があってもSFなんだから許せても良かったのですけど、なんだか引っかかってしまいました。
ノラネコさんこんばんわ♪TB&コメント有難うございました♪
そいえば今更ながらに思う所ですが、2044年という現代から30年後な設定でもあるのに、その未来風景はホント80年代を思わせるレトロさも醸し出していて、逆行してるかのような雰囲気もどこか面白かった気がしますね。・・ついでに言っちゃうとタイムマシンのデザインもちょっと無骨でしたし^^;
自分はヤング・ジョーの最後の決断には結構驚いてしまいましたが、やっぱりそれってアウトロー作品の類を見慣れていない故の新鮮さだったのかな~・・と(汗)。でも確かに無法者共の落とし前はああいうやり方が多そうですw
そいえば今更ながらに思う所ですが、2044年という現代から30年後な設定でもあるのに、その未来風景はホント80年代を思わせるレトロさも醸し出していて、逆行してるかのような雰囲気もどこか面白かった気がしますね。・・ついでに言っちゃうとタイムマシンのデザインもちょっと無骨でしたし^^;
自分はヤング・ジョーの最後の決断には結構驚いてしまいましたが、やっぱりそれってアウトロー作品の類を見慣れていない故の新鮮さだったのかな~・・と(汗)。でも確かに無法者共の落とし前はああいうやり方が多そうですw
こんにちは。
予想外な展開に変ってから、ストーリーとその結末には斬新さとか奥深さを感じつつも、むりやり方向転換させられた感が抜き切らず・・といった感じもあってどうも感想が定まりません。
雑念がなければもっと面白く思ったかと思うと、予告編が少し恨めしいです(^^;
予想外な展開に変ってから、ストーリーとその結末には斬新さとか奥深さを感じつつも、むりやり方向転換させられた感が抜き切らず・・といった感じもあってどうも感想が定まりません。
雑念がなければもっと面白く思ったかと思うと、予告編が少し恨めしいです(^^;
>ノルウェーまだ~むさん
SF設定は結構荒っぽいので、一度気になりはじめるとずっと引っかかるかもね~。
そもそもなんでループを閉じる必要があるのかとか(笑
私は後半が好きでした。
>メビウスさん
自己犠牲はアウトローの基本ですけど、あそこまで直接的な行動は珍しい。
やっぱりエッ!と思いましたよ。
まああれも後から考えると色々矛盾するんですけど、あの瞬間はなるほどと思わされました。
>たいむさん
二つの別々の映画を合体させたような感覚はありますね。
2044年じゃなければもう少し整合性があったのかな。
予告編とは全然イメージの違う映画でした。
SF設定は結構荒っぽいので、一度気になりはじめるとずっと引っかかるかもね~。
そもそもなんでループを閉じる必要があるのかとか(笑
私は後半が好きでした。
>メビウスさん
自己犠牲はアウトローの基本ですけど、あそこまで直接的な行動は珍しい。
やっぱりエッ!と思いましたよ。
まああれも後から考えると色々矛盾するんですけど、あの瞬間はなるほどと思わされました。
>たいむさん
二つの別々の映画を合体させたような感覚はありますね。
2044年じゃなければもう少し整合性があったのかな。
予告編とは全然イメージの違う映画でした。
「タイムトラベルに関しては複雑過ぎるんで喋りたくない!」。
この台詞には、やはり笑ってしまいました。
ノラネコさんが拙ブログに書いていただいたコメントで、
そうか、これ後半、西部劇だと…。
まるで『シェーン』ですね。
だから、抒情性が漂っていたのかと…。
ただ、息子はあんなに可愛くないけど。
この台詞には、やはり笑ってしまいました。
ノラネコさんが拙ブログに書いていただいたコメントで、
そうか、これ後半、西部劇だと…。
まるで『シェーン』ですね。
だから、抒情性が漂っていたのかと…。
ただ、息子はあんなに可愛くないけど。
>えいさん
私はこの手のアウトローの哀愁物に弱いんです。
前半のSFネタの部分は面白くはあったものの、それほど絶賛されるほどでもないなあという感じだったのですが、舞台がコーンフィールドに移る辺りから引き込まれました。
子供の描写はちょっと「童夢」ぽくもありましたね。
私はこの手のアウトローの哀愁物に弱いんです。
前半のSFネタの部分は面白くはあったものの、それほど絶賛されるほどでもないなあという感じだったのですが、舞台がコーンフィールドに移る辺りから引き込まれました。
子供の描写はちょっと「童夢」ぽくもありましたね。
2013/01/21(月) 23:23:31 | URL | ノラネコ #xHucOE.I[ 編集]
こんばんわ♪
普段あまりSF作品って見ないせいか、矛盾点などはあまり気になりませんでした。
刹那的人生のLOOPERという存在がおもしろいなと思ったのですが、後半は別の話になってビックリ!
でも、後半部分の全く近未来っぽくない土地で展開する感じが好きでした♪
普段あまりSF作品って見ないせいか、矛盾点などはあまり気になりませんでした。
刹那的人生のLOOPERという存在がおもしろいなと思ったのですが、後半は別の話になってビックリ!
でも、後半部分の全く近未来っぽくない土地で展開する感じが好きでした♪
TB、ありがとうございました。
刹那的な考えでルーパーをやっていたヤングジョーが、
自分自身の将来であるオールドジョーを見ての最期の決断。
あそこでああする事で未来の自分は愛しい人の死を経験したり、無駄な殺生に苦しむ事も無くなったと考えればハッピーエンドなのですよね、きっと。
しっとりバーで濃いアルコール片手に☆が似合う作品かと思います。
面白かったです♪。
刹那的な考えでルーパーをやっていたヤングジョーが、
自分自身の将来であるオールドジョーを見ての最期の決断。
あそこでああする事で未来の自分は愛しい人の死を経験したり、無駄な殺生に苦しむ事も無くなったと考えればハッピーエンドなのですよね、きっと。
しっとりバーで濃いアルコール片手に☆が似合う作品かと思います。
面白かったです♪。
こんばんは、遅れました。
これは好きです〜。
タイムパラドックスとか気にしてたら楽しめませんね。
意外な展開になるのも良かったです。
これは好きです〜。
タイムパラドックスとか気にしてたら楽しめませんね。
意外な展開になるのも良かったです。
なるほど、この記事読んで、色々合点がいきました!
「童夢」ですか、私は「アキラ」でした。
下水道のとことか、スピーダーバイクとか、いずれにせよ大友の影響は感じられましたね~。
この監督、同世代だから、見た映画とか一緒かも。
サラがシドのことを、「モンキー」と読んでましたが、これってまさか、「12モンキーズ」からじゃないですよね~。
「童夢」ですか、私は「アキラ」でした。
下水道のとことか、スピーダーバイクとか、いずれにせよ大友の影響は感じられましたね~。
この監督、同世代だから、見た映画とか一緒かも。
サラがシドのことを、「モンキー」と読んでましたが、これってまさか、「12モンキーズ」からじゃないですよね~。
>maru♪さん
うん、前半と後半の二部構成でしたね。
コーンフィールドは全く未来っぽくはないのですけど、色々な映画的記憶を刺激され、良い舞台設定だと思いました。
>みいみさん
人生の価値を何に見出すか。
最終的にジョーは愛する女を救い、もう一人の自分に未来を見出したのでしょう。
自己犠牲によって愛を活かす、アウトローの定番ですね。
>migさん
タイム・パラドックスを完璧に解くのは不可能な訳で、いかに嘘を本当に見せるかに色々な映画が腐心するワケですが、これは「しゃべりたくない」で終わらせていたのがある意味斬新でした(笑
>aq99さん
「AKIRA」っぽくもありました。
大友監督のアニメ版はアメリカで絶大な人気を誇るので、色々と影響された作家や作品は多いですね。
ハリウッド版映画化はなかなか進まないみたいですけど。
うん、前半と後半の二部構成でしたね。
コーンフィールドは全く未来っぽくはないのですけど、色々な映画的記憶を刺激され、良い舞台設定だと思いました。
>みいみさん
人生の価値を何に見出すか。
最終的にジョーは愛する女を救い、もう一人の自分に未来を見出したのでしょう。
自己犠牲によって愛を活かす、アウトローの定番ですね。
>migさん
タイム・パラドックスを完璧に解くのは不可能な訳で、いかに嘘を本当に見せるかに色々な映画が腐心するワケですが、これは「しゃべりたくない」で終わらせていたのがある意味斬新でした(笑
>aq99さん
「AKIRA」っぽくもありました。
大友監督のアニメ版はアメリカで絶大な人気を誇るので、色々と影響された作家や作品は多いですね。
ハリウッド版映画化はなかなか進まないみたいですけど。
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
<LOOPER ルーパー を観て来ました>
原題:Looper
製作:2012年アメリカ
人気ブログランキングへ
なんだか観た人の満足度がものすごく高い作品で、気になっていました。
主演は
2013/01/18(金) 23:45:49 | ★紅茶屋ロンド★
未来からタイムマシンで送られて来る
標的を消す“ルーパー”と呼ばれる殺し屋。
彼の元へ送られて来たのは、30年後の自分だった...
【個人評価:★★★ (3.0P)】 (劇場鑑賞)
...
2013/01/19(土) 01:56:19 | cinema-days 映画な日々
2072年。 タイムトラベルは禁止されているが、闇の世界では大活躍していた。 犯罪組織は消したい人物を30年前に送り込み、“ルーパー”と呼ばれる請負人に殺させて証拠隠滅を図って...
2013/01/19(土) 09:32:45 | 象のロケット
未来は明るくあるべき!
2013/01/19(土) 10:30:06 | Akira's VOICE
ブルース・ウィリスって、ここんとこ作品が続くなぁ・・・
「オフィシャルサイト」
【ストーリー】
タイトラベルが可能となった未来、犯罪組織は法によって禁じられたタイムマシン
2013/01/19(土) 16:24:14 | いい加減社長の映画日記
愛は未来を救う公式サイト http://looper.gaga.ne.jp1月12日公開監督・脚本: ライアン・ジョンソン 「BRICK ブリック」タイムマシンが開発されたが、その使用が禁じられた近
2013/01/19(土) 16:34:37 | 風に吹かれて
ブルース・ウィリスの演技を繰り返し見て観察したに違いない。
彼の仕草をまんまコピーしたジョセフ・ゴードン=レヴィットの仕事は賞賛に値する。
無理やり黒く描いてしまった眉
2013/01/19(土) 18:13:05 | ノルウェー暮らし・イン・原宿
任務:未来から来る犯罪者を消せ
標的:30年後の自分
原題 LOOPER
製作年度 2012年
上映時間 118分
監督 ライアン・ジョンソン
出演 ジョセフ・ゴードン=レヴィット/ブルース・ウィリス/エ
2013/01/19(土) 18:58:10 | to Heart
Looper -Ltd-今の自分と未来の自分が出会う前代未聞のSFタイムトラベルの秀作「LOOPER/ルーパー」。最大の見所は無気力な主人公の心の成長だった。近未来。開発されたタイムマシンの ...
2013/01/19(土) 20:12:44 | 映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子の映画評
面白かったものの、ちょっとイマイチ。
2013/01/20(日) 00:16:37 | だらだら無気力ブログ!
【監督】ライアン・ジョンソン
【出演】ブルース・ウィリス/ジョセフ・ゴードン=レビット/エミリー・ブラント/ポール・ダノ/ノア・セガン/ジェフ・ダニエルズ
【公開日】2013年...
2013/01/20(日) 00:26:14 | シネマをぶった斬りっ!!
注・内容、重要なプロット、結末に触れています。物語・2044年。未来(2074年)から転送されてくるターゲットを始末する殺し屋のジョーの前に、30年後の自分自身が送られてきたことから始...
2013/01/20(日) 01:12:31 | 映画雑記・COLOR of CINEMA
どうも鉄星です。
今日ようやく「LOOPER」(Wikipedia)観てきました。
先に観ていた沢山人の感想はこちら↓
LOOPER(ルーパー)は魔法少女まどか☆マギカにテーマーがそっくりだ。 ...
2013/01/20(日) 08:30:08 | ミニガミッツのマンチカン
ランキングクリックしてね ←please click
今年のトロント映画祭でオープニング上映!
ジョセフ・ゴードン=レヴィットとブルース・ウィリスが同一人物ということでも話題
未
2013/01/20(日) 10:37:31 | 我想一個人映画美的女人blog
←海外版のほうがカッコいい
【LOOPER】 2013/01/12公開 アメリカ PG12 118分監督:ライアン・ジョンソン出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット、ブルース・ウィリス、エミリー・ブラン...
2013/01/20(日) 15:43:43 | 新・映画鑑賞★日記・・・
(原題:Looper)
---- 2013年最初の映画は『LOOPER/ルーパー』。
これってスゴい話題作。
ずいぶん前に観たのに、
なぜいまごろ?
「うん。
正直言うと、
途中でどうなっているのか
頭が混乱
2013/01/20(日) 23:34:40 | ラムの大通り
LOOPER
2044年、アメリカ。そこから30年後の未来ではタイムマシンが開発され、消
したい人物を過去へ 「転送」 する犯罪に悪用されていた。殺人を請け負うの
は、「ルーパー」
2013/01/21(月) 21:52:50 | 真紅のthinkingdays
'12.12.17 『LOOPER』(試写会)@なかのZEROホール
これは見たかった! ジョゼフ・ゴードン=レヴィット好きとしては、当然でしょと思うけど、いくら好きな俳優が出てても、見たいと思う作品じ...
2013/01/22(火) 00:10:40 | ・*・ etoile ・*・
事実上、殺人が不可能になっていた2074年の世界では、犯罪組織が違法なタイムマシンで2044年に送り込み、“ルーパー”と呼ばれる殺し屋に処刑させていた。
経済破綻し社会も腐敗した2...
2013/01/22(火) 00:36:50 | 心のままに映画の風景
って、観た人には完全ネタバレ!?
なんだけど、そうでない人には全く、なので平然とこのまんま突き進む当ブログ(笑)
主人公は、 ジョセフ・ゴードン・レヴィット = ブルース・
2013/01/22(火) 03:38:34 | 日々 是 変化ナリ 〜 DAYS OF STRUGGLE 〜
平成25年1月16日(水)。 映画:「LOOPER/ルーパー」。 監督・脚本:ライアン・ジョンソン キ ャス ト:ブルース・ウィリス (Old Joe) ジョセフ・ゴードン
2013/01/22(火) 10:42:08 | ☆みぃみの日々徒然日記☆
映画「LOOPER/ルーパー」観に行ってきました。タイムトラベルが可能になった近未来の世界を描く、「ダイ・ハード」シリーズのブルース・ウィリス、および「インセプション」...
2013/01/23(水) 19:44:03 | タナウツネット雑記ブログ
★★★☆ 製作:2012年米国 上映時間:118分 監督:ライアン・ジョンソン 30年後の未来では、システムの発展により死体を隠すことが出来なくなるという。そこで未来の悪党た
2013/01/25(金) 09:52:41 | ケントのたそがれ劇場
アメリカ
アクション&SF
監督:ライアン・ジョンソン
出演:ジョセフ・ゴードン=レヴィット
ブルース・ウィリス
エミリー・ブラント
...
2013/01/25(金) 10:05:51 | 風情♪の不安多事な冒険 Part.5
ネタバレありなので注意
お〜、人はこうして薄毛になっていき、ついにはハゲるのか!
昨年夏、一年ぶりに会った友人の毛が薄くなってて、かわいそやなと思ったけど、最近、自分も髪...
2013/01/25(金) 19:51:14 | 『パパ、だ〜いスキ』と言われたパパの映画日記
映画『LOOPER ルーパー』は、タイムトラベルものSFの正統派にして異端。ハー
2013/01/31(木) 22:58:40 | 大江戸時夫の東京温度
『LOOPER/ルーパー』を渋谷東急で見ました。
(1)評判のSF物ということで映画館に足を運びました。
物語の主人公・ジョー(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)は、30年後の「未来」(...
2013/02/04(月) 21:40:33 | 映画的・絵画的・音楽的
タイムトラベルものというだけで見に行きました。
感想は、悪くないです。公式サイトや劇場で見た予告などに、マトリックス以来の衝撃作のようなフレーズを見かけますが、それは
2013/02/05(火) 10:34:27 | David the smart ass
【=9】 東京では成人式並みに積雪すると言われていたが、たいしたことなかった、よかったよ〜。
ところで今住んでいる部屋には、歩いて行こうと思えば行ける距離に、波乗りが出来る...
2013/02/07(木) 11:33:54 | 労組書記長(←元)社労士 ビール片手にうろうろと〜
12日のことですが、 映画「LOOPER/ルーパー」を鑑賞しました。
未来からタイムマシンで送られてきた標的を消す“ルーパー”と呼ばれる殺し屋のジョー
ある日、ジョーのもとへ送られて
2013/02/11(月) 22:18:01 | 笑う社会人の生活
13-6.LOOPER/ルーパー■原題:Looper■製作年、国:2012年、アメリカ■上映時間:118分■観賞日:1月26日、TOHOシネマズ六本木ヒルズ(六本木)■料金:1,800円
□監督・
2013/05/28(火) 23:28:47 | kintyre's Diary 新館
ブルース・ウィリスとジョセフ・ゴードン=レヴィットが年代の違う同じ男性を演じる。
ハゲてく過程をみせていくのが斬新www ヤングとオールドのジョーが二人して巨悪に立ち向か...
2013/07/12(金) 09:32:42 | いやいやえん
現在の自分VS未来の自分[E:sign03] タイムマシンで送られてきた人物を消
2013/07/19(金) 00:04:25 | ジョニー・タピア Cinemas ~たぴあの映画レビューと子育て
LOOPER
2012年
アメリカ
118分
アクション/SF
PG12
劇場公開(2013/01/12)
監督:ライアン・ジョンソン
製作総指揮:ジョセフ・ゴードン=レヴィット
脚本:ライアン・ジョンソ
2013/08/02(金) 01:32:19 | 銀幕大帝α
1 : 名無シネマ@上映中 : 2012/11/08(木) 16:17:51.64 ID:1338oHHx2013年1月12日(土)公開監督・脚本 ライアン・ジョンソン出演 ジョゼフ・ゴードン=レヴィット ブルース・ウィリス エミリー ...
2014/06/19(木) 14:47:41 | 映画大好きだった^^まとめ
| ホーム |